JP2022157351A - 受電装置及び受電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】直流電源からの給電が停止する可能性を低減することができる受電装置及び受電システムを提供する。【解決手段】受電装置1は、第1端子11と、第2端子12と、コンバータ13と、電圧検出部14と、出力制御部15と、を備える。第1端子11は、直流電源3から直流電力が供給されるDCバス4に接続される。第2端子12には、負荷5が接続される。コンバータ13は、DCバス4から入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方を変換して、負荷5に出力する。電圧検出部14は、第1端子11の入力電圧を検出する。出力制御部15は、電圧検出部14が検出した入力電圧に基づいて、コンバータ13の出力電力を制御する。詳細には、出力制御部15は、入力電圧が第1設定電圧以下になった場合に、出力電力の抑制を開始し、入力電圧が第1設定電圧よりも大きい第2設定電圧以上になった場合に、出力電力の抑制を停止する。【選択図】図1

Description

本開示は、受電装置及び受電システム関し、より詳細には、負荷への出力電力を制御するための受電装置及び受電システムに関する。
特許文献1に記載された配線ダクト接続部材は、配線ダクトへの挿入動作に伴い、配線ダクトに設けられた導体と電気的に接続される接続部を備えることを特徴とする。
特開2012-238517号公報
特許文献1に記載されたような配線ダクト接続部材では、配線ダクト接続部材が負荷に供給する電力が過大になり電源からの給電が停止することを防止したいという要望があった。
本開示は上記事由に鑑みてなされ、直流電源からの給電が停止する可能性を低減することができる受電装置及び受電システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様の受電装置は、第1端子と、第2端子と、コンバータと、電圧検出部と、出力制御部と、を備える。前記第1端子は、直流電源から直流電力が供給されるDCバスに接続される。前記第2端子には、負荷が接続される。前記コンバータは、前記DCバスから入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方を変換して、前記負荷に出力する。前記電圧検出部は、前記第1端子の入力電圧を検出する。前記出力制御部は、前記電圧検出部が検出した前記入力電圧に基づいて、前記コンバータの出力電力を制御する。前記出力制御部は、前記入力電圧が第1設定電圧以下になった場合に、前記出力電力の抑制を開始し、前記入力電圧が前記第1設定電圧よりも大きい第2設定電圧以上になった場合に、前記出力電力の抑制を停止する。
本開示の一態様の受電システムは、1以上の前記受電装置と、直流電源から直流電力が供給されるDCバスと、を含む。前記DCバスには前記1以上の受電装置が接続される。
本開示によれば、直流電源からの給電が停止する可能性を低減することができる受電装置及び受電システムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る受電システムの概略的な回路図である。 図2は、同上の受電システムの概略的な斜視図である。 図3は、同上の受電システムが備えるDCバス及び受電装置の側断面図である。 図4は、同上の受電システムの要部の分解斜視図である。 図5は、同上の受電システムが備えるDCバス及び受電装置の概略的な斜視図である。 図6は、同上の受電システムにおける出力電力の抑制動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、同上の受電システムの第1状態における出力電力の抑制動作を説明するための説明図である。 図8は、同上の受電システムにおける入力電力、出力電力及び入力電圧の時間変化の一例を示すグラフである。 図9は、同上の受電システムの第2状態における出力電力の抑制動作を説明するための説明図である。
本開示の実施形態に係る受電装置1及び受電装置1を備える受電システム2について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。また、下記の実施形態(変形例を含む)は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
(1)概要
本実施形態に係る受電システム2は、図1に示すように、1つ以上の受電装置1と、直流電源3から直流電力が供給されるDCバス4と、を含む。DCバス4には1つ以上の受電装置1が接続される。
受電装置1は、第1端子11と、第2端子12と、コンバータ13と、電圧検出部14と、出力制御部15と、を備える。第1端子11は、DCバス4に接続される。第2端子12には、負荷5が接続される。コンバータ13は、DCバス4から入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方を変換して、負荷5に出力する。電圧検出部14は、第1端子11の入力電圧Vinを検出する。出力制御部15は、電圧検出部14が検出した入力電圧Vinに基づいて、コンバータ13の出力電力Poutを制御する。詳細には、出力制御部15は、入力電圧Vinが第1設定電圧V1以下になった場合に、出力電力Poutの抑制を開始し、入力電圧Vinが第1設定電圧V1よりも大きい第2設定電圧V2以上になった場合に、出力電力Poutの抑制を停止する。なおここで言う「停止」は、一時停止(中断)でもよいし、終了でもよい。
直流電源3の定格電力に比べて、DCバス4に接続される負荷5への出力電力Poutが大きくなると、入力電圧Vinが低下する。本実施形態では、入力電圧Vinが第1設定電圧V1以下となった場合に出力電力Poutを抑制するので、入力電圧Vinが不安定になるのを抑制できる。またこれにより、出力電力Poutが過大になることを防ぐことができ、直流電源3からDCバス4への給電が停止する可能性を低減することができる。
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態に係る受電システム2の構成について、図1~図5を参照して、詳細に説明する。なお、以下に示す数値、形状、構成要素の位置、複数の構成要素間の位置関係及び接続関係等は、一例であって、本開示を限定する主旨ではない。また、以下で参照する図面は、いずれも模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び長さが、必ずしも実際の寸法を反映しているとは限らない。なお、図3~図5における前後、左右、上下を表す矢印はそれぞれ、説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
受電システム2は、図1及び図2に示すように、DCバス4と、DCバス4に接続される1つ以上(本実施形態では3つ)の受電装置1と、を含む。さらに、本実施形態では、受電システム2は、DCバス4に直流電力を供給する例えばACアダプタ等の直流電源3を含む。ACアダプタ等の直流電源3は、交流電源6から供給される交流電力を直流電力に変換してDCバス4に供給する。
DCバス4は、図3に示すように、本体41と、2つの導電バー(第1導電バー42A及び第2導電バー42B)と、給電部材43と、を有する。
本体41は、長尺の直方体状に形成されており、本体41の一面には長手方向に延びる溝部413が設けられている。後述する受電装置1は、溝部413の長手方向の任意の位置に接続可能であり、受電装置1は溝部413から直流電力を供給される。本体41は、金属製の第1レール411と、2つの合成樹脂製の第2レール412と、を含む。第1レール411は2つの嵌合部4111を含み、2つの嵌合部4111は、後述する受電装置1の2つの取付突起18とそれぞれ篏合する。また、本体41の、DCバス4の長手方向に垂直な断面はC字形状であり、本体41のC字形状の内部が溝部413となる。
第1導電バー42A及び第2導電バー42Bは、それぞれDCバス4の長手方向に延びる板状部材であり、2つの第2レール412のそれぞれに保持される。第1導電バー42Aは、直流電源3の正極に電気的に接続され、第2導電バー42Bは、直流電源3の負極に電気的に接続される。
給電部材43は、図2及び図4に示すようにDCバス4の長手方向の端部に位置する。給電部材43は、本体431と、入線孔432Aと、入線孔432Bと、カバー433と、を有している。入線孔432Aには、直流電源3の正極に接続された電線31Aが挿入される。電線31Aは、入線孔432Aを介して、第1導電バー42Aと電気的に接続される。また、入線孔432Bには、直流電源3の負極に接続された電線31Bが挿入される。電線31Bは、入線孔432Bを介して、第2導電バー42Bと電気的に接続される。カバー433は本体41を収納する。
受電装置1は、図5に示すように、筐体16を有する。
筐体16の形状は、例えば直方体状である。筐体16は、例えばDCバス4に取り付けられる面と反対側の面である面161に差込口162を有する。差込口162は、負荷5の電線に設けられたコネクタ51の差込口である。本実施形態では、コネクタ51がUSBプラグである場合を例に受電システム2の説明を行う。つまり本実施形態では、差込口162はUSBコンセントである。なおコネクタ51は、USBプラグに限定されず、電源プラグ等であってもよい。コネクタ51が電源プラグである場合、差込口162は電源コンセントとなる。
また、受電装置1は、図3に示すように、筒状部20と、2つの取付突起18と、2つの受電端子19と、解除操作部17と、を更に有する。
筒状部20は、円筒状であり、筐体16の後面から後方に向かって突出する。筒状部20は、DCバス4の溝部413内に挿入される。
筒状部20の周面からは、2つの取付突起18が互いに反対向きに突出する。
ここで、受電装置1とDCバス4の取付方法について説明する。まず、2つの取付突起18の突出方向がDCバスの溝部413の長手方向に沿うように、受電装置1の筒状部20を溝部413に挿入する。次に、筒状部20の軸を中心として、受電装置1を90度回転させる。これにより、DCバス4の本体41が備える2つの嵌合部4111と、2つの取付突起18がそれぞれ篏合し、受電装置1はDCバス4の溝部413に保持される。
2つの受電端子19は、筐体16の後面から後方に向かって突出する。2つの受電端子19の各々の先端部は、屈曲している。受電装置1がDCバス4の溝部413に保持された状態において、2つの受電端子19のうち正極側の受電端子19が正極側の第1導電バー42Aに接続され、負極側の受電端子19が正極側の第2導電バー42Bに接続される。これにより、受電装置1は、DCバス4と電気的に接続され、DCバス4を介して直流電源3から直流電力が供給される。そして、受電装置1の差込口162に、負荷5の電線に設けられたコネクタ51が接続されると、DCバス4から受電装置1を介して負荷5に直流電力が供給される。なお、負荷5の種類は、特に限定されない。負荷5の一例としては、コンピュータ端末(パーソナルコンピュータ、スマートフォン及びタブレット端末等)、コンピュータ端末の付属機器(モニタ、スピーカ及びマイクロフォン等)、照明機器(デスクライト等)、ネットワークカメラ、センサ(温度センサ、湿度センサ及び照度センサ等)、ゲーム機及び空調機器(卓上扇風機等)が挙げられる。
解除操作部17は、筐体16に保持されている。解除操作部17は、力が加えられることで、所定方向に移動可能である。解除操作部17には、筐体16に収納されたばねの復帰力が作用する。そのため、受電装置1がDCバス4の溝部413に保持された状態で、解除操作部17に対して力が加えられていないとき、解除操作部17の先端部(爪部171)は、筐体16から後方へ突出した状態となり、DCバス4の溝部413に挿入された状態となる。これにより、筐体16(受電装置1)は、筒状部20の軸を中心とした回転が規制された状態となり、DCバス4からの取り外しが規制される。なお、解除操作部17を前方に押すと、解除操作部17の先端部(爪部171)が溝部413の外に出るので、筐体16(受電装置1)をDCバス4に対して回転させることができる。この状態で、筒状部20の軸を中心として、受電装置1を90度回転させると、2つの取付突起18の突出方向がDCバスの溝部413の長手方向に沿う状態となる。これにより、受電装置1の筒状部20を溝部413から抜くことができ、受電装置1をDCバス4から取り外すことができる。
また、本実施形態では、受電装置1は電力変換部10を有する。電力変換部10は、差込口162に接続される負荷5への、受電装置1からの出力電力Poutの値を制御する。
図1に示すように、電力変換部10は、例えば2つの第1端子11と、例えば2つの第2端子12と、コンバータ13と、電圧検出部14と、出力制御部15と、記憶部101と、を備える。
2つの第1端子11は、2つの受電端子19にそれぞれ接続される。つまり、2つの第1端子11は、2つの受電端子19を介してDCバス4に電気的に接続される。
2つの第2端子12は、例えばUSBコンセントである差込口162の内部に設けられる電源端子及びグランド端子にそれぞれ接続される。ここで、電源端子及びグランド端子は、負荷5のコネクタ51(USB端子)が差込口162に接続される場合に、コネクタ51(USB端子)の電源線及びグランド線にそれぞれ接続される端子である。つまり、2つの第2端子12は、電源端子及びグランド端子を介して負荷5と電気的に接続される。
コンバータ13は、2つの第1端子11と接続され、DCバス4から入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方をDC-DC変換することで、直流電力(出力電力Pout)を制御する。またコンバータ13は、2つの第2端子12と接続され、出力電力Poutを負荷5に出力する。
電圧検出部14は、図1に示すように、2つの第1端子11間の入力電圧Vinを検出し、検出した入力電圧Vinを示す信号SigVinを出力制御部15に出力する。
出力制御部15は、受信した信号SigVinが示す入力電圧Vinの値に基づいて、コンバータ13が負荷5に出力する出力電力Poutを制御する。詳細には、出力制御部15は、入力電圧Vinが第1設定電圧V1以下になった場合に、出力電力Poutの抑制を開始し、入力電圧Vinが第1設定電圧V1よりも大きい第2設定電圧V2以上になった場合に、出力電力Poutの抑制を中断する。
記憶部101には、第1設定電圧V1、第2設定電圧V2、後述する第1設定時間T10等の設定値が記憶される。記憶部101は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性のメモリを含む。
なお、電力変換部10による出力電力Poutの制御動作については、「(2.2)出力電力の抑制動作」にて詳細に説明する。
本実施形態では、受電装置1は通知部102を更に備える。また受電装置1は表示部103を更に備える。通知部102は、出力制御部15が出力電力Poutを抑制していることを通知する。表示部103は例えば多色発光タイプのLED(Light Emitting Diode)を含む発光装置であり、通知部102によって点灯状態が制御される。通知部102は、例えば表示部103の点灯状態を変化させることによって、出力制御部15が出力電力Poutを抑制していることを通知する。
(2.2)出力電力の抑制動作
本実施形態の受電システム2による出力電力Poutの制御動作について、フローチャートである図6及び図7~図9に基づいて説明する。
まず、図7に示すように、DCバス4に2つの受電装置1(受電装置1A及び受電装置1B)が接続され、受電装置1A及び受電装置1Bに、2つの負荷5(負荷5A及び負荷5B)がそれぞれ接続されている状態(第1状態X1)を想定する。DCバス4には直流電源3が接続され、直流電源3はDCバス4に直流電力(入力電力Pin)を供給している。
第1状態X1において、直流電源3はDCバス4に例えば最大100Wの入力電力Pinを供給可能であるが、負荷5の消費電力が定格電力(例えば100W)より低い場合、負荷5の消費電力に応じた入力電力PinをDCバス4に供給している。ここでは、DCバス4から受電装置1Aを介して、負荷5Aに例えば40Wの出力電力Pout(第1出力電力PoutA)が供給されている。換言すると、受電装置1Aが備えるコンバータ13(コンバータ13A)は、負荷5Aに40Wの第1出力電力PoutAを出力している。また、DCバス4から受電装置1Bを介して、負荷5Bに例えば40Wの出力電力Pout(第2出力電力PoutB)が供給されている。換言すると、受電装置1Bが備えるコンバータ13(コンバータ13B)は、負荷5Bに40Wの第2出力電力PoutBを出力している。つまり、入力電力Pinは第1出力電力PoutAと第2出力電力PoutBとの合計である80Wである。よって第1状態X1は、直流電源3が定格電力(例えば100W)以下である80Wの入力電力PinをDCバス4に供給している状態である。本実施形態では、負荷5の消費電力が直流電源3の定格電力(例えば100W)よりも大きくなると、直流電源3の電力供給能力が不足し、例えばDCバス4から受電装置1に印加される入力電圧Vinの減少等が発生する可能性がある。また本実施形態では、負荷5の消費電力が直流電源3の最大許容電力(例えば120W)よりも大きくなると、直流電源3が給電を停止する可能性がある。
図8に示すように、第1状態X1において、DCバス4は受電装置1A及び受電装置1Bのそれぞれが有する2つの第1端子11に例えば24Vの電圧(入力電圧Vin)を印加する。なお、図8は直流電源3がDCバス4に供給する入力電力Pinの時間変化と、入力電圧Vinの時間変化を表したグラフであり、時間t0は第1状態X1における任意の時間である。
次に、DCバス4にさらにもう1つの受電装置1(受電装置1C)及びもう1つの負荷5(負荷5C)が接続された状態(第2状態X2)を想定する。
負荷5Cが接続された受電装置1Cが時間t0から例えば10分後の時間t1にDCバス4に接続されると、図9に示すようにDCバス4は受電装置1Cを介して、負荷5Cに出力電力Pout(第3出力電力PoutC)の供給を開始する。つまり、受電装置1Cが備えるコンバータ13(コンバータ13C)は、負荷5Cに第3出力電力PoutCの供給を開始する。これにより、図8に示すように時間t1から第3出力電力PoutCの出力が開始される。これ伴い、時間t1から、第1出力電力PoutA、第2出力電力PoutB及び第3出力電力PoutCの合計である入力電力Pinは80Wから増加を開始する。
時間t1から例えば2分30秒後の時間t2において、入力電力Pinが直流電源3の定格電力である100Wを超えると、直流電源3は一定の入力電圧Vinを維持できなくなり、入力電圧Vinは24Vから減少を開始する(ST1)。なお第2状態X2において、DCバス4は受電装置1A~受電装置1Cのそれぞれが有する2つの受電端子19に入力電圧Vinを印加する。入力電圧Vinは、受電装置1A~受電装置1Cのそれぞれが備える電圧検出部14(電圧検出部14A~電圧検出部14C)によって検出される。電圧検出部14A~電圧検出部14Cは、入力電圧Vinの検出結果を示す信号SigVinを受電装置1A~受電装置1Cのそれぞれが備える出力制御部15(出力制御部15A~出力制御部15C)に出力する。出力制御部15A~出力制御部15Cのそれぞれは、受信した信号SigVinが示す入力電圧Vinの値に基づいて、コンバータ13A~コンバータ13Cが負荷5A~5Cにそれぞれ出力する第1出力電力PoutA~第3出力電力PoutCを制御する。
時間t1から例えば5分後(時間t2からは2分30秒後)の時間t3において、図8に示すように、入力電圧Vinが例えば23Vである第1設定電圧V1まで減少(ST2:YES)し、第3出力電力PoutCが例えば40Wまで増加した場合に、出力制御部15Cはコンバータ13Cを制御し第3出力電力PoutCの抑制を開始する(ST3)。なお時間t3において入力電力Pinは例えば120Wとなる。出力制御部15Cが第3出力電力PoutCの抑制を開始することで、第3出力電力PoutC及び入力電力Pinは時間t3から減少を開始する。これに伴い、入力電圧Vinは時間t3から増加を開始する。
ここで、第1設定電圧V1の値は、コンバータ13が第2端子12に接続された負荷5への給電を開始してから例えば10分である第1設定時間T10の間は、例えば23Vである第1設定値V11であり、コンバータ13が第2端子12に接続された負荷5への給電を開始してから第1設定時間T10経過後は、例えば22Vである第2設定値V12である。なお、本実施形態では、受電装置1と負荷5は通信を行っており、負荷5への給電を開始した時間の情報は受電装置1の記憶部101に記憶される。また、負荷5への給電を開始してからの経過時間は受電装置1の例えば出力制御部15の計時機能によって測定される。これにより、図8に示すように、時間t1にコンバータ13Cが負荷5Cへの給電を開始してから10分の間は、出力制御部15Cに設定される第1設定電圧V1は23Vである。よって、上述したように時間t1から5分後の時間t3に入力電圧Vinが23Vまで減少した場合に、出力制御部15Cは第3出力電力PoutCの抑制を開始する。またコンバータ13A及びコンバータ13Bは、時間t0以前に負荷5A及び負荷5Bへの給電をそれぞれ開始しており、時間t3の時点では給電開始から15分以上が経過しているため、出力制御部15A及び出力制御部15Bのそれぞれに設定される第1設定電圧V1は22Vである。よって、時間t3に入力電圧Vinが23Vまで減少した場合に、図8に示すように、出力制御部15A及び出力制御部15Bは第1出力電力PoutA及び第2出力電力PoutBの抑制を開始しない。これにより、例えば負荷5Cのように、DCバス4に接続される複数の負荷5のうち、後から接続される負荷5の出力電力Poutを優先的に抑制することができる。なお、負荷5は、一般的に給電が開始された直後の消費電力が、その後の消費電力に比べて大きくなる傾向があり、第1設定時間T10の値は、給電開始直後の消費電力が増加する時間よりも長い時間に設定されるのが好ましい。
次に、時間t3から例えば5分後の時間t4において、入力電圧Vinが例えば24Vである第2設定電圧V2まで増加(ST4:YES)し、第3出力電力PoutCが例えば20Wまで減少した場合に、出力制御部15Cは第3出力電力PoutCの抑制を中断する(ST5)。なお時間t4において、図8に示すように入力電力Pinは100Wとなる。なお、第1設定値V11は、第2設定値V12よりも高く、第2設定電圧V2の値よりも低い。時間t4に出力制御部15Cが第3出力電力PoutCの抑制を中断すると、第3出力電力PoutC及び入力電力Pinは再び増加を開始し、これに伴い入力電圧Vinは再び減少を開始する。
ここで、第1設定電圧V1の値は、コンバータ13が第2端子12に接続された負荷5に供給する出力電力Poutを増加してから例えば15分である第2設定時間T20の間は、例えば23Vである第1設定値V11であり、コンバータ13が第2端子12に接続された負荷5に供給する出力電力Poutを増加してから第2設定時間T20経過後は、例えば22Vである第2設定値V12である。つまり、時間t4にコンバータ13Cが第3出力電力PoutCを増加してから15分の間は、出力制御部15Cが第3出力電力PoutCの抑制開始の基準とする第1設定電圧V1は23Vである。よって、時間t4から例えば10分後の時間t5に入力電圧Vinが再び23Vまで減少した場合に、出力制御部15Cは第3出力電力PoutCの抑制を再開する。時間t5において、第3出力電力PoutCは40Wであり、入力電力Pinは120Wである。なお、ここで言う「出力電力Poutの増加」は、上記実施形態のように出力電力Poutが減少から増加に転ずる場合に加え、出力電力Poutが一定の状態から増加に転じる場合を含む。
そして、時間t5から例えば5分後の時間t6において、入力電圧Vinが再び24Vである第2設定電圧V2まで増加した場合に、出力制御部15Cは第3出力電力PoutCの抑制を中断する。このとき、第3出力電力PoutCは20Wであり、入力電力Pinは100Wである。このように、図8に示すように時間変動する第3出力電力PoutCを例えば20W~40Wの間で制御することによって、入力電力Pinを定格電力である100Wと許容電力である120Wとの間で制御することができる。
なお、出力制御部15Cは第3出力電力PoutCの抑制中に、通知部102Cに第1通知信号Sig1を送信する。第1通知信号Sig1は、出力制御部15Cが第3出力電力PoutCを抑制していることを示す信号である。通知部102Cは第1通知信号Sig1を受信していない間は、受電装置1Cが備える表示部103Cを消灯させ、通知部102Cは第1通知信号Sig1を受信している間は、受電装置1Cが備える表示部103Cを例えば赤色に発光させる。つまり、受電装置1Cが第3出力電力PoutCを抑制している間は、表示部103Cが赤色に発光し、ユーザは受電装置1Cが第3出力電力PoutCを抑制していることを視覚的に確認することができる。これにより、例えば受電装置1Cに接続された負荷5Cを使用しているユーザは、負荷5Cの使用方法を変更して第3出力電力PoutCを下げる等の施策を行うことができる。なお、通知部102Cは、受信していない間と受信している間とで表示部103Cの点灯状態を変化させればよく、点灯状態の変化の仕方は適宜変更が可能である。
また、出力制御部15Cは、第3出力電力PoutCの抑制中に、受電装置1A及び受電装置1Bに第2通知信号Sig2を送信する。第2通知信号Sig2は、出力制御部15Cが第3出力電力PoutCを抑制していることを示す信号である。第2通知信号Sig2は、例えば電力線通信によってDCバス4を介して送信される。受電装置1Aの通知部102A及び受電装置1Bの通知部102Bは第2通知信号Sig2を受信している間は、表示部103A及び表示部103Bをそれぞれ例えば青色に発光させる。つまり、受電装置1Cが第3出力電力PoutCを抑制している間は、表示部103A及び表示部103Bが青色に発光し、ユーザは他の受電装置1Cが第3出力電力PoutCを抑制していることを、受電装置1C以外の受電装置1の外観から視覚的に確認することができる。すなわち、受電装置1自身が出力電力Poutを抑制している場合の表示部103の点灯状態と、自身以外の受電装置1が出力電力Poutを抑制している場合の表示部103の点灯状態は互いに異なる。これにより、例えば受電装置1Aに接続された負荷5A又は受電装置1Bに接続された負荷5Bを使用しているユーザは負荷5A又は負荷5Bの使用方法を変更して第1出力電力PoutA又は第2出力電力PoutBを下げる等の施策を行うことができる。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上記実施形態の変形例に係る受電装置1及び受電システム2を列挙する。ただし上記実施形態の受電装置1及び受電システム2と共通する構成要素については同じ参照符号を付して、適宜その説明を省略する。また、以下に説明する変形例の各構成は、上記実施形態で説明した各構成と適宜組み合わせて適用可能である。
受電装置1は、複数の差込口162を備えてもよい。
受電装置1は、音声出力装置を備えてもよく、通知部102は、出力制御部15が出力電力Poutを抑制していることを音声出力装置から出力される報知音、音声等によってユーザに通知してもよい。
本開示における受電装置1及び受電システム2は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における受電装置1及び受電システム2としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
受電システム2の少なくとも一部の機能、例えば、電力変換部10の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(4)まとめ
以上説明したように、第1の態様の受電装置(1)は、第1端子(11)と、第2端子(12)と、コンバータ(13)と、電圧検出部(14)と、出力制御部(15)と、を備える。第1端子(11)は、直流電源(3)から直流電力が供給されるDCバス(4)に接続される。第2端子(12)には、負荷(5)が接続される。コンバータ(13)は、DCバス(4)から入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方を変換して、負荷(5)に出力する。電圧検出部(14)は、第1端子(11)の入力電圧(Vin)を検出する。出力制御部(15)は、電圧検出部(14)が検出した入力電圧(Vin)に基づいて、コンバータ(13)の出力電力(Pout)を制御する。詳細には、出力制御部(15)は、入力電圧(Vin)が第1設定電圧(V1)以下になった場合に、出力電力(Pout)の抑制を開始し、入力電圧(Vin)が第1設定電圧(V1)よりも大きい第2設定電圧(V2)以上になった場合に、出力電力(Pout)の抑制を停止する。
この態様によれば、出力電力(Pout)が過大になることを防ぐことができ、直流電源(3)からDCバス(4)への給電が停止する可能性を低減することができる。
第2の態様の受電装置(1)では、第1の態様において、出力制御部(15)は、出力電力(Pout)の抑制の停止後、入力電圧(Vin)が再び第1設定電圧(V1)以下になった場合に、出力電力(Pout)の抑制を再開する。
この態様によれば、出力電力(Pout)の抑制を継続的に行うことができる。
第3の態様の受電装置(1)では、第1又は第2の態様において、第1設定電圧(V1)の値は、コンバータ(13)が第2端子(12)に接続された負荷(5)への給電を開始してから第1設定時間(T10)の間は、第1設定値(V11)である。また第1設定電圧(V1)の値は、コンバータ(13)が第2端子(12)に接続された負荷(5)への給電を開始してから第1設定時間(T10)経過後は、第2設定値(V12)である。第1設定値(V11)は、第2設定値(V12)よりも高く、第2設定電圧(V2)の値よりも低い。
この態様によれば、後からDCバス(4)に接続される負荷(5)の出力電力(Pout)を優先的に抑制することができる。
第4の態様の受電装置(1)では、第1又は第2の態様において、第1設定電圧(V1)の値は、コンバータ(13)が第2端子(12)に接続された負荷(5)に供給する出力電力(Pout)を増加してから第2設定時間(T20)の間は、第1設定値(V11)である。また第1設定電圧(V1)の値は、コンバータ(13)が第2端子(12)に接続された負荷(5)に供給する出力電力(Pout)を増加してから第2設定時間(T20)経過後は、第2設定値(V12)である。第1設定値(V11)は、第2設定値(V12)よりも高く、第2設定電圧(V2)の値よりも低い。
この態様によれば、時間変動する出力電力(Pout)の抑制を継続的に行うことができる。
第5の態様の受電装置(1)では、第1~第4のいずれか1つの態様において、出力制御部(15)が出力電力(Pout)を抑制していることを通知する通知部(102)を更に備える。
この態様によれば、受電装置(1)が出力電力(Pout)を抑制していることを確認できる。
第6の態様の受電システム(2)は、第1~第5のいずれか1つ態様の、1つ以上の受電装置(1)と、直流電源(3)から直流電力が供給されるDCバス(4)と、を含む。DCバス(4)には1以上の受電装置(1)が接続される。
この態様によれば、出力電力(Pout)が過大になることを防ぐことができ、直流電源(3)からDCバス(4)への給電が停止する可能性を低減することができる。
第7の態様の受電システム(2)では、第6の態様において、DCバス(4)に複数の受電装置(1)が接続されている。複数の受電装置(1)のうち、出力制御部(15)が出力電力(Pout)を抑制している受電装置(1)は、出力電力(Pout)を抑制していることを示す信号を、他の受電装置(1)に送信する。
この態様によれば、受電装置(1)が出力電力(Pout)を抑制していることを、他の受電装置(1)に通知することができる。
第8の態様の受電システム(2)は、第6又は第7の態様において、直流電源(3)を更に含む。直流電源(3)は、交流電力を直流電力に変換してDCバス(4)に供給する。
この態様によれば、出力電力(Pout)が過大になることを防ぐことができ、直流電源(3)からDCバス(4)への給電が停止する可能性を低減することができる。
なお、第2~第5の態様は受電装置(1)に必須の構成ではなく、適宜省略が可能である。また、第7及び第8の態様は受電システム(2)に必須の構成ではなく、適宜省略が可能である。
1 受電装置
2 受電システム
3 直流電源
4 DCバス
5 負荷
11 第1端子
12 第2端子
13 コンバータ
14 電圧検出部
15 出力制御部
102 通知部
V1 第1設定電圧
V2 第2設定電圧
Pout 出力電力
T10 第1設定時間
T20 第2設定時間
V11 第1設定値
V12 第2設定値
Vin 入力電圧

Claims (8)

  1. 直流電源から直流電力が供給されるDCバスに接続される第1端子と、
    負荷が接続される第2端子と、
    前記DCバスから入力される電圧及び電流の少なくともいずれか一方を変換して、前記負荷に出力するコンバータと、
    前記第1端子の入力電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した前記入力電圧に基づいて、前記コンバータの出力電力を制御する出力制御部と、を備え、
    前記出力制御部は、
    前記入力電圧が第1設定電圧以下になった場合に、前記出力電力の抑制を開始し、
    前記入力電圧が前記第1設定電圧よりも大きい第2設定電圧以上になった場合に、前記出力電力の抑制を停止する
    受電装置。
  2. 前記出力制御部は、前記出力電力の抑制の停止後、前記入力電圧が再び前記第1設定電圧以下になった場合に、前記出力電力の抑制を再開する
    請求項1に記載の受電装置。
  3. 前記第1設定電圧の値は、
    前記コンバータが前記第2端子に接続された前記負荷への給電を開始してから第1設定時間の間は、第1設定値であり、
    前記コンバータが前記第2端子に接続された前記負荷への給電を開始してから前記第1設定時間経過後は、第2設定値であり、
    前記第1設定値は、前記第2設定値よりも高く、前記第2設定電圧の値よりも低い
    請求項1又は2に記載の受電装置。
  4. 前記第1設定電圧の値は、
    前記コンバータが前記第2端子に接続された前記負荷に供給する前記出力電力を増加してから第2設定時間の間は、第1設定値であり、
    前記コンバータが前記第2端子に接続された前記負荷に供給する前記出力電力を増加してから前記第2設定時間経過後は、第2設定値であり、
    前記第1設定値は、前記第2設定値よりも高く、前記第2設定電圧の値よりも低い
    請求項1又は2に記載の受電装置。
  5. 前記出力制御部が前記出力電力を抑制していることを通知する通知部を更に備える
    請求項1~4のいずれか1項に記載の受電装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の1つ以上の受電装置と、直流電源から直流電力が供給されるDCバスと、を含み、
    前記DCバスには前記1以上の受電装置が接続される
    受電システム。
  7. 前記DCバスに複数の前記受電装置が接続されており、
    前記複数の受電装置のうち、前記出力制御部が前記出力電力を抑制している前記受電装置は、前記出力電力を抑制していることを示す信号を、他の前記受電装置に送信する
    請求項6に記載の受電システム。
  8. 前記直流電源を更に含み、
    前記直流電源は、交流電力を直流電力に変換して前記DCバスに供給する、
    請求項6又は7に記載の受電システム。
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