JP2022161505A - 電動アシスト自転車、及び電動アシスト自転車のモータの制御方法 - Google Patents

電動アシスト自転車、及び電動アシスト自転車のモータの制御方法 Download PDF

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    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor

Abstract

【課題】人の意に反するモータ停止が生じにくく、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くし易い電動アシスト自転車、及びそのモータの制御方法を提供すること。【解決手段】自転車が、クランク52に付与された人力駆動力を検出するトルクセンサ59と、クランク52の回転数を検出するクランク回転数検出部65と、車輪3,4を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータ54を備える。自転車1が、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、上記回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、モータ54を停止させる制御装置70を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、電動アシスト自転車、及び電動アシスト自転車のモータの制御方法に関する。
従来、電動アシスト自転車としては、特許文献1に記載されているものがある。この電動アシスト自転車は、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されると共に、人力駆動力が閾値以下になってからクランクが一定角度以上回ったらモータを停止させるようになっている。
特開2018-27753号公報
上記電動アシスト自転車では、人力駆動力が閾値以下になってからクランクが一定角度以上回ったらモータを停止させる。したがって、電動アシスト自転車が高速走行中に人が自転車を止める意思がないときでも、人が一時的にペダルから足を離したとき等にモータが停止する虞があり、人の意思に反するモータ停止が頻繁に生じる虞がある。
また、その問題を回避するために、人力駆動力が閾値以下の状態が維持されている状態が所定時間以上継続すると、モータを停止させるようにすると、モータを停止させる際の応答性を高くしにくい。よって、電動アシスト自転車が操作に対する高い応答性が要求されるマウンテンバイク等である場合、人の意思に反してモータ駆動が継続し易く、人が所望の走行を行いにくくなる。
そこで、本開示の目的は、人の意に反するモータ停止が生じにくく、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くし易い電動アシスト自転車、及び電動アシスト自転車のモータの制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本開示の電動アシスト自転車は、クランクに付与された人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、クランクの回転数を検出するクランク回転数検出部と、車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータと、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、モータを停止させる制御装置と、を備える。
また、本開示の別の態様の電動アシスト自転車は、クランクに付与された人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータと、モータの回転数を検出するモータ回転数検出部と、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、モータを停止させる制御装置と、を備える。
また、本開示の電動アシスト自転車のモータの制御方法は、車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータを備える電動アシスト自転車のモータの制御方法であって、クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、クランクの回転数が、所定回転数以上減少したときに、モータを停止させる。
また、本開示の別の態様の電動アシスト自転車のモータの制御方法は、車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータを備える電動アシスト自転車のモータの制御方法であって、クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、モータの回転数が、所定回転数以上減少したときに、モータを停止させる。
本開示に係る電動アシスト自転車によれば、人の意に反するモータ停止が生じにくく、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くし易い。
本開示の一実施形態に係る電動アシスト自転車の側面図である。 モータユニットの構造を詳細に示す平面断面図である。 モータユニットの回転体を自転車の幅方向(左右方向)から見たときの平面図である。 電動アシスト自転車において本開示の制御に関連する部位を示すブロック図である。 電動アシスト自転車において制御装置がモータを停止させる際に行う制御の一例を示すフローチャートである。 本開示の制御の一例を行って電動アシスト自転車を停止させたときの各種物理量の変動を調査したときの調査結果を示すグラフであり、横軸を時間としたときの、人力駆動力、クランクの回転数、モータを流れる電流、及びモータの回転数の関係を示すグラフである。 モータを停止させるときの尺度としてモータの減少回転数を採用した変形例の電動アシスト自転車における図5に対応する制御のフローチャートである。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。また、以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。また、本明細書で、「略」という文言を用いた場合、「大雑把に言って」という文言と同じ意味合いで用いており、「略~」という要件は、人がだいたい~のように見えれば満たされる。例を挙げれば、略円形という要件は、人がだいたい円形に見えれば満たされる。また、以下の実施形態では、電動アシスト自転車1が、マウンテンバイクである場合について説明するが、本開示の電動アシスト自転車は、如何なるタイプの電動アシスト自転車でもよく、例えば、クロスバイク、又はシティバイク等でもよい。また、以下の説明で、幅方向(左右方向)は、後輪軸33の延在方向と平行な方向であり、前後方向は、電動アシスト自転車1の高さ方向と幅方向の両方に直交する方向である。
図1は、本開示の一実施形態に係る電動アシスト自転車1の側面図である。図1に示すように、電動アシスト自転車(以下、単に自転車という)1は、フレーム2、前輪3、後輪4、モータユニット5、バッテリ6、ハンドル7、サドル8、クランクアーム9、及びペダル10を備える。バッテリ6は、例えば、1以上の電池、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池を含む。バッテリ6は、モータユニット5のモータ54(図2)に直流電力を供給する。自転車1は、モータユニット5のモータ54(図2)による補助駆動力によって人がペダル10を踏む人力駆動力(踏力)をアシストする。人力駆動力は、クランク(クランク軸)52(図2)に作用するトルクである。モータユニット5は、ペダル10の踏力をアシストする駆動ユニットである。モータユニット5のモータ54の出力は、制御装置70(図4)によって制御される。制御装置70は、如何なる箇所に設置されてもよい。制御装置70は、例えば、少なくとも一部がモータユニット5のユニットケース11内にモータ54と共に収納されて、モータ54とユニット化されてもよい。
クランクアーム9及びその一端部に取り付けられたペダル10は、自転車1の左右に1つずつ設けられ、一対のクランクアーム9の他端部同士は、クランク52(図2)で連結されている。クランク52は、人力駆動力により回転し、クランク52の回転力は、ワンウェイクラッチ56(図2)を介して駆動スプロケット(フロントスプロケット)51に伝達される。駆動スプロケット51は、チェーン12を介して後輪4に設けられた後輪スプロケット13と連結されている。これにより、ペダル10の踏力が、チェーン12、及び後輪スプロケット13を介して後輪4に伝達される。また、モータ54の補助動力もチェーン12を介して後輪4に伝達される。
フレーム2は、前輪3、後輪4、及びモータユニット5を保持可能な骨組みである。フレーム2は、下パイプ20、立パイプ21、2つのチェーンステー22、2つのシートステー23、上パイプ24、ヘッドパイプ25、前ホーク26、及びボトムブラケット27を備える。下パイプ20は、ボトムブラケット27と、ヘッドパイプ25を接続する。下パイプ20は、ボトムブラケット27の前端部からヘッドパイプ25まで前側上方に斜めに延びる。下パイプ20は、バッテリ6を収容するバッテリ収容部29を有する。下パイプ20には、バッテリ収容部29を覆う着脱自在のカバー73が取り付けられる。
ボトムブラケット27は、下パイプ20の下端部とチェーンステー22の前端部を接続する。ボトムブラケット27には、下パイプ20及びチェーンステー22に加えて、立パイプ21の下端部が接続される。ボトムブラケット27には、モータユニット5が取り付けられる。立パイプ21は、サドル8を保持するパイプである。立パイプ21は、ボトムブラケット27と上パイプ24とを接続する。立パイプ21は、ボトムブラケット27の上端部から後側上方に斜めに延在し、上パイプ24よりも上方まで延びる。サドル8は、高さ方向位置を調整可能な状態で立パイプ21に固定される。
2つのチェーンステー22は、ボトムブラケット27とシートステー23を接続するパイプである。各チェーンステー22は、ボトムブラケット27の後端部からシートステー23の後端部まで延びる。2つのチェーンステー22は、幅方向(左右方向)に間隔をおいて配置され、後輪4は、2つのチェーンステー22の間に配置される。チェーンステー22の後端部には、後輪4の回転軸を回転自在に支持する軸受15が設置されている。
シートステー23は、立パイプ21の上側とチェーンステー22を接続するパイプである。各シートステー23は、立パイプ21の上側から後側下方に斜めに延在してチェーンステー22の後端部まで延びる。2つのシートステー23は、幅方向(左右方向)に間隔をおいて配置される。一方のシートステー23は、一方のチェーンステー22に接続され、他方のシートステー23は、他方のチェーンステー22に接続される。
上パイプ24は、ヘッドパイプ25と立パイプ21の上端部とを接続する。上パイプ24は、立パイプ21の上側からヘッドパイプ25まで前側上方に斜めに延在する。ヘッドパイプ25は、上パイプ24の前端部と下パイプ20の前端部を接続する。ヘッドパイプ25は、前ホーク26とハンドル7をヘッドパイプ25の中心軸に対して回転可能に支持する。前輪3は、回転可能に前ホーク26に取り付けられる。
前ホーク26は、前輪軸17を支持する一対のレッグ18と、レッグ18の上端部からヘッドパイプ25の中心軸に沿って上側に延びるステアリングコラム19を有する。ステアリングコラム19をヘッドパイプ25に嵌め込むことで、前ホーク26がヘッドパイプ25に取り付けられる。ステアリングコラム19の上端部には、ハンドル7が取り付けられる。これにより、ハンドル7がヘッドパイプ25の中心軸回りに回転すると、前ホーク26がヘッドパイプ25の中心軸回りに回転し、前輪3がヘッドパイプ25の中心軸回りに回転する。前輪軸17は、前輪3の中心軸回りの回転に伴って幅方向に対して傾斜する。後輪4は、2つのチェーンステー22によって、後輪軸33の軸回りに回転可能に支持される。
図2は、モータユニット5の構造を詳細に示す平面断面図である。なお、図2では、モータユニット5が、そのモータ54の回転力が減速機構57を介して駆動スプロケット51に伝達される一軸式のモータユニットである場合について説明する。しかし、本開示の自転車のモータユニットは、モータの回転力が減速機構を介して、チェーンが掛けられた補助動力出力用のスプロケットに伝達される二軸式のモータユニットでもよい。また、モータ54は、例えば、3相ブラシレスDCモータで構成されることができる。
図2に示すように、モータユニット5は、ペダル10(図1参照)からの人力駆動力が伝達されるクランク52の外周に、スプライン嵌合、又はセレーション嵌合等により人力駆動力が伝達される筒状の人力伝達体53と、人力伝達体53を介して伝達された人力駆動力とモータ54からの補助駆動力とが合成される合力体55とを備える。そして、人力伝達体53からの人力駆動力がワンウェイクラッチ56を介して合力体55に伝達されるようになっている。
合力体55の一端部には、モータ54からの補助駆動力が減速機構57を介して伝達される大径歯車部55aが形成されている。詳しくは、モータ54の円環状のロータ54bが出力軸54aに圧入、焼嵌め、又は冷し嵌め等で固定され、出力軸54aは小径歯車部57aに噛合している。また、小径歯車部57aは、中継回転軸57bの外周面に固定され、大径歯車部55aは、中継回転軸57bに噛合している。このことから、モータ54が生成した回転動力が減速されて大径歯車部55aに伝達されるようになっている。
合力体55の他端部には、駆動スプロケット51が取り付けられている。合力体55において合成された合力が駆動スプロケット51からチェーン12を介して後輪側に伝達されるようになっている。モータユニット5は、チェーン12に駆動スプロケット51だけを噛み合わせて、人力駆動力と補助駆動力とを合成した合力をチェーン12に伝達するようになっている。
モータユニット5は、人力駆動力を検出する人力駆動力検出部の一例としての磁歪式のトルクセンサ59を備える。トルクセンサ59は、クランク52からの人力駆動力が伝達される人力伝達体53の外周面に設けられた磁歪発生部と、その外周面に対向する部分に設けられて磁歪発生部での磁気の変動を検出するコイル59aを有する。人が、左右のペダル10(図1参照)を踏み込むと、クランク52が人力駆動により捩れる。トルクセンサ59は、クランク52から人力駆動力が伝達される人力伝達体53の捩れ状態を検出する。なお、人力駆動力検出センサとして、本開示の構造以外の磁歪式のトルクセンサを用いてもよく、又は磁歪式のトルクセンサでないトルクセンサ、例えば、歪ゲージ式トルクセンサ等を用いてもよい。
上述のように、人力伝達体53の端部には、ワンウェイクラッチ56が取り付けられている。このワンウェイクラッチ56は、以下の理由で設けられる。すなわち、本開示の制御では、モータユニット5は、後述する閾値(オフトルク)を0に設定して、人がペダル10を漕ぐことを止めても、しばらくの間だけモータ54が回転し続ける制御を行ってもよいが、このような場合にワンウェイクラッチ56が設けられていないと、モータ54からの補助駆動力がクランク52に伝達されて、ペダル10が勝手に回転し続けようとする。したがって、このような力が、クランク52やペダル10に作用しないように、ワンウェイクラッチ56でモータ54からの補助駆動力を切断している。
モータユニット5は、モータ回転数検出部の一例としてのホールIC(Integrated Circuit)60をロータ54bの外周側に更に備える。ホールIC60にはホール素子が内蔵されている。ホール素子に電流を流し、電流の向きと直角に磁界(磁石)を近づけると、電流の担い手であるキャリアがローレンツ力の影響を受ける。ローレンツカにより、電流と磁界の向きに対して直角方向の電圧(ホール電圧)が発生する(ホール効果)。ホールIC60は、ホール電圧を検知することにより、磁界(磁石)の存在を検知する。ホール電圧は、磁束密度に比例して増加する。ホール電圧は、フレミング左手の法則から、磁界の向き(N極またはS極)によって向きが変わる。このことから、ホールIC60は、ホール電圧の向きにより磁界の存在だけでなく磁界の向き(N極又はS極)も検知できる。
ホールIC60は、ホール素子以外にオペアンプ等で構成される増幅回路を内蔵し、増幅回路は、ホール素子が検知したホール電圧を増幅する。ロータ54bが回転するとホール素子周辺の磁界が変動する。よって、ホール素子が電圧の変動を検知することで、ロータ54bの回転数を特定できる。ホールIC60は、ロータ54bの回転数を特定可能な電気信号を制御装置70(図4参照)に出力する。なお、モータ回転数検出部が、ホールICである場合について説明した。しかし、モータ回転数検出部は、ロータ54bの回転数を特定できるセンサであれば如何なるセンサでもよく、例えば、レゾルバや、パルサリングを用いた電磁式の回転検出器等で構成されてもよい。
モータユニット5は、クランク回転数検出部65を更に備える。クランク回転数検出部65は、回転部材61と光センサ68を有する。回転部材61は、クランク52の外周面に取り付けられてクランク52と一体的に回転する筒状の中間筒体62と、中間筒体62の外周面に固定される環状の回転体63を含む。図3は、回転体63を自転車1の幅方向(左右方向)から見たときの平面図である。図3に示すように、回転体63は、中間筒体62に固定される取付部63aと、取付部63aからくし(櫛)歯状に径方向に延びる歯部(遮光部)63bを有する。
一方、図2に示すように、光センサ68は、発光部66と受光部67を含む。発光部66と受光部67は、回転体63の歯部63bを挟んだ状態で幅方向に間隔をおいた状態で自転車1の静止部に設置される。クランク回転数検出部65は、発光部66が発光した光を受光部67で受光することで歯部63bの間の歯溝部(通光部)を検知し、逆に、発光部66が発光した光を受光部67で受光できなかったことで歯部63bを検知する。クランク回転数検出部65は、このようにして、中間筒体62の回転数を検出し、中間筒体62の回転数と同一であるクランク52の回転数や、中間筒体62の回転数と同一であるペダル10の回転数(ケイデンス)を検出する。
なお、クランク回転数検出部65を回転体63の周方向に間隔をおいて2つ配置して、クランク52の回転方向を特定してもよい。また、クランク回転数検出部は、クランク52の回転数を特定できるセンサであれば如何なるセンサでもよい。例えば、光を遮断する歯部63bを有する回転体63を設け、歯部63bの間の歯溝部を通った光を検出するように場合について説明した。しかし、同様の回転体を設けるとともに光を反射する位置に受光部を設けて、受光部で反射光を受光することで回転位置や回転数を検出するようにしてもよい。又は、クランク回転数検出部は、クランク52の回転数を検出するように設置した磁気センサ、例えば、レゾルバやパルサリングを用いた電磁式の回転検出器等で構成されてもよい。
図4は、自転車1において本開示の制御に関連する部位を示すブロック図である。図4に示すように、自転車1は、モータ駆動用スイッチング素子76を更に備える。モータ駆動用スイッチング素子76は、バッテリ6とモータ54とを電気的に接続する電気回路に含まれる。モータ駆動用スイッチング素子76は、例えば、トラジスタ等で構成される。制御装置70からの制御信号でモータ駆動用スイッチング素子76がオンになると、直流電力がバッテリ6からモータ54に供給される。逆に、制御装置70からの制御信号でモータ駆動用スイッチング素子76がオフになると、バッテリ6からモータ54への直流電力の供給が遮断される。
制御装置70は、トルクセンサ59、ホールIC60、及びクランク回転数検出部65からの信号を受信し、モータ駆動用スイッチング素子76をオンオフ制御する。制御装置70は、コンピュータ、例えば、マイクロコンピュータによって好適に構成され、制御部71と、記憶部72を含む。制御部71、すなわち、プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む。また、記憶部72は、ハードディスクドライブ(HDD)や、半導体メモリ等で構成され、半導体メモリは、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリや、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリで構成される。記憶部72は、一つのみの記憶媒体で構成されてもよく、複数の異なる記憶媒体で構成されてもよい。CPUは、記憶部72に予め記憶されたプログラム等を読み出して実行する。また、不揮発性メモリは、制御プロラムや所定の閾値等を予め記憶する。また、揮発性メモリは、読み出したプログラムや処理データを一時的に記憶する。制御部71は、人力駆動力算出部71a、クランク回転数算出部71b、ペダル位置特定部71c、オフトルク判定部71d、減少回転数決定部71e、及びモータ駆動制御部71fを有する。制御部71におけるこれら各部位の動作は、次の図5を用いて説明する。
図5は、自転車1において制御装置70がモータ54を停止させる際に行う制御の一例を示すフローチャートである。図5を参照して、モータ54が駆動すると、制御がスタートし、ステップS1で、人力駆動力算出部71aがトルクセンサ59からの信号と、記憶部72に記憶されている人力駆動力算出のため情報(例えば、プログラム)とに基づいて人力駆動力を算出する。続く、ステップS2では、オフトルク判定部71dがステップS1で算出された人力駆動力が閾値(オフトルク)以下になっているか否かを判定する。この閾値の情報は、予め記憶部72に記憶されている。閾値は、0以上の如何なる値でもよく、自転車の仕様によって適宜決定されることができる。また、閾値は自転車1の走行状況や、ユーザーに合わせて変動するものであってもよい。例えば、閾値は、自転車1の速度及び加速度のうちの少なくとも一方に基づいて変動するようになっていてもよい。また、閾値は、自転車が如何なる仕様であっても、適宜変更できるようになっていてもよく、例えば、ユーザーの性別、体格、及び年令のうちの1以上に基づいて適宜変更してもよい。
ステップS2で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。他方、ステップS2で肯定判定されると、ステップS3に移行して、クランク回転数算出部71bが、クランク回転数検出部65からの信号と、記憶部72に記憶されているクランク回転数算出のため情報(例えば、プログラム)とに基づいて、人力駆動力が閾値以下になった時点でのクランク52の第1回転数を算出する。
続く、ステップS4では、ペダル位置特定部71cが、人力駆動力が閾値以下になった時点でのペダル位置を特定する。この特定は、次のように行う。ペダル10が上死点(ペダル10の位置が最も高い位置)や下死点(ペダル10の位置が最も低い位置)に到達すると、人はペダル10を踏み込みにくくなる。よって、人がペダル10を踏み込む力は、ペダル10が上死点や下死点に到達すると一時的に弱まり、それに起因して、ペダル10の回転数(クランク52の回転数)も一時的に小さくなる。また、逆に、ペダル10が上死点と下死点の中間に到達すると、人がペダル10を踏み込み易くなるため、ペダル10の回転数が大きくなる。つまり、ペダル10の回転数は、ペダル10の位置に基づいて周期的に変動する。ペダル位置特定部71cは、クランク回転数算出部71bからのペダル10の回転数(クランク52の回転数に一致)の変動情報に基づいて人力駆動力が閾値以下になった時点でのペダル10の位置を特定する。
続いて、ステップS5では、減少回転数決定部71eが、モータ54を停止させるときの尺度となるクランク52の減少回転数である第2回転数を特定する。より具体的には、例えば、一方のペダル10が上死点を中心とする所定の角度範囲(一方のペダル10が一周するときの角度を360°とする)に位置しているとき、減少回転数決定部71eが、第2回転数を12r.p.mと特定し、それ以外のとき、減少回転数決定部71eが、第2回転数を15r.p.mと特定する。より一般的には、一方のペダル10が上死点を中心とする所定の角度範囲に位置しているときに減少回転数決定部71eが設定する第2回転数を、一方のペダル10が上記角度範囲以外の領域に位置しているときに減少回転数決定部71eが設定する第2回転数よりも小さくする。
続く、ステップS6では、モータ駆動制御部71fが、人力駆動力算出部71aからの人力駆動力の情報と、クランク回転数算出部71bからのクランク回転数の情報と、上記第1回転数の情報と、上記第2回転数の情報とに基づいて、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、クランク52の回転数が、人力駆動力が上記閾値以下になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したか否かを判定する。ステップS6で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。他方、ステップS6で肯定判定されると、ステップS7に移行して、モータ駆動制御部71fが、モータ駆動用スイッチング素子76をオフに制御してモータ54を停止させ、制御がエンドとなる。
次に、本開示のモータ54の停止制御が優れる理由について説明する。図6は、本開示の制御の一例を行って自転車1を停止させたときの各種物理量の変動を調査したときの調査結果を示すグラフであり、横軸を時間としたときの、人力駆動力、クランク52の回転数(ペダル10の回転数)、モータ54を流れる電流、及びモータ54の回転数の関係を示すグラフである。なお、図6において、実線は人力駆動力であり、縦軸はトルクを表す。また、点線はモータ54を流れる電流であり、縦軸はアンペアを表す。また、一点鎖線はクランク52の回転数であり、縦軸は回転数を表す。また、二点鎖線はモータ54の回転数であり、縦軸は回転数を表す。また、この停止制御では、人力駆動力が閾値以下になったときのペダル10の位置に寄らず、第2回転数として15r.p.mを採用し、クランク52の回転数が、人力駆動力が閾値以下になったときから15以上低下したときにモータ54を停止させるようにしている。
図6にグラフでは、時刻t1で人力駆動力が閾値以下になっており、その後、時刻t2でクランク52の回転数が、人力駆動力が閾値以下になったときから15以上低下している。本制御では、時刻t2にモータ54への電力の供給を停止する。よって、モータ54に流れる電流は、時刻t2を境に急激に低下し、時刻t3でモータ54に電流が流れなくってモータ54が停止する。図6にグラフにおいて、時刻t4は、時刻t1から300ms経過した時刻である。参考例の制御では、人力駆動力が閾値以下になったときから一定時間、例えば、300ms経過した時点でモータ54への電力の供給を停止する。
図6に示すように、本開示の制御でモータ54に電流が流れなくなる時刻t3は、時刻t4よりも遥かに前の時刻である。よって、このことから、本開示の制御を採用すれば、人力駆動力が閾値以下になったときから一定時間経過した時点でモータ54への電力の供給を停止する制御と比較して、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くできる。
更には、本実施例では、モータ54の回転数が、人力駆動力が閾値以下になったときから15以上低下したときにモータ54を停止させるようになっている。ここで、本願発明者が多数の人で行った多数の試験(調査)では、人がモータ54を停止させたくない状況で、人が疲労等でペダル10を漕ぐのを一時的に止めた場合、クランク52の回転数は、せいぜい7又は8r.p.m程度しか低下せず、略10未満の回転数の低下に留まった。したがって、モータ54を停止させるときの指標(尺度)となる減少回転数である上記第2回転数として、10r.p.m以上、好ましくは12r.p.m以上、更に好ましくは15r.p.m以上を採用すると、人の意に反するモータ54の停止を抑制又は防止できると共に、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くできる。
以上、本開示の自転車1は、クランク52に付与された人力駆動力を検出するトルクセンサ(人力駆動力検出部)59と、クランク52の回転数を検出するクランク回転数検出部65と、車輪3,4を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータ54を備える。また、自転車1は、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、上記回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、モータ54を停止させる制御装置70を備える。
本開示によれば、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されていて、クランク52の回転数が、所定回転数以上減少したときモータを停止させる。したがって、人力駆動力が閾値以下になったときから所定時間経過した後にモータを停止させる制御との比較で、モータの停止動作の応答性を高くし易い。
更には、人力駆動力が閾値以下になってからクランクが一定角度以上回ったらモータを停止させる制御との比較において、人の意思に反するモータの停止を抑制し易く、特に、第2回転数を12r.p.m以上、例えば、15r.p.mに設定すると人の意思に反するモータの停止を略確実に防止できる。なお、モータ停止の応答性を高くする理由から、第2回転数を30r.p.m以下の回転数に設置すると好ましい。
また、制御装置70が、クランク52の回転数が、人力駆動力が閾値になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したとき、上記所定回転数以上減少したと判定してもよい。そして、制御装置70が、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されていて、クランク52の回転数が、人力駆動力が閾値以下になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したときモータ54を停止させてもよい。
本構成によれば、モータ54を停止させる際の制御を単純なものにでき、モータ54の停止制御を容易かつ正確に実行し易い。
また、第2回転数が、上記人力駆動力が上記閾値以下になった際のペダル10の位置に依存して変動してもよい。
本構成によれば、人のペダルの漕ぎ易さや漕ぎにくさも反映したモータ停止制御を実行できるので、応答性が高いだけでなく、人のモータ停止意思を正確に反映したモータ停止制御を行い易い。
なお、本開示は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、モータ54の停止制御に人力駆動力が閾値以下になっている時間が関係しなかった。しかし、本開示の自転車の制御装置は、人力駆動力が閾値以下になっている状態が所定時間に維持された場合にモータを停止させてもよい。
本構成によれば、所定回転数及び所定時間を、ユーザーの性別、体格、年令に基づいて適宜変更することで、より汎用性に富み、ユーザーのニーズにも合致した自転車を実現し易い。
また、制御装置70が、クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持された場合において、クランク52の回転数が、人力駆動力が閾値になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したときに、クランク52の回転数が、所定回転数以上減少したと判定して、モータ54を停止させる場合について説明した。しかし、クランク52の回転数の減少の始まりの時刻が、人力駆動力が閾値になった時刻よりも前の時刻でもよい。そして、制御装置が、クランクの回転数が所定回転数以上減少し、クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されたときに、モータを停止させてもよい。
また、モータ54を停止させるときの尺度として、クランク52の減少回転数を採用した。しかし、図6に二点鎖線で示すモータ54の回転数は、図6に一点鎖線で示すクランク52の回転数と類似の変動をする。より具体的には、モータ54の回転数とクランク52の回転数は、人力駆動力が閾値以下になった後、最初、徐々に減少して、その後、大きく減少する点で類似する。よって、モータ54を停止させるときの尺度として、クランク52の減少回転数の代わりにモータ54の減少回転数を採用してもよい。
すなわち、本開示の自転車は、クランク52に付与された人力駆動力を検出するトルクセンサ(人力駆動力検出部)59と、車輪3,4を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータ54と、モータ54の回転数を検出するホールIC(モータ回転数検出部)60を備えてもよい。また、本開示の自転車は、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、モータ54の回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、モータ54を停止させる制御装置を備えてもよい。また、その場合において、制御装置は、モータ54の回転数が、人力駆動力が閾値になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したとき、上記所定回転数以上減少したと判定してもよい。そして、制御装置は、モータ54の回転数が、人力駆動力が閾値以下になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したと判定すると、モータ54を停止させてもよい。
この自転車によれば、モータ54を停止させるときの尺度として、クランク52の減少回転数を採用したときと同様に、人の意に反するモータ停止が生じにくく、人の意に沿うモータ停止の応答性を高くし易い。
図7は、モータ54を停止させるときの尺度としてモータ54の減少回転数を採用した変形例の自転車における図5に対応する制御のフローチャートである。この変形例の自転車の制御部は、図4に示す制御部71との比較において、クランク回転数算出部71bの代わりにモータ回転数算出部を有し、クランク52の減少回転数を決定する減少回転数決定部71eの代わりにモータ54の減少回転数を決定するモータ減少回転数決定部を有する。また、この変形例の自転車の制御部は、図4に示す制御部71との比較において、モータ駆動制御部がモータ停止を判断する尺度としてクランク52の回転数の代わりにモータ54の回転数を用いる。また、この変形例の自転車の記憶部は、図4に示す記憶部72との比較において、ペダル10の回転に関する情報を記憶していない代わりに、ペダル10の回転に関する情報を記憶している。
図7を参照して、この自転車では、モータ54が駆動すると、制御がスタートし、上記ステップS1を行い、人力駆動力算出部71aが人力駆動力を算出する。その後、上記ステップS2を行い、オフトルク判定部71dがステップS1で算出された人力駆動力が閾値(オフトルク)以下になっているか否かを判定する。ステップS2で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。
他方、ステップS2で肯定判定されると、ステップS3の代わりにステップS13を行い、モータ回転数算出部が、ホールIC60からの信号と、記憶部に記憶されているモータ回転数算出のため情報(例えば、プログラム)とに基づいて、人力駆動力が閾値以下になった時点でのモータ54の第1回転数を算出する。その後、上記ステップS4を行い、ペダル位置特定部71cが、人力駆動力が閾値以下になった時点でのペダル位置を特定する。
続く、ステップS15では、モータ減少回転数決定部が、モータ54を停止させるときの尺度となるモータ54の減少回転数である第2回転数を特定する。ここで、一方のペダル10が上死点を中心とする所定の角度範囲に位置しているときにモータ減少回転数決定部が設定する第2回転数を、一方のペダル10が上記角度範囲以外の領域に位置しているときにモータ減少回転数決定部が設定する第2回転数よりも小さくする。
続く、ステップS16では、モータ駆動制御部が、人力駆動力算出部71aからの人力駆動力の情報と、モータ回転数算出部からのモータ回転数の情報と、上記第1回転数の情報と、上記第2回転数の情報とに基づいて、人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、モータ54の回転数が、人力駆動力が上記閾値以下になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したか否かを判定する。ステップS16で否定判定されると、ステップS1以下が繰り返される。他方、ステップS16で肯定判定されると、ステップS7に移行して、モータ駆動制御部が、モータ駆動用スイッチング素子76をオフに制御してモータ54を停止させ、制御がエンドとなる。
この変形例の自転車においても、第2回転数が、上記人力駆動力が上記閾値以下になった際のペダル10の位置に依存して変動している。したがって、ペダル10の漕ぎ易さや漕ぎにくさも反映したモータ停止制御を実行でき、応答性が高いだけでなく、人のモータ停止意思を正確に反映したモータ停止制御実行できる。なお、モータ54を停止させるときの尺度として、クランク52の減少回転数を採用するか、モータ54の減少回転数を採用するかに拘わらず、モータ54の停止を判断する第2回転数(減少回転数の値)は、人力駆動力が閾値以下になった際のペダル10の位置に寄らず一定の値でもよい。
1 自転車、 5 モータユニット、 6 バッテリ、 9 クランクアーム、 10 ペダル、 11 ユニットケース、 29 バッテリ収容部、 52 クランク、 53 人力伝達体、 54 モータ、 55 合力体、 57 減速機構、 59 トルクセンサ、 60 ホールIC、 65 クランク回転数検出部、 70 制御装置、 71 制御部、 71a 人力駆動力算出部、 71b クランク回転数算出部、 71c ペダル位置特定部、 71d オフトルク判定部、 71e 減少回転数決定部、 71f モータ駆動制御部、 72 記憶部、 76 モータ駆動用スイッチング素子。

Claims (7)

  1. クランクに付与された人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、
    前記クランクの回転数を検出するクランク回転数検出部と、
    車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータと、
    前記人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、前記回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、前記モータを停止させる制御装置と、
    を備える、電動アシスト自転車。
  2. クランクに付与された人力駆動力を検出する人力駆動力検出部と、
    車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータと、
    前記モータの回転数を検出するモータ回転数検出部と、
    前記人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、前記回転数が、所定回転数以上減少したと判定すると、前記モータを停止させる制御装置と、
    を備える、電動アシスト自転車。
  3. 前記制御装置は、前記回転数が、前記人力駆動力が前記閾値になった際の第1回転数から第2回転数以上減少したとき、前記所定回転数以上減少したと判定する、請求項1又は2に記載の電動アシスト自転車。
  4. 前記第2回転数が、前記人力駆動力が前記閾値以下になった際の前記ペダルの位置に依存して変動する、請求項1又は2に記載の電動アシスト自転車。
  5. 前記制御装置は、前記人力駆動力が閾値以下になっている状態が所定時間に維持された場合であっても前記モータを停止させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の電動アシスト自転車。
  6. 車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータを備える電動アシスト自転車の前記モータの制御方法であって、
    クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、前記クランクの回転数が、所定回転数以上減少したときに、前記モータを停止させる、電動アシスト自転車のモータの制御方法。
  7. 車輪を回転させる動力を補助する補助駆動力を生成するモータを備える電動アシスト自転車の前記モータの制御方法であって、
    クランクに付与された人力駆動力が閾値以下になっている状態が継続的に維持されており、かつ、前記モータの回転数が、所定回転数以上減少したときに、前記モータを停止させる、電動アシスト自転車のモータの制御方法。
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