JP2022155796A - 照明システムおよび照明方法 - Google Patents

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祐生 久保田
Yuki Kubota
健佑 村木
Kensuke Muraki
真也 竹村
Shinya Takemura
香美 酒井
Komi Sakai
智嗣 小野
Tomotsugu Ono
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Abstract

【課題】それぞれ照明装置が設置されている互いに異なる空間において、所定の空間に配設された照明装置に対する動作条件の設定情報を、当該所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置において再現する。【解決手段】所定の空間に配設された照明装置の設定情報を記憶する第1の記憶部と;所定の空間に配設された照明装置の第1の器具情報を記憶する第2の記憶部と;所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の第2の器具情報を記憶する第3の記憶部と;第1の記憶部に記憶された設定情報と第2の記憶部に記憶された第1の器具情報とを用いて、所定の空間に配設された照明装置から照射される光を推定し、推定した光を異なる空間において再現するように第3の記憶部に記憶された第2の器具情報を用いて異なる空間に配設された照明装置の動作条件を判断する処理部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明システムおよび照明方法に関する。
従来、さまざまな波長出力を有する発光ダイオード(LED)を用いた照明装置が種々実用化されている。また、近年においては、点灯または消灯等の操作だけでなく、波長の異なるLEDを組み合わせて各々の出力を調整することにより、照明の光束・色調を自由に変更することを可能とする照明装置も知られている。さらに、この種の照明装置においては、ユーザが所望する調光率を容易な操作により記憶し、再現させることを可能とする照明装置も提案されるに至っている。
特開2006-179350号公報 特許第5646911号明細書
ところで、照明装置の調光率の設定は、当該照明装置が設置された空間ごとに行うことが一般的であるが、ある空間における照明装置に対して設定した調光率と同じ値の調光率を用いて別の空間における照明装置に対する調光率を設定したとしても、この異なる空間において同様の調光レベルが再現されるとは限らない。この再現を困難としている要因としては、別々の空間に配置された照明装置の全光束が必ずしも一致するとは限らないこともその一因と考えられる。
そこで、実施形態は、それぞれ照明装置が設置されている互いに異なる空間において、所定の空間に配設された照明装置に対する動作条件の設定情報を、当該所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置において再現する照明システムおよび照明方法を提供する。
実施形態によれば、所定の空間に配設された照明装置の動作条件として設定された設定情報を記憶する第1の記憶部と;前記所定の空間に配設された照明装置の器具情報である第1の器具情報を記憶する第2の記憶部と;前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の器具情報である第2の器具情報を記憶する第3の記憶部と;前記第1の記憶部に記憶された前記設定情報と、前記第2の記憶部に記憶された前記第1の器具情報と、を用いて、前記所定の空間に配設された照明装置から照射される光を推定し、前記推定した光を前記所定の空間とは異なる空間において再現するように、前記第3の記憶部に記憶された前記第2の器具情報を用いて、前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の動作条件を判断する処理部とを具備する。
第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Aにおける照明装置および照明コントローラが情報端末装置と通信する様子を示した図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Aにおける照明コントローラの内部構成を示したブロック図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおける情報端末装置の内部構成を示したブロック図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Bにおける照明装置および照明コントローラが情報端末装置による制御を受ける様子を示した図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Bにおける照明コントローラの内部構成を示したブロック図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、情報端末装置の処理部が所定空間における照明装置から照射されている光の光束・色温度を推定することを説明するための図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間に配設された複数の照明装置においてメイン照明装置とサブ照明装置とを判別する際に利用する、度数と光束の関係を示した説明図である。 第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間に配設された複数の照明装置においてメイン照明装置とサブ照明装置とを判別する際に利用する、度数と光束の関係を示した説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
<所定空間Aに係る照明システム>
まずは、第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Aに係る各構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Aにおける照明装置および照明コントローラが情報端末装置と通信する様子を示した図である。
本実施形態の照明システムは、まず、所定の照明装置および照明コントローラが配設された所定空間Aに関する構成として、図1に示すように、当該所定空間Aに配設された複数の照明装置1A,1A'、照明コントローラ2A、および、当該照明コントローラ2Aと所定情報を送受信する情報端末装置3と、を有する。
照明装置1A,1A'は、所定空間Aに配設され、種々の波長出力を有する発光ダイオード(LED)を用いた照明装置であって、波長の異なるLEDを組み合わせて各々の出力を調整することにより、照明の色調を自由に変更することを可能とする機能を有する。ここで、本実施形態において照明装置1A,1A'は、直接光を照射する直接照明装置を想定する。
なお、図1においては、空間A内に2つの照明装置1A,1A'を配設する例を示すが、これに限らず、照明装置は1つでもよく、また、3つ以上の複数個が配設される例も本願発明に属する。
さらに、照明装置1A,1A'は、所定空間Aの天井に配設される照明装置でなくてもよく、壁、床、机などに配設・配置される照明装置であってもよい。なお、本実施形態においては、上述したように照明装置1A,1A'は直接光を照射する直接照明装置を想定するが、これに限らず、間接光を照射する間接照明装置であってもよい。
照明装置1A,1A'は、また、図示しない無線通信機能を備え、照明コントローラ2Aからの無線による、調光、調色の制御を受けることを可能とする。
照明コントローラ2Aは、無線通信機能を備え、情報端末装置3の制御下に、無線によって照明装置1A,1A'の調光、調色等の制御を可能とする。具体的に照明コントローラ2Aは、図2に示すように、照明装置1A,1A'または情報端末装置3との送受信を行う受信部21Aおよび送信部23Aの無線通信機能を備えるとともに、これら無線通信の制御のほか、第2の記憶部24Aの制御を行うコントローラ処理部22Aを備える。
また、照明コントローラ2Aは、所定空間Aの天井、壁、床、机などに配設・配置される。なお、照明コントローラ2Aは、受信部21Aと、発信部23Aと、の両方の機能を備える通信部を備えていてもよい。
<照明コントローラ2Aにおける第2の記憶部>
照明コントローラ2Aは、さらに、当該所定空間Aに配設された照明装置1A,1A'に係る種々の器具情報(第1の器具情報)を記憶する記憶部である第2の記憶部24Aを備える。第2の記憶部24Aは、本実施形態においては、照明装置1A,1A'に係る「器具情報」と共に、照明装置1A,1A'に係る「設定情報」を記憶するようになっている。
ここで、「器具情報」は、例えば、当該照明装置1A,1A'の全光束の値に係る情報であり、「設定情報」は、本実施形態においては、所定の空間(この場合、所定空間A)に配設された照明装置(この場合、照明装置1A,1A')から照射される「光の出力割合」および「光の色情報」である。なお、この「器具情報」および「設定情報」は、詳しくは後述するが、無線通信により照明コントローラ2Aにおける第2の記憶部24Aから情報端末装置3における第1の記憶部34に転送されるようになっている。
また、第2の記憶部24Aは、本実施形態においては照明コントローラ2A内に配設するものとしたが、これに限らず、照明装置1A,1A'内に設けても良い。この場合、照明装置1A,1A'は、照明コントローラ2Aを経由せず、情報端末装置3と直接通信を行うようにしてもよい。
さらに、第2の記憶部24Aに記憶する各種情報は、いわゆるクラウドサービス上の外部記憶部に格納する形態であってもよい。この場合、第2の記憶部24Aの記憶機能は、後述する情報端末装置3における第1の記憶部34と共用であってもよい。
<情報端末装置3の構成>
情報端末装置3は、本実施形態においては、いわゆるスマートフォン等の携帯情報端末を想定し、無線通信機能を備え、照明コントローラ2Aとの間において各種情報の送受信を行う。具体的に情報端末装置3は、図3に示すように、照明コントローラ2Aとの送受信を行う受信部31および送信部33の無線通信機能を備えるとともに、これら無線通信の制御のほか、第1の記憶部34の制御を行う処理部32を備える。また情報端末装置3は、照明コントローラ2Aを介して照明装置1A,1A'の調光、調色等を設定するための操作部35を備える。
また、情報端末装置3Aは、受信部31と、発信部33と、の両方の機能を備える通信部を備えていてもよい。
<情報端末装置3における第1の記憶部>
情報端末装置3は、さらに、照明装置1A,1A'の動作条件として設定された種々の「設定情報」および照明装置1A,1A'に係る「器具情報」を記憶する記憶部である第1の記憶部34を備える。ここで第1の記憶部34は、所定の空間Aに配設された照明装置1A,1A'の動作条件として設定された設定情報を記憶する「第1の記憶部」としての機能を果たす。
なお、本実施形態においては、上述したように情報端末装置3は、いわゆるスマートフォン等の携帯情報端末を想定するが、これに限らず、タブレット型端末装置、専用のリモートコントローラ装置等、種々の形態が想定される。
「設定情報」および「器具情報」を記憶する第1の記憶部34は、本実施形態においては、情報端末装置3内部に配設された固定記憶部に記憶する形態を想定するが、これに限らず、情報端末装置本体に対して着脱可能な記憶媒体に記憶する形態であってもよい。さらに、当該「設定情報」等を、いわゆるクラウドサービス上の外部記憶部に格納する形態であってもよい。この場合、第1の記憶部34の記憶機能は、上述した照明コントローラ2Aにおける第2の記憶部24Aと共用であってもよい。
<情報端末装置3における処理部>
処理部32は、照明コントローラ2Aとの通信により、所定の空間Aに係る照明装置1A,1A'に係る「設定情報」、すなわち照明装置1A,1A'から照射される「光の出力割合情報」および「光の色情報」と、照明装置1A,1A'に係る「器具情報」とを取得し、これら情報を第1の記憶部34に記憶するよう制御する。
また、処理部32は、取得した「設定情報」および「器具情報」に基づいて、まず、所定空間Aにおける照明装置1A,1A'から照射されている光の実際的な光束情報および色情報を推定する。
さらに処理部32は、情報端末装置3が所定空間Aとは異なる空間Bに持ち込まれた際、第1の記憶部34に記憶された、所定の空間Aに係る照明装置1A,1A'から照射される「光の出力割合情報」および「光の色情報」と、照明装置1A,1A'に係る「器具情報」とに基づいて、所定空間Bに照射される光の明るさ、光の色を導出し、前記導出した明るさ、色に係る光を所定空間Bに照射するように、当該所定空間Bに配設された照明装置(後述する照明装置1B,1B')の動作条件を判断する機能を有する。
このように処理部32は、第1の記憶部34に記憶された「設定情報」と、照明装置1A,1A'の「器具情報(第1の器具情報)」とを用いて、所定空間Aとは異なる空間(例えば、後述する所定空間B)に配設された照明装置(例えば、後述する照明装置1B,1B')の動作条件を判断する「処理部」としての機能を果たす。
なお、上述した処理部32は、上述したこれら制御機能を有するアプリケーションソフトして構成されてもよい。また、当該処理部32の機能をアプリケーションソフトの機能として実現する場合、予め情報端末装置3にプリセットされたアプリケーションソフトであってもよく、外部からのダウンロードによって取得する形態であってよい。
<所定空間Bに係る照明システム>
次に、第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Bに係る各構成について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る照明システムにおいて、所定空間Bにおける照明装置および照明コントローラが情報端末装置と通信する様子を示した図である。
本実施形態の照明システムは、上述した所定空間Aに係る各構成要素のほか、この所定空間Aとは異なる所定空間Bに係る各構成要素を含めて構成される。この所定空間Bに関する構成要素として、図4に示すように、当該所定空間Bに配設された複数の照明装置1B,1B'、照明コントローラ2B、および、当該照明コントローラ2Bと所定情報を送受信する情報端末装置3と、を有する。
なお本実施形態においては、図4に示す所定空間Bに係る情報端末装置3は、上述した所定空間Aにおいて照明装置1A,1A'、照明コントローラ2Aと送受信を行い、かつ、内部の記憶部(第1の記憶部34)に照明装置1A,1A'に係る情報を記憶した状態の情報端末装置3を想定する。なお、この所定空間Bにおける情報端末装置3の形態については、後に改めて説明する。
照明装置1B,1B'は、所定空間Bに配設され、種々の波長出力を有する発光ダイオード(LED)を用いた照明装置であって、波長の異なるLEDを組み合わせて各々の出力を調整することにより、照明の色調を自由に変更することを可能とする機能を有する。ここで、本実施形態において照明装置1B,1B'は、直接光を照射する直接照明装置を想定する。
なお、図4においても、空間B内に2つの照明装置1B,1B'を配設する例を示すが、これに限らず、照明装置は1つでもよく、また、3つ以上の複数個が配設される例も本願発明に属することは図1に係る構成と同様である。
さらに、照明装置1B,1B'は、所定空間Bの天井に配設される照明装置でなくてもよく、壁、床、机などに配設・配置される照明装置であってもよい。なお、本実施形態においては、上述したように照明装置1B,1B'は直接光を照射する直接照明装置を想定するが、これに限らず、間接光を照射する間接照明装置であってもよい。
照明装置1B,1B'は、また、図示しない無線通信機能を備え、照明コントローラ2Bからの無線による、調光、調色の制御を受けることを可能とする。
照明コントローラ2Bは、無線通信機能を備え、空間Bに持ち込まれた情報端末装置3の制御下に、無線によって照明装置1B,1B'の調光、調色等の制御を可能とする。具体的に照明コントローラ2Bは、図5に示すように、照明装置1B,1B'または情報端末装置3との送受信を行う受信部21Bおよび送信部23Bの無線通信機能を備えるとともに、これら無線通信の制御のほか、第3の記憶部24Bの制御を行うコントローラ処理部22Bを備える。
また、照明コントローラ2Bは、所定空間Bの天井、壁、床、机などに配設・配置される。なお、照明コントローラ2Bは、受信部21Bと、発信部23Bと、の両方の機能を備える通信部を備えていてもよい。
照明コントローラ2Bは、さらに、当該所定の空間Bに配設された照明装置1B,1B'に係る種々の器具情報(第2の器具情報)を記憶する記憶部である第3の記憶部24Bを備える。この第3の記憶部24Bは、上述した第2の記憶部24Aと同様に、本実施形態においては、照明装置1B,1B'に係る「器具情報」と共に、照明装置1B,1B'に係る「設定情報」を記憶するようになっている。
ここで、第3の記憶部24Bに格納される「器具情報」および「設定情報」は、この場合、所定空間Bに配設された照明装置1B,1B'から照射される「光の出力割合」および「光の色情報」である。また、この「器具情報」および「設定情報」も、無線通信により照明コントローラ2Bにおける第3の記憶部24Bから情報端末装置3における第1の記憶部34に転送されるようにしてもよい。
また、第3の記憶部24Bも、照明コントローラ2B内に配設するもののほか、照明装置1B,1B'内に設けても良い。この場合、照明装置1B,1B'は、照明コントローラ2Bを経由せず、情報端末装置3と直接通信を行うようにしてもよい。
さらに、第3の記憶部24Bについても、第2の記憶部24Aと同様に、記憶する各種情報は、いわゆるクラウドサービス上の外部記憶部に格納する形態であってもよい。この場合、第3の記憶部24Bの記憶機能は、第2の記憶部24A、または、情報端末装置3における第1の記憶部34と共用であってもよい。
<所定空間Bにおける情報端末装置3の形態>
所定空間Bに持ち込まれた情報端末装置3は、上述したように、本実施形態においては、上述した所定空間Aにおいて照明装置1A,1A'、照明コントローラ2Aと送受信を行い、かつ、情報端末装置3における第1の記憶部34内に、照明装置1A,1A'に係る情報を記憶した状態の情報端末装置3を想定する。
すなわち、情報端末装置3を、いわゆるスマートフォン等の携帯情報端末とした場合、内部の固定記憶部である第1の記憶部34に、所定空間Aにおける照明装置1A,1A'に係る情報を記憶した状態の情報端末装置3を所定空間Aとは異なる空間Bに持ち込み、この空間B内において、情報端末装置3と照明コントローラ2Bとの送受信を行うこととなる。
このように、本実施形態においては、第1義的には、「設定情報」を記憶する第1の記憶部34は、情報端末装置3内部に配設された固定記憶部に記憶する形態を想定するが、これに限らず、この第1の記憶部34は、情報端末装置本体に対して着脱可能な記憶媒体に記憶する形態であってもよい。さらに、当該「設定情報」等を、いわゆるクラウドサービス上の外部記憶部に格納する形態であってもよい。
この場合、すなわち、上記照明装置1A,1A'に係る情報を、着脱可能な記憶媒体に記憶する場合、または、クラウド上等の外部の記憶部に格納するような場合においては、情報端末装置3は必ずしも物理的に同じ固体である必要はなく、この外部の記憶部に格納された情報を読み出す(あるいは利用する)機能を有した別の固体である情報端末装置3を空間B内に持ち込み、読み出した情報に基づいて所定空間B内の照明装置1B,1B'、照明コントローラ2Bを制御するようにしてもよい。
加えて、所定空間Bで使用する別の固体である情報端末装置3に対して、所定空間Aで使用した情報端末装置3から、Bluetooth(Bluetooth SIG,Incの登録商標)等の近距離間データ無線通信技術を用いて情報を伝達することにより、当該別の固体である情報端末装置3にて所定空間B内の照明装置1B,1B'、照明コントローラ2Bを制御するようにしてもよい。
<設定情報」および「器具情報」の具体例>
<設定情報の具体例>
次に、本実施形態に係る照明装置の動作条件としての「設定情報」の例を以下に示す。
・明るさ情報としての調光率(0~100%)
・明るさ情報としての明るさの絶対値(例えば、全光束値、照度値、輝度値など)
・色情報としての調色率
・色情報としての色温度の絶対値(例えば2700K)
・色情報としての色分類(昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色)
・色情報としての色偏差情報
<「器具情報」の具体例>
また、照明コントローラ2A、照明コントローラ2Bにおける第2の記憶部24A、第3の記憶部24Bに記憶する、照明装置1A,1A'または照明装置1B,1B'に係る「器具情報」は、本実施形態においては、例えば以下に示す例を想定する。
・照明装置1A,1A'の型番
・調光、調色の可否
・最大明るさ(例えば、全光束値、照度値、輝度値等)
・色温度の調整可能範囲(例えば、2700K~5000K等)
・色温度の調整可能単位(例えば、50K刻み。この場合、2700K、2750K、2800K、・・、5000Kが作成可能)
・色分類に対応する色温度(例えば、当該機種では、電球色は3000Kを指すという情報)
<所定空間Aと所定空間Bに配設される照明装置の種別>
上述した第1の実施形態においては、所定空間Aに2つの照明装置1A,1A'(いずれも調光、調色可能)を配設し、また、異なる空間である所定空間Bに2つの照明装置1B,1B'(いずれも調光、調色可能)をそれぞれ配設する例を挙げて説明したが、本願発明の技術思想は、この例に限らず、以下に示す如き多くのパターンに適用することができる。
(1)空間A:装置1台 空間B:装置1台(調光または調色可能)
(2)空間A:装置複数 空間B:装置1台(調光または調色可能)
(3)空間A:装置1台 空間B:装置複数(1台以上が調光、調色不可)
(4)空間A:装置1台 空間B:装置複数(全てが調光または調色可能)
(5)空間A:装置複数 空間B:装置複数(メイン照明装置とサブ照明装置に設定)
以下、上述した(1)から(5)までの各パターンについて、それぞれ情報端末装置3における処理部32の動作について説明する。なお、パターンによっては、空間に配設される照明装置が1台の例もあるが、パターンに応じて上述した構成例を適宜変更して説明する。
<パターン(1)>
1台の照明装置1Aが配設された所定空間Aに情報端末装置3が配置し、処理部32の制御下に第1の記憶部34に対して、以下に示す「設定情報」および「器具情報」が記憶されたとする。
設定情報 調光率:70%、色温度:電球色
器具情報 最大明るさ:1000[lm]、電球色=3000[K]
このとき、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Aにおける照明装置1Aから照射されている光が、1000[lm]×0.7=700[lm]、かつ3000[K]と推定する。
この後、1台の照明装置1Bが配設された所定空間Bに情報端末装置3が配置(持ち込み)されると、情報端末装置3の処理部32は、推定した所定空間Aにおける照射光を再現するように空間Bに配設された照明装置1Bを動作させる。厳密には、情報端末装置3は、照明コントローラ2Bに信号を送信し、照明コントローラ2Bが照明装置1Bを制御する。なお、空間Bの照明装置1Bが色分類単位でしか制御できない場合は、電球色の光を照射する(3000[K]でなくてもよい)。
<パターン(2)>
複数の照明装置(ここでは2台の照明装置1A,1A'の例を挙げる)が配設された所定空間Aに情報端末装置3が配置し、処理部32の制御下に第1の記憶部34に対して、以下に示す「設定情報」および「器具情報」が記憶されたとする。
設定情報 装置1A 調光率:70%、色温度:電球色
装置1A'調光率:30%、色温度:昼白色
器具情報 装置1A 最大明るさ:1000[lm]、電球色=3000[K]
装置1A'最大明るさ:400[lm]、昼白色=5000[K]
このとき、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Aにおける照明装置1A,1A'から照射されている光が、
1000[lm]x0.7+400[lm]x0.3=700[lm]+120[lm]=820[lm]
3000[K]+(5000[K]-3000[K])x(120[lm]/820[lm])=3292[K]
と推定する。
なお、色温度の推定は、2つの照明装置1A,1A'が照射する色温度の間の光を、2つの照明装置1A,1A'の明るさ比に応じて推定する。ここでは、照明装置1Aが700[lm]の明るさの電球色(3000[K])であり、照明装置1A'が120[lm]の明るさの昼白色(5000[K])であるため、2つの照明装置1A,1A'から照射される光の混色光は、電球色(3000[K])側に強く引っ張られる(図6参照)。
具体的には、電球色(3000[K])と昼白色(5000[K])の間の色温度であって、120[lm]:700[lm]に分けられる位置である(式1,式2参照)。
低色温度側の色温度(K)+2つの色温度の差分(K)x(高色温度側の明るさ/全体明るさ)・・・(式1)
または、
高色温度側の色温度(K)-2つの色温度の差分(K)x(低色温度側の明るさ/全体明るさ)・・・(式2)
この後、1台の照明装置1Bが配設された所定空間Bに情報端末装置3が配置されると、情報端末装置3の処理部32は、推定した条件で空間Bに配設された照明装置1Bを動作するよう照明コントローラ2Bを制御する。なお、空間Bの照明装置1Bが色分類単位でしか制御できない場合は、最も近い色分類の光を照射する(3292[K]でなくてもよい)。
なお、所定空間Aにおいて、照明装置が3つの場合においても、空間の光束については上記同様の計算式により求めることができ、また、色温度については、まず、第1の照明装置と第2の照明装置の合成光の色温度と、第1の照明装置と第3の照明装置の合成光の色温度を算出した後、それぞれの合成光同士を合わせた合成光の色温度を算出すればよい。4つ以上も同様に展開できる。
<パターン(3)>
パターン(3)については、処理部32において、所定空間Aにおける照明装置1Aから照射されている光を推定する工程までは上記パターン(1)と同じである。
すなわち、パターン(3)においても、1台の照明装置1Aが配設された所定空間Aに情報端末装置3が配置し、処理部32の制御下に第1の記憶部34に対して、以下に示す「設定情報」および「器具情報」が記憶されたとする。
設定情報 調光率:70%、色温度:電球色
器具情報 最大明るさ:1000[lm]、電球色=3000[K]
そして、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Aにおける照明装置1Aから照射されている光が、1000[lm]×0.7=700[lm]、かつ3000[K]と推定する。
パターン(3)においては、この後、複数台の照明装置(ここでは、2台の照明装置1B,1B'の例を挙げる)が配設された所定空間Bに情報端末装置3が配置されると、情報端末装置3の処理部32は、通信により照明コントローラ2Bにおける第3の記憶部24Bに記憶された照明装置1B,1B'に係る器具情報を取得する。いま、第3の記憶部24Bに、以下に示す照明装置1B,1B'に係る「器具情報」が記憶されたとする。すなわち、所定空間Bにおける2台の照明装置のうち1台の照明装置が調光調色ともできない装置であったとする。
器具情報 装置1B 最大明るさ:1000[lm]、色温度:2000[K]~5000[K]調色可能
装置1B'最大明るさ:400[lm]、色温度:5000[K]固定
この場合、情報端末装置3における処理部32は、照明装置1Bだけを700[lm]かつ3000[K]で点灯させ、装置1B'は消灯するよう照明コントローラ2Bを制御する。
なお、所定空間Bにおける"明るさ"だけを所定空間Aと合わせるのであれば、装置1Bと装置1B'の最大明るさの比率で割り当ててもよい。この場合、例えば、
装置1B =700×1000/1400=500[lm]、色温度:任意の色温度
装置1B'=700×400/1400=200[lm]、色温度:5000[K]
となるように制御する。
また、例えば、所定空間Bにおける照明装置1B,1B'に係る「器具情報」が、
器具情報 装置1B 最大明るさ:500[lm]、色温度:2000[K]~5000[K]調色可能
装置1B'最大明るさ:400[lm]、色温度:5000[K]固定
であったとすると、情報端末装置3の処理部32は、装置Bを最大明るさまで割り当てて、
装置1B =500[lm]、色温度:色温度=X
装置1B'=200[lm]、色温度:5000[K]
となるように制御する。
ここで、所定空間Bにおける色温度の目標は3000[K]なので、以下の式が成り立つ。
X+(5000[K]-X)×(200[lm]/700[lm])=3000[K]
X=2200[K]
<パターン(4)>
パターン(4)の場合も、情報端末装置3における処理部32による、所定空間Aの照明装置1Aから照射されている光を推定する工程までは上記パターン(1)と同じであり、所定空間Bにおける目標の光束、色温度は700[lm]かつ3000[K]である。したがって、情報端末装置3における処理部32は、所定空間Bにおける光束、色温度が上記値となるように、所定空間Bにおける複数台の照明装置の調光、調色を制御する。
なお、処理部32は、所定空間Bにおける目標の明るさが1台の照明装置で賄える場合は、1台または限られた数の照明装置のみを点灯するよう制御し、または、目標の明るさを、それぞれの照明装置の最大明るさの比率で割り当てるよう制御する。
<パターン(5)>
パターン(5)については、処理部32に係る制御は基本的にパターン(3)と同様であるが、パターン(5)は、所定空間Aおよび所定空間Bにおける複数台の照明装置が予めメイン照明装置とサブ照明装置に分けられて配設される場合を想定する。
いま、例えば、所定空間Aにおける照明装置1A,1A'の「設定情報」と「器具情報」が例えば、以下のように設定されるとする。
設定情報 装置1A 調光率:70%、色温度:電球色
装置1A'調光率:30%、色温度:昼白色
器具情報 装置1A 最大明るさ:1000[lm]、電球色=3000[K]
装置1A'最大明るさ:400[lm]、昼白色=5000[K]
この所定空間Aにおける照明装置1A,1A'がメイン照明装置とサブ照明装置とに分かれて設定されている場合において、いずれがメイン照明装置でありまたサブ照明装置であるかを判定する手法について、以下、説明する。なお、ここでは、所定空間Aにおける複数の照明装置のメイン・サブ判別について説明するが、所定空間Bにおける複数の照明装置についても、同様にメイン・サブ判別をすることができる。
上述した設定情報および器具情報から、装置1Aは、700[lm]、3000[K]の条件で点灯し、一方、装置1A'は、120「lm」、5000[K]の条件で点灯していると分かる。この条件下においてメイン照明装置とサブ照明装置の判別手法はいくつかの手法が考えられるが、本実施形態においては、以下の3通りを想定する。
(第1の例) 器具情報から求められる最大明るさが最も高い照明装置をメイン照明装置とし、メイン以外はサブ照明装置であると判定する。
(第2の例) 実際の点灯明るさが最も高い照明器具をメイン照明装置とし、メイン以外はサブ照明装置であると判定する。
(第3の例) 例えば、図7または図8に示すように、横軸に明るさ(器具情報の最大明るさでも、実際の点灯明るさでもよい)、縦軸に度数(照明装置の数)のグラフ(ヒストグラム)を作成したときに、最も高い明るさの山に属する照明装置をメイン照明装置とし、メイン以外はサブ照明装置であると判定する。
これらの判別手法により、上述した所定空間Aにおける照明装置1A,1A'の例に照らすと、これら照明装置1A,1A'は、上記第1、第2、第3の例いずれの例においても
・装置1Aは、700[lm]、3000[K]であって、メイン照明装置
・装置1A'は120[lm]、5000[K]であって、サブ照明装置
であると判定されると考えられる。なお、所定空間Bにおける複数の照明装置1B,1B'も同様の手法によりメイン・サブ判別がなされるようになっている。
所定空間Aおよび所定空間Bにおける複数の照明装置が、いずれもメイン照明装置であるかサブ照明装置であるかについて判別された場合、パターン(5)における情報端末装置3の処理部32は、さらに、この所定空間Bにおけるメイン照明装置およびサブ照明装置の器具情報に応じて、以下のように各照明装置を制御する。
<パターン(5-1)>
所定空間Aにおけるメイン照明装置:700[lm]、3000[K]
所定空間Aにおけるサブ照明装置 :120[lm]、5000[K]
所定空間Bにおけるメイン照明装置:調光または調色が不可能
所定空間Bにおけるサブ照明装置 :調光および調色はいずれも可能
である場合、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Bにおける光束、色温度を所定空間Aのメイン照明装置の光束・色温度(700[lm]、3000[K])を再現するように、この場合、所定空間Bにおけるサブ照明装置(調光および調色はいずれも可能)を点灯し調光調色するよう照明コントローラ2Bを制御する。
なお、所定空間Bにおいて再現する光束は、所定空間Aのメイン照明装置+サブ照明装置の光束(700[lm]+120[lm]=820[lm])でもよい。
<パターン(5-2)>
所定空間Aにおけるメイン照明装置:700[lm]、3000[K]
所定空間Aにおけるサブ照明装置 :120[lm]、5000[K]
所定空間Bにおけるメイン照明装置:調光および調色はいずれも可能
所定空間Bにおけるサブ照明装置 :調光または調色が不可能
である場合、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Bにおける光束、色温度を所定空間Aのメイン照明装置の光束・色温度(700[lm]、3000[K])を再現するように、この場合、所定空間Bにおけるメイン照明装置(調光および調色はいずれも可能)を点灯し調光調色するよう照明コントローラ2Bを制御する。
なお、所定空間Bにおいて再現する光束は、所定空間Aのメイン照明装置+サブ照明装置の光束(700[lm]+120[lm]=820[lm])でもよく、または、色温度は、所定空間Aに係る空間色温度に合わせてもよい。
<パターン(5-3)>
所定空間Aにおけるメイン照明装置:700[lm]、3000[K]
所定空間Aにおけるサブ照明装置 :120[lm]、5000[K]
所定空間Bにおけるメイン照明装置:調光および調色はいずれも可能
所定空間Bにおけるサブ照明装置 :調光および調色はいずれも可能
である場合、情報端末装置3の処理部32は、所定空間Bにおけるメイン照明装置(調光および調色はいずれも可能)を、所定空間Aのメイン照明装置の光束・色温度(700[lm]、3000[K])と同じ光束・色温度となるように調光調色制御し、かつ、所定空間Bにおけるサブ照明装置(調光および調色はいずれも可能)を、所定空間Aのサブ照明装置の光束・色温度(120[lm]、5000[K])と同じ光束・色温度となるように調光調色制御するよう照明コントローラ2Bを制御する。
<第1の実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によると、それぞれ照明装置が設置されている互いに異なる空間において、所定空間Aに配設された照明装置に対する動作条件の設定情報を、当該所定空間Aとは異なる所定空間Bに配設された照明装置において的確に再現することができる。
具体的に、本実施形態に係る照明システムによると、例えば、在宅勤務等により自宅等を新たな仕事環境の場とするようなケースにおいて、自宅の所定空間Aを自身の快適な照明環境として構築し、その照明環境を例えば、サテライトオフィス等の所定空間Bにおいて再現したい場合、自宅の所定空間Aの明るさまたは色合いを所定空間Bであるサテライトオフィスにおいても的確に再現することが可能となる。
(第2の実施形態)
(構成)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態の照明システムは、その基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、情報端末装置3に新たな機能を有することを特徴とする。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、ここでは第1の実施形態との差異のみの説明にとどめ、共通する部分の説明については省略する。
第2の実施形態の照明システムにおける情報端末装置3は、いわゆるスマートフォン等の携帯情報端末装置により実現される。本実施形態において情報端末装置3は、端末装置本体の位置情報を適宜記憶する機能を有する。
ここで、ホテル、旅館、またはいわゆるインターネットカフェ等の照明設備を備える個室空間が設けられた施設において、第1の実施形態の照明システムの如き機能を備える照明装置等が配設されているとする。
このような個室空間に、本第2の実施形態に係る情報端末装置(スマートフォン)を持ち込み配置した状態で当該個室空間の照明環境を所望の環境に構築した場合、情報端末装置3の処理部32は、当該照明環境とそのときの当該情報端末装置3の位置情報(すなわち、当該個室空間の位置情報)に紐づけて記憶するよう所定の記憶部を制御する。
その後、ユーザが当該情報端末装置3を携帯して当該個室空間を再び訪れた際、情報端末装置3の処理部32は、過去に記憶した位置情報から同個室空間に係るユーザの所望する照明環境に係る設定情報を呼び出しユーザに提示することができる。さらに、ユーザの操作により当該設定情報に基づいて当該個室空間の照明装置等を制御する。
なお、当該個室空間にいわゆるwifi環境が設置されている場合、ユーザが情報端末装置3(スマートフォン)を携帯して当該空間に進入したタイミングで自動的にこれら設定情報を呼び出し自動的に当該設定情報に基づいて当該個室空間の照明装置等を制御するようにしてもよい。
<第2の実施形態の効果>
以上説明したように、本第2の実施形態によると、第1の実施形態に係る効果に加え、一度訪れた個室空間の照明環境を、再訪した際に的確に再現することができ至極便利である。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1A,1A':(所定空間Aの)照明装置
1B,1B':(所定空間Bの)照明装置
2A:(所定空間Aの)照明コントローラ
2B:(所定空間Bの)照明コントローラ
22A:(所定空間Aの)コントローラ処理部
22B:(所定空間Bの)コントローラ処理部
24A:(所定空間Aの)第2の記憶部
24B:(所定空間Bの)第3の記憶部
3:情報端末装置
32:処理部
34:第1の記憶部

Claims (4)

  1. 所定の空間に配設された照明装置の動作条件として設定された設定情報を記憶する第1の記憶部と;
    前記所定の空間に配設された照明装置の器具情報である第1の器具情報を記憶する第2の記憶部と;
    前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の器具情報である第2の器具情報を記憶する第3の記憶部と;
    前記第1の記憶部に記憶された前記設定情報と、前記第2の記憶部に記憶された前記第1の器具情報と、を用いて、前記所定の空間に配設された照明装置から照射される光を推定し、前記推定した光を前記所定の空間とは異なる空間において再現するように、前記第3の記憶部に記憶された前記第2の器具情報を用いて、前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の動作条件を判断する処理部と;
    を備える照明システム。
  2. 前記処理部は、前記設定情報である前記所定の空間に配設された照明装置から照射される光の出力割合と前記器具情報とを用いて、前記所定の空間に照射される光の明るさを推定する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記処理部は、
    前記設定情報または前記第1の器具情報から、前記所定の空間に配設された照明装置のうちメイン照明装置とサブ照明装置とを特定し、
    前記メイン照明装置に対する前記設定情報と、前記サブ照明装置に対する前記設定情報の比率を算出し、
    前記第2の器具情報から、前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明器具のうちメイン照明器具とサブ照明器具とを特定し、
    前記比率を再現するように動作条件を判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 第1の記憶部が、所定の空間に配設された照明装置の動作条件として設定された設定情報を記憶し、
    第2の記憶部が、前記所定の空間に配設された照明装置の器具情報である第1の器具情報を記憶し、
    第3の記憶部が、前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の器具情報である第2の器具情報を記憶し、
    処理部が、前記第1の記憶部に記憶された前記設定情報と、前記第2の記憶部に記憶された前記第1の器具情報と、を用いて、前記所定の空間に配設された照明装置から照射される光を推定し、前記推定した光を前記所定の空間とは異なる空間において再現するように、前記第3の記憶部に記憶された前記第2の器具情報を用いて、前記所定の空間とは異なる空間に配設された照明装置の動作条件を判断する
    ことを特徴とする照明方法。
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