JP2022178926A - 音響機器のヒートシンク構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造が容易な構成で放熱フィンの共振を抑制するヒートシンク構造を提供する。【解決手段】音響機器に用いられるヒートシンク構造が、ベース部と、前記ベース部の所定面に、当該所定面と直交する第一方向へ立設された板状の放熱フィンであって、前記第一方向と直交する第二方向に並設された複数の前記放熱フィンと、を備え、前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、前記ベース部に対する側面の傾きを前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で異ならせた。【選択図】図2
Description
本発明は、音響機器のヒートシンク構造に関する。
オーディオ機器は、使用時にパワーICやレギュレータ等の電子部品から熱が生じるため、これらの部品に直接、或いはこれらの部品を収容する筐体にヒートシンクが設けられることがある。このヒートシンクは、例えば広い表面積を持つように複数の放熱フィンが並設され、これらの放熱フィンから外気へ熱を放出する。このように、放熱フィンが並設されたヒートシンクをオーディオ機器に設けた場合、これらの放熱フィンが音叉のように固有の周波数で共振して振動することがあり、この振動が音響信号を扱う回路に伝わると、当該回路を構成する電子部品や配線材等の要素を振動させる。その結果、これら要素における接触抵抗や誘導電圧等が変化し、音響信号にノイズが加わることや、音響信号が歪むことがあり、音質低下の要因となる。
特許文献1には、複数のフィンのそれぞれ異なる位置にリブを形成することにより、同じ固有振動数のフィンをなくし、共振を抑制することが記載されている。
特許文献1のように、複数のフィンのそれぞれにリブを形成することで、フィンの幅を部分的に異ならせる、即ちリブの部分が幅方向に突出した構成とすると、各フィンの形状が複雑化し、例えば鋳造によってヒートシンクを製造することが難しくなり、製造上の制約が生じてしまうという問題があった。
本発明の目的は、製造が容易な構成で放熱フィンの共振を抑制するヒートシンク構造を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る音響機器のヒートシンク構造は、
音響機器に用いられるヒートシンク構造であって、
ベース部と、
前記ベース部の所定面に、当該所定面と直交する第一方向へ立設された板状の放熱フィンであって、前記第一方向と直交する第二方向に並設された複数の前記放熱フィンと、
を備え、
前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、前記ベース部に対する側面の傾きを前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で異ならせた。
音響機器に用いられるヒートシンク構造であって、
ベース部と、
前記ベース部の所定面に、当該所定面と直交する第一方向へ立設された板状の放熱フィンであって、前記第一方向と直交する第二方向に並設された複数の前記放熱フィンと、
を備え、
前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、前記ベース部に対する側面の傾きを前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で異ならせた。
本発明によれば、製造が容易な構成で放熱フィンの共振を抑制するヒートシンク構造を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るヒートシンク構造を適用した筐体の外観斜視図、図2は、図1のA-A線における断面図、図3は、本実施形態に係るヒートシンク構造を示す平面図である。図1~図3において、X軸は幅方向、Y軸は高さ方向、Z軸は前後方向を示している。これらの方向は説明の便宜上示すものであり、本実施形態の板材構造は、図に示す方向に配置されることに限定されるものではない。
本実施形態に係るヒートシンク構造1は、オーディオアンプ100に適用される。具体的には、図1に示すように、ヒートシンク構造1が、オーディオアンプ100における筐体110に設けられている。ヒートシンク構造1は、ベース部10と、このベース部10に立設された複数の放熱フィン20とを備える。
ベース部10は、筐体110の一部を構成し、X-Z方向に延設された概ね板状の部材であり、筐体110の内側に位置する下面11と、この下面11と平行な上面12とを有し、上面(所定面)12上に放熱フィン20が設けられている。
放熱フィン20は、ベース部10の上面12に、この上面12と直交する第一方向(Y方向)へ立設された板状の部材であって、第一方向と直交する第二方向(X方向)に複数並設されている。
本実施形態のヒートシンク構造1は、アルミ又はアルミ合金からなる鋳造品(ダイキャスト製品)であり、鋳型を用いてベース部10及び放熱フィン20を一体に鋳造することにより得られる。例えば、ヒートシンク構造1は、型合わせされた上型及び下型を上下方向に配置し、この上型と下型の間に形成される空間内に、アルミ合金の溶湯を注入することによって製造される。この場合、鋳造されたヒートシンク構造1は、金型からY方向に抜き出されるので、この方向に応じて抜き勾配が設けられている。図2の例では、ヒートシンク構造1の各放熱フィン20において、ベース部10側の基端部21の幅W1よりも先端部22側の幅W2が狭く形成されている。換言すると、各放熱フィン20のX-Y断面において、各放熱フィンのX方向に対向する側面のうち一方を第一側面23、他方を第二側面24とした場合、これら第一側面23及び第二側面24が、基端部21から先端部22へ向かうに連れて、その間隔(放熱フィンの幅)が狭まるようにベース部の上面12に対して傾斜している。このように、各放熱フィン20は、先細り形状となっていることで上型から抜けるように形成されている。
また、ヒートシンク構造1は、図2に示すように、Y方向に隣接する放熱フィン20同士の抜き勾配を異ならせている。
図2では、放熱フィン20の一つを放熱フィン20A、この放熱フィン20Aと隣接する放熱フィン20の一つを放熱フィン20Bとして示した。
図2の例では、放熱フィン20Aにおける第一側面23のベース部上面12に対する傾きθLは88°、即ちY軸に対する第一側面23の傾きは2度となっている。また、放熱
フィン20Aにおける第二側面24のベース部上面12に対する傾きθRは86°、即ちY軸に対する第二側面24の傾きは4度となっている。
フィン20Aにおける第二側面24のベース部上面12に対する傾きθRは86°、即ちY軸に対する第二側面24の傾きは4度となっている。
一方、放熱フィン20Bにおける第一側面23のベース部上面12に対する傾きθLは86°、即ちY軸に対する第一側面23の傾きは4度となっている。また、放熱フィン20Bにおける第二側面24のベース部上面12に対する傾きθRは88°、即ちY軸に対する第二側面24の傾きは2度となっている。
このように放熱フィン20Aにおける第一側面23の傾きθL及び第二側面24の傾きθRは、放熱フィン20Bにおける第一側面23の傾きθL及び第二側面24の傾きθRと反転している。即ち、放熱フィン20Aの断面形状と放熱フィン20Bの断面形状はY軸に対して対称(左右対称)に形成されている。
また、放熱フィン20Bと隣接する放熱フィン20Cは、第一側面23のベース部上面12に対する傾きθLが88°、第二側面24のベース部上面12に対する傾きθRが86°となっている。このため放熱フィン20Bにおける第一側面23の傾きθL及び第二側面24の傾きθRは、放熱フィン20Cにおける第一側面23の傾きθL及び第二側面24の傾きθRと反転している。なお、図2では、同じ高さで並ぶ放熱フィン20A~20Cを三つ示したが、四つ以上並設し、同様に第一側面23の傾きθL及び第二側面24の傾きθRを隣接する放熱フィン20同士で反転させ、放熱フィン20Aと同様の断面形状と、放熱フィン20Bと同様の断面形状とを互い違いに設けてもよい。このように、本実施形態のヒートシンク構造1は、隣接する放熱フィン20の抜き勾配を変え、断面形状を互いに異ならせることで隣接する放熱フィン20同士の共振を抑制している。
また、放熱フィン20Aは、第一側面23とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RLが1mm、第二側面24とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RRが2mmとなっている。一方、放熱フィン20Bは、第一側面23とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RLが2mm、第二側面24とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RRが1mmとなっている。
このように放熱フィン20Aの基端部における接続部分の曲率半径RL,RRが、放熱フィン20Bの基端部における接続部分の曲率半径RL,RRと反転している。
また、放熱フィン20Bと隣接する放熱フィン20Cは、第一側面23とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RLが1mm、第二側面24とベース部10の上面12との接続部分の曲率半径RRが2mmとなっている。このため放熱フィン20Bにおける接続部分の曲率半径RL,RRが、放熱フィン20Cの基端部における接続部分の曲率半径RL,RRと反転している。なお、図2では、同じ高さで並ぶ放熱フィン20A~20Cを三つ示したが、四つ以上並設し、同様に第一側面23の接続部分における曲率半径RL,RRを隣接する放熱フィン20同士で反転させ、放熱フィン20Aと同様の断面形状と、放熱フィン20Bと同様の断面形状とを互い違いに設けてもよい。なお、上記曲率半径及び曲率は、一例でありこれに限定されるものではない。
このように、本実施形態のヒートシンク構造1は、隣接する放熱フィン20における接続部分の曲率半径を変え、即ち当該接続部分の曲率を変え、断面形状を互いに異ならせることで隣接する放熱フィン20同士の共振を抑制している。
本実施形態のヒートシンク構造1は、放熱フィン20A~20Cと高さの異なる放熱フィン20M,20Nを更に備えている。放熱フィン20Mと放熱フィン20Nは同じ高さであり、この同じ高さで隣接する放熱フィン20Mと放熱フィン20Nとで、上述の放熱
フィン20A~20Cと同様に抜き勾配や接続部分の曲率を異ならせている。なお、放熱フィン20Cと放熱フィン20Mとは、高さが異なっており、抜き勾配に拘わらず断面形状が異なっているため、傾きや接続部分の曲率を同じにしても異ならせてもよい。
フィン20A~20Cと同様に抜き勾配や接続部分の曲率を異ならせている。なお、放熱フィン20Cと放熱フィン20Mとは、高さが異なっており、抜き勾配に拘わらず断面形状が異なっているため、傾きや接続部分の曲率を同じにしても異ならせてもよい。
また、本実施形態のヒートシンク構造1は、図3に示すように、放熱フィン20の先端部22に、先端部22の他の部分よりも幅を広くした受圧部25が形成されている。そして、図4に示すように、ヒートシンク構造1は、鋳造後、押出ピン42によって受圧部25が押されることで上型41から抜き出される。ここで隣接する放熱フィン20において、同じように受圧部25を形成すると、共振することが考えられるため、隣接する放熱フィン20同士では、受圧部25を形成する位置を奥行方向(Z方向)で異ならせている。これにより、隣接する放熱フィン20の断面形状を互いに異ならせ、隣接する放熱フィン20同士の共振を抑制している。
図5は、本実施形態に係るオーディオアンプ100の構成を示す図である。オーディオアンプ100は、底板51の上に回路基板52、53が設けられている。回路基板52は、パワーICやレギュレータ等、熱源となる電子部品521を備えている。また、回路基板53は、他の機器から入力された音響信号の伝達、変換、増幅、出力といった信号処理を行う回路532が設けられている。
また、底板51上には、電源トランス、電解コンデンサー、スイッチング素子など、熱源となる回路30が設けられている。なお、回路30や電子部品521は、使用時に微小振動を発生させる振動源でもある。
底板51には、上部カバー体60がネジ等の締結部材で取り付けられる。上部カバー体60は、筐体110の側面を画する側板部61、及び左右の側板部61の上端に接続され、筐体110の上面を画する天板部62を有している。なお、本実施形態のヒートシンク構造1は、上部カバー体60と一体に形成され、ベース部10が天板部62の一部を構成している。
これに加えて、筐体110は、前面を画するフロントパネル(不図示)や、背面を画するリアパネル(不図示)を有する箱状となっている。このように本実施形態のオーディオアンプ100は、筐体110内の空間に、信号処理を行う回路532や、熱源及び振動源となる回路30、電子部品521等を収容している。電子部品521は天板部62の内壁面、即ちヒートシンク構造1の下面11に当接して設けられ、ヒートシンク構造1を介して熱を外部へ放出している。
<作用効果>
上述のように、本実施形態のヒートシンク構造1は、並設された複数の放熱フィン20のX-Y断面において、ベース部10に対する側面23,24の傾きを第二方向(X方向)において隣接した放熱フィン同士で異ならせている。
上述のように、本実施形態のヒートシンク構造1は、並設された複数の放熱フィン20のX-Y断面において、ベース部10に対する側面23,24の傾きを第二方向(X方向)において隣接した放熱フィン同士で異ならせている。
これにより、本実施形態のヒートシンク構造1は、隣接した放熱フィン同士の断面形状を異ならせ、共振点を変えて隣接した放熱フィン同士の共振を抑制している。
また、本実施形態のヒートシンク構造1は、放熱フィン20のX-Y断面において、放熱フィン20の側面23,24とベース部10との接続部分の曲率を第二方向において隣接した放熱フィン同士で異ならせている。これにより、本実施形態のヒートシンク構造1は、隣接した放熱フィン同士の断面形状を異ならせ、共振点を変えて隣接した放熱フィン同士の共振を抑制している。
また、本実施形態のヒートシンク構造1は、放熱フィン20のX-Y断面において、各放熱フィン20の第二方向に対向する側面のうち一方を第一側面23、他方を第二側面24とし、第一側面23の傾きと第二側面24の傾きとを第二方向において隣接した放熱フィン同士で反転させている。これにより、本実施形態のヒートシンク構造1は、隣接した放熱フィン同士の断面形状を異ならせ、共振点を変えて隣接した放熱フィン同士の共振を抑制している。
更に、本実施形態のヒートシンク構造1は、ベース部10が、オーディオアンプ(音響機器)100における筐体110の一部を構成している。これによりオーディオアンプ100の振動源で生じた微小振動によるヒートシンク構造1の共振が抑制され、ヒートシンク構造1が共振することによる信号回路への影響が抑制されるので、オーディオアンプ100の音質低下を抑制することができる。
<その他>
音響機器としては、オーディオアンプ100に限らず、オーディオチューナ、映像の記録装置(レコーダ)及び再生装置(プレーヤ)等、音響信号処理を行う回路を備えた機器であればよい。
音響機器としては、オーディオアンプ100に限らず、オーディオチューナ、映像の記録装置(レコーダ)及び再生装置(プレーヤ)等、音響信号処理を行う回路を備えた機器であればよい。
1 ヒートシンク構造
10 ベース部
20,20A~20C,20M,20N 放熱フィン
21 基端部
22 先端部
23 第一側面
24 第二側面
25 受圧部
30 回路
41 上型
42 押出ピン
51 底板
52、53 回路基板
60 上部カバー体
100 オーディオアンプ(音響機器)
110 筐体
10 ベース部
20,20A~20C,20M,20N 放熱フィン
21 基端部
22 先端部
23 第一側面
24 第二側面
25 受圧部
30 回路
41 上型
42 押出ピン
51 底板
52、53 回路基板
60 上部カバー体
100 オーディオアンプ(音響機器)
110 筐体
Claims (4)
- 音響機器に用いられるヒートシンク構造であって、
ベース部と、
前記ベース部の所定面に、当該所定面と直交する第一方向へ立設された板状の放熱フィンであって、前記第一方向と直交する第二方向に並設された複数の前記放熱フィンと、
を備え、
前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、前記ベース部に対する側面の傾きを前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で異ならせたヒートシンク構造。 - 前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、前記放熱フィンの前記側面と前記ベース部との接続部分の曲率を前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で異ならせた請求項1に記載のヒートシンク構造。
- 前記放熱フィンの前記第一方向及び前記第二方向と平行な断面において、各放熱フィンの前記第二方向に対向する側面のうち一方を第一側面、他方を第二側面とし、前記第一側面の前記傾きと前記第二側面の前記傾きとを前記第二方向において隣接した前記放熱フィン同士で反転させた請求項1又は2に記載のヒートシンク構造。
- 前記ベース部が、前記音響機器における筐体の一部を構成する請求項1~3の何れか1項に記載の音響機器のヒートシンク構造。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240131 |