JP2022162267A - 容器、容器支持具、車両検知装置及び容器の埋込方法 - Google Patents

容器、容器支持具、車両検知装置及び容器の埋込方法 Download PDF

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順一 小俣
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雅人 西薗
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裕行 田畑
Hiroyuki Tabata
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    • G08G1/042Detecting movement of traffic to be counted or controlled using inductive or magnetic detectors

Abstract

Figure 2022162267000001
【課題】路面の収容穴へ設置する際の位置を維持すること。
【解決手段】容器は、路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器であって、容器の本体の側面から外側に向かって延在され、収容穴に本体が挿入されるときに湾曲して外側端部が収容穴の内壁に当接し、収容穴内における本体の位置を維持するよう本体を支持する支持部、を備える。車両検知装置は、車両の存在を検知する車両検知部と、車両検知部を内部に収容する容器と、を備える。容器支持具は、路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器を収容穴内に支持する容器支持具であって、容器を着脱可能に保持する保持部と、容器の側面から外側に向かうよう保持部から延在され、収容穴に容器が挿入されるときに湾曲して外側端部が収容穴の内壁に当接し、収容穴内における容器の位置を維持するよう容器を支持する支持部と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、容器、容器支持具、車両検知装置及び容器の埋込方法に関する。
道路や駐車場の路面に設置され、車両の存在を検知する車両検知装置が知られている。例えば、駐車場においては、駐車ロット(駐車領域)の路面に車両検知装置が設置され、駐車ロットにおける車両の存在を検知することで、駐車ロットにおける駐車の有無を検知している。近年は、車両検知装置として、バッテリーで駆動されて、検知した信号を無線で送信するものが用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
車両検知装置は、その収容容器の一部が路面から突出している場合、通行する人がつまずいたりする可能性があり、また、車両のタイヤの乗り上げによる衝撃荷重がかかる可能性がある。また、降雪地帯においては、除雪車による除雪作業で車両検知装置が破損する可能性がある。そのため、車両検知装置は、収容容器の一部が路面から突出しないように設置することが必要である。
また、車両検知装置は、そのメンテナンスなどを考慮すると、路面下に完全に埋め込まない方がよい。例えば、車両検知装置がバッテリーで駆動される場合、バッテリーを交換する必要があり、車両検知装置を路面下に完全に埋め込まない方がよい。そのため、車両検知装置は、車両検知装置の収容容器の一部、例えば、天面が路面から露出するように設置することが必要である。
以上のことから、車両検知装置の収容容器の天面が路面と同じ高さになるように、路面に車両検知装置を設置する必要がある。
路面に車両検知装置を設置する場合、路面に収容穴を形成し、収容穴内に車両検知装置を設置する。路面に収容穴を形成する穿孔工事において、収容穴の寸法精度は車両検知装置の収容容器の寸法精度に比べて格段に低い。そのため、収容穴の径(又は、幅及び奥行き)や深さは、収容容器の径(又は、幅及び奥行き)や高さに対して、余裕を持って、大きめに形成されている。そして、収容容器と収容穴との隙間にモルタル、コンクリートなどの注入材を流し込み、固めることで、収容穴内に車両検知装置を設置する工法が一般的である。
このような工法において、注入材が固まるまで、収容穴内に設置する設置物を、路面に掛け渡す保持部品で保持することが提案されている(例えば、特許文献2~6を参照)。
特開2007-26223号公報 特開平11-184520号公報 特開2000-212922号公報 特開2009-179949号公報 特開昭60-51209号公報 特開平11-256527号公報
上述したように、路面の収容穴に設置する車両検知装置などの設置物は、その収容容器の天面が路面と同一面であることが望ましい。ところが、車両検知装置などの設置物は、モルタル、コンクリートなどの注入材より比重が軽い場合がある。この場合、収容穴に注入材を流し込んだときに設置物に浮力が生じ、特許文献2~6に示すような保持部品と共に浮き上がって、収容穴から設置物の一部が突出した状態で注入材が固まってしまうおそれがある。
例えば、近年、車両検知装置としては、特許文献1に示すように、バッテリーで駆動されて、検知した信号を無線で送信するものが用いられている。このような車両検知装置では、バッテリーの交換回数を最低限に抑えるため、送信には微弱無線が使用されており、車両検知装置を収容する収容容器の材質は電波の透過性の良い非金属が好ましく、製造コストの面から、樹脂による射出成型が特に好ましい。また、雨滴などの水分の浸入を防ぐため、収容容器は密閉構造である必要がある。
このように、収容容器が樹脂などの軽量な材料から形成され、内部に空気が密閉される密閉構造である場合、かさ比重(見かけの比重)が軽くなる。そのため、収容穴に注入材を流し込んだときの収容容器の浮力が大きくなり、上述した保持部品と共に浮き上がって、収容穴から収容容器の一部が突出した状態で注入材が固まってしまう可能性が高くなる。
本発明の目的は、路面の収容穴へ設置する際の位置を維持可能な容器、容器支持具、車両検知装置及び容器の埋込方法を提供することにある。
本発明に係る容器は、
路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器であって、
前記容器の本体の側面から外側に向かって延在され、前記収容穴に前記本体が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう前記本体を支持する支持部、
を備える。
また、本発明に係る車両検知装置は、
車両の存在を検知する車両検知部と、
前記車両検知部を内部に収容する上記の容器と、
を備える。
また、本発明に係る容器支持具は、
路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器を前記収容穴内に支持する容器支持具であって、
前記容器を着脱可能に保持する保持部と、
前記容器の側面から外側に向かうよう前記保持部から延在され、前記収容穴に前記容器が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう前記容器を支持する支持部と、
を備える。
また、本発明に係る容器の埋込方法は、
容器の本体の側面から外側に向かって延在され、路面に形成された収容穴に前記本体が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう前記本体を支持する支持部、を備える容器の埋込方法であって、
前記収容穴に前記本体を挿入し、前記支持部で前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう支持し、
前記収容穴と前記本体との間の隙間に固化可能な注入材を注入する。
また、本発明に係る容器の埋込方法は、
容器を着脱可能に保持する保持部と、前記容器の側面から外側に向かうよう前記保持部から延在され、路面に形成された収容穴に前記容器が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう前記容器を支持する支持部と、を備える容器支持具を用いる容器の埋込方法であって、
前記収容穴に前記容器を挿入し、前記支持部で前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう支持し、
前記収容穴と前記容器との間の隙間に固化可能な注入材を注入する。
本発明によれば、路面の収容穴へ容器を設置する際の位置を維持することができる。
車両検知装置を備える駐車場を示す上面図である。 車両検知装置を説明するブロック図である。 車両検知装置の収容容器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る容器支持具を示す図である。 図4に示した容器支持具を図3に示した収容容器に取り付けた状態を示す斜視図である。 図5に示した収容容器及び容器支持具の一部を断面で示す断面図である。 図5に示した収容容器及び容器支持具を路面に形成した収容穴に設置した状態を示す斜視図である。 図7に示した収容容器及び容器支持具の一部を断面で示す断面図である。 収容容器と収容穴との間の隙間に注入材を注入した状態を示す斜視図である。 表面から出ている容器支持具の部分を切断した状態を示す斜視図である。 容器支持具の変形例(変形例1)を示す図である。 容器支持具の変形例(変形例2)を示す図である。 容器支持具の変形例(変形例3)を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る収容容器を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(車両検知装置)
図1は、車両検知装置10を備える駐車場100を示す上面図である。また、図2は、車両検知装置10を説明するブロック図である。
車両検知装置10は、例えば、図1に示すように、駐車場100の各駐車ロット111、112において、路面101の収容穴102内に設置される。ここでは、車両検知装置10は、各駐車ロット111、112に駐車する車両Cの有無を検知する駐車検知装置として機能する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、2つの駐車ロット111、112を有する駐車場100を例示しているが、駐車場100は、更に多くの駐車ロットを有するものでもよい。また、車両検知装置10は、道路の路面に設置されてもよい。
車両検知装置10は、例えば、図2に示すように、磁気センサー11と、制御部12と、送信部13と、バッテリー14とを有する。磁気センサー11、制御部12、送信部13及びバッテリー14が本発明における車両検知部を構成する。なお、ここでは、車両Cを検出するセンサーとして、磁気センサー11を例示するが、車両Cを検出するセンサーであれば、他のセンサー(例えば、ドップラーセンサーなど)でもよい。また、同じ種類、複数の種類のセンサーを組み合わせて用いてもよい。
磁気センサー11は、地磁気を含む磁気の大きさを検知して出力するセンサーであり、ここでは、車両Cの移動や有無などに起因して変化する磁気の大きさを、X軸、Y軸及びZ軸において検知する。例えば、図1に示すように、駐車ロット111、112の奥行きの方向(図中の左右方向)をX軸、駐車ロット111と駐車ロット112とが隣接する方向(図中の上下方向)をY軸、路面101に垂直な方向をZ軸として、磁気の大きさを検知する。磁気センサー11で検知された磁気の大きさは、制御部12へ出力される。なお、以降において、「上」及び「下」は、Z軸方向における上及び下のことを示す。
制御部12は、磁気センサー11で検知された磁気の大きさや変化に応じて、各駐車ロット111、112における車両Cの存在などを判定する。制御部12で判定された判定結果は、送信部13へ出力される。制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、CPUは、ROMから判定プログラムを読み出して実行し、判定結果をRAMに保存する。
送信部13は、制御部12で判定された判定結果を、例えば、駐車場管理システム(図示省略)へ無線で送信する。送信部13は、バッテリー14の交換回数を最低限に抑えるため、微弱無線を用いることが望ましい。
バッテリー14は、磁気センサー11、制御部12及び送信部13を動作させるための電源であり、磁気センサー11、制御部12及び送信部13に必要な電力を供給する。
車両検知装置10において、磁気センサー11、制御部12、送信部13及びバッテリー14は、収容容器20Aの内部に収容されて、路面101の収容穴102内に設置される。
このように、バッテリーで駆動し、無線で送信する車両検知装置10を用いることにより、車両検知装置10のための電源配線や信号配線を路面下に張り巡らせる掘削、配線、埋設などの作業は不要となり、これらの作業に関する費用や工期を省くことができる。
(収容容器)
収容容器20Aについて、図3を参照して説明をする。図3は、車両検知装置10の収容容器20Aを示す斜視図である。
収容容器20Aは、路面101に形成された収容穴102内に設置されて使用される。収容容器20Aは、収容部21と、上蓋22と、外枠部23とを有する。収容部21は、磁気センサー11、制御部12、送信部13及びバッテリー14を収容する凹部である。上蓋22は、その上面22aが収容容器20Aの天面となる。上蓋22は、Oリングなどのシール部材(図示省略)を介して、ネジなどの締結部材22bにより収容部21側に取り付けられて、収容部21の開口部を密閉する(密閉構造)。
外枠部23は、収容部21を包囲する枠体であり、収容部21の外周部を構成する。外枠部23の上縁23aには、容器支持具30A(後述の図4に示す保持部32の上部取付凸部32b)を取り付ける上部取付凹部23bが形成されている。上部取付凹部23bは、上部取付凸部32bを取り付け可能な溝形状となっている。なお、上部取付凹部23b及び上部取付凸部32bの凹凸は逆でもよい。
また、外枠部23の側面23cには、開口部23dが形成され、開口部23dの上縁が容器支持具30A(後述の図4に示す保持部32の下部保持凹部32f)に保持される下部保持凸部23eを構成する。なお、下部保持凸部23e及び下部保持凹部32fの凹凸は逆でもよい。
また、開口部23dと収容部21の外周面21aとの間には、空間23fが形成されており、後述の図8に示すように、空間23fは、弾性変形する容器支持具30Aの変形部33を収容可能な大きさを有している。
変形部33を空間23fに収容することにより、外枠部23の側面23cから径方向外側に突出する後述の当接部35の突出量を抑えることができる。収容穴102は、径が大きくなるほど穿孔工事の費用は増加するが、当接部35の突出量を抑えることにより、収容穴102の径を小さくすることができ、穿孔工事の費用を抑制することができる。
このように、外枠部23は、容器支持具30Aを取付可能に構成されており、また、容器支持具30Aが弾性変形可能に構成されている。
容器支持具30Aは、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するため、収容容器20Aに複数取り付けられ、上部取付凹部23b及び開口部23dは、収容容器20Aに取り付ける容器支持具30Aの数に応じて形成される。図3では、一例として、3つの上部取付凹部23b及び開口部23dが形成されている。
また、本実施の形態において、収容容器20Aは、上述した送信部13を収容するので、電波の透過性の良い非金属が好ましく、例えば、樹脂素材から形成されている。収容部21及び外枠部23は、別体で形成されてもよいが、製造コストの面から、例えば、射出成型により一体成型されることが望ましい。
(容器支持具)
収容容器20Aを収容穴102に設置する際に、収容穴102内に収容容器20Aを支持する容器支持具30Aについて、図4~図6を参照して説明をする。図4は、容器支持具30Aを示す図である。図5は、容器支持具30Aを収容容器20Aに取り付けた状態を示す斜視図である。図6は、図5に示した収容容器20A及び容器支持具30Aの一部を断面で示す断面図である。
容器支持具30Aは、懸架部31と、保持部32と、変形部33と、斜行部34と、当接部35(本発明における外側端部、支持部)とを備える。
懸架部31は、図5にも示すように、収容容器20Aに取り付けたとき、路面101に沿うように水平方向に延在されている。懸架部31は、路面接触部31aと、路面非接触部31bとを有する。
懸架部31において、路面接触部31aは、路面非接触部31bより保持部32から離間する外側部に配置されている。路面接触部31aは、収容穴102に収容容器20Aが挿入されるとき、路面接触部31aの下面が路面101と接触し、収容容器20Aの上面22aが路面101と同一面となるよう収容容器20Aを収容穴102の周囲の路面101に懸架する。路面接触部31aにおいて、路面101と接触する下面は平面であることが望ましい。
懸架部31において、路面非接触部31bは、路面接触部31aより保持部32に近接する内側部に配置されている。路面非接触部31bの下面は、収容穴102に収容容器20Aが挿入されるときに路面101と接触する路面接触部31aの下面より上方の位置となるように形成されている。路面非接触部31bは、収容穴102と収容容器20Aとの間の隙間に、モルタルやコンクリートなどの注入材が注入されるとき、注入材にも接触しない部分となる。もし、路面非接触部31bが注入材と接触し、注入材と共に固化されると、後述する切断部32eでの切断が難しくなるため、路面非接触部31bが注入材に接触しないようにしている。
保持部32は、懸架部31の路面非接触部31bと接続される。保持部32は、図6にも示すように、収容容器20Aに取り付けたとき、上縁23aから下部保持凸部23eに渡る側面23cに沿って上下方向に延在されている。保持部32は、保持側連結部32aと、上部取付凸部32bと、突当部32cと、切欠部32dと、切断部32eと、下部保持凹部32fとを有する。
保持部32において、保持側連結部32aは、上縁23aから下部保持凸部23eに渡る側面23cに沿うように上下方向に延在されている。保持側連結部32aは、保持側連結部32aの上端側の上部取付凸部32b、突当部32c、切欠部32d及び切断部32eと、保持側連結部32aの下端側の下部保持凹部32fとを連結している。
保持部32において、上部取付凸部32b及び突当部32cは、保持側連結部32aの上端に設けられている。上部取付凸部32bは、上記の上部取付凹部23bに上方から取り付けられ、突当部32cは、側面23cに側方から突当てられ、上部取付凸部32bと突当部32cが上縁23aを挟み込むように取り付けられる。
保持部32において、切欠部32dは、上部取付凸部32bと突当部32cとの間に形成されている。切欠部32dにより、上部取付凸部32bは弾性変形し易い形状となって、上部取付凸部32bと突当部32cとの間に上縁23aを挟み込むようにしている。また、切欠部32dにより、切断部32eは肉薄になっている。
保持部32において、切断部32eは、上述したように、肉薄に形成された切断可能な部分であり、収容穴102に収容容器20Aが挿入されるとき、路面101と同じ高さ位置となる。従って、収容穴102と収容容器20Aとの間の隙間に注入材が注入されて、注入材の表面が路面101と同じ高さ位置となったとき、注入材の表面が切断部32eの位置となる。そして、注入材の表面に沿って切断部32eをニッパーなどの切断工具で切断すれば、切断部32eの切断面を路面101と同一面とすることができる。つまり、容器支持具30Aが路面101から突出したり、路面101から没入したりすることを避けることができる。
保持部32において、下部保持凹部32fは、保持側連結部32aの下端に設けられている。下部保持凹部32fは、開口部23dの上縁である下部保持凸部23eを下方から保持する凹部である。
このように、収容容器20Aは、外枠部23の側面23cにおいて、上部取付凹部23bと下部保持凸部23eとの間が、容器支持具30Aの上部取付凸部32b及び突当部32cと下部保持凹部32fとの間に保持される。つまり、保持部32は、収容容器20Aの外枠部23を着脱可能に保持する。
変形部33は、保持部32の下部保持凹部32fと接続される。変形部33は、図5及び図6にも示すように、収容容器20Aに取り付けたとき、開口部23dを介して、開口部23dと収容部21の外周面21aとの間に形成された空間23fに配置される。そして、変形部33は、後述の図8で説明するように、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接するとき、空間23f内において弾性変形する。
変形部33は、変形側連結部33aと、上部湾曲部33bと、下部湾曲部33cとを有する。
変形部33において、変形側連結部33aは、上下方向に沿うように延在されている。変形側連結部33aは、上端側の上部湾曲部33bと、下端側の下部湾曲部33cとを連結している。
変形部33において、上部湾曲部33bは、変形側連結部33aの上端に設けられており、保持部32の下部保持凹部32fと接続されている。上部湾曲部33bは、逆U字状に湾曲しており、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接するときに、U字部分の内側が広がるように変形する。
変形部33において、下部湾曲部33cは、変形側連結部33aの下端に設けられている。下部湾曲部33cは、U字状に湾曲しており、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接するときに、U字部分の内側が狭まるように変形する。
このように、変形部33では、上部湾曲部33b及び下部湾曲部33cの2箇所が弾性変形可能である。これにより、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接する当接力を大きくして、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するようにしている。
斜行部34は、変形部33の下部湾曲部33cと接続される。斜行部34は、図5及び図6にも示すように、収容容器20Aに取り付けたとき、収容容器20Aの下方側から収容穴102の内壁102aに向かうように斜め上方に延在されている。このような構成により、収容穴102の内壁102aに当接する当接部35の当接角を90°未満としている。
収容穴102に収容容器20Aと共に容器支持具30Aを挿入するとき、斜行部34は収容穴102に挿入し易い方向に傾斜しているので、収容容器20A及び容器支持具30Aを収容穴102に容易に挿入することができる。
当接部35は、斜行部34の上端に設けられている。つまり、容器支持具30Aにおいて、斜行部34及び当接部35は、外枠部23の側面23cから外側に向かうように延在されている。
収容穴102に収容容器20Aと共に容器支持具30Aを挿入するとき、当接部35は、後述の図8で説明するように、収容穴102の内壁102aに当接する。このとき、変形部33が湾曲して、当接部35には、変形部33の弾性力により押圧力が付与される。このため、注入材の注入により収容容器20Aに浮力が生じても、当接部35が内壁102aを押圧することにより生じる摩擦力が、浮力に対する抗力となる。この結果、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持することができる。
加えて、当接部35は、斜行部34により、収容穴102の内壁102aに対する当接角が90°未満となっている。このため、収容容器20Aに浮力が生じて、収容容器20Aが上方に移動しようとすると、当接部35は、上述した押圧力も相まって、内壁102aに食い込むことになり、浮力に対する大きな抗力が生じる。この結果、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持することができる。
容器支持具30Aにおいて、懸架部31、保持部32、変形部33、斜行部34及び当接部35は、例えば、樹脂素材から形成され、射出成型により一体成型されることが望ましい。
例えば、特許文献2の技術に開示された従来の保持部品(設置用治具)は、鉄などで形成されており、対象物の設置作業においては、モルタル、コンクリートなどの注入材が完全に固化(硬化)するまで、取り外すことができない。そのため、同時に設置作業できる対象物の数は、保持部品の数に限定され、例えば、大規模駐車施設への設置作業の場合、作業期間は駐車施設を閉鎖する必要があり、金銭的損失につながる。
一方、上述したように、容器支持具30Aを樹脂の射出成型により一体成型すれば、安価で大量に製造することができる。収容容器20Aと同数(同セット数)の容器支持具30Aを使用すれば、作業期間も短くなり、駐車施設を閉鎖する期間も短くなり、金銭的損失を抑えることができる。また、容器支持具30Aは、比較的小型であるので、作業前の保管、作業現場への運搬、作業現場での保管場所の確保などの面から有利である。
また、容器支持具30Aは、ネジや接着剤などを用いることなく、外枠部23に簡単に取り付けることができるので、ネジや接着剤などを用いて取り付ける場合と比較して、作業工数が少なく、作業期間の長期化を招くこともない。また、容器支持具30Aは、現場での複雑な作業は不要であるので、現場での複雑な作業が必要な場合と比較して、作業による不良が発生する可能性が小さい。
また、例えば、特許文献2、3の技術に開示された従来の保持部品は、磁力を用いて磁性体の対象物を保持しており、非磁性体の対象物を保持することはできなかったが、容器支持具30Aは、非磁性体の収容容器20Aであっても取り付けることができる。
(収容穴への収容容器の埋込方法)
路面101の収容穴102への収容容器20Aの埋込方法について、上述した図3~図6と共に、図7~図10を参照して、説明を行う。
ここで、図7は、収容容器20A及び容器支持具30Aを路面101に形成した収容穴102に設置した状態を示す斜視図である。図8は、図7に示した収容容器20A及び容器支持具30Aの一部を断面で示す断面図である。図9は、収容容器20Aと収容穴102との間の隙間に注入材を注入した状態を示す斜視図である。図10は、表面から出ている容器支持具30Aの部分を切断した状態を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、収容容器20Aと容器支持具30Aとは、別体に形成されている。
収容容器20Aを収容穴102内に設置する際には、図5に示すように容器支持具30Aを収容容器20Aに取り付ける。図3及び図4を参照して、具体的に説明すると、収容容器20Aの下部保持凸部23eを容器支持具30Aの下部保持凹部32fに挿入し、容器支持具30Aの上部取付凸部32bを収容容器20Aの上部取付凹部23bに嵌め込む。これにより、図5及び図6に示すように、容器支持具30Aを収容容器20Aに取り付けることができる。
図5に示すように、収容容器20Aには、3つの容器支持具30Aが取り付けられている。3つの容器支持具30Aにおいて、それらの懸架部31や斜行部34は、収容容器20Aの中心から径方向に放射状に延在するよう取り付けられている。
容器支持具30Aを収容容器20Aに取り付けた後、容器支持具30Aと共に収容容器20Aを収容穴102内に挿入する(図5を参照)。このとき、容器支持具30Aの斜行部34及び当接部35は、収容穴102の内壁102aと当接し、図8に示すように、変形部33が弾性変形する。放射状に配置される3つの容器支持具30Aの変形部33が弾性変形することにより、3つの容器支持具30Aから収容容器20Aの中心に向く力が均等になるように収容容器20Aに付与される。この結果、収容容器20Aは、収容穴102内において調芯されて配置される。
このように、容器支持具30Aは、自動調芯機能を有しており、調芯工程を省略することができ、また、調芯忘れを防止することができる。上述した磁気センサー11は、良好な車両検知精度が得られる位置に配置することが好ましく、容器支持具30Aの自動調芯機能により、良好な車両検知精度が得られる位置に磁気センサー11を配置することができ、良好な車両検知精度を得ることが可能である。
3つの容器支持具30Aにおいては、懸架部31が収容容器20Aを収容穴102の周囲の路面101に懸架する。懸架部31の路面接触部31aの下面が路面101に接触すると、収容容器20Aの上面22aが路面101と同一面となり、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置が決定する。
このとき、変形部33の弾性変形に伴う弾性力による当接力により、当接部35は収容穴102の内壁102aを押圧している。加えて、当接部35は、斜行部34により、収容穴102の内壁102aに当接する当接角が90°未満となっている。
この結果、当接部35は、収容穴102の内壁102aにより、上方への移動が抑制され、注入材の注入により、収容容器20Aに浮力が生じても、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持することができる。
このように、容器支持具30Aにより、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するようにした状態において、収容穴102と収容容器20Aとの隙間Gから注入材を注入する(図7を参照)。隙間Gから注入された注入材IMが、収容穴102に収容容器20Aを埋め込むことになる(図9を参照)。
注入材IMが固化した後、容器支持具30Aにおいて、注入材IMの表面から出ている部分は不要となる。注入材IMの表面から出ている容器支持具30Aの部分は、注入材IMの表面に沿って切断部32eをニッパーなどの切断工具で切断すれば、切断部32eの切断面を路面101と同一面とすることができる(図10を参照)。つまり、収容容器20Aの使用時において、容器支持具30Aが路面101から突出したり、路面101から没入したりすることを避けることができる。
以上のようにして、収容容器20Aの上面22aが路面101と同一面となるように、収容容器20Aを収容穴102へ埋め込むことができる。これにより、通行する人がつまずいたり、車両のタイヤの乗り上げによる衝撃荷重がかかったりすることを防止することができ、また、除雪作業などの路面作業による破損を防止することができる。
<変形例1>
図11は、上記実施の形態の変形例となる容器支持具30Bを示す図である。なお、容器支持具30Bにおいて、上記実施の形態で説明した容器支持具30Aと同等の構成には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
また、容器支持具30Bは、容器支持具30Aと同様に、上記実施の形態で説明した収容容器20Aに取り付ける。従って、ここでは、収容容器20Aについての説明も省略する。
容器支持具30Bは、懸架部31と、保持部32と、変形部33-1と、斜行部34a~34cと、当接部35a~35c(本発明における外側端部、支持部)とを備える。なお、容器支持具30Bは、一例として、3組の斜行部34a~34c及び当接部35a~35cとを備えているが、これらの数は適宜に変更可能である。
懸架部31は、容器支持具30Aと同様に、路面接触部31aと、路面非接触部31bとを有する。また、保持部32も、容器支持具30Aと同様に、保持側連結部32aと、上部取付凸部32bと、突当部32cと、切欠部32dと、切断部32eと、下部保持凹部32fとを有する。従って、これらの説明は省略する。
変形部33-1は、保持部32の下部保持凹部32fと接続される。変形部33-1は、容器支持具30Aの変形部33と同様に、収容容器20Aに取り付けたとき、開口部23dを介して、空間23fに配置され、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接するとき、空間23f内において弾性変形する。
変形部33-1は、変形側連結部33a1と、環状部33b1と、湾曲部33c1~33c3とを有する。
変形部33-1において、変形側連結部33a1は、上下方向に沿うように延在されている。変形側連結部33a1は、環状部33b1と湾曲部33c1~33c3とを連結している。
変形部33-1において、環状部33b1は、変形側連結部33a1の上端に設けられており、保持部32の下部保持凹部32fと接続されている。環状部33b1は、環状に形成されており、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接するときに、内側の貫通穴部分が潰れるように変形する。本変形例では、3つの当接部35a~35cが内壁102aに当接するときの力の反力がまとまって環状部33b1に働くため、その補強のため環状の形状としている。
変形部33-1において、湾曲部33c1~33c3は、環状部33b1の下方に設けられており、各々異なる上下方向の位置で変形側連結部33a1と接続されている。湾曲部33c1~33c3は、U字状に湾曲しており、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接するときに、U字部分の内側が狭まるように変形する。
このように、変形部33-1では、環状部33b1及び湾曲部33c1~33c3が弾性変形可能である。これにより、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接する当接力の合計の力を大きくして、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するようにしている。
斜行部34a~34cは、湾曲部33c1~33c3と各々接続される。斜行部34a~34cは、収容容器20Aに取り付けたとき、収容容器20Aの下方側から収容穴102の内壁102aに向かうように斜め上方に延在されている。このような構成により、収容穴102の内壁102aに当接する当接部35a~35cの当接角を90°未満としている。
収容穴102に収容容器20Aと共に容器支持具30Bを挿入するとき、斜行部34a~34cは収容穴102に挿入し易い方向に傾斜しているので、収容容器20A及び容器支持具30Bを収容穴102に容易に挿入することができる。
当接部35a~35cは、斜行部34a~34cの上端に各々設けられている。つまり、容器支持具30Bにおいて、斜行部34a~34c及び当接部35a~35cは、外枠部23の側面23cから外側に向かうように延在されている。
収容穴102に収容容器20Aと共に容器支持具30Bを挿入するとき、当接部35a~35cは、容器支持具30Aの当接部35と同様に、収容穴102の内壁102aに当接する。このとき、変形部33-1が湾曲して、当接部35a~35cには、変形部33-1の弾性力により押圧力が付与される。このため、注入材の注入により収容容器20Aに浮力が生じても、当接部35a~35cが内壁102aを押圧することにより生じる摩擦力が、浮力に対する抗力となる。この結果、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持することができる。
本変形例の場合、当接部35a~35cは、収容穴102の内壁102aにおいて、上下方向の異なる深さ位置に各々当接する。そのため、各々の当接部35a~35cで生じる摩擦力が、浮力に対する抗力となる。この結果、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を確実に維持することができる。
加えて、当接部35a~35cは、斜行部34a~34cにより、収容穴102の内壁102aに対する当接角が各々90°未満となっている。このため、収容容器20Aに浮力が生じて、収容容器20Aが上方に移動しようとすると、当接部35a~35cは、上述した押圧力も相まって、内壁102aに食い込むことになり、浮力に対する大きな抗力が生じる。この結果、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を確実に維持することができる。
容器支持具30Bにおいても、懸架部31、保持部32、変形部33-1、斜行部34a~34c及び当接部35a~35cは、例えば、樹脂素材から形成され、射出成型により一体成型されることが望ましい。
以上説明した構成により、容器支持具30Bは、上述した容器支持具30Aと同等の効果を奏する。更に、複数の斜行部34a~34c及び当接部35a~35cを有するので、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を確実に維持することができる。また、複数の湾曲部33c1~33c3、斜行部34a~34c及び当接部35a~35cを有するので、これらで応力を分散することができ、容器支持具30Bが容易に破損しないようにすることができる。
<変形例2>
図12は、上記実施の形態の変形例となる容器支持具30Cを示す図である。なお、容器支持具30Cにおいて、上記実施の形態で説明した容器支持具30Aと同等の構成には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
また、容器支持具30Cは、容器支持具30Aと同様に、上記実施の形態で説明した収容容器20Aに取り付ける。従って、ここでは、収容容器20Aについての説明も省略する。
容器支持具30Cは、懸架部31と、保持部32と、変形部33-2と、斜行部34a~34cと、当接部35a~35cとを備える。なお、容器支持具30Cは、一例として、3組の斜行部34a~34c及び当接部35a~35cとを備えているが、これらの数は適宜に変更可能である。
懸架部31は、容器支持具30Aと同様に、路面接触部31aと、路面非接触部31bとを有する。また、保持部32も、容器支持具30Aと同様に、保持側連結部32aと、上部取付凸部32bと、突当部32cと、切欠部32dと、切断部32eと、下部保持凹部32fとを有する。従って、これらの説明は省略する。
変形部33-2は、保持部32の下部保持凹部32fと接続される。変形部33-2は、容器支持具30Aの変形部33と同様に、収容容器20Aに取り付けたとき、開口部23dを介して、空間23fに配置され、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接するとき、空間23f内において弾性変形する。
変形部33-2は、変形側連結部33a2と、環状部33b1とを有する。
変形部33-2において、変形側連結部33a2は、上下方向に沿うように延在されている。変形側連結部33a2は、環状部33b1と斜行部34a~34cとを連結している。つまり、変形部33-2は、変形例1における変形部33-1とは相違し、湾曲部33c1~33c3を有していない。
変形部33-2において、環状部33b1は、変形側連結部33a2の上端に設けられており、保持部32の下部保持凹部32fと接続されている。なお、環状部33b1の構成や機能については、変形例1で説明した通りであるので、これらの説明は省略する。
斜行部34a~34cは、環状部33b1の下方に設けられており、各々異なる上下方向の位置で変形側連結部33a2と接続されている。
変形部33-2では、環状部33b1が弾性変形可能であり、また、斜行部34a~34cと変形側連結部33a2との接続部分が弾性変形可能である。これにより、当接部35a~35cが収容穴102の内壁102aに当接する当接力の合計の力を大きくして、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するようにしている。
斜行部34a~34c及び当接部35a~35cの構成や機能については、変形例1で説明した通りであるので、これらの説明は省略するが、変形例1と同様の効果を得ることができる。
容器支持具30Cにおいても、懸架部31、保持部32、変形部33-2、斜行部34a~34c及び当接部35a~35cは、例えば、樹脂素材から形成され、射出成型により一体成型されることが望ましい。
以上説明した構成により、容器支持具30Cは、上述した容器支持具30Aと同等の効果を奏する。更に、複数の斜行部34a~34c及び当接部35a~35cを有するので、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を確実に維持することができる。また、複数の斜行部34a~34c及び当接部35a~35cを有するので、これらで応力を分散することができ、容器支持具30Cが容易に破損しないようにすることができる。また、上記の容器支持具30Bと比較すると、容器支持具30Cは、容器支持具30Bにおける湾曲部33c1~33c3を有していないので、形状が容器支持具30Bより単純となり、作成が容易となる。
<変形例3>
図13は、上記実施の形態の変形例となる容器支持具30Dを示す図である。なお、容器支持具30Dにおいて、上記実施の形態で説明した容器支持具30Aと同等の構成には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
容器支持具30Dは、容器支持具30Aと同様に、上記実施の形態で説明した収容容器20Aに取り付け可能であるが、収容容器20Aにおける開口部23dなどは必ずしも必要ではない。つまり、容器支持具30Dは、例えば、図4に示す収容容器20Aを参照すると、外枠部23が上縁23aと下縁23gとを有していれば、取り付け可能である。なお、以降の本変形例においては、便宜的に、図4に示す収容容器20Aを例にとって説明を行う。
容器支持具30Dは、懸架部31と、保持部32-1と、変形部33-3と、斜行部34と、当接部35とを備える。
懸架部31は、容器支持具30Aと同様に、路面接触部31aと、路面非接触部31bとを有する。従って、これらの説明は省略する。
保持部32-1は、容器支持具30Aと同様に、上部取付凸部32bと、突当部32cと、切欠部32dと、切断部32eとを有する。従って、これらの説明は省略する。また、保持部32-1は、容器支持具30Aと異なり、保持側連結部32a1と、下部保持凹部32f1とを有する。
保持部32-1は、収容容器20Aに取り付けたとき、上縁23aから下縁23gに渡る側面23cに沿って上下方向に延在されている。
保持部32-1において、保持側連結部32a1は、上縁23aから下縁23gに渡る側面23cに沿うように上下方向に延在されている。保持側連結部32a1は、保持側連結部32a1の上端側の上部取付凸部32b、突当部32c、切欠部32d及び切断部32eと、保持側連結部32a1の下端側の下部保持凹部32f1とを連結している。
保持部32-1において、下部保持凹部32f1は、保持側連結部32a1の下端に設けられている。下部保持凹部32f1は、下縁23gを下方から保持する凹部である。
このように、収容容器20Aは、外枠部23の側面23cにおいて、上縁23aと下縁23gとの間が、容器支持具30Dの上部取付凸部32b及び突当部32cと下部保持凹部32f1との間に保持される。つまり、保持部32-1は、収容容器20Aの外枠部23を着脱可能に保持する。
変形部33-3は、保持部32-1の保持側連結部32a1及び下部保持凹部32fと接続される。変形部33-3は、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接するとき、弾性変形する。変形部33-3は、容器支持具30Aの変形部33と異なり、収容容器20Aの空間23f内に配置されるものではない。そのため、容器支持具30Dは、空間23fを備えていない収容容器にも適用可能である。
変形部33-3は、U字状に湾曲しており、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接するときに、U字部分の内側が狭まるように変形する。
このようにして、変形部33-3は弾性変形し、これにより、当接部35が収容穴102の内壁102aに当接する当接力を生成して、収容穴102における収容容器20Aの深さ位置を維持するようにしている。
斜行部34は、変形部33-3と接続される。当接部35は、斜行部34の上端に設けられる。斜行部34及び当接部35の構成や機能については、上記実施の形態で説明した通りであるので、これらの説明は省略するが、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
容器支持具30Dにおいても、懸架部31、保持部32-1、変形部33-3、斜行部34及び当接部35は、例えば、樹脂素材から形成され、射出成型により一体成型されることが望ましい。
以上説明した構成により、容器支持具30Dは、上述した容器支持具30Aと同等の効果を奏する。
<他の実施の形態>
上記実施の形態では、図3及び図4を参照して説明すると、収容容器20Aと容器支持具30Aとを別体としているが、図14に示すように、収容容器と容器支持具とを一体としてもよい。
図14は、本実施の形態に係る収容容器20Bを示す図である。なお、収容容器20Bにおいて、上記実施の形態で説明した収容容器20A及び容器支持具30Aと同等の構成には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
(収容容器)
収容容器20Bは、上記実施の形態の収容容器20Aと同様に、路面101に形成された収容穴102内に設置されて使用されるものである。収容容器20Bは、上記実施の形態の収容容器20Aと同様に、収容部21と、上蓋22とを有する。従って、これらの説明は省略する。
また、収容容器20Bは、外枠部23-1を有する。本実施の形態において、収容部21、上蓋22及び外枠部23-1が本発明における容器の本体に該当する。
外枠部23-1は、上記実施の形態の収容容器20Aとは異なり、開口部23dなどを備えておらず、懸架部31-1と、変形部33-4と、斜行部34-1と、当接部35-1(本発明における外側端部、支持部)とを備える。つまり、上記実施の形態における容器支持具30Aと同等の機能を有する懸架部31-1、変形部33-4、斜行部34-1及び当接部35-1が外枠部23-1に形成され、これらが外枠部23-1を保持する。
本実施の形態においても、収容容器20Bを車両検知装置10の収容容器とする場合、収容容器20Bは、上述した送信部13を収容するので、電波の透過性の良い非金属が好ましく、例えば、樹脂素材から形成される。収容部21、外枠部23-1、懸架部31-1、変形部33-4、斜行部34-1及び当接部35-1は、別体で形成されて、互いに接続される構成でもよいが、製造コストの面から、例えば、射出成型により一体成型されることが望ましい。
(容器支持具)
収容容器20Bは、上述したように、懸架部31-1、変形部33-4、斜行部34-1及び当接部35-1を備え、これらは、収容容器20Bを収容穴102に設置する際に、収容穴102内に収容容器20Bを支持する容器支持具として機能する。
これらの懸架部31-1、変形部33-4、斜行部34-1及び当接部35-1は、収容穴102における収容容器20Bの深さ位置を維持するため、収容容器20Bに複数設けられる。図14では、一例として、3つの懸架部31-1が、外枠部23-1の上縁23aにおいて、収容容器20Bの中心から径方向に放射状に延在するよう接続されている。また、3組の斜行部34-1及び当接部35-1が、外枠部23-1の側面23cにおいて、収容容器20Bの中心から径方向に放射状に延在するよう接続されている。
懸架部31-1は、外枠部23-1の上縁23aに接続するように形成されており、上記実施の形態における懸架部31と同様に、路面101に沿うように水平方向に延在されている。懸架部31-1は、路面接触部31a1と、路面非接触部31b1とを有する。
懸架部31-1において、路面接触部31a1は、路面非接触部31b1より上縁23aから離間する外側部に配置されている。路面非接触部31b1は、路面接触部31a1より上縁23aに近接する内側部に配置されている。路面接触部31a1及び路面非接触部31b1の構成や機能については、上記実施の形態で説明した路面接触部31a及び路面非接触部31bと同じであるので、これらの説明は省略するが、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
懸架部31-1において、切断部32e1は、路面非接触部31b1より狭い幅に(又は、肉薄に)形成された切断可能な部分であり、収容穴102に収容容器20Bが挿入されるとき、路面101と同じ高さ位置となる。従って、収容穴102と収容容器20Bとの間の隙間に注入材が注入されて、注入材の表面が路面101と同じ高さ位置となったとき、注入材の表面が切断部32e1の位置となる。そして、注入材の表面に沿って切断部32e1を切断工具で切断すれば、切断部32eの切断面を路面101と同一面とすることができる。
変形部33-4は、外枠部23-1の側面23cの下方側に配置されている。変形部33-4と側面23cとの間には、下縁23gから上方に延在する2つの切込部23hが形成されており、変形部33-4は、切込部23hの上方側の接続部23iにおいて側面23cと接続するよう形成されている。このような構成により、変形部33-4は、当接部35-1が収容穴102の内壁102aに当接するとき、側面23cの内側に弾性変形可能となっている。
また、変形部33-4は、下方側がU字状に湾曲しており、当接部35-1が収容穴102の内壁102aに当接するときに、U字部分の内側が狭まるように変形する。
このように、変形部33-4は、2箇所が弾性変形可能である。これにより、当接部35-1が収容穴102の内壁102aに当接する当接力を大きくして、収容穴102における収容容器20Bの深さ位置を維持するようにしている。
斜行部34-1は、変形部33-4の下方側と接続される。当接部35-1は、斜行部34-1の上端に設けられる。斜行部34-1及び当接部35-1の構成や機能については、上記実施の形態で説明した斜行部34及び当接部35と同じであるので、これらの説明は省略するが、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明した構成により、収容容器20Bは、上述した容器支持具30Aと同等の効果を奏する。また、路面101の収容穴102への収容容器20Bの埋込方法は、上述した容器支持具30Aを用いた収容容器20Aの埋込方法と同様である。
例えば、収容容器20Bを収容穴102内に挿入するとき、斜行部34-1及び当接部35-1は、収容穴102の内壁102aと当接し、変形部33-4が弾性変形する。3つの変形部33-4が弾性変形することにより、3つの変形部33-4から収容容器20Bの中心に向く力が均等になるように収容容器20Bに付与される。この結果、収容容器20Bは、収容穴102内において調芯されて配置される。
このように、収容容器20Bは、自動調芯機能を有しており、調芯工程を省略することができ、また、調芯忘れを防止することができる。また、収容容器20Bの自動調芯機能により、良好な車両検知精度が得られる位置に上述した磁気センサー11を配置することができ、良好な車両検知精度を得ることが可能である。
なお、上記実施の形態、変形例は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、又は、その主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 車両検知装置
11 磁気センサー
12 制御部
13 送信部
14 バッテリー
20A、20B 収容容器
21 収容部
21a 外周面
22 上蓋
22a 上面
22b 締結部材
23、23-1 外枠部
23a 上縁
23b 上部取付凹部
23c 側面
23d 開口部
23e 下部保持凸部
23f 空間
23g 下縁
23h 切込部
23i 接続部
30A、30B、30C、30D 容器支持具
31、31-1 懸架部
31a、31a1 路面接触部
31b、31b1 路面非接触部
32、32-1 保持部
32a、32a1 保持側連結部
32b 上部取付凸部
32c 突当部
32d 切欠部
32e、32e1 切断部
32f、32f1 下部保持凹部
33、33-1、33-2、33-3、33-4 変形部
33a、33a1、33a2 変形側連結部
33b 上部湾曲部
33b1 環状部
33c 下部湾曲部
33c1、33c2、33c3 湾曲部
34、34-1、34a、34b、34c 斜行部
35、35-1、35a、35b、35c 当接部
100 駐車場
101 路面
102 収容穴
102a 内壁
111、112 駐車ロット

Claims (17)

  1. 路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器であって、
    前記容器の本体の側面から外側に向かって延在され、前記収容穴に前記本体が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう前記本体を支持する支持部、
    を備える容器。
  2. 前記本体の側面から外側に向かって放射状に延在される複数の前記支持部を備える、
    請求項1に記載の容器。
  3. 前記収容穴の内壁の異なる深さ位置に当接する複数の前記支持部を備える、
    請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記路面に沿うように前記本体の上面から延在され、前記収容穴に前記本体が挿入されるときに前記上面が前記路面と同一面となるよう前記本体を前記収容穴の周囲の前記路面に懸架する懸架部を備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の容器。
  5. 前記懸架部は、使用時に前記本体の上面から切断可能に形成されている、
    請求項4に記載の容器。
  6. 前記外側端部は、前記収容穴の内壁に当接する当接角が90°未満である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の容器。
  7. 前記本体は、一体成型された樹脂素材からなる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 車両の存在を検知する車両検知部と、
    前記車両検知部を内部に収容する請求項1から7のいずれか一項に記載の容器と、
    を備える車両検知装置。
  9. 路面に形成された収容穴内に設置されて使用される容器を前記収容穴内に支持する容器支持具であって、
    前記容器を着脱可能に保持する保持部と、
    前記容器の側面から外側に向かうよう前記保持部から延在され、前記収容穴に前記容器が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう前記容器を支持する支持部と、
    を備える容器支持具。
  10. 複数の前記容器支持具からなり、
    複数の前記容器支持具は、前記容器の側面から外側に向かって放射状に配置される、
    請求項9に記載の容器支持具。
  11. 前記収容穴の内壁の異なる深さ位置に当接する複数の前記支持部を備える、
    請求項9又は10に記載の容器支持具。
  12. 前記路面に沿うように前記保持部から延在され、前記収容穴に前記容器が挿入されるときに前記容器の上面が前記路面と同一面となるよう前記容器を前記収容穴の周囲の前記路面に懸架する懸架部を備える、
    請求項9から11のいずれか一項に記載の容器支持具。
  13. 前記懸架部は、前記容器の使用時に前記保持部から切断可能に形成されている、
    請求項12に記載の容器支持具。
  14. 前記外側端部は、前記収容穴の内壁に当接する当接角が90°未満である、
    請求項9から13のいずれか一項に記載の容器支持具。
  15. 前記容器支持具は、一体成型された樹脂素材からなる、
    請求項9から14のいずれか一項に記載の容器支持具。
  16. 容器の本体の側面から外側に向かって延在され、路面に形成された収容穴に前記本体が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう前記本体を支持する支持部、を備える容器の埋込方法であって、
    前記収容穴に前記本体を挿入し、前記支持部で前記収容穴内における前記本体の位置を維持するよう支持し、
    前記収容穴と前記本体との間の隙間に固化可能な注入材を注入する、
    容器の埋込方法。
  17. 容器を着脱可能に保持する保持部と、前記容器の側面から外側に向かうよう前記保持部から延在され、路面に形成された収容穴に前記容器が挿入されるときに湾曲して外側端部が前記収容穴の内壁に当接し、前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう前記容器を支持する支持部と、を備える容器支持具を用いる容器の埋込方法であって、
    前記収容穴に前記容器を挿入し、前記支持部で前記収容穴内における前記容器の位置を維持するよう支持し、
    前記収容穴と前記容器との間の隙間に固化可能な注入材を注入する、
    容器の埋込方法。
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