JP2022161554A - 車両用部品の取付構造及びリテーナ - Google Patents
車両用部品の取付構造及びリテーナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022161554A JP2022161554A JP2021066462A JP2021066462A JP2022161554A JP 2022161554 A JP2022161554 A JP 2022161554A JP 2021066462 A JP2021066462 A JP 2021066462A JP 2021066462 A JP2021066462 A JP 2021066462A JP 2022161554 A JP2022161554 A JP 2022161554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- plate portion
- vehicle
- mounting structure
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 38
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 20
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 16
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
Description
ここで、上記車両用部品の取付構造では、保持部材の第1溝部及び第2車両用部材の第2板部の少なくとも一方に、第1溝部に第2板部が挿入されるのを阻止する阻止部が設けられている。このため、第2車両用部材の第2板部を保持部材の第1溝部に誤って挿入しようとしても、阻止部によって第2板部が第1溝部に挿入されるのが阻止される。これにより、第2車両用部材を保持部材の誤った位置に取り付けるのを防止することができる。
上記車両用部品の取付構造によれば、第1車両用部材と第2車両用部材の取付順序に関わらず、第1車両用部材及び第2車両用部材を保持部材の誤った位置に取り付けるのを確実に防止することができる。
また、上記車両用部品の取付構造では、第2板部の先端面に第2凹部が設けられ、第2溝部の底面に第2凹部に挿入される第2凸部が設けられている。ここで、上記車両用部品の取付構造では、第1車両用部材の第1板部を保持部材の第2溝部に誤って挿入しようとしても、第2溝部の第2凸部が第1板部の先端面に当接する。これにより第2溝部に第1板部が挿入されるのが阻止される。このように上記車両用部品の取付構造では、第2溝部の底面に第2凸部を設ける簡単な構造で、第1車両用部材を保持部材の誤った位置に取り付けるのを防止することができる。
一方、第2凸部の大きさが第1凹部の大きさよりも大きい場合、第1車両用部材の第1板部を保持部材の第2溝部に誤って挿入しようとしても、第2溝部の第2凸部が第1板部の第1凹部に入らずに第1凹部の開口縁部に当接する。これにより、第2溝部に第1板部が挿入されるのが阻止される。この場合には、第2溝部の底面に第1凹部よりも大きい第2凸部を設ける簡単な構造で、第1車両用部材を保持部材の誤った位置に取り付けるのを防止することができる。なお、第1板部の先端面には、第1凹部の開口縁部が含まれる。
ここで、上記リテーナの第1溝部には、第2板部が挿入されるのを阻止する阻止部が設けられている。このため、第2車両用部材の第2板部をリテーナの第1溝部に誤って挿入しようとしても、阻止部によって第2板部が第1溝部に挿入されるのが阻止される。これにより、第2車両用部材をリテーナの誤った位置に取り付けるのを防止することができる。
図1及び図7に示されるように、リテーナ20は、車体12に取り付けられる。そして、リテーナ20には、第1車両用部材50及び第2車両用部材60がそれぞれ取り付けられる。したがって、第1車両用部材50及び第2車両用部材60がリテーナ20を介して車体12に取り付けられる。
図2及び図6に示されるように、第1車両用部材50は、リテーナ20を介して車体12に取り付けられる。第1車両用部材50は、一例として、樹脂材料によって形成されている。また、本実施形態の第1車両用部材50は、車両の外装品(一例として、フェンダーアーチモール)である。
図2及び図5に示されるように、第2車両用部材60は、リテーナ20を介して車体12に取り付けられる。第2車両用部材60は、一例として、樹脂材料によって形成されている。また、本実施形態の第2車両用部材60は、車両の外装品(一例として、フロントバンパー)である。
本実施形態では、板部54において2つの凸部26に対応した位置に凹それぞれ凹部56が設けられている。以下では、2つの凹部56のうち、凸部26Lが挿入される凹部56を符号56Lで示し、凸部26Rが挿入される凹部56を符号56Rで示す。
取付構造10では、車体12に取り付けられたリテーナ20の第1溝部24に第1車両用部材50の板部54を挿入することによって、リテーナ20の第1溝部24内で板部54が保持される。またリテーナ20の第2溝部30に第2車両用部材60の板部64を挿入することによって、リテーナ20の第2溝部30内で第2車両用部材60の板部64が保持される。このようにして、リテーナ20を介して第1車両用部材50と第2車両用部材60が車体12に取り付けられる。
さらに、取付構造10では、凸部32が第2溝部30の両溝壁30Bに亘っているため、例えば、凸部32が第2溝部30の片方の溝壁30B周りにのみ設けられる構成と比べて、板部54の厚みが薄くても、凸部32が板部54に当接する。これにより、第2溝部30に板部54が挿入されるのを確実に阻止することができる。
また、例えば、図12、図13A及び図13Bに示される取付構造80のように、第1溝部24に設けられる凸部82の第1方向における位置と第2溝部30に設けられる凸部84の第1方向における位置が同じ位置であって、凸部84の大きさが、凸部82が挿入される凹部83の大きさよりも大きい構成でもよい。このように凸部84の大きさが凹部83の大きさよりも大きい場合、第1車両用部材50の板部54をリテーナ20の第2溝部30に誤って挿入しようとしても、第2溝部30の凸部84が板部54の凹部83に入らずに凹部83の開口縁部に当接する。これにより、第2溝部30に板部54が挿入されるのが阻止される。この場合には、第2溝部30の底面30Aに凹部83よりも大きい凸部84を設ける簡単な構造で、第1車両用部材60をリテーナ20の誤った位置に取り付けるのを防止することができる。なお、板部54の先端面54Bには、凹部83の開口縁部が含まれる。また、図13Bにおける符号85は、板部64において凸部84が挿入される凹部である。
また、例えば、第1溝部24に凸部26を設けると共に追加凹部を設け、板部54に凹部56を設けると共に追加凹部に挿入される追加凸部を設けてもよい。また、例えば、第2溝部30に凸部32を設けると共に追加凹部を設け、板部64に凹部66を設けると共に追加凹部に挿入される追加凸部を設けてもよい。これらの場合でも前述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
12 車体
20 リテーナ(保持部材)
24 溝部(第1溝部の一例)
24A 底面
24B 溝壁
26 凸部(第1凸部及び阻止部の一例)
30 溝部(第2溝部の一例)
30A 底面
30B 溝壁
32 凸部(第2凸部及び阻止部の一例)
50 第1車両用部材
54 板部(第1板部の一例)
54B 先端面
56 凹部
56A 凹壁
60 第2車両用部材
64 板部(第2板部の一例)
64B 先端面
66 凹部
66A 凹壁
70 取付構造
72 凸部(第1凸部及び阻止部の一例)
73 凹部(第1凹部の一例)
74 凸部(第2凸部及び阻止部の一例)
75 凹部(第2凹部の一例)
80 車両用部品の取付構造
82 凸部(第1凸部及び阻止部の一例)
83 凹部(第1凹部の一例)
84 凸部(第2凸部及び阻止部の一例)
85 凹部(第2凹部の一例)
90 車両用部品の取付構造
100 車両用部品の取付構造
102 凸部(第1凸部及び阻止部の一例)
104 凸部(第2凸部及び阻止部の一例)
110 車両用部品の取付構造
112 凸部(第1凸部及び阻止部の一例)
114 凸部(第2凸部及び阻止部の一例)
X 第1方向
Claims (13)
- 第1方向に延びる第1溝部と、前記第1溝部に並列された第2溝部とを有し、車体に取り付けられる保持部材と、
前記第1溝部に挿入されて保持される第1板部を有する第1車両用部材と、
前記第2溝部に挿入されて保持される第2板部を有する第2車両用部材と、
を備え、
前記第1溝部及び前記第2板部の少なくとも一方には、前記第1溝部に前記第2板部が挿入されるのを阻止する阻止部が設けられている、車両用部品の取付構造。 - 前記第1板部の先端面には、凹部が設けられ、
前記第1溝部の底面には、該底面から突出し、前記凹部に挿入される前記阻止部としての凸部が設けられ、
前記凸部は、前記第2板部の先端面に当接することによって前記第1溝部に前記第2板部が挿入されるのを阻止する、請求項1に記載の車両用部品の取付構造。 - 前記第1溝部及び前記第2板部の少なくとも一方には、前記阻止部としての第1阻止部が設けられ、
前記第2溝部及び前記第1板部の少なくとも一方には、前記第2溝部に前記第1板部が挿入されるのを阻止する第2阻止部が設けられている、請求項1に記載の車両用部品の取付構造。 - 前記第1板部の先端面には、第1凹部が設けられ、
前記第1溝部の底面には、該底面から突出し、前記第1凹部に挿入される前記第1阻止部としての第1凸部が設けられ、
前記第2板部の先端面には、第2凹部が設けられ、
前記第2溝部の底面には、該底面から突出し、前記第2凹部に挿入される前記第2阻止部としての第2凸部が設けられており、
前記第1凸部は、前記第2板部の先端面に当接することによって前記第1溝部に前記第2板部が挿入されるのを阻止し、
前記第2凸部は、前記第1板部の先端面に当接することによって前記第2溝部に前記第1板部が挿入されるのを阻止する、請求項3に記載の車両用部品の取付構造。 - 前記第1凸部の前記第1方向における位置と前記第2凸部の前記第1方向における位置が異なる、請求項4に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第1凸部の大きさが前記第2凹部の大きさよりも大きい、又は、前記第2凸部の大きさが前記第1凹部の大きさよりも大きい、請求項4又は請求項5に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第1凸部を突出方向から見た形状と前記第2凸部を突出方向から見た形状が異なる、請求項4~請求項6のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第1凸部は、前記第1溝部の両溝壁に亘っている、請求項4~請求項7のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第2凸部は、前記第2溝部の両溝壁に亘っている、請求項4~請求項8のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第1凸部の側面が前記第1凹部の凹壁に接触する、請求項4~請求項9のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第2凸部の側面が前記第2凹部の凹壁に接触する、請求項4~10のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。
- 前記第1溝部には、複数の前記第1凸部が前記第1方向に間隔をあけて設けられ、
前記第2溝部には、複数の前記第2凸部が前記第1方向に間隔をあけて設けられている、請求項4~11のいずれか1項に記載の車両用部品の取付構造。 - 車体に取り付けられるリテーナであって、
第1方向に延び、かつ、第1板部を有する第1車両用部材の前記第1板部が挿入される第1溝部と、
前記第1溝部に並列され、かつ、第2板部を有する第2車両用部材の前記第2板部が挿入される第2溝部と、
を有し、
前記第1溝部には、前記第1溝部に前記第2板部が挿入されるのを阻止する阻止部が設けられている、リテーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021066462A JP7558106B2 (ja) | 2021-04-09 | 2021-04-09 | 車両用部品の取付構造及びリテーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021066462A JP7558106B2 (ja) | 2021-04-09 | 2021-04-09 | 車両用部品の取付構造及びリテーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022161554A true JP2022161554A (ja) | 2022-10-21 |
JP7558106B2 JP7558106B2 (ja) | 2024-09-30 |
Family
ID=83659081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021066462A Active JP7558106B2 (ja) | 2021-04-09 | 2021-04-09 | 車両用部品の取付構造及びリテーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7558106B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169930A (ja) | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Toyota Auto Body Co Ltd | 乗用車のアーチモール構造 |
JP6027418B2 (ja) | 2012-11-30 | 2016-11-16 | ダイハツ工業株式会社 | バンパとサイドガーニッシュとの取付け構造 |
JP2015221638A (ja) | 2014-05-23 | 2015-12-10 | 三菱自動車エンジニアリング株式会社 | 車両のバンパ固定構造 |
DE102015206751B4 (de) | 2015-04-15 | 2023-01-19 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Lösbare Befestigungsanordnung eines Stoßfängers mit einer Seitenwand bzw. einem Kotflügel eines Kraftfahrzeuges |
JP7405498B2 (ja) | 2020-02-28 | 2023-12-26 | ダイハツ工業株式会社 | バンパーの取付構造 |
-
2021
- 2021-04-09 JP JP2021066462A patent/JP7558106B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7558106B2 (ja) | 2024-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7461436B2 (en) | Mounting structure of vehicle interior material | |
US9821742B2 (en) | Radiator grille | |
US7862273B2 (en) | Part mounting mechanism | |
US7534021B2 (en) | Bumper assembly with fog lamp bezel | |
JP3721185B2 (ja) | 射出成形品及びその用途 | |
US20190013654A1 (en) | Wire housing protector | |
US10967808B2 (en) | Interior cover mount assembly | |
JP2006074845A (ja) | プロテクタ | |
JP5210670B2 (ja) | 係合構造及びこれを備えた自動車用内装部材 | |
JP2022161554A (ja) | 車両用部品の取付構造及びリテーナ | |
US11381066B2 (en) | Resin structure | |
JP4099644B2 (ja) | フロントバンパ取付構造 | |
JP5109785B2 (ja) | 基板用コネクタの取付け構造 | |
JPH08326726A (ja) | コネクタ取付用クランプ | |
CN109421614B (zh) | 部件组装部的结构 | |
JPH0567556U (ja) | バンパーへの嵌合物取付構造 | |
JP2021098399A (ja) | 外装部材の接続構造 | |
JP2024006105A (ja) | バンパリテーナ及び車両用部品の取付構造 | |
WO2021060284A1 (ja) | 車両のガーニッシュ | |
KR102050489B1 (ko) | 차량의 클립 보스 | |
JP4971223B2 (ja) | 固定構造 | |
JP2008279935A (ja) | 樹脂成形品 | |
JP2008143366A (ja) | 車両用樹脂成形品およびその取付構造 | |
JPH08183343A (ja) | 側突荷重緩和可能な車内装用ライニング | |
JP2016131105A (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240822 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7558106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |