JP2022161490A - 回転電機の固定子コイル楔解体方法及びその固定子コイル楔解体装置 - Google Patents
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Abstract
コイル楔の円周方向外側面がテーパ状になっているものであっても、コイル楔の解体、除去作業が容易に行え、その作業に掛かる時間を抑制すること。
【解決手段】
本発明の回転電機の固定子コイル楔解体方法は、上記課題を解決するために、固定子鉄心の軸方向に設けられたスロット内に収納されている固定子コイルを保持するコイル楔を、コイル楔解体装置を用いて切断して解体する回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、前記コイル楔の円周方向外側面の角度(θ1)と前記コイル楔解体装置の切断部の切り込み角度(θ2)とが同一の状態で、前記コイル楔解体装置の切断部で前記コイル楔を切断し解体することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
Claims (14)
- 固定子鉄心の軸方向に設けられたスロット内に収納されている固定子コイルを保持するコイル楔を、コイル楔解体装置を用いて切断して解体する回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記コイル楔の円周方向外側面の角度(θ1)と前記コイル楔解体装置の切断部の切り込み角度(θ2)とが同一の状態で、前記コイル楔解体装置の切断部で前記コイル楔を切断し解体することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項1に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記コイル楔解体装置の切断部の切り込み角度(θ2)は、前記コイル楔の径方向表面に垂直な軸に対して前記コイル楔解体装置の切断部が円周方向に傾斜した角度であることを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項1に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記コイル楔解体装置は、切断機装置本体と、該切断機装置本体に連結され、該切断機装置本体に設置された駆動源により駆動される切断カッター刃と、前記切断機装置本体と係合し、前記切断機装置本体の上下方向移動をガイドする切断機装置本体ガイドと、前記回転子鉄心上の軸方向に配置され、前記切断機装置本体ガイドと係合し軸方向移動をガイドする軸方向ガイドとを備え、
前記軸方向ガイドを前記回転子鉄心上に設置し、その後、前記コイル楔の円周方向外側面の角度(θ1)と前記切断カッター刃の切り込み角度(θ2)とが同一の状態で、前記切断機装置本体ガイドを前記軸方向ガイド上を軸方向に移動させ、それに追従して前記切断機装置本体に連結された前記切断カッター刃が軸方向に移動しながら前記コイル楔を切断して解体することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項3に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記切断カッター刃による前記コイル楔の切断が所定の長さ終了したら前記コイル楔解体装置を軸方向に移動し、その後、前記コイル楔の円周方向外側面の角度(θ1)と前記切断カッター刃の切り込み角度(θ2)とが同一の状態で、前記切断機装置本体ガイドを前記軸方向ガイド上を軸方向に移動させ、それに追従して前記切断機装置本体に連結された前記切断カッター刃が軸方向に移動しながら前記コイル楔の切断が所定の長さ終了した残りの前記コイル楔を切断して解体し、この作業を前記コイル楔の全長に亘って繰り返し行うことを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項4に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記切断機装置本体と前記切断機装置本体ガイドとの係合は、一方に凹部を他方に凸部を設け、この凹凸部が係合することで前記切断機装置本体が上下に移動可能になっており、
前記切断機装置本体が上下に移動することにより、前記切断カッター刃の前記コイル楔への切り込み深さを調整しながら前記切断カッター刃で前記コイル楔を切断して解体することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項4又は5に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記切断機装置本体ガイドと前記軸方向ガイドとの係合は、一方に凹部を他方に凸部を設け、この凹凸部が係合すると共に、前記軸方向ガイドに螺旋溝が切られ、この螺旋溝に係合する螺旋溝が切られたハンドル付き軸を回すことにより、前記コイル楔解体装置が軸方向に移動することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 請求項3乃至6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子コイル楔解体方法であって、
前記切断カッター刃の切り込み角度(θ2)は、前記コイル楔の径方向表面に垂直な軸に対して前記切断カッター刃が円周方向に傾斜した角度であることを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体方法。 - 固定子鉄心の軸方向に設けられたスロット内に収納されている固定子コイルを保持するコイル楔を切断して解体する回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記固定子コイル楔解体装置は、
切断機装置本体と、該切断機装置本体に連結され、該切断機装置本体に設置された駆動源により駆動される切断カッター刃と、前記切断機装置本体と係合し、前記切断機装置本体の上下方向移動をガイドする切断機装置本体ガイドと、前記回転子鉄心上の軸方向に配置され、前記切断機装置本体ガイドと係合し軸方向移動をガイドする軸方向ガイドとを備え、
前記軸方向ガイドが前記回転子鉄心上に設置され、前記コイル楔の円周方向外側面の角度(θ1)と前記切断カッター刃の切り込み角度(θ2)とが同一の状態で、前記切断機装置本体ガイドを前記軸方向ガイド上を軸方向に移動させ、それに追従して前記切断機装置本体に連結された前記切断カッター刃が軸方向に移動しながら前記コイル楔を切断して解体することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項8に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記切断機装置本体と前記切断機装置本体ガイドとの係合は、一方に凹部を他方に凸部を設け、この凹凸部が係合する構造であり、前記凹凸部が係合することで前記切断機装置本体は上下に移動し、前記切断機装置本体が上下に移動することにより、前記切断カッター刃の前記コイル楔への切り込み深さを調整しながら前記切断カッター刃で前記コイル楔を切断して解体することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項9に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記切断機装置本体ガイドと前記軸方向ガイドとの係合は、一方に凹部を他方に凸部を設け、この凹凸部が係合する構造であり、更に、前記軸方向ガイドに螺旋溝が切られ、この螺旋溝に係合する螺旋溝が切られたハンドル付き軸のハンドルを回すことにより、前記固定子コイル楔解体装置が軸方向に移動することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項8乃至10のいずれか1項に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記固定子コイル楔解体装置は、前記切断カッター刃による前記コイル楔の切断時に発生する粉塵の飛散を防止する飛散防止カバーを備えていることを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項11に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記飛散防止カバーには吸引口が設けられ、この吸引口から前記粉塵を回収装置を用いて回収することを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項8乃至12のいずれか1項に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記軸方向ガイドに断面L字状の保護カバーが着脱自在に連結され、前記軸方向ガイドを前記回転子鉄心上に設置した際には、断面L字状の前記保護カバーで前記スロットの角部を覆うように構成されていることを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。 - 請求項8乃至13のいずれか1項に記載の回転電機の固定子コイル楔解体装置であって、
前記切断カッター刃の切り込み角度(θ2)は、前記コイル楔の径方向表面に垂直な軸に対して前記切断カッター刃が円周方向に傾斜した角度であることを特徴とする回転電機の固定子コイル楔解体装置。
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CN116404823A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-07-07 | 华能新能源股份有限公司山西分公司 | 一种应用于风力发电机定子绕组高温的切割改造方法 |
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