JP2022171199A - Ems装置、及びこのems装置を用いた施術方法 - Google Patents

Ems装置、及びこのems装置を用いた施術方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022171199000001
【課題】電気の跳ね返りのない、より安全でリラックス効果の高い施術を行うことができるEMS装置を提供する。
【解決手段】セラピストが顧客に施術を行うためのEMS装置であって、本体と、前記本体とケーブルを介して接続する通電マットと、前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1枚の通電プレートと、前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも4本の抵抗値測定棒と、前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1本の施術棒と、を備え、前記抵抗値測定棒を前記セラピストと前記顧客が両手に握り、この両手に握った状況下で、前記セラピストと前記顧客の電気抵抗値を測定し、前記セラピストと前記顧客の各電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成とした。
【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は、外部から電気信号を神経組織や筋組織に与え、筋肉を収縮させることにより、運動機能を改善、又は強化することができる電気的筋肉刺激装置(以後、EMS装置とする)に関するもので、従来のEMS装置と比較して、施術者(セラピスト)と施術を受ける顧客(顧客)との間で、電気の跳ね返りがなく、安全に施術を行うことができるEMS装置(例えば、電気の跳ね返りのないEMS装置)に関する。
この種のEMS装置は、電気刺激で、人体の筋肉に刺激を与え、物理的に筋肉を動かし運動効果を得ることを目的とする。直近では、EMS装置に関する従来の文献として、本出願人が取得している特許第6677836号公報(文献1)が挙げられる。
文献1は、取外し可能なモニターとなるモニター装置と1枚又は複数枚のプレート、通電マットを具えたEMS装置により発せられる微弱電流を帯びたセラピストの手で、直接顧客に触れることにより、弱った体内電流を整え、低周波の刺激により安全に、美容、健康に対し幅広い効果が期待できるEMS装置と、そのプレートと、その施術システムに関するもので、施術を受ける顧客だけでなく、セラピスト自身にも微弱電流が流れるため、セラピスト自身の健康と美容増進に繋がり、かつセラピストは力を入れる必要がなく負担が減るため、従来の施術で問題となっているセラピストの腱鞘炎等の疾病の減少に繋がる効果がある。
特許第6677836号公報
しかし、文献1では、セラピストと顧客がそれぞれ保有する電気抵抗値を確認することができなかったため、この電気抵抗値の差により、両者の間で電気の跳ね返りが起こり、施術の効果を無駄なく得ることが難しかった。さらに、装置本体にウォームアップやクールダウン機能を備えていないため、施術開始から終了まで、同じ電流で施術を行うか、もしくは、施術開始と終了前には、セラピストが電流の強さを設定変更する必要があり、施術が止まり、手間がかかっていたことと、取り外し可能なモニター装置を付属していたため、モニター装置の充電、接続と設定が必要であり、取り扱いが煩雑となっていた。そこで、電気の跳ね返りのない、より安全でリラックス効果の高い施術を行うことができるEMS装置が望まれている。
これらの問題点を鑑み、本発明では、モニター装置が不要なEMS装置を利用し、セラピストと顧客がそれぞれ保有する電気抵抗値を同じ値に調整する機能を備え、電気の跳ね返りをなくし、施術の効果を最大限引き出すことを意図する。即ち、セラピストと顧客の体内に流れる電気量を同じに調整し、両者の電気量の差により発生していた電気の跳ね返り現象を解消することと、充実した機能を備えながらも装備が簡易なEMS装置の提供を目的とし、請求項1~請求項7を提供する。
請求項1では、
セラピストが顧客に施術を行うためのEMS装置であって、
本体と、
本体とケーブルを介して接続する通電マットと、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも1枚の通電プレートと、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも4本の抵抗値測定棒と、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも1本の施術棒と、
を備え、
抵抗値測定棒をセラピストと顧客が両手に握り、
この両手に握った状況下で、セラピストと顧客の電気抵抗値を測定し、
セラピストと顧客の各電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成としたEMS装置とする。
請求項1により、顧客とセラピストの電気抵抗値の測定ができることで、効果的、安定的に微弱電流をセラピストの手を通して顧客に伝える施術が可能であるうえ、EMS装置の構成が簡易、かつ取り扱いが容易なEMS装置を提供できる。
請求項2では、
セラピストと顧客の電気抵抗値は、
複数本の抵抗値測定棒をセラピストと顧客が両手に1本ずつ握ることで測定し、
この測定した電気抵抗値を、本体の上面に備えた表示部に表示することで、確認可能とし、
表示部に示された電気抵抗値をもとに、本体の上面に備えた抵抗値調整ボリュームを調整することで、セラピストと顧客の電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成としたEMS装置とする。
請求項2により、請求項1と同じ効果を得ることができる。加えて、セラピストと顧客の電気抵抗値を同じ値に調整可能であり、この調整により、セラピストと顧客の両者に流れる電流値や周波数を等しくすることができる。また、この調整は、本体上面に備えた抵抗値調整ボリュームにより簡易に調整可能であるため、施術開始前の準備を短時間で、素早く行うことができる。
請求項3では、
EMSに備えた施術棒は、顧客の脂肪量に合わせて選択可能である構成としたEMS装置とする。
請求項3により、請求項1と同じ効果を得ることができる。さらに、顧客の脂肪量に合わせて、セラピストの手だけでなく、本体に備えた施術棒を使用して、効果的に微弱電流を顧客に流しながら施術を行うことができる。
請求項4では、
本体は、施術の開始直後10秒間で、微弱電流から設定電流まで徐々に施術レベルを上げるウォーミングアップ機能を設ける構成としたEMS装置とする。
請求項4により、請求項1と同じ効果を得ることができる。加えて、ウォーミングアップタイムにより、急に強い電流が顧客に流れることを防ぎ、安全に施術を開始できる。
請求項5では、
本体は、施術の終了前10分間で、設定電流から微弱電流まで徐々に施術レベルを下げるクールダウン機能を設ける構成としたEMS装置とする。
請求項5により、請求項1と同じ効果を得ることができる。さらに、クールダウンタイムにより、安全に、心地よく施術を終了することができる。
請求項6では、
本体の上面に備えたモード切替スイッチのON又はOFFにより、微弱電流の入り切りが可能である構成としたEMS装置とする。
請求項6により、請求項1と同じ効果を得ることができる。さらに、顧客の好みに合わせて微弱電流を入り切りすることができる。
請求項7では、
顧客一人に対してセラピストは二人であって、
二人のセラピストが顧客に施術を行うためのEMS装置において、
本体と、
本体とケーブルを介して接続する通電マットと、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも1枚の通電プレートと、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも4本の抵抗値測定棒と、
本体とケーブルを介して接続する少なくとも1本の施術棒と、
を備え、
抵抗値測定棒をセラピストと顧客が両手に握り、
この両手に握った状況下で、セラピストと顧客の電気抵抗値を測定し、
セラピストと顧客の各電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成としたEMS装置を用いた施術方法とする。
請求項7により、一人の顧客に対して二人のセラピストで施術を行うことができる。顧客の筋膜に届ける電気の強弱等を絶妙に微調整することで、二人のセラピストで施術を行うことが可能となる。
本発明のEMS装置の本体と各パーツの接続例を示す構成図 施術を行うときの、本発明のEMS装置の設置例を示す模式図 本体の構成を示す正面図 本発明実施時の電流の流れの一例を示した図で、セラピストがオールハンドで施術を行う一例を示す模式図 本発明実施時の電流の流れの一例を示した図で、セラピストが施術棒を使用する一例を示す模式図 顧客一人に対してセラピスト二人で施術を行う一例を示す模式図 本発明実施時の施術の流れの一例を示したフローチャート図
図1に本発明で使用するEMS装置Aを示す。本発明のEMS装置Aは、本体1、複数枚の通電プレート2、少なくとも4本(一例であり限定しない)の抵抗値測定棒5、少なくとも1本以上の施術棒6、及び通電マット7、により構成され、これらの各パーツはそれぞれケーブル3を介して本体と接続される。
基本的に、セラピスト100はすべて素手による施術を行うが、顧客の体形(脂肪量、筋肉量等)によっては、電気が流れにくい場合があり、オールハンドの施術では十分な効果を得られないことがある。この場合には、セラピスト100の素手の代わりに、施術棒6を使用する。セラピスト100は施術棒6をしっかり握り、施術棒6の通電部位を顧客200の肌に当てながら施術を行う(図4-2参照)。これにより、顧客200の体形等に左右されず、常に安定した施術を行うことができる。
図2に本発明のEMS装置Aの設置一例を示す。本体1とケーブル3を介して接続した通電マット7を、ベッド20の上に設置する。通電マット7は顧客200の肌に触れる位置で、シルバーの面を上にした状態で設置し、通電マット7の上には必ず水で濡らした濡れタオル8を敷く。一方、本体1とケーブル3を介して接続した通電プレート2は、ベッド20周囲の床に、かつセラピスト100が踏みやすい位置に、少なくとも1枚、望ましくは複数枚設置する。濡れタオル8が乾燥した際には、霧吹き等を活用し、濡れタオル8を湿潤するか、又は濡れタオル8にセンサーを付設し、自動的に湿潤する手段を付設することも、効率的、かつ安全性に優れた装置、及び/又は、施術として有効である。
図3に示すように、本体1の上面には、主にセラピスト100が操作する各種設定ボタンを備える。本体1の電源を入れる主電源10、施術の開始/停止を行う施術スイッチ11、電流のレベル選択スイッチ12、施術棒6を使用する場合に使用する施術棒用スイッチ13、後述するモード切替スイッチ14、施術時間設定ダイヤル15、レベル微調整ボリューム16、及びセラピスト100と顧客200それぞれの抵抗値設定に関するスイッチとして、セラピスト100と顧客200各々の(以下、同様のため省略する)抵抗値を表示する表示部101、201、各々の抵抗値を測定する測定ボタン102、202、各々の抵抗値を調整する抵抗値調整ボリューム103、203を備えている。また、図1に示すように、本体1の側面にはLEDライトを6つ配列する(一例であり限定しない)。これは、施術の残り時間を表示するもので、LED1つ当たり10分を示す。
本体1には、施術に必要な機能設定が一括管理されているため、モニターのような付属のパーツは必要なく、かつ操作とメンテナンスが容易である。
モード切替スイッチ14は、微弱電流を顧客200の体に流すEMS(生体電流コントロール)モードと、BWM(Biological Water Molecule、生体水分子コントロール)モードとを切り替えるスイッチである。顧客200の体調や好みにより、微弱電流を流すことができない場合には、このモード切替スイッチ14により、EMSモードからBWMモードに切り替えて施術を行うことができる。BWMモードでは、微弱電流は全く流れない代わりに、顧客200には伝わらない程の、長波の微弱振動を与えながら、セラピスト100が施術を行うことができる。これにより、EMSモードと同じように、顧客200の体内の水クラスタをミクロ単位まで小さくし、水分子、血液や、油を均一な大きさに整える効果がある。この効果により、体液の誘導率や溶解率を改善し、体内で正常な水素結合を促進し、血液がサラサラになる効果がある。
図4-1、図4-2に電流の流れの一例を示す。図4-1に示すように、EMS装置Aを使用する施術は、基本的にはセラピスト100がオールハンドで行う。例えば、本体1の施術スイッチ11を入れると、本体1から通電プレート2に微弱電流が流れる。施術部位に合わせて、この通電プレート2の上にセラピスト100は素足で立ち、顧客200の肌に素手で直接触れて施術を行うと、セラピスト100の体を通じて、顧客200に微弱電流が流れる。この時の微弱電流のレベル調整は、本体1に備えているレベル選択スイッチ12と、レベル微調整ボリューム16で簡単に調整できるだけでなく、セラピスト100が通電プレート2を踏む面積の大小や、セラピスト100が顧客200に触れている手の平等の面積の大小でも、この微弱電流の大きさを調整できるため、顧客200の様子や体調により、臨機応変に対処することができる。
しかし、電気は脂肪が多いと流れにくい性質があるため、脂肪の分厚い顧客200に対しては、図4-2に示すように、施術棒6を使用して施術を行う方が効率的に電気を流すことができる。セラピスト100は施術棒6の柄をしっかり握り、施術棒6の通電部位を顧客200の肌に当てながら施術を行う。この時の電気の流れは、基本的には図4-1の同様である。
図5には、一人の顧客200に対し、二人のセラピスト100、100で同時に施術を行う一例を示す。これは、前述のように、セラピスト100と顧客200の電気抵抗値を同値に設定し、安全に施術を行うことが可能であり、かつ施術レベルを、本体1に備えるレベル微調整ボリューム16により、細かく調整できるためである。二人のセラピスト100、100が同時に一人の顧客200に対し微弱電流を伝えても(電気が三人の間で流れても)、電気の跳ね返りがなく、筋膜に届ける電気の強弱を、絶妙に微調整可能となり、二人のセラピスト100、100で同時に施術を行うことが可能となった。
図6に本発明のEMS装置Aの操作手順のフローチャートを示す。セラピスト100と顧客200はそれぞれ所定の位置につき、施術の準備が完了したところで、主電源10をONにした後からスタートする。まず、セラピスト100と顧客200の電気抵抗値を測定し、それぞれの測定結果を表示部101、102で確認する(ST-1)。両者の電気抵抗値が異なる場合(NOの場合)には、それぞれの抵抗値調整ボリューム103、203により、両者の電気抵抗値が同じになるように調整する(ST-2)。はじめから電気抵抗値が同じである場合(YESの場合)、若しくは、電気抵抗値調整後に電気抵抗値が同じであることを再確認した後、施術モードの選択(ST-3)、施術レベルの選択、及び施術時間の設定を行い(ST-4)、施術を開始する(ST-5)。施術開始10秒間のウォーミングアップ機能(ST-6)の後、施術を行う(ST-7)。施術終了前10分間のクールダウン機能(ST-8)の後、施術を停止し(ST-9)、終了となる。
基本的には、セラピスト100と顧客200の電気抵抗値の測定と確認は施術前に行うが、必要に応じて、施術中でも電気抵抗値を調整しながら、安全に施術を行うことができる。また、施術部位等に応じて、セラピスト100は適宜、施術モードの変更、レベル変更、及び/又は施術時間の変更を行いながら、顧客200に施術を行う。
セラピスト100の電気抵抗値は、セラピスト100が両手に抵抗値測定棒5を1本ずつ握りながら、セラピスト100の測定ボタン102を押すことで測定され、この測定結果は表示部101に表示される。顧客200の電気抵抗値測定方法も同様であり、顧客200が両手に1本ずつ抵抗値測定棒5を握りながら、顧客200の測定ボタン202を押すことで測定され、この測定結果が表示部201に表示される。その後、表示部101、201に表示される両者の電気抵抗値を確認し、もし電気抵抗値に差があれば、セラピスト100の抵抗値調整ボリューム103、及び/又は顧客200の抵抗値調整ボリューム203の調整により、どちらかの電気抵抗値に合わせる、もしくは両者の中間値に合わせる(一例であり限定しない)等の調整を行う。これは、セラピスト100と顧客200の電気抵抗値に差があると、同じ電流を流した場合でもそれぞれが受ける電流の大きさが変わってしまい、電気が一方に跳ね返る現象を防ぐ効果がある。この電気の跳ね返りが施術中に起こると、セラピスト100や顧客200は痛みを感じ、力が入り、リラックス効果が低くなり、安定した施術を行えない、といった問題が生じる。予めそれぞれの持つ電気抵抗値を同値に調整すれば、それぞれに流れる電流値が同じになり、これらの問題が起こらないため、とても有益、かつ必要な調整である。
また、本体1は施術の開始直後10秒間にウォーミングアップタイムを設けている。これは、施術開始直後から強い電流を流すと痛みを感じることがあり、これを防ぐためにも、弱い電流から設定電流まで、徐々に電流レベルを上げ、安全に心地よい施術を行うことができる。さらに、施術の終了前10分間にはクールダウンタイムを設けている。これにより、設定電流レベルから極めて弱い電流まで、徐々にフェードアウトするように電流レベルを下げ、顧客200が心地よく施術を終了することができる。
また、本発明のEMS装置を使用した施術では、顧客200だけでなくセラピスト100の肌をしっかりと保湿する必要がある。例えば、両者の肌が乾燥していると微弱電流が流れないため、トリートメントを行う部位に必ず、クリームをしっかりと塗布することが不可欠である。この所作において、重要な構成(要素)は、丁寧に、かつ順序良く、しかもゆっくりと行い、望ましくは、セラピスト100は経験則よりして、雑念や邪念を捨ててゆったりとした気持ちで、かつ無心でエネルギー(施術による活力と治癒力等)を伝えるように行うことが大切である。ここでいうエネルギーとは、活力や元気のことを指し、身体の太い部分や大きい部位には大きいエネルギーを伝え、腕、指、顔のような身体の小さい部分にはエネルギーを小さくすることも大切なポイントである。また、それぞれの箇所において、セラピスト100の立位置が重要である。このセラピスト100の立位置は、重要であり、例えば、後述する施術の流れに沿って決定されるのが望ましい。
セラピスト100は施術全体を通して軽い力で施術を行う。これは、微弱電流により軽い力でも体内深部までエネルギーが届くため軽い力で良い。公知のマッサージやエステ等では、強く押す等セラピスト100が身体全体を使っての施術が必要であったため、施術後には疲労があり、さらには腱鞘炎等の慢性的な怪我に悩まされるセラピスト100も多いという問題があったが、本発明のEMS装置では、セラピスト100にも顧客200と同程度の微弱電流が流れるため、施術を行いながら、セラピスト100自身の筋肉にも電気刺激が加えられる。セラピスト100は、この電気刺激により乳酸や活性酸素の分解が促進され、施術による筋肉疲労を軽減、回復することができる。
本発明では、a)軽擦法(例えば、全体に覆うように包む手技)、b)振動法(例えば、まっすぐ進む手技)、c)揉撚法(例えば、クルクル回す手技)、d)圧迫法(例えば、一点を集中して押さえる手技)、e)引上げ法(例えば、彫刻をイメージし3Dボディ(メリハリがあり凹凸のある体)を創り上げる手技)、これら5つの手技でなる基本作業(手技)システムを、施術箇所・回数に応じて組み合わせる。基本作業システムのうち、手技の選択、及び/又は組み合わせは施術の流れに沿って決定される。以下、各基本作業(手技)をa、b、c、d、eで表記する。また、施術する各部位と、手法の一例を以下に具体的に説明する。
セラピスト100は顧客200の頭側に立ち、背中全体の施術から開始する。施術開始直後のウォーミングアップタイムにより、電流レベルを徐々に設定値まで上げながら、肩あたりに手を密着して、まっすぐ仙骨に向かって腰まで行き、手を両サイドにスライドさせ脇まであがり、腕内側を包み込むようにし、肘下まで行ったらUターンしながらスタートの位置に戻る。途中肘のあたりはレベルを弱める。次に天柱のツボから脊柱に沿って真っ直ぐ進み仙骨でd)の手技を行い、その後またゆっくりと天柱まで戻る。天柱のツボは首のコリと目の疲れに効果のあるツボで、パソコンやスマートフォンでの疲労解消に効果のあるツボである。また、胞育は奥までゆっくりエネルギーを入れて少し押してあげると良いポイントで美尻のツボともいわれ、ヒップラインがキュっと引き締まる。
次に、脊柱起立筋をトリートメントする。僧帽筋に手を置き、右側の肩甲骨の際と脊柱起立筋をゆっくり通り腸骨にあたったところでd)の手技を行う。それから手の平をつけて元の位置まで戻るこの流れを2回行い、さらに左側も同様に2回施術後、右肩の僧帽筋から肩甲骨の際を通って腋窩リンパ節でd)の手技を行い、再度手を密着させ元の位置まで戻る。次に僧帽筋から脊柱起立筋を通って肋骨の一番下辺りにある内腹斜筋に向かってd)の手技を行い、手を密着させて元の位置へ戻り、右肩から脊柱起立筋を通ってウエスト辺りにd)の手技をいれ、手を密着させ再度元の位置へ戻る。さらに右肩から脊柱起立筋を通ってお尻のくぼむあたりの環跳でd)の手技を行う。この脊柱起立筋のトリートメントを左側も同様に行う。最後に天柱から仙骨に向かってb)の手技で進み、手を密着して天柱戻りゆっくり手を離す。
環跳はお尻のくぼむあたりにあり、股関節の痛みやひざの痛みに効果的なツボである。老化や運動不足による筋肉の衰えなどが原因で股関節・ひざを痛めてしまった場合に効果的で、ヒップアップの効果も期待できる。また、「背中を丸める動きが硬い」、「腰というより背中が常に重くてだるい感じがする」、「どんな姿勢も落ち着かない気がする」、という場合は脊柱起立筋の疲れが原因で起こる腰痛や疲れの可能性が高く、猫背の場合はこの筋肉が伸びきった状態なので疲れが溜まっているため、腰だけでなく、縦長の筋肉全体を刺激することがポイントである。仙骨は骨盤の中央にあり、腹大動脈から枝分かれした多数の血管がそばを通り、最も長く太い神経である坐骨神経が走っている。加えて8つの重要なツボがあり、ここにトラブルが生じると様々な病気につながり、逆に癒すと症状が改善される。仙骨を温め、ツボを刺激することにより、血液・ホルモンの流れが良くなり、神経の働きが整えられ身体の調子が整う。
続けて背中全体を施術する。例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の右側に立ち、施術を開始する。クリームを塗布し背中全体を繰り返し大きくエフルラージュ((a)の手技)する。腰辺りから脊柱起立筋を通り肩でd)の手技を入れ、手を密着させて元の位置へ戻る。仙骨から天柱に向かって流すように繰り返し行う。次にウエストにb)の手技を入れ、外腹斜筋の収縮するポイントに向かいd)の手技を入れる。僧帽筋に沿うようにb)の手技で流したあと上腕三頭筋の上部ポイントから肩まで流す。
ここで顧客200に腕を上げてもらう。セラピスト100は腰あたりに手を置いてから脇腹を通って腋窩リンパ節に向かってリンパを流す。脇の下には、老廃物を流したり、ウイルスに対する抗生物質を生成排出したりする腋窩リンパ節があり、リンパの流れや免疫機能に重要な役割を担っている。この腋窩リンパ節の滞りは肩こりや四十肩・五十肩のトラブルの原因になる。さらに脇の下の筋肉である大胸筋は、肩こりが起きる筋肉の裏側にあたるため、脇の下の筋肉が固まっていると肩こりは治らない。
続いてセラピスト100は顧客200の頭側に移動し腕、お尻のトリートメントを行う。肩甲骨の真ん中あたりにある天宗のツボにd)の手技を入れる。この天宗は肩甲骨の真ん中あたりにあるツボで、押すと少し痛く、エネルギーを入れるとさらに痛いので強さ加減に注意する。次に上腕三頭筋の真ん中あたりにd)の手技を行う。続いてお尻では、手で圧を加えながら挟みスッと指先まで抜いていく。指先にはエネルギーはいれない。そして小殿筋、中殿筋の起始に向かってd)の手技を入れる。その後、大殿筋の起始に向かってd)の手技で入れたら全体に大きくa)の手技を行い、仙骨でゆっくり手を離す。お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋・小殿筋)を鍛えてほぐすことにより、腰痛に効果的でありウエストが引き締まる効果がある。
例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の右側に移動し、足のトリートメントを行う。太もも外側を通り環跳のツボをプッシュする。その後、太もも全体に2回a)の手技を行ってから、太ももからふくらはぎにかけて、太ももとふくらはぎの強さを調整しながら足全体にa)の手技を施す。顧客200の足の浮腫みや疲れに合わせてこの足全体の工程は何度繰り返しても良い。最後に足の裏にa)の手技でエネルギーを入れて指先に向かって抜いていく。この際に強いと攣るので注意する。
環跳のツボを押すと股関節周りの血行が促進されることにより老廃物が流れ、筋肉の緊張がほぐれるため、ヒップアップ効果が期待でき、血行不良によるひざの痛みや股関節痛にも有効である。
例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の左側に移動し、前記足全体の施術を左側から再度行う。続いて、前述の腕とお尻にかけての施術を左側から再度行う。
セラピスト100は顧客200の頭側に移動し、前述の背中全体の施術を再度行う。
顧客200に仰向けになってもらい、セラピスト100は顧客200の頭側に立ち、デコルテ、胸の施術を開始する。鎖骨下から鎖骨上リンパに向かってb)からd)の手技で左右に流す流れを2回行う。バストのはりをアップさせ、リンパを流すことにより顔がスッキリする効果がある。次に、鎖骨上リンパから脇に向かってb)の手技で流した後、鎖骨下から胸の内側を通って胸下周りをb)の手技で流し、腋窩リンパ節でd)の手技を入れる。手で三角を作り、胸全体を包むようにして、ゆっくり手を離す。反対側の胸も前記デコルテ、胸の施術を同様に2回行う。
例えば、セラピスト100は顧客200の右側に立ち、腹部の施術を開始する。お腹全体を「の」の字を書くように2回、a)の手技をした後、へそから鼠径部に向かって左右2回ずつ流す。次に、中かんのツボに向かって、へそから6方向に流し、中かんで2、3秒カウントする。中かんは胃の調子を整えるのに効果的なツボである。続いてウエストに向かって横3方向に流し、ウエストが収縮する部分で2、3秒カウントする。最後に腹直筋を意識しながらへそ周辺4カ所に2、3秒入れてからお腹全体にa)の手技を施し、そのまま円を小さくしていき、へそで8秒カウントしゆっくりと手を離す。
続いて腕の施術を行う。三角筋と上腕二頭筋の起始から停止までb)の手技で流す。この三角筋を肩に向かってほぐすことにより、四十肩や五十肩の緩和に繋がる。ここが固まると肩こりの原因になるのでしっかり流す。
例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の左側に移動し、続けて腕の施術を行う。手三里のツボにd)の手技でエネルギーを入れ、手三里辺りの筋肉を緩めるように流し、外関のツボにd)の手技で手首を指先へ引っ張るように握る。握った手首を片手で絞るように握って指先へスッと引き抜く。この時、指先では力を弱める。
顧客200の手の甲が上になるように手首を反す。水かきの位置を親指と人差し指でつまみエネルギーを入れたら顧客200の各指を握って圧をかけてスッと抜く。指は電気が通りやすく痛いので、エネルギーは入れないようにする。
例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の足元に移動し、足全体の施術を行う。足全体にa)の手技をする。次に足首を両手でつまみ2、3秒カウントする。足首から脛骨の内側をb)の手技で通り、膝の内側のくぼみにある内膝眼にb)の手技を2、3回繰り返し行い、陽陵泉のツボにd)の手技を2、3回行う。陽陵泉は膝関節痛、下肢の麻痺、腰痛、坐骨神経痛、肩の痛みに効果的なツボである。その後、両手でヒザの皿をつかむような気持ちで2、3秒カウントする。次に、再び太もも全体にa)の手技をし、太ももの真ん中を通って鼠径リンパへ流す。膝上内側を通って鼠径リンパへ流す。さらに太ももの外側から腰回りを通って鼠径部へ流す。その後足全体に繰り返しa)の手技を行った後に、足を手で挟み指先に向かってエネルギーを抜く。この際、足の裏全体に手の平で圧を加えると気持ちが良い。また、指先はエネルギーを感じやすいので、指先に向かう時はエネルギーを抜いて行う。
鼠径部には大きなリンパ節があるのでここへ流していく。鼠径部は特に座った姿勢が長いとリンパの流れが悪くなり、脚が浮腫み、つま先が冷えるといった状態になる。鼠径部をほぐして柔らかくなると、血液循環にプラスしてリンパの流れがよくなるので、不要な水分や老廃物が流れやすくなり、深層部の筋肉が働き正しい姿勢になり、さらに筋肉を効率的に使えることにより、基礎代謝がアップし、痩せやすい体質となる。ただし、エネルギーが強すぎると痛みを感じる場合もあるので、顧客200の反応を見ながら行う。
例えば、セラピスト100は、本人より見て顧客200の下半身左側に移動し、同様に足全体、お腹、腕の施術を、左側から同様に行う。
続いて顧客200に首を横にしてもらい、首の施術を行う。首筋を顎下リンパ節に向かって上下に流し、耳の前と後ろを挟むようにして上下に流す。次に鎖骨下に少し圧を加えながら鎖骨下リンパに向かって流す。その後、鎖骨で流したものを腋窩リンパ節に流す。首筋から肩に向かって流し、肩あたりで2、3秒プッシュする。次に背中を肩甲骨まで脊柱を天柱のツボまで少し圧を加えながら流し、8秒カウントしゆっくり手を離す流れを2、3回行う。最後に逆の首筋、デコルテにも同様に首の施術を行う。全て部位の施術後、クールダウンタイムにより、電流レベルを徐々に下げていき、ゆっくりと顧客200に声がけをして終了する。以上が、セラピスト100がオールハンドで行うリンパトリートメントの施術方法の一例である。セラピスト100が施術棒6を使用してトリートメントを行う場合も、施術の流れは基本的に同様である。
全身のリンパが最終的に流れ込むのが、鎖骨の上あたりにある静脈角というところで、ここを流すことにより、顔の浮腫みが取れて顔がスッキリし、肩こりや首の凝りにも有効である。
次にフェイシャルトリートメントの実施手順の一例を説明する。フェイシャルトリートメントの開始直後と終了直前にも、ウォーミングアップタイムとクールダウンタイムを設けることで、敏感な肌でも、安全に、かつ心地よく、施術を開始及び終了することができる。
顧客200に仰向けになってもらい、セラピスト100は顧客200の頭側に立ち、施術を開始する。
顎下から耳介前リンパ、頬から耳介前リンパ、口周りから耳介前リンパ、頬から耳介体前リンパの順で顔全体を引き上げる。前記の順で5回繰り返す。続いて、顎の2点、口角の両端、小鼻周辺両端の順でそれぞれに中指でエネルギーを入れる。小鼻の周りが凝ると、ほうれい線の原因になるので、ここはよくほぐすことがポイントとなる。続いて、頬骨をつかみ上げるようにしてエネルギーを入れる。この際、歯の周りはアルミを噛んだような、または歯が浮くような感覚を感じる場合もあるので、顧客200に強さを確認しながらエネルギーを入れるようにする。次に、強いと痛いため力加減に気を付けながら、眉下にある清明にエネルギーを入れた後に目の周りを手の平全体で覆い隠すようにしてエネルギーを入れ、神庭のツボを中心に前頭筋と側頭筋に手の平を密着させエネルギーを入れる。最後に耳の施術を行う。耳たぶをつまみ2、3秒カウントする。その後、耳の穴に親指を入れ、耳たぶを畳み音が聞こえないような状態で2、3秒カウントする。最後に耳全体を優しく揉みこみ、ゆっくり手を離し、顧客200にゆっくり終了の声がけをする。
清明というツボは眼精疲労、ドライアイの解消、頭痛などを和らげる効果がある。耳のもみほぐしをすると頭部全体の血流がよくなり、耳まわりの凝っている筋肉がゆるむので頭痛、首のコリ、目の疲れの緩和に効果的である。耳近くのリンパ節の流れもよくなるので、顔の浮腫み改善にも繋がる。
次に乳房ケアの実施手順の一例を説明する。ウォーミングアップタイムと経て、セラピスト100は右手の手の平と指で、バスケットボールをつかむように指を広げて顧客200の乳房を持ち、左手の母指球を乳房の上部にあて、右側に向かって横に押す。次に右手の位置を少しずらし、小指側を乳房の外側斜め下にあてる。右手は左手の上にあて、力を入れる点に注意しながら右の肩に向かって押す。この動作を繰り返す。ここでは右の手の平で乳房を潰さないように注意する。続いて、前から手の平が見えるくらいの位置で、右手の手の平の小指側を乳房の下にあて、左手はその下に添えるように置いて乳房をすくい上げるようにする。この動作を繰り返し行う。乳房ケアでは電流の流れで痛みを感じるため、乳頭には触れないよう注意する。クールダウンタイムを経て、施術を終了する。
本発明によれば、セラピスト100と顧客200が持つ電気抵抗値を同値に調整してから、微弱電流をセラピスト100の素手、及び/又は施術棒6から直接顧客200に流すことで、もともと顧客200自らが持つ微弱電流を安全に、心地よく補いつつ、身体の水分や血液等の流れを改善でき、滞った血流が良くなる。さらに、セラピスト100自身も施術中に微弱電流が流れていることで、体内電流や水分子等が整い、顧客200と同様の効果を得ることができるという特徴がある。
また、従来のEMS装置では不可能であった、一人の顧客200に対して二人のセラピスト100、100により、安全に施術を行うことが可能となった。
前述した各実施例等は、本発明の好ましい一例の説明である。各実施例とか図面に限定されない。従って、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
A EMS装置
1 本体
2 通電プレート
3 ケーブル
5 抵抗値測定棒
6 施術棒
7 通電マット
8 濡れタオル
9 時間表示用LED
10 主電源
11 施術スイッチ
12 レベル選択スイッチ
13 施術棒用スイッチ
14 モード切替スイッチ
15 施術時間設定ダイヤル
16 レベル微調整ボリューム
20 ベッド
100 セラピスト
200 顧客
101、201 表示部
102、202 測定ボタン
103、203 抵抗値調整ボリューム

Claims (7)

  1. セラピストが顧客に施術を行うためのEMS装置であって、
    本体と、
    前記本体とケーブルを介して接続する通電マットと、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1枚の通電プレートと、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも4本の抵抗値測定棒と、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1本の施術棒と、
    を備え、
    前記抵抗値測定棒を前記セラピストと前記顧客が両手に握り、
    この両手に握った状況下で、前記セラピストと前記顧客の電気抵抗値を測定し、
    前記セラピストと前記顧客の各前記電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成としたEMS装置。
  2. 前記セラピストと前記顧客の前記電気抵抗値は、
    複数本の前記抵抗値測定棒を前記セラピストと前記顧客が両手に1本ずつ握ることで測定し、
    この測定した前記電気抵抗値を、前記本体の上面に備えた表示部に表示することで、確認可能とし、
    前記表示部に示された前記電気抵抗値をもとに、前記本体の上面に備えた抵抗値調整ボリュームを調整することで、前記セラピストと前記顧客の前記電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成とした、請求項1に記載のEMS装置。
  3. 前記EMSに備えた前記施術棒は、前記顧客の脂肪量に合わせて選択可能である構成とした、請求項1に記載のEMS装置。
  4. 前記本体は、前記施術の開始直後10秒間で、微弱電流から設定電流まで徐々に施術レベルを上げるウォーミングアップ機能を設ける構成とした、請求項1に記載のEMS装置。
  5. 前記本体は、前記施術の終了前10分間で、前記設定電流から前記微弱電流まで徐々に前記施術レベルを下げるクールダウン機能を設ける構成とした、請求項1に記載のEMS装置。
  6. 前記本体の上面に備えたモード切替スイッチのON又はOFFにより、前記微弱電流の入り切りが可能である構成とした、請求項1に記載のEMS装置。
  7. 顧客一人に対してセラピストは二人であって、
    前記二人のセラピストが前記顧客に施術を行うためのEMS装置において、
    本体と、
    前記本体とケーブルを介して接続する通電マットと、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1枚の通電プレートと、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも4本の抵抗値測定棒と、
    前記本体と前記ケーブルを介して接続する少なくとも1本の施術棒と、
    を備え、
    前記抵抗値測定棒を前記セラピストと前記顧客が両手に握り、
    この両手に握った状況下で、前記セラピストと前記顧客の電気抵抗値を測定し、
    前記セラピストと前記顧客の各前記電気抵抗値を、同値に調整可能とする構成としたEMS装置を用いた施術方法。
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