JP2022167688A - 処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022167688000001
【課題】シーケンス間の二次電池の充電を適切に行うこと。
【解決手段】処理装置が提供される。蓄電手段は、外部電源から入力された電力により充電される。駆動手段は、蓄電手段に充電された電力により駆動対象を駆動する。駆動制御手段は、
駆動対象に複数のシーケンスを実行させるように駆動手段を制御する。充電制御手段は、複数のシーケンスに含まれる1つのシーケンスの実行後の蓄電手段の電圧が電圧閾値以下である場合に、1つのシーケンスの次のシーケンスが実行される前に蓄電手段の電力を充電する。変更手段は、蓄電手段の蓄電容量に関する条件が満される場合に電圧閾値を変更する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、処理装置及びその制御方法に関する。
モータの駆動と停止の切り替えを頻繁に行う記録装置又は画像読取装置等の装置では、一般に消費電流の変動が大きくなる。そのため、モータを駆動するための電源部はその変動における最大電流値を基準に許容電流値が決定される。この消費電流の変動を抑制するため、特許文献1には、電気二重層キャパシタ等の二次電池を利用する方法が開示されている。即ち、装置のモータ等による消費電流が小さいときは電気二重層キャパシタを充電しておき、消費電流が大きくなったときは電気二重層キャパシタに充電された電荷を放電して利用することで、装置の消費電流の変動を抑制する。
特許第5677729号
電気二重層キャパシタに充電された電力によりモータを駆動する場合、モータの駆動中に電気二重層キャパシタの蓄電量が低下すると、モータの駆動が停止してしまうことがある。モータの駆動が停止してしまうと、実行中の処理の精度に影響を及ぼすことがある。このような状況を防ぐための方策として、モータの駆動を伴う処理を可能な範囲で複数のシーケンスに分割し、シーケンス間に電気二重層キャパシタの充電を行うことが考えられる。一方で、電気二重層キャパシタ等の二次電池では、温度や経年劣化等により蓄電容量が変化することがあり、シーケンス間の二次電池の充電がより適切に行われることが望まれる。
本発明は、シーケンス間の二次電池の充電を適切に行う技術を提供する。
本発明の一態様によれば、
外部電源から入力された電力により充電される蓄電手段と、
前記蓄電手段に充電された電力により駆動対象を駆動する駆動手段と、
前記駆動対象に複数のシーケンスを実行させるように前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
前記複数のシーケンスに含まれる1つのシーケンスの実行後の前記蓄電手段の電圧が電圧閾値以下である場合に、前記1つのシーケンスの次のシーケンスが実行される前に前記蓄電手段の電力を充電する充電制御手段と、
前記蓄電手段の蓄電容量に関する条件が満される場合に前記電圧閾値を変更する変更手段と、を備える、
ことを特徴とする処理装置が提供される。
本発明によれば、シーケンス間の二次電池の充電を適切に行うことができる。
一実施形態に係る記録装置の斜視図。 図1の記録装置のハードウェア構成の概略を示すブロック図。 (a)は比較例のキャリッジ突き当て動作時の蓄電部の電圧の推移を示す図。(b)は本実施形態でのキャリッジ突き当て動作時の蓄電部の電圧の推移を示す図。 本発明の実施形態に係わる画像形成装置の制御手順を示すフローチャート。 CPUの制御例を示すフローチャート。 CPUの制御例を示すフローチャート。 一実施形態に係る二次電池の内部直列抵抗と温度の関係を示す図。 一実施形態に係る二次電池の内部直列抵抗と容量の経年劣化を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<記録装置1の概要>
図1は一実施形態に係る処理装置としてのインクジェット記録装置1(以下、記録装置1)を説明するための斜視図である。記録装置1は、記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェット方式の記録装置である。記録装置1は、キャリッジ2と、記録ヘッド3と、伝達機構4と、給紙機構5と、インクカートリッジ6と、LF(ラインフィード)ローラ7とを含む。
キャリッジ2は、記録ヘッド3を搭載して矢印A方向(主走査方向)に往復移動する。本実施形態では、キャリッジ2は、キャリッジモータM1の駆動力が伝達機構4によりキャリッジ2に伝えられることで往復移動する。また、本実施形態では、キャリッジ2は、記録ヘッド3に加えて、記録ヘッド3に供給されるインクを貯留するインクカートリッジ6を搭載する。記録ヘッド3又はインクカートリッジ6は、キャリッジ2に対して着脱可能に設けられ得る。
記録ヘッド3は、インクを吐出して記録媒体に画像を記録する。キャリッジ2と記録ヘッド3とは、両部材の接合面が適正に接触されることで所要の電気的接続を達成維持できるように構成されている。本実施形態では、記録ヘッド3は、ヘッド駆動制御信号に応じてエネルギーを記録素子(電気熱変換体)に印加することにより、複数の吐出ノズルからインクを吐出して記録する。このため、記録ヘッド3は各吐出口に対応して記録素子を備えている。なお、記録ヘッド3の吐出方式としては、公知の吐出方式を適宜採用可能である。また、記録ヘッド3は、例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクをそれぞれのノズル列から吐出し得る。
給紙機構5は、記録紙等の記録媒体Pを装置内部に給紙する。例えば、給紙機構5は、記録媒体を積載する積載部と、積載部に積載された記録媒体を装置内部の搬送経路へと給送する給紙ローラとを含む。LFローラ7(搬送ローラ)は、搬送経路上の記録媒体Pを搬送する。例えば、LFローラ7は、LFモータM2によって駆動される。
次に、記録装置1による記録動作の例を説明する。まず、給紙機構5の給紙ローラが記録媒体Pを記録位置まで搬送する。そして、キャリッジ2が主走査方向に移動している状態で記録ヘッド3が記録媒体Pに対してインクを吐出することにより、記録媒体Pに1走査分の画像が記録される。1走査分の記録動作後、LFローラ7が記録媒体Pを所定量搬送する。キャリッジ2及び記録ヘッド3による1走査分の記録動作とLFローラ7の搬送動作が交互に行われることで、搬送方向に渡って記録媒体Pに画像が記録される。
<ハードウェア構成例>
図2は、記録装置1のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。本実施形態の記録装置1のハードウェア構成は、システム部100と記録部200との2つのブロックに大別される。
システム部100は、記録装置1の全体を制御するブロックである。システム部100は、CPU101、ROM102、RAM103、操作部104、充電制御部105、データ通信部106、位置検出部107、モータ制御部108、画像処理部109、外部インタフェース110、TCU112及びサーミスタ113を含む。システム部100の各要素はバス1000により接続されている。
CPU101は、記録装置1を統括的に制御するプロセッサである。ROM102は、不揮発性の記憶領域であり、例えば、オペレーティングシステムプログラム(OS)等の各種制御プログラムや、記録装置1の機能を実行する上で必要な各種のデータ等を記憶する。RAM103は、揮発性の記憶領域であり、例えば、CPU101のワークメモリとして用いられる。例えば、CPU101は、ROM102に記憶されたプログラムをRAM103に読み出して実行することにより、記録装置1の各種機能を実現する。すなわち、CPU101、ROM102及びRAM103等によって、記録装置1のコンピュータが形成され得る。
操作部104は、ユーザが記録装置1を操作するためのユーザインタフェースである。例えば、操作部104は、タッチパネル等のソフトキーを含んでもよいし、物理的機構としてのボタンやスイッチ等のハードキーを含んでもよい。
充電制御部105は、蓄電部111の充電を制御する。具体的には、充電制御部105は、外部インタフェース110から入力された電力で蓄電部111の充電を行う。ここで、蓄電部111は、外部電源50から入力された電力により充電される二次電池である。本実施形態では、蓄電部111は、速やかに充電/放電が可能であることと、繰り返しの充放電による劣化が少ない二次電池であってもよく、例えば電気二重層キャパシタであってもよい。充電制御部105は、外部インタフェース110の供給可能電流を超えないことや、充電制御部105そのものの充電能力や、蓄電部111の最大充電電流等を加味して充電電流値を決定する。
データ通信部106は、記録部200のデータ通信部204と線路3041を介して通信し、画像データの送受信を行う。データ通信部106とデータ通信部204との間のインタフェースの方式としては、パラレルインタフェース、シリアルインタフェース、LVDSなど様々の方式を採用可能である。
位置検出部107は、キャリッジ2の位置を検出し、その検出結果をCPU101へと出力する。具体的には、位置検出部107は、線路3042を介して記録部200のエンコーダ205と通信して、エンコーダ205からの受信信号に基づきキャリッジ2の位置を検出する。CPU101は、位置検出部107から受信したキャリッジ2の位置に基づいて、キャリッジ2の移動距離や移動速度等を算出してもよい。
モータ制御部108は、記録部200のキャリッジモータM1の駆動制御を行う。モータ制御部108は、線路3043を介してキャリッジモータM1に制御信号を送信する。本実施形態では、モータ制御部108は、エンコーダ205による位置制御を必要とすることが一般的であるDCモータドライバである。ただし、モータ制御部108は、キャリッジモータM1の構成に応じて適宜設計可能である。
画像処理部109は、外部インタフェース110を介してPC等の外部装置から送られてくる画像データ(印刷データ)を処理する。一例として、画像処理部109は、RGB形式で送られてきた画像データを各色インク量データに変換する処理等を行う。また、画像処理部109は、データ通信部106を介して記録部200に処理した画像データを送信する。
外部インタフェース110は、外部電源50と接続するためのコネクタを含む。外部インタフェース110に接続される外部電源50は、例えば、USB端子を持つPCである。外部インタフェース110に接続される外部電源50は、USB2.0、USB3.0に対応したPCでもよい。或いは、外部インタフェース110に接続される外部電源50は、Battery Charging Specification等のUSB充電規格や、USB Power Deliveryといった大電力の供給に対応したPC、充電器などでもよい。また、外部インタフェース110は、USBインタフェースに限らず、ACアダプタ等と接続するためのコネクタを含んでもよい。
外部インタフェース110により外部電源50から得られた電力は、外部インタフェース110で電圧変換されてシステム部100で使用される一方で、充電制御部105を介して記録装置11へも供給される。
以下の説明において、システム部100で電力を消費する負荷をシステム系負荷と呼ぶことがある。システム系負荷は、CPU101、ROM102及びRAM103を含むシステム部100全体の負荷である。これに対し、記録部200で電力を消費する負荷を、駆動系負荷と呼ぶことがある。本実施形態では、キャリッジモータM1及びインク吐出部202が駆動系負荷に対応する。
また、外部インタフェース110は、外部電源50から電力を取り入れるためのインタフェースの他、外部装置との通信インタフェースを含み得る。例えば、外部インタフェース110は、有線又は無線によりPC等の外部装置から画像データを受信可能に構成されてもよい。
TCU(Time Count Unit)112は、後述する処理において蓄電部111の放電時間を測定するためのタイマである。サーミスタ113は、蓄電部111の温度を検知する。
次に、記録部200の構成について説明する。記録部200は、記録媒体への画像の記録に関する処理を行うためのブロックである。記録部200は、RAM201、インク吐出部202、記録制御部203、データ通信部204、エンコーダ205及びキャリッジモータM1を含む。図1で示した構成との関係を述べると、記録部200の各構成要素は、キャリッジ2、記録ヘッド3、又はこれらを駆動制御するための構成に対応する。
インク吐出部202は、インクジェットプリンタのインク吐出ノズルである。データ通信部204は、システム部100のデータ通信部106と通信し、画像データを受信する。記録制御部203は、データ通信部204が受信した画像データに基づいて、インク吐出部202がインクを吐出するためのヘッド駆動制御信号を生成する。RAM201は、記録制御部203が記録データを生成する際に使用するバッファメモリである。エンコーダ205は、キャリッジ2の位置情報をフォトインタラプタとエンコーダストリップラインとの組み合わせにより光学的に検出し、検出結果を位置検出部107に送信する。キャリッジモータM1は、駆動対象としてのキャリッジ2を駆動するモータである。エンコーダ205及びキャリッジモータM1については一般的にDCモータ駆動に使用されている構成を採用可能であるため、詳細な説明は省略する。
<充電制御部105の構成例>
次に、充電制御部105の構成例について説明する。充電制御部105は、蓄電部111の蓄電量を検出する蓄電量検出部(不図示)及び蓄電部111の両端電圧である電圧Vbatを検出する電圧検出部(不図示)を含む。また、充電制御部105は、検出した情報をCPU101に対して出力する。さらに、充電制御部105は、蓄電部111の電圧を駆動系負荷で必要な電圧に変換する。
外部インタフェース110に外部電源50が接続されると、外部電源50から得られた電力のうちシステム系負荷で必要な分の電力がシステム系負荷に供給される。また、外部電源50から得られた電力からシステム系負荷に供給された電力を差し引かれた電力が充電制御部105を介して蓄電部111に充電される。
充電制御部105は、蓄電部111の蓄電量を蓄電量検出部によりモニタし、蓄電量が所定値を超えると蓄電部111の充電を停止する。蓄電部111に充電された電力は、充電制御部105を介して駆動系負荷に供給される。充電制御部105は、駆動系負荷の動作によって蓄電部111の蓄電量が所定値より下がったことを蓄電量検出部により検出すると、再び蓄電部111の充電を行う。
また、充電制御部105は、駆動系負荷の消費電力の変動に応じて蓄電部111への充電を制御してもよい。例えば、充電制御部105は、駆動系負荷が電力を消費しない、或いはその消費電力が比較的小さい場合には、外部インタフェース110を介して外部電源50から入力される電力により蓄電部111を充電してもよい。そして、充電制御部105は、駆動系負荷の消費電力が一時的に大きくなった際に、蓄電部111に蓄電されている電力と、外部電源50から入力された電力とを合わせて利用することで、駆動系負荷に対して大きな電力を供給する。
また、本実施形態では、充電制御部105が取得した蓄電部111の状態に関する制御情報が、CPU101に送信される。CPU101は、充電制御部105から得た情報に基づいて、例えばキャリッジモータM1の駆動を制御する。具体的には、CPU101は、充電制御部105から得た蓄電部111の状態に基づいて、駆動系負荷であるキャリッジモータM1を適切なタイミングで停止させる。これにより、記録装置1の平均消費電量を外部電源50が供給可能な電力まで下げることが可能となる。
さらに具体的に言えば、CPU101は、キャリッジ2の動作を複数のシーケンスに分割し、シーケンス間に蓄電部111を充電するための待機時間を設ける。これにより、駆動系負荷による平均消費時間が下がるため、限られた入力電力でも駆動系負荷を動作させることが可能となる。
<キャリッジ2の突き当て動作>
シリアルヘッド方式の記録装置1の動作として、キャリッジ突き当て動作というものがある。この動作は、キャリッジ2の位置検出精度の低下を抑制するために、キャリッジ2を位置決め用の部材に突き当てる動作である。キャリッジ2が位置決め用の部材に突き当てられた状態で、エンコーダ205により検出されたキャリッジ位置情報を基準位置に対応した位置情報として設定することで、キャリッジ2のキャリッジ位置の初期化(校正)を行うことができる。
キャリッジ2の突き当て動作は、キャリッジ2を突き当て位置まで移動させる動作(以下、移動シーケンス)と、突き当て位置にあるキャリッジ2を位置決め用の部材に突き当てる動作(以下、突き当てシーケンス)に分けられる。ここで、突き当てシーケンスについては、突き当て時間、突き当て時のモータトルクの設定等に基づいて、消費電力を予測することができる。一方で、移動シーケンスについては、動作開始時のキャリッジ2の位置によって消費電力が変動するため、消費電力の予測が困難な場合がある。
図3(a)は、本実施形態との比較例のキャリッジ突き当て動作時の蓄電部111の電圧Vbatの推移を示す図である。図3(a)において、BST_UVLOは、蓄電電圧低下エラー電圧(以下、UVLO電圧)を示している。電圧VbatがUVLO電圧を下回ると、充電制御部105はCPU101にエラーを通知し、通知を受けたCPU101は記録装置1の動作の停止、又はエラーのユーザへの報知等を行う。また、CPU101は、例えば、充電制御部105から蓄電部111の電圧Vbatが基準電圧Va以上である旨の情報を取得したことに基づいてキャリッジ突き当て動作を開始する。
図3(a)では、移動シーケンスと突き当てシーケンスが連続して実行される場合が示されている。前述したとおり、移動シーケンスではキャリッジ2の初期位置によって消費電力が変動するため、移動シーケンスの所要時間T1aは不定長となる。したがって、所要時間T1aが比較的長くなる場合には、移動シーケンス及び突き当てシーケンスが終了するまでに電圧VbatがUVLO電圧を下回ってしまい、エラーが発生してしまうことがある。
なお、このような場合でも、CPU101やROM102、RAM103等のシステム系負荷については外部電源50から電力を供給可能なため、プリンタ全体のシステムがシャットダウンすることはない。また、CPU101は、蓄電部111への充電動作とモータ駆動電圧生成のための昇圧動作を停止させた後、エラーを終了させる。
このようなエラーの発生を抑制する方策として、所要時間T1aが最大となる場合でも電圧VbatがUVLO電圧を下回らないように基準電圧Vaを上げることができるように、蓄電部111の蓄電容量を大きくすることが考えられる。しかしながら、蓄電部111の蓄電容量を大きくすると、記録装置1の大型化や、製造コストアップの要因となってしまうことがある。
そこで、本実施形態では、このキャリッジ突き当て制御動作時におけるシーケンスを図3(b)で示すように変更している。具体的には、消費電力の予測が難しい移動シーケンスを複数のシーケンスに分割している。以下、図3(b)で示す動作について説明する。
CPU101は、移動シーケンスを複数のシーケンスに分割して得られた各シーケンス(移動サブシーケンスと呼ぶことがある)を順次実行する。このとき、CPU101は、移動サブシーケンスが終了するごとに、蓄電部111の電圧Vbatの値を充電制御部105から取得して、電圧Vbatが電圧閾値Vth1を下回っているか否かを確認し、下回っている場合は待機時間を挿入して充電制御部105の充電を行う。CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2を上回ると、次の移動サブシーケンスを実行する。CPU101は、この動作を繰り返し、キャリッジ2が突き当て位置に到達すると、ここでも待機時間を挿入し、蓄電部111の充電を行う。そして、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2を上回ると、突き当てシーケンスを実行する。
ここで、突き当てシーケンスは、移動シーケンスと異なり、消費電力が予測可能なシーケンスである。したがって、突き当てシーケンスの消費電力の予想値を考慮することで、移動シーケンスの実行後に電圧VbatがUVLO電圧を下回らないように電圧閾値Vth2を設定することができる。
<制御例>
図4は、CPU101の制御例を示すフローチャートである。具体的には、図3(b)で示したキャリッジ突き当で動作実行時のCPU101の制御例が示されている。なお、以下の説明では、各ステップについて単にS100等のように表記する。また、初期状態において、S103等で参照する変数nは、n=1に設定されているものとする。
S100で、CPU101は、シーケンス分割処理を実行する。具体的には、CPU101は、移動シーケンスをN回分の移動サブシーケンスに分割する。例えば、CPU101は、位置検出部107からキャリッジ2の位置情報を取得し、突き当て位置までのキャリッジ2の移動量を算出する。そして、CPU101は、算出した移動量を、予め定めたキャリッジ移動量で割ることで、Nを算出する。ここで、予め定めたキャリッジ移動量は、それ以上分割すると所望の動作結果が得られなくなるような制約がある場合、その制約を守る範囲で定められる。以下、N回分の移動サブシーケンスについて、n回目に実行する移動サブシーケンスを第nシーケンスと呼ぶことがある。
S101で、CPU101は、閾値設定処理を実行する。詳細は後述する。
S102で、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth1を超えているか否かを確認する。そして、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth1を超えていればS103に進み、電圧閾値Vth1以下(電圧閾値以下)であれば109に進む。具体的には、CPU101は、充電制御部105から電圧Vbatを取得して、取得値とS101で設定した電圧閾値Vth1とを比較する。
S109で、CPU101は、待機時間を挿入し、充電制御部105に蓄電部111を充電させる。その後、CPU101は、S102に戻る。なお、例えば物理的故障等によりこのS102及びS107の永久ループに入った場合は、CPU101がタイムアウト処理を行い、ユーザにエラーを報知してもよい。
S103で、CPU101は、第nシーケンスを実行する。ここでは、CPU101は、N回に分割されたうちのn回目の移動サブシーケンスを実行する。S104で、CPU101は、変数nについて、n=n+1とする。S105で、CPU101は、n>Nであるか否かを確認する。CPU101は、n>NであればS106に進み、そうでなければS102に戻る。すなわち、CPU101は、S104~S105の処理により、n>Nとなるまで、S103での第nシーケンス実行のステップをN回繰り返す。また、N回の移動サブシーケンスが実行されることにより、キャリッジ2が突き当て位置まで移動したことになる。すなわち、N回の移動サブシーケンスに分割された移動シーケンスが終了したことになる。なお、S105において、CPU101は、エンコーダ205の値も合わせて確認し、エンコーダ205の値に基づいても移動シーケンスが終了したと判断できた場合にS106に進んでもよい。
S106で、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2以上であるか否かを確認する。そして、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2以上であればS107に進み、そうでなければS110に進む。具体的には、CPU101は、充電制御部105から電圧Vbatを取得して、取得値とS101で設定した電圧閾値Vth2とを比較する。
S110で、CPU101は、S108と同様、待機時間を挿入し、充電制御部105に蓄電部111を充電させる。その後、CPU101は、S106に戻る。なお、ここでもS102及びS107の場合と同様にS106及びS110の永久ループに入った場合は、CPU101がタイムアウト処理を行い、ユーザにエラーを報知してもよい。
S107で、CPU101は、キャリッジ2の突き当てシーケンスを実行する。具体的には、CPU101は、キャリッジ2が突き当て位置にある状態で、所定時間、キャリッジ2を位置決め用の部材に突き当てる。S106及びS110の処理により、電圧Vbatが電圧閾値Vth2以上となっている状態でキャリッジ2の突き当てシーケンスが実行されるので、突き当てシーケンスにより蓄電部111の電圧VbatがUVLO電圧以下となってしまうことを抑制することができる。
S108で、CPU101は、電圧VbatがUVLO電圧以上であるか否かを確認する。そして、CPU101は、電圧VbatがUVLO電圧以上であればフローチャートを終了し、そうでなければS111に進む。S111で、CPU101は、電圧Vbat低下エラーを報知する。例えば、CPU101は、記録装置1に設けられたディスプレイ等に、蓄電部111の電圧Vbatが低下している旨のメッセージを表示する。
図5は、図4のS101の具体的な処理例を示すフローチャートである。
S201で、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2以上であるか否かを確認する。そして、CPU101は、電圧Vbatが電圧閾値Vth2以上であればS202に進み、そうでなければS206に進む。具体的には、CPU101は、充電制御部105から電圧Vbatを取得して、取得値とS101で設定した電圧閾値Vth2とを比較する。
S206で、CPU101は、待機時間を挿入し、充電制御部105に蓄電部111を充電させる。CPU101は、充電制御部105に蓄電部111を充電させた後、S201に戻る。なお、例えば物理的故障等によりこのS201及びS206の永久ループに入った場合は、CPU101がタイムアウト処理を行い、ユーザにエラーを報知してもよい。
S202で、CPU101は、蓄電部111の放電を行うとともに、その放電時間を計測する。具体的には、CPU101は、充電制御部105により電圧Vbatをモニタしながら放電を行い、電圧Vbatが電圧閾値Vth2から電圧閾値Vth1に低下するまでの放電時間TdをTCU112により計測する。一例として、この放電処理は、外部インタフェース110から入力される電力を停止した状態で、充電制御部105が蓄電部111の電圧を昇圧し、モータ制御部108がキャリッジモータM1をホールド(相停止)した状態で励磁することで行う。この放電及び放電時間の計測の全体は、疑似負荷スキャンと呼ばれることがある。また、CPU101は、サーミスタ113により放電中の蓄電部111の温度を検知し、蓄電部111の温度に基づいて時間閾値T1(放電予測時間)を算出する。
S203で、CPU101は、S202で計測された放電時間Tdと時間閾値T1の比較を行う。CPU101は、放電時間Tdが時間閾値T1以下であればS203に進み、放電時間Tdが時間閾値T1を超えていれば本フローチャートを終了して図4のフローチャートに戻る。すなわち、放電時間Tdが時間閾値T1以下の場合、蓄電部111の蓄電容量が十分でないと予測されるので、S204以下のステップで電圧閾値Vth1の調整を行う。一方、放電時間Tdが時間閾値T1を超えていれば、蓄電部111の蓄電容量は十分あると予測できるので、S204以下のステップでの電圧閾値Vth1の調整は不要であるため、本フローチャートを終了する。
S204で、CPU101は、蓄電部111の温度K1と温度閾値K0との比較を行う。CPU101は、温度K1が温度閾値K0以下(温度閾値以下)であればS205に進み、温度K1が温度閾値K0を超えていればS207に進む。CPU101は、サーミスタ113により現在の蓄電部111の温度K1を検知して、その検知結果である温度K1と温度閾値K0との比較を行う。
ここで、図6は、蓄電部111の内部直列抵抗と温度の関係を示す図である。一般に、蓄電部111は、相対的に低い温度領域では内部直列抵抗(ESR)の値が増加することが知られている。内部直列抵抗の値が増加すると蓄電部111の電流値に比例して電圧Vbatの降下量が大きくなる。よって、内部直列抵抗の値が高いと、同じ二次電池の残電荷量であっても、電圧Vbatが低下してしまいシャットダウン等のエラー停止を引き起こしてしまうことがある。すなわち、蓄電部111が低温の場合には、見かけ上の蓄電部111の残電荷量が減ることになる。そこで、本実施形態では、CPU101は、温度K1が温度閾値K0以下(温度閾値以下)の場合には現在の温度K1に合わせた電圧閾値Vth1設定するためにS205に進む。一方、CPU101は、温度K1が温度閾値K0を超えている場合、蓄電部111の温度K1は正常の範囲であると判断し、再充電と再評価を行うためS207へ進む。また、本実施形態では、図7で示すような内部直列抵抗と容量低下の相対特性を、予め実験的に得ておくことで、疑似負荷スキャン実行時に、蓄電部111の温度K1に依存する時間閾値T1を計算することができる。
S205で、CPU101は、閾値変更を行う。具体的には、CPU101は、蓄電部111が低温でありその内部直列抵抗(ESR)が高くなっていることを鑑み、電圧閾値Vth1を高くする。これにより、図4(b)で示したような動作中に電圧VbatがUVLO電圧を割り込んでしまい、充電制御部105による昇圧動作が停止してしまうことを回避することができる。例えば、CPU101は、放電時間Tdが時間閾値T1よりも長くなるように、電圧閾値Vth1を設定する。また例えば、CPU101は、温度K1に応じた所定の係数を現状の電圧閾値Vth1に掛けることにより、電圧閾値Vth1を変更してもよい。所定の係数は、温度K1が低くなるほど大きくなるように設定され得る。
S207で、CPU101は、Mカウンタに1を加える。なお、ここでは初期状態においてM=0であるものとして説明する。S208で、CPU101は、カウント値Mが規定回数M0に達したかどうかを判定する。CPU101は、カウント値M=規定回数M0であれば、S209に進み、そうでなければS201に戻る。すなわち、CPU101は、S204の条件分岐でS205に進まない場合、S202の放電/計測処理をM回繰り返す。なお、Mは1であってもよい。すなわち、1回の放電/計測処理を繰り返さずに1回の処理の結果に基づいて容量低下エラーが報知されてもよい。
S209で、CPU101は、容量低下エラーを発行し、記録装置1の動作をエラー停止させる。すなわち、CPU101の処理がS209に進んでいる場合、温度K1が温度閾値K0を超えているが放電時間Tdが時間閾値T1以下である状態がM回連続で生じているため、蓄電部111は温度以外の要因、例えば劣化等によりその容量が低下していると考えられる。したがって、CPU101は、蓄電部111の容量が低下していることをユーザに対して報知する。図7は、蓄電部111の内部直列抵抗と容量の経年劣化示す図である。図で示すように、蓄電部111は、経年劣化により内部直列抵抗(ESR)が徐々に増加していき、それにともなって蓄電容量が低下していく。
以上説明したように、本実施形態によれば、蓄電部111の蓄電容量に関する条件が満たされる場合に電圧閾値Vth1を変更する。これにより、シーケンスを複数に分割して実行する際の、シーケンス間での蓄電部111の充電を適切に行うことができる。
詳細には、CPU101は、所定条件として、S203で放電時間Tdが時間閾値T1以下でありS204で温度K1が温度閾値K0以下であった場合に、所定条件を満たすと判断してS205電圧閾値Vth1を変更する。これにより、低温により蓄電部111の内部直列抵抗(ESR)が増加している場合に電圧閾値Vth1を高く設定することができる。よって、シーケンス実行時に電圧VbatがUVLO電圧以下に下がってしまうことを抑制することができる。
<変形例>
上記実施形態では、放電時間Td及び温度K1についての条件が満たされる場合に電圧閾値Vth1が変更されている。しかし、放電時間Tdについての条件が満たされる場合に電圧閾値Vth1を変更してもよい。すなわち、温度にせよ経年劣化にせよ、S202における疑似負荷スキャンの結果放電時間Tdが時間閾値T1以下であれば、蓄電部111の蓄電容量が低下していると考えられる。したがって、この要な場合に電圧閾値Vth1を高くすることでシーケンス実行時に電圧VbatがUVLO電圧以下に下がってしまうことを抑制することができる。
上記実施形態では、電圧閾値Vth1の設定に関する制御をキャリッジ突き当て動作に適用しているが、他の動作に対しても適用可能である。例えば、同様の制御が、記録媒体を搬送するLFロ―ラ7を駆動するLFモータM2の動作に関するシーケンスに適用されてもよい。この場合、上記実施形態におけるキャリッジモータM1がLFモータM2に置き換えられ得る。
また、スキャナ等、原稿を読み取る画像読取装置における読取素子の突き当て動作に対しても同様の制御を適用可能である。例えば、画像読取装置が、読取素子としてのラインセンサと、ラインセンサを搭載して往復移動する移動部と、移動部を駆動するモータとを含む読取部を備えてもよい。そして、ラインセンサの読み取り位置の初期化(校正)を行うための移動部の突き当て動作に対して、上記実施形態に係る制御が適用されてもよい。この場合上記実施形態におけるキャリッジモータM1が、移動部を駆動するモータに置き換えられ得る。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:記録装置、101、CPU、105:充電制御部、111:蓄電部、M1:キャリッジモータ

Claims (11)

  1. 外部電源から入力された電力により充電される蓄電手段と、
    前記蓄電手段に充電された電力により駆動対象を駆動する駆動手段と、
    前記駆動対象に複数のシーケンスを実行させるように前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    前記複数のシーケンスに含まれる1つのシーケンスの実行後の前記蓄電手段の電圧が電圧閾値以下である場合に、前記1つのシーケンスの次のシーケンスが実行される前に前記蓄電手段の電力を充電する充電制御手段と、
    前記蓄電手段の蓄電容量に関する条件が満される場合に前記電圧閾値を変更する変更手段と、を備える、
    ことを特徴とする処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置であって、
    前記蓄電容量に関する条件は、前記蓄電手段を所定の条件で放電させた場合の放電時間に関する条件である、
    ことを特徴とする処理装置。
  3. 請求項2に記載の処理装置であって、
    前記変更手段は、前記放電時間が閾値以下である場合に、前記電圧閾値を高くする、
    ことを特徴とする処理装置。
  4. 請求項1に記載の処理装置であって、
    前記蓄電手段の温度を検知する検知手段をさらに備え、
    前記蓄電容量に関する条件は、前記蓄電手段を所定の条件で放電させた場合の放電時間及び前記検知手段の検知結果に関する条件である、
    ことを特徴とする処理装置。
  5. 請求項4に記載の処理装置であって、
    前記変更手段は、前記放電時間が閾値以下であり、かつ、前記蓄電手段の温度が温度閾値以下である場合に、前記電圧閾値を高くする、
    ことを特徴とする処理装置。
  6. 請求項4から5までのいずれか1項に記載の処理装置であって、
    前記変更手段は、前記検知手段により検知された前記蓄電手段の温度が温度閾値以下の場合には、前記蓄電手段の温度が前記温度閾値を超える場合よりも前記電圧閾値を高くする、
    ことを特徴とする処理装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の処理装置であって、
    前記処理装置は、記録媒体に画像を記録する記録装置であり、
    前記駆動対象は、記録ヘッドを搭載して往復移動するキャリッジである、
    ことを特徴とする処理装置。
  8. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の処理装置であって、
    前記処理装置は、記録媒体に画像を記録する記録装置であり、
    前記駆動対象は、記録媒体を搬送する搬送ローラである、
    ことを特徴とする処理装置。
  9. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の処理装置であって、
    前記処理装置は、原稿を読み取る画像読取装置であり、
    前記駆動対象は、ラインセンサを往復移動させて原稿を読み取る読取手段である、
    ことを特徴とする処理装置。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項に記載の処理装置であって、
    前記蓄電手段は電気二重層キャパシタである、
    ことを特徴とする処理装置。
  11. 外部電源から入力された電力により充電される蓄電手段と、
    前記蓄電手段に充電された電力により駆動対象を駆動する駆動手段と、
    を備えた処理装置の制御方法であって、
    前記駆動対象に複数のシーケンスを実行させるように前記駆動手段を制御する駆動制御工程と、
    前記複数のシーケンスに含まれる1つのシーケンスの実行後の前記蓄電手段の電圧が電圧閾値以下である場合に、前記1つのシーケンスの次のシーケンスが実行される前に前記蓄電手段の電力を充電する充電制御工程と、
    前記蓄電手段の蓄電容量に関する条件が満される場合に前記電圧閾値を変更する変更工程と、を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
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