JP2022176810A - 綴じ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙葉を有効に綴じ込むことができる綴じ具を提供する。【解決手段】この発明の綴じ具1は、綴じリングを構成する対をなすリング部Rbのそれぞれが設けられた二枚の基板2、3と、二枚の前記基板2、3を幅方向の外側から挟み込み、それらの基板2、3を互いに押し付けて保持する弾性保持部材4とを有し、弾性保持部材4による押付け力の作用下での前記基板2、3の回転支点周りの回転変位に伴い、前記リング部Rbが開閉するものであって、二枚の前記基板2、3のそれぞれの内側面Siに、前記回転変位の途中で互いに衝突し、前記押付け力に抗して乗り越えて当該回転変位に抵抗する対向突起部5が設けられてなるものである。【選択図】図5

Description

この発明は、綴じリングを構成するリング部を設けた二枚の基板と、基板を互いに押し付けて保持する弾性保持部材とを有し、弾性保持部材による押付け力の作用下で基板を回転支点周りに回転変位させることにより、リング部が開閉する綴じ具に関するものである。
この種の綴じ具として従来は、たとえば特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1には、「相互に衝合し得る複数の半環状の綴環をそれぞれ有し且つ内辺で互いに衝合した第1及び第2基板と、前記両基板の両外辺を拘束して前記基板の弾発的な上下運動による前記綴環の開閉を許容する弾性さやと、前記両基板の長手方向の少なくとも一端部において前記第1及び第2基板にそれぞれ一体に形成され且つ前記長手方向に隣接して互いに交差して形成されている第1及び第2操作つまみと、を有するルースリーフ綴具において、前記第1及び第2操作つまみの少なくとも一方の操作つまみは相手側の操作つまみの方へ突出する係止突起を有し、他方の操作つまみは前記綴環が閉鎖する位置で前記係止突起と係止する係止部を有し、前記両操作つまみを綴環の開放方向に押したときに前記第1及び第2操作つまみが前記長手方向に互いに離れる力成分を生じるように前記両操作つまみを構成したことを特徴とするルースリーフ綴具」が開示されている。
特開2000-211282号公報
上述したような綴じ具では、綴じ具の構成部品である弾性保持部材や基板の材質、寸法ないし形状その他の条件によっては、弾性保持部材による基板の押付け力が十分に得られないことがある。
この場合、綴じリングに綴じるルーズリーフ用紙等の紙葉の枚数が多いと、綴じリングを構成する対をなすリング部を閉じた状態に維持することが困難になり、紙葉を綴じ込む枚数に制約が生じる。
このことは特に、弾性保持部材の材質を金属材料から樹脂含有材料に変更し、それによって弾性保持部材による基板の押付け力が低下したときに顕在化し得る。
この発明は、上記のような問題に対処するべくなされたものであり、その目的は、紙葉を有効に綴じ込むことができる綴じ具を提供することにある。
この発明の綴じ具は、綴じリングを構成する対をなすリング部のそれぞれが設けられた二枚の基板と、二枚の前記基板を幅方向の外側から挟み込み、それらの基板を互いに押し付けて保持する弾性保持部材とを有し、弾性保持部材による押付け力の作用下での前記基板の回転支点周りの回転変位に伴い、前記リング部が開閉するものであって、二枚の前記基板のそれぞれの内側面に、前記回転変位の途中で互いに衝突し、前記押付け力に抗して乗り越えて当該回転変位に抵抗する対向突起部が設けられてなるものである。
ここで、二枚の前記基板のそれぞれの内側面は、前記対向突起部のそれぞれが形成されて互いに嵌り合う突起付き凸面及び突起付き凹面を有することが好ましい。
また、前記対向突起部は、前記基板の長手方向で複数対設けられていることが好ましい。
二枚の前記基板のそれぞれの内側面は、前記回転変位の回転支点となる支点凸部及び支点凹部を有することができる。
この場合、前記対向突起部は、前記基板の長手方向で、前記支点凸部及び支点凹部に隣接する位置に設けられていることが好適である。
またここでは、前記支点凸部がシャフト状であり、前記支点凹部がブッシュ状であり、前記支点凸部が前記支点凹部に、前記回転変位を可能に嵌め込まれていることが好ましい。
なお、前記基板のそれぞれの長手方向の両端部には、互いに交差して延びて先端部分の離隔・接近変位により前記リング部の開閉操作が可能な開閉操作部を設けることができる。
上記の綴じ具は、前記弾性保持部材が、樹脂材料を含む材質からなることが好ましい。
より好ましくは、前記材質が紙材料を含む。
この発明の綴じ具によれば、二枚の前記基板のそれぞれの内側面に、前記回転変位の途中で互いに衝突し、前記押付け力に抗して乗り越えて当該回転変位に抵抗する対向突起部を設けたことにより、紙葉を有効に綴じ込むことができる。
この発明の一の実施形態の綴じ具を示す斜視図である。 図1の綴じ具が有する一方の基板を示す平面側の斜視図である。 図1の綴じ具が有する他方の基板を示す底面側の斜視図である。 図2の基板の要部を示す拡大斜視図である。 図1の綴じ具のリング部を開閉させた各状態を示す、長手方向にて対向突起部を設けた位置での厚み方向に沿う断面図である。 図1の綴じ具のリング部を開閉させた各状態を示す、長手方向にて支点凸部及び支点凹部を設けた位置での厚み方向に沿う断面図である。 他の実施形態の綴じ具が有する一方の基板を示す平面側の斜視図である。 図7の他の実施形態の綴じ具が有する他方の基板を示す底面側の斜視図である。 図7の基板の要部を示す拡大斜視図である。 図7の基板の他の要部を示す拡大斜視図である。 図7の一方の基板及び図8の他方の基板を有する他の実施形態の綴じ具を示す、長手方向にて支点凸部及び支点凹部を設けた位置での厚み方向に沿う断面図である。
以下に図面を参照しながら、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に例示する綴じ具1は、互いに隣接して平行に延びる二枚の基板2、3と、二枚の基板2、3を幅方向の外側から挟み込み、それらの基板2、3を互いに押し付けて保持する弾性保持部材4とを有するものである。
ここで、基板2、3のそれぞれには、表面Sf側に、たとえば半円の円弧状等の所定の形状で延びる対をなすリング部Rbのそれぞれが設けられている。各基板2、3に設けたリング部Rbの先端部分が相互に接触した状態で、リング部Rbが閉じて、ルーズリーフ用紙その他の紙葉が綴じ込まれる綴じリングが構成される。リング部Rbは、図示の例では五対設けているが、一対~四対または六対以上設けることもできる。また、リング部Rbの形状は、対をなすものどうしで綴じリングを構成できるものであれば、円弧状のものに限らない。なお、対をなすリング部Rbのそれぞれの先端面には、必要に応じて、接触時に嵌り合う突出部2a又は孔部2bを形成してもよい。
またここで、図示の例では、弾性保持部材4は、たとえば、基板2、3の長手方向で基板2、3とほぼ同等又は、基板2、3よりも若干短い長さを有する板状のものであって、本体部4aと、本体部4aの両側縁のそれぞれから立ち上がる側部4bとを有するものとしている。そしてここでは、側部4bの外端4cを基板2、3側に内向きに形成し、基板2、3の外側面Seに設けた窪み部分2cに係合させている(図5(a)参照)。基板2、3の幅と弾性保持部材4の幅等の寸法を調整することにより、弾性保持部材4で基板2、3に所要の押付け力を作用させることができる。
綴じ具1をユーザが操作するに当り、弾性保持部材4による押付け力の作用下で基板2、3をその内側面Si側の後述の回転支点の周りで回転変位させると、基板2、3とともにリング部Rbが変位して、リング部Rbが開閉する。ユーザは、リング部Rbの先端部分が離隔してリング部Rbが開いた状態で、紙葉に設けられる穴部にリング部Rbを通し、その後にリング部Rbの先端部分を接触させてリング部Rbを閉じた状態とすることで、紙葉が綴じ具1に綴じ込まれる。
このような綴じ具1では、弾性保持部材4や基板2、3の材質、寸法ないし形状その他の条件によっては、弾性保持部材4による基板2、3の押付け力が十分に得られず、多数枚の紙葉を確実に綴じ込むことができなくなる場合がある。それにより、綴じ具1に綴じ込むことが可能な紙葉の枚数が制限される。
これに対処するため、この実施形態では、二枚の基板2、3のそれぞれの内側面Siに、図2、4に示すように、基板2、3の回転変位の途中で互いに衝突するとともに、弾性保持部材4による押付け力に抗して乗り越えて回転変位に抵抗する対向突起部5を設ける。図3に示すところでは必ずしも明確ではないが、他方の基板3にも、長手方向で一方の基板2に設けた対向突起部5と対応する位置に対向突起部5が設けられる。
このことによれば、基板2、3の回転変位に際し、二枚の基板2、3のそれぞれに設けた対向突起部5が、互いに衝突して乗り越えるときに回転変位に抵抗するので、相互に接触して閉じたリング部Rbが容易に開かなくなる。その結果として、比較的多い枚数の紙葉であっても有効に綴じ込むことができる。
より詳細には、リング部Rbが閉じた状態では、図5(a)に示すように、各基板2、3の対向突起部5は、基板2、3の厚み方向(同図の上下方向)に互いにずれて位置する。
この状態から基板2、3が回転変位すると、図5(b)に示すように、各基板2、3の対向突起部5が互いに衝突して乗り上がる。これにより、二枚の基板が相互に引き離される向きに僅かに変位し、弾性保持部材4が押し広げられるので、その弾性変形量の増大に伴って基板2、3に大きな押付け力が作用する。その際に、回転変位に対する抵抗が生じる。これがリング部Rbの意図しない開きを抑制する。
ユーザがリング部Rbを開くため、基板2、3をさらに回転変位させた場合、各基板2、3の対向突起部5は互いの上を乗り越えて通過し、図5(c)に示すように、厚み方向にずれた位置に移動する。それとともにリング部Rbが開き、ユーザは、綴じ具1に対する紙葉の着脱を行うことができる。リング部Rbが開いた状態から閉じた状態にする際にも、そのときの回転変位に対して、対向突起部5の乗り上げによる抵抗が生じる。
二枚の基板2、3の各内側面Siは、図2~5に示すように、上記の対向突起部5が設けられて互いに嵌り合う突起付き凸面6及び突起付き凹面7のそれぞれを有することが好ましい。これにより、基板2、3の回転変位に伴い、突起付き凹面7内で突起付き凸面6が摺動する途中で、それらの突起付き凸面6及び突起付き凹面7に設けた対向突起部5が衝突して乗り越えるので、回転変位を円滑に安定して行わせつつ、回転変位に対する抵抗を付与することができる。
この場合、対向突起部5は、突起付き凸面6や突起付き凹面7上で基板2、3の厚み方向の一部の領域に、当該表面から突出させて設けることができる。基板2、3の厚み方向にて突起付き凸面6や突起付き凹面7上での対向突起部5を設ける位置は、対向突起部5で抵抗力を付与するリング部Rbの開閉位置等を考慮して決定することが望ましい。
突起付き凸面6及び突起付き凹面7は対向突起部5を含め、図示の例のように、曲面で構成することが好適である。また、基板2、3の厚み方向にて、突起付き凸面6上及び突起付き凹面7上のそれぞれで対向突起部5を隔てた両側の表面は、図5に示すように、対向突起部5がそれと向き合う対向突起部5を乗り越えた後に入り込むように凹状に若干窪ませて形成することが好ましい。
各基板2、3に設けられて対をなす対向突起部5は、基板2、3の長手方向に一対設けることもできるが、回転変位に対してより大きな抵抗力を与えるため、複数対設けることが好ましい。またそれに合わせて、対をなす突起付き凸面6及び突起付き凹面7も、基板2、3の長手方向に一対または複数対設けることができる。
なお、二枚の基板2、3は、ここでは互いに異なる形状としたが、同一の形状とすることもできる。
ところで、基板2、3の各内側面Siには、その回転変位の回転支点となる支点凸部8及び支点凹部9が設けられ得る。ここでは、基板2、3に、図2、3及び6から解かるように、内側面Siから突出してその厚みが漸減する爪状の支点凸部8と、内側面Siから中空四角柱状に窪む支点凹部9とを、長手方向に複数対設けている。
この実施形態では、リング部Rbの開閉操作を行うと、図6(a)~(c)に示すように、支点凸部8が支点凹部9内に入り込んだ状態で、支点凸部8と支点凹部9との接触箇所が回転支点となって、基板2、3の回転変位がもたらされる。
先に述べた対向突起部5や突起付き凸面6及び突起付き凹面7は、図示のように、基板2、3の長手方向で、支点凸部8及び支点凹部9に隣接する位置に設けることが好ましい。支点凸部8及び支点凹部9の回転支点周りで基板2、3が回転変位するときに、その回転支点に隣接する対向突起部5で抵抗力が効果的に与えられ、回転変位の動作がより一層安定するからである。
図7~11に、他の実施形態の綴じ具1が有する基板2、3を示す。図7~11の綴じ具1では、主として、爪状の支点凸部8及び中空四角柱状の支点凹部9の一部を、シャフト状の支点凸部18及びブッシュ状の支点凹部19に置き換えたことを除いて、先述した実施形態とほぼ同様の構成を有するものである。
たとえば、周方向の一部で基板2、3に一体に形成されたシャフト状ないしロッド状の支点凸部18は、円筒の周方向の一部を除去した形状のブッシュ状の支点凹部19内に、基板2、3が回転変位できるように嵌め込まれている。基板2、3が回転変位するとき、ブッシュ状の支点凹部19内でシャフト状の支点凸部18が擦れながら回転する。
この綴じ具1では、シャフト状の支点凸部18がブッシュ状の支点凹部19内に保持されるので、基板2、3どうしを回転変位可能としつつも強固に連結することができる。それにより、綴じ具1の製造時における組立てに際し、基板2、3どうしの位置ずれが有効に抑制されて製造が容易になる。また、綴じ具1を組み立てた後の意図しない分解が防止される他、組立て後の寸法精度を大きく高めることができる。その上、この実施形態でも、対向突起部5や突起付き凸面6及び突起付き凹面7を設けたことにより、当該綴じ具1に綴じ込んだ紙葉の保持力が向上する。
突起付き凸面6や突起付き凹面7は、図9、10に示すように、基板2、3の長手方向で、シャフト状の支点凸部18又はブッシュ状の支点凹部19に隣接する位置で、さらにその両側に設けることが好適である。なお、図示の例では、支点凸部18の両側の突起付き凸面6及び、支点凹部19の両側の突起付き凹面7のそれぞれの長手方向外側に、突出部分11及び、それに対応する窪み部分12をそれぞれ設けている。
なお、基板2、3のそれぞれの長手方向の両端部には、表面Sf側に互いに交差して延びる開閉操作部13を設けることができる。ユーザが開閉操作部13の先端部分を接近もしくは離隔させると、図5、6に示すように、基板2、3が回転支点周りに回転変位し、リング部Rbが開閉するよう操作することができる。
以上に述べた綴じ具1は、その構成部品である基板2、3及び弾性保持部材4の材質を、金属材料とすることも可能である。そのような金属製の綴じ具1であっても、この発明を適用することにより紙葉の保持力を高めることができる。
他方、弾性保持部材4や基板2、3は、樹脂材料を含む材質からなるものとすることが好ましい。弾性保持部材4を樹脂含有材料の材質とすると、金属製のものに比して基板2、3の押付け力が低下する傾向があるところ、この発明を適用すれば、比較的多くの紙葉を有効に綴じ込むことができるようになる。この場合、弾性保持部材4及び基板2、3の材質は、樹脂材料のみとしてもよいが、さらに紙材料を含むものとしてもよい。
1 綴じ具
2 基板
2a 突出部
2b 孔部
2c 窪み部分
3 基板
4 弾性保持部材
4a 本体部
4b 側部
4c 外端
5 対向突起部
6 突起付き凸面
7 突起付き凹面
8 支点凸部
9 支点凹部
11 突出部分
12 窪み部分
13 開閉操作部
18 支点凸部
19 支点凹部
Rb リング部
Sf 表面
Sb 裏面
Si 内側面
Se 外側面
この発明の綴じ具は、綴じリングを構成する対をなすリング部のそれぞれが設けられた二枚の基板と、二枚の前記基板を幅方向の外側から挟み込み、それらの基板を互いに押し付けて保持する弾性保持部材とを有し、弾性保持部材による押付け力の作用下での前記基板の回転支点周りの回転変位に伴い、前記リング部が開閉するものであって、二枚の前記基板のそれぞれの内側面に、前記回転変位の途中で互いに衝突し、前記押付け力に抗して乗り越えて当該回転変位に抵抗する対向突起部が設けられており、二枚の前記基板のそれぞれの内側面が、前記対向突起部のそれぞれが形成されて互いに嵌り合う突起付き凸面及び突起付き凹面を有するものである。

Claims (9)

  1. 綴じリングを構成する対をなすリング部のそれぞれが設けられた二枚の基板と、二枚の前記基板を幅方向の外側から挟み込み、それらの基板を互いに押し付けて保持する弾性保持部材とを有し、弾性保持部材による押付け力の作用下での前記基板の回転支点周りの回転変位に伴い、前記リング部が開閉する綴じ具であって、
    二枚の前記基板のそれぞれの内側面に、前記回転変位の途中で互いに衝突し、前記押付け力に抗して乗り越えて当該回転変位に抵抗する対向突起部が設けられてなる綴じ具。
  2. 二枚の前記基板のそれぞれの内側面が、前記対向突起部のそれぞれが形成されて互いに嵌り合う突起付き凸面及び突起付き凹面を有する請求項1に記載の綴じ具。
  3. 前記対向突起部が、前記基板の長手方向に複数対設けられてなる請求項1又は2に記載の綴じ具。
  4. 二枚の前記基板のそれぞれの内側面が、前記回転変位の回転支点となる支点凸部及び支点凹部を有する請求項1~3のいずれか一項に記載の綴じ具。
  5. 前記対向突起部が、前記基板の長手方向で、前記支点凸部又は支点凹部に隣接する位置に設けられてなる請求項4に記載の綴じ具。
  6. 前記支点凸部がシャフト状であり、前記支点凹部がブッシュ状であり、
    前記支点凸部が前記支点凹部内に、前記回転変位を可能に嵌め込まれてなる請求項4又は5に記載の綴じ具。
  7. 前記基板のそれぞれの長手方向の両端部に、互いに交差して延びて先端部分の離隔・接近変位により前記リング部の開閉操作が可能な開閉操作部が設けられてなる請求項1~6のいずれか一項に記載の綴じ具。
  8. 前記弾性保持部材が、樹脂材料を含む材質からなる請求項1~7のいずれか一項に記載の綴じ具。
  9. 前記材質が紙材料を含む請求項8に記載の綴じ具。
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