JP2022158151A - 空調制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、下記特許文献1においては、カウルパネルに形成された外気導入孔に回動可能な開閉体が装着された車両についての技術が開示されている。
図1を参照して車両100が備える空調制御システム1の構成について説明する。なお車両100は、内燃機関を備えた車両や電動車両やハイブリッド車両などの各種の車両に適用することができる。
カウルパネル10には、エアコンユニット2の外気取込ダクト8が接続され、該接続部分は外気取込口14として形成されている。
例えば、通気孔11aが車両100の左サイドに形成されると共に、外気取込口14が車両100の右サイドに形成されていてもよい。これにより、通気孔11aを通過した雨水が外気取込口14からエアコンユニット2の内部に侵入してしまうことを防止することができる。
また、板部19が閉塞位置に位置された状態を車幅方向から見た図が図5である。
制御部3は、各種条件に応じて閉塞パネル17を用いた排水孔16の開閉制御を行う。具体的な処理の流れについて図6のフローチャートを参照して説明する。なお、図6に示すフローチャートは、冷房使用時にエアコンユニット2の吹き出し口から十分に冷却されていない風が吐出されることを防止するために実行される処理の一例である。
<3-1.第1の変形例>
第1の変形例に係る閉塞パネル17Aは、上下方向に延びる軸部18Aと板部19Aを備えている。板部19Aは、図示しないモータ7によって軸部18Aが軸周り方向に回動されることにより、開放位置(図7参照)と閉塞位置(図8参照)を移動可能とされている。
第2の変形例に係る閉塞パネル17Bについて、図9及び図10を参照して説明する。
それぞれのシール部22は、排水孔16と対応した位置に設けられると共に、対応する排水孔16よりも大きいリング形状とされている。
第3の変形例に係る排水孔16C及び閉塞パネル17Cについて、図15及び図16を参照して説明する。
図示するように、閉塞パネル17Cの板部19Cに形成された切欠部19cの前後方向の位置と排水孔16Cの前後方向の位置が一致されている。これにより、フロントコンパートメントの空間と外気取込通路15の空間が切欠部19cと排水孔16Cを介して連通される。
図示するように、板部19Cに形成された切欠部19cと排水孔16Cの位置が前後方向において互い違いにされる。これにより、切欠部19c及び排水孔16Cを介したフロントコンパートメントの空間と外気取込通路15の空間の連通状態が解除されている。
また、リンク機構を用いるよりも部品点数の削減を図ることができる。
この場合には、外気取込通路15に侵入した雨水等の量が多く水面が上昇した場合であっても、ラックギヤ24やピニオンギヤ23が水に浸かる可能性を低減させることができ、浸食の影響を低減させ部品の長寿命化を図ることができる。
第4の変形例に係る排水孔16D及び閉塞パネル17Dについて、図17及び図18を参照して説明する。
孔部19dは、板部19Dが所定の位置に在るときに第3排水孔16cと略同位置に位置される。
従って、閉塞パネル17Dの可動範囲を考慮して確保される空間が少なくされ、省スペース化を図ることができる。
上述した例では、ステップS106において車速が所定速度よりも速いと判定した場合に十分な冷却性能が得られることから排水孔16の開放制御を行う例を説明した。
しかし、車速が所定速度よりも速かったとしても、排水孔16の閉塞制御を行ってもよい。この場合には、外気取込口14から取り込まれる空気の温度を下げることができるため、冷却風を生成するために必要なエアコンユニット2の仕事量が減少し、電費を改善することが可能となる。
そして、半開位置としては、例えば、第1排水孔16aと第2排水孔16bが設けられている例においては、第1排水孔16aのみを開放するようにしてもよいし、第1排水孔16aと第2排水孔16bのそれぞれの開口面積の略半分を覆うようにしてもよい。
上述した各例で説明したように、車両100が備える空調制御システム1は、フロントガラス12の下辺に沿って車幅方向に延びるカウルパネル10と、カウルパネル10に設けられた排水孔16(16a、16b、16c、16C)と、排水孔16を閉塞可能な閉塞パネル17(17A、17B、17C、17D)と、降雨の有無を検出するレインセンサ4aと、レインセンサ4aの出力に応じて閉塞パネル17を用いた排水孔16の開閉制御を行う制御部3と、を備えている。
閉塞パネル17を用いて排水孔16を閉塞可能に構成することにより、エンジンルームなどと称されるフロントコンパートメントの熱気が排水孔16を介してエアコンユニット2内に取り込まれてしまうことを抑制することができる。
従って、冷却風を吐出するためのエアコンユニット2の仕事量を削減することができるため、電費及び燃費の向上を図ることができる。
また、エアコンユニット2の吹き出し口から熱風が吐出されてしまうことが防止され、ユーザに不快感を抱かせてしまうことを抑制することができる。
しかし、本発明の適用はこれに限らず、図6に示す少なくとも一部の処理についてスイッチ等を用いたハードウェアによって実現してもよい。
なお、ソフトウェアによって図6に示す一連の処理を実現する場合には、以下のような構成を採ることも可能である。
前記カウルパネルに設けられた排水孔と、
前記排水孔を閉塞可能な閉塞パネルと、
降雨の有無を検出するレインセンサと、
一または複数のプロセッサと、
前記プロセッサによって実行されるプログラムが記憶された記憶媒体と、を備え、
前記プログラムは、一または複数の命令を含み、
前記命令は、前記一または複数のプロセッサに、
前記レインセンサの出力に応じて前記閉塞パネルを用いた前記排水孔の開閉制御の処理を実行させる
空調制御システム。
冬季などにおいて暖房運転時には、フロントコンパートメントにおいて熱された空気を積極的にエアコンユニット2の内部に取り込むことにより、温風を吐出するために必要なエアコンユニット2の仕事量を減少させることが考えられる。
しかし、従来のように排水孔16を閉塞する手段を備えていない車両の場合には、夏期にフロントコンパートメントにおいて熱された空気をエアコンユニット2の内部に取り込みすぎないように、排水孔16の孔を大きくすることができない。
一方、上述した構成であれば、排水孔16を閉塞する手段が設けられているため、排水孔16の開口面積を大きくすることにより、冬季においてフロントコンパートメントにおいて熱された空気をより多くエアコンユニット2の内部に取り込むことが可能である。これにより、冬季等に暖房運転時においても電費や燃費を改善することが可能となる。
これにより、外気導入モードが設定されていない場合には、排水孔16の開放制御が行われる。
従って、不要に排水孔16を閉塞してしまうことが抑制され、外気取込通路15に侵入した雨水等の排水性能を確保することができる。
これにより、車外の温度が所定温度以下とされフロントコンパートメントにおいて空気が暖められ過ぎる可能性が低い場合には、排水孔16を閉塞してしまう制御が抑制され、外気取込通路15に侵入した雨水等の排水性能を確保することができる。
これにより、車両100の速度が十分に高くエアコンユニット2のコンデンサの冷却性能を十分に発揮できる場合には、排水孔16を閉塞してしまう制御が抑制され、外気取込通路15に侵入した雨水等の排水性能を確保することができる。
即ち、各種の条件が同時に成立した場合に限り排水孔16の閉塞制御を行い、それ以外のときには排水孔16を開放しておくことにより、仮に閉塞パネル17が閉塞位置と開放位置を移動することができなくなってしまった場合でも、外気取込通路15に侵入した雨水等の排水性能を確保することができる。
そしてこのためには、電断時に閉塞パネル17の板部19(19A、19B、19C、19D)が開放位置に移動するように構成されていてもよい。これにより、特定の条件が成立しない場合において排水孔16の開放状態を担保することができる。
3 制御部
4a レインセンサ
10 カウルパネル
12 フロントガラス
16、16C 排水孔
16a 第1排水孔(排水孔)
16b 第2排水孔(排水孔)
16c 第3排水孔(排水孔)
17、17A、17B、17C、17D 閉塞パネル
Claims (5)
- フロントガラスの下辺に沿って車幅方向に延びるカウルパネルと、
前記カウルパネルに設けられた排水孔と、
前記排水孔を閉塞可能な閉塞パネルと、
降雨の有無を検出するレインセンサと、
前記レインセンサの出力に応じて前記閉塞パネルを用いた前記排水孔の開閉制御を行う制御部と、を備えた
空調制御システム。 - 前記制御部は、前記開閉制御の処理として、
車室の空調に関する設定において車外の空気を導入するモードが設定されている場合に前記閉塞パネルを用いて前記排水孔を閉塞させる処理を実行する
請求項1に記載の空調制御システム。 - 前記制御部は、前記開閉制御の処理として、
車外の温度が所定温度よりも高い場合に前記閉塞パネルを用いて前記排水孔を閉塞させる処理を実行する
請求項1から請求項2の何れかに記載の空調制御システム。 - 前記制御部は、前記開閉制御の処理として、
車両の速度が所定速度よりも低い場合に前記閉塞パネルを用いて前記排水孔を閉塞させる処理を実行する
請求項1から請求項3の何れかに記載の空調制御システム。 - 前記制御部は、前記開閉制御の処理として、
所定条件が成立していない場合には前記閉塞パネルを用いて前記排水孔を開放させる処理を実行する
請求項1から請求項4の何れかに記載の空調制御システム。
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