JP2022164184A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法ならびにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本明細書に記載の情報処理装置は、1台の画像形成装置で実行される印刷ジョブの投入経路に応じて、当該画像形成装置に関する情報を拡張することを目的とする。【解決手段】 本明細書に記載の情報処理装置は、画像形成装置の識別情報の取得要求を前記画像形成装置に送信する第1の送信手段と、前記取得要求を受信した前記画像形成装置から前記識別情報を受信する第1の受信手段と、サーバ装置に前記画像形成装置の識別情報の取得要求を送信する第2の送信手段と、前記取得要求を受信した前記サーバ装置から所定の情報が付与された前記画像形成装置の識別情報を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記識別情報、または、前記第2の受信手段が受信した前記所定の情報が付与された識別情報の少なくともいずれかを用いて、前記画像形成装置に関する情報を他の装置から取得する取得手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は情報処理装置、情報処理装置の制御方法ならびにプログラムに関するものである。
近年、IPP(Internet Printing Protocol)のような業界標準のプロトコルを用いて画像形成装置と通信する汎用プリンタドライバが考えられている。汎用プリンタドライバは、複数のプリンタベンダーのプリンタと通信することができる。そのため、汎用プリンタドライバを利用することで、ユーザがベンダー固有のプリンタドライバをインストールせずとも画像形成装置に印刷ジョブを送信することができる。
さらに、クラウドプリントサービスを利用した印刷が考えられている。クラウドプリントサービスでは、情報処理装置にクラウドプリントサービス用のプリンタドライバをインストールする。情報処理装置はクラウドプリントサービス用のプリンタドライバを使って印刷ジョブをクラウドプリントサービスに送信し、クラウドプリントサービスが画像形成装置に印刷ジョブを送信することで印刷が実行される。
上記の汎用プリンタドライバやクラウドプリントサービス用のプリンタドライバは様々なベンダーの画像形成装置で印刷される印刷ジョブを扱うため、印刷設定として設定することの出来る項目や機能に制限がある。
そこで、特許文献1のように、プリンタドライバに紐づくプリンタの識別情報を用いて、当該プリンタドライバと紐づくプリントキューを拡張することが考えられている。
ところで、クラウドプリントサービス経由の印刷と、クラウドプリントサービスを経由しない印刷では用途が異なり、異なる印刷設定拡張アプリケーションを利用したいケースや、一方のみで印刷設定拡張アプリケーションを利用したいケースが考えられる。
例えば、クラウド印刷はビジネスユースが多く、プリンタベンダー製ドライバが利用できないため、印刷設定拡張アプリによる印刷設定項目の拡充が求められる。
一方、ローカル印刷はコンシューマユースが多く、基本設定の利用が主となると想定されるため、クラウド印刷ほど多くの印刷設定項目の拡充は求められないことがある。
通常、画像形成装置の機種や種類を識別する識別情報は画像形成装置毎に設定されている。
そのため、クラウドプリントサービス経由で印刷ジョブを投入するプリントキューであっても、クラウドプリントサービスを経由せずに印刷ジョブを投入するプリントキューであっても同じ識別情報が設定されてしまう。結果、いずれのプリントキューに対しても同じ印刷設定拡張アプリが紐づけられてしまうことが考えられる。
本願は、上記の課題を鑑みた発明であり、1台の画像形成装置で実行される印刷ジョブの投入経路に応じて、情報処理装置に記憶される当該画像形成装置に関する情報を拡張することを目的とする
本明細書に記載の情報処理装置は、画像形成装置の識別情報の取得要求を前記画像形成装置に送信する第1の送信手段と、前記取得要求を受信した前記画像形成装置から前記識別情報を受信する第1の受信手段と、サーバ装置に前記画像形成装置の識別情報の取得要求を送信する第2の送信手段と、前記取得要求を受信した前記サーバ装置から所定の情報が付与された前記画像形成装置の識別情報を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記識別情報、または、前記第2の受信手段が受信した前記所定の情報が付与された識別情報の少なくともいずれかを用いて、前記画像形成装置に関する情報を他の装置から取得する取得手段と、を有することを特徴とする。
本明細書に記載の情報処理装置により、1台の画像形成装置で実行される印刷ジョブの投入経路に応じて、情報処理装置に記憶される当該画像形成装置に関する情報を拡張することができるようになる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は本実施形態におけるクラウドプリントにおける印刷システムの構成図を示したものである。クライアント端末101、クラウドプリントサーバ102、アプリケーション管理サーバ103、クラウドプリント対応プリンタ104、オンラインサポートサーバ105が、ネットワーク106を介して接続されている。
図1は本実施形態におけるクラウドプリントにおける印刷システムの構成図を示したものである。クライアント端末101、クラウドプリントサーバ102、アプリケーション管理サーバ103、クラウドプリント対応プリンタ104、オンラインサポートサーバ105が、ネットワーク106を介して接続されている。
図1では、クライアント端末101およびクラウドプリント対応プリンタ104をそれぞれ1つずつ記載しているが、クライアント端末101およびクラウドプリント対応プリンタ104は複数台あってもよい。
また、クラウドプリントサーバ102、アプリケーション管理サーバ103、オンラインサポートサーバ105は複数台の情報処理装置で構成されるサーバシステムであってもよい。各サーバを複数台の情報処理装置で構成されるサーバシステムとすることで、負荷分散を複数台の情報処理装置に分散することができる。
また、クラウドプリントサーバ102、アプリケーション管理サーバ103、オンラインサポートサーバ105が物理的には1つの情報処理装置の内部に仮想的に構成されてもよい。
ネットワーク106は、クラウドサービスへの接続はインターネットなどのWANを想定しているが、すべてが社内LANなどの閉じた環境であってもよい。
クライアント端末101は、PCやタブレット、スマートフォンなどの情報処理装置であり、ユーザによって直接操作される端末である。クライアント端末101上では任意のアプリケーションソフトウェアを実行可能となっている。
クラウドプリント対応プリンタ104は、用紙等の記録媒体に対して実際に印刷を行うデバイスであり、ネットワーク106を介して受信した印刷データを画像データに変換して印刷する画像形成装置である。
クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサーバ102を介してクライアント端末101からの印刷データを受信することも、クラウドプリントサーバ102を介さずに、クライアント端末101から直接印刷データを受信することも可能である。
クラウドプリント対応プリンタ104は、クライアント端末101のクラウド用プリンタドライバ311が生成した印刷データを、クラウドプリントサーバ102を介して受信する。また、クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサーバ102を介さずにクライアント端末101のローカル用プリンタドライバ314が生成した印刷データを受信する。
クラウドプリントサーバ102は、外部からの印刷指示と文書データを受け付ける。クラウドプリントサーバ102が受信した文書データを印刷データに変換した後、所定のクラウドプリント対応プリンタ104へ印刷データを送信する。
アプリケーション管理サーバ103は、各種アプリケーションを保持および管理する。アプリケーション管理サーバ103は、クライアント端末101からアプリケーションの識別情報とダウンロード要求を受信し、受信した識別情報に基づき特定されるアプリケーションをクライアント端末101に送信する。
オンラインサポートサーバ105はオンラインサポートサービス351を提供するサーバ装置である。オンラインサポートサービス351は、クライアント端末101の機能を拡張するための情報が記述されたファイルをクライアント端末101に提供するためのサーバ装置である。
次に、図2を用いて、本実施形態のシステムにおけるハードウェア構成について説明する。
図2(a)は、クライアント端末101のハードウェア構成を示すブロック図である。
クライアント端末101は、表示部216、操作部217、記憶部214、制御部211、ネットワーク通信部215を備える。
記憶部214は、ハードディスクやSSDなどの不揮発性の記憶装置を指し、デジタルデータの保存と書き換えが可能である。
制御部211は、CPU212とメモリ213とから構成され、クライアント端末101の全体の動作を制御する。CPU212は、記憶部214に記憶されたプログラムをメモリ213に展開し、それを実行する。メモリ213は、CPU212の主記憶メモリでありワークエリアや各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。
ネットワーク通信部215は、外部のネットワーク106と通信を行う装置であり、ネットワーク106を介して外部のサーバやクライアント端末等とのデジタルデータの入出力を行う。
表示部216は、液晶ディスプレイなどユーザに対して視覚的な情報をリアルタイムに表示するための装置である。操作部217は、キーボードやマウスなどによりユーザからの入力を受け付けるための装置である。タッチパネルなど、表示部216と操作部217の両方の機能を備え持つ装置を用いてもよい。
図2(b)は、クラウドプリントサーバ102のハードウェア構成を示すブロック図である。クラウドプリントサーバ102は記憶部224、制御部221、ネットワーク通信部225を備える。
記憶部224、制御部221、ネットワーク通信部225の説明はクライアント端末101のものと同等であるため割愛する。
なお、クラウドプリントサーバ102は図2(b)に示すハードウェア構成を有する1台の情報処理装置で構成されるものとして説明するが、クラウドプリントサーバ102が図2(b)で示される複数の情報処理装置により構成されるとしてもよい。
図2(c)は、アプリケーション管理サーバ103のハードウェア構成を示すブロック図である。アプリケーション管理サーバ103は表示部236、操作部237、記憶部234、制御部231、ネットワーク通信部235を備える。
表示部236、操作部237、記憶部234、制御部231、ネットワーク通信部235の説明はクライアント端末101のものと同等であるため割愛する。
なお、アプリケーション管理サーバ103は図2(c)に示すハードウェア構成を有する1台の情報処理装置で構成されるものとして説明するが、アプリケーション管理サーバ103が複数の情報処理装置により構成されるとしてもよい。
図2(d)は、クラウドプリント対応プリンタ104のハードウェア構成を示すブロック図である。クラウドプリント対応プリンタ104は、表示部246、操作部247、記憶部244、制御部241、ネットワーク通信部245、印刷部248を備える。
表示部246は、クラウドプリント対応プリンタ104に備え付けのタッチパネルやLEDなど、ユーザに対して情報をリアルタイムに表示するための装置である。
操作部247は、ユーザからの入力を受け付けるための装置であり、タッチパネルに加えてテンキーなどのハードキーを含むこともある。記憶部244、制御部241はクライアント端末101のものと同等であるため説明を割愛する。
ネットワーク通信部245は、外部のネットワーク106と通信を行う装置であり、主に印刷データの受信を行ったり、エラーなどのクラウドプリント対応プリンタ104の状態について外部のサーバ等に向けて送信したりする役割を持つ。
印刷部248は、カセットやトレイに用意された用紙に対して、給紙、印字、排紙の一連の動作を行うことで印刷処理を行う装置である。印字の方式は電子写真方式やインクジェット方式など特に限定されない。排紙時に使用される両面ユニットやステープル、パンチ処理などのフィニッシング装置も印刷部248に含まれる。
なお、本実施形態では、クラウドプリント対応プリンタ104の例として印刷機能のみを行うシングルファンクションプリンタについて説明しているが、スキャナ機能やFAX機能も合わせて持つマルチファンクションプリンタ(複合機)を用いてもよい。
図2(e)はオンラインサポートサーバ105の詳細を示すハードウェアブロック図である。本実施形態において、オンラインサポートサーバ105は1台の情報処理装置で構成されるものとして説明するが、複数台の情報処理装置で構成されてもよい。オンラインサポートサーバは、表示部256、操作部257、記憶部254、制御部251、ネットワーク通信部255で構成される。表示部256、および操作部257は、クライアント端末101の表示部216、操作部217と同様であるため説明を省略する。記憶部254は、HDD、SSD等のメモリデバイスである。記憶部254には、クライアント端末101で提供される機能を拡張するための情報が記載されたファイルが記憶されている。
制御部251はCPU252、メモリ253から構成される。CPU252はオンラインサポートサーバ105全体の制御を行う。メモリ253は、CPU252により実行される処理に用いられる。ネットワーク通信部255は、オンラインサポートサーバ105がクライアント端末101と通信するためのインタフェースである。オンラインサポートサーバ105は、ネットワーク通信部255を介して、記憶部254に記憶されたファイルの取得要求を受信し、対応するファイルをクライアント端末101に送信する。
次に、図3を用いて、本実施形態のシステムにおけるソフトウェア構成について説明する。
図3(a)はクライアント端末101のソフトウェア構成を示すブロック図である。
クライアント端末101は、クラウド用プリンタドライバ311と印刷設定拡張アプリ312とOS313と、ローカル用プリンタドライバ314とドキュメント生成アプリ315を有する。
クラウド用プリンタドライバ311は、クラウドプリントサービスI/F31101、印刷ジョブ管理部31102、UI部31103、印刷設定拡張アプリI/F31104を有する。
クラウドプリントサービスI/F31101は、クラウドプリントサービス321とデータやコマンドのやり取りを処理する。クラウドプリントサービスI/F31101は、クラウドプリントサービス321に印刷データを送信したり、クラウドプリントサービスからプリンタ情報を受信する。
印刷ジョブ管理部31102は、印刷ジョブの生成や印刷ジョブの送信などの処理を行う。
UI部31103は、クラウド用プリンタドライバ311が用意する印刷設定画面の表示や、クライアント端末101からユーザの操作を受け付けるなどの役割を持つ。
印刷設定拡張アプリI/F31104は、印刷設定拡張アプリ312とデータやコマンドのやり取りを処理する。
印刷設定拡張アプリ312は、拡張印刷設定部31201、拡張アプリUI部31202、印刷ジョブ管理部31203を有する。
拡張印刷設定部31201は、クラウド用プリンタドライバ311やローカル用プリンタドライバ314では対応していない、プリンタベンダー固有の機能設定を管理する。
拡張アプリUI部31202は、印刷設定拡張アプリが用意する印刷設定画面の表示や、クライアント端末101からユーザの操作を受け付けるなどの役割を持つ。
印刷ジョブ管理部31203は、印刷ジョブの生成、クラウド用プリンタドライバ311やローカル用プリンタドライバ314が生成した印刷ジョブの編集、印刷ジョブの送信などの処理を行う。
OS313は、入出力制御部31300、印刷設定拡張アプリ管理部31301、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302、第1付加情報付与処理部31303を有する。
入出力制御部31300は、クライアント端末101のユーザによる操作を受け付ける。
印刷設定拡張アプリ管理部31301は、印刷設定拡張アプリ312のインストールの管理や、データやコマンドのやり取りを処理する。また、印刷設定拡張アプリ管理部31301は、拡張セットアップ情報ファイル(図14(a)(b)(c))から抽出したアプリケーションID(AppID)を用いて、アプリケーション管理サービス331から、印刷設定拡張アプリ312を探索する。
拡張セットアップ情報ファイル探索部31302は、OS313が探索キーとしてもつデバイスIDと拡張セットアップ情報ファイルが保有するデバイスIDが一致する拡張セットアップ情報ファイルを、オンラインサポートサービス351から探索する。そして、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302は、探索により見つかったファイルをダウンロードする。
第1付加情報付与処理部31303は、アプリケーションの大分類を表す第1の付加情報をデバイスIDに付与する。本実施形態において、アプリケーションの大分類とは、接続されたデバイスに対応するアプリケーションの種類の分類となり、プリンタに対応するアプリケーションであれば、“print_”という付加情報をデバイスIDに付与する。なお、“print_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
ローカル用プリンタドライバ314は、印刷ジョブ管理部31401、UI部31402、印刷設定拡張I/F31403を有する。
印刷ジョブ管理部31401は、印刷ジョブの生成や印刷ジョブの送信などの処理を行う。
UI部31402は、ローカル用プリンタドライバ314が用意する印刷設定画面の表示や、クライアント端末101からユーザの操作を受け付けるなどの役割を持つ。
印刷設定拡張アプリI/F31104は、印刷設定拡張アプリ312とデータやコマンドのやり取りを処理する。
ドキュメント生成アプリ315は、UI部31501を有しており、文書の作成、編集、表示などの機能を有するアプリケーションである。ドキュメント生成アプリ315は、文書データの表示機能だけを有するアプリケーションであってもよい。
図3(b)は、クラウドプリントサーバ102のソフトウェア構成を示すブロック図である。
アカウント管理部32101は、クラウドプリントサービス321に登録済みのテナントならびにユーザの認証を管理する。
デバイス管理部32102は、クラウドプリントサービス321に登録済みのプリンタに関するデバイス情報を管理する。デバイス情報の一例は、デバイスID、テナントID、プリンタ名、機器構成情報、能力情報などがある。デバイス情報については、図14(d)で後述する。
印刷管理部32103は、クラウドプリント対応プリンタ104からの印刷ジョブ受け渡し要求に対して、許可するか否かの判定や、印刷ジョブの受け渡しの管理理などを行う。
プリントキュー管理部32104は、外部から印刷ジョブを受信し、クラウドプリントサーバ102の記憶部224内に用意された領域に受信した印刷ジョブを保持する。
第2付加情報付与処理部32105は、アプリケーションの詳細分類を表す第2の付加情報をデバイスIDに付与する。
本実施形態において、アプリケーションの詳細分類とは、アプリケーションを関連付けする対象のプリントキューの種類の分類となり、関連付けする対象がクラウドプリントのプリントキューであれば、“cloud_”という付加情報をデバイスIDに付与する。
なお、“cloud_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
図3(c)は、アプリケーション管理サーバ103のソフトウェア構成を示すブロック図である。
アプリケーション管理サーバ103は、アプリケーション管理サービス331を有する。アプリケーション管理サービス331は、さらにアプリケーション管理I/F33101、アプリケーション管理部33102、UI部33103を有する。
アプリケーション管理I/F33101は、クライアント端末101のOS313との間で行われるデータやコマンドのやり取りを処理する。
アプリケーション管理部33102は、アプリケーション管理サービス331に登録されたアプリ―ケーションを管理する。また、アプリケーション管理部33102は、アプリケーション管理サービス331にアプリ―ケーションが登録された際に、アプリケーションIDを発行する。
UI部33103は、アプリケーション管理サービス331が用意するUIの表示や、アプリケーション管理サーバ103にてユーザの操作を受け付けるなどの役割を持つ。
図3(d)は、クラウドプリント対応プリンタ104のデバイス制御部341のソフトウェア構成を示すブロック図である。
印刷データ受信部34101は、外部からネットワーク106を介して送信された印刷データを受け付け、クラウドプリント対応プリンタ104の記憶部244に保管する。
デバイス管理部34102は、クラウドプリント対応プリンタ104に接続されているオプション、能力情報、用紙残量、インク/トナー残量などを管理する。
印刷出力部34103は、用紙等の記録媒体への印刷処理を制御する。
UI操作部34104は、クラウドプリント対応プリンタ104の操作部247へのUIの表示や、UIを介して入力された指示や情報を取得する。
クラウドプリントサービスI/F34105は、クラウドプリントサービス321との間で行われるデータやコマンドのやり取りを処理する。
図3(e)は、オンラインサポートサーバ105のソフトウェア構成を示すブロック図である。オンラインサポートサーバ105は、オンラインサポートサービス351を有する。
オンラインサポートサービス351は、オンラインサポートI/F35101、管理部35102、UI部35103を有する。
オンラインサポートI/F35101は、クライアント端末101のOS313との間で行われるデータやコマンドのやり取りを処理する。クライアント端末101からクライアント端末101の機能を拡張するためのファイルの探索要求を受信したり、当該探索要求に対する応答をクライアント端末101に送信したりする。
管理部35102は、オンラインサポートサービス351に登録された拡張セットアップ情報ファイルを管理する。拡張セットアップ情報ファイルは、クライアント端末101の機能を拡張するための情報が記述されたファイルである。たとえば、クライアント端末101のクラウドプリント対応プリンタ104のプリンタIDと、クラウド用プリンタドライバ311を拡張するための印刷設定拡張アプリ312のアプリケーション識別情報が記憶されている。
UI部33103は、オンラインサポートサービス351が用意するUIの表示や、オンラインサポートサーバ105にてユーザの操作を受け付けるなどの役割を持つ。
次に、図4、図5、図6、図7、図10、図13および図14を用いて、本実施形態における、印刷設定拡張アプリ登録者やユーザの手順ならびに各ソフトウェアおよびサービス間のシーケンスの一例を説明する。
本実施形態では、クラウドプリントサービス321にて第2付加情報付与処理を行う例を示す。
まず、図4(a)を用いて、アプリケーション管理サービス331への印刷設定拡張アプリ登録、およびオンラインサポートサービス351への拡張セットアップ情報ファイルの登録処理の例を以下に説明する。ここでは、アプリケーション登録者が情報処理装置からアプリケーション管理サーバ103にアプリケーションをアップロードするとして説明する。この情報処理装置は、クライアント端末101であっても、他の情報処理装置であってもよい。
ここでは、クライアント端末101に予めインストールされているクラウド用プリンタドライバの印刷設定を拡張する印刷設定拡張アプリ312をアプリケーション管理サービス331にアップロードする場合を例に説明する。
まず、情報処理装置は、印刷設定拡張アプリ登録者による印刷設定拡張アプリ登録操作をユーザから受け付ける(s401)。
次に、情報処理装置は、クラウド用プリンタドライバの印刷設定を拡張するための印刷設定拡張アプリの登録要求を、アプリケーション管理サービス331に送信する(s402)。
次に、アプリケーション管理サービス331は、印刷設定拡張アプリを記憶部234に登録し、登録した印刷設定拡張アプリの識別情報であるアプリケーションIDを生成する(s403)。
アプリケーション管理サービス331は、生成したアプリケーションIDをアプリケーションの登録要求を送信した情報処理装置に送信する(s404)。
情報処理装置は、印刷設定拡張アプリ登録者が作成した拡張セットアップ情報ファイルの生成操作を受け付ける(s405)。アプリケーション登録者は、生成されたアプリケーションIDが記述された拡張セットアップ情報ファイルを作成する。拡張セットアップ情報ファイルには、生成されたアプリケーションIDと当該アプリケーションを使って印刷設定を行うことができる1または複数のプリンタのプリンタIDに第2付加情報が付加された文字列が記述されている。
図14(a)は第2付加情報付与処理において「クラウド印刷用プリンタのデバイスIDには第2付加情報を付与する」ことを加味したデバイスIDが記載された拡張セットアップ情報ファイルの一例である。この例では、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションID(AppID)が000ABCである。デバイスIDは、第1付加情報“print_”と第2付加情報“cloud_”が付与されることを加味し“print_cloud_device001”となっている。
情報処理装置は、オンラインサポートサービス351に拡張セットアップ情報ファイルの登録要求を送信する(s406)。
オンラインサポートサービス351は、拡張セットアップ情報ファイルを登録する(s407)。
以上によりアプリケーション管理サービス331に印刷設定拡張アプリ312が登録される。さらに、登録された印刷設定拡張アプリ312を使ってクラウド用プリンタドライバ311を拡張するための拡張セットアップ情報ファイルがオンラインサポートサービス351に登録される。
次に、図10(a)を用いて、ユーザがクラウドプリント対応プリンタ104をクラウドプリントサービス321に登録する際の手順について説明する。
まず、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザからクラウドプリント対応プリンタ104をクラウドプリントサービス321に登録するためのプリンタ登録操作を受け付ける(s1001)。
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321に、プリンタのデバイスIDとともにプリンタ登録要求を送信する(s1002)。ここでクラウドプリントサービス321に送信されるデバイスIDとは、たとえばプリンタに機種ごとに割り振られるHWID(ハードウェアID)である。なお、デバイスIDはプリンタの機種を識別できる情報であればどのような情報であってもよい。クラウドプリントサービス321は、登録要求を受信すると、プリンタ登録のためのクラウドプリントサービス321のURLをクラウドプリント対応プリンタ104に送信する。ユーザは、クラウドプリント対応プリンタ104または情報処理装置から当該URLにアクセスし、クラウドプリントサービス321を利用するためのユーザID、パスワードを入力し、クラウドプリントサービス321にログインする。ユーザのログインが成功すると、クラウドプリントサービス321はクラウドプリント対応プリンタ104にプリンタの登録に必要な情報の取得要求を送信する。クラウドプリント対応プリンタ104は、当該要求に応じてプリンタ情報をクラウドプリントサービス321に送信する。
次に、プリンタ登録要求を受けたクラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104の情報を登録し、クラウドプリント対応プリンタ104用のプリントキューを生成する(s1003)。
次に、クラウドプリントサービス321は、受け取ったデバイスIDに対して、第2付加情報付与処理を行う(s1004)。第2付加情報付与処理(s1004)の詳細については図7(a)で後述する。s1003、s1004が完了すると、クラウドプリントサービス321に図14(d)に示すデバイス情報が登録される。1601はクラウドプリント対応プリンタ104から取得したデバイスIDに第2付加情報が付加された文字列である。1602は当該デバイス情報で特定されるクラウドプリント対応プリンタを利用することができるユーザが所属するテナントを識別する識別情報である。テナントとは1または複数のユーザで構成されるグループである。1603は登録要求を送信したプリンタのプリンタ名である。プリンタ名は図10(a)のs1001またはクラウドプリントサービス321からの取得要求に基づきクラウドプリント対応プリンタ104から取得され、プリントキューの名称に使われる。なお、プリンタ名は別の方法で設定されるとしてもよい。1604はクラウドプリント対応プリンタ104のハードウェア構成を示す情報である。ハードウェア構成とは、クラウドプリント対応プリンタ104に両面印刷ユニットが取り付けられているか、ステープルができるフィニッシャが取り付けられているか、パンチが可能なフィニッシャが取り付けられているか等の情報である。機器構成情報は、図10(a)のs1003において、クラウドプリントサービス321からクラウドプリント対応プリンタ104に送信される能力情報の取得要求によって取得される。1605は、クラウドプリント対応プリンタ104の能力情報である。能力情報とは、カラー印刷が可能か、両面印刷が可能か、トナー節約モードの利用が可能か等、クラウドプリント対応プリンタ104が実行可能な機能について示す情報である。能力情報も、図10(a)のs1003において、クラウドプリントサービス321がクラウドプリント対応プリンタ104に能力情報の取得要求を送信することで取得される。
図10(a)に説明を戻す。次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録確認操作を受け付ける(s1005)。次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321にプリンタ登録状況要求を送信する(1006)。次に、クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104にプリンタ登録状況を返答する(s1007)。そして、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104にプリンタ登録状況を表示する(s1008)。なお、s1005~s1008に記載の処理は、クラウドプリントサービス321にクラウドプリント対応プリンタ104の情報が登録されたかを確認する方法であるため必ずしも行わなくてもよい。
次に、図7(a)を用いて、クラウドプリントサービス321による第2付加情報付与処理(s1004)の詳細について以下に説明する。図7(a)に示す処理は、全てクラウドプリントサーバ102の記憶部224に格納されたクラウドプリントサービス321のプログラムがメモリ223にロードされてCPU222によって実行される。
図7(a)のフローは、クラウドプリントサービス321が、外部よりネットワーク106を介してクラウドプリント対応プリンタ104からデバイスIDを受信し、クラウド側プリントキューを生成した結果、s701が始まる。
クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104から取得されるデバイスIDが記憶された箇所のデータを読み出す(s701)。
クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104からデバイスIDを取得しているか否かを判定する(s702)。デバイスIDが取得できない場合、図7(a)に記載の処理を終了する。
デバイスIDが取得できている場合、クラウドプリントサービス321は、デバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与し、デバイス情報に記憶する(s703)。s703に記載の処理は、クラウドプリントサービス321の第2付加情報付与処理部32105によって実行される。
なお、本実施形態では第2付加情報として“cloud_”という文字列を付加することとした。第2付加情報として付加される文字列は1文字以上の他の文字列や数字や記号であってもよい。上記のように、クラウドプリントサービス321にて、登録されたプリンタのデバイスIDに所定の文字列を付加する。このようにすることで、所定の文字列が付加されたデバイスIDは、クラウドプリントサービス321に登録されたプリンタのデバイスIDであるということを識別することができるようになる。
次に、図5を用いて、ユーザがクライアント端末101にて、クラウド印刷用プリンタのセットアップ操作をした場合の印刷設定拡張アプリのインストールの例を説明する。
クライアント端末101のOS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザによるクラウド印刷用プリンタセットアップ操作を受け付ける(s501)。
印刷用プリンタのセットアップ操作とは、例えば以下のような操作である。ユーザがクライアント端末101に対して、プリンタの探索指示をする。OS313は、クラウドプリントサービス321に登録されたプリンタとネットワーク106に接続されたプリンタを探索する。OS313はクラウドプリントサービス321に登録されたプリンタ情報の取得要求を送信する。クラウドプリントサービス321は、クライアント端末101にクラウドプリントサービス321にログインするためのログイン画面を表示させる。そして、クラウドプリントサービス321はクライアント端末101からユーザID、パスワード、認証要求を受信し、受信したユーザID、パスワードに基づきユーザ認証を行い、その結果をクライアント端末に返す。なお、クライアント端末101がアクセストークンを使ってクラウドプリントサービス321にアクセスした場合、ログイン画面を表示せずにユーザの認証を行うとしてもよい。ユーザ認証が成功したのち、クラウドプリントサービス321は、ログインしたユーザの所属するテナントIDと紐づくプリンタ情報の一覧をクライアント端末101に送信する。また、OS313はネットワーク106に探索パケットを送信し、その応答パケットからネットワーク106に接続されたプリンタを検出する。OS313はクラウドプリントサービス321から取得したプリンタ情報とネットワーク106への探索で検出したプリンタ情報を一覧で表示し、ユーザからプリンタ情報の選択を受け付ける。以上がs501に記載するプリンタのセットアップ操作の一例である。図5では、クラウドプリントサービス321から受信したクラウドプリント対応プリンタ104のプリンタ情報が選択されたものとする。
次に、OS313は、クラウドプリントサービス321に対して、プリンタセットアップ要求を送信する(s502)。プリンタのセットアップ要求には、クラウドプリント対応プリンタ104の能力情報やデバイスIDの取得要求が含まれる。
クラウドプリントサービス321は、プリンタセットアップ要求に応じて、OS313に、第2付加情報付与処理(図10、s1004)によって第2付加情報が付与されたデバイスIDを送信する(s503)。
OS313は、s501にてユーザからクラウド印刷用プリンタのセットアップ操作を受け付けていることに基づき、クラウド用プリンタドライバ311をインストールする(s504)。クラウド用プリンタドライバ311のインストールは、プリンタのセットアップ操作に基づき開始されても、s503のデバイスIDの取得に基づき開始されてもよい。
OS313は、インストールしたクラウド用プリンタドライバ311と紐づくプリントキューをクライアント端末101に生成する(s505)。
OS313は、受け取った第2付加情報付きデバイスIDに対して、さらに第1付加情報付与処理を行う(s506)。第1付加情報は、アプリケーションの大分類すなわち接続されたデバイスに対応するアプリケーションの種類の分類を表している。本実施形態の場合、他のデバイスのアプリケーションと区別するために、OS313が、デバイスIDに、プリンタに対応するアプリケーションであることを示す第1付加情報(“print_”)を付与する。
なお、“print_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
その結果、クラウドプリント対応プリンタ104のデバイスIDがdevice001であった場合、第2および第1付加情報付与処理後のデバイスIDはprint_cloud_device001となる。
OS313は、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302を介して、オンラインサポートサービス351に対し、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルの探索を要求する(s507)。ここで、OS313は第1の付加情報、第2の付加情報、デバイスIDを連結した文字列をデバイスIDとしてオンラインサポートサービス351に送信する。
その結果、オンラインサポートサービス351は、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルを保有しているため、OS313に拡張セットアップ情報ファイル(図14(a))を返信する(s508)。
OS313は、取得した拡張セットアップ情報ファイルからアプリケーションIDを検出する(s509)。s509を実行することで、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションIDが検出される。
OS313は、検出したアプリケーションIDを用いて、アプリケーション管理サービス331にアプリケーションを要求する(s510)。
アプリケーション管理サービス331は、要求されたアプリケーションIDと一致する印刷設定拡張アプリを返信する(s511)。
OS313は、取得した印刷設定拡張アプリを、クライアント側プリントキューと関連付けてインストールする(s512)。s512において、s505で生成したプリントキューと印刷設定拡張プリケーションのアプリケーションIDを紐づける。これにより、s505で生成したプリントキューの呼び出し事に対応する印刷設定拡張アプリを起動することが出来るようになる。
なお、上記の説明においてs501においてクラウドプリントサービスに登録されたプリンタの情報を探索するとして説明をした。クライアント端末101が受信した探索指示に基づき、ネットワーク106を介して接続されたプリンタおよびクラウドプリントサービス321に登録されたプリンタの両方を探索するとしてもよい。
次に、図13(a)を用いて、本実施形態における印刷設定拡張アプリの起動および印刷設定時の処理のシーケンスの一例を以下に説明する。図13(a)では、ユーザがドキュメント生成アプリ315を利用して文書データを生成し、ドキュメント生成アプリ315で印刷を指示した場合の処理を例に説明をする。
ドキュメント生成アプリ315は、UI部31501を介して、ユーザの印刷用初期画面表示操作を受け付ける(s1501)。
ドキュメント生成アプリ315は、OS313に印刷設定初期画面の表示を要求する(s1502)。OS313は、プリントキューの選択をおこなう印刷設定画面(図15(e))を印刷設定初期画面として表示する(s1503)。図15(e)はOS313によって表示される印刷設定初期画面である。領域1741は、印刷に利用するプリントキューを選択する領域である。ユーザが領域1741を選択すると、クライアント端末101に登録されているプリントキューが一覧で表示される。プリントキュー一覧には、クラウドプリントサービス321に登録されたプリンタのプリントキューと、クライアント端末101がクラウドプリントサービス321を経由せずに印刷ジョブを送信することができるプリンタのプリントキューの両方が表示される。オブジェクト1742は、印刷設定拡張アプリ312を起動するためのオブジェクトである。
次に、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザのプリントキュー(図15(e)、1741)選択操作を受け付ける(s1504)。
プリントキューが選択されると、OS313は、オブジェクト1742と関連付けられる印刷設定拡張アプリの情報として、選択されたプリントキューに紐づく印刷設定拡張アプリのアプリ識別情報を設定する(s1505)。このようにすることで、オブジェクト1742の選択時に、設定されているプリントキューに対応する印刷設定拡張アプリを起動することができる。本例では、クラウド用プリンタドライバ311のプリントキューに関連付いた、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリに、起動ボタンの関連付けが変更される。
次に、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザの印刷設定拡張アプリ起動操作を受け付ける(s1506)。s1506において、ユーザがオブジェクト1742を選択することで、印刷設定拡張アプリの起動操作がなされる。
OS313は、オブジェクト1742に関連付いた印刷設定拡張アプリ312に起動要求を送信する(s1507)。
クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリ312は、起動処理としてプリンタの機能に応じて拡張された印刷設定画面を生成する(s1508)。OS313は、入出力制御部31300を介して、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリ312のUIを新たな印刷設定画面として表示する(s1509)。図15(b)は、印刷設定拡張アプリ312によって表示される新たな印刷設定画面の一例を示す図である。この印刷設定画面では、図15(e)に示す印刷設定初期画面では設定できなかった、用紙サイズや印刷部数、印刷の向き、両面印刷か片面印刷かの設定、ステープルやパンチといった後処理の設定を行うことができる。図15(b)で「OK」ボタンを選択すると、図15(e)の画面が表示される。図15(e)の画面にて、ユーザが「印刷」ボタンを選択すると、クラウド用プリンタドライバ311は印刷ジョブを生成し、クラウドプリントサービス321に送信する。クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321に送信された当該印刷ジョブをクラウドプリントサービス321から受信し、印刷処理を実行する。
次に、図6を用いて、アプリケーション管理サービス331にクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリが登録されている場合に、ユーザがクライアント端末101にて、ローカル印刷用プリンタのセットアップ操作をした場合の例を以下に説明する。ローカル印刷とは、クラウドプリントサービス321を利用せず、クラウドプリント対応プリンタ104に直接印刷ジョブを送信する印刷方法である。
まず、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザのプリンタセットアップ操作を受け付ける(s601)。s601の処理は図5のs501と同様である。s601ではOS313がネットワーク106に送信した探索パケットへの応答により検出されたクラウドプリント対応プリンタ104の情報が選択されたものとして説明をする。
ユーザがプリンタを選択すると、OS313は、クラウドプリント対応プリンタ104に対して、プリンタセットアップ要求を送信する(s602)。
クラウドプリント対応プリンタ104は、プリンタセットアップ要求に応じて、OS313にデバイスIDを返信する(s603)。
OS313は、s601にてユーザからローカル印刷用プリンタのセットアップ操作を受け付けていることを基に、ローカル用プリンタドライバ314をインストールする(s604)。
OS313は、インストールしたローカル用プリンタドライバ314用にクライアント側プリントキューを生成する(s605)。
OS313は、受け取ったデバイスIDに、第1付加情報付与処理を行う(s606)。第1付加情報は、デバイスIDの大分類を表しており、当該デバイスIDにより特定されるデバイスの種類を判別可能にするために付与している。本例の場合は、OS313が、他のデバイスのデバイスIDと区別するために、プリンタに対応するデバイスIDであることを示す第1付加情報(“print_”)をデバイスIDに付与している。例えば、元のデバイスIDがdevice001であった場合、第1付加情報付与処理後のデバイスIDはprint_device001となる。なお、“print_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
次に、OS313は、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302を介して、オンラインサポートサービス351に対し、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルの探索を要求する(s607)。
オンラインサポートサービス351には、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルを保有していないため、OS313に「該当無し」と返信する(s608)。ローカル印刷用のプリントキュー生成時は、拡張セットアップファイルのダウンロードがなされないため、印刷設定拡張アプリの取得もなされない。
図15(e)に示す画面の領域1741で、図6で生成されたプリントキューが選択されたとする。図6の処理がなされても、印刷設定拡張アプリケーションのインストールはされず、生成されたプリントキューと印刷設定拡張アプリの紐づけもなされない。そのため、ユーザが図6で生成されたプリントキューを図15(e)に示す画面で選択した場合、オブジェクト1742はグレーアウト表示される。ユーザが図6で生成されたプリントキューを選択し、図15(e)の「印刷」ボタンを選択すると、ローカル用プリンタドライバ314が印刷ジョブを生成する。ローカル用プリンタドライバ314は生成した印刷ジョブをクラウドプリント対応プリンタ104に送信する。ローカル用プリンタドライバが生成した印刷ジョブはクラウドプリントサービス321を経由することなく、クラウドプリント対応プリンタ104に送信される。
図5と図6はいずれもクラウドプリント対応プリンタ104に対して印刷ジョブを送信するためのプリントキューを生成する処理である。クライアント端末101が受信するデバイスIDの文字列が異なる文字列となるようにすることで、一方の場合のみ印刷設定拡張アプリがインストールされるよう制御することができる。
以上のように、OS313が第2付加情報を付与されたデバイスIDで拡張セットアップ情報ファイルを探索することによって、プリントキューの種類に応じた印刷設定拡張アプリのインストール制御が可能になる。
なお、実施形態1では、クライアント端末101にて、デバイスIDに第1の付加情報を付与するとした。第1の付加情報の付加は行われなくてもよい。
<実施形態2>
実施形態1では、クラウドプリントサービス321へのプリンタ登録時に、クラウドプリントサービス321が第2付加情報付与処理を実施する例について説明した。本実施形態では、OS313がデバイスIDをどこから取得したかに応じて、第2付加情報付与処理を制御する。このようにすることで、クラウドプリントサービス321で第2付加情報の付加を行わなくても、クラウドプリント用プリントキューの生成時とローカルプリント用プリントキューの生成時とで処理を変えることができる。
実施形態1では、クラウドプリントサービス321へのプリンタ登録時に、クラウドプリントサービス321が第2付加情報付与処理を実施する例について説明した。本実施形態では、OS313がデバイスIDをどこから取得したかに応じて、第2付加情報付与処理を制御する。このようにすることで、クラウドプリントサービス321で第2付加情報の付加を行わなくても、クラウドプリント用プリントキューの生成時とローカルプリント用プリントキューの生成時とで処理を変えることができる。
本実施形態に係る具体的な処理について、図4、図7、図8、図9、図10、図13、図14および図16を用いて説明する。
なお、ここでは実施形態1との違いについてのみ説明する。システム構成、ハードウェア構成、それぞれの処理フローについては一部を除き実施形態1と同じであるため説明を省略する。
図16は、実施形態2におけるソフトウェアブロックの一例を示す図である。図3との差分はOS313が第2付加情報付与処理部31304を有しており、クラウドプリントサービス321が第2付加情報付与処理部を有していないことである。
なお、本実施形態における、印刷設定拡張アプリ登録者によるアプリケーション管理サービス331への印刷設定拡張アプリ312の登録に関しては、図4(a)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。また、アプリケーション管理サービス331には、図14(a)の拡張セットアップ情報ファイルが保存されている。
また、本実施形態における印刷設定拡張アプリ312の起動および印刷設定画面表示に関しても、図13(a)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
図10(b)を用いて、ユーザによるクラウドプリントサービス321へのプリンタの登録の処理の例を以下に説明する。
クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録操作を受け付ける(s1011)。
クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321に、プリンタのデバイスIDとともにプリンタ登録要求を送信する(s1012)。
プリンタ登録要求を受けたクラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104用にクラウド側プリントキューを生成する(s1013)。なおs1011からs1013のしょりは、図10(a)のs1001~s1003の処理と同様である。
クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録確認操作を受け付ける。(s1014)クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321にプリンタ登録状況要求を送信する(1015)。次に、クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104にプリンタ登録状況を返答する(s1016)。そして、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104にプリンタ登録状況を表示する(s1017)。なお、s1014~s1017に記載の処理は図10(a)のs1005~s1008に記載の処理と同様である。また、s1014~s1017に記載の処理はプリンタ情報の登録が完了したかを確認するための処理であるため行わなくてもよい。
次に、図8を用いて、ユーザがクラウド印刷用プリンタの追加指示をした場合の印刷設定拡張アプリのインストールの例を以下に説明する。
まず、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザによるクラウド印刷用プリンタセットアップ操作を受け付ける(s801)。ここでは、検出されたプリンタ情報のうち、クラウドプリントサービス321から取得したクラウドプリント対応プリンタ104のプリンタ情報が選択されたものとして説明をする。
OS313は、クラウドプリントサービス321に対して、プリンタセットアップ要求を送信する(s802)。
クラウドプリントサービス321は、プリンタセットアップ要求に応じて、OS313にデバイスIDを送信する(s803)。
OS313は、s801にてユーザからクラウド印刷用プリンタのセットアップ操作を受け付けていることを基に、クラウド用プリンタドライバ311をインストールする(s804)。
OS313は、インストールしたクラウド用プリンタドライバ311用にクライアント側プリントキューを生成する(s805)。なお、ここまでのs801~s805の記載は図5のs501~s505と同様の処理である。
次に、OS313は、デバイスIDに、第2付加情報付与処理を行う(s806)。s806が実施形態1との差分である。本例の場合は、クラウドプリントサービスから取得したデバイスIDであるため、OSはデバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与する。この時の第2付加情報付与処理(s806)の詳細については図7(b)で後述する。
OS313は、デバイスIDに、さらに第1付加情報付与処理を行う(s807)。第1付加情報は、デバイスIDの大分類すなわち接続されたデバイスに対応する分類を表している。本例の場合は、他のデバイスと区別するために、OS313が、デバイスIDに、プリンタに対応するアプリケーションであることを示す第1付加情報(“print_”)を付与する。なお、“print_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
クラウドプリント対応プリンタ104のデバイスIDがdevice001であった場合、s806、s806の処理により、デバイスIDはprint_cloud_device001となる。
OS313は、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302を介して、オンラインサポートサービス351に対し、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルの探索を要求する(s808)。
その結果、オンラインサポートサービス351は、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルを保有しているため、OS313に拡張セットアップ情報ファイル(図14(a))を返信する(s809)。
OS313は、取得した拡張セットアップ情報ファイルからアプリケーションIDを検出する(s810)。s810の結果、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションIDが検出される。
OS313は、検出したアプリケーションIDを用いて、アプリケーション管理サービス331にアプリケーションを要求する(s811)。
アプリケーション管理サービス331は、要求されたアプリケーションIDと一致する印刷設定拡張アプリを返信する(s812)。
OS313は、取得した印刷設定拡張アプリを、クライアント側プリントキューと関連付けてインストールする(s813)。なお、s807~s813に記載の処理は、図5に記載のs506~s512と同様の処理である。
次に、図7(b)を用いて、OS313による第2付加情報付与処理(s806)の詳細について以下に説明する。図7(b)に示す処理は、全てクライアント端末101の記憶部224に格納されたOS313のプログラムがメモリ223にロードされてCPU222によって実行される。
図7(b)のフローは、OS313が、クラウド用プリンタドライバ311もしくはローカル用プリンタドライバ314をインストールしてクライアント側プリントキューを生成した結果、s711が始まる。
まず、OS313は、クラウドプリントサービス321を探索したのか、ローカル印刷用にクラウドプリント対応プリンタ104を直接探索したのか、探索対象を示す情報を取得する(s711)。s801でクライアント端末101に表示されるプリンタ情報には、探索対象を示す情報が紐づいている。s711において、OS313はユーザにより選択されたプリンタ情報に紐づく探索対象を示す情報を取得する。
次に、s711で取得した情報に基づき、クラウドプリントサービス321を探索により検出されたプリントキューであるか否かを判定する(s712)。
クラウドプリントサービス321を探索して検出されたプリントキューである場合、OS313は、デバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与する(s713)。
一方、s711の判別結果において.ローカル印刷用にクラウドプリント対応プリンタ104を直接探索した場合は、OS313は、デバイスIDに第2付加情報を付与せず、図7(b)に示す処理を終了する。なお、“cloud_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
次に、図9を用いて、アプリケーション管理サービス331にクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリが登録されている場合に、ユーザがローカル印刷用プリンタの追加指示をした場合の例を以下に説明する。
まず、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザによるローカル印刷用プリンタセットアップ操作を受け付ける(s901)。ここでは、一覧で表示されるプリンタ情報のうち、ネットワーク106に出力した探索パケットへの応答により検出されたクラウドプリント対応プリンタ104のプリンタ情報が選択されたとする。
次に、OS313は、クラウドプリント対応プリンタ104に対して、プリンタセットアップ要求を送信する(s902)。
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、プリンタセットアップ要求に応じて、OS313にデバイスIDを受け渡す(s503)。
次に、OS313は、s901にてユーザからローカル印刷用プリンタのセットアップ操作を受け付けていることを基に、ローカル用プリンタドライバ314をインストールする(s904)。
次に、OS313は、インストールしたローカル用プリンタドライバ314にクライアント側プリントキューを生成する(s905)。s901~s905は、図6のs601~s605と同様の処理である。
次に、OS313は、受け取ったデバイスIDに対して、第2付加情報付与処理を行う(s906)。ここで、図7(b)で先に述べた処理を実行する。図9ではローカルプリント用のプリントキューを選択しているため、第2付加情報は付加されない。
次に、OS313は、デバイスIDに対して、さらに第1付加情報付与処理を行う(s907)。第1付加情報は、デバイスの大分類すなわち接続されたデバイスの種類の分類を表している。本例の場合は、他のデバイスのアプリケーションと区別するために、OS313が、デバイスIDに、プリンタに対応するアプリケーションであることを示す第1付加情報(“print_”)を付与する。その結果、元のデバイスIDがdevice001であった場合、第1付加情報付与処理後のデバイスIDはprint_device001となる。
なお、“print_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
次に、OS313は、拡張セットアップ情報ファイル探索部31302を介して、オンラインサポートサービス351に対し、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルの探索を要求する(s908)。
その結果、オンラインサポートサービス351は、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイルを保有していないため、OS313に「該当無し」と返信する(s909)。そのため、クラウド印刷用のプリントキューが生成される場合は、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリをインストールされ、ローカル印刷用のプリントキューが生成される場合にクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリはインストールされなくなる。なお、s907~s909に記載の処理は、図6のs606~s608に記載の処理と同様である。
以上のように、実施形態2ではOS313がデバイスIDに第2付加情報を付与する。このようにすることで、クラウドプリントサービス321が第2付加情報を付与しなくてもプリントキューの種類に応じた印刷設定拡張アプリのインストール制御が可能となる。
<実施形態3>
実施形態1では、印刷設定拡張アプリ登録者が、アプリケーション管理サービス331にクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリのみを登録する例について説明した。本実施形態では、印刷設定拡張アプリ登録者が、アプリケーション管理サービス331に複数の印刷設定拡張アプリを登録する例について説明する。
実施形態1では、印刷設定拡張アプリ登録者が、アプリケーション管理サービス331にクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリのみを登録する例について説明した。本実施形態では、印刷設定拡張アプリ登録者が、アプリケーション管理サービス331に複数の印刷設定拡張アプリを登録する例について説明する。
例えば、クラウド印刷はビジネスシーンで利用されることが想定される。そのため、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリは、多様な印刷設定を可能にするUI(図15(b)の1711)やクラウドプリントサービスへの認証のためのUI(図15(c)の1721)などを有していることが想定される。一方、ローカル印刷はコンシューマユースが多いため、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリは、基本設定に限定されているUI(図15(a)の1701)や、クラウドプリントサービスへの認証UIが不要などの差異が想定される。そのため、1つのプリンタに対して、クラウド印刷用とローカル印刷用の2つの印刷設定拡張アプリが、アプリケーション管理サービス331に登録される場合がある。
そこで、本実施形態では、そのような2つ印刷設定拡張アプリを、印刷設定拡張アプリ登録者が、アプリケーション管理サービス331に登録する。そして、クラウドプリント用のプリントキューかローカルプリント用のプリントキューかに応じてインストールされるアプリケーションが変化するように制御する。
本実施形態に係る具体的な処理について、図4、図5、図10、図11、図13、図14および図15を用いて説明する。
なお、ここでは実施形態1との違いについてのみ説明する。システム構成、ハードウェア/ソフトウェア構成、それぞれの処理フローについては一部を除き実施形態1と同じであるため説明を省略する。
まず、図4(b)を用いて、本実施形態における、印刷設定拡張アプリ登録者によるアプリケーション管理サービス331への印刷設定拡張アプリ312および拡張セットアップ情報ファイルの登録処理の例を以下に説明する。
本例では、印刷設定拡張アプリ登録者がクラウド印刷用の印刷設定拡張アプリ312とローカル印刷用の印刷設定拡張アプリ312をアプリケーション管理サービス331へ登録する例を示す。なお、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリの登録および拡張セットアップ情報ファイル(File_A)の登録までのs411~s417の処理フローは、図4(a)のs401~s407の処理フローと同等のため説明を省略する。
次に、情報処理装置は、入出力制御部31300を介して印刷設定拡張アプリ登録者によるローカル印刷用印刷設定拡張アプリ登録操作を受け付ける(s418)。
次に、情報処理装置は、ローカル印刷用印刷設定拡張アプリ登録要求を、アプリケーション管理サービス331に送信する(s419)。
次に、アプリケーション管理サービス331は、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリを登録し、登録したローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのIDとして、アプリケーションIDを生成する(s420)。
次に、アプリケーション管理サービス331は、生成したアプリケーションIDを登録要求元である情報処理装置の入出力制御部31300を介して印刷設定拡張アプリ登録者に発行する(s421)。
情報処理装置は、入出力制御部31300を介して、印刷設定拡張アプリ登録者によって作成された拡張セットアップ情報ファイルの登録操作を受け付ける(s422)。なお、拡張セットアップ情報ファイルは、アプリケーションID1つに対して複数のプリンタすなわちデバイスIDを組み合わせることができる。
また、この時、印刷設定拡張アプリ登録者は、第2付加情報付与処理を加味したデバイスIDを拡張セットアップ情報ファイルに記載しておく。ただし、ここではアプリケーション管理サービスに登録されるアプリケーションはローカル印刷用のアプリケーションである。そのため、クラウドプリント対応プリンタ104のデバイスIDに第1付加情報を付加し、第2付加情報を付加していない文字列がデバイスIDとして拡張セットアップファイルに記述される。
図14(b)は第2付加情報付与処理において、「ローカル印刷用プリンタのデバイスIDには第2付加情報を付与しない」ことを加味したデバイスIDが記載された拡張セットアップ情報ファイルの一例である。この例では、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションID(AppID)が000EFGである場合に、デバイスIDに対して、第2付加情報付与処理で何も付与されず、第1付加情報付与処理で“print_”が付与されることを加味している。
次に、OS313は、オンラインサポートサービス351に拡張セットアップ情報ファイルの登録要求を送信する(s423)。
そして、オンラインサポートサービス351は、拡張セットアップ情報ファイルを登録する(s424)。
なお、ユーザによるクラウドプリントサービス321へのプリンタの登録の処理については、図10(a)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
クライアント端末101にクラウドプリントサービスのプリントキューを生成するときの処理は、図5と同様であるため説明を省略する。本実施形態において図5のs507では、デバイスID“print_cloud_device001”がオンラインサポートサービスに通知され、s508では図14(a)に示す拡張セットアップファイルが取得される。本実施形態における印刷設定拡張アプリ312の起動および印刷設定画面表示に関しては、図13(a)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
次に、図11を用いて、ユーザがクライアント端末101にて、ローカル印刷用プリンタのセットアップ操作をした場合の例を説明する。なお、s1201からs1207までの処理は、図6のs601からs607までの処理と同等であるため説明を省略する。s1207において、オンラインサポートサービスに通知されるデバイスIDは、第1付加情報が付与された“print_device001”である。
オンラインサポートサービス351は、OS313の拡張セットアップ情報の探索要求に応じて、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイル(File_B)を返信する(s1208)。
次に、OS313は、取得した拡張セットアップ情報ファイル(File_B)からアプリケーションIDを検出する(s1209)。その結果、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションIDが検出される。
次に、OS313は、検出したアプリケーションIDを用いて、アプリケーション管理サービス331にアプリケーションを要求する(s1210)。
次に、アプリケーション管理サービス331は、要求されたアプリケーションIDと一致する印刷設定拡張アプリを返信する(s1211)。
そして、OS313は、取得した印刷設定拡張アプリを、クライアント側プリントキューと関連付けてインストールする(s1212)。
このように、同じクラウドプリント対応プリンタ104に印刷ジョブを送信するためのプリントキューであっても、オンラインサポートサービス351に通知するデバイスIDを変える。これにより、クライアント端末101が異なるアプリケーションIDのアプリケーションをインストールすることができる。
次に、図13(b)を用いて、本実施形態における印刷設定拡張アプリの起動および印刷設定画面表示の例を以下に説明する。
まず、ドキュメント生成アプリ315は、UI部31501を介して、ユーザの印刷用初期画面表示操作を受け付ける(s1521)。
次に、ドキュメント生成アプリ315は、OS313に印刷設定初期画面の表示を要求する(s1522)。
OS313は、プリントキューの選択をおこなう印刷設定画面(図15(e))を印刷設定初期画面として表示する(s1523)。
次に、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザのプリントキュー(図15(e)、1741)選択操作を受け付ける(s1524)。
次に、OS313は、オブジェクト1742と関連付けられる印刷設定拡張アプリの情報として、選択されたプリントキューに紐づく印刷設定拡張アプリのアプリ識別情報を設定する。(s1525)。本実施形態では、ローカル用プリンタドライバ314のプリントキューに関連付いた、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリに、起動ボタンの関連付けが変更される。
次に、OS313は、入出力制御部31300を介して、ユーザの印刷設定拡張アプリ起動操作を受け付ける(s1526)。
次に、OS313は、起動ボタンに関連付いたローカル印刷用の印刷設定拡張アプリに起動要求を送信する(s1527)。
次に、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリ312は、起動処理としてプリンタの機能に応じて拡張された印刷設定画面を生成する(s1528)。
OS313は、入出力制御部31300を介して、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのUIを新たな印刷設定画面として表示する(s1529)。図15(a)はローカル印刷用の印刷設定拡張アプリが表示させる印刷設定画面である。図15(a)と図15(b)では異なるアプリケーションが印刷設定画面を表示させるため、設定することが出来る項目が異なる画面が表示される。このようにローカルプリント用とクラウドプリント用で異なるアプリケーションを起動させることができる。
このように本実施形態では、プリントキューの種類を表す第2付加情報を付与されたデバイスIDの記載された拡張セットアップ情報ファイルを用いた場合には、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。一方、プリントキューの種類を表す第2付加情報を付与されていないデバイスIDの記載された拡張セットアップ情報ファイルを用いた場合には、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。そのため、クラウド印刷用のプリントキューが生成される場合は、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリをインストールされ、ローカル印刷用のプリントキューが生成される場合にローカル印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。
クラウドプリントサービス321がデバイスIDに第2付加情報を付与することで、1つのプリンタに対して複数の印刷設定拡張アプリが存在した場合においても、プリントキューの種類に応じた印刷設定拡張アプリのインストール制御が可能となる。
<実施形態4>
実施形態3では、第2付加情報の付与において、ローカル印刷用プリンタのデバイスIDには第2付加情報を付与しない例について説明した。本実施形態では、ローカル印刷用プリンタのデバイスIDとクラウドプリント用のデバイスIDで異なる第2付加情報を付与する。異なる第2付与情報を付加することで、デバイスIDが異なり、異なる拡張セットアップファイルを取得することができる。
実施形態3では、第2付加情報の付与において、ローカル印刷用プリンタのデバイスIDには第2付加情報を付与しない例について説明した。本実施形態では、ローカル印刷用プリンタのデバイスIDとクラウドプリント用のデバイスIDで異なる第2付加情報を付与する。異なる第2付与情報を付加することで、デバイスIDが異なり、異なる拡張セットアップファイルを取得することができる。
本実施形態に係る具体的な処理について、図4、図8、図10、図12、図13、図14および図16を用いて説明する。なお、ここでは実施形態3との違いについてのみ説明する。システム構成、ハードウェア構成、それぞれの処理フローについては一部を除き実施形態1と同じであるため説明を省略する。
ソフトウェア構成については、図16に示すように、クラウドプリントサービス321ではなく、OS313が第2付加情報付与処理部31304を有しているところが実施形態1と異なる点である。
また、本実施形態における、印刷設定拡張アプリ登録者によるアプリケーション管理サービス331への印刷設定拡張アプリ312および拡張セットアップ情報ファイルの登録に関しては、図4(b)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
なお、アプリケーション管理サービス331には、図14(a)および図14(c)の拡張セットアップ情報ファイルが保存されている。図14(a)は先の説明と同様であるため説明を省略する。
図14(c)は第2付加情報付与処理において、「ローカル印刷用プリンタのデバイスIDにも第2付加情報を付与する」ことを加味したデバイスIDが記載された拡張セットアップ情報ファイルの一例である。ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションID(AppID)“000EFG”が記述されている。ファイルに記載されるデバイスIDは、第2付加情報付与処理で(“local_”)が付与され、第1付加情報付与処理で“print_”が付与されることを加味し、“print_local_device001”となっている。
ユーザによるクラウドプリントサービス321へのプリンタの登録の処理については、図10(b)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
クラウドプリント用のプリントキューを生成するときの処理は、s806で行われる処理の詳細を除き図8と同様であるため、説明を省略する。
次に、図7(c)を用いて、OS313による第2付加情報付与処理(s806)の詳細について以下に説明する。
図7(c)に示す処理は、全てクライアント端末101の記憶部224に格納されたOS313のプログラムがメモリ223にロードされてCPU222によって実行される。図7(c)のフローは、OS313が、クラウド用プリンタドライバ311もしくはローカル用プリンタドライバ314をインストールしてクライアント側プリントキューを生成した結果、s721が始まる。
まず、OS313は、選択されたプリンタ情報の探索対象を示す情報を取得する(s721)。
次に、s721で取得した情報を参照し、探索の対象がクラウドプリントサービス321であるか否かを判定する(s722)。探索の対象がクラウドプリントサービス321である場合、OS313は、デバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与する(s723)。
一方、探索の対象がローカルの場合、OS313は、デバイスIDに第2付加情報(“local_”)を付与する(s724)。なお、“cloud_”や“local_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
次に、図12を用いて、本実施形態においてユーザがローカル印刷用にプリンタ情報の追加指示をした場合の処理を説明する。
なお、s1401からs1405までの処理は、図9のs901からs905までの処理と同等であるため説明を省略する。
s1405の処理後、OS313は、デバイスIDに、図7(c)に示す第2付加情報付与処理を行う(s1406)。本例の場合は、OS313はローカル印刷用にクラウドプリント対応プリンタ104に直接セットアップを要求したので、デバイスIDに第2付加情報(“local_”)を付与することになる。
次に、OS313は、s1406以降の処理を実行するが、s1406からs1408の処理は、図9のs906からs908までの処理と同等であるため説明を省略する。この時、第1付加情報付与処理(s1407)の結果、元のデバイスIDがdevice001であった場合、第1付加情報付与処理後のデバイスIDはprint_local_device001となる。
オンラインサポートサービス351は、s1408の探索要求に対して、対象となるデバイスIDが含まれた拡張セットアップ情報ファイル(File_B)を返信する(s1409)。
次に、OS313は、取得した拡張セットアップ情報ファイル(File_B)からアプリケーションIDを検出する(s1410)。その結果、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリのアプリケーションIDが検出される。
次に、OS313は、検出したアプリケーションIDを用いて、アプリケーション管理サービス331にアプリケーションを要求する(s1411)。
アプリケーション管理サービス331は、要求されたアプリケーションIDと一致する印刷設定拡張アプリを返信する(s1412)。
次に、OS313は、取得した印刷設定拡張アプリをインストールする(s1412)。その結果、クラウド印刷用のプリントキューの種類を表す第2付加情報を付与されたデバイスIDの記載された拡張セットアップ情報ファイルを用いた場合には、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。
図7(c)、図8、図12のように、本実施形態ではユーザが選んだプリンタ情報がどこから取得されたプリンタ情報であるかに応じて、デバイスIDに付与する第2付与情報を変える。このようにすることで、プリンタ情報の取得元に適した拡張セットアップ情報ファイルを取得することができる。その結果、プリンタ情報の取得元に適したアプリケーションをインストールすることができる。
本実施形態における印刷設定拡張アプリ312の起動および印刷設定画面表示の処理は、図13(a)および図13(b)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
以上のように、OS313がデバイスIDに異なる第2付加情報を付与することで、1つのプリンタに対して複数の印刷設定拡張アプリが存在した場合において、プリントキューの種類に応じた各印刷設定拡張アプリのインストール制御が可能になる。
<実施形態5>
実施形態1では、クラウドプリントサービス321へのプリンタ登録時に、クラウドプリントサービス321が第2付加情報付与処理を実施する例について説明した。
実施形態1では、クラウドプリントサービス321へのプリンタ登録時に、クラウドプリントサービス321が第2付加情報付与処理を実施する例について説明した。
本実施形態では、印刷設定拡張アプリ登録者がアプリケーション管理サービス331に複数の印刷設定拡張アプリを登録している場合において、クラウドプリント対応プリンタ104が第2付加情報付与処理を実行する例について説明する。
本実施形態に係る具体的な処理について、図4、図5、図10、図13および図17を用いて説明する。
なお、ここでは実施形態1との違いについてのみ説明する。システム構成、ハードウェア/ソフトウェア構成、それぞれの処理フローについては一部を除き実施形態1と同じであるため説明を省略する。
ソフトウェア構成については、図17に示すようにクラウドプリントサービス321ではなく、クラウドプリント対応プリンタ104が第2付加情報付与処理部34106を有しているところが実施形態1と異なる点である。
なお、本実施形態における、印刷設定拡張アプリ登録者によるアプリケーション管理サービス331への印刷設定拡張アプリ312の登録に関しては、図4(b)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
なお、アプリケーション管理サービス331には、図14(a)と図14(b)の拡張セットアップ情報ファイルが保存されている。
図10(c)を用いて、ユーザによるクラウドプリントサービス321へのプリンタの登録の処理の例を以下に説明する。まず、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録操作を受け付ける(s1021)。
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、デバイスIDに第2付加情報付与処理を行う(s1022)。この時の第2付加情報付与処理(s1022)の詳細については図7(d)で説明する。本例の場合は、クラウドプリントサービス321への登録指示があったので、クラウドプリント対応プリンタ104は、デバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与する。
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321に第2付加情報付きのデバイスIDとともにプリンタ登録要求を送信する。(s1023)
次に、プリンタ登録要求を受けたクラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104を登録し、クラウドプリント対応プリンタ104用にクラウド側プリントキューを生成する。(s1024)
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録確認操作を受け付ける(s1025)。
次に、プリンタ登録要求を受けたクラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104を登録し、クラウドプリント対応プリンタ104用にクラウド側プリントキューを生成する。(s1024)
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104を介して、ユーザのプリンタ登録確認操作を受け付ける(s1025)。
次に、クラウドプリント対応プリンタ104は、クラウドプリントサービス321にプリンタ登録状況要求を送信する。(1026)
次に、クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104にプリンタ登録状況を返答する(s1027)。
次に、クラウドプリントサービス321は、クラウドプリント対応プリンタ104にプリンタ登録状況を返答する(s1027)。
そして、クラウドプリント対応プリンタ104は、UI操作部34104にプリンタ登録状況を表示する(s1028)。
次に、図7(d)を用いて、クラウドプリント対応プリンタ104による第2付加情報付与処理(s1022)の詳細について以下に説明する。図7(d)に示す処理は、全てクラウドプリント対応プリンタ104の記憶部244に格納されたデバイス制御部341のプログラムがメモリ243にロードされてCPU242によって実行される。
図7(d)のフローは、クラウドプリント対応プリンタ104が、クラウドプリントサービスへ321への登録指示を受けた結果、s731が始まる。
まず、クラウドプリント対応プリンタ104は、デバイスIDの拡張情報を取得する(s731)。デバイスIDの拡張情報は、クラウドプリント対応プリンタ104の操作部に表示される画面から設定される情報である。図15(d)はデバイスID拡張情報の設定画面の一例である。ユーザがオブジェクト1751を選択することでデバイスIDの拡張のオンオフを切り替えることができる。ユーザはデバイスIDの拡張オンオフを設定し、「OK」ボタンを選択し、デバイスIDの拡張情報を設定する。
クラウドプリント対応プリンタ104は、s731で取得した情報に基づき、デバイスIDの拡張指示があるか否かを判定する(s732)。
デバイスIDの拡張指示がある場合、クラウドプリント対応プリンタ104はデバイスIDに第2付加情報(“cloud_”)を付与する(s733)。なお、“cloud_”は一例であり他の文字列や数字や記号でも良い。
デバイスIDの拡張指示がない場合、クラウドプリント対応プリンタ104は、デバイスIDに第2付加情報を付与せず処理を終了する。
ユーザがクラウド印刷用プリンタの追加指示をした場合の印刷設定拡張アプリのインストールに関しては、図5のシーケンスと同じであるため説明を省略する。また、ユーザがローカル印刷用プリンタの追加指示をした場合の印刷設定拡張アプリのインストールに関しては、図11のシーケンスと同じであるため説明を省略する。
本実施形態における印刷設定拡張アプリ312の起動および印刷設定画面表示に関しても、図13(a)および図13(b)のシーケンスと同等であるため説明を省略する。
本実施形態では、ユーザがあらかじめクラウドプリント対応プリンタ104のUI操作部(34014)にてデバイスIDに第2付加情報付与する指示を出す例を示した。クラウドプリント対応プリンタ104が自動的に第2付加情報付与処理を実行するとしてもよい。すなわち、クラウドプリント対応プリンタ104の操作部では設定を行わず、クラウドプリントサービス321にプリンタIDを送信するときは第2付加情報を付与したIDをデバイスIDとして通知するとしてもよい。
例えば、ユーザがクラウドプリント対応プリンタ104をクラウドプリントサービス321へ登録する処理をきっかけに、クラウドプリント対応プリンタ104が自動的に第2付加情報付与処理を実行するなどの方法が考えられる。その場合は、ユーザがあらかじめクラウドプリント対応プリンタ104のUI操作部(34014)にてデバイスIDに第2付加情報付与する指示を出す必要がなくなる。
その結果、クラウド印刷用のプリントキューの種類を表す第2付加情報を付与されたデバイスIDの記載された拡張セットアップ情報ファイルを用いた場合には、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。
また、プリントキューの種類を表す第2付加情報を付与されていないデバイスIDの記載された拡張セットアップ情報ファイルを用いた場合には、ローカル印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。
そのため、クラウド印刷用のプリントキューが生成される場合は、クラウド印刷用の印刷設定拡張アプリをインストールされ、ローカル印刷用のプリントキューが生成される場合にローカル印刷用の印刷設定拡張アプリがインストールされる。
以上のように、クラウドプリント対応プリンタ104がデバイスIDに第2付加情報を付与するとしてもよい。第2付加情報を付与するか否かを切り替えることで1つのプリンタに対して複数の印刷設定拡張アプリが存在した場合において、プリントキューの種類に応じた各印刷設定拡張アプリのインストール制御が可能になる。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (8)
- 画像形成装置の識別情報の取得要求を前記画像形成装置に送信する第1の送信手段と、
前記取得要求を受信した前記画像形成装置から前記識別情報を受信する第1の受信手段と、
サーバ装置に前記画像形成装置の識別情報の取得要求を送信する第2の送信手段と、
前記取得要求を受信した前記サーバ装置から所定の情報が付与された前記画像形成装置の識別情報を受信する第2の受信手段と、
前記第1の受信手段が受信した前記識別情報、または、前記第2の受信手段が受信した前記所定の情報が付与された識別情報の少なくともいずれかを用いて、前記画像形成装置に関する情報を他の装置から取得する取得手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - ネットワークに接続された画像形成装置を探索する探索手段をさらに有し、
前記第1の送信手段は、前記探索手段により検出された画像形成装置の情報であって、前記サーバ装置を経由せずに印刷データが送信される前記画像形成装置の情報がユーザにより選択されたことに基づき、前記識別情報の取得要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の送信手段は、前記探索手段により検出された画像形成装置の情報であって、前記サーバ装置を経由して印刷データが送信される前記画像形成装置の情報がユーザにより選択されたことに基づき、前記画像形成装置の識別情報の取得要求を前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記画像形成装置に関する情報は、前記画像形成装置が実行する印刷データの印刷設定を行うためのアプリケーションの情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記情報に基づき、前記アプリケーションの取得要求を送信する第3の送信手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記アプリケーションにより設定された印刷設定に基づく印刷データを前記サーバに送信する第3の送信手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 印刷設定画面を情報処理装置に表示させるアプリケーションであって、
前記情報処理装置がサーバ装置から取得した画像形成装置の識別情報であって、所定の情報が付与された前記識別情報に基づき取得され、
前記情報処理装置が前記画像形成装置から取得した前記画像形成装置の識別情報に基づく取得がなされないことを特徴とするアプリケーション。 - 情報処理装置の制御方法であって、
画像形成装置の識別情報の取得要求を前記画像形成装置に送信する第1の送信工程と、
前記取得要求を受信した前記画像形成装置から前記識別情報を受信する第1の受信工程と、
サーバ装置に前記画像形成装置の識別情報の取得要求を送信する第2の送信工程と、
前記取得要求を受信した前記サーバ装置から所定の情報が付与された前記画像形成装置の識別情報を受信する第2の受信工程と、
前記第1の受信工程において受信した前記識別情報、または、前記第2の受信工程において受信した前記所定の情報が付与された識別情報の少なくともいずれかを用いて、前記画像形成装置に関する情報を他の装置から取得する取得工程と、を有することを特徴とする情報処理装置。
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