JP3206409U - フェルトシューズ - Google Patents

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伸行 所澤
伸行 所澤
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Abstract

【課題】例えば沢や渓流等でのアウトドア・アクティビティにおいて、水辺等を滑らずに歩行するのに適した特性と、岩場等を登る際にグリップするのに適した特性の両方を備えたハイブリットタイプのフェルトシューズを提供することにある。【解決手段】地面に接地されるソール面の足の爪先部分に対応する領域がラバー材(41)で形成され、その他の領域がフェルト材(42)で形成されており、前記フェルト材の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材(31)が配置されている靴底(4)を備えた構成とする。【選択図】図2

Description

本考案は、アウトドア・アクティビティにおいて、水辺等を滑らずに歩行するのに適した特性と、岩場等を登る際にグリップするのに適した特性の両方を備えたハイブリットタイプのフェルトシューズに関する。
例えば沢や渓流等でトレッキングやハイキングといったアウトドア・アクティビティを行う場合、苔などで滑らないようにするために、地面に接地されるソール面の全体がフェルト材で形成されたフェルトシューズが着用される(例えば、特許文献1)。
フェルト材で靴底を形成した靴は、釣り用靴が主流である(例えば、特許文献2〜4参照)。これら釣り用靴は、地面に接地されるソール面の一部がゴムになるように複数のゴムピンを配設する(特許文献2)、踵の部分をゴムにする(特許文献3)、フェルト材の側周面を囲う壁を立設する(特許文献3)といった種々の改善検討がなされている。しかしながら、これら釣り用靴は、所謂長靴であって例えばトレッキングやハイキングといった歩行量の多いアウトドア・アクティビティ向きではない。
実用新案登録第3057936号公報 特開2006−289063号公報 特開2006−175218号公報 特開平6−209801号公報
一般的に、ロッククライミングなど岩場を登ることを主目的としたアウトドア・アクティビティでは、クライミングシューズといったフェルトシューズとは別の種類のシューズが着用される。沢や渓流等でトレッキングやハイキングするアウトドア・アクティビティでも、水流や湿りのある水辺のところを歩行するだけでなく、岩場を登る場面も頻繁にあるので、従来のフェルトシューズの特長とクライミングシューズの特長の両方を備えた新たなシューズの開発が望まれていた。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、例えば沢や渓流等でのアウトドア・アクティビティにおいて、水辺等を滑らずに歩行するのに適した特性と、岩場等を登る際にグリップするのに適した特性の両方を備えたハイブリットタイプのフェルトシューズを提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は以下の通りである。
(1)本考案のフェルトシューズは、地面に接地されるソール面の足の爪先部分に対応する領域がラバー材で形成され、その他の領域がフェルト材で形成されており、前記フェルト材の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材が配置されている靴底を備えたことを特徴とする。
(2)前記防壁状のラバー材は、隙間を介在して前記フェルト材の側周面上部側を囲っている構成とする。
(3)前記フェルト材は、ラバー材で形成されたミッドソールに固着されて支持されており、該ミッドソールのラバー材に前記ソール面の一部を形成するラバー材及び前記防壁状のラバー材が一体的に形成されている構成とする。
本考案のフェルトシューズによれば、地面に接地されるソール面の足の爪先部分に対応する領域がラバー材で形成され、その他の領域がフェルト材で形成された靴底を備えたことにより、従来のフェルトシューズの特長とクライミングシューズの特長の両方を備えた新たなシューズを具現化できる。すなわち、水辺等を歩行するときは滑らないように足裏全体を使って歩行するのでフェルト材の特長が活かせ、岩場等を登るときには足の爪先部分でグリップしながら登るのでラバー材の特長が活かせる。その結果、水辺等を滑らずに歩行するのに適した特性と、岩場等を登る際にグリップするのに適した特性の両方を備えることが可能となる。
さらに、本考案のフェルトシューズは、フェルト材の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材を配置したことにより、岩や木の枝などにフェルト材の側面が衝突するのを防ぐことができる。これにより、アウトドア・アクティビティを行っている最中にフェルト材が変形したり欠損したりするのを抑えることができ、フェルトシューズの耐久性が向上する。
本考案の一実施形態に従うフェルトシューズの全体斜視図である。 上記フェルトシューズの靴底部分を示す部分側面図である。 上記フェルトシューズのソール面を示す底面図である。 上記フェルトシューズの靴底部分の断面図である。
本考案の好ましい実施形態に従うフェルトシューズについて、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本考案の技術的範囲は何ら限定されることはない。
図1は、本実施形態に従うフェルトシューズ1の全体斜視図であり、図2は、フェルトシューズ1の部分側面図である。本実施形態に従うフェルトシューズ1は、足の甲の部分を覆うアッパー(甲皮)2と、ミッドソール(中底)3と、地面に接地されるソール面を形成するアウトソール(靴底)4を、主要な構成要素としている。
アッパー2は、図1に示すように、靴紐21、フック22、タン23、トゥカップ24、サイドプロテクター25、及び図示を省略するインソール(中敷)といったアウトドア向けシューズが一般的に備えるパーツにより構成されている。但し、図1に示すミドルカットのアッパー2は、一例であり、アッパー2の形状や素材が限定されることはない。例えばローカット又はハイカットのアッパー2であってもよく、アッパー2を構成するパーツについても、形状や素材の変更及び追加並びに省略を適宜行うことが可能である。
ミッドソール3は、上面側でアッパー2を支持すると共に、下面側でアウトソール4を保持するように足裏全体に亘って形成されている。ミッドソール3の材質には、アウトソールとしても使用可能な一般的なシューズ用のラバー材が採用され、その先端部分に例えば5〜50mmの範囲内で厚みをつけて二段構造とすることでアウトソール4の一部をラバー材41で形成するようになっている。より詳しくは、図3の底面図に示すように、アウトソール4の一部を形成するラバー材41は、足の爪先が位置する領域を包含するように概ね三日月形状を呈している。但し、図3に示したのは好ましい一例であって、アウトソール4の一部を形成するラバー材41の形状、大きさ及び厚みは、シューズサイズ等に応じて適宜変更することが可能である。すなわち、「地面に接地されるソール面の足の爪先部分に対応する領域」とは、岩場等を登る際に足の爪先に力を加えたときに、その力が作用する領域がラバー材41でカバーされていればよい。
また、ミッドソール3は、着地時の足への衝撃を和らげるために弾力性や緩衝性を有する素材を、足裏全体に亘って前記ラバー材に積層するなどした、積層構造にするのが好ましい。
アウトソール4は、図3の底面図に示すように、上述のラバー材41で形成される領域以外がフェルト材42により形成されている。フェルト材42は、従来のフェルトシューズでも使用されている例えば5〜50mmの範囲内の厚みを有する一般的なものを用いることができる。但し、従来のフェルトシューズは、フェルト材側面が完全に露出しているが、本実施形態の場合は、フェルト材42の側面をガードするための防壁状のラバー材31を設けている。
防壁状のラバー材31は、図3の底面図に示すように、フェルト材42の側周面(ラバー材41側の面を除く)を囲うように配置されている。但し、図4の断面図(図3のA−A’断面図)に示すように、防壁状のラバー材31の端面31aは、着地時におけるフェルト材42の圧縮変形等を考慮し、ソール面を形成するフェルト材表面よりも上方位置に設定されている。すなわち、フェルト材42の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材31が配置された構成になっている。さらに、着地時におけるフェルト材42の圧縮変形等を考慮し、フェルト材42の側周面と防壁状のラバー材31の側周面を接合せず、数話ミリ程度の僅かな隙間を介在して対向するようにしている。防壁状のラバー材31の厚みは、一例として2〜10mmの範囲内に設定することができ、僅かな隙間は、一例として0.1〜5mmの範囲内に設定することができる。
ミッドソール3を形成する(ミッドソールが積層構造の場合は下層に位置する)ラバー材、アウトソール4の一部を成すラバー材41、及び防壁状のラバー材31は、図の例のように、一体成形するのが好ましいが、別々に成形して接合するようにしてもよい。
上述の実施形態に従うフェルトシューズ1によれば、ソール面の足の爪先部分に対応する領域がラバー材41で形成され、その他の領域がフェルト材41で形成されているので、水辺等を歩行するときはフェルト材41の部分を使って滑らないように歩行することができ、岩場等を登るときにはラバー材41の部分を使って足の爪先部分でグリップしながら登ることができる。
さらに、上述の実施形態に従うフェルトシューズ1によれば、フェルト材42の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材31を配置したので、岩や木の枝などの衝突からフェルト材42をガードすることができる。
以上、本考案の具体的な実施形態に関して説明したが、本考案の範囲を逸脱しない限り様々な変形が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとって自明なことである。従って、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
1 フェルトシューズ
2 アッパー
3 ミッドソール
31 防壁状のラバー材
4 アウトソール
41 アウトソールを形成するラバー材
42 アウトソールを形成するフェルト材

Claims (3)

  1. 地面に接地されるソール面の足の爪先部分に対応する領域がラバー材で形成され、その他の領域がフェルト材で形成されており、前記フェルト材の側周面上部側を囲うように防壁状のラバー材が配置されている靴底を備えたことを特徴とするフェルトシューズ。
  2. 前記防壁状のラバー材は、隙間を介在して前記フェルト材の側周面上部側を囲っていることを特徴とする請求項1に記載のフェルトシューズ。
  3. 前記フェルト材は、ラバー材で形成されたミッドソールに固着されて支持されており、該ミッドソールのラバー材に前記ソール面の一部を形成するラバー材及び前記防壁状のラバー材が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェルトシューズ。


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