JP2022175559A - 電動農機車両 - Google Patents

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shaft
agricultural vehicle
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JP2021082075A
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知彦 宮本
Tomohiko Miyamoto
達也 今村
Tatsuya Imamura
勝之 北条
Katsuyuki Hojo
亮 大澤
Akira Osawa
奈々恵 岩崎
Nanae Iwasaki
真弘 末松
Masahiro Suematsu
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】走行速度と動力取出軸の回転速度とを個別に制御可能とする。【解決手段】車輪駆動軸14に連結された第1モータ19とは別に、作業機に動力を伝達するための回転軸であるPTO軸15に連結された第2モータ20を備えるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、電動農機車両に関する。
耕耘機や農耕用トラクタ等の農機車両として、特許文献1の車両が知られている。同文献に記載の農機車両は、公道走行時には、農作業時よりも、エンジン回転数を低くすることで、騒音を抑制している。
特開平10-114236号公報
従来の農機車両では、駆動源の動力を車輪とPTO(Power Take-Off)軸とに分配している。そして、PTO軸から農耕用のロータリ等の作業機に動力を伝達している。こうした従来の農機車両では、PTO軸の回転速度と車輪の回転速度とが依存関係にある。そのため、PTO軸の回転速度を農作業に必要な回転速度に維持しようとすると、農機車両の走行速度を変更できなくなる。すなわち、従来の農機車両は、農作業時には、一定の速度でしか走行できない構成となっている。
上記課題を解決する電動農機車両は、走行用の車輪と、その車輪に連結された車輪駆動軸と、作業機に動力を伝達するための回転軸である動力取出軸と、車輪駆動軸及び動力取出軸の2軸のうち、車輪駆動軸にのみ連結された第1モータと、車輪駆動軸及び動力取出軸の2軸のうち、動力取出軸にのみ連結された第2モータと、を備えている。こうした電動農機車両では、車輪駆動軸と動力取出軸とがそれぞれ個別のモータにより駆動される。したがって、走行速度と動力取出軸の回転速度とを個別に制御可能となる。
なお、上記電動農機車両における動力取出軸は、第2モータの回転子に直結するとよい。こうした場合、動力取出軸の駆動系が簡易な構成となる。
電動農機車両の一実施形態の側面構造を模式的に示す図。 同電動農機車両のパワートレーンの構成を模式的に示す図。
以下、図1及び図2を参照して、電動農機車両の一実施形態を説明する。
<電動農機車両の全体構成>
まず、図1を参照して、電動農機車両10の全体的な構成を説明する。本実施形態の電動農機車両10は、車体11の後部に、各種の作業機を連結可能なトラクタ型の農機車両として構成されている。
電動農機車両10は、左右の前輪12と左右の後輪13との4つの車輪を備えている。この電動農機車両10は、後輪13を駆動輪としている。後輪13は、車輪駆動軸14に連結されている。車輪駆動軸14は、後輪13に動力を伝達するための回転軸である。なお、図1では、後輪13が透過して示されている。
また、電動農機車両10は、動力取出軸としてのPTO(Power Take-Off)軸15を備えている。PTO軸15は、作業機に動力を伝達するための回転軸である。PTO軸15は、その先端部分が外部に露出した状態で設置されている。PTO軸15には、車体11に連結された作業機の駆動軸が連結される。
図1には、耕耘用の作業機である耕耘ユニット16が連結された状態の電動農機車両10が示されている。耕耘ユニット16は、耕耘用のロータリ17と、ロータリ駆動軸18と、を備えている。ロータリ駆動軸18は、電動農機車両10への耕耘ユニット16の連結に際してPTO軸15と連結される。そして、ロータリ17は、PTO軸15からロータリ駆動軸18を介して伝達された動力により回転される。
<電動農機車両のパワートレーンの構成>
続いて、図2を参照して、電動農機車両10のパワートレーンの構成を説明する。電動農機車両10には、第1モータ19、及び第2モータ20の2つのモータが設けられている。第1モータ19は、差動ギア21、及び減速ギア22を介して車輪駆動軸14に連結されている。差動ギア21は、左右の後輪13の差動回転を許容するためのギア機構である。一方、第2モータ20は、PTO軸15に連結されている。本実施形態の電動農機車両10では、PTO軸15は、第2モータ20の回転子20Aに直結されている。
<実施形態の作用、効果>
続いて、本実施形態の作用及び効果について説明する。
農作業時の電動農機車両10は、作業機を駆動しながら走行する。例えば耕耘ユニット16を用いた耕耘作業時の電動農機車両10は、ロータリ17を回転させながら走行する。耕耘作業時のロータリ17の回転速度には、適切な値が存在する。同様に、耕耘ユニット16以外の作業機でも、その作業機が行う作業に応じた適切な動作速度が存在する。作業機の動作速度は、PTO軸15の回転速度により決まる。
本実施形態の電動農機車両10では、第2モータ20の制御により、PTO軸15の回転速度を、ひいては作業機の動作速度を適度に調整できる。一方、本実施形態の電動農機車両10では、第1モータ19が車輪駆動軸14を回転駆動する。すなわち、第1モータ19の制御により、電動農機車両10の走行速度が調整される。そのため、電動農機車両10では、走行速度とPTO軸15の回転速度とをそれぞれ個別に制御できる。
以上の本実施形態の電動農機車両10によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)走行用の第1モータ19と、PTO軸15の回転用の第2モータ20と、を備えている。そのため、走行速度とPTO軸15の回転速度とを個別に制御できる。
(2)第2モータ20の回転子20AがPTO軸15に直結されている。そのため、PTO軸15の駆動系が簡易な構成となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態の電動農機車両10では、第2モータ20の回転子20AをPTO軸15に直結していたが、それらの間に減速ギア等を介設してもよい。
・上記実施形態の電動農機車両10は、作業機を着脱可能なトレーラ型の農機車両として構成されていた。例えば耕耘機のような、作業機が一体に設けられた農機車両として、電動農機車両10を構成してもよい。こうした作業機一体型の農機車両にも、車輪が設けられた車体の本体部分から作業機部分に動力を伝達するための動力取出軸となる回転軸が設けられている。そうした回転軸を、走行用の第1モータとは別の第2モータで駆動するようにするとよい。
10…電動農機車両
11…車体
12…前輪
13…後輪(車輪)
14…車輪駆動軸
15…PTO軸(動力取出軸)
16…耕耘ユニット(作業機)
17…ロータリ
18…ロータリ駆動軸
19…第1モータ
20…第2モータ
20A…回転子
21…差動ギア
22…減速ギア

Claims (2)

  1. 走行用の車輪と、
    前記車輪に連結された車輪駆動軸と、
    作業機に動力を伝達するための回転軸である動力取出軸と、
    前記車輪駆動軸及び前記動力取出軸の2軸のうち、前記車輪駆動軸にのみ連結された第1モータと、
    前記車輪駆動軸及び前記動力取出軸の2軸のうち、前記動力取出軸にのみ連結された第2モータと、
    を備える電動農機車両。
  2. 前記動力取出軸は、前記第2モータの回転子に直結されている請求項1に記載の電動農機車両。
JP2021082075A 2021-05-14 2021-05-14 電動農機車両 Pending JP2022175559A (ja)

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