JP2022162741A - イネ科長日植物の茎葉収量及び種子収量の増加方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】イネ科長日植物において、PRR3/7クレード遺伝子の機能抑制により、茎葉収量及び種子収量を増加させる方法。
【選択図】なし
Description
[項1]
イネ科長日植物において、PRR3/7クレード遺伝子の機能抑制により、茎葉収量及び種子収量を増加させる方法。
[項2]
前記PRR3/7クレード遺伝子が、PRR37遺伝子である項1に記載の方法。
[項3]
前記機能抑制が、ゲノム編集によるものである項1又は2に記載の方法。
[項4]
前記ゲノム編集がゲノム編集酵素の直接導入法によるものである項3に記載の方法。
[項5]
前記イネ科長日植物がコムギ連である、項1~4のいずれかに記載の方法。
[項6]
前記イネ科長日植物がコムギ連オオムギ属である項1~5のいずれかに記載の方法。
二本鎖RNA法とは、前記遺伝子のmRNAに相補的なオリゴRNAとその相補鎖とからなる二本鎖RNAを用いる方法である。二本鎖RNAを細胞内に導入するとそのRNAに相補的なmRNAが分解される、RNA干渉と呼ばれる現象が起き、標的遺伝子の機能を抑制する能力を有する。
(1-1)標的配列の決定 オオムギ品種「ニシノホシ」のPpd-H1全配列を元に、ガイドRNAに含む20 bpの標的配列を探索した。標的配列の探索にはCRISPRdirect (https://crispr.dbcls.jp/)を用いた。全ゲノム中に特異的な配列として、Ppd-H1の第3エキソン上の5’-CAGCTGCCTGTCAAATGGTG-3’(配列番号3)を標的配列とした(図1)。
ガイドRNAの調製にはGeneArt Precision gRNA Synthesis Kit (Invitrogen)を用いた。標的配列を含むOligo DNA 5’-TAATACGACTCACTATAGCACCATTTGACAGGCA-3’(配列番号4) 及び5’-TTCTAGCTCTAAAACCAGCTGCCTGTCAAATGGT-3’(配列番号5)を熱処理により2本鎖DNAとした。これを製品付属のT7 promoter配列及びcr/tracrRNA配列とアニーリングし、鋳型DNAを構築した。in vitro転写は取扱説明書に準じて行い、精製ガイドRNAは1μg/μLとなるようにヌクレアーゼフリー水に溶解した。
オオムギ品種「ニシノホシ」の乾燥種子を20%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中で30分間振盪し、種子表面を滅菌した。プラスチックシャーレに3% plant preservative mixture(Nacalai Tesque)水溶液を染み込ませたペーパータオルを敷き詰め、これに滅菌種子を播種した。滅菌種子は暗所、4℃で3日間吸水させることで休眠打破し、茎頂サンプルの調製に用いた。微細針を用いて、吸水種子の胚組織から鞘葉、第1葉、第2葉、第3葉を取り除き、茎頂分裂組織の先端を露出させた。胚乳から胚組織を切り離し、MS培地 [MS salt (sigma) 4.3 g/L, Maltose 30 g/L, MES 9.8 g/L, Phytagel 7 g/L]上に置床した。この時、20~30個の茎頂サンプルを直径1 cmのドーナツ状の円となるように培地中心に配置した。
組換えSpCas9タンパク質(2μg/μL)は、農研機構高度解析センターより供給されたものを用いた。1.5 mLチューブにガイドRNA(1μg/μL) 10μL、spCas9溶液 5μL、10x CutSmart buffer 2.5μL、Recombinant RNase Inhibitor (TaKaRa) 0.5μL、ヌクレアーゼフリーH2O 7μLを加え、緩やかに混合した。10分間静置させることでRNP複合体を形成させた。
組換えspCas9タンパク質(2μg/μL)を1.5 mLチューブにガイドRNA(1μg/μL) 10μL、spCas9溶液5μL、10x CutSmart buffer 2.5μL、Recombinant RNase Inhibitor (TaKaRa) 0.5μL、ヌクレアーゼフリー水 7μLを加え、緩やかに混合した。10分間静置させることでRNP複合体を形成させた。0.6μm Gold microcarriers (Bio-Rad)とRNP複合体の結合はSergeiらの論文(Svitashev, S., Schwartz, C., Lenderts, B., Young, J. K. & Mark Cigan, A. Genome editing in maize directed by CRISPR-Cas9 ribonucleoprotein complexes. Nat. Commun. 7, 13274 (2016).)に記載される方法に準じて行った。
調製したRNP結合金粒子の懸濁液6μLをマクロキャリア上に塗り広げ、室温で乾燥させた。これをパーティクルガンを用いてMS培地上の茎頂サンプルに4度発射した。パーティクルガンにはPDS-1000/He Particle delivery system (Bio-Rad)を用い、金粒子射出の圧力は1,350 psiとした。パーティクルボンバートメントにより、RNP結合金粒子を85茎頂サンプルに導入した。
RNP複合体を導入した個体を第5葉期まで生育させ、CAPSによる遺伝子型解析を実施した。第5葉の葉身からDNAを下記方法により抽出し、これを鋳型にPpd-H1部分配列を増幅した。増幅に用いたプライマーは5’-CGACCTTGTTCTCACAGAGG -3’(配列番号6)及び5’-TGGCACTTCCACTACCACTG-3’(配列番号7)であり、PCR酵素はKOD-One (Toyobo)を用いた。PCR条件は98℃、10秒間の熱変性、60℃、5秒間のアニーリング、68℃、5秒間の伸長反応を30サイクル行った。増幅産物にPvu IIを加え、37℃、2時間以上反応させ切断した。反応生成物は2%アガロースゲル電気泳動で分離した。反応産物を観察したところ、2個体から非切断産物が観察された (図2A)。これらの個体をNH1及びNH2と命名した。得られた非切断産物では、Ppd-H1の標的配列上に1塩基の挿入が生じていた(図2B)。T0世代でのゲノム編集効率(解析個体数に対する、変異を含む個体数)は2.35%であった(表1)。
植物組織100 mgを液体窒素で急速凍結させ、マルチビーズショッカーで破砕した。破砕組織に抽出液[100 mM Tris-HCl (pH 9.0), 40 mM EDTA, 1.67% SDS] 400μLを加え、3分間静置した。抽出液を5,000 Gで3分間遠心分離し、上清200μLを回収した。これに99.5% EtOH 500μL、3M 酢酸ナトリウム 20μLを加え、12,000 Gで10分間遠心分離しDNAを沈澱させた。沈殿させたDNAは70% EtOHで洗浄したのち超純水100μLに溶解させた。
T0選抜個体(NH1及びNH2)から取得したT1個体について、CAPSにより遺伝子型を調べた。CAPSによる遺伝子解析の手法については、(1-7)と同様の方法で実施した。その結果、NH2から得られたT1個体では、CAPSによる非切断産物が観察された。これらの産物ではT0個体と同様の遺伝子変異が観察された(図3)。すなわちNH2では遺伝子変異が後代に遺伝した。この系統では、1塩基挿入によるPpd-H1の機能喪失が予想された。
野生型株及びNH2.2-4自殖後代より分離したPpd-H1ホモ変異株(T3世代)の乾燥種子を20%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中で30分間振盪し、種子表面を滅菌した。プラスチックシャーレに3%PPM水溶液を染み込ませたペーパータオルを敷き詰め、これに滅菌種子を播種した。滅菌種子は暗所、4℃で5日間吸水させることで休眠打破した。発芽した種子(根部が膨らんできた種子)を約2 Lの培養土に1 cmの深さで植え、これを発芽0日とした。22℃、長日条件(16 h明期/8 h暗期)に設定した人工気象室内で野生型株及びPpd-H1変異株(NH2.2-4)を生育させた。
栄養成長期におけるPpd-H1変異株の緑葉バイオマスを観察した。22℃、長日条件(16h明期/8h暗期)で野生型株及びPpd-H1変異株(NH2.2-4)を生育させた。幼穂形成期直前から形成初期の各系統を収穫し、生重量及び80℃で10日間乾燥させた乾燥重量を測定した。Ppd-H1変異株緑葉バイオマスは、野生型株に比べて生重量で9.5倍、乾燥重量で10.6倍であった(図5)。Ppd-H1変異株は、出穂遅延により栄養成長の期間が長くなることで、緑葉収量が増加したと考えられる。
(2-1)標的配列の決定 オオムギ品種「ニシノホシ」のPpd-H1全配列を元に、ガイドRNAに含む20 bpの標的配列を探索した。標的配列の探索にはCRISPRdirect (https://crispr.dbcls.jp/)を用いた。全ゲノム中に特異的な配列として、Ppd-H1の第3エキソン上の5’-CAGCTGCCTGTCAAATGGTG-3’(配列番号3)を標的配列とした(図6)。
標的配列を含む1本鎖オリゴマー、5’- GTTGCACCATTTGACAGGCAGCTG-3’(配列番号8)及び5’- AAACCAGCTGCCTGTCAAATGGTG-3’(配列番号9)を熱処理により2本鎖オリゴマーとした。これをガイドRNA発現ベクターpU6-gRNAのBbsIサイトに挿入した。コドン改変型spCas9(OsCas9)の発現にはpUbi-Cas9を用いた。
作出したコンストラクトで大腸菌DH5α株を形質転換した。組換え大腸菌を50 mg/Lのアンピシリンを含むLB培地で16時間培養し、アルカリSDS法に準じてプラスミドを抽出した。
オオムギ品種「トヨノカゼ」を用いた。乾燥種子を20%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中で30分間振盪し、種子表面を滅菌した。プラスチックシャーレに3% plant preservative mixture 水溶液を染み込ませたペーパータオルを敷き詰め、これに滅菌種子を播種した。滅菌種子は暗所、4℃で3日間吸水させることで休眠打破し、茎頂サンプルの調製に用いた。微細針を用いて、吸水種子の胚組織から鞘葉、第1葉、第2葉、第3葉を取り除き、茎頂分裂組織の先端を露出させた。胚乳から胚組織を切り離し、MS培地 [MS salt (sigma) 4.3 g/L, Maltose 30 g/L, MES 9.8 g/L, Phytagel 7 g/L]上に置床した。この時、20-30個の茎頂サンプルを直径1 cmのドーナツ状の円となるように培地中心に配置した。
0.6μm Gold microcarriers (Bio-Rad)をヌクレアーゼフリー水に60μg/μLで懸濁し、これを金懸濁液とした。1.5 mLチューブにpU6-gRNA (1μg/μL)及びpUbi-Cas9 (1.0μg/μL)を各2.5μL入れた。ここに金懸濁液 15μL、2.5 M CaCl2 25μL、0.1 M Spermidine 10μLを混和し、室温で5分間静置した。混合液を9,000 Gで10分間遠心し、DNA結合金粒子を沈殿させた。上清を取り除き、70% EtOH 70μLを加え9,000 Gで10秒間遠心した。再び上清を取り除き、99.5% EtOH 70μLを加え9,000 Gで10秒間遠心した。沈殿したDNA結合金粒子を99.5% EtOH 25μLに再懸濁した。
調製したDNA結合金粒子の懸濁液6μLをマクロキャリアー上に塗り広げ、室温で乾燥させた。これをパーティクルガンを用いてMS培地上の茎頂サンプルに4度発射した。パーティクルガンにはPDS-1000/He Particle delivery system (Bio-Rad)を用い、金粒子射出の圧力は1,350 psiとした。パーティクルボンバートメントにより、DNA結合金粒子を373茎頂サンプルに導入した。
DNA結合金粒子を導入した個体を生育させた。このうち第5葉期まで生育した204個体について、CAPSによる遺伝子型解析を実施した。第5葉の葉身からDNAを(1-7)と同様の方法で抽出し、これを鋳型にPpd-H1部分配列を増幅した。増幅に用いるプライマーは5’-CGACCTTGTTCTCACAGAGG -3’(配列番号6)及び5’-TGGCACTTCCACTACCACTG-3’(配列番号7)とし、PCR酵素はKOD-One (Toyobo)を用いた。PCR条件は98℃、10秒間の熱変性、60℃、5秒間のアニーリング、68℃、5秒間の伸長反応を30サイクル行った。増幅産物にPvu IIを加え、37℃、2時間以上反応させて切断した。反応生成物は2%アガロースゲル電気泳動で分離した。反応産物を観察したところ、3個体から非切断産物が観察された。これらの個体を#1、#2及び#3と命名した。得られた非切断産物では、Ppd-H1の標的配列上に1塩基の挿入又は1塩基の欠失が生じていた(図7B)。T0世代でのゲノム編集効率(解析個体数に対する、変異を含む個体数)は1.47%であった(表2)。
T0選抜個体(#1、#2及び#3)から取得したT1個体について、CAPSにより遺伝子型を調べた。CAPSによる遺伝子解析の手法については、(2-7)と同様の方法で実施した。その結果、#1及び#2から得られたT1個体では、非切断産物が観察されず、T1個体に変異が遺伝しなかった。一方で、#3から得られた5つのT1個体 (#3-1~#3-5)では、CAPSによる非切断産物が観察された。これらの産物ではT0個体と同様の遺伝子変異が観察された(図8)。すなわち#3では遺伝子変異が後代に遺伝した。この系統では、1塩基挿入によるPpd-H1の機能喪失が予想された。
野生型株及びPpd-H1変異株(#3系統)の乾燥種子を20%次亜塩素酸ナトリウム水溶液中で30分間振盪し、種子表面を滅菌した。プラスチックシャーレに3% plant preservative mixture 水溶液を染み込ませたペーパータオルを敷き詰め、これに滅菌種子を播種した。滅菌種子は暗所、4℃で5日間吸水させることで休眠打破した。発芽した種子(根部が膨らんできた種子)を約1 Lの培養土に1cmの深さで植え、これを発芽0日とした。野生型株及びPpd-H1変異株(#3系統)は、22℃、16時間明期/8時間暗期に設定した人工気象室内で2週間生育させたのち、春化処理を施した。春化処理は5℃、8時間明期/16時間暗期に設定したグロースチャンバー中で50日間生育させることで行った。春化処理後の植物は、ふたたび22℃、16時間明期/8時間暗期に設定した人工気象室内で生育させた。
Claims (6)
- イネ科長日植物において、PRR3/7クレード遺伝子の機能抑制により、茎葉収量及び種子収量を増加させる方法。
- 前記PRR3/7クレード遺伝子が、PRR37遺伝子である請求項1に記載の方法。
- 前記機能抑制が、ゲノム編集によるものである請求項1又は2に記載の方法。
- 前記ゲノム編集がゲノム編集酵素の直接導入法によるものである請求項3に記載の方法。
- 前記イネ科長日植物がコムギ連である、請求項1~4のいずれかに記載の方法。
- 前記イネ科長日植物がコムギ連オオムギ属である請求項1~5のいずれかに記載の方法。
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JP2021067718A JP2022162741A (ja) | 2021-04-13 | 2021-04-13 | イネ科長日植物の茎葉収量及び種子収量の増加方法 |
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Non-Patent Citations (5)
Title |
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