JP2022172490A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ホルダ挿入時におけるフロントホルダの挿入安定性を向上することができるコネクタを提供すること。【解決手段】第1突起部74は、ホルダ挿入時において第1係止部55aと対向し、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第1係止突起側面74aが形成される。第2突起部75は、ホルダ挿入時において第2係止部56aと対向し、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止突起側面75aが形成される。第1係止部55aは、ホルダ挿入時において第1係止突起側面55cが接触し、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない離脱挿入方向に向かって傾斜する第1係止部側面55cが形成される。第2係止部56aは、ホルダ挿入時において第2係止突起側面56cが接触し、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止部側面56cが形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、コネクタに関する。
ワイヤハーネス等に適用される従来のコネクタには、コネクタハウジングに収容された端子の移動を規制するフロントホルダを有するものがある。フロントホルダは、係止構造によりコネクタハウジングに対して係止されることで、コネクタハウジングに対して固定されるものである。
フロントホルダをコネクタハウジングに係止する係止構造として、特許文献1に示すように、コネクタハウジングに設けられた一対の係止アームと、一対の係止アームの間に挿入される係止突起とを有するものがある。一対の係止アームには、それぞれ本係止部および仮係止部が幅方向において係止突起と対向する側に形成されている。一対の係止アームの間に係止突起が挿入され、係止突起が本係止部または仮係止部と接触すると、係止突起により各係止アームが係止突起側と反対側に押されることで係止アームが変形する。これにより、係止構造は、コネクタハウジングに対するフロントホルダの挿入方向において仮係止部が係止突起を乗り越えることで仮係止状態となり、さらに、本係止部が係止突起を乗り越えることで本係止状態となる。
特許第6754389号
ところで、コネクタハウジングに対してフロントホルダを挿入するホルダ挿入時においては、固定されているコネクタハウジングに対して、作業員がフロントホルダを挿入方向に押圧して挿入することとなる。このとき、コネクタハウジングとフロントホルダとの間には、コネクタハウジングに対してフロントホルダを挿入するために隙間があるため、ホルダ挿入時にフロントホルダががたつくことがある。また、作業員によりフロントホルダに作用させる押圧の方向である押圧方向が挿入方向と異なる場合がある。これらの場合は、フロントホルダがコネクタハウジングに対して挿入方向と異なる方向に向かって挿入されることで、一対の係止アームが係止突起を乗り越える際に、一方の係止アームおよび係止突起の接触と、他方の係止アームおよび係止突起の接触とが不均一となる。従って、一方の係止アームが係止突起に接触することで作用する反力(作業員の押圧力に対する抵抗)と、他方の係止アームが係止突起に接触することで作用する反力とが不均一となり、一方の係止アームが係止突起を乗り越えるタイミングと、他方の係止アームが係止突起を乗り越えるタイミングとが異なってしまい、ホルダ挿入時におけるフロントホルダの挿入安定性の向上が図れないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ホルダ挿入時におけるフロントホルダの挿入安定性を向上することができるコネクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明におけるコネクタは、相手側コネクタハウジングに収容される相手側端子と嵌合方向において接続される端子を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの一部が挿入され、前記端子の嵌合方向のうち離脱方向への移動を規制するフロントホルダと、前記コネクタハウジングに対して前記フロントホルダを係止する係止構造と、を備え、前記係止構造は、前記コネクタハウジングおよび前記フロントホルダの一方に設けられ、かつ嵌合方向と直交する第一方向に突出して形成されている係止突起と、前記コネクタハウジングおよび前記フロントホルダの他方に設けられ、かつ嵌合方向に延在して形成されている一対の第1係止アームおよび第2係止アームと、を有し、前記係止突起は、篏合方向から見た場合において、前記第1係止アームと少なくとも一部が重なる第1突起部と、前記第2係止アームと少なくとも一部が重なる第2突起部と、を有し、前記第1係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記係止突起と少なくとも一部が重なる第1係止部が形成されており、前記第2係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記係止突起と少なくとも一部が重なる第2係止部が形成されており、前記第1突起部は、前記コネクタハウジングに対してフロントホルダを挿入するホルダ挿入時において前記第1係止部と対向し、かつ篏合方向および第一方向と直交する第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第1係止突起側面が形成され、前記第2突起部は、前記ホルダ挿入時において前記第2係止部と対向し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止突起側面が形成され、前記第1係止部は、前記ホルダ挿入時において前記第1係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第1係止部側面が形成され、前記第2係止部は、前記ホルダ挿入時において前記第2係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止部側面が形成され、前記第1係止アームおよび前記第2係止アームは、前記ホルダ挿入時において、前記係止部と前記係止突起とが接触した際に少なくとも第一方向に弾性変形することで、前記第1係止部および前記第2係止部が前記係止突起を挿入方向に乗り越える、ことを特徴とする。
本発明によれば、ホルダ挿入時におけるフロントホルダの挿入安定性を向上することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態におけるコネクタ(メスコネクタ)を備えるCPAコネクタを示す斜視図である。 図2は、本実施形態におけるコネクタを示す分解斜視図である。 図3は、オスコネクタを示す斜視図である。 図4は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(本係止状態)である。 図5は、本実施形態におけるコネクタの断面図(本係止状態)である。 図6は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(組付前状態)である。 図7は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(仮係止状態)である。 図8は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(本係止部乗り越え状態)である。 図9は、本実施形態におけるコネクタの断面図(本係止部乗り越え状態)である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、本実施形態におけるコネクタ(メスコネクタ)を備えるCPAコネクタを示す斜視図である。図2は、本実施形態におけるコネクタ(メスコネクタ)を示す分解斜視図である。図3は、オスコネクタを示す斜視図である。図4は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(本係止状態)である。図5は、本実施形態におけるコネクタの断面図(本係止状態)である。なお、図1はオスコネクタおよびメスコネクタをそれぞれ構成する各要素を組み合わせた状態を表し、図2はメスコネクタを構成する各要素を分解した状態を表している。また、図4(図6~図8を含む)は、メスハウジングを一部断面とした状態で表しており、図1のA-A断面図である。図5(図9を含む)は、図1のB-B断面図である。
図1~図5(図6~図9を含む)のX方向は、本実施形態におけるCPAコネクタ1の嵌合方向であり、オスコネクタMCおよびメスコネクタFCの前後方向である。Y方向は、第2方向であり、嵌合方向と直交し、本実施形態におけるコネクタ1の幅方向である。Z方向は、第1方向であり、嵌合方向および第2方向と直交し、本実施形態におけるCPAコネクタ1の上下方向である。X1方向は挿入方向で、X2方向は離脱方向である。Y1方向は左方向で、Y2方向は右方向である。Z1方向は上方向で、Z2方向は下方向である。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
本実施形態のCPAコネクタ1は、例えば、自動車等に使用されるワイヤハーネスWH等に適用される。ここでは、CPAコネクタ1は、図1に示すように、ワイヤハーネスWHを構成する電線W1と電線W2とを接続する電線対電線接続用の接続機構であり、例えば、エアバック回路において用いられる。ここで、電線W1,W2は、例えば、複数の導電性の金属素線を撚り合わせた導体部(芯線)と、当該導体部の外側を覆う絶縁性の被覆部とを含んで構成される。CPAコネクタ1は、オスコネクタMCと、メスコネクタFCとを備え、オスコネクタMCとメスコネクタFCとが相互に嵌合しコネクタ接合されることで、図2および図3にしめすように、それぞれが備えるオス端子3と、メス端子6とが電気的に接続され、相互間に電気的な接続部位が形成されている。なお、電線W1,W2は、オス端子3およびメス端子6にそれぞれ接続され、防水部材が、電線W1,W2の外周と、後述するオスハウジング2の端子挿入室および後述するメスハウジング5の端子挿入室とのそれぞれの間に介在し、防水性を確保する。
オスコネクタMCは、図1および図3に示すように、ワイヤハーネスWHを構成する電線W1の末端に接続されるオス型のコネクタである。本実施形態におけるオスコネクタMCは、相手側コネクタである。オスコネクタMCは、オスハウジング2と、オス端子3と、フロントホルダ4とを備える。
オスハウジング2は、相手側コネクタハウジングであり、オス側のコネクタハウジングであり、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。オスハウジング2は、オス端子3を収容するものであり、本体部21と、オス側リブ22と、オスビーク23と、ビーク規制部24とを有する。
本体部21は、嵌合方向に沿って離脱方向側が閉塞された略長円筒状に形成されており、内部に嵌合空間部2aが形成されている。嵌合空間部2aは、本体部21の挿入方向側端部に形成された開口により外部と連通し、メスコネクタFCのメスハウジング5が嵌合する空間部である。本体部21は、フロントホルダ4を介して、嵌合空間部2a内にオス端子3の先端部(挿入方向側端部)が露出するようにしてオス端子3を保持する。
オス側リブ22は、本体部21の外周面から突出して、嵌合方向に延在して形成されている。本実施形態におけるオス側リブ22は、本体部21の外周面に幅方向において対向する位置に一対形成されており、オスコネクタMCおよびメスコネクタFCのコネクタ嵌合時に、メスハウジング5の後述する一対の支持溝部57にそれぞれ挿入され、オスハウジング2に対してメスハウジング5を支持する。
オスビーク23は、本体部21の外周面から突出して形成されている。本実施形態におけるオスビーク23は、本体部21の外周面のうち、上方向側の面において、幅方向における略中央部、かつ、嵌合方向における挿入方向側端部の近傍に形成されている。オスビーク23は、幅方向から見た場合において、頭頂部を挟んで嵌合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面が下方向に向かうに伴って挿入方向側に突出する傾斜面に形成され、離脱方向側の面が上下方向に平行(略平行を含む)な係止面に形成されている。オスビーク23は、メスハウジング5の後述するメスビーク53が係止され、係止状態におけるメスビーク53の挿入方向側への移動を規制するものである。
ビーク規制部24は、本体部21の外周面から突出して形成されている。本実施形態におけるビーク規制部24は、本体部21の外周面のうち、上方向側の面において、幅方向における略中央部、かつ、嵌合方向においてオスビーク23と対向し、オスビーク23よりも離脱方向側に形成されている。ビーク規制部24は、幅方向から見た場合に、頭頂部を挟んで嵌合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面が上下方向に平行(略平行を含む)な係止面に形成され、離脱方向側の面が下方向に向かうに伴って離脱方向側に突出する傾斜面に形成されている。ビーク規制部24は、メスビーク53が係止され、係止状態におけるメスビーク53の離脱方向側への移動を規制するものである。
オス端子3は、相手側端子であり、メス端子6に挿入されることで、メス端子6と電気的に接続されるものであり、オスハウジング2の内部で幅方向に複数配列される。オス端子3は、コネクタ用のオス型の端子金具であり、電線W1の末端に接続され全体が導電性の金属によって構成される。オス端子3は、オスハウジング2に保持された状態で嵌合方向に沿って延在する。オス端子3は、フロントホルダ4と嵌合方向において対向し、先端部がフロントホルダ4から嵌合空間部2aに突出し、反対側の端部(離脱方向側の端部)に電線W1が接続される。ここで、端子挿入室は、嵌合方向に延在して形成され、挿入方向側端部が嵌合空間部2aと連通し、本体部21の離脱方向側端部に形成された開口により外部と連通する。オス端子3は、本体部21の離脱方向側端部に形成されている端子挿入室と連通する開口から嵌合方向に沿って端子挿入室に挿入されて、図示しないランスにより係止されることで、フロントホルダ4を介して先端部が嵌合空間部2a内に露出した状態で、オスハウジング2に保持される。
フロントホルダ4は、オスハウジング2の挿入方向側に取り付けられるものである。フロントホルダ4は、オスハウジング2の嵌合空間部2aに挿入されて、図示しない係止構造によりオスハウジング2に対して係止されることで、オスハウジング2に保持される。フロントホルダ4は、挿入方向側端部において、嵌合方向において対向する各オス端子3にそれぞれ対応して開口が形成されており、各開口から各オス端子3の先端部が嵌合空間部2aに突出する。
メスコネクタFCは、コネクタであり、図1、図2、図4および図5に示すように、ワイヤハーネスWHを構成する電線W2の末端に接続されるメス型のコネクタである。メスコネクタFCは、メスハウジング5と、メス端子6と、フロントホルダ7と、CPA部材8と、防水パッキン9とを備える。
メスハウジング5は、コネクタハウジングであり、メス側のコネクタハウジングであり、絶縁性の合成樹脂材等によって形成されている。メスハウジング5は、オス端子3が接続されるメス端子6を収容するものであり、オスハウジング2の嵌合空間部2aに挿入され、オスハウジング2と嵌合可能なものである。メスハウジング5は、本体部51と、ロックアーム部52と、メスビーク53と、ランス54と、第1係止アーム55と、第2係止アーム56と、支持溝部57とを有する。
本体部51は、嵌合方向に沿って挿入方向側が閉塞された略長円筒状に形成されており、一部がフロントホルダ7とともに嵌合空間部2aに挿入されるとともに、オスハウジング2の一部を挿入することで、オスハウジング2と嵌合する部分である。本体部51は、内部に、嵌合空間部5aと、CPA部材移動空間部5bとが形成されている。本体部51は、第一本体部511と、第二本体部512と、第三本体部513とを有する。
第一本体部511は、嵌合方向から見た場合に、矩形形状に形成され、嵌合方向に沿って延在している。第一本体部511は、フロントホルダ7を介して、メス端子6を保持する。第一本体部511は、メス端子6に対応する端子挿入室が形成されている。端子挿入室は、嵌合方向に延在して形成され、第一本体部511の嵌合方向における両端部に形成された開口により外部と連通し、メス端子6が嵌合方向に沿って挿入されて、保持される空間部である。本実施形態における端子挿入室は、メスハウジング5に設けられる複数のメス端子6の数に応じて、第一本体部511の内部に幅方向に複数形成されている。
第二本体部512は、嵌合方向に沿って挿入方向側が閉塞された略長円筒状に形成されており、内部に嵌合空間部5aが形成されている。嵌合空間部5aは、第二本体部512の離脱方向側端部に形成された開口により外部と連通し、オスコネクタMCのオスハウジング2が嵌合する空間部である。
第三本体部513は、嵌合方向に沿って下方向側に開口が形成された矩形状に形成されており、嵌合方向の両端部に形成された開口により外部と連通するとともに、挿入方向側端部の上方向側に形成された開口により外部と連通して形成されている。第三本体部513は、内部にCPA部材移動空間部5bが形成されている。CPA部材移動空間部5bは、CPA部材8が挿入され、CPA部材8を嵌合方向に移動自在に支持する空間部である。
ロックアーム部52は、本体部51に対してメスビーク53を上下方向において離間した状態で支持するものである。ロックアーム部52は、第1アーム部521と、第2アーム部522とを備える。第1アーム部521は、上下方向から見た場合において、挿入方向側が開放するU字状に形成されている。第1アーム部521は、挿入方向側の両端部が第一本体部511と連結され、ロックアーム部52を本体部51に対して弾性変形可能に支持する。第1アーム部521は、離脱方向側端部の幅方向における中央部に、メスビーク53が形成されている。従って、第1アーム部521は、上下方向に弾性変形することで、メスビーク53を第一本体部511に対して上下方向に移動可能に支持している。第2アーム部522は、上下方向から見た場合に、離脱方向側が開放するU字状に形成されている。第2アーム部522は、離脱方向側の両端部(幅方向における2つの端部)が第1アーム部521の離脱方向側の両端部とそれぞれ連結されている。第2アーム部522の幅方向における両端部には、それぞれガイドレール部が外側に突出して形成されている。本実施形態における一対のガイドレール部は、メスハウジング5に対してCPA部材8が挿入されるCPA部材8の挿入時に、CPA部材8の後述する爪部83が抱え込み、CPA部材8と爪部83との間に介在することで、メスハウジング5に対するCPA部材8の上方向への移動規制しつつ、メスハウジング5に対するCPA部材8の嵌合方向における移動を支持するものである。
メスビーク53は、メスハウジング5をオスハウジング2に対して係止するための係止構造の一部を構成する。メスビーク53は、嵌合状態で、オスビーク23を乗り越えて、オスビーク23とビーク規制部24との間に入り込み、オスビーク23を嵌合方向において係止可能なものである。本実施形態におけるメスビーク53は、ロックアーム部52の離脱方向側端部において下方向に突出して形成されている。メスビーク53は、幅方向から見た場合において、頭頂部を挟んで嵌合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面が上下方向に平行(略平行を含む)な係止面に形成され、離脱方向側の面が下方向に向かうに伴って挿入方向側に凹む傾斜面に形成されている。
ランス54は、メス端子6をメスハウジング5に対して係止するための係止構造の一部を構成するものである。本実施形態におけるランス54は、嵌合方向においてメス端子6と対向することで、端子挿入室内におけるメス端子6が挿入方向に移動することを規制し、端子挿入室内のメス端子6を係止する。ランス54は、各端子挿入室にそれぞれ形成されている。ランス54は、第一本体部511のうち、端子挿入室を形成する上方向側内壁面の離脱方向側端部から、離脱方向に向かうに伴って下方向に突出して形成され、本体部51に対して弾性変形可能に支持されている。
各係止アーム55,56は、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を係止する係止構造LSの一部を構成するものであり、後述する係止突起73と、規制面7c,7dとの間に挿入されるものである。本実施形態における係止構造LSは、各係止アーム55,56と、係止突起73とで構成されている。本実施形態における各係止アーム55,56は、メスハウジング5およびフロントホルダ7の他方であるメスハウジング5に設けられ、嵌合方向に延在して形成されている。各係止アーム55,56は、本体部51から離脱方向に向かって突出して形成されている。各係止アーム55,56は、第一本体部511の離脱方向側端部のうち、上方向側における中央部に形成された凹部において離脱方向に向かって突出して形成され、本体部51に対して弾性変形可能に支持されている。つまり、各係止アーム55,56は、本体部51と比較して可撓性を有し、上下方向および幅方向に弾性変形、弾性復帰可能である。従って、各係止アーム55,56は、メスハウジング5に対して、上下方向に弾性変形することができる。各係止アーム55,56は、幅方向において離間した状態で第一本体部511に形成されている。第1係止アーム55は、2つの係止部として、第1係止部55aと、第3係止部55bとを有する。第2係止アーム56は、2つの係止部として、第2係止部56aと、第4係止部56bとを有する。
各係止部55a~56bは、各係止アーム55,56のうち、各係止アーム55,56が幅方向において対向する面から互いに近づく、すなわち内側に向かって突出して形成されている。第1係止部55aは、本係止部であり、第3係止部55bと離間して、第3係止部55bの挿入方向側に形成されている。第2係止部56aは、本係止部であり、第4係止部56bと離間して、第4係止部56bの挿入方向側に形成されている。第3係止部55bは、仮係止部であり、第1係止アーム55のうち、離脱方向側端部に形成されている。第4係止部56bは、仮係止部であり、第2係止アーム56のうち、離脱方向側端部に形成されている。ここで、各係止部55a~56bは、係止突起73と、規制面7c,7dとの間に各係止アーム55,56が挿入された状態において、嵌合方向から見た場合に、係止突起73と少なくとも一部が重なるように形成されている。なお、第1係止アーム55と第2係止アーム56との間には、第1係止部55aおよび第2係止部56aと、第3係止部55bと第4係止部56bとの間に係止突起73が仮係止される仮係止空間部S1と、第1係止部55aおよび第2係止部56aと、第一本体部511の離脱方向側端部との間に係止突起73が本係止される本係止空間部S2とが形成されている。
第1係止部55aは、第1係止部側面55cと、第3係止部側面55dとを有する。第1係止部側面55cは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面である。第1係止部側面55cは、コネクタハウジング5に対してフロントホルダ7を挿入するホルダ挿入時において、係止突起73の後述する第1係止突起側面74aが接触するものである。第1係止部側面55cは、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第1係止部側面55cは、幅方向から見た場合において、第1係止部55aの上方向側の面から下方向に一部直線状に形成され、さらに下方向に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第3係止部側面55dは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第3係止部側面55dは、コネクタハウジング5に対してフロントホルダ7を離脱するホルダ離脱時において、係止突起73の後述する第3係止突起側面74bが接触するものである。第3係止部側面55dは、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第3係止部側面55dは、幅方向から見た場合において、第1係止部55aの上方向側の面から下方向に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第1係止部55aは、上下方向から見た場合において、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、篏合方向の幅が狭くなるように形成されている。
第2係止部56aは、第2係止部側面56cと、第4係止部側面56dとを有する。第2係止部側面56cは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面である。第2係止部側面56cは、ホルダ挿入時において、係止突起73の後述する第2係止突起側面75aが接触するものである。第2係止部側面56cは、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第2係止部側面56cは、幅方向から見た場合において、第2係止部56aの上方向側の面から下方向に一部直線状に形成され、さらに下方向に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第4係止部側面56dは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第4係止部側面56dは、ホルダ離脱時において、係止突起73の後述する第4係止突起側面75bが接触するものである。第4係止部側面56dは、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第4係止部側面56dは、幅方向から見た場合において、第2係止部56aの上方向側の面から下方向に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第2係止部56aは、上下方向から見た場合において、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、篏合方向の幅が狭くなるように形成されている。
第3係止部55bは、第5係止部側面55eを有する。第5係止部側面55eは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第5係止部側面55eは、ホルダ離脱時において、第3係止突起側面74bが接触するものである。第5係止部側面55eは、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第5係止部側面55eは、幅方向から見た場合において、第3係止部55bの上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。
第4係止部56bは、第6係止部側面56eを有する。第6係止部側面56eは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第6係止部側面56eは、ホルダ離脱時において、第4係止突起側面75bが接触するものである。第6係止部側面56eは、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第6係止部側面56eは、幅方向から見た場合において、第4係止部56bの上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。
支持溝部57は、嵌合空間部5a内において延在方向に沿って形成され、一対のオス側リブ22にそれぞれ対応して複数形成されている。
メス端子6は、オス端子3が挿入されることで、オス端子3と電気的に接続されるものであり、メスハウジング5の内部で幅方向に複数配列される。メス端子6は、コネクタ用のメス型の端子金具であり、電線W2の末端に接続され全体が導電性の金属によって構成される。メス端子6は、メスハウジング5に保持された状態で嵌合方向に沿って延在する。メス端子6は、先端部がフロントホルダ7と嵌合方向において対向し、先端部と反対側の端部(挿入方向側の端部)に電線W2が接続される。メス端子6には、第一本体部511の挿入方向側端部に形成されている開口から嵌合方向に沿って端子挿入室に挿入されて、ランス54により係止されることで、メスハウジング5に保持される。メス端子6は、挿入空間部が形成されている。挿入空間部は、嵌合方向に延在して形成され、メス端子6の離脱方向側に形成された開口により外部と連通し、オス端子3の先端部が嵌合方向に沿って挿入されて、保持される空間部である。メス端子6は、延在方向から見た場合に、挿入空間部を形成する壁部のうち、上方向側の壁部がランス54と対向するように形成されており、上方向側の壁部のうち、挿入方向側端部とランス54の離脱方向側端部とが接触することで、ランス54により係止される。
フロントホルダ7は、メスハウジング5の一部が挿入され、メス端子6の離脱方向への移動を規制するものである。フロントホルダ7は、第一本体部511の離脱方向側端部に取り付けられるものであり、第一本体部511の離脱方向側に覆い被さるものである。フロントホルダ7は、本体部71と、凹部72と、係止突起73とを有する。
本体部71は、嵌合方向に沿って離脱方向側端部が閉塞された略矩形筒状に形成されており、内部に、第一本体部511の離脱方向側端部が挿入される挿入空間部7aが形成されている。本体部71は、メスハウジング5が挿入空間部7aに挿入されて、係止構造LSにより、メスハウジング5に対して係止されることで、保持される。本体部71は、離脱方向側の端部において、嵌合方向において対向する各メス端子6にそれぞれ対応して開口が形成されている。
凹部72は、本体部71の一部を内側に凹ませて形成される。つまり、フロントホルダ7は、外周面7bの一部を挿入空間部7a側に凹ませて形成されている。凹部72は、嵌合方向における両端部が外部と連通しており、凹部72を構成する幅方向において対向する側面が規制面7c、7dとなる。ここで、規制面7c,7dは、幅方向において係止突起73と対向してそれぞれ離間して設けられており、幅方向において各係止アーム55,56が係止突起73とそれぞれ対向した際に、各係止アーム55,56が幅方向に移動することをそれぞれ規制するものである。
係止突起73は、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を係止する係止構造LSの一部を構成するものである。本実施形態における係止突起73は、メスハウジング5およびフロントホルダ7の一方であるフロントホルダ7に設けられ、嵌合方向と直交する上下方向に突出して形成されている。係止突起73は、第1係止アーム55と第2係止アーム56との間に挿入されるものである。係止突起73は、外周面7bのうち、凹部72の部分、すなわち凹部72において上方向に突出して形成されている。係止突起73は、第1突起部74と、第2突起部75とを有し、本実施形態における第1突起部74および第2突起部75は、幅方向における中央部で連結して形成されているが、これに限定されるものではなく、幅方向において離間して形成されていてもよい。
第1突起部74は、第1係止アーム55に対応するものであり、第1突起部74と規制面7cとの間に第1係止アーム55が挿入された状態において、嵌合方向から見た場合に、少なくとも一部が第1係止部55aおよび第3係止部55bと重なるように形成されている。第1突起部74は、第1係止突起側面74aと、第3係止突起側面74bとを有する。第1係止突起側面74aは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第1係止突起側面74aは、ホルダ挿入時において、第1係止部側面55cが接触するものである。第1係止突起側面74aは、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第1係止突起側面74aは、幅方向から見た場合において、第1突起部74の上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。第3係止突起側面74bは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面である。第3係止突起側面74bは、ホルダ挿入時において、第3係止部側面55dが接触するものである。第3係止突起側面74bは、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第3係止突起側面74bは、幅方向から見た場合において、第1突起部74の上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。第1突起部74は、上下方向から見た場合において、幅方向における中央部から第1係止アーム55側に向かうにともない、篏合方向の幅が広くなるように形成されている。
第2突起部75は、第2係止アーム56に対応するものであり、第2突起部75と規制面7dとの間に第2係止アーム56が挿入された状態において、嵌合方向から見た場合に、少なくとも一部が第2係止部56aおよび第4係止部56bと重なるように形成されている。第2突起部75は、第2係止突起側面75aと、第4係止突起側面75bとを有する。第2係止突起側面75aは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、挿入方向側の面である。第2係止突起側面75aは、ホルダ挿入時において、第2係止部側面56cが接触するものである。第2係止突起側面75aは、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、挿入方向に向かって傾斜して形成されている。第2係止突起側面75aは、幅方向から見た場合において、第2突起部75の上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。第4係止突起側面75bは、上下方向から見た場合において、篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面である。第4係止突起側面75bは、ホルダ挿入時において、第4係止部側面55dが接触するものである。第4係止突起側面75bは、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、離脱方向に向かって傾斜して形成されている。第4係止突起側面75bは、幅方向から見た場合において、第2突起部75の上方向側の面から下方向に向かって直線状に形成されている。第2突起部75は、上下方向から見た場合において、幅方向における中央部から第2係止アーム56側に向かうにともない、篏合方向の幅が広くなるように形成されている。係止突起73は、上下方向から見た場合において、幅方向の両端部における篏合方向の長さよりも、幅方向の中央部における篏合方向の長さが短く形成され、いわゆる挿入方向および離脱方向においてくびれ部が形成されている。
CPA部材8は、図1および図2に示すように、オスハウジング2とメスハウジング5とが完全に嵌合したことを検知するための部材であり、いわゆるCPA(Connector Position assurance:嵌合保証機能)を実現するための部材である。CPA部材8は、メスハウジング5のCPA部材移動空間部5bに挿入されるものであり、メスハウジング5に対して嵌合方向に相対移動可能にメスハウジング5に組み付けられる。CPA部材8は、絶縁性の合成樹脂材等によって形成され、本体部81と、CPAロック部82と、爪部83を有する。
本体部81は、上下方向から見た場合において、離脱方向側が開放されているU字形状に形成されている。本体部81は、挿入方向側端部が上方向側に突出して形成されており、図示しない操作面が形成されている。
CPAロック部82は、CPA部材8をメスハウジング5に対して係止するための係止構造の一部を構成する。CPAロック部82は、離脱方向側端部が下方向側に突出して形成されており、挿入方向側端部が本体部81と連結されており、離脱方向側端部が上下方向に弾性変形自在に支持されている。CPAロック部82は、嵌合状態で、CPA部材8がメスハウジング5に対して初期位置から嵌合保証位置への離脱方向への移動に伴って、オスビーク23、オスビーク23に係止されているメスビーク53、メスビーク53をオスビーク23とともに挟むビーク規制部24を順に乗り越えて、嵌合保証位置でビーク規制部24に係止可能なものである。
防水パッキン9は、嵌合状態においてオスハウジング2とメスハウジング5との間の隙間に介在することで、外部から嵌合空間部2aに水などの液体が浸入することを抑制するものである。防水パッキン9は、リング状に形成されており、内部に形成された挿入空間部9aにメスハウジング5の第一本体部511が嵌合方向に沿って挿入される。
次に、CPAコネクタ1の組み付け、すなわち嵌合について説明する。特に、実施形態におけるメスハウジング5に対するフロントホルダ7の保持について説明する。まず、オスコネクタMCの組み付けについて説明する。本体部21の離脱方向端部に形成された開口から電線W1が接続されたオス端子3を各端子挿入室にそれぞれ挿入して、挿入された各オス端子3をランスにより係止し、各オス端子3をオスハウジング2の内部で保持することで、各オス端子3をオスハウジング2に組み付ける。次に、フロントホルダ4をオスハウジング2の挿入方向側端部から嵌合空間部2aに挿入して、フロントホルダ4を嵌合空間部2a内において本体部21において保持することで、フロントホルダ4をオスハウジング2に組み付ける。
次に、メスコネクタFCの組み付けについて説明する。図6は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(組付前状態)である。図7は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(仮係止状態)である。図8は、本実施形態におけるコネクタの一部断面平面図(本係止部乗り越え状態)である。図9は、本実施形態におけるコネクタの断面図(本係止部乗り越え状態)である。
まず、第一本体部511の挿入方向側端部に形成された開口から電線W2が接続された各メス端子6を各端子挿入室にそれぞれ挿入する。このとき、各メス端子6は、嵌合方向において、各ランス54と対向する。次に、防水パッキン9を第二本体部512の離脱方向側端部から嵌合空間部5aに挿入して、挿入空間部9aに第一本体部511を挿入することで、第一本体部511により防水パッキン9を保持することで、防水パッキン9をメスハウジング5に組み付ける。
次に、図6に示すように、フロントホルダ7を第一本体部511に対して嵌合方向において対向して配置し、フロントホルダ7の挿入空間部7aに第一本体部511を離脱方向側端部から挿入する。このとき、各係止アーム55,56は、離脱方向側端部が凹部72に挿入され、第3係止部55bに対して第1突起部74が嵌合方向において対向し、第4係止部56bに対して第2突起部75が嵌合方向において対向する。次に、第一本体部511に対してフロントホルダ7を挿入方向に移動、すなわち、さらにフロントホルダ7を挿入すると、第3係止部55bと第1突起部74とが接触するとともに、第4係止部56bと第2突起部75とが接触する。具体的には、第3係止部55bの篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面と、第1係止突起側面74aとが接触するとともに、第4係止部56bの篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面と第2係止突起側面75aとが接触する。次に、さらにフロントホルダ7を挿入すると、第1係止突起側面74aに対して第3係止部55bの篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面が上方向に移動するとともに、第2係止突起側面75aに対して第4係止部56bの篏合方向において対向する面のうち、離脱方向側の面が上方向に移動することで、各係止アーム55,56は、挿入方向側端部を基点として上方向に弾性変形する。次に、さらにフロントホルダ7を挿入すると、各係止アーム55,56は、上方向に弾性変形した状態で、各係止部55b、56bが係止突起73の上方向側の面を離脱方向に移動することで、図7に示すように、各係止部55b,56bが係止突起73を乗り越える。このとき、係止突起73は、上下方向から見た場合において、仮係止空間部S1内に位置し、各係止部55a、56aと、各係止部55b,56bとに挟まれることで、フロントホルダ7がメスハウジング5に対して仮係止状態となる。
次に、さらにフロントホルダ7を挿入すると、図8に示すように、第1係止部55aと第1突起部74とが接触するとともに、第2係止部56aと第2突起部75とが接触する。具体的には、第1係止部側面55cと第1係止突起側面74aとが接触するとともに、第2係止部側面56cと第2係止突起側面75aとが接触する。次に、さらにフロントホルダ7を挿入すると、第1係止突起側面74aに対して第1係止部側面55cが上方向に移動するとともに、第2係止突起側面75aに対して第2係止部側面56cが上方向に移動することで、各係止アーム55,56は、図9に示すように、挿入方向側端部を基点として上方向に弾性変形する。このとき、第1係止アーム55は、上下方向から見た場合において、第1係止突起側面74aおよび第1係止部側面55cのうち幅方向の中央部側の端部が第1係止アーム55側の端部よりも離脱方向に位置し、かつ第1係止アーム55が係止突起73に対して離脱方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の挿入方向における押圧力の反力が一部、第1係止部55aが幅方向における中央部に向かう力P1に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。同様に、第2係止アーム56は、上下方向から見た場合において、第2係止突起側面75aおよび第2係止部側面56cのうち幅方向の中央部側の端部が第2係止アーム56側の端部よりも離脱方向に位置し、かつ第2係止アーム56が係止突起73に対して離脱方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の挿入方向における押圧力の反力が一部、第2係止部56aが幅方向における中央部に向かう力P2に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。従って、各係止アーム55,56は、係止突起73を乗り越える際に、幅方向における中央部に係止突起73の幅方向における中央部が位置するように、すなわちメスハウジング5の幅方向における中央部に、フロントホルダ7の幅方向における中央部が位置するように、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の幅方向におけるセンタリングが、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を挿入することで行われる。次に、さらにフロントホルダ7を挿入すると、各係止アーム55,56は、上方向に弾性変形した状態で、各係止部55a、56aが係止突起73の上方向側の面を離脱方向に移動することで、図4に示すように、各係止部55a,56aが係止突起73を乗り越える。このとき、係止突起73は、上下方向から見た場合において、本係止空間部S2内に位置し、各係止部55a、56aと、第一本体部511の離脱方向側端部とに挟まれることで、フロントホルダ7がメスハウジング5に対して本係止状態となる。本係止状態となると、本体部71は、ランス54の上方向側に位置し、上方向においてランス54と対向することとなる。従って、ランス54が上方向に弾性変形することが規制されるため、各メス端子6が各ランス54によりそれぞれ係止され、各メス端子6をメスハウジング5の内部で保持することで、各メス端子6をメスハウジング5に組み付ける。
次に、CPA部材8がメスハウジング5のCPA部材移動空間部5bに挿入され、CPA部材8をメスハウジング5に組み付ける。このとき、CPA部材8は、一対の爪部83がロックアーム部52の一対のガイドレール部を抱え込み、CPA部材8がメスハウジング5に対して初期位置と嵌合保証位置との間で移動可能な状態に組み付けられる。
次に、メスコネクタFCにオスコネクタMCを組み付ける。まず、CPA部材8が初期位置の状態で、メスハウジング5の第一本体部511をオスハウジング2の嵌合空間部2aに挿入するとともに、オスハウジング2をメスハウジング5の嵌合空間部5aに挿入する。第一本体部511が嵌合空間部2aに挿入されると、オスビーク23がメスビーク53と接触し、メスビーク53が上方向に弾性変形し、メスビーク53がオスビーク23を乗り越え、メスビーク53が嵌合方向においてオスビーク23とビーク規制部24との間に入り込む。次に、CPA部材8をメスハウジング5において挿入方向側に位置する初期位置から嵌合保証位置に向かって嵌合方向に移動、すなわちCPA部材8がオスハウジング2およびメスハウジング5に対して離脱方向に移動する。CPA部材8が離脱方向に移動すると、CPAロック部82がオスビーク23と接触し、CPAロック部82が上方向に弾性変形し、CPAロック部82がオスビーク23を乗り越え、オスビーク23とビーク規制部24との間のメスビーク53を乗り越え、CPA部材8が嵌合保証位置まで移動するとビーク規制部24を乗り越える。CPA部材8は、離脱方向側にCPAロック部82が位置し、ビーク規制部24およびメスビーク53を挟んで、挿入方向側にオスビーク23が位置することで、CPAコネクタ1が嵌合保証状態となる。
以上、本実施形態におけるメスコネクタFCによれば、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を係止する係止構造LSは、各係止アーム55,56が係止突起73を離脱方向に乗り越える際に、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の幅方向におけるセンタリングが行われるので、第1係止アーム55が係止突起73を乗り越えるタイミングと、第2係止アーム56が係止突起73を乗り越えるタイミングとを合わせることができる。これにより、ホルダ挿入時におけるフロントホルダの挿入安定性を向上することができる。
また、メスコネクタFCを分解、特に、メスハウジング5からフロントホルダ7を取り外す場合について説明する。フロントホルダ7がメスハウジング5に対して本係止状態の場合から、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を離脱方向に移動、すなわちフロントホルダ7を離脱すると、図4に示すように、第1係止部55aと第1突起部74とが接触するとともに、第2係止部56aと第2突起部75とが接触する。具体的には、第3係止部側面55dと第3係止突起側面74bとが接触するとともに、第4係止部側面56dと第4係止突起側面75bとが接触する。次に、さらにフロントホルダ7を離脱すると、第3係止突起側面74bに対して第3係止部側面55dが上方向に移動するとともに、第4係止突起側面75bに対して第4係止部側面56dが上方向に移動することで、各係止アーム55,56は、挿入方向側端部を基点として上方向に弾性変形する。このとき、第1係止アーム55は、上下方向から見た場合において、第3係止突起側面74bおよび第3係止部側面55dのうち幅方向の中央部側の端部が第1係止アーム55側の端部よりも挿入方向に位置し、かつ第1係止アーム55が係止突起73に対して挿入方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の離脱方向における引抜力の反力が一部、第1係止部55aが幅方向における中央部に向かう力P1に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。同様に、第2係止アーム56は、上下方向から見た場合において、第4係止突起側面75bおよび第4係止部側面56dのうち幅方向の中央部側の端部が第2係止アーム56側の端部よりも挿入方向に位置し、かつ第2係止アーム56が係止突起73に対して挿入方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の離脱方向における引抜力の反力が一部、第2係止部56aが幅方向における中央部に向かう力P2に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。従って、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の幅方向におけるセンタリングが、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を離脱することで行われる。次に、さらにフロントホルダ7を離脱すると、各係止アーム55,56は、上方向に弾性変形した状態で、各係止部55a、56aが係止突起73の上方向側の面を挿入方向に移動することで、図7に示すように、各係止部55a,56aが係止突起73を乗り越える。このとき、係止突起73は、上下方向から見た場合において、仮係止空間部S1内に位置し、フロントホルダ7がメスハウジング5に対して仮係止状態となる。従って、メスハウジング5に対してフロントホルダ7を係止する係止構造LSは、各係止アーム55,56が係止突起73を挿入方向に乗り越える際に、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の幅方向におけるセンタリングが行われるので、第1係止アーム55が係止突起73を乗り越えるタイミングと、第2係止アーム56が係止突起73を乗り越えるタイミングとを合わせることができる。これにより、ホルダ離脱時におけるフロントホルダの離脱安定性を向上することができる。
次に、さらにフロントホルダ7を離脱すると、第3係止部55bと第1突起部74とが接触するとともに、第4係止部56bと第2突起部75とが接触する。具体的には、第5係止部側面55eと第3係止突起側面74bとが接触するとともに、第6係止部側面56eと第4係止突起側面75bとが接触する。このとき、第1係止アーム55は、上下方向から見た場合において、第3係止突起側面74bおよび第5係止部側面55eのうち幅方向の中央部側の端部が第1係止アーム55側の端部よりも挿入方向に位置し、かつ第1係止アーム55が係止突起73に対して挿入方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の離脱方向における引抜力の反力が一部、第3係止部55bが幅方向における中央部に向かう力P3に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。同様に、第2係止アーム56は、上下方向から見た場合において、第4係止突起側面75bおよび第6係止部側面56eのうち幅方向の中央部側の端部が第2係止アーム56側の端部よりも挿入方向に位置し、かつ第2係止アーム56が係止突起73に対して挿入方向に移動しようとしているため、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の離脱方向における引抜力の反力が一部、第2係止部56aが幅方向における中央部に向かう力P4に変換されるため、幅方向における中央部に向かおうとする。メスハウジング5に対してフロントホルダ7を係止する係止構造LSは、各係止アーム55,56が係止突起73を挿入方向に乗り越える際に、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の幅方向におけるセンタリングが行われることとなり、第1係止アーム55が係止突起73を乗り越えるタイミングと、第2係止アーム56が係止突起73を乗り越えるタイミングとが一致することとなる。これにより、各係止アーム55,56が係止突起73を乗り越えるタイミングが異なる場合と比較して、各係止アーム55,56が係止突起73を乗り越えにくくなるので、係止突起73を仮係止空間部S1内に留めることが容易となり、メスハウジング5に対するフロントホルダ7の仮係止状態を維持することを容易に行うことができる。
また、上記実施形態においては、メスハウジング5に第1係止アーム55および第2係止アーム56を形成し、フロントホルダ7に係止突起73を形成したが、これに限定されるものではなく、メスハウジング5に係止突起を形成し、フロントホルダ7に第1係止アームおよび第2係止アームを形成してもよい。
1 CPAコネクタ
2 オスハウジング(相手側コネクタハウジング)
3 オス端子(相手側端子)
5 メスハウジング(コネタクハウジング)
55 第1係止アーム
55a 第1係止部
55b 第2係止部
55c 第1係止部側面
55d 第3係止部側面
55e 第5係止部側面
56 第2係止アーム
56a 第1係止部
56b 第2係止部
56c 第2係止部側面
56d 第4係止部側面
56e 第6係止部側面
6 メス端子
7 フロントホルダ
73 係止突起
74 第1突起部
74a 第1係止突起側面
74b 第3係止突起側面
75 第2突起部
75a 第2係止突起側面
75b 第4係止突起側面
8 CPA部材
9 防水パッキン
FC メスコネクタ(コネクタ)
MC オスコネクタ
LS 係止構造
W1,W2 電線
WH ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. 相手側コネクタハウジングに収容される相手側端子と嵌合方向において接続される端子を収容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングの一部が挿入され、前記端子の嵌合方向のうち離脱方向への移動を規制するフロントホルダと、
    前記コネクタハウジングに対して前記フロントホルダを係止する係止構造と、
    を備え、
    前記係止構造は、
    前記コネクタハウジングおよび前記フロントホルダの一方に設けられ、かつ嵌合方向と直交する第一方向に突出して形成されている係止突起と、
    前記コネクタハウジングおよび前記フロントホルダの他方に設けられ、かつ嵌合方向に延在して形成されている一対の第1係止アームおよび第2係止アームと、
    を有し、
    前記係止突起は、篏合方向から見た場合において、前記第1係止アームと少なくとも一部が重なる第1突起部と、前記第2係止アームと少なくとも一部が重なる第2突起部と、
    を有し、
    前記第1係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記係止突起と少なくとも一部が重なる第1係止部が形成されており、
    前記第2係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記係止突起と少なくとも一部が重なる第2係止部が形成されており、
    前記第1突起部は、前記コネクタハウジングに対してフロントホルダを挿入するホルダ挿入時において前記第1係止部と対向し、かつ篏合方向および第一方向と直交する第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第1係止突起側面が形成され、
    前記第2突起部は、前記ホルダ挿入時において前記第2係止部と対向し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止突起側面が形成され、
    前記第1係止部は、前記ホルダ挿入時において前記第1係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第1係止部側面が形成され、
    前記第2係止部は、前記ホルダ挿入時において前記第2係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない挿入方向に向かって傾斜する第2係止部側面が形成され、
    前記第1係止アームおよび前記第2係止アームは、前記ホルダ挿入時において、前記係止部と前記係止突起とが接触した際に少なくとも第一方向に弾性変形することで、前記第1係止部および前記第2係止部が前記係止突起を挿入方向に乗り越える、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記第1突起部は、前記コネクタハウジングに対してフロントホルダを離脱するホルダ離脱時において前記第1係止部と対向し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第3係止突起側面が形成され、
    前記第2突起部は、前記ホルダ離脱時において前記第2係止部と対向し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第4係止突起側面が形成され、
    前記第1係止部は、前記ホルダ離脱時において前記第3係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第3係止部側面が形成され、
    前記第2係止部は、前記ホルダ挿入時において前記第4係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第2係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第4係止部側面が形成され、
    前記第1係止アームおよび前記第2係止アームは、前記ホルダ離脱時において、前記係止部と前記係止突起とが接触した際に少なくとも第一方向に弾性変形することで、前記第1係止部および前記第2係止部が前記係止突起を離脱方向に乗り越える、
    コネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記第1係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記第1係止部よりも離脱方向に形成され、かつ前記係止突起と少なくとも一部が重なる第3係止部が形成されており、
    前記第2係止アームは、嵌合方向から見た場合において、前記第1係止部よりも離脱方向に形成され、かつ前記係止突起と少なくとも一部が重なる第4係止部が形成されており、
    前記第3係止部は、前記ホルダ離脱時において前記第1係止部が前記係止突起を離脱方向に乗り越えた後、前記第3係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第5係止部側面が形成され、
    前記第4係止部は、前記ホルダ離脱時において前記第2係止部が前記係止突起を離脱方向に乗り越えた後、前記第4係止突起側面が接触し、かつ第2方向において、中央部から第1係止アーム側に向かうにともない離脱方向に向かって傾斜する第6係止部側面が形成される、
    コネクタ。
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