JP2021057041A - 情報処理装置 - Google Patents

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中野 吉雅
Yoshimasa Nakano
吉雅 中野
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Abstract

【課題】組織に属する者の「学び」と、その「習慣化」と、組織の「チーム力」とをバランス良く向上させる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の一種であり、飲食店などの店舗飲食店の従業者の状態を管理するサーバ1において、スキル監視部101は、従業者による出勤時及び退勤時の夫々において、業務に関する知識、衛生面に関する知識及び安全面に関する知識の状態についてeラーニング、業務に関するアンケートの実施及び業務に関するアイデアの募集の実施を行う。体調監視部102は、従業者の出勤時及び退勤時の夫々において、従業者の除菌ウォーターの使用の有無に関するチェックの実施、従業者の体調に関するアンケートの実施を行う。コミュニケーション監視部103は、従業者の出勤時及び退勤時の夫々において、店舗(飲食店)における従業者に対するアンケートの実施、管理者からのメッセージの送付の実施を行う。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、多くの企業が、従業者の研修の一環として、インターネットを利用した学習形態であるeラーニングを導入している。このため、eラーニングによる学習を支援する技術も存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−049306号公報
上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術は、eラーニングによって、個々の従業者の学習効果を向上させることや、個々の従業者が継続してeラーニングを行えるようにすることを目的としている。
このように、個々の従業者の学習効果(学び)を向上させ、また、個々の従業者の学習に継続性を持たせること(習慣化)は、企業が成長するうえで重要な要素となる。
しかしながら、個々の従業者がeラーニングを継続して行うことではじめて、個々の従業者の「学び」と、その「習慣化」とが向上する。ところが、上述の特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、個々の従業者がeラーニングを継続して行わせることは困難であった。
さらに、たとえ個々の従業者の「学び」と、その「習慣化」とが向上したとしても、従業者同士のまとまりがなく組織としてバラバラであれば企業は成長しない。つまり、企業が成長するうえで必須となる要素として、組織の「チーム力」の向上がある。
即ち、企業は、個々の従業者の「学び」及び「習慣化」と、組織の「チーム力」とをバランス良く向上させることで成長することができる。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、組織に属する者の「学び」と、その「習慣化」と、組織の「チーム力」とをバランス良く向上させる手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定の場への参加及び離脱をする対象者の状態を管理する情報処理装置において、
前記対象者による前記場への参加時及び前記場からの離脱時の夫々において、所定の対象に関する当該対象者のスキルの状態の監視を行う第1監視手段と、
前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、当該対象者の体調の状態の監視を行う第2監視手段と、
前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、前記場における当該対象者のコミュケーションの状態の監視を行う第3監視手段と、
のうち少なくとも1の手段を備える。
本発明によれば、組織に属する者の「学び」と、その「習慣化」と、組織の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される、情報処理システムにより実現可能となる本サービスの概要の一例を示す図である。 出勤時業務及び退勤時業務の画面遷移を示す図である。 小テストの具体例を示す図である。 クリーンアップ活動及び除菌行動が行われるタイミング、内容、及び除菌取組みレベルを一覧化した表を示す図である。 本サービスのうち、認証取得支援サービスの概要の一例を示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図6に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図7のサーバの機能的構成のうち、状態管理処理、及び認証支援処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システム(後述する図6参照)により実現可能となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される、後述する図6の情報処理システムにより実現可能となる本サービスの概要の一例を示す図である。
図2は、出勤時業務及び退勤時業務の画面遷移を示す図である。
図3は、小テストの具体例を示す図である。
本サービスは、サービス提供者により、所定の店舗に勤務する者(以下、「従業者」と呼ぶ)と、当該店舗において当該従業者を管理する立場にある者(以下、「管理者」と呼ぶ)とに対して提供されるサービスである。なお、本実施形態において、所定の店舗は飲食店であるものとする。
従業者は、自身のスマートフォン等の情報処理装置2(以下、「従業者端末2」と呼ぶ)を操作することで本サービスを利用することができる。また、管理者は、店舗に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置3(以下、「管理者端末3」と呼ぶ)を操作することで本サービスを利用することができる。
具体的には、従業者は、従業者端末2にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)を起動させて本サービスを利用する。また、従業者は、従業者端末2のブラウザ機能を用いて専用のウェブサイト(以下、「専用サイト」と呼ぶ)にアクセスすることでも本サービスを利用することができる。以下、専用アプリと専用サイトとを区別する必要がない場合には、これらをまとめて「専用アプリ等」と呼ぶ。専用アプリ等の具体的な態様は特に限定されないが、本実施形態では図1に示す態様の専用アプリ等によって本サービスが利用可能になる。
本サービスでは、図1の専用アプリ等によって従業者の状態が管理される。具体的には、専用アプリ等による従業者の状態の管理として、出勤時における従業者の状態と、退勤時における従業者の状態とがチェックされる。
ここで、「従業者の状態」が、従業者の何についての状態を指すかについては、特に限定されない。なお、本実施形態では、「従業者の状態」のチェックとして、所定の対象に関する従業者のスキルの状態、従業者の体調の状態、及び店舗(飲食店)における従業者のコミュケーションの状態がチェックされる。「所定の対象」としては、例えば飲食店に勤務する従業者に求められる知識を必要とするものが挙げられる。具体的には、業務、衛生、安全等が所定の対象として採用される。
このうち、「所定の対象に関する従業者のスキルの状態」のチェックは、小テストを含むeラーニングの実施、ES(従業者の満足度)やCS(顧客の満足度)に関するアンケートの実施、アイデア募集の実施等により行われる。
また、「従業者の体調の状態」のチェックは、例えば除菌ウォーターの使用の有無に関するチェックの実施、従業者の体調に関するアンケートの実施等により行われる。
また、「店舗(飲食店)における従業者のコミュケーションの状態」のチェックは、職場環境に関するアンケートの実施により行われる。さらに、専用アプリ等を介して管理者から従業者に報知されるメッセージの内容と、従業者によるアンケートの内容とをサーバ1(図6)側で分析することで、コミュニケーションの状態をチェックすることもできる。
従業者は、店舗(飲食店)に出勤すると、図1の専用アプリ等を起動させて、「しごとIN」と表記されたボタンB1を押下する。ボタンB1は、タイムカードとしても機能する。このため、ボタンB1が押下されると、押下された時刻が勤怠管理上の仮の出勤時刻として記憶されて管理される。
ボタンB1が押下されると、仮の出勤時刻が記録される他、図2の上段に示す順番で、従業者が出勤時に実行すべき業務(以下、「出勤時業務」と呼ぶ)が表示される。即ち、「メッセージ」(1つ目のステップ)、及び「小テスト」(2つ目のステップ)の順番で出勤時業務が表示される。なお、出勤時業務は、従業者端末2に表示される所定のUI(User Interface)に所定事項を入力することで、1乃至5分程度で完了させることができる。
図1に戻り、出勤時業務のうち「メッセージ」(1つ目のステップ)には、「目標・連絡事項」と、「体調報告」と、「アイデア募集」とが含まれる。このうち、「目標・連絡事項」は、従業者の業務上の方針や目標、及び店舗(飲食店)からの連絡事項等を閲覧する業務のことをいう。
また、「体調報告」は、出勤時における従業者の体調(健康状態)に関する情報を入力して申告する業務のことをいう。具体的には例えば、体温、咳の有無や喉の調子、その他の症状(下痢症状等)に関する情報が、従業者の体調(健康状態)に関する情報として入力される。
また、「アイデア募集」は、業務に関する従業者のアイデアや、受け取ったメッセージ対するコメント等を入力する業務のことをいう。
出勤時業務のうち「小テスト」(2つ目のステップ)は、指定されたテスト範囲からランダムに出題される1乃至5問程度の小テストに回答することで完了させることができる。
具体的には例えば、図1に示すように、新型コロナ対策のための効果的な除菌についての小テストや、〇〇社サービスによる効果的な除菌についての小テストが出題される。また例えば、図3の(A)に示すような態様の小テストが出題される。従業者が小テストに回答すると、解答の他、例えば図3の(B)に示すような態様の解説が表示される。
2つ目のステップである小テストが完了すると、従業者による出勤時業務が完了する。これにより、仮の状態にあった出勤時刻が正式な出勤時刻として認められることになる。
このように、従業者は、出勤時業務を行わない限り正式に出勤が認められないので、出勤時業務を欠かさず行うようになる。その結果、例えば以下のような効果が期待できる。即ち、従業者1人1人に対して、業務上の目標や店舗(飲食店)からの連絡事項が確実に伝達される。また、出勤時における従業者の体調の把握が容易となる。また、従業者のアイデアを容易に募ることができるようになる。
また、従業者は、店舗(飲食店)から退勤する際、図1の専用アプリ等を起動させて、「しごとOUT」と表記されたボタンB2を押下する。このとき、ボタンB2もタイムカードとして機能するが、押下された時刻が勤怠管理上の退勤時刻として記憶されるのではなく、従業者が退勤時に実行すべき業務(以下、「退勤時業務」と呼ぶ)が完了したときの時刻が、勤怠管理上の退勤時刻として記憶されて管理される。
また、ボタンB2が押下されると、図2の下段に示す順番で退勤時業務が表示される。即ち、「チェックリスト」(1つ目のステップ)、及び「アンケート」(2つ目のステップ)の順番で退勤時業務が表示される。なお、退勤時業務は、従業者端末2に表示される所定のUIに所定事項を入力することで、1乃至5分程度で完了させることができる。
図1に戻り、退勤業務のうち「チェックリスト」(1つ目のステップ)には、「一般衛生管理」と、「重要点管理」とが含まれる。これらは、食の安全を管理する手法としてのいわゆるHACCP(ハサップ)に関連する業務である。
このうち、「一般衛生管理」は、一般的衛生管理プログラムに関するチェックリスト(図示せず)に所定事項を入力する業務のことをいう。「一般的衛生管理プログラム」には、HACCP(ハサップ)の実施にあたり整備が求められるものとして、飲食店の調理場や、そこで働く従業者の衛生管理、従業者の教育や訓練、各工程の記録の必要性等が明記されている。
また、「重要点管理」は、重要管理点に関するチェックリスト(図示せず)に所定事項を入力する業務のことをいう。「重要管理点」とは、食品を製造するうえで生じ得る危害の要因を防いだり、要因そのものを除去したりするために特に重要に管理する必要がある工程として定められているものを指す。
また、退勤業務のうち、「アンケート」(2つ目のステップ)には、「クリーンアップ記録」と、「ES」と、「CS」と、「自由入力」とが含まれる。このうち、「クリーンアップ記録」は、クリーンアップ活動及び除菌行動の実績に関するアンケートに所定事項を入力する業務のことをいう。
「クリーンアップ活動」とは、店舗(飲食店)の衛生状態を向上させるための活動のことをいう。クリーンアップ活動としては、例えば体調(健康状態)を報告する活動、清潔なユニフォームを着用しているかどうかを点検し合う活動等が挙げられる。
「除菌行動」とは、店舗(飲食店)に存在し得る食中毒の原因菌やウイルスを除去するために行われる行動のことをいう。除菌行動としては、例えば手指の除菌やうがい、テーブルやドアノブ等の除菌等が挙げられる。
ここで、図4を参照して、クリーンアップ活動及び除菌行動の具体例について説明する。
図4は、クリーンアップ活動及び除菌行動が行われるタイミング、内容、及び除菌取組みレベルを一覧化した表を示す図である。
図4に示すように、クリーンアップ活動及び除菌行動が行われるタイミングとしては、出勤時、開店時、営業中、閉店後、及び都度が挙げられる。
また、クリーンアップ活動及び除菌行動の内容としては、出勤時、開店時、営業中、閉店後、及び都度の夫々について1乃至6種類列挙されており、個々の活動や行動には除菌取組みレベルが付されている。ここで、「除菌取組みレベル」は、後述する第3者認証の有無が判断される際のボーダーとして利用される。
具体的には例えば、出勤時におけるクリーンアップ活動及び除菌行動は3種類挙げられており、そのうち「手指除菌、うがい」の除菌取組みレベルは1乃至5である。
また例えば、開店前におけるクリーンアップ活動及び除菌行動は2種類挙げられており、そのうち「開店時のテーブル・ドアノブ・調理台等の除菌」の除菌取組みレベルは1乃至5である。
また例えば、営業中におけるクリーンアップ活動及び除菌行動は6種類挙げられており、そのうち「客入店時手指除菌を促す」の除菌取組みレベルは4及び5である。
また例えば、閉店後におけるクリーンアップ活動及び除菌行動の内容は2種類挙げられており、そのうち「テーブル・ドアノブ・調理台等の除菌」の除菌取組みレベルは4及び5である。
また例えば、都度におけるクリーンアップ活動及び除菌行動の内容は2種類挙げられており、そのうち「次亜塩素酸系の場合、長期間利用防止の為、希釈時をスプレーボトルに記入」の除菌取組みレベルは4及び5である。
なお、これらの例以外は図4に示すとおりである。
また、「ES」とは、従業者の満足度に関するアンケート(図示せず)に所定事項を入力する業務のことをいう。具体的には例えば、「今日、気持ちよく仕事ができましたか?」という質問に対して、従業者は、「0〜10」の範囲で回答する。
また、「CS」とは、顧客の満足度に関するアンケート(図示せず)に所定事項を入力する業務のことをいう。具体的には例えば、「今日、お客様は満足して頂けたと思いますか?」という質問に対して、従業者は、「0〜10」の範囲で回答する。
また、「自由入力」とは、従業者が自由に入力可能なアンケート(図示せず)に所定事項を入力する業務のことをいう。
2つ目のステップであるアンケートが完了すると、従業者による退勤時業務が完了する。また、それと同時に退勤時刻が打刻される。これにより、従業者の勤怠管理上の退勤時刻が確定するので、従業者は帰路につくことができる。
このように、従業者は、退勤時業務を行わない限り退勤時刻が確定しないので、退勤時業務を欠かさず行うようになる。その結果、例えば以下のような効果が期待できる。即ち、HACCP(ハサップ)の実施状況を従業者単位で把握することができる。また、クリーンアップ活動及び除菌行動を従業者単位で把握することができる。また、従業者の満足度や顧客の満足度を的確に把握することができるようになる。
以上説明したように、本サービスによれば、従業者の出勤時及び退勤時における従業者の状態を漏れなく管理することが可能となる。これにより、店舗(飲食店)の従業者全体の知識レベルを均質な形で向上させることができる。また、幅広い学びを習慣化させることができる。さらに、店舗(飲食店)に属する者(従業者及び管理者)相互間のコミュニケーションを活発化させることができる。その結果、店舗(飲食店)に属する者(従業者及び管理者)のチーム力を向上させることができる。
また、本サービスによれば、店舗(飲食店)に属する全ての従業者について、出勤時及び退勤時に入力された内容が、データとしてサーバ1に集積されて管理される。これにより、集積されたデータを分析して、その後の店舗(飲食店)や従業者の取組みに活かすことができる。具体的には例えば、集積されたデータを分析した結果に基づいて、その店舗(飲食店)にとって最適となる取組みが自動で提案されるようにすることもできる。
また、上述の図1に示す専用アプリ等には、上述の機能の他、例えば以下のような機能がある。
即ち、「ひと&しごとに役立つ教材 5分eラーニング教材」と表記されたボタンB3が押下されると、図示はしないが、従業者にとって役立つ教材や、eラーニングの教材が従業者端末2に表示される。eラーニングの教材としては、例えば上述の小テストに対応した内容の講義やテスト、衛生管理やHACCP(ハサップ)に関する基礎知識を習得させるための講義やテスト等が挙げられる。
また、ボタンB5が押下されると、図示はしないが、従業者に対する「お知らせ」が従業者端末2に表示される。具体的には例えば、「お知らせ」として、従業者に対するメッセージや各種の操作マニュアル等が表示される。
次に、図5を参照して、本サービスのうち、認証取得支援サービスについて説明する。
認証取得支援サービスとは、店舗(飲食店)が食の安全や衛生管理に関する第3者による認証(以下、「第3者認証」と呼ぶ)を取得することを支援するサービスのことをいう。
図5は、本サービスのうち、認証取得支援サービスの概要の一例を示す図である。
本サービスによれば、出勤時及び退勤時の夫々における従業者の状態の監視の結果として取得された各種のデータを、サーバ1により提供される所定のクラウドに集積させることができる。そして、クラウドに集積された各種のデータは、店舗(飲食店)Sが第3者認証を取得するための証拠データとして、第3者認証を行う所定の機関C(以下、「第3者認証機関C」と呼ぶ)に提供される。
具体的には、図5に示すように、従業者の状態の監視の結果として取得された各種のデータのうち、食の安全や衛生管理に関係するデータは、店舗(飲食店)S毎にまとめられて、除菌活動レベル情報としてクラウド(サーバ1)に集積される。
クラウド(サーバ1)に集積された除菌活動レベル情報は、第3者認証機関Cと、サービス提供者Gとの間で共有される。ただし、第3者認証機関Cに提供される除菌活動レベル情報は、個人情報が削除された状態のものとなる。なお、サービス提供者Gは、第3者認証機関Cに会費を支払う。
第3者認証機関Cは、店舗(飲食店)Sから認証費用が支払われたことを条件として、クラウド(サーバ1)から提供された店舗(飲食店)Sの除菌活動レベル情報(個人情報なし)を審査して、認証の有無を決定する。ここで、第3者認証機関Cによる認証が認められた場合には、その旨を示すマークが付されたシール等(以下、「認証マーク」と呼ぶ)が店舗(飲食店)Sに付与される。認証マークが付与された店舗(飲食店)Sは、認証マークを店舗内又は店舗入口の所定位置に貼付する。これにより、店舗(飲食店)Sに来店した者は、貼付された認証マークを一見するだけで、その店舗(飲食店)Sが第3者認証機関Cによる認証を受けた店舗(飲食店)Sだと認識することができる。即ち、食の安全や衛生管理について信用のおける店舗(飲食店)Sであると認識されることになる。その結果、顧客の信用が高まることが期待できるので、店舗(飲食店)Sの売上の向上や、ブランド力の向上を図ることができる。
このように、認証作業はシステム化されているので、店舗(飲食店)Sとしては、認証取得のために人員を割く必要がなくなる。また、第3者認証機関Cは、審査のために人員を割く必要がなくなる。その結果、店舗(飲食店)S及び第3者認証機関Cの夫々の人件費を削減することができる。
また、第3者認証機関Cは、クラウド(サーバ1)から提供された店舗(飲食店)Sの除菌活動レベル情報(個人情報なし)に基づいて、店舗(飲食店)Sに対する所定のアドバイスを提供する。具体的には例えば、店舗(飲食店)Sの食の安全や衛生管理のレベルが、第3者認証を取得できるレベルに達していないと判断された場合には、食の安全や衛生管理のレベルを高める(最適化させる)ためのアドバイスが店舗(飲食店)Sに提供される。
また、サービス提供者Gは、クラウド(サーバ1)から提供された店舗(飲食店)Sの除菌活動レベル情報(個人情報あり)に基づいて、店舗(飲食店)Sの食の安全や衛生管理のレベルをアップさせるための独自のサービスを提供する。具体的には例えば、除菌ウォーターの提供、クラウドサービスの提供等が挙げられる。
このように、認証取得支援サービスによれば、店舗(飲食店)Sの現場の情報をタイムリーにクラウド経由で把握することができる。これにより、例えば遠隔地に所在する店舗(飲食店)Sであっても、第3者認証機関による認証を遅滞なく取得することができる。
また、認証取得支援サービスによれば、所定のアラームをタイムリーなタイミングで店舗(飲食店)Sの現場に報知することもできる。これにより、店舗(飲食店)Sの現場の品質を一定レベル以上に維持することができる。
以上をまとめると、本サービスは、菌やウイルスの感染リスクを最小化し、顧客が安心して利用できる1ランク上の衛生管理を実現させる店舗運営のための仕組みを提供するサービスであるといえる。そのために、本サービスでは以下の3つの取組みが実現されている。
つまり、1つめの取り組みとして、世界中で取り組まれているHACCP(ハサップ)がある。これは、従来の結果主義ではなく、食事の受け入れから始まる料理を提供するうえでのプロセス毎に管理方法を決めたプロセス管理手法である。
2つめの取り組みとして、除菌処理がある。本サービスでは、除菌手法の1つとして除菌ウォーターが採用されている。本サービスで採用されている除菌ウォーターは、一般的な食中毒の原因菌やウイルスよりも高い除菌性能を必要とするノロウイルスや新型コロナウイルスをも死滅させる効果を持つ。また、本サービスでは、除菌ウォーターの除菌成分の劣化を防止するための対策として、定期的な除菌成分の濃度の測定が行われる。さらに、除菌ウォーターの使用量を節約するための1つの手法として、サブスクリプションによる商品提供が行われる。
3つめの取り組みとして、クラウド管理によって衛生管理を実践する従業者の知識の取得と習慣化が図られている。それとともに、出勤時及び退勤時に以下の業務が習慣化される。
即ち、情報共有の為の管理者からのメッセージ、従業者からの体調(健康状況)の申告、HACCP・除菌処理の取組み結果の報告、従業者からのES・CSアンケートや従業者からのメッセージ、現場課題の報告、アイデア提示などの実施を習慣化される。
これにより、従業者の衛生管理の実践状況を監視するとともに、監視結果から得られるデータに基づいて、実施レベルをブラッシュアップすることができる。
また例えば、出勤時には、従業者の体調(健康状況)に関する情報として、体温(平熱・微熱・37.5℃以上)、咳・のどの痛み(ある・ない)、その他体調(下痢・嘔吐・複数症状・その他)等の情報が入力される。また、退勤時には、除菌取組み状況として、1乃至5の5段階から除菌取組みレベルが選択される。また、除菌ウォーターの希釈回数(例えば300mlスプレー容器XX回、500mlスプレー容器YY回など)等の情報が記録されて保管される。
ここで、2つめの取り組みとしての、「店内除菌処理」について具体的に説明する。
従来からの課題として、(1)アルコールは優れた除菌効果(ただしノロウイルス含まない)はあるが、肌荒れする、汚れ除去効果低い、火災の危険がある等の課題がある。さらに、次亜塩素酸水(NaCLやHCLを使って水を電気分解し、弱酸性に調整した水)などと比較して高価である。また、(2)次亜塩素酸水は、優れた除菌効果(ただし通常利用の有効塩素50ppmではノロウイルスには効果なし)があり、肌荒れしにくく、汚れ除去効果が高いなどの良い面がある。しかし、除菌成分である有効塩素濃度が、紫外線や温度の影響で、短時間(数10時間)で低下するという課題がある。実際の現場では、除菌成分が大幅に低下し、除菌効果のなくなった次亜塩素酸水で除菌処理(思い込んでいる)している現場が多く存在する。
そこで上記の課題を解決するための手法として、本サービスでは、次亜塩素酸系で、除菌能力の低下スピードを抑えた成分の除菌ウォーターが採用されている。ただし、この除菌ウォーターも、紫外線や温度の影響で有効塩素の劣化は進む。そこで、次の考慮と使用法により、劣化スピードを抑え除菌性能を十分発揮させることができる。
即ち、(1)成分は、次亜塩素酸ナトリウム+焼成カルシウム+食塩+PH調整剤(弱酸性に調整)+水とする。次亜塩素酸水は、ナトリウム塩中心であるため、除菌成分である有効塩素濃度の劣化が激しい、しかし、本サービスで採用されている除菌ウォーターは、成分がカルシウム塩主体であるため、有効塩素の劣化スピードが遅い。
また、(2)高濃度(2000から4000ppm)の除菌ウォーターが採用されている。これにより、小さい容量であっても多量の除菌水(例えば10から20倍希釈)を生成することができる。その結果、100mlから1Lレベルのコンパクトなパッケージとすることができるため、一般的な冷蔵庫での保管が可能となる。一般的な冷蔵庫であれば、4℃弱の冷蔵保管と、紫外線の遮断が実現されるため、劣化が遅く(例えば6ヶ月間で5%以下)、長期保存が可能となる。これに対して、一般的な次亜塩素酸水は、500ppm程度の濃度の製品しか作ることができないため、多くの場合、50ppmや200ppmの製品が販売されている。その結果、在庫場所を確保する必要があるとともに、物流費が高くなるため、コストも割高となる。
また、(3)本サービスで採用されている除菌ウォーターは、使う度に10倍から20倍に希釈して、専用の300mlあるいは500mlのスプレーボトルで利用する。スプレーボトルに入れた後は、紫外線・温度(常温)による劣化が進むため、1週間程度以内に使い切る。
また、(4)本サービスで採用されている除菌ウォーターは、有効塩素測定試験紙を用いて、定期的に有効塩素濃度が除菌性能を発揮する濃度になっているかどうかが測定され、データの確認と保管が行われる。
また、(5)本サービスで採用されている除菌ウォーターは、客数や客の種類によって使用量が変化する。ここで、除菌ウォーターの使用量を気にしながら除菌していると、除菌レベルにバラツキが生じ、十分に除菌効果を発揮できない場合がある。そこで、除菌ウォーターの提供方法を毎月定額制(サブスクリプション)とされている。これにより、除菌すべき箇所を確実に除菌することができる。
店舗内で、食中毒菌やウイルスによる感染を防ぐためには、食中毒菌やウイルスを「持ち込ませない」、「増やさない」、「やっつける」が重要となる。このうち、店舗内に持ち込まれる可能性に対する対処について説明する。
食中毒菌やウイルスが「持ち込まれる」原因としては、従業者や管理者による持ち込み、顧客による持ち込み、食材からの持ち込み等が考えられる。
このうち、従業者による持ち込みに対する対処法として、本サービスでは例えば以下の取り組みが実践される。即ち、(1)専用アプリ等による従業者の体調チェック、(2)出勤時の手洗い及び除菌ウォーター処理、(3)すべての業務の前における手洗い及び除菌ウォーター処理、(4)配膳の前後における除菌ウォーター処理が実践される。
また、顧客による持ち込みに対する対処法として、本サービスでは例えば以下の取り組みが実践される。即ち、(1)サーモグラフによる体温チェック、(2)入店時における手指の除菌ウォーター処理が実践される。それでも食中毒菌やウイルスを持ち込まれると考えられる顧客が触った箇所は、除菌ウォーターによってすべて除菌される。さらに、顧客が退店した後は、テーブルや椅子など、顧客が触った可能性のある箇所すべてについて除菌ウォーターによる除菌処理を行う。さらに、食器を下げる行為と、別客にお冷(飲料水)や食事を運ぶ時との間には、必ず除菌ウォーターによる除菌処理が行われる。
また、食材からの持ち込みに対する対処法としては、例えば以下の取り組みが実践される。即ち、入庫時のチェック、指定温度・場所(ゾーニング)でHACCP(ハサップ)が保存される。調理は、指定場所(ゾーニング)で、指定器具を使い、クロスしないように行われる。
次に、増やす可能性に対する対処について説明する。増やす可能性に対する対処としては、例えば以下に示すような、食材、調理済み食材の保管時の取り組みが実践される。即ち、(1)適正温度及び場所で保存する、(2)保管状態毎、料理毎の保管期限を守る。
また、いわゆる「やっつける」方法について説明する。食中毒菌やウイルスを「やっつける」方法としては、例えば以下に示すような、調理時及び閉店時など定期的な除菌処理による対処が考えられる。調理時の対処としては、例えば以下のようなものがある。即ち、非加熱、加熱、加熱後冷却、加熱後冷却再加熱などに料理を分けて、重要点管理を実施する。
また、閉店時など定期的な除菌処理による対処としては、例えば以下のようなものがある。即ち、テーブル、椅子、シンク、家具、カーテンなど、菌やウイルスが増えそうな場所を除菌ウォーターで除菌処理する。
次に、図6を参照して、上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1が適用される情報処理システムの構成について説明する。
図6は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図6に示す情報処理システムは、サーバ1と、従業者端末2−1乃至2−n(nは1以上の整数値)と、店舗端末3と、認証機関端末4と、サービス提供者端末5とを含むように構成されている。
サーバ1、従業者端末2−1乃至2−n、店舗端末3、認証機関端末4、及びサービス提供者端末5は、インターネット等の所定のネットワークNWを介して相互に接続されている。
サーバ1は、サービス提供者Gにより管理される情報処理装置である。サーバ1は、従業者端末2−1乃至2−n、店舗端末3、認証機関端末4、及びサービス提供者端末5の夫々と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
従業者端末2−1乃至2−nの夫々は、従業者E1乃至Enの夫々が操作する情報処理装置である。従業者端末2−1乃至2−nは、タブレット、スマートフォン等で構成される。なお、本明細書では、従業者端末2−1乃至2−nの夫々を区別する必要がない場合、これらをまとめて「従業者端末2」と呼んでいる。
店舗端末3は、店舗(飲食店)Sに設置される情報処理装置である。店舗端末3は、例えば管理者Mが操作する。店舗端末3は、パーソナルコンピュータ、タブレット等で構成される。
認証機関端末4は、第3者認証機関Cに設置される情報処理装置である。認証機関端末4は、パーソナルコンピュータ、タブレット等で構成される。
サービス提供者端末5は、サービス提供者Gにより操作される情報処理装置である。サービス提供者端末5は、パーソナルコンピュータ、タブレット等で構成される。
図7は、図6に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図6の従業者端末2、店舗端末3、認証機関端末4、及びサービス提供者端末5)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア40が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア40から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア40は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図6の従業者端末2、店舗端末3、認証機関端末4、及びサービス提供者端末5も、図7に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。したがって、従業者端末2、店舗端末3、認証機関端末4、及びサービス提供者端末5のハードウェア構成についての説明は省略する。
このような図7のサーバ1を含む図6の情報処理システムを構成する各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ1における状態管理処理、及び認証支援処理を含む各種処理の実行が可能になる。その結果、サービス提供者は、従業者E及び管理者Mに対して上述の本サービスを提供することができる。
「状態管理処理」とは、従業者Eの出勤時の状態、及び退勤時の状態を管理する処理のことをいう。
「認証支援処理」とは、店舗(飲食店)Sにおける第3者認証の取得を支援する処理のことをいう。
以下、情報処理システムにおいて実行される、状態管理処理、及び認証支援処理を実行するための機能的構成について説明する。
図8は、図7のサーバの機能的構成のうち、状態管理処理、及び認証支援処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図8に示すように、図7のサーバ1が状態管理処理を実行する場合、CPU11においては、スキル監視部101と、体調監視部102と、コミュニケーション監視部103と、アプリ等管理部105と、特定部106とが機能する。また、図8のサーバ1が認証支援処理を実行する場合、さらに提案部104がさらに機能する。
また、サーバ1の記憶部18の一領域には、従業者DB181と、店舗DB182とが設けられている。従業者DB181には、従業者E1乃至Enの夫々に関する情報が格納されている。店舗DB182には、店舗Sに関する情報が格納されている。なお、図示はしないが、店舗Sは複数存在し得る。
スキル監視部101は、従業者Eによる店舗(飲食店)Sへの出勤時及び退勤時の夫々において、店舗(飲食店)Sの所定の対象に関する知識に関する従業者Eのスキルの状態の監視を行う。
具体的には、スキル監視部101は、従業者Eに求められる、業務上に関する知識、衛生面に関する知識、及び安全面に関する知識の状態の監視として、eラーニングの実施、アンケートの実施、アイデアの募集の実施等を行う。
体調監視部102は、従業者Eの出勤時及び退勤時の夫々において、従業者Eの体調の状態の監視を行う。
具体的には例えば、体調監視部102は、従業者Eの体調の状態の監視として、除菌ウォーターの使用の有無に関するチェックの実施、従業者の体調に関するアンケートの実施等行う。
コミュニケーション監視部103は、従業者Eの出勤時及び退勤時の夫々において、店舗(飲食店)Sにおける従業者Eのコミュケーションの状態の監視を行う。
具体的には例えば、コミュニケーション監視部103は、店舗(飲食店)Sにおける従業者Eのコミュケーションの状態の監視として、アンケートの実施や、管理者からのメッセージの送付の実施等を行う。
提案部104は、スキル監視部101、体調監視部102、及びコミュニケーション監視部103の夫々による監視の結果として取得され集積された各種のデータに基づいて、所定のアドバイスを生成する。
具体的には、提案部104は、「所定のアドバイス」として、店舗(飲食店)S及び従業者Eの業務の遂行に資する情報を生成する。
さらに具体的には、提案部104は、「業務の遂行に資する情報」の1つとして、第3者認証の取得を支援する情報を生成する。
アプリ等管理部105は、従業者端末2にインストールされる専用アプリ、及び従業者端末2のブラウザ機能によりアクセスされる専用サイトを管理する。
具体的には例えば、アプリ等管理部105は、図1に示す専用アプリ又は専用サイトの画面を管理する。
特定部106は、従業者Eによる店舗(飲食店)Sへの出勤時及び店舗(飲食店)Sからの退勤時の夫々において、従業者Eによる従業者端末2への所定の操作が行われた場所及び時刻を特定する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものとみなす。
例えば、上述の実施形態では、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視を、専用アプリ等に入力された自己申告の情報に基づいて行っているが、これに限定されない。例えば従業者の撮像画像から得られる情報や、各種機器から得られる情報等に基づいて、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。
具体的には例えば、各種機器から得られる、温度、電流、回数、トリガからの時間、測定結果等の情報に基づいて、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。電気、ガス、水道の使用量に基づいて省エネレベルを評価することはその一例である。
また例えば、無線ツールを用いて人や機械を特定して、動きを追尾することで、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。Bluetooth(登録商標)、小電力無線、赤外線、超音波、ドップラーセンサ等はその一例である。
また例えば、従業者の撮像画像から得られる画像情報を解析することで従業者を特定し、追尾することで、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。これは、カラーバーコードを従業者の胸や帽子に付すことでも実現させることができる。顔認証や動作認証はその一例である。
また例えば、動作解析の手法を用いて、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。手を洗ったか、除菌をしたか、包丁を持つ手を換えたか、衛生管理エリア守っているか、といった視点からの解析はその一例である。また、動線(人の特定含む)追尾機能を用いて、無駄な行動、無駄な動作がないかを解析することで、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。
また例えば、従業者のジェスチャーを検知することで、出勤時及び退勤時における従業者の状態の監視することもできる。具体的には例えば、目視(指差し)による確認結果(例えばOKやNG等)、あいさつ(例えばおはよう、ありがとうございました、失礼しました等)、体調(例えば良い、めまい、息苦しい、暑い等)、気分(例えばうるさい、イライラする、気持ちが落ち着かない等)を監視することもできる。
また例えば、上述の実施形態では、例えば第3者認証機関Cとの情報の共有が図られているが、これに限定されず、図7のサーバ1を核とした、他システムとの連携を図ることもできる。
具体的には例えば、出退勤管理システム、給与管理システム、画像や動画をアップロードしたり閲覧したりするシステム、物品供給システム、機械のメンテナンスシステムとの間で連携を図ることができる。
このうち、出退勤管理システムと連携が図られた場合には、例えば出勤時の時刻と、退勤時の時刻とに勤務規則を適用することができるので、出退勤の管理が容易化される。また、給与管理システムと連携が図られた場合には、例えば仕事内容と支払金額から生産性を算出することができる。また、画像や動画をアップロードしたり閲覧したりするシステムと連携が図られた場合には、各人がどのような状況でどのような画像をアップロードしたのかを解析することで、アクション内容の評価が可能になる。また、物品供給システムと連携が図られた場合には、消耗品などの物品補充情報とすることが可能となる。また、機械のメンテナンスシステムと連携が図られた場合には、機械の利用状況をデータ化して、機械の消耗品(例えば浄水器やフィルター等)の交換タイミングを最適化させることができる。
また、上述の実施形態の構成の他、以下のような構成とすることも可能である。
即ち、eラーニングは、テストの場合と学習の場合のコンテンツがある。コンテンツは、同様のタイミングで行う、管理者の方針を反映させたメッセージ、実施できたかどうかをチェックするチェックリスト、実施する人の気持ちを調査するES及びCSのアンケートの結果、さらに、過去のテスト結果をもとに、最適な内容を選ぶことができる。また、人やグループの状態によって、コンテンツを選ぶことができる。
また、メッセージの内容、チェックリストの内容、アンケートの内容は、それぞれの過去の実績から選ぶことができる。
また、組織の目標を達成するための提案として、人やグループ、コンテンツの状態をデータ解析し、メッセージの内容、eラーニングの内容、コンテンツの内容をどのように設定するのがよいかをアドバイスすることができる。
また例えば、上述の実施形態では、従業者が専用アプリ等によって出勤時刻及び退勤時刻を打刻する場所(以下、「打刻場所」と呼ぶ。)を店舗(飲食店)であることを前提としているが、打刻場所を特定することで従業者の不正を防止することができる。打刻場所を特定する手法としては、例えば、(1)従業者端末2のGPS機能を用いる手法、(2)Wi−Fi(登録商標)のIPアドレスを用いる手法、(3)Bluetooth(登録商標)を用いる手法等が挙げられる。これらの手法うち、(1)の手法は、店舗(飲食店)が地下街に存在する等の場合、打刻場所を特定できない場合がある。また、(2)の手法は、IPアドレスが変わる場合がある。また、(3)の手法は、Bluetooth(登録商標)に対応する設備(専用の装置、タブレット、スマートフォン等)を用意する必要がある。このため、従業者や店舗(飲食店)のおかれた環境に応じて手法を選択することができる。
また、優先順位を上述の(1)、(2)、(3)の順番でチェックして、いずれかが接続できた場合は、打刻OKにして、上述の(1)、(2)、(3)の3つとも接続できない場合は、打刻エラーを出すようにすることもできる。また、(1)のみでチェックするようにすることもできるし、(2)のみ、(3)のみでチェックすることもできる。さらに、(1)と(2)の組合せ、(1)と(3)の組合せ、(2)と(3)の組合せで、チェックすることもできる。さらに、(1)、(2)、(3)ともそれぞれ違うルートとすることもできる。例えば、(1)は衛生通信ルート、(2)は通信ルート、(3)はハードウェア同士の直接通信ルートとすることもできる。
また、上述の実施形態では、スキル監視部101、体調監視部102、及びコミュニケーション監視部103の3種類の監視手段による監視が行われる構成となっている。ただし、これに限定されず、これら3種類の監視手段のうち少なくとも1の監視手段による監視のみが行われる構成とすることもできるし、いずれか2種類の監視が行われる構成とすることもできる。
また、図6に示すシステム構成、及び図7に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図8に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述したサーバ1による処理を全体として実行できる機能が図6の情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に図8の例に限定されない。
また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図8に限定されず、任意でよい。
図8の例において、状態管理処理、及び認証支援処理は、上述の情報処理システムを構成するサーバ1のCPU11の制御により行われる構成となっているが、これに限定されない。例えばサーバ1側に配置された機能ブロック及びデータベースの少なくとも一部を、従業者端末2側、店舗端末3側、認証機関端末4側、サービス提供者端末5側、又は図示せぬ他の情報処理装置が備える構成としてもよい。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上をまとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
所定の場(例えば上述の店舗(飲食店)S)への参加(例えば上述の「出勤」)及び離脱(例えば上述の「退勤」)をする対象者(例えば上述の「従業者」)の状態を管理する情報処理装置(例えば図6のサーバ1)において、
前記対象者による前記場への参加時(例えば上述の「出勤時」)及び前記場からの離脱時(例えば上述の「退勤時」)の夫々において、所定の対象(例えば上述の店舗(飲食店)Sの従業者に求められる、業務に関する知識、衛生面に関する知識、安全面に関する知識)に関する当該対象者のスキルの状態の監視(例えば小テストを含むeラーニング、業務に関するアンケートの実施、業務に関するアイデアの募集の実施等)を行う第1監視手段(例えば図6のスキル監視部101)と、
前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、当該対象者の体調の状態の監視(例えば上述の除菌ウォーターの使用の有無に関するチェックの実施、従業者の体調に関するアンケートの実施)を行う第2監視手段(例えば図6の体調監視部102)と、
前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、前記場における当該対象者のコミュケーションの状態の監視(例えば上述のアンケートの実施や、管理者からのメッセージの送付の実施)を行う第3監視手段(例えば図6のコミュニケーション監視部103)と、
のうち少なくとも1の手段を備える。
これにより、所定の場への参加及び離脱をする対象者による場への参加時及び場からの離脱時の夫々において、所定の対象に関する当該対象者のスキルの状態が監視される。また、その参加時及び離脱時の夫々において、対象者の体調の状態とコミュケーションの状態とが監視される。
その結果、対象者の「学び」と、その「習慣化」と、対象者が属する組織の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記場は、前記対象者の勤務先であり、
前記参加は、前記勤務先への出勤であり、
前記離脱は、前記勤務先からの退勤であり、
前記対象には、前記勤務先で前記対象者に求められる業務上の知識と、衛生面に関する知識と、安全面に関する知識とのうち少なくとも1つが含まれるようにすることができる。
これにより、対象者による勤務先への出勤時及び勤務先からの退勤時の夫々において、対象者に求められる業務上の知識と、衛生面に関する知識と、安全面に関する知識とのうち少なくとも1つの状態が監視される。また、対象者の体調の状態とコミュケーションの状態とが監視される。
その結果、対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記第1監視手段は、
前記対象者の前記スキルの状態の監視として、
前記対象者の出勤時又は退勤時に実施されるeラーニングの結果を監視することができる。
これにより、対象者の出勤時又は退勤時に実施されるeラーニングの結果が監視される。その結果、eラーニングによる対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記eラーニングは、
コンテンツとして、前記対象者の上長(例えば上述の管理者M)からのメッセージと、前記対象者に対する前記eラーニングの実施状況に関する所定のチェックリストとを含むようにすることができる。
これにより、eラーニングのコンテンツとして、対象者の上長からのメッセージと、対象者に対するeラーニングの実施状況に関する所定のチェックリストとが含まれる。その結果、実態に即したeラーニングによる対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記第1監視手段は、
前記対象者の前記スキルの状態の監視として、
前記eラーニングを実施する前記対象者の感情を把握するための所定のアンケートの結果と、前記eラーニングの実施の履歴とに基づいて、前記コンテンツの内容を、前記対象者が効率良く知識を定着させる内容に最適化させることができる。
これにより、eラーニングを実施する対象者の感情を把握するための所定のアンケートの結果と、eラーニングの実施の履歴とに基づいて、コンテンツの内容が、対象者が効率良く知識を定着させる内容に最適化される。その結果、より実態に即したeラーニングによる対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記eラーニングにおける、メッセージの内容、チェックリストの内容、又はアンケートの内容は、夫々の過去の実績に基づいて選択されるようにすることができる。
これにより、eラーニングにおける、メッセージの内容、チェックリストの内容、又はアンケートの内容が、夫々の過去の実績に基づいて選択される。その結果、さらに実態に即したeラーニングによる対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記場において前記対象者が属する組織の状態に応じて、前記eラーニングのコンテンツが選択されるようにすることができる。
これにより、場において対象者が属する組織の状態に応じて、eラーニングのコンテンツが選択されるようにすることができる。その結果、対象者が属する組織の状態に応じたeラーニングによる対象者の「学び」と、その「習慣化」と、勤務先の「チーム力」とをバランス良く向上させることができる。
また、前記場において前記対象者が属する組織の目標を達成するための提案として、当該組織に属する人、グループ、前記eラーニングのコンテンツの状態に基づいて、前記メッセージの内容、前記eラーニングの内容、前記コンテンツの内容をどのように設定するのがよいかを提案する提案手段(例えば図8の提案部104、アプリ等管理部105)をさらに備えることができる。
これにより、場において対象者が属する組織の目標を達成するための提案として、組織に属する人、グループ、eラーニングのコンテンツの状態に基づいて、メッセージの内容、eラーニングの内容、コンテンツの内容をどのように設定するのがよいかが提案される。その結果、対象者が属する組織の目標を的確なものとすることができる。
また、前記対象者による前記場への参加時及び前記場からの離脱時の夫々において当該対象者による所定の操作が行われた場所及び時刻を特定する特定手段(例えば図8の特定部106)をさらに備えることができる。
これにより、対象者による場への参加時及び場からの離脱時の夫々において対象者による所定の操作が行われた場所及び時刻が特定される。その結果、対象者による不正を防ぐことができるとともに、正確な内容のデータを集積させることができる。
また、前記特定手段は、
複数の特定手法のうち少なくとも1の特定手法についての試みが成功した場合、前記操作による操作を有効とすることができる。
これにより、複数の特定手法のうち少なくとも1の特定手法についての試みが成功した場合に、従業者による操作が有効となる。その結果、安定的な通信環境で本サービスが提供される。
また、前記特定手段は、
前記対象者による前記参加時における前記操作と、当該操作の後に行われる前記第1監視手段、前記第2監視手段、及び前記第3監視手段の夫々の監視の結果とに基づいて、前記操作が行われた時刻を、前記対象者が前記場に参加した時刻としてさらに特定することができる。
これにより、対象者の参加時における操作(例えば図1の「しごとIN」と表記されたボタンB1を押下する操作)と、その操作の後に行われる各種監視の結果とに基づいて、その操作が行われた時刻が、対象者が場に参加した時刻(例えば上述の「出勤時刻」)として特定される。
その結果、対象者による所定の操作後、例えば対象者による所定のアクションが完了したことを条件として、対象者が場に参加した時刻を遡って特定することができる。
1・・・サーバ、2・・・従業者端末、3・・・店舗端末、4・・・認証機関端末、5・・・サービス提供者端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、40・・・リムーバルメディア、101・・・スキル監視部、102・・・体調監視部、103・・・コミュニケーション監視部、104・・・提案部、105・・・アプリ等管理部、106・・・特定部、181・・・従業者DB、182・・・店舗DB、NW・・・ネットワーク、E・・・従業者、S・・・店舗(飲食店)、M・・・管理者、G・・・サービス提供者、C・・・第3者認証機関、B・・・ボタン

Claims (11)

  1. 所定の場への参加及び離脱をする対象者の状態を管理する情報処理装置において、
    前記対象者による前記場への参加時及び前記場からの離脱時の夫々において、所定の対象に関する当該対象者のスキルの状態の監視を行う第1監視手段と、
    前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、当該対象者の体調の状態の監視を行う第2監視手段と、
    前記対象者の前記参加時及び前記離脱時の夫々において、前記場における当該対象者のコミュケーションの状態の監視を行う第3監視手段と、
    のうち少なくとも1の手段を備える情報処理装置。
  2. 前記場は、前記対象者の勤務先であり、
    前記参加は、前記勤務先への出勤であり、
    前記離脱は、前記勤務先からの退勤であり、
    前記対象には、前記勤務先で前記対象者に求められる業務上の知識と、衛生面に関する知識と、安全面に関する知識とのうち少なくとも1つが含まれる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1監視手段は、
    前記対象者の前記スキルの状態の監視として、
    前記対象者の出勤時又は退勤時に実施されるeラーニングの結果を監視する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記eラーニングは、
    コンテンツとして、前記対象者の上長からのメッセージと、前記対象者に対する前記eラーニングの実施状況に関する所定のチェックリストとを含む、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1監視手段は、
    前記対象者の前記スキルの状態の監視として、
    前記eラーニングを実施する前記対象者の感情を把握するための所定のアンケートの結果と、前記eラーニングの実施の履歴とに基づいて、前記コンテンツの内容を、前記対象者が効率良く知識を定着させる内容に最適化させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記eラーニングにおける、前記メッセージの内容、前記チェックリストの内容、又は前記アンケートの内容は、夫々の過去の実績に基づいて選択される、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記場において前記対象者が属する組織の状態に応じて、前記eラーニングのコンテンツが選択される、
    請求項4乃至6のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記場において前記対象者が属する組織の目標を達成するための提案として、当該組織に属する人、グループ、前記eラーニングのコンテンツの状態に基づいて、前記メッセージの内容、前記eラーニングの内容、前記コンテンツの内容をどのように設定するのがよいかを提案する提案手段をさらに備える、
    請求項6又は7に記載の情報処理装置。
  9. 前記対象者による前記場への参加時及び前記場からの離脱時の夫々において当該対象者による所定の操作が行われた場所及び時刻を特定する特定手段をさらに備える、
    請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記特定手段は、
    複数の特定手法のうち少なくとも1の特定手法についての試みが成功した場合、前記操作による操作を有効とする、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記特定手段は、
    前記対象者による前記参加時における前記操作と、当該操作の後に行われる前記第1監視手段、前記第2監視手段、及び前記第3監視手段の夫々の監視の結果とに基づいて、前記操作が行われた時刻を、前記対象者が前記場に参加した時刻としてさらに特定する、
    請求項9又は10に記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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