JP2022167728A - 食品衛生管理の情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】食品衛生管理の情報処理装置、ソフトウエア、及び方法を提供することでレストランへのHACCPを含む食品衛生管理の導入を容易にする。【解決手段】クラウド上に配置されたサーバーと、入力端末としてスマートフォンまたはモバイルデバイスを利用して、更に、食品衛生管理のソフトウエアを利用することで、日々の食品衛生管理の情報を記録でき、記録した食品衛生の情報を店舗にいなくても閲覧できる。また、簡単な操作で食品衛生管理が利用できる。更に、複数の利用者が利用でき、管理者、確認者、入力者など利用者の役割を設定できる。また更に、複数の店舗についても結果の記録と閲覧ができることを特徴とする情報処理システム。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ▲1▼ウェブサイトの掲載日 令和3年3月6日 https://www.enmeipro.com/ https://www.enmeipro.com/%E7%99%BD%E7%B4%99%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 https://www.enmeipro.com/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F ▲2▼ウェブサイトの掲載日 令和3年3月6日 https://apps.apple.com/jp/app/haccp-entry-%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85%E7%94%A8/id1553760224 ▲3▼ウェブサイトの掲載日 令和3年3月17日 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.EnmeiPro.HACCP_Entry ▲4▼ウェブサイトの掲載日 令和3年3月23日 https://apps.apple.com/jp/app/haccp-entry-%E5%85%A5%E5%8A%9B%E8%80%85%E7%94%A8/id1559347332 ▲5▼ウェブサイトの掲載日 令和3年4月2日 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.Enmeipro.Haccpentry ▲6▼ウェブサイトの掲載日 令和3年4月7日 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.HACCPEntryI.android
本発明は、フードサービス施設や外食産業施設の食品衛生管理の効率を改善する食品衛生管理の情報システムに関する。
HACCP(危害要因分析重要管理点、Hazard Analysis Critical Control Point)とは、食品サプライチェーンに沿った微生物学的、化学的、物理的汚染を防止するために食品業界で使用される国際的に認められた衛生管理手法である。
HACCPは危害要素分析(HA:hazard analysis)と重要管理点(CCP:critical control points)に分けられる。HAは、食品製造プロセスや料理の調理フローの可視化を行い、食品に関連する潜在的な危害を特定することである。CCPは、食品の生産や調理における重要な管理点を確立し安全性の確保することである。更に、CCPは各管理点に重要な制限を設定し、重要な管理点を監視する手順の確立をおこなう。また更に、管理ポイントにて、制限値を逸脱した時の取るべき是正措置を確立することによって、食品を安定した品質で提供できるようする。更に、システムが適切に機能していることを確認する手順を確立、および、HACCPシステムの文書による記録保持も行う必要がある。
HACCPシステムを使用するすべてのレストランは、食品衛生に関する記録を維持および管理する必要がある。たとえば、レストランの従業員は、食品の保持を行う為に利用する冷蔵庫の庫内温度と冷凍庫の庫内温度、交差汚染や2次汚染の防止が行われていたかなどについて、食品の生産や調理におけるさまざまな重要な管理ポイントを毎日チェックして、合格または不合格の情報を記録する必要がある。従業員は毎日チェックした食品衛生記録情報を紙のチェックリストに記入が行われる。これらの紙のチェックリストを用いて、食品に関連する潜在的な危険性のチェックも行われる。
紙に記録された情報は、後に集計作業が行われる。その為、紙に記入された衛生管理結果はFAXで食品衛生情報を管理している本部に送付するなどが必要な場合がある。この作業は手間がかかる為、非常に煩わしい作業である。また、多数のレストランを運営するオーナーの場合は、各レストランの衛生管理の状態について、迅速に結果を知りたいという要求がある。更に、レストランの従業員は衛生検査の為の観察を行う。この検査では、必要なチェックリスト項目を実際に観察せずにバックオフィスでチェックリストに記入してしまうような人も時にはいる。また更には、記録を記入し忘れたりする場合もある。これらの課題の解決が求められている。
紙を使わない方法として、専用の装置を用いて、衛生管理記録を電子的に記録する方法も行われているが、この場合は衛生管理に非常にコストが掛かる。
特開2002-191297号公報 特開2020-17174号公報 特開2020-95614号公報 米国特許出願公開第2005/0091113号明細書 国際公開第2020/101297号
HACCP技術は、食品製造プロセスや料理の調理の手順をフローとして書き出し可視化を行うことで、食品に関連する潜在的な危害を特定し、食品の生産や調理における重要な管理点を確立することである。更に、各管理点に重要な制限を設定し、重要な管理点を監視する手順の確立を行うことである。また、管理ポイントにて、制限値を逸脱した場合も取るべき是正措置を確立することによって、安定した品質の食品を提供できるようにすることである。更に、システムが適切に機能していることを確認する手順を確立、および、HACCPシステムの文書による記録保持も求められる。
HACCPシステムを使用するすべてのレストランは、食品衛生に関する記録を維持および管理する必要がある。レストランの従業員は、食品の生産や調理におけるさまざまな重要な管理ポイント、例えば食品の保持を行う冷蔵庫の庫内温度と冷凍庫の庫内温度、交差汚染、2次汚染の防止、器具を洗浄されていたかなどについて、合格または不合格を毎日記録する必要がある。次に、従業員は衛生管理の情報の入力者となり、紙のチェックリストにこれらを確認した結果情報の記録を行う。記録を元に食品に関連する潜在的な危険性のチェックも行われている。これらの記録は、多くの場合紙のチェックリストに記載されている。多数のレストランを所有するレストランのオーナーは、各レストランの衛生管理のチェック結果について、迅速に知りたいというニーズがある。
紙に記録された情報は、後に集計作業が必要である。さらに、紙での作業は結果をFAXで送付するなどが必要で、非常に煩わしい作業である。更に、観察を行うレストランの従業員が食品衛生の記録者の担当となり、必要なチェックリスト項目を実際に観察せずにチェックリストに記入したりする人も時にはいる。また、衛生管理記録を記入し忘れたりする場合もある。これらの問題を解決する手段が求められている。経験の浅い者が衛生管理記録を記載すると確実に衛生管理出来ていない場合もある。
HACCPプロセスを含む一般衛生管理上の確認点と重要衛生管理点の管理実施をおこなう飲食店や食品工場などの組織では、前述したとおり紙で衛生管理を行っているところが多い。HACCPシステムを効率よく運用するには、調理が行われている場や食品製造を行われている場で、衛生管理ポイントが確認できて、結果が入力でき、入力結果を管理者などの関係者に迅速に配信できる食品衛生管理のシステムが求められている。紙への食品衛生の記録は簡単にできるが、情報の共有に手間がかかり非効率である。
また、紙に代わりに専用装置を用いた情報システムを使って食品衛生管理を行う方法も知られているが非常に高価であり、安価な情報システムが求められている。
(1)食品衛生の情報管理システムであって、無線による通信が可能なスマートフォン、またはモバイルデバイスを利用した情報入力手段を有し、スマートフォン、またはモバイルデバイス上のソフトウエアには、情報入力した人の名前、飲食店店舗、食品販売所、または食品工場の衛生状態の確認を行った日付、一般衛生管理上の確認結果と重要衛生管理上の確認結果の各情報を入力する手段を有し、前記各情報を記録するためのクラウド上にあるサーバーにデータベースを有し、前記データベースへ前記各情報を記録保持する手段を有し、前記データベースには一般衛生管理上の衛生確認と重要衛生管理上の衛生確認の各実施結果を書き込む手段を有する衛生管理の為の情報管理システム。
(2)少なくとも複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを用いて衛生管理上の情報を入力できる手段と、少なくとも複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを用いて衛生管理記録を閲覧できる手段と、一般衛生管理、または重要衛生管理、または、両方を含む衛生管理上の重要な知見をクラウド上に配置されたサーバーのデータベースにサーバーに配置されたソフトウエアを用いて書き込む手段とを有し、情報入力者、確認者、管理者、食品衛生責任者、またはこれ以外の少なくとも複数の担当者の役割を入力デバイスであるスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを経由して設定し、この情報がクラウド上のデータベースに記録できる手段を有し、少なくとも複数の店舗の一般衛生管理と重要衛生管理の確認結果を入力から少なくとも3秒以内に前記複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスを用いて確認できる手段を有する、上記(1)に記載の情報処理システム。
スマートフォン、またはモバイルデバイスを入力デバイスとして、原材料の受け入れ結果、庫内温度の確認結果、交差汚染や二次汚染の防止対策の取組結果、器具の洗浄結果、トイレの洗浄や消毒の実施結果、従業員の健康管理状態、手洗いの実施状況、危害要因の許容値逸脱の可否について、これらの結果の記録を入力できる手段を備えた前記(1)に記載の情報処理システム。
前記(1)のシステムにおいて、スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの写真撮影機能を起動でき、衛生管理上の課題に関係ある人、物、場所の写真撮影ができ、日付毎の衛生管理検査結果と共に衛生管理の具体的な課題やエビデンスを写真、または、ビデオで閲覧が可能であること、更に撮影した画像を元にパターン認識法、またはAIを用いた画像比較法を行うことで、過去の画像との比較によって食品衛生の記録、衛生対策の支援を行うことができる、情報処理システム。
前記(1)のシステムにおいて、スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスのカメラ機能を起動でき、冷蔵庫や冷凍庫の写真撮影ができ、写真に撮影された温度情報をパターン認識法、またはAIを用いた画像比較法を用い解読し、日付毎の衛生管理検査結果と共に冷蔵庫、または、冷凍庫の温度が数値で記録可能にすることで、日付毎の衛生管理検査結果と共に温度情報を提供することで、食品衛生の記録ミスを低減できる、情報処理システム。
前記(1)のシステムにおいて、スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの録音機能を起動でき、衛生管理上の課題ポイントについてコメントを行うと、録音した声を自動的にテキスト化して情報がデータベースに記載できることで、スマートフォンやモバイルデバイスに接触する時間や頻度を小さくすることで、食品への菌やウイルスのコンタミを低減させることができる、衛生管理レポートに録音した内容をテキスト化して記載できる情報システム。
前記(1)のシステムにおいて、防水または防塵に対応したスマートフォン、またはモバイルデバイスを利用するか、または、スマートフォン、またはモバイルデバイスを防水ケースに入れて利用することでスマートフォン、またはモバイルデバイスから食品へ雑菌や有害な菌やウイルスからのコンタミを低減させることができる、情報システム。
そこで、比較的安価に食品衛生管理の情報処理装置、ソフトウエア、及び方法を提供することでレストランへのHACCPを含む食品衛生管理の導入を容易にする。前記課題を解決するには、情報表示画面がタッチパネルになっているスマートフォンやモバイルデバイスを用いて、衛生管理結果を入力できるようにできれば、結果的にどこからでも情報をアクセスしやすくできるので、特に管理者においては仕事の効率が非常に高まる。また、衛生管理のチェック漏れなども極力小さくしたい。
スマートフォンやモバイルデバイスについては、調理が行われている場や食品製造を行われている場で使用できるように、防水対応、または、防水ケースに入れて利用することが望ましい。防水対応を行うことで食品に菌やウイルスの付着を低減できる。スマートフォンの防水性能は、IP規格で決められている。IPは、日本工業規格および社団法人日本電機工業会が国際規格のIEC529に準拠して規格化されている。IPに続く2文字のコードで防水性能および防塵性能を示している。IPに続く第1数字記号は、防塵性能を0~6の7等級で表示されていて、数字が大きくなるほど防塵性能が高くなる。第2数字記号は、防水性能を0~8の9等級で表示されている。IPX8は水面下での使用が可能とされており、数字が大きくなるほど防水性能が高くなる。
IPX6の企画は、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない防水性能とされているので、この規格以上の防水規格のスマートフォンやモバイルデバイスを用いる方が粉塵と一緒に菌やウイルスが食品に付着するのを低減できる。IPX7規格に対応したデバイスを用いれば、規程の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない防水性能があるのでより安心して洗浄でき、デバイスから雑菌や有害な菌やウイルスが食品に付着するのを低減できる。特に過酷な環境で利用する場合は、IP68に対応した防水スマートフォンの利用が可能である。IPX8は水面下での使用が可能な防水性能とされており、IP6Xの保護の程度は完全な防塵構造とされているので塵に付着した有害の菌からの感染を低減できる。
調理場や食品製造現場で食品衛生結果を入力するデバイスとして、マートフォンやモバイルデバイスを用いる場合は、これらから食品への雑菌や有害な菌やウイルスのコンタミネーションが心配されるが、防水や防塵対応のデバイスを用いればデバイスを洗って使うことが出来るのでコンタミを低減できる。また、スマートフォンやモバイルデバイスを防水ケースに入れて利用することでも食品への雑菌や有害な菌やウイルスからのコンタミを低減することができる。
スマートフォンやモバイルデバイスを用いて、衛生管理結果の入力を行った結果は、クラウド上に配置されたデータベースに保持される。クラウド上にHACCPプロセスを含む一般衛生管理上の確認点と重要衛生管理点の結果の保持を行うと関係者と情報共有ができるので非常に便利がよくなる。クラウド上に保持する以外にも、ローカルサーバーに保持する方法もあるが、ローカルサーバーはメンテナンスに必要な人材を確保したりしなければならず、利用に必要なコストが非常に高価になる。また、セキュリティー対策なども自前で行わなければならない為、この点も煩わしい仕事となる。クラウドサーバーのサービス提供者は、これらの煩わしい仕事を比較的安価に提供してくれるので、クラウドサーバーを利用する方がよい。
実際の店舗や工場で就業している者には様々な役割が付与されている。例えば、食品衛生の管理者、衛生管理項目の結果を入力する者、食品衛生管理の結果を確認する者などである。本アプリケーションソフトウエアについても利用者の役割が設定できるようになっている。具体的には、衛生管理結果を店舗や工場で入力する情報入力者、入力された情報を確認する確認者、衛生管理結果の管理を行っている管理者、さらに食品衛生責任者などの役割を設定する手段がアプリケーションソフトウエアによって提供できる。
これらの設定ができることで日々の衛生管理に関する業務を役割分担して効率的に行うことができる。更に、アプリケーションソフトウエアには、複数の管理者が日々の衛生管理上の入力結果の確認を行うための手段についても提供できる。これらの設定した役割がスマートフォン、または、モバイルデバイスから閲覧できるので、衛生管理に関わる人々は、担当者がだれか確認できるようになり食品衛生管理業務が非常にやりやすくなる。
店舗や食品工場にて本アプリケーションソフトウエアを利用する場合は、最初にスマートフォン、または、モバイルデバイス準備して、準備が出来たらアプリケーションソフトウエアをダウンロードする。このアプリケーションソフトウエアは、個々の就業者がログインを行うと利用できるという機能が提供できる。
本情報システムの利用の仕方を説明する。最初は、管理者の設定について説明する。先ずは、スマートフォン、または、モバイルデバイスを準備し、管理者用アプリケーションをダウンロードする。アプリケーションソフトウエアがダウンロード出来たら、このアプリケーションを起動させ、氏名、Eメール、電話番号、所属する会社の名前(屋号でもよい)、所属する会社を特定する番号など個人情報を入力しアプリケーションを利用可能にする。次にパスワードの設定を行う。更に、設定の画面に移動しユーザーの役割つまり、管理者の役割の設定、および、店舗情報の入力を行う。本フローについては、図15に図示している。入力した情報はクラウド上のデータベースに保持できる。これら利用者の個人情報は役割設定や誰が衛生管理情報を入力したかなどを特定する情報として利用できる。
次に管理者以外のメンバーの設定について説明する。管理者以外のメンバーは、入力者用のアプリケーションをダウンロードして、本アプリケーションソフトウエアを利用するためのアカウントの開設を行う。本アプリケーションを起動させ、氏名、Eメール、電話番号、所属する会社の名前(屋号でもよい)、所属する会社を特定する番号など個人情報を入力しアプリケーションを利用可能にする。次にパスワードの設定を行う。入力者用のアプリケーションソフトウエアでは、ユーザーの役割設定や店舗情報の設定の変更はできない設定となっている。本フローについては、図16に図示している。
次は、再び管理者の設定の説明を行う。管理者は管理者用のアプリケーションから登録メンバーの役割、例えば、入力者や確認者、衛生管理責任者などの登録を行う。更に、登録メンバーの担当する店舗の情報の登録を行う。本フローについては、図17に図示している。
個人情報が閲覧できることで衛生管理情報の入力者のコンタクト情報が分かり、入力者にコンタクトできれば、電話や打合せなどの手段で、データベースに記載されていない更に詳しい衛生管理情報を担当者から簡単に得ることも可能になる。
スマートフォン、または、モバイルデバイス上のアプリケーションソフトウエアは、HACCPプロセスを含む一般衛生管理上の確認点と重要衛生管理上の確認点に加え、特別に衛生管理上重要な知見を書き込む手段を提供できる。具体的には、スマートフォン、またはモバイルデバイスより、原材料の受け入れ結果、庫内温度の確認結果、交差汚染や二次汚染の防止対策の取組結果、器具の洗浄結果、トイレの洗浄や消毒の実施結果、従業員の健康管理状態、手洗いの実施状況、危害要因の許容値逸脱の可否、および、危害要因の許容値逸脱の結果について結果の記録、確認、担当者への改善や是正処置の指示が出せる。このように複数の食品衛生管理に必要な項目をチェックできるようにして、スマートフォン、または、モバイルデバイスから確認ができるようにすることで、食品衛生の確認結果を担当者から確認者、管理者まで迅速に確認することが出来る。
ここから衛生管理の確認を行う入力者の作業フローについて説明を行う。衛生記録を行う担当者の担当店舗が決まれば、アプリケーションソフトウエアから情報入力手段が提供できる。衛生記録担当者は、日々の衛生管理上の入力をスマートフォン、または、モバイルデバイスにあるアプリケーションソフトウエアから行うことが出来る。これによって、食品衛生の情報を外部に漏らさず記録、閲覧が可能である。
実際の作業は、最初に店舗を選定する。次にスマートフォン、または、モバイルデバイスの画面に表示された入力ボタンを押す。次に食品衛生を行う店舗を再度選定する。衛生管理を行う日付、時間を設定する。次に冷蔵庫の庫内温度を確認してその結果の記入を行う。更に冷凍庫の庫内温度を確認してその結果の記入を行う。交差汚染や二次汚染の防止対策が行われていたかを確認して、問題なければチェックマークを入力する。次に器具の洗浄が行われて問題ない場合はチェックマークを入力する。更に、トイレの洗浄や消毒の実施を行い問題なければチェックマークを入力する。更に従業員の健康管理状態の確認を行い問題なければチェックマークを入力する。また更に、食品の加工や調理に関係しているメンバーの手洗いの実施状況を確認して問題なければチェックマークを入力する。更に、これまで確認した項目、つまり一般衛生管理項目に関する特記事項があればコメントを記載する。図18の前半のフローに本作業を図示している。
次に重要衛生管理項目の確認についても確認を行う。最初に非加熱の食品の管理ができていたらチェックする。次に、加熱して熱いまま提供する食品の管理ができていたらチェックする。更に加熱した後、高温保管して提供する食品の管理ができていたらチェックする。また更に加熱後、冷却して、再加熱して提供する食品の管理ができていたらチェックする。加えて、加熱後冷却して提供する食品の管理ができていたらチェックする。危害要因の許容値逸脱の可否、および、危害要因の許容値逸脱の結果など重要衛生管理に関する特記事項があれば記載を行う。これらの入力が出来たら、入力終了のボタンを押す。図18の後半のフローに本作業を図示している。
スマートフォン、またはモバイルデバイスでの衛生管理の入力手段は、レストランで働いている複数の担当者に提供することができ、利用者は衛生管理機能を利用できるように設定できる。このように各店舗に勤務する担当者へアプリケーションソフトウエアを配布し利用することで、複数の店舗での最新の衛生管理状況が容易に把握できるようになる。また、入力された情報はクラウド上のデータベースに保持できて、衛生管理の結果は、情報入力者、確認者、管理者などを含む複数の人が閲覧可能となる。これらについては図1、図2に示している。
次に入力者が入力した内容に問題がないか、再確認することは食品衛生の結果の確度を高めるために非常に重要である。食品衛生の結果の確認者を設定して確認を実施することで、入力者による入力内容の確認を可能とする。確認者は、確認したい店舗を選び、食品衛生結果について確認したい日付を選定する。選定した日付の一般衛生検査の結果確認を行い、次に重要管理点の結果確認を行う。もし、何か異常があったり、気になる点があったりする場合は、入力者、または、気になる点に関係している関係者にコンタクトを行う。このコンタクトはアプリケーションソフトウエアから提供されているチャット機能を使っても、電話でコンタクトしても、Eメールでコンタクトしても、直接話をしてもよい。図19ではスマートフォン、またはモバイルデバイス上の本アプリケーションで対応可能なチャットでコンタクトすることを記載した。次に食品衛生の結果の確認を行い、確認した日付を入力し、確認者のコメントを入力する。コメントの内容は特に異常がなければ、異常なしでもよいし、また、異常があれば以上に関する記述と対策した内容を記載するのが望ましい。このフローについては、図19に記載した。
次に管理者の衛生管理業務について記載する。レストランの経営者は複数の店舗を所有し、これらの店舗の衛生管理結果につて、迅速に把握したい。管理者は会社の事務所や出張先、自宅など様々な場所にいても無線で通信できる場所なら居場所の制限なしで、日々の衛生管理結果について結果を迅速に把握したい。本情報システムを用いると場所の制限なく、スマートフォン、またはモバイルデバイスがインターネットに接続できれば各店舗の衛生状態を確認できる。
食品衛生管理を行う方法は、スマートフォン、またはモバイルデバイスからアプリケーションソフトウエアを立ち上げ、先ず衛生管理結果を確認したい店舗を選定し、次に確認したい日付が記載されたタイルを選び、衛生管理の結果を確認する。もし、衛生管理の結果について気になる日があれば、その気になる日の記載されたタイルを選び衛生確認結果閲覧する。もし、異常があったり、気になることがあったりした場合は、関係者である確認者、または、記録者、または、現場の食品を扱っている者にコンタクトを必要に応じて行う。このコンタクトはアプリケーションソフトウエアから提供されているチャット機能を使っても、電話でコンタクトしても、Eメールでコンタクトしても、直接話をしてもよい。図20ではチャットでコンタクトすることを記載した。管理者は、他の店舗についても確認したければ再び店舗を選び同様の作業を行うことができる。このフローについては、図20に記載した。
管理者は複数の店舗のHACCPプロセスを含む一般衛生管理上の確認点と重要衛生管理点の結果について、担当者の入力から数秒以内の遅れしかなく、ほぼリアルタイムに確認できる手段を有することができる。その結果、衛生管理の状態がどこからでも確認できるので非常に便利がよくなる。この衛生管理情報の伝達を紙で行うと、FAXするなどしなければならなく手間と時間が掛かるので非常に効率が悪い。これに比べると、スマートフォン、またはモバイルデバイスのよる入力とクラウドによるストレージを用いて、食品衛生の確認結果の配信をおこなえば、最小限の手間と時間で非常に効率よく関係者に情報共有を行うことができる。
また、本情報システムは、専用の端末が必要でない為、入力デバイスをスマートフォン、またはモバイルデバイスにして本アプリケーションソフトウエアを導入して利用できるようにしたことで、比較的安価な衛生管理情報の管理が可能とした。更に、情報ストレージをオンプレミスではなく、クラウドサービスを利用したことで、サーバーの管理やセキュリティーの管理なども比較的安価に行うことができるようにした。
更に必要に応じて情報入力者、確認者、管理者はスマートフォン、またはモバイルデバイスを介してのコミュニケーションができることで衛生管理に対する記録、確認、担当者への改善や是正処置の指示が出せる。その結果、迅速に衛生管理に対する課題へ対処することが出来る。
これまで手書きで食品衛生管理を行ってきたので、これまでのやり方を周到して紙で記録を行いたいが、集計と情報の配布はデジタルで行いたいという要求もある。このような課題に対応して、手書きで作成された衛生管理確認結果を画像で取得して、デジタル化を行い配信できるようにした。この場合、まず最初に手書きで図21に示した食品衛生実施記録記入フォーム168にその日の食品衛生実施結果を入力者が記入します。更に確認者も確認結果を記入します。次にスマートフォン、またはモバイルデバイスで本アプリケーションソフトウエアを立ち上げ、次に画面68上にある食品衛生実施記録記入フォーム用カメラ起動ボタン167を押して、衛生記録結果と確認結果が記入された食品衛生実施記録記入フォーム168の撮影を行う。
最初に食品衛生実施記録記入フォーム168を撮影した写真は予め登録した未記入の食品衛生実施記録記入フォームの登録画像との比較を行い記入者や確認者が記載した情報の抽出を行う。次に抽出した画像は、文字認識方法として知られているマハラノビスアルゴリズムまたは類似のアルゴリズムを用いて文字の抽出を行う。マハラノビスアルゴリズムに使う教師データは、あらかじめ多くの人に文字を記載してもらい登録しておく。写真から文字認識法で解析を行って得られた結果を元に図22に記載された食品衛生実施記録入力結果レビュー169を作成し入力者と確認者に示す。もし、修正が必要な個所があればスマートフォンかモバイルデバイスの画面のタッチパッドから変更したい箇所を選択すると記録内容の修正が可能である。確認が終わった食品衛生実施記録入力結果であるテキスト化された情報を含むデジタル情報はクラウド上のデータベースに保持できて、この食品衛生管理の結果は、情報入力者、確認者、管理者などを含む複数の人が閲覧可能となる。
衛生管理を確実に行うには、衛生管理上の課題を写真撮影して証拠として残しておくと、後で問題点を見直すことも可能であるので非常に都合がよい。具体的な方法としては、スマートフォンの画面上に記載された衛生管理確認ポイントの近傍に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの写真撮影機能、またはビデオ撮影機能を起動可能にする。衛生管理上の課題ポイントの写真撮影、または、ビデオ撮影ができ、日付毎の衛生管理検査結果と共に写真または、ビデオの閲覧が可能になる。このようなシステムを構成することで、現状の使いやすさを保持しながら、写真記録も追加することができる。これによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスで文章のタイプを行う時間を短縮でき、その結果、スマートフォン、またはモバイルデバイスおよび、人の手から雑菌、食中毒関連菌、ウイルスが食品に付着することを予防できる。
撮影した写真については、過去記録の閲覧以外にも更に積極的に食品衛生に活用することができる。加工食品を撮影した写真から品名、食品表示ラベルの内容、消費期限、賞味期限、バーコード情報の読み取りを抽出して記録できる。また、写真撮影日時についても記録できる。食材の情報の記録を行う機能を使うと、食材の消費期限、賞味期限の管理に使うことができる。生の食品を撮影した写真からはその食品の外観が分かる写真と共に撮影日時の記録も出来る。これは生食材の賞味期限管理に活用できる。更に写真は食材だけの撮影に限定されず様々なものを撮影することが出来る。調理や食品製造に従事している者のユニフォームを撮影して、汚れの状態を記録することもできる。ユニフォームの汚れが検出出来たら従業員にユニフォームの洗濯を指示することで衛生管理を徹底することができる。
また、調理場や食品工場の状態、店舗の状態を記録することもできる。様々な記録は食品衛生に活用できる。例えば、事前に店舗の調理場や食品工場の食品を製造している部屋の各所を撮影した写真に良否情報とその理由の説明をアノテーションとして付けて、サーバーに事前に記録を行っておく。そして、衛生管理記録を行う日に店舗の調理場や食品工場で問題がある部位があれば写真撮影を行う。AIを用いて、画像マッチングを行えば、事前に撮影した写真と比較することができる。本情報システムより画像マッチングによって、良否判定の助言になる情報を得ることができる。例えば、トイレの写真を用意し撮影した写真とマッチングを行い新たに撮影した画像からトイレの汚れが検出できたら、トイレ掃除を徹底する助言を本情報システムより得ることができる。また、事前に撮影した写真と、今回撮影した写真を比較することで、トイレの備品であるペーパータオルや消毒液が設置されえていないことが分かれば、備品設置の助言を自動で本情報システムから得ることができる。
本システムのAIを用いて、画像マッチングを使った助言機能を用いることで、店舗で働いた経験が少ない人や業務の知識が乏しい人、また、勤務期間の短いアルバイトの就業者が食品衛生管理結果の入力者になったとしても、食品衛生上のチェック事項につての見落としを削減することができる。
更に衛生管理を確実にしようとすると、冷蔵庫や冷凍庫の温度計を写真撮影して証拠として残すことができる。そうすることで、後で特定の日の温度計の写真を見直すことができる。スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に記載された温度記録入力部の近傍に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの写真撮影機能を起動でき、冷蔵庫や冷凍庫の写真撮影ができ、写真に撮影された温度情報を画像処理で解読し、日付毎の衛生管理検査結果と共に冷蔵庫、または、冷凍庫の温度が数値で記録可能になる。
また更に食品の製造や調理中に危害項目や管理ポイントの逸脱が発見されても、食品衛生記録の入力者は、その内容を直ぐにタイプするほど時間的な余裕がない場合がある。そこで、コメントするべき内容が確定したら、その内容をスマートフォン、またはモバイルデバイスから録音を可能にする。そうすることで、コメント内容を後で聞きなおしが可能になる。スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に記載された衛生管理確認ポイントまたは、衛生管理上のコメント記載機能の近傍に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの録音機能を起動できる。そして、録音機能を起動後に、衛生管理上の課題ポイントについて音声でコメントを行う。録音された音声情報は、自動的にテキスト化されて、衛生管理記録日に紐づけされ、データベースに記載できる。そして、この情報は、衛生管理レポートに記載可能となる。
本アプリケーションソフトウエアはiPhone用または、Android用として提供できる。これらのアプリケーションソフトウエアを、スマートフォンなどのモバイルデバイス上にダウンロードして、利用団体番号、利用者、店舗などの情報を登録するだけで利用可能である。
クラウドとサーバーを用いた情報処理システムと、スマートフォンなどのモバイルデバイスを入力端末として、食品衛生管理のソフトウエアを利用することで、食品衛生管理の情報を記録でき、記録した食品衛生の情報を店舗にいなくても閲覧できる。更に、複数の店舗についても結果を閲覧できる。
本発明を実施することによって、複数の店舗の食品衛生の取り組みを店舗にいなくても、比較的短時間のうちに複数の関係者が把握できるようになる。
本情報システムを用いれば、食品衛生管理に関する記録・集計・閲覧が簡単にできる。衛生管理に必要な項目、例えば、一般衛生管理項目(冷蔵・冷凍庫温度管理、交差汚染、スタッフの衛生確認、トイレ衛生管理など)および、重要管理項目(加熱、冷却など)の確認結果を簡単に記録できる。更に、特記すべき項目があれば、コメントの入力も可能である。スマートフォンやモバイルデバイスに記録するため、書類作成が不要である。また、店舗ごとに独自に作成した衛生管理計画書を入力でき、いつでもどこでも閲覧することができる。更に、記録集計が得られることで、保健所の立入検査に対し、簡単に記録の提示ができる。
スマートフォンやモバイルデバイスを入力デバイスとしたことで使い勝手がいい。本アプリケーションソフトウエアは多店舗対応が可能である。多店舗で事業を行われている事業者も衛生管理の記録を一括して確認することが出来る。また、複数のメンバーで入力、確認、閲覧を行うことが出来る。複数の担当者が衛生管理記録を入力する場合も、HACCPエントリーでそれぞれの方が対応する店舗を指定が可能である。メンバーの役割設定も可能である。それぞれの方に対し、入力者、確認者、管理者の設定を行うことができる。
本発明の利用場所を示した図である。 本発明の利用者を示した図である。 本発明を利用した店舗登録画面を示した図である。 本発明の利用した利用者登録画面を示した図である。 一般衛生管理の実施記録入力画面を示した図である。 重要衛生管理の実施記録入力画面を示した図である。 一般衛生管理の実施記録集計を示した図である。 冷蔵庫と冷凍庫の温度記録集計を示した図である。 重要衛生管理の実施記録集計を示した図である。 一般衛生管理の実施記録入力画面に写真撮影機能と録音機能を付加した図である。 重要衛生管理の実施記録入力画面に写真撮影機能と録音機能を付加した図である。 本発明を利用し音声入力を行った場合の図である。 一般衛生管理に写真記録を用いた場合の実施記録集計を示した図である。 重要衛生管理に写真記録を用いた場合の実施記録集計を示した図である。 管理者による初期設定フローを示した図である。 管理者以外のメンバーの初期設定フローを示した図である。 管理者によるメンバーの役割、勤務店登録フローを示した図である。 入力者による食品衛生結果入力フローを示した図である。 確認者による食品衛生の確認入力フローを示した図である。 管理者による複数店舗の食品衛生結果確認フローを示した図である。 入力者が手書きで記入する食品衛生実施記録記入フォームを示した図である。 168に入寮を元に作成された食品衛生実施記録入力結果を示した図である。
食品衛生管理の情報処理装置、ソフトウエア、及び方法を提供することでレストランへのHACCPを含む食品衛生管理の導入を容易にする。解決手段としては、クラウド上に配置されたサーバーと、入力端末としてスマートフォンまたはモバイルデバイスを利用して、更に、食品衛生管理のソフトウエアを利用することで、日々の食品衛生管理の情報を記録でき、記録した食品衛生の情報を店舗にいなくても閲覧できる。また、簡単な操作で食品衛生管理が利用できる。更に、複数の利用者が利用でき、管理者、確認者、入力者など利用者の役割を設定できる。また更に、複数の店舗についても結果の記録と閲覧ができることを特徴とする情報処理システム。
図1は、本発明の利用場所を示した図である。本システムは、複数の店舗で利用できる。本店7では食品衛生の検査結果がスマートフォン1で入力する。また、第1支店である店舗8では、スマートフォン2で食品衛生の検査結果が入力する。更に第2支店9では、スマートフォン3によって食品衛生の検査結果が入力する。本店7、第1支店8、第2支店9で入力された衛生管理の結果情報は、携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウド5を経由して、データベース6に記録できる。管理機能を有する本部10は、スマートフォン4を利用して入力された情報は、携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウド5を経由して、データベース6にアクセスして、得られた情報は、携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、本店7、第1支店8、第2支店9で入力された衛生管理の結果について閲覧することができる。
図2は、本発明の利用者を示した図である。本店11には入力者A12と入力者B13、入力者C14が働いている。食品衛生記録の担当は日によって異なるが3人とも食品衛生結果の記録を行う為に、3人とも入力者に設定した。第1支店15には入力者D16と入力者E17、入力者F18が働いている。担当は日によって異なる為、3人とも入力者に設定した。第2支店19には入力者G20と入力者H21、入力者122が働いている。こちらも担当は日によって異なる為、3人とも入力者に設定した。本システムは必要に応じて入力者を設定、また、変更することができる。また、他の店舗から入力者を移動することもできる。本システムでは1名の入力者から複数の入力者まで設定できる。
検査結果の確認者は確認者J23、確認者K24、確認者L25の3名がいる。本店11については、確認者J23を確認者として設定した。また、第1支店15については、確認者K24を確認者として設定した。更に、第2支店19については、確認者L25を確認者として設定した。本システムは必要に応じて確認者を設定、また、変更することができる。また、他の店舗から確認者を移動することもできる。本システムでは1名の確認者から複数の入力者まで設定できる。
図3は、本発明を利用する店舗を示した図である。本システムの店舗登録画面27には店舗A28、店舗B29、店舗C30、店舗D31と登録できる機能がある。店舗A28には本店を登録、店舗B29には第1支店を登録、店舗C30には第2支店を登録できる。もし、第3支店がある場合は店舗D31に第4支店を登録できる。店舗の登録は必要に応じて追加したり、変更したりすることができる。
図4は、本発明の利用する利用者を示した図である。本システムの人材登録画面32には名前33、Eメール34、勤務店舗名35、役割36を登録できる機能がある。図示していないが、会社または団体名の登録も行うことができる。
図5は、一般衛生管理の実施記録入力画面を示した図である。スマートフォンやモバイルデバイスにアプリケーションソフトウエアをダウンロードすることで食品衛生の一般衛生管理の実施記録が入力できる。画面37は日々の一般衛生管理衛生管理結果の登録に利用する画面である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付を入力すると画面に日付38が表示できる。また、店舗登録がされているので食品衛生検査を行った店舗名39が表示できる。本画面のタイトルである一般衛生管理の実施記録入力40が表示できる。原材料の受け入れ確認で原材料について品質上の問題がなければ41に示されたチェックボックスの四角を選択する。選択を行うと黒塗りされた四角に変更されて、問題がなかったことを入力し表示できる。
更に、冷蔵庫の庫内温度を四角い箱の中50に入力する。冷凍庫の庫内温度も四角い箱の中51に入力する。更に交差汚染や2次汚染の対策が行われていたか確認して問題がなければ42に示されたチェックボックスの四角を選択する。また更に器具の洗浄や消毒が行われていたか確認して問題がなければ43に示されたチェックボックスの四角を選択する。更にトイレ洗浄、消毒が行われていたか確認して問題がなければ44に示されたチェックボックスの四角を選択する。また更に従業員の体調に問題がないか確認して問題がなければ45に示されたチェックボックスの四角を選択する。更に従業員が手洗いを実施しているか確認して問題がなければ46に示されたチェックボックスの四角を選択する。
画面には一般衛生管理に関してコメントを入力するように47で指示されている。48の四角い箱の中に一般生成管理に関するコメントがあれば記入する。例として、トイレが汚れていたので急遽掃除、消毒を行ったとの記載を入力した。41、42、43、44、45、46の確認と問題ない場合はチェックを行い,更に、50、51、48の入力が終わったら、タッチパネルの機能を使い画面を上方向にスクロールして、下部に記載された重要衛生管理の入力へ移動する。
図6は、重要衛生管理の実施記録入力画面を示した図である。スマートフォンにアプリケーションソフトウエアをダウンロードすることで食品衛生の重要衛生管理の実施記録が入力できる。画面52は日々の重要衛生管理結果の登録に利用する画面である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付を入力すると画面に日付53が表示できる。また、店舗登録がされているので食品衛生検査を行った店舗名54が表示できる。
本画面のタイトルである重要衛生管理の実施記録入力55が表示できる。非加熱でお客さんに出される料理、例えば、さしみや冷奴などについて適正な温度と時間によって管理が行われ、品質上の問題がなければ56に示されたチェックボックスの四角を選択する。選択を行うと黒塗りされた四角に変更されて、問題がなかったことが入力でき表示できる。更に、加熱してお客さんに出される料理、例えば、焼き魚や焼き鳥などについて適正な温度と時間による調理が行われ、品質上の問題がなければ57に示されたチェックボックスの四角を選択する。
また更に、加熱後に高温保管してお客さんに出される料理、例えば、ライスなどについて適正な温度と時間管理が行われ、品質上の問題がなければ58に示されたチェックボックスの四角を選択する。更に、加熱後冷却後に再加熱してお客さんに出される料理、例えば、カレーなどについて適正な温度と時間管理が行われ、品質上の問題がなければ59に示されたチェックボックスの四角を選択する。また更に、加熱後に冷却してお客さんに出される料理、例えば、ポテトサラダなどについて適正な温度と時間管理が行われ、品質上の問題がなければ60に示されたチェックボックスの四角を選択する。
画面には重要衛生管理に関してコメントを入力するように61で指示できる。62の四角い箱の中に一般生成管理に関するコメントがあれば記入する。例として、ポテトサラダを2時間以上常温中に置いていたので廃棄したとの記載を入力した。56、57、58、59、60の確認と問題ない場合はチェックを行い,更に、62の入力が終わったら、入力終了のボタン63を押す。このボタンを押すと入力した内容は携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウド5を経由してデータベース6に記録できる。
図6については、確認者が衛生管理結果を確認してコメントが152に入力できるようになっている。本例では衛生管理結果の確認上問題がなかったので問題なしと記載している。確認者の確認が終わったら確認チェック161をチェックして、確認終了ボタン153を押せば確認を終了することができる。
図7は、一般衛生管理の実施記録集計を示した図である。64では、16日分の衛生検査結果しか示していないが、日々の一般衛生検査結果は月単位で集計されて表にまとめられる。
図8は、冷蔵庫の庫内温度と冷凍庫の庫内温度の温度記録集計を示した図である。日々の冷蔵庫と冷凍庫の庫内温度は月単位で集計グラフ65になり表66にまとめられる。
図9は、重要衛生管理の実施記録集計を示した図である。67では、16日分の衛生検査結果しか示していないが、日々の重要衛生検査結果は月単位で集計されて表にまとめられる。
図10は、一般衛生管理の実施記録入力画面に写真撮影機能と録音機能を付加した図である。画面68は日々の一般衛生管理衛生管理結果の登録に利用する画面である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付69が表示できる。また、食品衛生検査を行った店舗名70が表示できる。本画面のタイトル一般衛生管理の実施記録入力71が表示できる。
もし、原材料の受け入れ確認72、交差汚染や2次汚染の対策確認73、器具の洗浄や消毒確認74、トイレ洗浄と消毒確認75、従業員の体調確認76、従業員の手洗い実施確認77に問題がなければそれぞれのチェックボックスの四角を選択する。
もし、前記のいずれかに問題があれば、問題に内応する確認項目を選定し、その確認項目に対応するカメラボタン、例えば、原材料の受け入れ確認72の場合カメラボタン83、交差汚染や2次汚染の対策確認73の場合カメラボタン86、器具の洗浄や消毒確認74の場合カメラボタン87、トイレ洗浄と消毒確認75の場合カメラボタン88、従業員の体調確認76の場合カメラボタン89、従業員の手洗い実施確認77の場合カメラボタン90を押して、問題のあるモノや部位の撮影を行い記録できる。
また、冷蔵庫の庫内温度81の入力はカメラボタン84、冷凍庫の庫内温度82の入力はカメラボタン85で庫内温度を示す温度計を撮影して記録することができる。また更に、一般衛生管理に関するコメント79に対しては録音ボタン91を押してコメントを録音して入力することができる。例えば、トイレが汚れていたので急遽掃除、消毒を行ったと録音すれば、この情報は記録され、テキストとして、79に記録できる。これら全ての入力が終わったら、入力終了のボタン80を押す。このボタンを押すと入力した内容がクラウド5を経由してデータベース6に記録できる。この入力結果は、確認者や管理者が参照することができる。
更に、図10については、確認者が一般衛生管理結果を確認してコメントが154に入力できる。音声で入力する場合は156に記載された録音ボタンを押して音声でコメントを行う。本例では衛生管理結果の確認上問題がなかったので問題なしと154に記載している。確認者の確認が終わったら確認チェック162をチェックして、確認終了ボタン155を押せば確認入力を終了することができる。
図11は、重要衛生管理の実施記録入力画面に写真撮影機能と録音機能を付加した図である。画面92は日々の重要衛生管理衛生管理結果の登録に利用する画面である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付93が表示できる。また、食品衛生検査を行った店舗名94が表示できる。本画面のタイトル重要衛生管理の実施記録入力95が表示できる。
もし、非加熱品の確認96、加熱品の確認97、加熱後高温保管品の確認98、加熱後冷却再加熱品の確認99、加熱後冷却品の確認100に問題がなければそれぞれのチェックボックスの四角を選択する。もし、前記のいずれかに問題があれば、問題に内応するカメラボタン、例えば、非加熱品の確認96の場合カメラボタン104、加熱品の確認97の場合カメラボタン105、加熱後高温保管品の確認98の場合カメラボタン106、加熱後冷却再加熱品の確認99の場合カメラボタン107、加熱後冷却品の確認100の場合カメラボタン108を押して、問題のあるモノや部位の撮影を行い記録できる。
また、重要衛生管理に関するコメント102に対しては録音ボタン109を押してコメントを録音して入力することができる。例えば、ポテトサラダを2時間以上常温中に置いていたので廃棄したと録音すれば、この情報は記録され、テキストとして、102に記録できる。これら全ての入力が終わったら、入力終了のボタン103を押す。このボタンを押すと入力した内容が携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウド5を経由してデータベース6に記録できる。この入力結果は、確認者や管理者が参照することができる。
更に、図11については、確認者が重要衛生管理結果を確認してコメントが163に入力できるようになっている。音声で入力する場合は166に記載された録音ボタンを押して音声でコメントを行うことができる。本例では衛生管理結果の確認上問題がなかったので問題なしと163に記載している。確認者の確認が終わったら確認チェック165をチェックして、確認終了ボタン164を押せば確認を終了することができる。
図12は、本発明を利用し音声入力を行った場合の図である。記録者113が録音ボタンを押して話をすると、その内容は、スマートフォン110のマイクからスマートフォンの内部を通過し携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウド5を経由してサーバーに記録され音声からテキストに変換できる。テキストに変換された情報は再び携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にスマートフォン110の画面111に表示できる。記録者113が入力ボタン112を押すと、携帯電話の無線通信、または、Wi-Fiの無線通信を経由して、更にクラウドからデータベースに確定記録する指示が送られる。
図13は、図10で示した写真記録と録音記録を追加した一般衛生管理の実施記録の入力を用いた場合の実施記録出力例を示した図である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付136が表示できる。また、食品衛生検査を行った店舗名114が表示できる。本画面のタイトル一般衛生管理の実施記録入力結果115が表示できる。
もし、原材料の受け入れ確認116、交差汚染や2次汚染の対策確認119、器具の洗浄や消毒確認120、トイレ洗浄と消毒確認121、従業員の体調確認122、従業員の手洗い実施確認123に問題がなければ良の表記ができる。図13では、116、119、120、121、122、123に良の記載をしています。図13に図示していませんが、もし、前記のいずれかに問題があれば、否の表記ができる。
もし、カメラボタンを押し、カメラで画像を撮影していればその画像が表示できる。例えば、原材料の受け入れ確認116の場合写真A128、交差汚染や2次汚染の対策確認119の場合写真D131、器具の洗浄や消毒確認120の場合写真E132、トイレ洗浄と消毒確認121の場合写真F133、従業員の体調確認122の場合写真G134、従業員の手洗い実施確認123の場合写真H135を参照することで状況確認を行うことができる。
また、冷蔵庫の庫内温度117の温度計撮影画像は写真B129、冷凍庫の庫内温度118の温度計撮影画像は写真C130を参照できる。更に、温度計の写真から画像認識技術を使い温度を読み出して126、127に表示することもできる。また更に、一般衛生管理に関するコメント入力結果124に対しては、録音ボタン91を押してコメントを録音して入力した内容がテキスト化されて125に記載できる。例えば、交差感染の疑いのある野菜サラダを廃棄したと録音すれば、この情報は記録され、テキストとして、125に記録できる。確認者が入力した入力結果は、確認者や管理者が参照することができる。
図14は、図11で示した写真記録と録音記録を追加した重要衛生管理の実施記録の入力を用いた場合の実施記録出力例を示した図である。あらかじめ食品衛生検査を行った日付150が表示できる。また、食品衛生検査を行った店舗名151が表示できる。本画面のタイトル重要衛生管理の実施記録入力結果137が表示できる。
もし、非加熱品の確認138、加熱品の確認139、加熱後高温保管品の確認140、加熱後冷却再加熱品の確認141、加熱後冷却品の確認142に問題がなければ良の表記ができる。図14では、138、139、140、141、142に良の表記を示す。図14に図示していませんが、もし、前記のいずれかに問題があれば、否の表記ができる。
もし、カメラボタンを押し、カメラで画像を撮影していればその画像が表示できる。例えば、非加熱品の確認138の場合写真1145、加熱品の確認139の場合写真J146、加熱後高温保管品の確認140の場合写真K147、加熱後冷却再加熱品の確認141の場合写真L148、加熱後冷却品の確認142写真M149を参照することで状況確認を行うことができる。
また、重要衛生管理に関するコメント入力結果143に対しては、図11に記載された録音ボタン109を押してコメントを録音して入力した内容がテキスト化されて144に記載できる。例えば、非加熱の以下の刺身が常温で2時間以上放置されていたので廃棄したと録音すれば、この情報は記録され、テキストとして、144に記録できる。この入力結果は、確認者や管理者が参照することができる。
実施例1は、チェックリストとテキスト入力で一般衛生管理と重要衛生管理の記録をできるシステムを構成した例である。図1から図9、図15から図20に実施例を示す。
実施例2は、チェックリストとテキスト入力に加えて、写真や音声の入力を追加して、一般衛生管理と重要衛生管理の記録をできるシステムを構成した例である。図1から図4、に加えて図10から図14、図21、22に実施例を示す。
HACCPを用いた食品衛生管理の効率化を提供する。
1、2、3、4、37、52、68、92、110 スマートフォンまたはモバイルデバイス
5 クラウド
6 データベース
7、11 本店
8、15 第1支店
9、19 第2支店
10 管理機能を有する本部
12 食品衛生情報の入力者A
13 食品衛生情報の入力者B
14 食品衛生情報の入力者C
16 食品衛生情報の入力者D
17 食品衛生情報の入力者E
18 食品衛生情報の入力者F
20 食品衛生情報の入力者G
21 食品衛生情報の入力者H
22 食品衛生情報の入力者I
23 食品衛生情報の確認者J
24 食品衛生情報の確認者K
25 食品衛生情報の確認者L
27 本システムの店舗登録画面
28 食品を提供する店舗A
29 食品を提供する店舗B
30 食品を提供する店舗C
31 食品を提供する店舗D
32 本システムの人材登録画面
33 名前の登録
34 Eメールの登録
35 勤務店舗名の登録
36 役割の登録
38、53、69、93、136、150 衛生管理実施日の日付
39、54、70、94、114、151 衛生管理を実施した店舗名
40 タイトル一般衛生管理の実施記録入力
41、72 原材料受け入れ確認チェックボックス
42、73 交差汚染や2次汚染対策の確認チェックボックス
43、74 器具の洗浄や消毒確認チェックボックス
44、75 トイレ洗浄、消毒の確認チェックボックス
45、76 従業員の健康管理確認チェックボックス
46、77 従業員の手洗い確認チェックボックス
47、78 タイトル一般衛生管理に関してコメント入力
48、79 一般衛生管理に関してコメント入力ボックス
63、80、103、112 入力終了のボタン
50、81 冷蔵庫の庫内温度入力ボックス
51、82 冷凍庫の庫内温度入力ボックス
55、95 タイトル重要衛生管理の実施記録入力
56、96 非加熱で提供する食品の確認チェックボックス
57、97 加熱して提供する食品の確認チェックボックス
58、98 加熱後に高温保管して提供する食品の確認チェックボックス
59、99 加熱後冷却後に再加熱して提供する食品の確認チェックボックス
60、100 加熱後に冷却して提供する食品の確認チェックボックス
61、101 タイトル重要衛生管理に関してコメント入力
62、102 重要衛生管理に関してコメント入力ボックス
64、65 一般衛生管理の実施記録集計を示した図表
66 冷蔵庫と冷凍庫の温度推移グラフ
67 重要衛生管理の実施記録集計を示した図表
83 原材料の受け入れ確認72用カメラボタン
84 冷蔵庫の庫内温度81の入力用カメラボタン
85 冷凍庫の庫内温度82の入力用カメラボタン
86 交差汚染や2次汚染の対策確認73の場合カメラボタン
87 器具の洗浄や消毒確認74用カメラボタン
88 トイレ洗浄と消毒確認75用カメラボタン
89 従業員の体調確認76用カメラボタン
90 従業員の手洗い実施確認77用カメラボタン
91 一般衛生管理に関するコメント79の入力に使う録音ボタン
104 非加熱品の確認96用カメラボタン
105 加熱品の確認97用カメラボタン105、
106 加熱後高温保管品の確認98用カメラボタン
107 加熱後冷却再加熱品の確認99用カメラボタン107、
108 加熱後冷却品の確認100用カメラボタン108
109 重要衛生管理に関するコメント102の入力に使う録音ボタン
113 衛生管理結果の記録者
111 スマートフォンの画面
115 タイトル一般衛生管理の実施記録入力結果
116 原材料受け入れ確認結果
117 冷蔵庫の庫内温度
118 冷凍庫の庫内温度
119 交差汚染や2次汚染対策の確認結果
120 器具の洗浄や消毒確認結果
121 トイレ洗浄、消毒の確認結果
122 従業員の健康管理確認結果
123 従業員の手洗い確認結果
124 タイトル一般衛生管理に関する音声コメント入力結果
125 一般衛生管理に関する音声コメント入力結果
126 冷蔵庫の庫内温度結果
118 冷凍庫の庫内温度結果
128 原材料の受け入れ確認116に関係する写真A
129 冷蔵庫の庫内温度結果126に関係する写真B
130 冷凍庫の庫内温度結果127に関係する写真C
131 交差汚染や2次汚染の対策確認119に関係する写真D
132 器具の洗浄や消毒確認120に関係する写真E
133 トイレ洗浄と消毒確認121に関係する写真F
134 従業員の体調確認122に関係する写真G
135 従業員の手洗い実施確認123に関係する写真H
137 タイトル重要衛生管理の実施記録入力結果
138 非加熱品の確認結果
139 加熱品の確認結果
140 加熱後高温保管品の確認結果
141 加熱後冷却再加熱品の確認結果
142 加熱後冷却品の確認結果
143 タイトル重要衛生管理に関する音声コメント入力結果
144 重要衛生管理に関する音声コメント入力結果
145 非加熱品の確認結果138に関係する写真I
146 加熱品の確認結果139に関係する写真J
147 加熱後高温保管品の確認結果140に関係する写真K
148 加熱後冷却再加熱品の確認結果141に関係する写真L
149 加熱後冷却品の確認結果142に関係する写真M
152、154、163 確認者コメント入力欄
153、155、164 確認者入力ボタン
156 衛生管理結果に関するコメント154の入力に使う録音ボタン
157、159 タイトル確認者コメント
158 一般衛生管理に関する確認者コメント
160 一般衛生管理に関する確認者コメント
161、162、165 確認者入力確認チェックボックス
166 衛生管理結果に関するコメント163の入力に使う録音ボタン
167 手書きフォーム写真撮影ボタン
168 167で撮影する食品衛生実施記録記入フォーム
169 168で撮影した写真から得られた食品衛生実施記録入力結果

Claims (7)

  1. 食品衛生の情報管理システムであって、
    無線による通信が可能なスマートフォン、またはモバイルデバイスを利用した情報入力手段を有し、
    スマートフォン、またはモバイルデバイス上のソフトウエアには、
    情報入力した人の名前、
    飲食店店舗、食品販売所、または食品工場の衛生状態の確認を行った日付、
    一般衛生管理上の確認結果と重要衛生管理上の確認結果の各情報を入力する手段を有し、
    前記各情報を記録するためのクラウド上にあるサーバーにデータベースを有し、
    前記データベースへ前記各情報を記録保持する手段を有し、
    前記データベースには一般衛生管理上の衛生確認と重要衛生管理上の衛生確認の各実施結果を書き込む手段を有する衛生管理の為の情報管理システム。
  2. 少なくとも複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを用いて衛生管理上の情報を入力できる手段と、
    少なくとも複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを用いて衛生管理記録を閲覧できる手段と、
    一般衛生管理、または重要衛生管理、または、両方を含む衛生管理上の重要な知見をクラウド上に配置されたサーバーのデータベースにサーバーに配置されたソフトウエアを用いて書き込む手段とを有し、
    情報入力者、確認者、管理者、食品衛生責任者、またはこれ以外の少なくとも複数の担当者の役割を入力デバイスであるスマートフォンまたはモバイルデバイスからソフトウエアを経由して設定し、この情報がクラウド上のデータベースに記録できる手段を有し、
    少なくとも複数の店舗の一般衛生管理と重要衛生管理の確認結果を入力から少なくとも3秒以内に前記複数のスマートフォンまたはモバイルデバイスを用いて確認できる手段を有する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. スマートフォン、またはモバイルデバイスを入力デバイスとして、
    原材料の受け入れ結果、
    庫内温度の確認結果、
    交差汚染や二次汚染の防止対策の取組結果、
    器具の洗浄結果、
    トイレの洗浄や消毒の実施結果、
    従業員の健康管理状態、
    手洗いの実施状況、
    危害要因の許容値逸脱の可否について、
    これらの結果の記録を入力できる手段を備えた
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 請求項1のシステムにおいて、
    スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、
    スマートフォン、またはモバイルデバイスの写真撮影機能を起動でき、
    衛生管理上の課題に関係ある人、物、場所の写真撮影ができ、
    日付毎の衛生管理検査結果と共に衛生管理の具体的な課題やエビデンスを写真、または、ビデオで閲覧が可能であること、
    更に撮影した画像を元にパターン認識法、またはAIを用いた画像比較法を行うことで、
    過去の画像との比較によって食品衛生の記録、衛生対策の支援を行うことができる、
    情報処理システム。
  5. 請求項1のシステムにおいて、
    スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスのカメラ機能を起動でき、冷蔵庫や冷凍庫の写真撮影ができ、写真に撮影された温度情報をパターン認識法、またはAIを用いた画像比較法を用い解読し、日付毎の衛生管理検査結果と共に冷蔵庫、または、冷凍庫の温度が数値で記録可能にすることで、
    日付毎の衛生管理検査結果と共に温度情報を提供することで、
    食品衛生の記録ミスを低減できる、
    情報処理システム。
  6. 請求項1のシステムにおいて、
    スマートフォン、またはモバイルデバイスの画面上に配置されたボタンを押すことによって、スマートフォン、またはモバイルデバイスの録音機能を起動でき、衛生管理上の課題ポイントについてコメントを行うと、録音した声を自動的にテキスト化して情報がデータベースに記載できることで、
    スマートフォンやモバイルデバイスに接触する時間や頻度を小さくすることで、
    食品への菌やウイルスのコンタミを低減させることができる、
    衛生管理レポートに録音した内容をテキスト化して記載できる情報システム。
  7. 請求項1のシステムにおいて、
    防水または防塵に対応したスマートフォン、またはモバイルデバイスを利用するか、または、スマートフォン、またはモバイルデバイスを防水ケースに入れて利用することでスマートフォン、またはモバイルデバイスから食品へ雑菌や有害な菌やウイルスからのコンタミを低減させることができる、
    情報システム。
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