JP2022157249A - 二重殻タンク及び船舶 - Google Patents

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達也 今井
Tatsuya Imai
正義 猪原
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Abstract

【課題】二重殻タンクにおいて、内槽本体から突出した内槽突出部(内槽ドーム)に外槽及び内槽本体を連結する構造を提案する。【解決手段】二重殻タンクは、液化ガスを収容する内槽本体、内槽本体に設けられた内槽開口よりも所定の突出方向へ突出した内槽突出部 、及び、内槽開口の開口縁と内槽突出部とを連結する連結部とを有し、内槽本体、連結部、及び内槽突出部に囲まれた空間が内部に形成された内槽と、内槽本体を収容し、内槽突出部と接合された外槽とを備える。連結部が弾性変形により突出方向へ伸縮可能な伸縮構造を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、二重殻タンク及びそれを備える船舶に関する。
従来から、二重殻タンクを備える液化ガス運搬船が知られている。例えば、特許文献1には、船体に搭載された二重殻タンクがタンクカバーで覆われた液化ガス運搬船が開示されている。
特許文献1に開示された液化ガス運搬船では、二重殻タンクの内槽と外槽との間に断熱層として真空層が形成されている。より詳しくは、内槽は、液化ガスを貯留する内槽本体と、内槽本体から上向きに突出する内槽ドームを含み、外槽は、内槽本体を取り囲む外槽本体と、内槽ドームを取り囲む外槽ドームを含む。内槽ドームは、液化ガス移送配管や電気配管などの各種配管を集約するための部分であり、それらの配管に貫通される。
さらに、特許文献1の二重殻タンクでは、外槽ドームにベローズが組み込まれている。このベローズによって、外槽ドームが、上側の可動部と下側の固定部とに分割されている。内槽内に液化ガスが投入されると内槽が熱収縮する。外槽ドームの可動部は、内槽が熱収縮したときに内槽ドームと共に変位するように、連結部材によって内槽ドームと連結されている。
特開2015-4383号公報
特許文献1では、外槽ドームが上側の可動部と下側の固定部とに分割構成され、可動部と固定部とがベローズを介して連結され、外槽ドームの可動部と内槽ドームとが伸縮部を有する連結部材を介して連結されている。このように特許文献1では、内槽と外槽とが、内槽ドームと外槽ドームとにおいて連結されている。
特許文献1のように二重殻タンクが内槽ドーム及び外槽ドームを備える場合、タンク外から内槽内へアクセスするためのアクセス経路を形成するために、外槽ドーム及び内槽ドームのそれぞれに交通孔が必要とされるうえ、外槽ドームの交通孔を開放して内外槽間のガスをパージした後でなければ内槽ドームの交通孔を開放することができない。このような事情から、外槽ドームが省略された二重殻タンクの要望がある。この場合、内槽及び外槽の気密性が確保できるように内槽ドームに外槽及び内槽本体が連結されることとなるが、ここで、外槽と内槽本体との熱収縮度合の差による相対変位をどのように吸収するかが課題となる。
本開示は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、二重殻タンクにおいて、内槽本体から突出した内槽突出部(内槽ドーム)に外槽及び内槽本体を連結する構造であって、外槽及び内槽本体の熱収縮度合の差による相対変位を吸収し得るものを提案することにある。
本開示に係る二重殻タンクは、
液化ガスを収容する内槽本体、前記内槽本体に設けられた内槽開口よりも所定の突出方向へ突出した内槽突出部、及び、前記内槽開口の開口縁と前記内槽突出部とを連結する連結部とを有し、前記内槽本体、前記連結部、及び前記内槽突出部に囲まれた空間が内部に形成された内槽と、
前記内槽本体を収容し、前記内槽突出部と接合された外槽とを備え、
前記連結部が弾性変形により前記突出方向へ伸縮可能な伸縮構造を有することを特徴としている。
本開示に係る船舶は、船体と、前記船体に支持された前記二重殻タンクとを備えることを特徴としている。
上記構成の二重殻タンク及びそれを備える船舶では、内槽突出部は外槽と接合され、内槽突出部は内槽本体と連結部を介して連結されている。そして、連結部が弾性変形により突出方向へ伸縮可能な伸縮構造を有することにより、内槽本体と外槽との相対変位が生じても二重殻タンクの構成要素に過剰な負荷がかからないように、内槽突出部に外槽及び内槽本体の両方を構造的に連結することができる。
本開示によれば、二重殻タンクにおいて、内槽本体から突出した内槽突出部(内槽ドーム)に外槽及び内槽本体を連結する構造を提案することができる。
図1は、本実施形態に係る二重殻タンクを備えた船舶の概略側面図である。 図2は、二重殻タンクの概略断面図である。 図3は、二重殻タンクの頂部の拡大断面図である。 図4は、熱収縮によって内槽と外槽とに相対変位が生じた様子を示す図である。 図5は、第1変形例に係る二重殻タンクの頂部の概略断面図である。 図6は、第2変形例に係る二重殻タンクの頂部の概略断面図である。 図7は、第3変形例に係る二重殻タンクの頂部の概略断面図である。 図8は、第4変形例に係る二重殻タンクの頂部の概略断面図である。 図9は、第5変形例に係る二重殻タンクの頂部の概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書において、「内側」とは二重殻タンクの内槽内の空間の中心部分に近い側を意味し、「外側」とは二重殻タンクの内槽内の空間の中心部分から遠い側を意味する。
〔船舶1の概略構成〕
図1は、本実施形態に係る二重殻タンク2を備えた船舶1の概略側面図である。図1に示すように、船舶1は、少なくとも1つの二重殻タンク2と、二重殻タンク2を支持する船体11とを備える。船舶1は、低温の液化ガスを運搬する液化ガス運搬船である。液化ガスとして、LNG、液化窒素、液化水素、液化ヘリウムなどが例示される。
〔二重殻タンク2の概略構成〕
図2は、二重殻タンク2の概略断面図である。図1及び図2に示すように、二重殻タンク2は、内槽3と、内槽3を収容した外槽4とを備える。外槽4は、上部を覆うタンクカバー12と、側部及び底部を覆う保持壁14により包囲されている。タンクカバー12に代えて船体11の一部によって外槽4の上部が覆われていてもよい。保持壁14は、例えば船体11の一部により形成されていてよい。
内槽3の内部の貯留空間51には液化ガスが収容される。内槽3と外槽4の槽間には、気密な空間(以下、保冷空間52と称する)が形成されている。保冷空間52には、断熱材が配置されている。更に、保冷空間52には、沸点が貯留空間51に貯蔵されている液化ガスの沸点以上のガスが充填されている。本実施形態では、貯留空間51の液化ガスの気化ガスが保冷空間52に充填されている。このように、貯留空間51と保冷空間52とで充填されている気体が同一である場合には、保冷空間52は内槽3内の保冷空間52と連通されていてもよい。
外槽4とタンクカバー12及び保持壁14との間は、ほぼ密閉された空間(以下、保持空間53と称する)が形成されている。保持空間53には、例えば、窒素ガス、イナートガスなどの不燃性ガス又は難燃性ガス、或いは、乾燥空気が充填されている。本実施形態に係る保持空間53には窒素ガスが充填されている。
内槽3は、内槽本体31と、内槽突出部32と、内槽本体31と内槽突出部32とを連結する連結部37とを有する。内槽3には、内槽本体31、連結部37、及び内槽本体31に囲まれた空間が内部に形成されている。内槽本体31は、液化ガスの収容容器である。内槽突出部32は、内槽3の内部を通された配管を他の空間を通さずに直接的に曝露へ導くために、タンクカバー12よりも上方の曝露空間へ突出しており、内部に内槽本体31の内部と連通された空間が形成されている。内槽本体31からの内槽突出部32の突出方向Xは、本実施形態においては上下方向である。内槽突出部32はドーム形状を呈し、筒状の周壁と、周壁の上側開口を閉塞する天井壁とを含む。
内槽3には、内槽突出部32の頂部から内槽本体31の底部まで延びるタワー20が設けられている。図示は省略するが、タワー20内の下部には、液化ガスを汲み上げるためのポンプが設置されている。そのポンプには液送管及び電気管が接続され、これらの液送管及び電気管は、タワー20内を通って、内槽突出部32の曝露部を貫通して外部まで延びている。但し、タワー20の底部に配置されるポンプは省略されてもよい。
タワー20は、気送管91によっても貫通されている。気送管91は、内槽3内の液化ガスの気化により発生したボイルオフガスを内槽3から内槽突出部32を貫通して二重殻タンク2外の他の機器へ導くものである。他の機器は、例えば、推進用エンジン、発電用エンジン、再液化装置、大気開放装置などである。更に、内槽3と外槽4との間の保冷空間52には、少なくとも1本の槽間配管92が通されている。槽間配管92は、保冷空間52に配置された構造部材に適宜支持されていてよい。槽間配管92は、送液管、送気管、及び電気管のうちいずれであってもよい。槽間配管92の具体例としては、パージ用配管、サンプリング配管、給気用配管等が挙げられる。内槽3及び外槽4において、気送管91や槽間配管92などの配管が貫通する部分には、槽と配管との間の気密性を確保するための気密施工や、槽と同様の防熱施工が施されていてよい。
〔二重殻タンク2の頂部の構成〕
ここで、二重殻タンク2の頂部の構成について詳細に説明する。図3は、二重殻タンク2の頂部の拡大断面図である。
図3に示すように、内槽本体31の頂部には内槽開口35が設けられている。この内槽開口35に連結部37の下端が接合されている。連結部37は内槽開口35の開口縁から上方へ立ち上がっている。連結部37の上端は内槽突出部32の上下中途部の内壁と剛接合されている。つまり、連結部37の上部は内槽突出部32で覆われた態様となっている。
内槽本体31は、外槽4に覆われている。本実施形態において、内槽本体31及び外槽4はいずれも球形である。球形には、真球形に加えて、上下方向又は左右方向にストレッチした球形(カプセル形)や楕円形が含まれる。但し、内槽3及び外槽4は、必ずしも球形に限定されず、方形であってもよい。外槽4の頂部には、内槽3の内槽開口35と略同心の外槽開口44が設けられており、この外槽開口44と内槽突出部32の周壁の下端とが剛接合されている。
内槽突出部32には、周壁から放射方向へ突出するフランジ部39が設けられている。内槽突出部32はタンクカバー12に設けられた開口12aに上下方向に遊挿されている。フランジ部39と、タンクカバー12の開口12aの開口縁とは上下方向に対峙しており。これらの間は上下方向に伸縮可能なベローズ13で接続されている。本実施形態では、断面が蛇腹形状を有する管型のベローズ13が採用されている。ベローズ13に代えて、ゴム伸縮継手が用いられてもよい。
連結部37は、環板部材37aと筒部材37bとの組み合わせで構成されている。常温において、環板部材37aは突出方向Xを厚み方向とするリング型の板状の部材であって、筒部材37bは突出方向Xに延びる円筒状の部材である。なお、環板部材37a及び筒部材37bは、互いに接合された複数の板材から構成されていてよい。環板部材37a及び筒部材37bは、例えば、10~60mm程度の板厚を有し、内槽本体31と同じ材料で構成されている。このような環板部材37a及び筒部材37bからなる連結部37は、内槽本体31と内槽突出部32との間に介在して荷重を伝達することができる。
リング型の環板部材37aの内周縁と外周縁とを突出方向Xへ引き離すように引っ張った場合に、環板部材37aは容易に弾性変形して内周縁と外周縁とは突出方向Xに離れる方向へ相対変位可能である。筒部材37bも突出方向Xへ引っ張ると弾性変形により伸長可能であるが、環板部材37aのほうが筒部材37bよりも弾性変形しやすい。環板部材37aは、内槽本体31及び内槽突出部32と比較して弾性変形容易であることが望ましい。
本実施形態に係る連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、第1の筒部材37bの上端に外周縁が接合された第1の環板部材37a、第1の環板部材37aの内周縁に下端が接合された第2の筒部材37b、及び、第2の筒部材37bの上端に内周縁が接合された第2の環板部材37aからなる。第2の環板部材37aの外周縁は、内槽突出部32と接合されている。
連結部37の上端(即ち、第2の環板部材37aの外周縁)は、内槽突出部32の内壁であって、タンクカバー12及びフランジ部39よりも上方の位置と接合されている。また、第2の筒部材37bは、内槽突出部32よりも小径であって、第2の筒部材37bと内槽突出部32との間が離間されている。このようにして、連結部37と内槽突出部32とによって、内槽突出部32の内側に外槽4と内槽本体31の槽間と連通された空間が形成されている。この空間は保冷空間52の一部(即ち、追加の保冷空間52)となり、配管や保冷のために利用される。
槽間配管92は、外槽4と内槽本体31との間の保冷空間52を通されている。槽間配管92は、内槽突出部32と連結部37との間の追加の保冷空間52を通されている。内槽突出部32のうち槽間配管92が貫いている部分はタンクカバー12よりも上方であって曝露されている。このように、槽間配管92は、保冷空間52のみを通り、直接的に曝露まで導かれている。換言すると、槽間配管92は、貯留空間51及び保持空間53を介さずに直接的に曝露まで導かれている。
内槽本体31は低温の液化ガスが収容されることから外槽4よりも大きな度合で熱収縮し、内槽本体31と外槽4との間に相対変位が生じる。図4は、熱収縮によって内槽3と外槽4とに相対変位が生じた様子を示す図である。この図では、内槽3の熱収縮による変形が誇張して示されている。図4に示すように、熱収縮により内槽本体31が外槽4に対して相対変位すると、内槽本体31と外槽4の間隔が大きくなる。外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから、内槽本体31は内槽突出部32に対して相対変位し、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔も大きくなる。内槽本体31と内槽突出部32との相対変位は、連結部37が突出方向Xへ伸長することによって吸収される。詳細には、連結部37が内槽突出部32及び内槽本体31によって突出方向Xに引っ張られることで、主に環板部材37aが弾性変形して連結部37が突出方向Xへ伸長する。
〔二重殻タンク2の変形例〕
以下、上記実施形態に係る二重殻タンク2の第1~5変形例を説明する。なお、変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
<第1変形例>
図5は、第1変形例に係る二重殻タンク2Aの頂部の概略断面図である。図5に示すように、第1変形例に係る二重殻タンク2Aは、前述の実施形態に係る二重殻タンク2と対比して連結部37の構造が異なる。そこで、以下では第1変形例に係る二重殻タンク2Aについて、連結部37の構造を詳細に説明する。
第1変形例に係る二重殻タンク2Aにおいて、内槽3の連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、第1の筒部材37bの上端に外周縁が接合された第1の環板部材37a、第1の環板部材37aの内周縁に下端が接合された第2の筒部材37b、及び、第2の筒部材37bの上端に内周縁が接合された第2の環板部材37aからなる。第2の環板部材37aの外周縁は、内槽突出部32の下端と接合されている。このような連結部37は、内槽本体31と外槽4との槽間の厚み内に収まっている。
第1変形例に係る二重殻タンク2Aにおいて、熱収縮に起因して内槽本体31が外槽4に対して相対変位すると、外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから内槽本体31は内槽突出部32に対して相対変位する。これにより、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37が突出方向Xへ伸長することによって、過剰な負荷がかかることなく内槽本体31と内槽突出部32の連結が維持される。
<第2変形例>
図6は、第2変形例に係る二重殻タンク2Bの頂部の概略断面図である。図6に示すように、第2変形例に係る二重殻タンク2Bは、前述の実施形態に係る二重殻タンク2と対比して連結部37の構造が異なる。そこで、以下では第2変形例に係る二重殻タンク2Bについて、連結部37の構造を詳細に説明する。
第2変形例に係る二重殻タンク2Bにおいて、内槽3の連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、第1の筒部材37bの上端に内周縁が接合された第1の環板部材37a、及び、第1の環板部材37aの外周縁に下端が接合された第2の筒部材37bからなる。第2の筒部材37bの上端は、外槽4の内壁と接合されている。連結部37は、内槽本体31と外槽4との槽間の厚み内に収まっている。第2変形例に係る二重殻タンク2Bでは、内槽突出部32と連結部37とが直接的に接合されていない。しかし、内槽突出部32と外槽4とが剛接合されていることから、内槽突出部32と連結部37とが外槽4の一部を介して接合されていると見做すことができる。
第2変形例に係る二重殻タンク2Bにおいて、熱収縮に起因して内槽本体31が外槽4に対して相対変位すると、外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから内槽本体31は内槽突出部32に対して相対変位する。これにより、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37が突出方向Xへ伸長することによって、過剰な負荷がかかることなく内槽本体31と内槽突出部32の連結が維持される。
<第3変形例>
図7は、第3変形例に係る二重殻タンク2Cの頂部の概略断面図である。図7に示すように、第3変形例に係る二重殻タンク2Cは、前述の実施形態に係る二重殻タンク2と対比して連結部37の構造が異なる。そこで、以下では第3変形例に係る二重殻タンク2Cについて、連結部37の構造を詳細に説明する。
第3変形例に係る二重殻タンク2Cにおいて、内槽3の連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、内槽突出部32の下端に接合された第2の筒部材37b、及び、第1の筒部材37bと第2の筒部材37bとの間を連結する筒状の伸縮部材37cからなる。第2の筒部材37bと内槽突出部32とは一体的に構成されていてもよい。伸縮部材37cは、突出方向Xへ伸縮可能な部材である。伸縮部材37cとして、例えば、ベローズ管、コルゲート管、及び、メンブレンなどが用いられてよい。
第3変形例に係る二重殻タンク2Cにおいて、熱収縮に起因して内槽本体31が外槽4に対して相対変位すると、外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから内槽本体31は内槽突出部32に対して相対変位する。これにより、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37の主に伸縮部材37cが突出方向Xへ伸長することによって、内槽3に過剰な負荷がかかることなく内槽本体31と内槽突出部32の連結が維持される。
<第4変形例>
図8は、第4変形例に係る二重殻タンク2Dの頂部の概略断面図である。図8に示すように、第4変形例に係る二重殻タンク2Dは、内槽3と外槽4との間に中間槽6を備える点で前述の実施形態に係る二重殻タンク2と相違する。二重殻タンク2Dは、三層の槽を備える三重殻タンクともいえる。中間槽6は内槽3と外槽4との槽間に配置され、中間槽6に内槽3が収容され、外槽4に中間槽6が収容されている。内槽3と中間槽6は離間しており、これらの槽間に第1の保冷空間52aが形成されている。また、中間槽6と外槽4とは離間しており、これらの槽間に第2の保冷空間52bが形成されている。
内槽3は、内槽本体31と、内槽突出部32と、内槽本体31と内槽突出部32を連結する連結部37を有する。連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、第1の筒部材37bの上端に内周縁が接合された第1の環板部材37a、第1の環板部材37aの外周縁に下端が接合された第2の筒部材37b、第2の筒部材37bの上端に外周縁が接合された第2の環板部材37a、第2の環板部材37aの内周縁に下端が接合された第3の筒部材37b、及び、第3の筒部材37bの上端に内周縁が接合された第3の環板部材37aからなる。第3の環板部材37aの外周縁は、内槽突出部32の内壁の上下中途部と接合されている。中間槽6の頂部には中間槽開口66が設けられており、中間槽開口66の開口縁と第2の筒部材37bとが接合されている。外槽4の外槽開口44は、内槽突出部32の下端と接合されている。
第4変形例に係る二重殻タンク2Dにおいて、熱収縮に起因して内槽本体31及び中間槽6が外槽4に対して相対変位すると、外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから内槽本体31及び中間槽6は内槽突出部32に対して相対変位する。これにより、中間槽6と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37の主に第2及び第3の環板部材37aの変形により連結部37が突出方向Xへ伸長することによって、中間槽6に過剰な負荷がかかることなく中間槽6と内槽突出部32の連結が維持される。同様に、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37の主に第1~3の環板部材37aの変形により連結部37が突出方向Xへ伸長することによって、内槽本体31に過剰な負荷がかかることなく内槽本体31と内槽突出部32の連結が維持される。
<第5変形例>
図9は、第5変形例に係る二重殻タンク2Eの頂部の概略断面図である。図9に示すように、第5変形例に係る二重殻タンク2Eは、内槽突出部32がドーム形状ではなく平屋根形状を呈する点で、前述の実施形態に係る二重殻タンク2と相違する。内槽突出部32の上方にタンクカバー12は設けられておらず、内槽突出部32は曝露されている。外槽4の外槽開口44は、内槽突出部32と剛接合されている。ここで、外槽4は内槽3の収容空間が形成されたものであればよく、船体11から独立して内槽3を包囲する態様のもの、船体11を利用して内槽3を包囲する態様のものなどであってもよい。つまり、外槽4は、タンクカバー12や保持壁14などの船体11の一部により形成されていてもよい。
内槽突出部32は、連結部37を介して内槽3と連結されている。連結部37は、内槽本体31の内槽開口35に接合された第1の筒部材37b、第1の筒部材37bの上端に内周縁が接合された環板部材37a、及び、環板部材37aの外周縁に下端が接合された第2の筒部材37bからなる。第2の筒部材37bの上端は内槽突出部32と接合されている。
第5変形例に係る二重殻タンク2Eにおいて、熱収縮に起因して内槽本体31が外槽4に対して相対変位すると、外槽4と接合されている内槽突出部32は外槽4に拘束されることから内槽本体31は内槽突出部32に対して相対変位する。これにより、内槽本体31と内槽突出部32の突出方向Xの間隔が広がるが、連結部37の主に環板部材37aの変形により連結部37が突出方向Xへ伸長することによって、内槽本体31に過剰な負荷がかかることなく内槽本体31と内槽突出部32の連結が維持される。
〔総括〕
以上に説明したように、本実施形態及びその第1~5変形例に係る二重殻タンク2,2A~2Eは、
液化ガスを収容する内槽本体31、内槽本体31に設けられた内槽開口35よりも所定の突出方向Xへ突出した内槽突出部32、及び、内槽開口35の開口縁と内槽突出部32とを連結する連結部37とを有し、内槽本体31、連結部37、及び内槽突出部32に囲まれた空間が内部に形成された内槽3と、
内槽本体31を収容し、内槽突出部32と接合された外槽4とを備え、
連結部37が弾性変形により突出方向Xへ伸縮可能な伸縮構造(環板部材37a又は伸縮部材37c)を有することを特徴としている。
また、本実施形態に係る船舶1は、船体11と、船体11に支持された二重殻タンク2,2A~2Eと備えることを特徴としている。
上記構成の二重殻タンク2,2A~2E及びそれを備える船舶1では、内槽突出部32は外槽4と接合され、内槽突出部32は内槽本体31と連結部37を介して連結されている。そして、連結部37が弾性変形により突出方向Xへ伸縮可能な伸縮構造を有することにより、内槽本体31と外槽4との相対変位が生じても二重殻タンク2,2A~2Eの構成要素に過剰な負荷がかからないように、内槽突出部32に外槽4及び内槽本体31の両方を構造的に連結することができる。より詳細には、内槽本体31と外槽4との相対変位により、内槽3及び外槽4、内槽3と外槽4を連結している構造部材、並びに、内槽突出部32を貫通する配管(例えば、気送管91や槽間配管92)に、過剰な負荷がかからないように、内槽突出部32に外槽4及び内槽本体31の両方を構造的に連結することができる。
本実施形態及びその第1,2,4,5変形例に係る二重殻タンク2,2A,2B,2D,2Eにおいて、連結部37の伸縮構造は、突出方向Xを厚み方向とするリング状の環板部材37aを含む。この場合、連結部37は、少なくとも1つの環板部材37aと、少なくとも1つの突出方向Xに延びる筒部材37bとの組み合わせから構成されていてよい。
上記のような連結部37の伸縮構造では、環板部材37aの内周縁と外周縁とが突出方向Xに互いに反対に引っ張られることによって、環板部材37aが突出方向Xに伸長する。このような環板部材37aの弾性変形によって、連結部37を突出方向Xに伸長・短縮させることができる。また、環板部材37aは内槽本体31と内槽突出部32との間で荷重を伝達する構造部材として機能し、連結部37で内槽本体31又は内槽突出部32を支持することができる。
また、本実施形態に係る二重殻タンク2では、内槽3の連結部37は、内槽開口35の開口縁と接合された第1端部(下端)と、内槽突出部32の内壁と接合された第2端部(上端)とを有し、内槽突出部32の内壁と連結部37の外壁との間に、内槽本体31と外槽4との間の保冷空間52と連続する追加の保冷空間52が形成されている。
上記の追加の保冷空間52は、連結部37内の保冷のために利用できる。また、追加の保冷空間52は、内槽本体31と外槽4との間を通る槽間配管92を通すための空間として利用できる。この場合、槽間配管92は、保冷空間52と追加の保冷空間52とを通され、内槽突出部32のうち曝露された部分を貫通して外部へ延出されることが望ましい。これにより、槽間配管92は、保冷空間52のみを通されて、貯留空間51や保持空間53を通されずに曝露へ導出される。
また、第4変形例に係る二重殻タンク2Dでは、内槽本体31と外槽4との間に内槽本体31を収容した中間槽6が設けられ、中間槽6は連結部37が貫通する中間槽開口66を有し、中間槽開口66の開口縁と連結部37とが接合されている。このように、本実施形態に係る二重殻タンク2の構造は、三槽以上の多重殻タンクにも適用可能である。
また、第3変形例に係る二重殻タンク2Cでは、連結部37の伸縮構造は、ベローズ管を含んでいる。このように、連結部37の伸縮構造は、環板部材37aに限定されない。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態の具体的な構造及び/又は機能の詳細を変更したものも本発明に含まれ得る。上記の構成は、例えば、以下のように変更することができる。
例えば、上記実施形態に係る二重殻タンク2,2A~2Eは、船体11から独立した球形(又は方形)のタンクであるが、船体11を利用したメンブレン型タンクであってもよい。この場合、上記実施形態において内槽3をメンブレン、外槽4を防壁又は船体と読み替えることによって、本発明をメンブレン型タンクに適用できる。
例えば、上記実施形態に係る二重殻タンク2,2A~2Eはカーゴタンクであるが、二重殻タンク2,2A~2Eは必ずしも船舶1にカーゴタンクとして搭載される必要はなく、燃料タンクとして搭載されてもよい。また、船舶1に搭載される二重殻タンク2,2A~2Eの数は特定されない。
1 :船舶
2,2A~2E:二重殻タンク
3 :内槽
4 :外槽
6 :中間槽
11 :船体
31 :内槽本体
32 :内槽突出部
35 :内槽開口
37 :連結部
37a :環板部材
37b :筒部材
52 :保冷空間
66 :中間槽開口
92 :槽間配管
X :突出方向

Claims (8)

  1. 液化ガスを収容する内槽本体、前記内槽本体に設けられた内槽開口よりも所定の突出方向へ突出した内槽突出部、及び、前記内槽開口の開口縁と前記内槽突出部とを連結する連結部とを有し、前記内槽本体、前記連結部、及び前記内槽突出部に囲まれた空間が内部に形成された内槽と、
    前記内槽本体を収容し、前記内槽突出部と接合された外槽とを備え、
    前記連結部が弾性変形により前記突出方向へ伸縮可能な伸縮構造を有する、
    二重殻タンク。
  2. 前記伸縮構造は、前記突出方向を厚み方向とするリング状の環板部材を含む、
    請求項1に記載の二重殻タンク。
  3. 前記連結部は、少なくとも1つの前記環板部材と、少なくとも1つの前記突出方向に延びる筒部材との組み合わせからなる、
    請求項2に記載の二重殻タンク。
  4. 前記連結部は、前記内槽開口の開口縁と接合された第1端部と、前記内槽突出部の内壁と接合された第2端部とを有し、
    前記内槽突出部の内壁と前記連結部の外壁との間に、前記内槽本体と前記外槽との間の保冷空間と連続する追加の保冷空間が形成されている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の二重殻タンク。
  5. 前記保冷空間と前記追加の保冷空間とを通され、前記内槽突出部のうち曝露された部分を貫通して外部へ延出された槽間配管を、更に備える、
    請求項4に記載の二重殻タンク。
  6. 前記内槽本体と前記外槽との間に前記内槽本体を収容した中間槽が設けられ、
    前記中間槽は前記連結部が貫通する中間槽開口を有し、前記中間槽開口の開口縁と前記連結部とが接合されている、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の二重殻タンク。
  7. 前記伸縮構造は、ベローズ管を含む、
    請求項1に記載の二重殻タンク。
  8. 船体と、
    前記船体に支持された請求項1~7のいずれか一項に記載の二重殻タンクとを備えた、
    船舶。
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