JP2022175084A - 安全通路装置とそれを備えた荷台及び車両 - Google Patents

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Takashi Ono
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Abstract

【課題】荷物の積み降ろし作業時に作業者の安全を確保する。【解決手段】車両30の荷台20の側方に安全通路を形成するため安全通路装置10であって、荷台20の床面部21の下方に出し入れ自在に設けられた通路面部11と、この通路面部11の側端に設けられた側アオリ部12と、地面に接触して通路面部11を支持する支持部品16及び地面から通路面部11に人が直接上り下りするための昇降部品17の両方又は少なくともいずれか一方を通路面部11に取り付けるための取付部14,15を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の荷台の側方に作業者が安全に通行することのできる安全通路を形成するため安全通路装置に関する。また、本発明は、安全通路装置を備えた荷台構造や、この荷台構造を備えた車両自体にも関連する。
従来から、貨物車両の荷台に作業用足場を取り付けて荷役作業の安全性を高めることが提案されている。例えば特許文献1には、簡易な構成で荷役作業を効率的かつ安全に行うことを可能とする貨物自動車用の荷台が開示されている。この特許文献1の荷台は、荷台の周壁にフラップ板が取り付けられており、このフラップ板が作業者の足場として機能するように構成されている。
また、特許文献2には、荷台幅を伸縮可能な車両が開示されている。具体的には、車両の荷台幅は昼間と夜間で道路交通法等の規制が異なることから、特許文献2では、昼間と夜間の両方で当該規制の範囲一杯まで荷台幅を伸縮して走行できるようにした車両が提案されている。
特開2019-77252号公報 特開平11-157467号公報
ところで、特許文献1の荷台は、作業者がフラップ板に乗って荷役作業を行う際に荷台の周壁が障害となる。すなわち、作業者は、フラップ板に乗って荷役作業を行う場合、荷台の周壁の上を越えるようにして上半身を乗り出した状態で、荷台に荷物を載せたり降ろしたりすることが必要となるが、その際に荷物が周壁に引っ掛かって落下する恐れがあり、またそのような事態を無理に防ごうとすると作業者が狭いフラップ板から滑落するといった事態が懸念される。このように、特許文献1の荷台は、安全性の面では依然として課題が残っているといえる。
また、特許文献2の車両は、荷台幅を伸縮できるように構成されているが、この構成は、走行中における荷物の積載量を増減するために荷台幅を伸縮することを目的としたものであり、荷物の積み降ろし作業時における作業者の安全を確保することを目的としたものではない。このため、特許文献2の車両において、拡張した荷台幅部分は、車両の停車時に作業者が通行することを想定したものではなく、作業者の安全を確保するための対策は講じられていない。
そこで、本発明は、荷物の積み降ろし作業時において作業者の安全を確保するための安全通路を提供することを主な目的とする。
本発明の第1の側面は、安全通路装置10に関する。本発明に係る安全通路装置10は、車両30の荷台20の側方に安全通路を形成する。なお、安全通路装置10は、荷台20の片側側方にのみ安全通路を形成するものであってもよいし、荷台20の両側側方に安全通路を形成するものであってもよい。安全通路装置10は、通路面部11と、側アオリ部12と、取付部14,15を含む。通路面部11は、荷台20の床面部21の下方に出し入れ自在に設けられる。側アオリ部12は、通路面部11の側端に設けられている。取付部14,15は、支持部品16及び昇降部品17の両方又は少なくともいずれか一方を、通路面部11に取り付けるための部材である。支持部品16は、地面に接触して通路面部11を支持するための任意部品であり、昇降部品17は、地面から通路面部11に人が直接上り下りするための任意部品である。このように、車両30の荷台20の側方に出し入れ自在の安全通路装置10を設けることで、荷物の積み降ろし作業時に作業者が通行可能な安全通路を形成できる。特に、この通路面部11に、支持部品16や昇降部品17を取り付けるための取付部14,15を設けておくことで、この通路面部11を通行する作業者の安全を確保することができるようになる。また、安全通路装置10自体が側アオリ部12を備えることで、この側アオリ部12も通路面部11の出し入れに伴って左右に移動する。これにより、この側アオリ部12が荷物の積み降ろし作業の障害となることもない。
本発明に係る安全通路装置10は、上記の取付部14,15を介して通路面部11に取り付けられる支持部品16及び昇降部品17の両方又は少なくとも一方をさらに備えていることが好ましい。なお、支持部品16及び昇降部品17は、通路面部11に着脱不能に取り付けられていてもよいし、着脱可能に取り付けられていてもよい。支持部品16及び昇降部品17が通路面部11から着脱不能である場合、これらの支持部品16及び昇降部品17は、折り畳み可能とされ、通路面部11と共に荷台20の床面部21に収納できるように構成されていることが好ましい。通路面部11の裏面側に支持部品16が取り付けられていることで、通路面部11が安定することから、その上を通行する作業者の安全性を高めることができる。また、通路面部11の前端及び/又は後端に昇降部品17が取り付けられていることで、地面から通路面部11まである程度の高さがある場合でも、作業者は安全に通路面部11に上り下りすることが可能となる。
本発明の第2の側面は、安全通路付きの荷台20に関する。本発明に係る安全通路付き荷台20は、上記した第1の側面に係る安全通路装置10と、床面部21と、この床面部21の後端に設けられた後アオリ部22を備える。なお、安全通路装置10は、床面部21の下方に出し入れ可能に構成されている。
本発明に係る荷台20は、安全通路装置10の通路面部11を荷台20の床面部21の下方から引き出した状態において、安全通路装置10の側アオリ部12と荷台20の後アオリ部22の間に、安全通路装置10の通路面部11に人が直接上り下りすることのできる隙間が形成されることが好ましい。このように、側アオリ部12と後アオリ部22の間に隙間を形成することで、作業者が通路面部11に上り下りする際に、これらのアオリ部12,22が作業者の障害になること避けることができる。
本発明の第3の側面は、上記した第2の側面に係る荷台を含む車両である。車両のその他の構成としては、公知の貨物車両(トラック等)のものを適宜利用できる。
本発明によれば、荷物の積み降ろし作業時に作業者の安全を確保することができる。
図1は、安全通路装置を備えた車両の一例を示した平面図であり、安全通路装置が荷台下から出し入れされる動作を示している。 図2は、安全通路装置を備えた車両の一例を示した背面図であり、安全通路装置を荷台下から出した状態と、荷台下に収納した状態と、その中間の状態を示している。 図3は、安全通路装置を備えた車両の一例を示した側面図であり、安全通路装置を荷台下から出した状態と荷台下に収納した状態を示している。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は、以下に説明する形態に限定されるものではなく、以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜変更したものも含む。
図1から図3は、本発明の一実施形態に係る安全通路装置10を具備する車両30を示している。これらの図に示されるように、車両30は、荷台20を備えた一般的な貨物車両である。車両30の荷台20は、荷物を積載ための床面部21と、この床面部21の後端に設けられた後アオリ部22を含んで構成されている。なお、この後アオリ部22は、フラップ状に構成されており、床面部21との連結部分を回動支点として開閉するものであってもよい。また、荷台20の床面部21の下方には、安全通路装置10の通路面部11を収納するための収納空間が形成されている。
図1から図3に示されるように、本発明に係る安全通路装置10は、荷台20の床面部21の左右の側方に安全通路を形成する。作業者は、荷台20に荷物を積み降ろしする際に、この安全通路装置10によって形成された安全通路を通行することができる。このため、荷役作業の効率性と安全性が向上する。
安全通路装置10は、作業者が通行する通路を形成するための通路面部11と、この通路面部11の側端に連結された側アオリ部12を有する。この通路面部11は、荷台20の床面部21の長手方向のほぼ全範囲に亘って、この床面部21の側方に併設されていることが好ましい。この通路面部11を形成する材料は、特に制限されないが、例えばアルミニウムなどの軽量な金属を用いることが好ましい。また、側アオリ部12は、通路面部11の側縁に沿って立設可能に構成されている。この側アオリ部12は、後アオリ部22と同様に、フラップ状に構成されており、通路面部11との連結部分を回動支点として開閉するものであってもよい。また、側アオリ部12は、このような開閉機構を有しなくてもよい。
また、図1に示されるように、通路面部11の裏面側には、複数の横根太部13が配置されている。横根太部13は、通路面部11に裏面に固定され、この通路面部11を支持するとともに、荷台20の床面部21の幅方向に沿って、その裏側の収納空間内にまで延在している。このため、この横根太部13の延在方向に向かって、通路面部11と複数の横根太部13をスライドさせることで、通路面部11全体を床面部21の裏側の収納空間内に収納することができる。なお、通路面部11が荷台20の左右両側に設けられている実施形態では、左右の通路面部11を収納したときに、左右の通路面部11の裏側に設けられた横根太部13が干渉し合わないように、左右の横根太部13が互い違いに配置されている。
図1(a)、図2(a)、及び図3(a)は、安全通路装置10の通路面部11を荷台20の収納空間から完全に引き出した状態を示している。この状態において、通路面部11によって形成された安全通路の横幅(側アオリ部12から床面部21までの幅)は、作業者が歩行しやすくするために1m以上とすることが好ましく、例えば1~3m又は1.5~2m程度とすることが好適である。
また、図1(c)、図2(c)、及び図3(b)は、安全通路装置10の通路面部11お荷台20の収納空間に完全に収納した状態を示している。この状態では、安全通路装置10の側アオリ部12と荷台20の後アオリ部22とが接触するか、又は両者の間にほぼ隙間がなくなる程度まで近接する。これにより、荷台20の床面部21に載置された荷物の脱落が阻止される。また、安全通路装置10の通路面部11は、荷台20の床面部21の裏側から出し入れされるものであるため、床面部21に荷物を載置した状態であっても、自由に通路面部11の出し入れが可能である。
また、安全通路装置10の通路面部11は、簡易的には人手によって荷台20の収納空間から出し入れできるように構成されていてもよい。あるいは、例えば荷台20の収納空間内に油圧シリンダ又は空圧シリンダ等のアクチュエータを設けておき、このアクチュエータの動作によって機械的に通路面部11を荷台20の収納空間から出し入れすることとしてもよい。なお、通路面部11を荷台20の幅方向にスライド動作させる手段はここに記載したものに限られず、適宜公知のものを採用することができる。
図2(a)及び図3(a)に示されるように、安全通路装置10は、通路面部11に、支持部品16や昇降部品17を取り付けるための取付部14,15を備える。第1取付部14は、通路面部11の裏面側に設けられており、支持部品16と連結される。支持部品16は、通路面部11を引き出した状態において、地面とこの通路面部11の間に立設される部品である。支持部品16は、通路面部11を下から支えることで、この通路面部11に作業者が乗ったときに、作業者の体重に耐えきれずこの通路面部11に破損等が生じることを防止する。支持部品16は、通路面部11に対して一定の間隔をおいて複数箇所に取り付けることが可能である。
第2取付部15は、通路面部11の長手方向の前端及び/又は後端に設けられており、昇降部品17と連結される。昇降部品17は、通路面部11を引き出した状態において、地面からこの通路面部11に作業者が上り下りしやすくするためのステップとして機能する部品である。昇降部品17は、例えば図2(a)に示したように梯子状のものであってもよい。また、昇降部品17は、その他に、階段状や斜面状(スロープ状)のものとすることもできる。
また、図2(a)において点線の楕円で示した部位は、安全通路装置10の通路面部11を荷台20の収納空間から引き出した状態において、安全通路装置10の側アオリ部12と荷台20の後アオリ部22の間に生じる隙間を示している。この隙間は、地面から通路面部11上に作業員が乗り降りするための登降口として利用できる。特に、昇降部品17は、この登降口(隙間)に接続されており、作業者は、昇降部品17を使うと登降口を通って簡単に通路面部11に乗り降りすることができる。
図2(a)等に示した実施形態において、安全通路装置10の支持部品16と昇降部品17は、それぞれ取付部14,15を介して、通路面部11に対して着脱できるように構成されている。支持部品16と昇降部品17の着脱方法は特に制限されないが、ネジ止めやその他公知のロック機構を採用できる。また、通路面部11から取り外した支持部品16と昇降部品17は、荷台20の床面部21下の収納空間に、通路面部11と共に収納することとしてもよい。
また、別の実施系形態(不図示)において、支持部品16と昇降部品17は、通路面部11に対して着脱不能に構成されていてもよい。この場合、支持部品16と昇降部品17は、折り畳み可能に構成され、折り畳んだ状態で通路面部11と共に荷台20の床面部21下の収納空間にできるようにすればよい。
以上、本願明細書では、本発明の内容を表現するために、図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
10…安全通路装置 11…通路面部
12…側アオリ部 13…横根太部
14…第1取付部 15…第2取付部
16…支持部品 17…昇降部品
20…荷台 21…床面部
22…後アオリ部 30…車両

Claims (5)

  1. 車両の荷台の側方に安全通路を形成するため安全通路装置であって、
    前記荷台の床面部の下方に出し入れ自在に設けられた通路面部と、
    前記通路面部の側端に設けられた側アオリ部と、
    地面に接触して前記通路面部を支持する支持部品及び地面から前記通路面部に人が直接上り下りするための昇降部品の両方又は少なくともいずれか一方を、前記通路面部に取り付けるための取付部を備える
    安全通路装置。
  2. 前記取付部を介して前記通路面部に取り付けられる前記支持部品及び前記昇降部品の両方又は少なくとも一方をさらに備える
    請求項1に記載の安全通路装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の安全通路装置と、
    床面部と、
    前記床面部の後端に設けられた後アオリ部を備える
    安全通路付き荷台。
  4. 前記安全通路装置の前記通路面部を前記荷台の前記床面部の下方から引き出した状態において、前記安全通路装置の前記側アオリ部と前記荷台の後アオリ部の間に、前記安全通路装置の前記通路面部に人が直接上り下りすることのできる隙間が形成される
    請求項3に記載の安全通路付き荷台。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の安全通路付き荷台を含む車両。
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