JP2022163523A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022163523000001
【課題】ユーザが所定の処理に適切なメディアを収納する給紙カセットを選択することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、メディアに画像を形成する画像形成部17と、メディアを収納する複数の給紙カセットと、メディアを複数の給紙カセットのいずれかから画像形成部17へ給送する搬送経路に設けられ、搬送されるメディアのメディア特性を検知するメディアセンサ14と、複数の給紙カセットの各々に収納されるメディアのメディアセンサ14によるメディア特性の検知結果を、給紙カセット毎に保存するRAM12と、RAM12に保存される給紙カセット毎のメディア特性の検知結果に基づいて、所定の処理に用いるメディアを収納する給紙カセットを選択するための給紙カセット選択画面を操作部13に表示するCPU10と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式、静電記録方式等でメディアに画像を形成する複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成した静電潜像をトナー(現像剤)で現像してトナー像を生成し、該トナー像をメディアに転写することで、メディアに画像を形成する。メディアに形成された画像の画像濃度は、画像形成装置の設置環境の変化や画像形成装置内の各構成部品の経年変化等の画像形成装置の状態により変動する。そのために画像形成装置は、画像濃度を調整するための階調補正を行う必要がある。階調補正は、画像濃度を所定の画像濃度に維持するためのキャリブレーションである。
階調特性は、画像が形成されるメディアの坪量、構成成分、表面性等のメディア特性により異なる。メディアの坪量や構成成分によりメディアの種類毎に抵抗値が異なることやメディアの表面性の違いにより、実際にメディアに転写されるトナー量が変化してしまうためである。そのために、メディア特性毎に階調補正テーブルを生成してメディア特性毎に階調補正を行う技術が開示されている(特許文献1)。
メディア特性は、画像形成装置に設けられる操作部や画像形成装置に接続されるパーソナルコンピュータ等を用いて、ユーザにより設定されることが一般的である。ユーザは、給紙カセットにメディアを収納して該メディアのメディア特性を設定する。例えば、ユーザは、給紙カセットに「普通紙」を収納した場合に普通紙のメディア特性を設定し、給紙カセットに「厚紙」を収納した場合に厚紙のメディア特性を設定する。近年、メディア特性を検知するメディアセンサを搭載する画像形成装置が提供されている。メディアセンサを搭載した画像形成装置は、メディアセンサの検知結果に応じてメディア特性を決定し、メディア特性に応じた最適な画像形成条件で印刷処理を行う。この場合、ユーザは、操作部により、メディアセンサの検知結果によりメディア特性を決定するモードである「オート」を設定する(特許文献2)。ユーザは、メディア特性を意識せずに運用できる手軽さから、「オート」の設定を多用する。そのためにメディアセンサを搭載した画像形成装置では、ユーザによるメディア特性の設定が不要になり利便性が向上する。
特開2017-138520号公報 特開2005-70877号公報
複数の給紙カセットを有する画像形成装置では、階調補正等の画像形成条件の調整を行う際に、調整に用いられるメディアの種類が選択される。メディアセンサを搭載していない画像形成装置では、調整に用いられるメディアの種類が選択されることで、該メディアが収納された給紙カセットが選択可能となる。この場合、異なる種類のメディアが収納された給紙カセットは、選択不可となっている。ユーザは選択可能な給紙カセットから、調整に用いるメディアを収納した一つを選択することになる。メディアセンサを搭載した画像形成装置では、調整に用いられるメディアの種類が選択されることで、該メディアが収納された給紙カセットが選択可能となるが、他の給紙カセットも選択可能である。そのために、ユーザが調整に不適切なメディアを収納した給紙カセットを選択する可能性がある。調整に不適切なメディアを用いて調整を行う場合、調整が正しく行われず、成果物の品位の低下が生じる。
本発明は、上述の問題に鑑み、ユーザが画像形成条件の調整等の所定の処理に適切なメディアを収納する給紙カセットを選択することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、メディアに画像を形成する画像形成手段と、前記メディアを収納する複数の給紙カセットと、前記メディアを前記複数の給紙カセットのいずれかから前記画像形成手段へ給送する給送手段と、前記メディアを前記画像形成手段へ給送する搬送経路に設けられ、搬送される前記メディアのメディア特性を検知する検知手段と、前記複数の給紙カセットの各々に収納されるメディアの前記検知手段によるメディア特性の検知結果を、給紙カセット毎に保存する保存手段と、前記保存手段に保存される給紙カセット毎のメディア特性の検知結果に基づいて、所定の処理に用いるメディアを収納する給紙カセットを選択するための給紙カセット選択画面を所定の出力インタフェースに表示する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所定の処理に適切なメディアを収納する給紙カセットを選択することができる。
画像形成装置の構成図。 制御部の説明図。 定着器の構成説明図。 メディアセンサの構成説明図。 (a)~(c)は、給紙カセットの選択画面の例示図。 給紙カセットの選択画面の例示図。 階調補正を伴う印刷処理を表すフローチャート。 メディア情報の例示図。 メディア種類の設定処理を表すフローチャート。 メディア種類の設定画面の例示図。 印刷ジョブの実行時の処理を表すフローチャート。 階調補正処理を表すフローチャート。 給紙カセットの選択画面の例示図。 通知画面の例示図。 階調補正処理を表すフローチャート。 通知画面の例示図。 定着クリーニングの指示画面の例示図。 給紙カセット指示画面の例示図。 階調補正処理を表すフローチャート。 給紙カセット指示画面の例示図。 階調補正処理を表すフローチャート。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の画像形成装置の構成図である。図2は、画像形成装置100の動作を制御する制御部の説明図である。制御部9は画像形成装置100に内蔵される。制御部9は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、及びRAM(Random Access Memory)12を備える。CPU10は、ROM11に格納されたコンピュータプログラムを実行することで画像形成装置100の動作を制御する。RAM12は、CPU10がコンピュータプログラムを実行する際の作業領域を提供する。制御部9には、操作部13、メディアセンサ14、画像形成部17、定着器170、及び画像読取部300が接続される。
操作部13は、入力インタフェース及び出力インタフェースを備えたユーザインタフェースである。入力インタフェースは、キーボタン、タッチパネル等である。出力インタフェースは、ディスプレイ、スピーカ等である。CPU10は、操作部13から各種の設定や動作開始の指示等を受け付ける。操作部13は、CPU10の制御によりディスプレイへの設定画面や指示画面等の各種画面の表示を行う。
画像読取部300は、プラテンガラス302及びイメージセンサ301を備える。プラテンガラス302は、読み取り対象となる原稿が、読み取り面をプラテンガラス302側に向けて載置される。画像読取部300は、CPU10の制御によりプラテンガラス302に載置された原稿に光を照射し、その反射光をイメージセンサ301により受光する。イメージセンサ301は、受光した反射光に基づいて原稿の画像を表す画像データを生成する。イメージセンサ301は、生成した画像データをCPU10へ送信する。
画像形成部17は、作像部120a、120b、120c、120d、レーザスキャナ122a、122b、122c、122d、中間転写ベルト130、一次転写部123a、123b、123c、123d、二次転写部140等を備える。画像形成部17は、CPU10の制御によりメディアへ画像を形成する。定着器170は、CPU10の制御により、メディアに画像を定着させる。
画像が印刷されるメディアは、複数の給紙カセット220、221、222、223に収納される。各給紙カセット220、221、222、223に収納されるメディアの種類は、同じであっても、或いは異なっていてもよい。給紙カセット220、221、222、223には、開閉を監視するための給紙カセット開閉センサ180、181、182、183が設けられる。
CPU10は、メディアを給紙カセット220、221、222、223から給送するために、搬送ローラ等を回転駆動する不図示の駆動源の制御を行う。CPU10は、給紙カセット開閉センサ180、181、182、183の検知結果に基づいて給紙カセット220、221、222、223の開閉を監視する。メディアセンサ14は、メディアが給送される搬送経路15に設けられる。CPU10は、メディアセンサ14の検知結果に基づいて搬送されるメディアの坪量や厚み等のメディア特性を検知する。CPU10は、検知したメディア特性をRAM12に保存する。
画像形成装置100の基本的な画像形成動作について説明する。本実施形態の画像形成装置100は4つの給紙カセット220、221、222、223を備えるが、ここでは給紙カセット220からメディアが給送される場合について説明する。
操作部13からプリント開始指示を受け付けたCPU10は、給紙カセット220からのメディアの給送動作を開始する。給紙カセット220、221、222、223は、ピックアップローラ151、152、153、154を備える。ピックアップローラ151、152、153、154が給紙カセット220、221、222、223に収納されたメディアを搬送経路に給紙する。給紙カセット220、221、222、223から二次転写部140までの搬送経路には、メディアの搬送方向の上流から順に、メディアセンサ14、搬送ローラ155、レジ前搬送センサ160、及びレジ前搬送ローラ161が配置される。
CPU10は、給送動作を開始すると駆動源となるモータを駆動してピックアップローラ151を回転させ、給紙カセット220からメディアを一枚ずつ搬送経路に給紙する。給紙されたメディアは、メディアセンサ14の検知位置を通過する際にメディア特性が検知される。CPU10は、メディアセンサ14の検知結果からメディア特性を検知し、検知したメディア特性に基づく画像形成条件で画像形成を行う。例えば、CPU10は、メディア特性に基づいて画像形成速度及び定着器170の目標温度を調整する。
画像形成速度は、メディアの材質に応じて予め決められた速度である。画像形成及びメディアの搬送は、画像形成速度に応じた速度で行われる。画像形成速度は、メディアが普通紙や薄紙の場合には例えば300[mm/sec]に設定され、厚紙の場合には例えば150[mm/sec]に設定される。定着器170の目標温度は、メディア特性に応じて設定される。定着器170の目標温度は、普通紙の目標温度に対して、薄紙の場合には低めに設定され、厚紙の場合には高めに設定される。
二次転写部140にメディアが到着するタイミングに間に合うように、作像部120a、120b、120c、120dは、画像形成動作を開始する。作像部120aは、イエローの画像を形成する。作像部120bは、マゼンタの画像を形成する。作像部120cは、シアンの画像を形成する。作像部120dは、ブラックの画像を形成する。作像部120a、120b、120c、120dは、ユーザにより画像形成装置100の本体に装着及び取り外しが可能なカートリッジ装置である。
各作像部120a、120b、120c、120dは、同じ構成である。作像部120a、120b、120c、120dは、それぞれ、感光体、帯電ローラ、及び現像器を備える。感光体は、帯電ローラにより一様に帯電された後に、レーザスキャナ122a、122b、122c、122dから照射されるレーザ光により静電潜像が形成される。現像器は、静電潜像をトナー(現像剤)により現像する。これにより感光体にトナー像が形成される。作像部120a、120b、120c、120dに形成されたトナー像は、一次転写部123a、123b、123c、123dに一次転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト130に転写される。中間転写ベルト130は回転しており、回転速度に応じたタイミングで各作像部120a、120b、120c、120dの感光体からトナー像が転写される。そのために中間転写ベルト130は、各色のトナー像が重畳して転写されて、フルカラーのトナー像を担持する。中間転写ベルト130は、回転することで、転写されたトナー像を二次転写部140へ搬送する。
CPU10は、給紙カセット220から給送されるメディアを搬送ローラ155を介して二次転写部140へ搬送する。このときCPU10は、レジ前搬送センサ160の検知結果によりメディアの位置を検知する。CPU10は、検知したメディアの位置と中間転写ベルト130上のトナー像の位置とから、二次転写部140でメディアの先端とトナー像の先端が一致するように、メディアの搬送を制御する。例えばトナー像に対してメディアが早く二次転写部140へ到達するタイミングでメディアがレジ前搬送センサ160に検知される場合、CPU10は、レジ前搬送ローラ161でメディアを所定時間停止させる。CPU10は、所定時間経過後にレジ前搬送ローラ161によるメディアの搬送を再開して、メディアへのトナー像の転写位置を制御する。
二次転写部140は、二次転写電圧が印加されることで、中間転写ベルト130からメディアへトナー像を転写する。トナー像が転写されたメディアは、定着器170へ搬送される。定着器170は、トナー像を加熱及び加圧してメディアに定着させる。CPU10は、定着器170で画像が定着されたメディアを下流に搬送する。定着器170の下流側には用紙搬送センサ171が配置される。用紙搬送センサ171の下流側で、搬送経路は、搬送経路230と搬送経路231に分岐する。そのためにフラッパ172が設けられる。メディアを搬送経路230と搬送経路231のいずれに搬送するかは、予めユーザにより操作部13から指定される。
CPU10は、用紙搬送センサ171の検知結果からメディアが用紙搬送センサ171の検知位置に到達したことを検知すると、メディアを搬送経路230と搬送経路231のいずれに搬送するかを判断する。CPU10は、判断結果に基づいてフラッパ172を動作させ、メディアを搬送経路230と搬送経路231のいずれかに搬送する。例えば、操作部13により両面印刷が指示されている場合、CPU10は、メディアの第1面に印刷が終了していれば該メディアを搬送経路230へ搬送する。両面印刷でメディアの両面への印刷が終了している場合、或いは片面印刷が指示されている場合、CPU10は、メディアを搬送経路231へ搬送する。
搬送経路231へ搬送されたメディアは、搬送経路231の搬送ローラ232によりさらに下流へ搬送されて排紙トレイ196へ成果物として排出される。搬送経路230は、反転搬送ローラ162、フラッパ173、及び反転部Aを備える。搬送経路230へ搬送されたメディアは、反転搬送ローラ162により反転部Aへ搬送される。メディアが反転部Aへ引き込まれると、フラッパ173が切り替わり、反転搬送ローラ162が逆回転することで、メディアがスイッチバックされる。これによりメディアは、二次転写部140へ向けて搬送される。この際、メディアの面が反転されて、第1面とは異なる第2面への画像形成が可能になる。その後、メディアは、第1面と同様に第2面へ画像が形成されて排紙トレイ196へ成果物として排出される。なお、メディアの搬送方向の長さは、反転部Aの長さLよりも短い必要がある。
CPU10は、給紙カセット開閉センサ180の検知結果を監視することで、給紙カセット220の開閉を検知する。これによりCPU10は、給紙カセット220が開いているときにメディアの給送動作を開始しないように制御することも可能である。給紙カセット221、222、223からメディアを給送する場合も同様である。
(定着器)
図3は、定着器170の構成説明図である。定着器170は、ヒータホルダ207、定着ヒータ204、及び弾性層となる定着フィルム203を含むアセンブリと、加圧ローラ205と、を含む。ヒータホルダ207は、図の奥行き方向に伸びるU字形の部材である。定着ヒータ204は、ヒータホルダ207の下面に、ヒータホルダ207の長手方向に沿って固定配設される。加圧ローラ205は、芯金がヒータホルダ207の長手方向に延設される。加圧ローラ205は、芯金の両端部が定着器170の側板間に回転自由に軸受して配設される。定着ヒータ204は、定着フィルム203内で加圧ローラ205側に、加圧ローラ205に対して平行に配置される。定着ヒータ204及び定着フィルム203は、加圧ローラ205側に所定の押圧力で付勢される。
定着ヒータ204が定着フィルム203を挟んで加圧ローラ205に圧接されることで、所定幅の定着ニップ部206が形成される。加圧ローラ205は、不図示の駆動機構により反時計回り方向に所定の周速度で回転駆動される。加圧ローラ205の回転に従動して定着フィルム203が時計回り方向に回転する。メディアは、定着ニップ部206で加圧及び加熱されることでトナー像が定着するとともに、加圧ローラ205の回転により定着器170から下流側に搬送される。
定着ヒータ204は、セラミック基板上に抵抗発熱体が形成された構成である。定着ヒータ204には、温度センサ208が当接して設けられる。CPU10は、定着ヒータ204の温度を温度センサ208の検知結果により検知する。CPU10は、検知した定着ヒータ204の温度に基づいて、定着ヒータ204が所定の目標温度になるように、定着ヒータ204への供給電力を制御する。CPU10は、このように定着ヒータ204の温度をフィードバック制御する。
定着ヒータ204の目標温度は、通紙するメディアの種類と環境温度等により決定される。CPU10は、操作部13により設定されたメディア特性、或いはメディアセンサ14により検知されたメディア特性に基づいて、目標温度を決定する。定着ヒータ204の目標温度は、メディアが普通紙よりも薄い薄紙の場合に普通紙の目標温度よりも低く決定され、普通紙よりも厚い厚紙の場合に普通紙の目標温度よりも高く決定される。画像形成装置100に環境温度を測定するセンサが設けられる場合、CPU10は、メディア特性に加えて環境温度も考慮して目標温度を決定する。
(メディアセンサ)
図4は、メディアセンサ14の構成説明図である。メディアセンサ14は、発光部であるLED(Light Emitting Diode)481、受光部であるフォトダイオード480、及びメディアSの投入をガイドするガイド部材483を備える光学センサである。LED481は、メディアSに光を照射する。フォトダイオード480は、メディアSによる反射光を受光する。フォトダイオード480は、受光した反射光に応じた電気信号を出力する。
CPU10は、フォトダイオード480から出力された電気信号をメディアセンサ14の出力値として取得する。出力値は、メディア特性により応じた値となる。CPU10は、出力値に基づいて、通紙されているメディア特性(メディアSの材質、厚み等)を検知してメディアSの種類を判別する。CPU10は、判別したメディアSの種類に基づいて、画像形成条件を調整する。例えばCPU10は、画像形成速度を最適に制御し、且つ定着器170の目標温度を決定する。
メディアセンサ14の使用により、ユーザによる操作部13を用いたメディアの種類の設定が不要になる。そのために、本実施形態の画像形成装置100は、メディアセンサ14により自動的にメディアの種類を判別するメディア自動検知モードが、動作モードにデフォルトで設定される。メディアの種類によっては、メディアセンサ14が誤検知して、成果物の品位が低下する可能性がある。そのために、動作モードは、ユーザが手動でメディアの種類を設定するユーザ指示モードも設定可能である。なお、メディアセンサ14によりメディアの種類を判別するためには少なくとも一枚以上がメディアセンサ14の検知位置を通紙される必要がある。
なお、メディアセンサ14の構成は図4に限定されるものではない。例えば、メディアセンサ14は、発光部及び受光部を有する光学センサと、圧電素子等を用いた超音波センサを組み合わせて構成されてもよい。超音波センサにより、メディアの坪量が検知可能になり、メディア特性(種類)の検知精度が向上する。また、メディアセンサ14には他のメディア特性を検知するセンサが組み合わされてもよい。
(階調補正)
階調補正は、色品質に影響する複数の画像形成条件を最適化するためのキャリブレーション機能である。ここでは、メディアへのトナー像の転写時の転写効率や、定着器170による定着時の画像のカラーバランスの変化を補正する。画像形成条件は、メディアの坪量や表面性等のメディア特性により最適値が異なる。そのために、メディア特性毎(メディアの種類毎)にキャリブレーションを行う必要がある。
階調補正を行うために、メディアにテスト画像を印刷した調整用チャートが作成される。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。調整用チャートに用いられるメディアは、階調補正の実行時に選択したメディア特性(種類)のメディアである。例えば普通紙の階調補正時には普通紙にテスト画像が印刷され、厚紙やコート紙の階調補正時には、厚紙やコート紙にテスト画像が印刷される。
CPU10は、画像読取部300による測色結果とROM11に予め保存された目標値との差分を解消するための補正パラメータ(補正値)を導出してRAM12に保存する。補正パラメータは、以降の印刷ジョブ時に、使用するメディアのメデイア特性に応じて読み出されて画像形成条件の調整に適用される。
なお、本実施形態では画像形成装置100に取り付けられた画像読取部300を用いてテスト画像を測色するが、外部の測色器とプリントサーバを用いて測色を行ってもよい。また、画像形成装置100のメディアが搬送される搬送経路上に測色器を設けてテスト画像を測色する構成であってもよい。
本実施形態では、メディアセンサ14による検知結果を給紙カセット毎にRAM12に保存する。階調補正時には給紙カセットの選択をユーザに行わせる。そのために操作部13のディスプレイには、給紙カセットの選択画面が表示される。選択画面では、選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットを、検知結果に基づいて区別可能に表示する。
図5、図6は、階調補正に用いるメディアを収納した給紙カセットの選択画面の例示図である。図5(a)は、メディア選択画面を例示する。メディア選択画面により、画像形成に用いるメディア特性(メディアの種類)が選択される。図5(a)のメディア選択画面では、「普通紙」の選択ボタン501、「厚紙」の選択ボタン502、及び「コート紙」の選択ボタン503のいずれかが選択可能である。選択ボタン501、502、503のいずれかが選択されて「OK」ボタン504が押下されることで、従来は、図5(b)又は図5(c)に例示する給紙カセット選択画面が表示される。ここでは、「普通紙」が選択された場合について説明する。
図5(b)は、画像形成装置100がメディアセンサ14を搭載していない場合の給紙カセット選択画面を例示する。この給紙カセット選択画面には、階調補正に必要なメディアの種類が普通紙であることと、現在各給紙カセット220~223に収納されているメディアのサイズ及びメディア特性(メディアの種類)が表示されている。階調補正に使用される普通紙のメディアが収納されている「給紙カセット」ボタン505、507は、選択可能となっている。階調補正に使用される普通紙以外のメディアが収納されている「給紙カセット」ボタン506、508は、選択できないようにグレーアウトされている。そのため、ユーザは選択可能になっている給紙カセットのうちどの給紙カセットを階調補正に使用するかを選択することができる。ユーザにより給紙カセットが選択されると、選択された給紙カセットからメディアが給紙され、階調補正用のテスト画像が印字される。
図5(c)は、画像形成装置100がメディアセンサ14を搭載する場合の従来の給紙カセット選択画面を例示する。この給紙カセット選択画面には、図5(b)と同じく、階調補正に必要なメディアの種類が普通紙であることと、各給紙カセット220~223に収納されているメディアのサイズが表示されている。ただし、各給紙カセット220~223に収納されているメディア特性(メディアの種類)はすべて「オート」と表示されている。メディアセンサ14を搭載した画像形成装置100は、メディアセンサ14によってメディア特性を検知する「オート」の設定が用意される。この設定を利用することでユーザは給紙カセットに収納するメディアのメディア特性を意識せずに画像形成装置100を使用することが可能である。しかし、ユーザがメディア特性を認識できないため、図5(c)に示すように普通紙が格納されている給紙カセットが不明である。そのためにユーザは、階調補正を行うためのメディアが収納された「給紙カセット」ボタン509~512を選択できない。
本実施形態では、図5(a)のメディア選択画面でメディアの種類が選択されることで、図6に例示する給紙カセット選択画面が表示される。ここでもメディア選択画面から「普通紙」が選択された場合について説明する。図6の給紙カセット選択画面には、図5(c)と同じく、階調補正に必要なメディアの種類が普通紙であることと、各給紙カセット220~223に収納されているメディアのサイズが表示されている。各給紙カセット220~223に収納されているメディア特性(メディアの種類)はすべて「オート」と表示されている。しかし、グレーアウトされて選択不可になっている「給紙カセット」ボタン514、516と、選択可能になっている「給紙カセット」ボタン513、515が存在する。
グレーアウトされている「給紙カセット」ボタン514、516は、RAM12に保存されているメディアセンサ14の検知結果が普通紙以外のものである。そのために、今回の階調補正で使用できずに選択不可となっている。ユーザがメディア特性を設定した「給紙カセット」ボタン515と、メディアセンサ14による検知結果が普通紙であった給紙カセットの「給紙カセット」ボタン513は、今回の階調補正で使用できるために選択可能となっている。つまり、階調補正に使用可能なメディアが収納されていることが確認できる給紙カセットのボタンは、選択可能となっている。
図7は、階調補正を伴う印刷処理を表すフローチャートである。この処理手順は、コンピュータプログラムとしてROM11に保存され、CPU10により実行される。ここでは、階調補正を例に説明するが、色ずれ等の他の画像形成条件の補正であっても同様の処理が可能である。
画像形成装置100に電源が投入されると、CPU10は、RAM12に保存されている各給紙カセット220~223の各々に収納されたメディアのメディア情報を取得する(S101)。図8は、メディア情報の例示図である。メディア情報には、メディアのサイズ、メディア特性、及びメディアセンサ14の検知結果が含まれる。メディア特性は、メディアの種類を表すが、「オート」となっている場合には、メディアセンサ14の検知結果を使用する設定となる。本実施形態では、メディア特性のデフォルト値には「オート」が設定されている。
第3給紙カセットのメディアセンサ14の検知結果には「-」が設定される。これは、メディア特性が「オート」ではないために、メディアセンサ14による検知結果が無いことを示している。第4給紙カセットのメディアセンサ14の検知結果には「不明」が設定される。これは、該当する給紙カセットからのメディアの給送がまだ一枚もないために、メディアセンサ14の検知結果が存在しないことを示している。判別したメディアセンサ14の検知結果は、一枚以上給送してメディアセンサ14がメディアを検知することで設定される。
CPU10は、操作部13によりメディア種類の設定画面が呼び出されたか否かを判断する(S102)。メディア種類の設定画面が呼び出された場合(S102:Y)、CPU10は、メディア種類の設定画面を操作部13に表示して、メディア種類の設定を行う(S106)。メディア種類の設定の詳細については後述する。メディア種類の設定画面が呼び出されていない場合(S102:N)、或いはメディア種類の設定完了後にCPU10は、階調補正の実行要求の有無を判断する(S103)。階調補正の実行要求は、操作部13を用いてユーザにより行われる。階調補正の実行要求が入力されることで、例えば図5(a)のメディア選択画面が表示される。
階調補正の実行要求がある場合(S103:Y)、CPU10は、後述する階調補正を実行する(S107)。階調補正の実行要求がない場合(S103:N)、或いは階調補正の実行後に、CPU10は、印刷ジョブの投入の有無を判断する(S104)。印刷ジョブが投入された場合(S104:Y)、CPU10は、後述する印刷ジョブを実行する(S105)。印刷ジョブが投入されていない場合(S104:N)、或いは印刷ジョブの終了後にCPU10は処理を終了する。処理の終了後、CPU10は、S102の処理に戻り、操作部13によりメディア種類の設定画面が呼び出されたか否かを判断してもよい。
図9は、S106のメディア種類の設定処理を表すフローチャートである。図10は、メディア種類の設定画面の例示図である。メディア種類の設定処理では、図10に例示するように各給紙カセット220~223に収納されているメディアのメディア特性が設定される。本実施形態の画像形成装置100は四つの給紙カセット220~223を備えており、給紙カセット220~223毎に収納するメディアのメディア特性が設定可能である。ユーザが普通紙や厚紙等のメディア特性を認識している場合、ユーザは、設定画面から給紙カセットに収納されているメデイアの種類を設定する。また、画像形成装置100が備えるメディアセンサ14によるメディア自動検知モードである「オート」もメディア種類の設定画面により選択可能となっている。
メディア種類の設定画面から「オート」が選択された場合(S201:Y)、CPU10は、メディア特性に「オート」を設定し、メディア情報(図8)のメディアセンサ14の検知結果を「不明」に設定する(S202)。メディア種類の設定画面から「オート」以外が選択された場合(S201:N)、CPU10は、選択されたメディアの種類をメディア特性として登録する(S203)。このように、図10のメディア種類の設定画面を用いてメディアの種類(メディア特性)が設定される。
図11は、S105の印刷ジョブの実行時の処理を表すフローチャートである。
CPU10は、印刷ジョブが投入されると、RAM12に保存したメディア情報(図8)を参照してメディア特性が「オート」に設定されているか否かを判断する(S301)。メディア特性が「オート」である場合(S301:Y)、CPU10は、メディアセンサ14によるメディア自動検知モードによりメデイア特性を自動検知する(S302)。CPU10は、メディアセンサ14によるメディア特性の検知結果をRAM12のメディア情報に書き込む(S303)。CPU10は、メディアセンサ14によるメディア特性の検知結果に基づいて画像形成条件を設定する(S304)。メディア特性が「オート」に設定されていない場合(S301:N)、CPU10は、メディア情報で設定されたメディア特性に基づいて画像形成条件を設定する。(S305)。
画像形成条件を設定したCPU10は、印刷ジョブに応じてメディアに画像を形成する(S306)。CPU10は、印刷ジョブの最終紙までS301~S306の処理を繰り返し行う(S307:N)。CPU10は、印刷ジョブの最終紙まで画像形成処理終了すると(S307:Y)、印刷ジョブに応じた処理を終了する。
図12は、S107の階調補正処理を表すフローチャートである。階調補正は、図5(a)のメディア選択画面からメディアの種類が選択されることで開始される。
階調補正を開始したCPU10は、メディア選択画面から選択されたメディアの種類に応じて、階調補正に必要なメディア特性を選択する(S401)。CPU10は、メディア情報から、各給紙カセット220~223に収納されたメディアのメディア特性及びメディア検知結果を読み出す(S402)。CPU10は、S401の処理で選択したメディア特性と、S402で読み出したメディア特性を比較して、図6に例示するように、選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットとを区別する給紙カセット選択画面を表示する(S403)。
ユーザは、操作部13により、給紙カセット選択画面から階調補正で用いるメディアを収納する給紙カセットを指示する。CPU10は、操作部13から階調補正で用いるメディアを収納する給紙カセットの指示を取得して、使用する給紙カセットを決定する(S404:Y)。CPU10は、決定した給紙カセットからメディアの給送を開始して階調補正を実行する(S405)。CPU10はメディアにテスト画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。CPU10は、画像読取部300による調整用チャートの測色結果に基づいて階調補正を行う。
以上のように画像形成装置100は、メディアセンサ14によりメディア特性を検知する設定を行うメディア自動検知モードであっても、ユーザによる適切な給紙カセットの選択を可能とする。そのために画像形成装置100は、適切な種類のメディアにテスト画像を形成し、画像形成条件の調整を行うことができる。よって画像形成装置100は、成果物の品位の低下を防止することができる。
なお、メディア自動検知モード等の指示は、操作部13以外のプリンタドライバを有するパーソナルコンピュータ等の外部装置から設定することも可能である。また、画像形成装置100は、給紙カセットからメディアを給送する他に、手差しトレイからメディアを給送する構成であっても本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。さらに、階調補正以外にも、テスト画像をメディアに印刷して行うキャリブレーションを行う構成であれば、本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の画像形成装置100及び制御部9の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。第2実施形態の画像形成装置100は、使用する給紙カセットを選択する際に、メディアセンサ14の検知結果を給紙カセットの選択画面に表示する。そのためにユーザは、メディアセンサ14の検知結果を参照して、使用可能な給紙カセットを認識して、使用する給紙カセットを決定することができる。
CPU10は、図5(a)のメディア選択画面から所定のメディア(ここでは「普通紙」)が選択されると、図13に例示する給紙カセットの選択画面を操作部13に表示する。給紙カセット選択画面には、図6と同じく、階調補正に必要なメディアの種類が普通紙であることと、各給紙カセット220~223に収納されているメディアのサイズが表示されている。各給紙カセット220~223に収納されているメディア特性(メディアの種類)はすべて「オート」と表示されている。給紙カセットの選択ボタンに隣接して、メディアセンサ14による検知結果が表示される。
ユーザは、選択画面の検知結果を参照して、階調補正で使用するメディアを収納する給紙カセットを選択することが可能となる。なお、一枚も通紙していない給紙カセットは、メディアセンサ14によりメディアが検知されていないために、<不明>と表示される。
ユーザが選択画面から階調補正で使用できないメディアが格納された給紙カセットを選択した場合、或いはユーザが<不明>と表示された給紙カセットを選択した場合、CPU10は、該給紙カセットのメディアが使用できない旨のメッセージを表示する。また、CPU10は、使用可能な給紙カセットの判断方法の通知を行う。図14は、このような通知に用いる通知画面の例示図である。
(階調補正)
第2実施形態は、階調補正を伴う印刷処理自体は第1実施形態と同様の処理となるが、S107(図7参照)の階調補正処理が異なる。図15は、S107の階調補正処理を表す第2実施形態のフローチャートである。階調補正処理は、第1実施形態と同様に、図5(a)のメディア選択画面からメディアの種類が選択されることで開始される。
階調補正を開始したCPU10は、メディア選択画面から選択されたメディアの種類に応じて、階調補正に必要なメディア特性を選択する(S501)。CPU10は、メディア情報から、各給紙カセット220~223に収納されたメディアのメディア特性と、メディア検知結果を読み出す(S502)。CPU10は、読み出したメディア検知結果を表す給紙カセットの選択画面(図13)を操作部13に表示する(S503)。このとき、メディアセンサ14による検知結果がある給紙カセットにはメディアセンサ14の検知結果が表示され、メディアセンサ14による検知結果が無い給紙カセットにはメディアセンサ14の検知結果が無いことを示す表示が行われる。第2実施形態では、メディアセンサ14による検知結果が無い給紙カセットには、図13に示すように、<不明>と表示される。
ユーザは、給紙カセットの選択画面によりメディアセンサ14の検知結果を参照して、階調補正に用いるメディアを収納した給紙カセットを選択し、操作部13により選択内容をCPU10へ送信する。CPU10は、操作部13によりユーザが選択した給紙カセットが収納するメディアのメディア特性と、S501の処理で選択したメディア特性とを比較する。これによりCPU10は、ユーザが選択した給紙カセットが収納するメディアが階調補正に使用可能であるか否かを判断する(S504)。使用可能である場合(S504:Y)、CPU10は、ユーザから指示された給紙カセットからメディアの給送を開始して階調補正を実行する(S505)。使用可能である場合とは、例えばユーザが選択した給紙カセットが収納するメディアのメディア特性と、S501の処理で選択したメディア特性とが一致する場合である。CPU10はメディアにテスト画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。CPU10は、画像読取部300による調整用チャートの測色結果に基づいて階調補正を行う。
使用不可である場合(S504:N)、CPU10は、ユーザが選択した給紙カセットに収納されているメディアが階調補正に使用できない旨の使用不能通知を行う(S506)。使用不可である場合とは、例えばユーザが選択した給紙カセットが収納するメディアのメディア特性とS501の処理で選択したメディア特性とが不一致の場合である。また、ユーザが選択した給紙カセットに収納されるメディアのメディアセンサ14による検知結果が<不明>の場合も使用不可と判断される。CPU10は、例えば図14の通知画面を操作部13に表示することで使用不能通知を行う。使用不能通知により、ユーザに対して、再度、階調補正に使用する給紙カセットの選択が促される。通知画面では、使用できる給紙カセットの判断方法も通知される。ユーザが再度階調補正に使用する給紙カセットを選択することで、S504以降の処理が再度行われる。
使用不能通知は、図16に例示する通知画面により行われてもよい。図16の通知画面では、より具体的に使用可能なメディアが提示されており、該メディアを収納する給紙カセットを選択することが指示されている。
以上のような第2実施形態の画像形成装置100は、メディア特性に応じて階調補正を行う際に、ユーザが階調補正に適さないメディアが収納された給紙カセットを選択することを防止することができる。そのために画像形成装置100は、適切な種類のメディアにテスト画像を形成し、画像形成条件の調整を行うことができる。よって画像形成装置100は、成果物の品位の低下を防止することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態の画像形成装置100及び制御部9の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
メディアに転写されたトナー像は、定着器170の定着ニップ部206で加熱及び加圧されることで、メディアに定着される。定着ニップ部206でトナー像を定着させる際に、メディアに定着されることなく定着フィルム203の表面に付着するトナーが存在する。このようなトナーを「オフセットトナー」と称する。オフセットトナーは、定着フィルム203の回転により定着ニップ部206に戻ることで、後続のメディアの定着時に該メディアに付着して画像不良の原因となることがある。そのために、定着器170は、定期的にクリーニングされる必要がある。
(定着器170のクリーニング)
オフセットトナーを除去する定着クリーニングは、クリーニング用画像をメディアに印字して作成された清掃シートを定着器170に通紙することで行われる。クリーニング用画像のトナー像は、定着ニップ部206で加熱されることで溶融して粘着性を持つ。この粘着性を利用して、定着フィルム203の表面に付着したオフセットトナーが回収される。クリーニング用画像を印字して定着器170を通紙する必要があるために、画像形成条件や定着温度等のパラメータが予め決定されている。そのために、定着クリーニングに使用可能なメディアのメディア特性(種類)も限定される。
定着クリーニングは、操作部13によりユーザが指示することで行われる。図17は、定着クリーニングの指示画面の例示図である。この指示画面では、清掃シートに用いるメディアが収納される給紙カセットが選択される。指示画面では、ユーザにより普通紙が設定された給紙カセット、或いはメディアセンサ14による検知結果が普通紙になっている給紙カセットの選択ボタン517、519が選択可能な候補として表示される。定着クリーニングに使用不可なメディアを収納する給紙カセットの選択ボタン518、520は、グレーアウトされて選択できないようになっている。
ユーザは、指示画面から定着クリーニングに使用可能なメディアを収納する給紙カセットを選択する。画像形成装置100は、選択された給紙カセットからメディアを給送して清掃シートを作成する。清掃シートが定着器170を通紙されることで、定着器170がクリーニングされる。
以上のような第3実施形態の画像形成装置100は、定着クリーニングを行う際に、ユーザが定着クリーニングに適したメディアを収納する給紙カセットを迷うこと無く選択可能である。そのためにユーザビリティの低下を防止することができる。また、画像形成装置100は、適切な種類のメディアにより定着クリーニングを行うことができる。よって画像形成装置100は、成果物の品位の低下を防止することができる。
なお、画像形成装置100は、指示画面に、定着クリーニングに適したメディアを収納する給紙カセットの候補を表示する代わりに、図13のようにメディアセンサ14によるメディア特性の検知結果を表示してもよい。この場合、ユーザは、検知結果を参照して給紙カセットを決定することになる。
(第4実施形態)
第4実施形態の画像形成装置100及び制御部9の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。第4実施形態の画像形成装置100は、階調補正に使用するメディアを図6に例示する給紙カセット選択画面から選択させるのではなく、階調補正に使用可能なメディアを収納する給紙カセットをユーザに提示する。ユーザは、提示された給紙カセットに階調補正に使用可能なメデイア特性を有するメディアを収納して、画像形成装置100に階調補正の指示を送信する。
図5(a)のメディア選択画面で普通紙が選択されると、給紙カセット選択画面に代えて、図18に例示する給紙カセット指示画面が操作部13に表示される。給紙カセット指示画面により、階調補正に使用するメディアを収納する給紙カセットが指示される。給紙カセット指示画面は、階調補正を行う際に用いるメディアが普通紙であることと、使用可能なサイズ、及びメディアを収納する給紙カセットを表示する。
ユーザは、給紙カセット指示画面で指示されるメディア特性のメディアを指示される給紙カセットに収納する。既に当該給紙カセットにメディアが収納されている場合、ユーザは、該メディアを取り除いた後に指示されたメディアを収納することになる。その後、ユーザは、給紙カセット指示画面の「OK」ボタンを押下する。
(階調補正)
第4実施形態は、階調補正を伴う印刷処理自体は第1実施形態と同様の処理となるが、S107(図7参照)の階調補正処理が異なる。図19は、S107の階調補正処理を表す第4実施形態のフローチャートである。階調補正処理は、第1実施形態と同様に、図5(a)のメディア選択画面からメディアの種類が選択されることで開始される。
階調補正を開始したCPU10は、メディア選択画面から選択されたメディアの種類に応じて、階調補正に必要なメディア特性を選択する(S601)。CPU10は、操作部13に図18に例示する給紙カセット指示画面を表示する(S602)。これにより、ユーザに対して階調補正に用いるメディアの種類(メディア特性)及びメディアを収納する給紙カセットが指示される。第4実施形態では、図18に示すように、第1給紙カセット(給紙カセット1)へ階調補正に用いるメディアを収納することを促している。
ユーザは、第1給紙カセット(給紙カセット1)へ指示されたメディアを収納した後に、「OK」ボタンを押下する。これによりCPU10は、メディアが指示した給紙カセットに収納されたと判断する(S603:Y)。CPU10は、給紙カセット指示画面で指示した給紙カセットからメディアの給送を開始して階調補正を実行する(S604)。CPU10はメディアにテスト画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。CPU10は、画像読取部300による調整用チャートの測色結果に基づいて階調補正を行う。
なお、画像形成装置100は、給紙カセットからメディアを給送する他に、手差しトレイからメディアを給送する構成であっても本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。つまり、給紙カセット指示画面は、給紙カセットの代わりに手差しトレイにメディアを載置することを指示してもよい。
以上のような第4実施形態の画像形成装置100は、適切な種類のメディアにテスト画像を形成し、画像形成条件の調整を行うことができる。よって画像形成装置100は、成果物の品位の低下を防止することができる。さらに、階調補正以外にも、テスト画像をメディアに印刷して行うキャリブレーションを行う構成や、第3実施形態のような定着クリーニングであっても、本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態の画像形成装置100及び制御部9の構成は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。第5実施形態の画像形成装置100は、階調補正に用いるメディアが収納された給紙カセットが存在しない場合に、ユーザに対して、使用するメディア特性のメディア及び収納する給紙カセットを指示する。指示は、操作部13への画面表示等により行われる。ユーザは、指示された給紙カセットに指示されたメディア特性のメディアを収納して、画像形成装置100に階調補正の実行を指示する。この指示により画像形成装置100は、階調補正を実行する。
図5(a)のメディア選択画面で普通紙が選択されると、給紙カセット選択画面に代えて、図20に例示する給紙カセット指示画面が操作部13に表示される。給紙カセット指示画面により、階調補正に使用するメディアを収納する給紙カセットが指示される。この給紙カセット指示画面は、階調補正を行う際に用いるメディアが普通紙であることと、使用可能なサイズ、及びメディアを収納する給紙カセットを表示する。また、給紙カセット指示画面は、使用可能なメディアが収納された給紙カセットが存在しないことを示している。
ユーザは、給紙カセット指示画面で指示されるメディア特性のメディアを、指示される給紙カセットに収納する。その後、ユーザは、給紙カセット指示画面の「OK」ボタンを押下する。これにより画像形成装置100は、階調補正を行う。
(階調補正)
第5実施形態は、階調補正を伴う印刷処理自体は第1実施形態と同様の処理となるが、S107(図7参照)の階調補正処理が異なる。図21は、S107の階調補正処理を表す第5実施形態のフローチャートである。階調補正処理は、第1実施形態と同様に、図5(a)のメディア選択画面からメディアの種類が選択されることで開始される。
階調補正を開始したCPU10は、メディア選択画面から選択されたメディアの種類に応じて、階調補正に必要なメディア特性を選択する(S701)。CPU10は、メディア情報から、各給紙カセット220~223に収納されたメディアのメディア特性と、メディア検知結果を読み出す(S702)。CPU10は、S701の処理で選択したメディア特性と、S702で読み出したメディア特性を比較して、使用可能な給紙カセットの有無を判断する(S703)。
使用可能な給紙カセットがある場合(S703:Y)、CPU10は、図6に例示するように、選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットとを区別する給紙カセット選択画面を表示する(S704)。ユーザは、操作部13により、給紙カセット選択画面から階調補正で用いるメディアを収納する給紙カセットを指示する。CPU10は、操作部13から階調補正で用いるメディアを収納する給紙カセットの指示を取得して、使用する給紙カセットを決定する(S705:Y)。CPU10は、決定した給紙カセットからメディアの給送を開始して階調補正を実行する(S706)。CPU10はメディアにテスト画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。CPU10は、画像読取部300による調整用チャートの測色結果に基づいて階調補正を行う。
使用可能な給紙カセットが無い場合(S703:N)、CPU10は、図20に例示するような給紙カセット指示画面を表示する(S707)。給紙カセット指示画面により、CPU10は、ユーザに対してメディアを所定の給紙カセットに収納するように促す。ユーザは、給紙カセット指示画面の指示に応じてメディアを給紙カセットに収納した後に、操作部13により「OK」ボタンを押下する。これによりCPU10には、メディアが所定の給紙カセットに収納されたことが通知される。CPU10は、この通知によりメディアが収納されたと判断する(S708)。CPU10は、メディアが収納された給紙カセットからメディアの給送を開始して階調補正を実行する(S706)。CPU10はメディアにテスト画像を印刷して調整用チャートを作成する。調整用チャートは、画像読取部300により測色される。CPU10は、画像読取部300による調整用チャートの測色結果に基づいて階調補正を行う。
なお、画像形成装置100は、給紙カセットからメディアを給送する他に、手差しトレイからメディアを給送する構成であっても本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。つまり、給紙カセット指示画面は、給紙カセットの代わりに手差しトレイにメディアを載置することを指示してもよい。
以上のような第5実施形態の画像形成装置100は、階調補正時に使用可能なメディアが収納されている給紙カセットを選択できない場合に、ユーザに階調補正に使用可能なメディアを所定の給紙カセットに収納させる。そのために画像形成装置100は、適切な種類のメディアにテスト画像を形成し、画像形成条件の調整を行うことができる。よって画像形成装置100は、成果物の品位の低下を防止することができる。さらに、階調補正以外にも、テスト画像をメディアに印刷して行うキャリブレーションを行う構成や、第3実施形態のような定着クリーニングであっても、本実施形態を適用して同様の効果を得ることができる。
以上、第1~第5実施形態で説明したように、画像形成装置100は、階調補正等の画像形成条件の調整や定着クリーニングのように、メディアを用いて行われる所定の処理を行う際に、ユーザに、使用可能なメディアを収納する給紙カセットを選択させる。その際に画像形成装置100は、ユーザが選択可能な給紙カセットを視覚的に容易に判断できるように、選択画面を表示する。画像形成装置100は、メディアセンサ14を備えており、メディアセンサ14によるメディア特性の検知結果に基づいて、所定の処理に使用可能なメディア特性(メディアの種類)が判断される。所定の処理とは、階調補正のような画像形成条件の補正処理や、画像形成部17のクリーニング(例えば定着クリーニング)のようなメディアを用いた処理である。
つまり、メディアセンサ14の検知結果に基づいて、ユーザが選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットとが判断される。選択可能な給紙カセットは、処理に使用可能なメディア特性のメディアを収納する。選択不可な給紙カセットは、処理に使用不可なメディア特性のメディアを収納する。ユーザは、選択可能な給紙カセットから使用する給紙カセットを選択する。これにより、所定の処理に適さないメディアを用いた当該処理の実行を防止することができる。そのために正確な処理が実行され、結果として成果物の品位が低下してしまうことを防ぐことができる。

Claims (16)

  1. メディアに画像を形成する画像形成手段と、
    前記メディアを収納する複数の給紙カセットと、
    前記メディアを前記複数の給紙カセットのいずれかから前記画像形成手段へ給送する給送手段と、
    前記メディアを前記画像形成手段へ給送する搬送経路に設けられ、搬送される前記メディアのメディア特性を検知する検知手段と、
    前記複数の給紙カセットの各々に収納されるメディアの前記検知手段によるメディア特性の検知結果を、給紙カセット毎に保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存される給紙カセット毎のメディア特性の検知結果に基づいて、所定の処理に用いるメディアを収納する給紙カセットを選択するための給紙カセット選択画面を所定の出力インタフェースに表示する制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記所定の処理に使用可能なメディアのメディア特性を設定するための入力インタフェースをさらに備えており、
    前記制御手段は、前記入力インタフェースにより設定されたメディア特性と前記保存手段に保存される給紙カセット毎のメディア特性の検知結果とに基づいて、前記所定の処理に用いることができるメディアを収納する給紙カセットを選択可能とし、前記所定の処理に用いることができないメディアを収納する給紙カセットを選択不可とした前記給紙カセット選択画面を前記所定の出力インタフェースに表示することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記入力インタフェースにより設定されたメディア特性と前記保存手段に保存される給紙カセット毎のメディア特性の検知結果とを比較して、一致する場合のメディアを収納した給紙カセットを選択可とし、一致しない場合のメディアを収納した給紙カセットを選択不可とし、選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットとを区別する前記給紙カセット選択画面を前記所定の出力インタフェースに表示することを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面に、前記検知手段で検知した各給紙カセットに収納されたメディアのメディア特性の検知結果を表示することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の処理に使用可能なメディアのメディア特性を設定するための入力インタフェースをさらに備えており、
    前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットが収納するメディアのメディア特性と前記入力インタフェースにより設定されたメディア特性とを比較して、選択された給紙カセットに収納されたメディアが前記所定の処理に使用可能であるか否かを判断し、使用不可であれば、選択された給紙カセットに収納されたメディアが使用不能であることを通知することを特徴とする、
    請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記所定の処理を実行することを特徴とする、
    請求項1~5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、所定の画像形成条件に基づいて前記画像を前記メディアに形成するものであり、
    前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記画像形成条件の補正処理を実行することを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記画像形成手段のクリーニングを実行することを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は、前記画像を前記メディアに定着させる定着器を備えており、
    前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記定着器のクリーニングを実行することを特徴とする、
    請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面に代えて、前記所定の処理に使用可能なメディアのメディア特性と、メディアを収納する給紙カセットを提示する給紙カセット指示画面を表示することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  11. 前記所定の処理に使用可能なメディアのメディア特性を設定するための入力インタフェースをさらに備えており、
    前記制御手段は、前記保存手段に保存される前記検知手段によるメディア特性の検知結果と、前記入力インタフェースにより設定されたメディア特性とにより、前記所定の処理に使用可能な給紙カセットの有無を判断し、使用可能なメディアを収納した給紙カセットがある場合に、選択可能な給紙カセットと選択不可の給紙カセットとを区別する給紙カセット指示画面を表示することを特徴とする、
    請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、使用可能なメディアを収納した給紙カセットがない場合に、前記所定の処理に使用可能なメディアのメディア特性と、メディアを収納する給紙カセットを提示する給紙カセット指示画面を表示することを特徴とする、
    請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、前記給紙カセット指示画面で指示した給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記所定の処理を実行することを特徴とする、
    請求項10~12のいずれか1項記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成手段は、所定の画像形成条件に基づいて前記画像を前記メディアに形成するものであり、
    前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記画像形成条件の補正処理を実行することを特徴とする、
    請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記画像形成手段のクリーニングを実行することを特徴とする、
    請求項13記載の画像形成装置。
  16. 前記画像形成手段は、前記画像を前記メディアに定着させる定着器を備えており、
    前記制御手段は、前記給紙カセット選択画面から選択された給紙カセットに収納されるメディアを用いて前記定着器のクリーニングを実行することを特徴とする、
    請求項8記載の画像形成装置。
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