JP2022175805A - プローバ及びプローブアライメント方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体デバイスの電極とプローブとのアライメントを高精度で行うことが可能なプローバ及びプローブアライメント方法を提供する。【解決手段】プローブアライメント方法は、ウェーハチャック(34)を着脱自在に保持するチャック保持部からウェーハチャックを退避させた状態で、チャック保持部又はその近傍に配置されたプローブ位置検出カメラ(150)により、プローブの画像を撮像し、プローブの先端位置を検出するプローブ検出工程と、チャック保持部にウェーハチャックを保持した状態で、アライメントカメラ(152)により、ウェーハチャックに保持されたウェーハの表面の画像を撮像し、ウェーハに形成されたデバイスの電極の位置を検出する電極検出工程と、プローブの先端位置と、電極の位置に基づいて、プローブカードとウェーハチャックとを相対移動させて、プローブと電極のアライメントを行う工程とを含む。【選択図】図6
Description
本発明はプローバ及びプローブアライメント方法に係り、半導体ウェーハ上に形成された複数の半導体デバイスの検査を行うためのプローバ及びプローブアライメント方法に関する。
半導体デバイスの製造工程では、品質保証及び歩留まりの向上のために、各種の製造工程で各種の検査が行われる。例えば、ウェーハレベル検査では、半導体ウェーハ(以下、ウェーハという。)上に個々の半導体デバイスに対応する複数のチップが形成された段階で、半導体デバイスの電極(パッド)をテスタに接続し、テスト信号を供給する。そして、このテスト信号に応じて半導体デバイスが出力する信号をテスタで測定して、半導体デバイスが正常に動作するかを電気的に検査する。
近年の半導体デバイスの微細化及び高集積化の進展により、ウェーハ上の電極が小型化している。このため、ウェーハレベル検査では、テスタと電気的に接続されたプローブ(針)と、半導体デバイスの電極とのアライメント(位置決め)を高精度で行うことが要請されている。
特許文献1には、複数のプローブが配設されたプローブカードと、ウェーハを保持するウェーハチャックと、ウェーハチャックを着脱自在に支持して、ウェーハチャックをX、Y、Z、θ方向に移動させるアライメント装置とを備えたプローバが開示されている。このプローバは、半導体デバイスの電極とプローブとのアライメントを行うための構成要素として、プローブの先端位置を検出するプローブ位置検出カメラと、ウェーハの電極の位置を検出するアライメントカメラとをさらに備え、プローブ位置検出カメラによるプローブの先端位置の検出結果と、アライメントカメラによるウェーハの電極の位置の検出結果とに基づいて、アライメント装置によりウェーハチャックをプローブの先端に対して相対移動させることで、電極とプローブとのアライメントを行っている。
ところで、特許文献1に開示されたプローバでは、アライメント装置のX軸移動台(Xキャリッジともいう。)の上にプローブ位置検出カメラが支持されており、X軸移動台の上にZ軸移動・回転部を介して着脱自在に支持されるウェーハチャックとは水平方向の異なる位置に配置されているため、以下のような問題がある。
すなわち、特許文献1に開示されたプローバでは、プローブ位置検出カメラがウェーハチャックから水平方向に離れた位置に配置された構成となっているため、アライメント装置の構成部品における熱変形や加工精度の影響などにより、アライメント装置に移動誤差が生じるとウェーハチャックとプローブ位置検出カメラの相対位置に変動が生じやすい。そのため、プローブ位置検出カメラによるプローブの先端位置の検出結果と、アライメントカメラによるウェーハの電極の位置の検出結果とに基づくアライメントに誤差が生じてしまう要因となり、アライメントの高精度化を妨げる一因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、半導体デバイスの電極とプローブとのアライメントを高精度で行うことが可能なプローバ及びプローブアライメント方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るプローバは、ウェーハを保持するウェーハチャックと、ウェーハチャックに対向する面にプローブを有するプローブカードと、ウェーハチャックを着脱自在に保持するチャック保持部を有し、チャック保持部に保持されたウェーハチャックを移動させるアライメント装置と、チャック保持部からウェーハチャックを退避させるチャック退避機構と、チャック保持部又はその近傍に配置され、プローブの画像を撮像するプローブ位置検出カメラと、ウェーハチャックに保持されたウェーハの表面の画像を撮像するアライメントカメラと、プローブの画像から検出したプローブの先端位置と、ウェーハの表面の画像から検出した電極の位置に基づいて、プローブカードとウェーハチャックとを相対移動させて、プローブと電極のアライメントを行う制御部とを備える。
本発明の第2の態様に係るプローバは、第1の態様において、チャック保持部は、ウェーハチャックとプローブカードとが対向する方向に平行な回転軸を有し、プローブ位置検出カメラは、回転軸と、プローブ位置検出カメラの光軸とが一致するように配置される。
本発明の第3の態様に係るプローバは、第1又は第2の態様において、プローブ位置検出カメラは、ウェーハチャックに保持されたウェーハの表面に焦点が合うように調整される。
本発明の第4の態様に係るプローブアライメント方法は、ウェーハチャックを着脱自在に保持するチャック保持部からウェーハチャックを退避させた状態で、チャック保持部又はその近傍に配置されたプローブ位置検出カメラにより、プローブの画像を撮像し、プローブの先端位置を検出するプローブ検出工程と、チャック保持部にウェーハチャックを保持した状態で、アライメントカメラにより、ウェーハチャックに保持されたウェーハの表面の画像を撮像し、ウェーハに形成されたデバイスの電極の位置を検出する電極検出工程と、プローブの先端位置と、電極の位置に基づいて、プローブカードとウェーハチャックとを相対移動させて、プローブと電極のアライメントを行う工程とを含む。
本発明によれば、半導体デバイスの電極とプローブとのアライメントを高精度で行うことが可能となる。
以下、添付図面に従って本発明に係るプローバ及びプローブアライメント方法の実施の形態について説明する。
[プローバの構成]
まず、マルチステージ式のプローバの概要について図1及び図2を参照して説明する。図1及び図2は、それぞれ本発明の一実施形態に係るプローバを示した外観斜視図及び平面図である。
まず、マルチステージ式のプローバの概要について図1及び図2を参照して説明する。図1及び図2は、それぞれ本発明の一実施形態に係るプローバを示した外観斜視図及び平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るプローバ10は、検査対象のウェーハWを供給及び回収するローダ部14と、ローダ部14に隣接して配置された測定ユニット12とを備えている。測定ユニット12は、複数の測定部16を有しており、ローダ部14から各測定部16にウェーハWが供給されると、各測定部16でそれぞれウェーハWの各チップの電気的特性の検査(ウェーハレベル検査)が行われる。そして、各測定部16で検査されたウェーハWはローダ部14により回収される。なお、プローバ10は、操作パネル22、後述する制御装置(図5参照)等も備えている。
ローダ部14は、ウェーハカセット20が載置されるロードポート18と、測定ユニット12の各測定部16とウェーハカセット20との間でウェーハWを搬送する搬送ユニット24とを有する。搬送ユニット24は、図示しない搬送ユニット駆動機構を備えており、XZ方向に移動可能に構成されるとともに、θ方向(Z方向周り)に回転可能に構成されている。また、搬送ユニット24は、上記搬送ユニット駆動機構により前後に伸縮自在に構成された搬送アーム26を備えている。搬送アーム26の上面部には、図示しない吸着パッドが設けられており、搬送アーム26は、この吸着パッドでウェーハWの裏面を真空吸着してウェーハWを保持する。これにより、ウェーハカセット20内のウェーハWは、搬送ユニット24の搬送アーム26によって取り出され、その上面に保持された状態で測定ユニット12の各測定部16に搬送される。また、検査の終了した検査済みのウェーハWは逆の経路で各測定部16からウェーハカセット20に戻される。
図3は、本発明の一実施形態に係るプローバにおける測定ユニットの構成を示した概略図である。図4は、図3に示した測定ユニットにおける測定部の構成を示した概略図である。
図3に示すように、測定ユニット12は、複数の測定部16が多段状に積層された積層構造(多段構造)を有しており、各測定部16はX方向及びZ方向に沿って2次元的に配列されている。本実施形態では、一例として、X方向に4つの測定部16がZ方向に3段積み重ねられている。
測定ユニット12は、複数のフレームを格子状に組み合わせた格子形状を有する筐体(不図示)を備えている。この筐体は、X方向、Y方向、Z方向にそれぞれ延びる複数のフレームを格子状に組み合わせて形成されたものであり、これらのフレームにより形成された各空間部にそれぞれ測定部16の構成要素が配置される。
各測定部16は、いずれも同一の構成を有しており、図4に示すように、ヘッドステージ30と、プローブカード32と、ウェーハチャック34とを備えている。また、各測定部16には、それぞれ、図示しないテストヘッドが設けられている。なお、テストヘッドは、図示しないテストヘッド保持部によりヘッドステージ30の上方に支持されている。
ヘッドステージ30は、筐体の一部を構成するフレーム部材(不図示)に支持されており、プローブカード32が着脱自在に装着固定される。ヘッドステージ30に装着固定されたプローブカード32は、ウェーハチャック34のウェーハ保持面34aと対向するように設けられる。なお、プローブカード32は、検査対象のウェーハW(デバイス)に応じて交換される。
プローブカード32には、検査対象のウェーハWの各チップの電極パッドの位置に対応して配置された、カンチレバー又はスプリングピン等の形状の複数のプローブ36が設けられている。各プローブ36は、図示しないテストヘッドの端子に電気的に接続され、テストヘッドから各プローブ36を介して各チップに電源及びテスト信号が供給され、各チップからの出力信号をテストヘッドで検出して正常に動作するかを測定する。
プローブ36は、バネ特性を有し、プローブ36の先端位置より接触点を上昇させることにより、電極パッドに所定の接触圧で接触する。また、プローブ36は、電気的検査を行うときに、電極パッドがオーバードライブの状態で接触されると、プローブ36の先端が電極パッドの表面にめり込み、その電極パッドの表面にそれぞれ針跡を形成するようになっている。なお、オーバードライブとは、ウェーハWとプローブ36の先端の配列面との傾き、及び、プローブ36の先端位置のばらつきなどを考慮して、電極パッドとプローブ36が確実に接触するように、プローブ36の先端位置より高い位置まで電極パッド、すなわち、ウェーハWの表面を距離αだけ上昇させた状態をいう。また、プローブ36の先端位置(コンタクト位置)からウェーハWの表面を更に上昇させる移動量、すなわち、上記距離αをオーバードライブ量と称する。
ウェーハチャック34は、ウェーハWを真空吸着して固定する。ウェーハチャック34は、検査対象のウェーハWが載置されるウェーハ保持面34aを有しており、ウェーハ保持面34aには複数の吸引口40が設けられている(図4では1つのみ図示)。吸引口40は、ウェーハチャック34の内部に形成された吸引路42を介して吸引装置(真空源。例えば、真空ポンプ、エジェクタ等)44に接続されている。吸引装置44と吸引路42との間を接続する吸引経路にはウェーハ吸着用電磁弁46が設けられている。なお、ウェーハ吸着用電磁弁46はウェーハ吸着用電磁弁制御部110(図5参照)により制御される。
ウェーハチャック34の内部には、検査対象のウェーハWを高温状態(例えば、最高で150℃)、又は低温状態(例えば最低で-40℃)で電気的特性の検査が行えるように、加熱/冷却源としての加熱冷却機構(不図示)が設けられている。加熱冷却機構としては、適宜の加熱器/冷却器が採用でき、例えば、面ヒータの加熱層と冷却流体の通路を設けた冷却層との二重層構造にしたもの、又は熱伝導体内に加熱ヒータを巻き付けた冷却管を埋設した一層構造の加熱/冷却装置などを用いることができる。また、電気加熱ではなく、熱流体を循環させるものでもよく、またペルチエ素子を使用してもよい。
ウェーハチャック34は、アライメント装置70に着脱自在に支持固定される。アライメント装置70は、ウェーハチャック34をX、Y、Z、θ方向に移動することで、ウェーハチャック34に保持されたウェーハWとプローブカード32との相対的な位置合わせを行う。
アライメント装置70は、ウェーハチャック34を着脱自在に支持固定してウェーハチャック34をZ軸方向に移動し、かつ、Z軸を回転中心としてθ方向に回転するZステージ(Z軸移動・回転部)72と、Zステージ72を支持してX軸方向に移動するXキャリッジ(X軸移動台)74と、Xキャリッジ74を支持してY軸方向に移動するYキャリッジ(Y軸移動台)76とを備えている。
Zステージ72、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76は、例えば、モータを含む機械的な駆動機構を含んでおり、ウェーハチャック34をZXY方向にそれぞれ移動自在に構成される。さらに、Zステージ72は、Z軸(プローブカード32とウェーハチャック34とが対向する方向に平行な回転軸の一例)を回転中心としてθ方向にウェーハチャック34を回転自在に構成される。機械的な駆動機構としては、例えば、サーボモータとボールネジとを組み合わせたボールネジ駆動機構により構成されていてもよいし、リニアモータ駆動機構又はベルト駆動機構等で構成されていてもよい。なお、Zステージ72、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76は、後述する各制御部によりウェーハチャック34の移動距離、移動方向、移動速度、加速度を変更可能に構成されている。本実施形態では、具体的には次のような構成を有する。
Zステージ72は、ウェーハチャック34をZ軸方向に移動させるためのZ軸駆動モータ122(例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータ等)(図5参照)と、ウェーハチャック34のZ軸方向への移動距離を検出するためのZ軸エンコーダ(例えば、ロータリーエンコーダやリニアスケール等)(不図示)とを備えている。Z軸駆動モータ122は、後述するZ軸移動制御部106(図5参照)からのモータ制御信号に基づき制御され、ウェーハチャック34を所望の移動速度または加速度で目標位置に移動させるように駆動する。また、Z軸エンコーダは、ウェーハチャック34の移動に応じてエンコーダ信号を出力する。
また、Zステージ72は、ウェーハチャック34をθ方向に回転させるための回転駆動モータ124(例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータ等)(図5参照)と、ウェーハチャック34のθ方向への回転角度を検出するための回転エンコーダ(例えば、ロータリーエンコーダ等)(不図示)とを備えている。回転駆動モータ124は、後述するθ回転制御部108(図5参照)からのモータ制御信号に基づき制御され、ウェーハチャック34を所望の回転速度または加速度で目標位置に移動させるように駆動する。また、回転エンコーダは、ウェーハチャック34の回転に応じてエンコーダ信号を出力する。
Xキャリッジ74は、ウェーハチャック34をX軸方向に移動させるためのX軸駆動モータ118(例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータ等)(図5参照)と、ウェーハチャック34のX軸方向への移動距離を検出するためのX軸エンコーダ(例えば、ロータリーエンコーダやリニアスケール等)(不図示)とを備えている。X軸駆動モータ118は、後述するX軸移動制御部102(図5参照)からのモータ制御信号に基づき制御され、ウェーハチャック34を所望の移動速度または加速度で目標位置に移動させるように駆動する。また、X軸エンコーダは、ウェーハチャック34の移動に応じてエンコーダ信号を出力する。
Yキャリッジ76は、ウェーハチャック34をY軸方向に移動させるためのY軸駆動モータ120(例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、リニアモータ等)(図5参照)と、ウェーハチャック34のY軸方向への移動距離を検出するためのY軸エンコーダ(例えば、ロータリーエンコーダやリニアスケール等)(不図示)とを備えている。Y軸駆動モータ120は、後述するY軸移動制御部104(図5参照)からのモータ制御信号に基づき制御され、ウェーハチャック34を所望の移動速度または加速度で目標位置に移動させるように駆動する。また、Y軸エンコーダは、ウェーハチャック34の移動に応じてエンコーダ信号を出力する。
アライメント装置70は、測定ユニット12の段毎に設けられており(図3参照)、図示しないアライメント装置駆動機構によって、各段に配置された複数の測定部16間で相互に移動可能に構成されている。すなわち、アライメント装置70は、同一の段に配置される複数(本例では4つ)の測定部16間で共有されており、同一の段に配置された複数の測定部16間を相互に移動する。各測定部16に移動したアライメント装置70は図示しない位置決め固定装置により所定位置に位置決めされた状態で固定され、ウェーハチャック34をX、Y、Z、θ方向に移動させて、ウェーハチャック34に保持されたウェーハWとプローブカード32との相対的な位置合わせを行う。なお、アライメント装置70は、ウェーハチャック34に保持されたウェーハWの各チップの電極パッドとプローブ36との相対的な位置関係を検出するために、プローブ位置検出カメラ150(図4には不図示。図6及び図7参照)と、アライメントカメラ152とを備えている。また、アライメント装置駆動機構としては、ボールネジ駆動機構、リニアモータ駆動機構、ベルト駆動機構等の機械的な駆動機構により構成される。
アライメント装置70の上面を構成するZステージ72のウェーハチャック支持面72aには、外周に沿って環状に形成された弾性を有するリング状シール部材(Z軸シールゴム)78が設けられる。また、ウェーハチャック支持面72aのリング状シール部材78の内側には吸引口80が設けられている。吸引口80は、Zステージ72の内部に形成された吸引路82を介して吸引装置44に接続されている。吸引装置44と吸引路82との間を接続する吸引経路には、チャック固定用電磁弁84が設けられている。なお、チャック固定用電磁弁84は後述するチャック固定用電磁弁制御部112(図5参照)により制御される。
Zステージ72のウェーハチャック支持面72aのリング状シール部材78の外側には、アライメント装置70に対するウェーハチャック34の相対的な位置関係が常に一定となるように位置決めピン88が設けられている。この位置決めピン88は、ウェーハチャック支持面72aの複数箇所に設けられている(図4においては2つのみを図示)。位置決めピン88は、ウェーハチャック34の中心軸を中心とする周方向に沿って等間隔で設けられていてもよいし、非等間隔で又はランダムに設けられていてもよい。ウェーハチャック34の下面には各位置決めピン88にそれぞれ対応する位置に位置決め部材であるVブロック90が設けられている。ウェーハチャック34を真空吸着により吸着して固定する際には、各Vブロック90のV溝内にそれぞれ対応する位置決めピン88を係合させることで、ウェーハチャック34の水平方向(X方向及びY方向)の動きを拘束して、アライメント装置70とウェーハチャック34との相対的な位置決めが行われる。
なお、本実施形態では、アライメント装置70は、ウェーハチャック34を真空吸着して固定するが、ウェーハチャック34を固定できるものであれば、真空吸着以外の固定手段でもよく、例えば、機械的手段等(クランプ等)で固定するようにしてもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係るプローバの制御装置の構成を示した機能ブロック図である。
図5に示すように、本実施形態に係るプローバ10の制御装置は、全体制御部100、X軸移動制御部102、Y軸移動制御部104、Z軸移動制御部106、θ回転制御部108、ウェーハ吸着用電磁弁制御部110、チャック固定用電磁弁制御部112及びチャック退避制御部114を備えている。
全体制御部100は、プローバ10を構成する各部を統括的に制御する。具体的には、全体制御部100は、ウェーハチャック34をプローブカード32側に吸着保持するコンタクト動作と、ウェーハチャック34をプローブカード32側からリリース(離間)するリリース動作の制御を行う。また、全体制御部100は、各測定部16の間でアライメント装置70を相互に移動させる移動制御と、テストヘッドによるウェーハレベル検査の動作の制御などを行う。なお、全体制御部100は、制御部の一例である。
X軸移動制御部102は、Xキャリッジ74に設けられるX軸駆動モータ118の駆動を制御することでXキャリッジ74をX軸方向に移動させることにより、ウェーハチャック34をX軸方向に移動させる。Y軸移動制御部104は、Yキャリッジ76に設けられるY軸駆動モータ120の駆動を制御することで、Yキャリッジ76をY軸方向に移動させることにより、ウェーハチャック34をY軸方向に移動させる。Z軸移動制御部106は、Zステージ72に設けられるZ軸駆動モータ122の駆動を制御することでZステージ72を昇降させることにより、ウェーハチャック34をZ軸方向に移動させる。θ回転制御部108は、Zステージ72に設けられる回転駆動モータ124の駆動を制御することでZステージ72をθ方向に回転させることにより、ウェーハチャック34をθ方向に回転させる。これにより、ウェーハチャック34とプローブカード32とを相対移動させることができる。
ウェーハ吸着用電磁弁制御部110は、ウェーハ吸着用電磁弁46のON/OFF(開/閉)を制御することで、吸引口40による吸引圧を調整し、ウェーハチャック34に対するウェーハWの固定/非固定を選択的に切り替える。
チャック固定用電磁弁制御部112は、チャック固定用電磁弁84のON/OFF(開/閉)を制御することで、吸引口80による吸引圧を調整し、Zステージ72に対するウェーハチャック34の固定/非固定を選択的に切り替える。
チャック退避制御部114は、チャック退避機構60を制御して、Zステージ72のウェーハチャック支持面(チャック保持部)72aからウェーハチャック34を退避させ、退避させたウェーハチャック34を、ウェーハチャック支持面72aに戻す(図6参照)。
[アライメントの手順]
図6は、ウェーハWに形成された半導体デバイスの電極とプローブ36とのアライメントの手順を示す図である。図6(a)は、ウェーハチャック支持面72aからウェーハチャック34を退避させた状態を示しており、図6(b)は、ウェーハチャック支持面72aにウェーハチャック34を設置した状態を示している。
図6は、ウェーハWに形成された半導体デバイスの電極とプローブ36とのアライメントの手順を示す図である。図6(a)は、ウェーハチャック支持面72aからウェーハチャック34を退避させた状態を示しており、図6(b)は、ウェーハチャック支持面72aにウェーハチャック34を設置した状態を示している。
図6に示すように、アライメント装置70のZステージ72には、プローブ位置検出カメラ150が配置されている。Zステージ72は、本発明のチャック保持部の一例である。また、図6に示すように、測定部16の上方には、ヘッドステージ30、アライメントカメラ152及びチャック退避機構60が配置(固定)されている。なお、図6に示す例では、図中左方からヘッドステージ30、アライメントカメラ152及びチャック退避機構60の順番に配置されているが、配置の順番は図6に示す例に限定されず、例えば、逆の順番であってもよい。
(プローブの検出)
プローブ位置検出カメラ150は、撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)等)を備えており、プローブ36の先端位置の検出に用いられる。プローブ位置検出カメラ150は、その光軸がZステージ72の回転軸(Z軸に平行)と一致するように配置されている。また、プローブ位置検出カメラ150は、その焦点位置FPがウェーハチャック34に吸着保持されたウェーハWの表面と一致するように調整されている。
プローブ位置検出カメラ150は、撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)等)を備えており、プローブ36の先端位置の検出に用いられる。プローブ位置検出カメラ150は、その光軸がZステージ72の回転軸(Z軸に平行)と一致するように配置されている。また、プローブ位置検出カメラ150は、その焦点位置FPがウェーハチャック34に吸着保持されたウェーハWの表面と一致するように調整されている。
プローブ36の先端位置の検出を行う場合、図6(a)に示すように、ウェーハチャック支持面72aからウェーハチャック34を退避させる。そして、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76により、プローブ位置検出カメラ150をプローブ36の下方に移動させ、プローブ位置検出カメラ150によりプローブ36を下方から撮像する。
全体制御部100は、プローブ位置検出カメラ150により撮像されたプローブ36の画像を解析(例えば、パターンマッチング等)して、プローブ36の先端位置を検出する。
(デバイスの電極の位置の検出)
アライメントカメラ152は、撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)等)を備えており、デバイスの電極の位置の検出に用いられる。
アライメントカメラ152は、撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)等)を備えており、デバイスの電極の位置の検出に用いられる。
デバイスの電極の位置の検出を行う場合、図6(b)に示すように、ウェーハチャック支持面72aにウェーハチャック34を設置する。そして、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76により、ウェーハチャック34に吸着保持されたウェーハWをアライメントカメラ152の下方に移動させ、アライメントカメラ152により、ウェーハWの表面に形成されたデバイスの画像を撮像する。
全体制御部100は、このデバイスの画像を解析(例えば、パターンマッチング等)して、デバイスの電極の位置を検出する。
(チャック退避機構)
次に、アライメント装置70から離脱したウェーハチャック34を、プローブカード32に対向する位置とは異なる位置(退避位置)にて一次的に保持するための退避機構60について説明する。
次に、アライメント装置70から離脱したウェーハチャック34を、プローブカード32に対向する位置とは異なる位置(退避位置)にて一次的に保持するための退避機構60について説明する。
チャック退避機構60は、ウェーハチャック34を移動させるための保持部62を含んでいる。図示は省略するが、チャック退避機構60は、XY平面視で、ウェーハチャック34よりもやや大きい形状(例えば、略相似形状)に形成されている。そして、保持部62は、チャック退避機構60の周方向の複数箇所(例えば、3箇所以上)に設けられており、チャック退避機構60の中心に向かう断面L字形状に形成されている。チャック退避機構60は、保持部62をチャック退避機構60の径方向に移動させるための駆動機構を含んでいる。
ウェーハチャック支持面72aからウェーハチャック34を退避させる場合、まず、チャック固定用電磁弁84を閉じて、ウェーハチャック34を非固定状態とする。
次に、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76により、ウェーハチャック34をチャック退避機構60の下方に移動させる。また、保持部62を径方向外向き(開方向)に移動させる。
次に、Zステージ72により、ウェーハチャック34を図中上方(+Z方向)に移動させて、チャック退避機構60の保持部62の中にウェーハチャック34が収まるようにする。
次に、保持部62を径方向内向き(閉方向)に移動させた後、Zステージ72を図中下方(-Z方向)に移動させる。これにより、図6(a)に示すように、ウェーハチャック34の外周のフランジ部分が保持部62に引っかかり、ウェーハチャック34がウェーハチャック支持面72aから離れる。
一方、ウェーハチャック支持面72aにウェーハチャック34を設置する場合、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76により、チャック退避機構60に保持されたウェーハチャック34の下方にウェーハチャック支持面72aを移動させる。
次に、位置決めピン88及びVブロック90を利用して、Zステージ72、Xキャリッジ74及びYキャリッジ76により、ウェーハチャック支持面72aとウェーハチャック34との位置決めを行う。
次に、ウェーハチャック34を図中上方(+Z方向)に移動させる。そして、ウェーハチャック34がZステージ72により持ち上げられて、保持部62からウェーハチャック34のフランジ部分が離れた後、保持部62を開方向に移動させる。
次に、Zステージを図中下方(-Z方向)に移動させ、チャック退避機構60をウェーハチャック34から離す。また、チャック固定用電磁弁84を開いて、ウェーハチャック34を吸着する。これにより、図6(b)に示すように、ウェーハチャック34がウェーハチャック支持面72aに固定される。
本実施形態によれば、プローブ位置検出カメラ150の光軸がZステージ72の回転軸と一致するようにプローブ位置検出カメラ150がZステージ72(本発明のチャック保持部に相当)に配置されるため、アライメント装置70の移動誤差による影響を受けることなく、全てのエリア(アライメント装置70が移動可能なエリア)でプローブ位置検出カメラ150とウェーハチャック34との相対変動を効果的に抑えることが可能となる。これにより、ウェーハW上の目標の位置にプローブ36の先端を精度良くコンタクトさせることができる。
[プローブ位置検出カメラの配置の例]
次に、プローブ位置検出カメラ150の配置の例について、図7を参照して説明する。図7(b)に示す例は、Zステージ72にザグリ穴72bを形成して、その中にプローブ位置検出カメラ150を配置した例を示している。これに対して、図7(a)に示す例は、ウェーハチャック34の下面側にもザグリ穴34bを形成して、その中にプローブ位置検出カメラ150を配置した例を示している。
次に、プローブ位置検出カメラ150の配置の例について、図7を参照して説明する。図7(b)に示す例は、Zステージ72にザグリ穴72bを形成して、その中にプローブ位置検出カメラ150を配置した例を示している。これに対して、図7(a)に示す例は、ウェーハチャック34の下面側にもザグリ穴34bを形成して、その中にプローブ位置検出カメラ150を配置した例を示している。
図7(a)に示す例では、図7(b)に示す例と比較して、ウェーハWの表面に焦点をあわせたときのプローブ位置検出カメラ150のワーキングディスタンスを短くすることができる(WD1<WD2)。したがって、図7(a)に示すように、ワーキングディスタンスを短くすれば、プローブ36の先端位置の検出をより高精度で検出することが可能になる。
なお、本実施形態では、好ましい態様の1つとして、プローブ位置検出カメラ150の光軸とZステージ72の回転軸とを一致させた構成を示したが、本発明はこれに限定されず、プローブ位置検出カメラ150の光軸とZステージ72の回転軸とがずれていてもよい。この場合でも、Zステージ72以外の位置(Xキャリッジ74やYキャリッジ76など)にプローブ位置検出カメラ150を設置する場合に比べて、アライメント装置70の移動誤差による影響を受けにくく、プローブ位置検出カメラ150とウェーハチャック34との相対変動を低減可能である。
また、プローブ位置検出カメラ150をZステージ72に載置する構成を示したが、これに限らず、プローブ位置検出カメラ150がZステージ72近傍に配置され、Zステージ72(ウェーハチャック支持面(チャック保持部)72a)の動作に連動する構成であればいずれでもよい。例えば、プローブ位置検出カメラ150は、Zステージ72にアーム等を介して取り付けられていてもよい。また、プローブ位置検出カメラ150は、Zステージ72の動作に連動して移動可能でなくてもよく、例えば、Zステージ72の動作に連動して焦点位置を移動させて、プローブ36の先端位置に合焦可能としてもよい。
また、本実施形態では、好ましい態様の1つとして、プローブ位置検出カメラ150の焦点位置FPをウェーハWの表面と一致させたが、本発明はこれに限定されない。例えば、プローブ位置検出カメラ150の焦点位置FPは、ウェーハWの表面(電極の位置)と厳密に一致していなくてもよい。
[アライメント方法]
図8は、本発明の一実施形態に係るアライメント方法を示すフローチャートである。
図8は、本発明の一実施形態に係るアライメント方法を示すフローチャートである。
まず、プローブ位置検出カメラ150を用いて、プローブ36の先端位置を検出し(ステップS10:プローブ検出工程)、アライメントカメラ152を用いて、ウェーハWの表面に形成されたデバイスの電極の位置を検出する(ステップS20:電極検出工程)。そして、プローブ36の先端位置と、デバイスの電極の位置の検出結果に基づいて、プローブ36とデバイスの電極とのアライメントを行う(ステップS30)。
なお、図8に示す例では、プローブ検出工程(ステップS10)、電極検出工程(ステップS20)の順としたが、これらの工程は逆に実施してもよい。
図9は、図8のプローブ検出工程を示すフローチャートである。
まず、図6(a)で説明したように、チャック退避機構60により、ウェーハチャック34をZステージ72から退避させる(ステップS100)。
次に、光軸がZステージ72の回転軸と一致するように配置されたプローブ位置検出カメラ150をプローブ36の下に移動させて(ステップS102)、プローブ位置検出カメラ150を用いてプローブ36の画像を撮像する(ステップS104)。
次に、全体制御部100は、ステップS104で撮像した画像から、プローブ36の先端の位置を検出する(ステップS106)。
図10は、図8の電極検出工程を示すフローチャートである。
まず、図6(b)で説明したように、ウェーハチャック34をZステージ72に設置して吸着保持する(ステップS200)。
次に、ウェーハチャック34に保持されたウェーハWをアライメントカメラ152の下に移動させて(ステップS202)、アライメントカメラ152を用いてウェーハWの表面の画像を撮像する(ステップS204)。
次に、全体制御部100は、ステップS204で撮像した画像から、ウェーハWに形成されたデバイスの電極の位置を検出する(ステップS206)。
本実施形態によれば、Zステージ72にプローブ位置検出カメラ150が設けられ、好ましくは、Zステージ72の回転軸とプローブ位置検出カメラ150の光軸とが一致するようにプローブ位置検出カメラ150が配置されるので、アライメント装置70の移動誤差による影響を受けることなく、全てのエリア(アライメント装置70が移動可能なエリア)でプローブ位置検出カメラ150とウェーハチャック34との相対変動を効果的に抑えることが可能となる。これにより、ウェーハW上の目標の位置にプローブ36の先端を精度良くコンタクトさせることができる。
また、本実施形態では、プローブ位置検出の際に、ウェーハチャック支持面72aからウェーハチャック34を退避させたが、これに限らず、例えば、ウェーハチャック34の表面を一部透明にして、この透明部分を通してプローブ36を撮像可能としてもよい。この場合、チャック退避機構60を省略することが可能となる。
なお、本実施形態では、複数の測定部16を備えたマルチステージ式のプローバの例について説明したが、本発明はこれに限らず、測定部が1つしかないシングルステージ式のプローバにも適用可能である。
10…プローバ、12…測定ユニット、14…ローダ部、16…測定部、18…ロードポート、20…ウェーハカセット、22…操作パネル、24…搬送ユニット、26…搬送アーム、30…ヘッドステージ、32…プローブカード、34…ウェーハチャック、34a…ウェーハ保持面、36…プローブ、40…吸引口、42…吸引路、44…吸引装置、44…吸引装置、45…加圧装置、46…ウェーハ吸着用電磁弁、60…チャック退避機構、62…保持部、70…アライメント装置、72…Zステージ、72a…ウェーハチャック支持面、74…Xキャリッジ、76…Yキャリッジ、78…リング状シール部材、80…吸引口、82…吸引路、84…チャック固定用電磁弁、88…位置決めピン、90…Vブロック、92…Z軸移動機構、94…θ回転機構、100…全体制御部、102…X軸移動制御部、104…Y軸移動制御部、106…Z軸移動制御部、108…θ回転制御部、110…ウェーハ吸着用電磁弁制御部、112…チャック固定用電磁弁制御部、114…チャック退避制御部、118…X軸駆動モータ、120…Y軸駆動モータ、122…Z軸駆動モータ、124…回転駆動モータ、150…プローブ位置検出カメラ、152…アライメントカメラ
Claims (4)
- ウェーハを保持するウェーハチャックと、
前記ウェーハチャックに対向する面にプローブを有するプローブカードと、
前記ウェーハチャックを着脱自在に保持するチャック保持部を有し、前記チャック保持部に保持された前記ウェーハチャックを移動させるアライメント装置と、
前記チャック保持部から前記ウェーハチャックを退避させるチャック退避機構と、
前記チャック保持部又はその近傍に配置された、前記プローブの画像を撮像するプローブ位置検出カメラと、
前記ウェーハチャックに保持された前記ウェーハの表面の画像を撮像するアライメントカメラと、
前記プローブの画像から検出した前記プローブの先端位置と、前記ウェーハの表面の画像から検出した電極の位置に基づいて、前記プローブカードと前記ウェーハチャックとを相対移動させて、前記プローブと前記電極のアライメントを行う制御部と、
を備えるプローバ。 - 前記チャック保持部は、前記ウェーハチャックと前記プローブカードとが対向する方向に平行な回転軸を有し、
前記プローブ位置検出カメラは、前記回転軸と、前記プローブ位置検出カメラの光軸とが一致するように配置される、
請求項1に記載のプローバ。 - 前記プローブ位置検出カメラは、前記ウェーハチャックに保持された前記ウェーハの表面に焦点が合うように調整される、
請求項1又は2に記載のプローバ。 - ウェーハチャックを着脱自在に保持するチャック保持部から前記ウェーハチャックを退避させた状態で、前記チャック保持部又はその近傍に配置されたプローブ位置検出カメラにより、前記プローブの画像を撮像し、前記プローブの先端位置を検出するプローブ検出工程と、
前記チャック保持部に前記ウェーハチャックを保持した状態で、アライメントカメラにより、前記ウェーハチャックに保持されたウェーハの表面の画像を撮像し、前記ウェーハに形成されたデバイスの電極の位置を検出する電極検出工程と、
前記プローブの先端位置と、前記電極の位置に基づいて、プローブカードと前記ウェーハチャックとを相対移動させて、前記プローブと前記電極のアライメントを行う工程と、
を含むプローブアライメント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021082504A JP2022175805A (ja) | 2021-05-14 | 2021-05-14 | プローバ及びプローブアライメント方法 |
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Publications (2)
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JP2022175805A true JP2022175805A (ja) | 2022-11-25 |
JP2022175805A5 JP2022175805A5 (ja) | 2024-02-15 |
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Family Applications (1)
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JP2021082504A Pending JP2022175805A (ja) | 2021-05-14 | 2021-05-14 | プローバ及びプローブアライメント方法 |
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2021
- 2021-05-14 JP JP2021082504A patent/JP2022175805A/ja active Pending
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