JP2022170311A - 給水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧力制御に必要な領域における分解能及び応答性を向上することが可能な給水装置を提供すること。【解決手段】給水装置1は、モータ31と、モータ31を制御する可変速駆動部57と、ポンプ32の二次側に設けられ、所定の下限圧力乃至上限圧力の範囲で圧力を検出するとともに、下限圧力乃至前記上限圧力の範囲に対応する下限電圧乃至上限電圧の範囲で、検出した圧力に対応する電圧を出力する圧力検出器21と、圧力検出器21に接続される差動増幅回路部61と、定格圧力P1からオフセット電圧を演算する演算部58と、を備え、差動増幅回路部61は、差動増幅回路部61の差動入力の一方に、圧力検出器21の出力電圧が入力され、差動入力の他方に、演算部58で演算されたオフセット電圧が入力される。【選択図】 図5
Description
本発明は、建造物に給水を行う給水装置に関する。
集合住宅等の建造物に給水を行う給水装置として、ポンプの二次側の圧力を検出する圧力検出器を備え、圧力検出器により検出された圧力値に基づいてポンプの駆動を制御するものが知られている。また、このような給水装置として、所謂吐出し圧力一定制御や、推定末端圧一定制御といった、目標圧力一定制御を行うものも知られている。
このような給水装置は、例えば、モータ及びポンプを有する2台のタービンポンプを有し、ポンプの吐出口と連結した連結管に配置された圧力センサにより吐出し圧力を検出し、ポンプ個別のインバータを内蔵した制御装置により、吐出し圧力が目標圧力となるように、モータへの運転周波数を制御する技術が知られている。また、このような給水装置は、例えば、ポンプの二次側に、ポンプ個別の逆止弁と流量センサとを備え、各ポンプの給水量を検出し、停止流量以下で停止する。また、このような給水装置は、連結管にアキュムレータが接続される。
また、給水装置は、制御部において、最高運転周波数fmaxと最低運転周波数fminをあらかじめ定め、最初の試運転時に、小水量停止した時点の運転周波数を検出して、小水量時運転周波数f0とし、運転周波数が小水量時運転周波数f0になる運転点で、最低値である末端圧力P2とし、運転周波数が最高運転周波数fmaxになる運転点で、最高値である設定圧力P1とし、そして、目標圧力Hと末端圧力P2との差圧ΔPを、「運転周波数fと最高運転周波数fmaxとの比率」に比例するようにして、省エネ効果を目的とした推定末端圧一定制御を行う技術も知られている。
また、このような給水装置として、圧力センサの故障時に、予め設定された固定回転速度でポンプの運転を継続するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、設定圧力P1が100m未満の給水装置の場合、最高使用圧力が0.98MPaの圧力センサを採用している。しかしながら、圧力センサ信号が入力される制御基板に搭載されたマイコンのAD変換機能の分解能が10ビットであったとすると、最高使用圧力が0.98Mpaの圧力センサの場合、分解能は1ビット当たり9.77cmであり、
精度が低く、推定末端圧一定制御における圧力変動の要因になっていた。
精度が低く、推定末端圧一定制御における圧力変動の要因になっていた。
この問題を解決するために、AD変換機能の分解能が12ビットであるマイコンを採用すれば、入力電圧は4096分割されるため、分解能は1ビット当たり2.44cmと改善されるが、AD変換速度が遅くなり,過渡応答性が劣化するといった難点があった。
また、インバータにより、ポンプを駆動するモータの回転速度を制御して、吐出し配管に、吐出し圧力を検出する圧力センサを配置し、各ポンプの吐出し側に、ポンプ個別の流量センサを配置し、設定圧力P1を目標圧力として、吐出し圧力一定制御を行う、もしくは、末端圧力P2と定格圧力P1の間を目標圧力として、推定末端圧一定制御を行う給水装置において、定格0.98Mpaの圧力センサの測定範囲100mのうち、圧力制御する範囲は、12m程度の狭い範囲である。しかし、給水装置に使用されるポンプによって設定される目標圧力が異なり、高揚程機種と低揚程機種との揚程差は大きく、さらに、初期値である最高定格圧力と給水装置の設置後に調整される最低定格圧力との揚程差も考慮する必要があった。
例えば、図9に、同じポンプ機種(給水装置)の形式違いにおける、定格圧力、末端圧力及び起動圧力の一例を示す。なお、図9には、給水装置の出荷時に設定される初期値である最高定格圧力と、給水装置の設置後に調整され、実際に使用されるときの下限値である最低定格圧力とを、これら定格圧力にそれぞれ対応する末端圧力及び起動圧力を示す。図9にも示すように、ポンプ機種が同じであっても形式によって、ポンプ口径及びモータ出力が異なり、また、同じ形式であっても、出荷時と使用時の定格圧力などが異なることがわかる。
そこで本発明は、圧力制御に必要な領域における分解能及び応答性を向上することが可能な給水装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、給水装置は、モータと、前記モータにより駆動するポンプと、前記モータを末端圧力P2と定格圧力P1の間を目標圧力として、推定末端圧一定制御を行う可変速駆動部と、前記ポンプの二次側に設けられ、所定の下限圧力乃至上限圧力の範囲で圧力を検出するとともに、前記下限圧力乃至前記上限圧力の範囲に対応する下限電圧乃至上限電圧の範囲で、検出した圧力に対応する電圧を出力する圧力検出器と、前記圧力検出器に接続される差動増幅回路部と、前記定格圧力に基づいてオフセット電圧を演算する演算部と、を備え、前記差動増幅回路部は、前記差動増幅回路部の差動入力の一方に、前記圧力検出器の出力電圧が入力され、前記差動入力の他方に、前記演算部で演算されたオフセット電圧が入力される。
本発明によれば、圧力制御に必要な領域における分解能及び応答性を向上することが可能な給水装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る給水装置1を、図1乃至図8を用いて説明する。図1は、給水装置1の構成を示す正面図、図2は、給水装置1の構成を示す平面図、図3は、給水装置1の構成を示す側面図である。図4は、給水装置1に用いられる制御装置22の構成を模式的に示すブロック図、図5は、制御装置22の差動増幅回路56の構成及び信号の流れを示すブロック図である。図6は、給水装置1の一例の定格圧力に基づく増幅電圧及びビット数の一例を示す説明図であり、図7は、給水装置1の他の例の定格圧力に基づく増幅電圧及びビット数の一例を示す説明図である。図8は、本実施形態及び従来技術における、圧力及び電圧の関係を示す説明図である。
図1乃至図3に示すように、給水装置1は、ベース11と、複数のポンプ装置12と、複数の吐出管13と、複数の逆止弁14と、連結管16と、蓄圧装置18と、複数の流量検出器20と、圧力検出器21と、制御装置22と、を備える。給水装置1は、複数のポンプ装置12により水源の水を圧送し、給水先に給水を行う装置である。ここで、水源は、例えば受水槽であり、給水先は、例えば建造物に設置された蛇口やシャワーヘッド等の末端器具である。
ベース11は、設置面に設置され、複数のポンプ装置12及び制御装置22を固定可能に構成される。
ポンプ装置12は、モータ31と、ポンプ32と、を備える。ポンプ装置12は、一次側が水源に接続され、二次側が吐出管13に接続される。ポンプ装置12は、水源から供給される水を増圧して二次側に吐出する。ポンプ装置12は、例えば、回転軸が重力方向に沿って延設され、モータ31がポンプ32の上部に配置された、所謂横軸タービンポンプである。本実施形態では、ポンプ装置12は、2台設けられる。なお、ポンプ装置12は、縦軸であってもよく、また、タービンポンプ以外であってもよい。また、ポンプ装置12の台数は2台に限定されず、3台以上であってもよい。
モータ31は、モータケーシングに収容された固定子及び回転子を有し、回転軸を回転可能に構成される。モータ31は、例えば、制御装置22に設置される可変速駆動部57に電気的に接続される。
ポンプ32は、モータ31により駆動される。ポンプ32は、例えば、回転軸に固定される複数のインペラをそれぞれ収容する多段ポンプである。ポンプ32は、例えば、下端側に吸込口32a及び吐出口32bを有する。吸込口32aには、例えば、水源に連続する配管が接続される。吐出口32bには、例えば、吐出管13が接続される。
吐出管13は、各ポンプ装置12の二次側に、例えば、ポンプ32の吐出口32bに接続される。吐出管13は、一端がポンプ32の吐出口32bに接続され、他端が連結管16に接続される。吐出管13は、例えば、吐出口32bに接続される一端側が重力方向に沿う上方延設され、中途部が90°曲がり、水平方向に延びて、連結管16に接続される。
複数の逆止弁14は、各ポンプ装置12の二次側であって、連結管16の一次側にそれぞれ設けられる。逆止弁14は、例えば、各吐出管13に設けられる。逆止弁14は、吐出管13内で、連結管16側からポンプ32の吐出口32b側へ向かう水の逆流を防止する。
連結管16は、複数の吐出管13のそれぞれに、各逆止弁14を介して連結される。連結管16は、連結された複数の吐出管13を合流させる。連結管16は、給水先に連続する送水管が接続される。連結管16は、各吐出管13を通過した水を合流させ、接続された送水管に連続する流路を構成する。
蓄圧装置18は、連結管16に配管等により接続される。蓄圧装置18は、アキュムレータである。本実施形態において、図1乃至図3に示すように、蓄圧装置18を1つ設ける例を説明するが、蓄圧装置18の数は、これに限定されず、複数であってもよい。蓄圧装置18は、連結管16内の圧力が所定の圧力まで低下したときに、連結管16に水を流す。
流量検出器20は、各ポンプ32の二次側の流量を検出可能に構成される。流量検出器20は、各吐出管13に設けられる。流量検出器20は、例えば、ポンプ32の二次側であって、逆止弁14の一次側に設けられる。流量検出器20は、制御装置22に信号線等によって接続され、流量に対応する信号を制御装置22に出力する。流量検出器20は、例えば、パドル式の流量センサであるが、例えば、羽根車式の流量センサであってもよい。
圧力検出器21は、例えば、連結管16に接続され、各ポンプ32の二次側の圧力を検出する。圧力検出器21は、制御装置22に信号線等によって接続され、圧力に対応する電圧(信号)を制御装置22に出力する。
圧力検出器21は、例えば、圧力によって歪むことで生じる抵抗値の変化により出力電圧が変化する歪ゲージを有する圧力センサである。具体例として、圧力検出器21は、内圧によって変形するダイヤフラムと、ダイヤフラムの変形に伴い変位する歪ゲージとを有し、歪ゲージの抵抗値の変化により出力電圧を変化する、所謂ダイヤフラム式圧力センサである。
このような圧力検出器21は、連結管16内に生じる所定の圧力範囲の圧力に対し、対応する所定の電圧範囲の電圧を出力する。ここで、圧力検出器21の所定の電圧範囲とは、1Vから5Vまでの範囲である。
圧力検出器21は、検出可能とする圧力範囲の下限値及び上限値である下限圧力及び上限圧力と、下限圧力及び上限圧力に対応して出力する電圧である下限電圧及び上限電圧が設定されている。具体例として、圧力検出器21は、下限圧力が0MPa(0m)、上限圧力が0.98MPa(100m)であり、下限圧力における下限電圧が1V、上限圧力における上限電圧が5Vである。このような圧力検出器21は、0MPa乃至1MPaの圧力に対応して、1V乃至5Vの電圧を出力する。なお、上限圧力は、1Mpaに限定されず、ポンプ装置12の性能に応じて適宜、異なる圧力検出器21を選定できる。
制御装置22は、通信部51と、入力部52と、インターフェース53と、表示部54と、記憶部55と、差動増幅回路56と、可変速駆動部57と、演算部58と、を備える。制御装置22は、例えば、ケースやキャビネット内に、これら構成品が収納された制御盤である。
通信部51は、演算部58により制御され、USB等の有線通信技術や、Bluetooth(登録商標)(例えば、Bluetoothe Low Energyの規格(BLE規格))、Wi-Fi(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信技術、LTE(Long Term Evolution)(登録商標)等の携帯電話回線を含めた汎用無線通信技術及びsigfox(登録商標)等の専用無線通信技術等を含む遠距離無線通信技術等の無線通信技術を用いて、外部端末と通信可能な任意の通信インターフェースである。
通信部51は、例えば、給水装置1の出荷時やメンテナンス時等に、検査用の外部端末と通信して、給水装置1の機能パラメータ、内部パラメータ、外部パラメータ等の各種パラメータとしてのデータ、目標圧力一定制御を行うための各種プログラム、及び、これらデータやプログラムを変更する変更指示を受信し、記憶部55や演算部58に送信する。
入力部52は、ユーザ入力を受け付けるための入力インターフェースである。入力部52は、例えば、ボタンを含む操作パネル、タッチパネル、キーボード、マウス、等のユーザ入力を受け付ける装置と、圧力センサ、マイクロフォン、カメラなどのセンサとの、少なくともいずれかを有する。
インターフェース53は、各流量検出器20及び圧力検出器21が接続される。また、インターフェース53は、他の機器が電気的に接続できる。即ち、インターフェース53は、各種機器が電気的に接続される端子又は回路である。
表示部54は、例えば、セグメントディスプレイ、液晶ディスプレイ若しくは有機ELディスプレイなどの表示デバイス、又は、LED(Light Emitting Diode)等を用いた点灯部等を有している。
記憶部55は、データの読出及び書込が可能な記憶媒体である。記憶部55は、所謂メモリやストレージを含む。例えば、記憶部55は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)(登録商標)、ROM(Read only memory)又はNAND型フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含む。また、記憶部55は、フラッシュメモリを搭載したSSD(Solid State Drive)を含む。なお、記憶部55は、これらに限定されず、種々の記憶媒体を用いることができる。
記憶部55は、演算部58によって使用されるデータ、ポンプ32の運転データ、ポンプ32の制御に用いる各種データやプログラム等を格納する。記憶部55は、例えば、ポンプ装置12を起動する起動圧力P3と、各可変速駆動部57の最高運転周波数fmaxと、各可変速駆動部57の最低運転周波数fminと、設定圧力(定格圧力)P1と、末端圧力P2と、を予め記憶する。記憶部55は、目標圧力一定制御に用いる各種データやプログラムを予め記憶する。ここで、目標圧力一定制御とは、例えば、吐出し圧力一定制御又は推定末端圧一定制御である。また、記憶部55は、推定末端圧一定制御における目標圧力を演算するデータ、演算式又は演算プログラムを予め記憶する。
また、記憶部55は、給水装置1の試運転時に、流量検出器20により停止流量を検出するときの可変速駆動部57の運転周波数f0を記憶する。
さらに、記憶部55は、演算部58において、差動増幅回路56の出力値の下限値が、目標圧力の最低値より低く設定された起動圧力になり、差動増幅回路56の出力値の上限値が目標圧力の最高値になるように、オフセット電圧を定格圧力P1より演算するための演算式又は演算プログラムを予め記憶する。
また、記憶部55は、例えば、上述した各値を入力部52の入力、又は、通信部51を介した外部端末との通信によって書き換え可能に構成される。
差動増幅回路56は、差動増幅回路部61と、スルー回路部62と、を有する。差動増幅回路56は、ポンプ装置12を制御するために、圧力検出器21から出力された出力電圧(信号)を演算部58に出力するための回路である。例えば、差動増幅回路56は、差動増幅回路部61において、圧力検出器21から出力された出力電圧と演算部58が定格圧力P1から求めたオフセット電圧との差動出力であるシフト電圧を増幅して増幅電圧を演算部58に出力するとともに、スルー回路部62により、圧力検出器21から出力された出力電圧を無処理で演算部58に出力する。
差動増幅回路部61は、増幅電圧をクランプするダイオードを含む。例えば、図4及び図5に示すように、差動増幅回路部61は、オペアンプを有し、差動増幅回路部61(オペアンプ)の差動入力の一方に圧力検出器21の出力電圧が入力され、オペアンプの差動入力の他方に、演算部58において定格圧力P1より算出されたオフセット電圧が入力される。
また、差動増幅回路部61は、圧力検出器21の出力電圧とオフセット電圧との差動出力を演算部58に出力する。より具体例として、差動増幅回路部61は、圧力検出器21の出力電圧よりオフセット電圧を減算して出力されたシフト電圧を増幅率に基づいて増幅し、演算部58に出力する。
即ち、差動増幅回路部61は、圧力検出器21の出力電圧を一定電圧だけマイナス側へレベルシフトするとともに、レベルシフトしたシフト電圧を、定格圧力P1に基づいて演算部58で設定された増幅率で増幅する。
スルー回路部62は、圧力検出器21で出力される出力電圧を、演算部58に無処理で出力する。例えば、スルー回路部62は、圧力検出器21で出力された出力電圧が0Vであるときに、断線検出を演算部58が判定すること、及び、表示部54に表示することに使用される。また、例えば、スルー回路部62は、給水装置1の製造時の差動増幅回路部61の補正のための出力電圧を取得するために用いられる。具体的には、例えば、差動増幅回路部61の補正において、スルー回路部62は、スルー回路部62及び差動増幅回路部61に所定の出力電圧(例えば、3V)を出力し、スルー回路部62及び差動増幅回路部61からの出力値に基づいて、差動増幅回路部61の出力値を補正するための出力電圧を取得するために用いられる。
可変速駆動部57は、信号線を介して各モータ31及び演算部58に電気的に接続される。可変速駆動部57は、モータ31と同数設けられる。可変速駆動部57は、出力周波数fを可変させることで、モータ31の回転数を制御する。
例えば、可変速駆動部57は、パワー素子基板、コンデンサ基板、リアクトル、ノイズフィルタ基板、制御操作基板等を有し、これらの各回路や素子等の実装品によってインバータユニットを構成する。また、可変速駆動部57は、コンバータ回路を含むコンバータ部と、インバータ回路を含むインバータ部と、を有する。
なお、可変速駆動部57は、演算部58がモータ31を駆動する制御回路を構成し、この演算部58によって制御される構成であってもよく、また、モータ31を駆動する制御回路としてプロセッサを有する構成であってもよい。例えば、可変速駆動部57は、演算部58又はプロセッサにより通信制御、周波数制御などの任意の処理によって出力されたインバータ制御信号に基づいてモータ31に出力する出力周波数を生成し、モータ31に出力することで、モータ31を制御する。
演算部58は、マイコンである。演算部58は、AD変換回路を有する。例えば、演算部58は、AD変換機能の分解能が10ビットのマイコンが用いられる。
演算部58は、可変速駆動部57に圧力検出器21から出力された出力電圧に基づいて、差動増幅回路56で増幅されて出力された増幅電圧を圧力値に変換する。また、演算部58は、求めた圧力値が目標圧力となるように、目標圧力一定制御すべく、可変速駆動部57を制御し、又は、可変速駆動部57に圧力値を出力し、モータ31の回転速度をPID制御する。
また、演算部58は、モータ31の停止時に、圧力検出器21による圧力の検出値が、起動圧力以下であるときに、一方の可変速駆動部57を制御して、一台のモータ31を駆動する。演算部58は、可変速駆動部57の運転周波数が最高運転周波数であって、圧力検出器21による圧力の検出値が目標圧力よりも小さい場合には、運転するポンプ装置12を増台すべく、停止中の可変速駆動部57を制御する。また、演算部58は、各流量検出器20による流量の検出結果を参照し、流量検出器20により検出した流量が停止流量以下であると、当該流量検出器20に対応するポンプ装置12を停止すべく、可変速駆動部57を停止する。
ここで、目標圧力一定制御は、吐出し圧力一定制御又は推定末端圧一定制御である。吐出し圧力一定制御として、制御部である演算部58又は可変速駆動部57が設定圧力P1を目標圧力としてモータ31の制御を行う。また、推定末端圧一定制御として、制御部である演算部58又は可変速駆動部57が定格圧力P1と末端圧力P2との間を目標圧力として制御を行う。
例えば、最高運転周波数fmaxと最低運転周波数fminをあらかじめ定め、演算部58又は可変速駆動部57は、最初の試運転時に、小水量停止した時点の運転周波数を検出して小水量時運転周波数f0とし、運転周波数が小水量時運転周波数f0になる運転点で、最低値である末端圧力P2とし、運転周波数が最高運転周波数fmaxになる運転点で、最高値である設定圧力P1とする。そして、演算部58又は可変速駆動部57は、目標圧力Hと末端圧力P2との差圧ΔPを、運転周波数fと最高運転周波数fmaxとの比率に比例するようにして、推定末端圧一定制御として、モータ31を制御する。本実施形態においては、推定末端圧一定制御を行う給水装置1の例を説明する。
演算部58は、例えば、記憶部55に記憶された複数の増幅率から、目標圧力設定部59により設定された定格圧力P1に基づいて増幅率を決定し、差動増幅回路56でシフト電圧を増幅する増幅率を切り替える。具体例として、演算部58は、目標圧力設定部59により設定された定格圧力P1に基づいて、記憶部55に記憶された複数の所定値を判定し、切り替えて、差動増幅回路56で増幅する増幅率Gを設定する。ここで、目標圧力設定部59は、例えば、通信部51、入力部52及び記憶部55により構成される。即ち、目標圧力は、通信部51で外部端末から送信されるか、又は、入力部52で入力されることで設定され、記憶部55に記憶される。
具体的には、演算部58は、複数の所定値(増幅率)から定格圧力P1に基づいて判定された所定値(増幅率)によって切り替えて、差動増幅回路部61においてシフト電圧を増幅させる増幅率を切り替える。
ここで、演算部58の目標圧力に基づいて増幅率を判定する例を説明する。先ず、記憶部55に、複数の増幅率Gが記憶される。例えば、演算部58がマイコンであり、回路上の都合により上限の電圧値が5Vである場合には、記憶部55には、例えば2つの増幅率Gが記憶される。増幅率Gが2つ記憶される場合の例として、2つの増幅率Gは、例えば、5及び10である。
そして、演算部58は、定格圧力の10%に、起動圧力差(末端圧力P2及び起動圧力P3の差)である4mと、上下マージン値の和である4m(上マージン値2m、下マージン値2m)とを加えた判定値が、10m以上の場合は、2つの増幅率Gのうち、低い増幅率である5倍に設定し、測定圧力範囲を20mに定めて、測定感度を5倍に向上させる。また、演算部58は、該判定値が10m未満の場合には、2つの増幅率Gのうち、高い増幅率である10倍に設定し、測定圧力範囲を10mに定めて、測定感度を10倍に向上させる。なお、判定値は、好適な一例を記載したが、定格圧力の10%以外であってもよく、また、起動圧力差及び上下マージン値は、給水装置1の性能や、圧力検出器21の性能、演算部58の性能等によって適宜設定できる。
また、吐出し圧力のオーバーシュートを検出するために、増幅電圧の上限電圧(5V)の上限圧力は、定格圧力よりも2m高い値に設定され、そして、吐出し圧力のアンダーシュートを検出するために、増幅電圧の下限電圧(1V)の下限圧力は、起動圧力P3よりも低い値、例えば、2~5m低い値に設定される。
また、演算部58は、差動増幅回路56の出力値の下限値が、目標圧力の最低値より低く設定された起動圧力になり、差動増幅回路56の出力値の上限値が、目標圧力の最高値になるように、演算式又は演算プログラムにより、目標圧力からオフセット電圧を演算し、差動増幅回路56に入力する。
具体的には、演算部58は、以下の式(1)乃至式(3)に基づいて、オフセット電圧Voffを演算する。以下の式において、Pは目標圧力又は定格圧力であり、Vmaxは圧力検出器21から出力される最大電圧である5Vであり、Vminは圧力検出器21から出力される最小電圧である1Vであり、Gは増幅率である。
Vmax=G・{4・(P+2)/100+1-Voff} (1)
Vmin=G・{4・(P-(100/G-2))/100+1-Voff (2)
Voff=4P/100+1.08-5/G (3)
例えば、定格圧力Pが86mである場合、(0.1P+4+2+2)≧10mとなり、演算部58は、増幅率Gを5と判定する。このため、式(3)から、定格圧力Pが86mであるときのオフセット電圧Voffは3.52Vとなる。
Vmin=G・{4・(P-(100/G-2))/100+1-Voff (2)
Voff=4P/100+1.08-5/G (3)
例えば、定格圧力Pが86mである場合、(0.1P+4+2+2)≧10mとなり、演算部58は、増幅率Gを5と判定する。このため、式(3)から、定格圧力Pが86mであるときのオフセット電圧Voffは3.52Vとなる。
また、例えば、定格圧力Pが14mである場合、(0.1P+4+2+2)<10mとなり、演算部58は、増幅率Gを10と判定する。このため、式(3)から、定格圧力Pが14mであるときのオフセット電圧Voffは、1.14Vとなる。
そして、演算部58は求めたオフセット電圧Voffを差動増幅回路56に入力する。なお、差動増幅回路56は、入力されたオフセット電圧Voff及び、測定圧力Hは、以下の式(4)乃至式(6)により演算される。なお、Vは差動増幅回路56から入力される入力電圧(増幅電圧)である。
V=G・(4・H/100+1-0.04P-(1.08-5/G)) (4)
このため、増幅率Gが5、定格圧力が86mであるときに、式(4)は、
V=5・(4・H/100+1-0.04P-0.08)
となる。このため、以下の式(5)から式(6)が求まる。
このため、増幅率Gが5、定格圧力が86mであるときに、式(4)は、
V=5・(4・H/100+1-0.04P-0.08)
となる。このため、以下の式(5)から式(6)が求まる。
H/5=V-5+0.2P+0.4 (5)
H=5・V+P1-23 (6)
となる。よって、例えば、定格圧力P1が86mであり、差動増幅回路56から入力された入力電圧(増幅電圧)が2.08Vである場合に、演算部58で式(6)から演算される測定圧力は73mとなる。
H=5・V+P1-23 (6)
となる。よって、例えば、定格圧力P1が86mであり、差動増幅回路56から入力された入力電圧(増幅電圧)が2.08Vである場合に、演算部58で式(6)から演算される測定圧力は73mとなる。
同様に、増幅率Gが10、定格圧力が14mであるときに、
演算部58で式(4)から求まる式(7)は
H=5・V+P1-10.5 (7)
となる。よって、例えば、定格圧力P1が14mであり、差動増幅回路56から入力された入力電圧(増幅電圧)が2.04Vである場合に、演算部58で式(7)から演算される測定圧力は9mとなる。
演算部58で式(4)から求まる式(7)は
H=5・V+P1-10.5 (7)
となる。よって、例えば、定格圧力P1が14mであり、差動増幅回路56から入力された入力電圧(増幅電圧)が2.04Vである場合に、演算部58で式(7)から演算される測定圧力は9mとなる。
このように構成された給水装置1を用いた場合における、圧力検出器21の測定上限値、増幅電圧上限圧力、定格圧力P1、末端圧力P2、起動圧力P3、増幅電圧下限圧力、圧力検出器21の測定下限値における、揚程(m)、入力電圧(mV)、シフト電圧(mV)、増幅電圧(mV)、ビット数(bit)の一例を図6及び図7に示す。
なお、図6は、増幅率Gが5、定格圧力P1が86mに設定された給水装置1の例であり、図7は、増幅率Gが10、定格圧力P1が14mに設定された給水装置1の例である。
図6に示すビット数及び揚程から分解能を求めると、増幅率Gが5で定格圧力P1が86mである場合には、分解能は1ビット当たり1.95cmとなる(1.95cm/bit)。また、図7に示すビット数及び揚程を求めると、増幅率Gが10で定格圧力P1が14mである場合には、分解能を1.56cm/bitとすることができる。
図8に、図6及び図7で示した圧力(m)と電圧(mV)の関係を示す。図8中、縦軸は、電圧であり、横軸は圧力である。また、図8中、特性1は、圧力検出器21から差動増幅回路56へ入力される入力電圧(圧力検出器21の出力電圧)の電圧と圧力の関係を示しており、特性2及び特性3は、差動増幅回路56から演算部58へ入力される入力電圧(増幅電圧)の電圧と圧力の関係を示している。特性2は、定格圧力が14mであるときの電圧値と圧力値の関係を、特性3は、定格圧力が86mであるときの電圧値と圧力値の関係を示す。また、特性1は、入力電圧の電圧と圧力の関係を示すが、特性1の内実線で示す2つの領域は、定格圧力が14mであるときの入力電圧(圧力検出器21の出力電圧)と圧力の関係と、定格圧力が86mであるときの入力電圧(圧力検出器21の出力電圧)と圧力の関係との、それぞれを示す。
図8に示すように、演算部58が差動増幅回路56により圧力検出器21から入力された入力電圧をシフトして増幅した増幅電圧から測定圧力を演算する構成とすることで、高い分解能で測定圧力を求め、その測定圧力を用いて可変速駆動部57により、モータ31を制御することができる。また、増幅電圧の上限圧力を定格圧力よりも高い値に設定し、そして、下限圧力を起動圧力P3よりも低い値とすることで、給水装置1は、吐出し圧力のオーバーシュート及びアンダーシュートを検出することが可能となる。
このような給水装置1によれば、差動増幅回路56の一方に圧力検出器21の出力電圧を入力し、差動増幅回路56の他方に、定格圧力P1に基づいて演算部58が求めたオフセット電圧を入力してシフト電圧を出力し、シフト電圧を、定格圧力P1に基づいて演算部58が設定した増幅率で増幅する。そして、演算部58が差動増幅回路56から入力された増幅電圧から測定圧力を演算することで、例えば、マイコンのAD変換速度が速い10ビットのAD変換機能を使用しつつ、分解能を1ビット当たりの圧力を高くすることができる。
よって、給水装置1は、推定末端圧一定制御の場合には、末端圧力P2から定格圧力P1までの圧力制御に必要な領域において、高い分解能と高速応答性を両立することができる。即ち、給水装置1は、推定末端圧一定制御の精度を向上することができる。
なお、吐出し圧力一定制御においても、同様に、設定圧力P1の圧力制御において、高い分解能と高速応答性を両立することができる。即ち、給水装置1は、推定末端圧一定制御及び吐出し圧力一定制御を含む目標圧力一定制御の精度を向上することができる。
また、給水装置1は、圧力検出器21及び演算部58との間に、差動増幅回路部61とは別に、スルー回路部62を有する構成であることから、演算部58には、圧力検出器21からの出力電圧が、差動増幅回路部61を通さず、スルー回路部62を通って演算部58に入力される。
このスルー回路部62から入力された圧力検出器21からの入力電圧に基づいて、圧力値を表示部54に表示する場合には、例えば、定格0.98Mpa(100m)の圧力検出器21であれば、「0~100m」と全圧力領域を表示可能となる。また、演算部58は、スルー回路部62から入力された圧力検出器21からの入力電圧に基づいて、圧力検出器21の電圧が1V未満であれば断線として判定し、そして、5V超であれば、圧力検出器21の故障として判定することが可能となる。即ち、演算部58は、スルー回路部62から入力された入力電圧(前記圧力検出器21の出力電圧)が圧力検出器21の下限電圧より低い電圧又は圧力検出器21の上限電圧より高い電圧であると、圧力検出器21、差動増幅回路部61又はスルー回路部62の異常と判定する。
上述したように本発明の一実施形態に係る給水装置1によれば、圧力制御に必要な領域における分解能及び応答性を向上することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。例えば、上述したい例では、増幅率Gを「5」及び「10」の2つの増幅率の例を説明したがこれに限定されない。2つの増幅率の値は、これらに限定されない。また、給水装置1は、3つ以上の増幅率を記憶部55に記憶し、目標圧力から用いる増幅率を演算部58が判定する構成としてもよい。また、上述した例では、演算部58は、10ビットのマイコンの例を説明したがこれに限定されない。例えば、分解能を向上させる効果をより生じさせる必要があれば、12ビットのマイコンであってもよい。また、演算部58は、マイコン以外のプロセッサであってもよい。
また、上述した例では、給水装置1の例として、定格圧力が84mの例と、14mの例を用いて実施形態を説明したが、給水装置1の定格圧力は、これに限定されない。給水装置1は、例えば、図9に示す機種(形式)に適用することもできるし、また、図9に示す機種以外に適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…給水装置、11…ベース、11…ベース、12…ポンプ装置、13…吐出管、14…逆止弁、16…連結管、18…蓄圧装置、20…流量検出器、21…圧力検出器、22…制御装置、31…モータ、32…ポンプ、32a…吸込口、32b…吐出口、51…通信部、52…入力部、53…インターフェース、54…表示部、55…記憶部、56…差動増幅回路、57…可変速駆動部、58…演算部、59…目標圧力設定部、61…差動増幅回路部、62…スルー回路部。
Claims (7)
- モータと、
前記モータにより駆動するポンプと、
定格圧力を目標圧力として、前記モータを制御する可変速駆動部と、
前記ポンプの二次側に設けられ、所定の下限圧力乃至上限圧力の範囲で圧力を検出するとともに、前記下限圧力乃至前記上限圧力の範囲に対応する下限電圧乃至上限電圧の範囲で、検出した圧力に対応する電圧を出力する圧力検出器と、
前記圧力検出器に接続される差動増幅回路部と、
前記定格圧力に基づいてオフセット電圧を演算する演算部と、
を備え、
前記差動増幅回路部は、前記差動増幅回路部の差動入力の一方に、前記圧力検出器の出力電圧が入力され、前記差動入力の他方に、前記演算部で演算されたオフセット電圧が入力される、給水装置。 - 前記差動増幅回路部は、前記圧力検出器の出力電圧と前記オフセット電圧との差であるシフト電圧を、設定された増幅率に基づいて増幅した増幅電圧を前記演算部に出力し、
前記演算部は、前記増幅電圧を圧力値に演算する、請求項1に記載の給水装置。 - 前記可変速駆動部は、前記演算部で演算された前記圧力値が前記目標圧力となるように、前記モータを制御する、請求項2に記載の給水装置。
- 複数の異なる前記増幅率を記憶する記憶部を有し、
前記演算部は、前記定格圧力に基づいて前記複数の増幅率から、前記差動増幅回路部で前記シフト電圧を増幅する前記増幅率を設定する、請求項3に記載の給水装置。 - 前記演算部は、前記差動増幅回路部の出力電圧の上限値が、前記定格圧力の最高値以上であり、前記差動増幅回路部の出力電圧の下限値が前記定格圧力の最低値より低く設定された起動圧力以下となるよう前記増幅率を設定する、請求項3又は請求項4に記載の給水装置。
- 前記圧力検出器及び前記演算部に接続され、前記圧力検出器の出力電圧を,無処理で前記演算部に入力するスルー回路部を備える、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の給水装置。
- 前記演算部は、前記スルー回路部から入力された入力電圧が前記下限電圧より低い電圧、又は前記上限電圧より高い電圧であると、前記圧力検出器、前記差動増幅回路部又は前記スルー回路部の異常を判定する、請求項6に記載の給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021076365A JP2022170311A (ja) | 2021-04-28 | 2021-04-28 | 給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021076365A Pending JP2022170311A (ja) | 2021-04-28 | 2021-04-28 | 給水装置 |
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-
2021
- 2021-04-28 JP JP2021076365A patent/JP2022170311A/ja active Pending
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