JP2022157959A - 履物 - Google Patents

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雅弘 小林
Masahiro Kobayashi
好平 川村
Kohei Kawamura
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Abstract

【課題】スムーズに歩行や走行を行い得る履物を提供する。【解決手段】本発明は、地面に部分的に接する底部2を有する履物1であって、前記底部2は、前記地面に部分的に接する接地面が平坦に形成され、ユーザの土踏まずが配置される中足部4と、前記ユーザの踵が配置される後足部3と、を備え、前記中足部4は、前記後足部よりも厚く形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は履物に関するものである。
下駄やサンダル等の履物に関する考案が特許文献に記載されている。特許文献の履物は、足を載せる台座と、台座の裏面から下方に突出する前歯および後歯と、を備えており、さらに、階段の登り降りに際して前歯と後歯の間の間隔が階段の角に引っかかるのを防止するために、前歯と後歯の間の隙間に隙間塞ぎ部材を備えている。当該履物は、さらにまた、前歯の前面が階段の角に引っかかることを防止すると共に、靴と同様の足運びを実現するために、前歯から爪先部に向けて傾斜するテーパ面を備えている。
実用新案登録第3076557号
ところで、多くの人の歩行や走行は、踵が地面に接地する踵接地に始まり、足底面の全てが地面に接地する足部水平、踵が地面から離れる踵離地、つま先が地面から離れるつま先離れが順に繰り返し行われることで実現されている。ここで、前後方向の地面反力に着目すると、踵接地においては、後向き(進行方向とは反対向き)の力が人体に作用して、スムーズな歩行や走行の妨げとなっている。
このような事象は、スニーカーなどの靴を履いた歩行や走行だけでなく、上記特許文献に記載の履物を履いた歩行や走行においても生ずるものである。すなわち、上記特許文献の履物は、踵が配置される箇所に後歯が設けられているので、踵接地においては後歯を介して後向きの力が作用することとなる。
本発明は、スムーズに歩行や走行を行い得る履物を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の履物は、地面に部分的に接する底部を有する履物であって、前記底部は、前記地面に部分的に接する接地面が平坦に形成され、ユーザの土踏まずが配置される中足部と、前記ユーザの踵が配置される後足部と、を備え、前記中足部は、前記後足部よりも厚く形成されていることを特徴とする。
また、前記底部は、前記ユーザの踏み付け部が配置される前足部を備え、前記前足部は、前記中足部側から先端にかけて厚みが漸減するように形成されていることを特徴とする。
また、前記中足部の接地面は、前記後足部から前記ユーザの土踏まずの中心部まで延在していることを特徴とする。
本発明によれば、中足部が後足部よりも厚く形成されており、地面と部分的に接する接地面が平坦に形成されていることで、踵接地を行うことなく歩行や走行を行うこととなり、進行方向とは反対向きの地面反力が作用することがない。このため、スムーズに歩行や走行を行うことができる。
(a)本発明の第1実施形態に係る履物の表側の斜視図、(b)当該履物の裏側の斜視図 上記履物の底部の側面図 本発明の第2実施形態に係るスニーカーの側面図 (a)本発明の変形例1に係る底部の側面図、(b)本発明の変形例3に係る底部の側面図
以下、図に基づいて本発明の実施形態に係る履物を説明する。
[第1実施形態]
図1および図2に示すように、第1実施形態に係る履物1は、下駄状の履物1であって、木製の基部10と、基部10に取り付けられた公知の鼻緒6と、基部10に貼着されたラバーソール20と、を備えた構成となっている。
基部10は、木製であって、ユーザの足長方向に長く形成されており、踵が配置される踵配置部11、土踏まずが配置される土踏まず配置部12、及び踏付部が配置される踏付配置部13が一体的に形成されることによって構成されている。踵配置部11は、水平に延在する方形板状に形成されており、鼻緒6の後端部を取り付ける取付部として機能する取付穴11cが2つ開設されている。当該取付穴11cは、踵が配置される上面11aから下面11bにかけて貫通した穴であり、各取付穴11cに通された鼻緒6の後端部が互いに連結されている。当該踵配置部11の前方に土踏まず配置部12が形成されている。土踏まず配置部12は、水平に延在する厚板状に形成されており、土踏まずが配置される上面12aが踵配置部11の上面11aと同一平面上に形成されている。土踏まず配置部12の下面12bは、平坦に形成されており、踵配置部11の下面11bよりも下方に突出するように設けられている。当該土踏まず配置部12の前方に踏付配置部13が形成されている。踏付配置部13は、水平に延在する上面13aと、先端に向かって傾斜する下面13bと、を有する板状に形成されている。踏付配置部13の上面13aは、踵配置部11の上面11aおよび土踏まず配置部12の上面12aと同一平面上に形成されている。踏付配置部13の下面13bは、土踏まず配置部12の下面12bの先端から上向きに傾斜するように形成されている。
本実施形態では、踵配置部11の厚みが10mmに形成されている。土踏まず配置部12の厚みは25mmに形成されている。踏付配置部13は、後端の厚みが25mmであり、前端の厚みが10mmに形成されている。このように土踏まず配置部12は、踵配置部11よりも厚く、且つ下方に突出するように形成されている。また、踏付配置部13は、後端(土踏まず配置部12の先端)から先端(つま先)に向かって厚みが漸減するように形成されている。そして、土踏まず配置部12と踏付配置部13の両方の下面12b,13bには、厚みが5mm程度のラバーソール20が貼着されている。なお、本実施形態の各部の寸法は上記のとおりであるが、本発明における各部の寸法はこれらの寸法に限定されない。
このように形成される本実施形態の履物1では、基部10とラバーソール20が履物1の底部2を構成している。また、踵配置部11は足の踵が配置される後足部3として機能しており、土踏まず配置部12および土踏まず配置部下面12bのラバーソール20aは足の土踏まずが配置される中足部4として機能しており、踏付配置部13および踏付配置部下面13bのラバーソール20bは足の踏み付け部が配置される前足部5として機能している。そして、当該中足部4の下面が、ユーザの直立状態において、地面に部分的に接する平坦な接地面となっている。当該履物1によれば、当該中足部4が後足部3よりも厚く形成されているので、歩行や走行時において、踵接地が生じないため、進行方向とは反対向きの地面反力が作用することがない。このため、スムーズに歩行や走行を行うことができる。また、直立時においては、ユーザの重心が中足部4にかかることとなるため、歩行や走行を開始する際の重心移動が少なくなり、機敏に歩行や走行などを始動することができる。
[第2実施形態]
図3に示すように、第2実施形態に係る履物100は、スニーカーであって、公知の構成を有するアッパー7と、ソール102と、を備えている。当該ソール102は、ミッドソール110とアウトソール120を備えている。
ミッドソール110は、第1実施形態の基部10と同様に、踵が配置される踵配置部111と、土踏まずが配置されず土踏まず配置部112と、踏付部が配置される踏付配置部113と、が一体的に形成されたものであり、土踏まず配置部112は、踵配置部111よりも厚く、且つ下方に突出するように形成されている。また、踏付配置部113は、その後端から先端に向かって厚みが漸減するように形成されている。なお、第1実施形態の踏付配置部13の下面は平らな傾斜面であるが、第2実施形態の踏付配置部113の下面は湾曲した傾斜面となっている。アウトソール120は、第1実施形態のラバーソール20と同様に、土踏まず配置部112と踏付配置部113の両方の下面に貼着されている。
このように形成される本実施形態の履物100では、ソール102が底部を構成している。また、踵配置部111は足の踵が配置される後足部103として機能している。また、土踏まず配置部112および土踏まず配置部下面のアウトソール120aは足の土踏まずが配置される中足部104として機能している。また、踏付配置部113および踏付配置部下面のアウトソール120bは足の踏み付け部が配置される前足部105として機能している。そして、当該中足部104の下面が、ユーザの直立状態において、地面に部分的に接する接地面となっている。当該履物100によれば、当該中足部104が後足部103よりも厚く形成されているので、歩行や走行時において、踵接地が生じないため、進行方向とは反対向きの地面反力が作用することがない。このため、スムーズに歩行や走行を行うことができる。また、直立時においては、ユーザの重心が中足部104にかかることとなるため、歩行や走行を開始する際の重心移動が少なくてよく、機敏に歩行や走行などを始動することができる。
本発明の履物は、第1実施形態の履物や第2実施形態のスニーカーに限定されず、例えば、下記変形例の形態であっても構わない。
[変形例1]
上記第1実施形態および第2実施形態の履物の効果を高めるために、履物1,100の中足部4,104は、図4(a)に示すように、後足部3から土踏まずの中心部まで形成されることが好ましい。具体的には、中足部4は脛骨の下方に位置するように形成されることが好ましい。
[変形例2]
上記第1実施形態および第2実施形態の土踏まず配置部12,112は、素材の異なる複数の層を備えても構わない。例えば、圧縮ガスを含むガス層と、当該圧縮ガスを密閉するポリウレタン層を備えても構わない。また、踏付配置部13,113は、素材の異なる複数の層を備えても構わない。さらに、土踏まず配置部12,112が備える層と踏付配置部13,113が備える層は、異なる素材により構成されても構わない。
[変形例3]
上記第1実施形態および第2実施形態では、土踏まず配置部12,112の厚みが踵配置部11,111よりも厚く形成されることにより、中足部4,104が後足部3,103よりも厚く形成されているが、例えば図4(b)に示すように、土踏まず配置部212および踏付配置部213を踵配置部211と同じ厚みに形成し、ラバーソール220(アウトソール)の厚みを厚く形成すること、すなわち、土踏まず配置部212の下面に貼着される部分のラバーソール220aの厚みを厚く形成することにより、中足部204が後足部203よりも厚く形成されてもかまわない。
1,100 履物
2, 底部
102 ソール(底部)
3,103 後足部
4,104 中足部
5,105 前足部

Claims (3)

  1. 地面に部分的に接する底部を有する履物であって、
    前記底部は、
    前記地面に部分的に接する接地面が平坦に形成され、ユーザの土踏まずが配置される中足部と、
    前記ユーザの踵が配置される後足部と、
    を備え、
    前記中足部は、前記後足部よりも厚く形成されていることを特徴とする、履物。
  2. 前記底部は、前記ユーザの踏付部が配置される前足部を備え、
    前記前足部は、前記中足部側から先端にかけて厚みが漸減するように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の履物。
  3. 前記中足部の接地面は、前記後足部から前記ユーザの土踏まずの中心部まで延在していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の履物。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50152758U (ja) * 1974-06-04 1975-12-18
JPH10234412A (ja) * 1997-02-25 1998-09-08 Keihan Tsusho Kk 靴の底およびそれを含む靴ならびにサンダル
US20170273400A1 (en) * 2016-03-23 2017-09-28 Etienne Penka Heelless athletic shoe

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