JP2022155641A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Takayuki Ogawa
輝臣 佐野
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Abstract

【課題】統一感のある画像によって奥行き感を演出できる車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置は、車両に搭載され、第一表示機構および第二表示機構を有する画像表示装置と、画像表示装置を制御する制御部と、を備え、第一表示機構は、車両のアイポイントから見た視線方向の第一の位置に第一画像5Aを表示し、第二表示機構は、視線方向の第二の位置に、第一画像と重なる第二画像5Bを表示し、制御部は、情報を示す情報画像を第一画像および第二画像の何れかに表示させ、かつ奥行き感を演出する模様画像10を第一画像および第二画像の両方に表示させ、模様画像は、第一表示機構によって第一画像の第一領域51に表示される第一模様画像11と、第二表示機構によって第二画像の第二領域52に表示される第二模様画像12と、を含み、第一領域および第二領域は、アイポイントから見た場合に重なる領域であり、第一模様画像および第二模様画像は、相互に類似し、かつ同一ではない画像である。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、立体映像を表示させる技術がある。特許文献1には、背景映像用ディスプレイにコンテンツを背景映像として表示させ、立体映像用ディスプレイにコンテンツを表示させることで、ハーフミラーと背景映像用ディスプレイとの間に背景映像に重ねて立体映像を表示させる、車載ユーザーインターフェース装置が開示されている。
特開2020-42449号公報
奥行き感の演出において、なお改良の余地がある。例えば、特許文献1では、背景映像用ディスプレイの映像と、立体映像用ディスプレイの映像とが独立しているため、統一感のある映像とはなりにくい。統一感のある画像によって奥行き感を演出できることが好ましい。
本発明の目的は、統一感のある画像によって奥行き感を演出できる車両用表示装置を提供することである。
本発明の車両用表示装置は、車両に搭載され、第一表示機構および第二表示機構を有する画像表示装置と、前記画像表示装置を制御する制御部と、を備え、前記第一表示機構は、前記車両のアイポイントから見た視線方向の第一の位置に第一画像を表示し、前記第二表示機構は、前記視線方向の第二の位置に、前記第一画像と重なる第二画像を表示し、前記制御部は、情報を示す情報画像を前記第一画像および前記第二画像の何れかに表示させ、かつ奥行き感を演出する模様画像を前記第一画像および前記第二画像の両方に表示させ、前記模様画像は、前記第一表示機構によって前記第一画像の第一領域に表示される第一模様画像と、前記第二表示機構によって前記第二画像の第二領域に表示される第二模様画像と、を含み、前記第一領域および前記第二領域は、前記アイポイントから見た場合に重なる領域であり、前記第一模様画像および前記第二模様画像は、相互に類似し、かつ同一ではない画像であることを特徴とする。
本発明に係る車両用表示装置は、第一画像、および第一画像と重なる第二画像を表示する。制御部は、情報を示す情報画像を第一画像および第二画像の何れかに表示させ、かつ奥行き感を演出する模様画像を第一画像および第二画像の両方に表示させる。模様画像は、第一表示機構によって第一画像の第一領域に表示される第一模様画像と、第二表示機構によって第二画像の第二領域に表示される第二模様画像と、を含む。第一領域および第二領域は、アイポイントから見た場合に重なる領域である。第一模様画像および第二模様画像は、相互に類似し、かつ同一ではない画像である。本発明に係る車両用表示装置によれば、統一感のある模様画像によって奥行き感を演出できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用表示装置の概略構成を示す図である。 図2は、実施形態の第一画像を示す図である。 図3は、実施形態の第二画像を示す図である。 図4は、実施形態の第1変形例に係る第一模様画像および第二模様画像を示す図である。 図5は、実施形態の第1変形例に係る模様画像を示す図である。 図6は、実施形態の第1変形例に係る模様画像を示す図である。 図7は、実施形態の第2変形例に係る第一模様画像および第二模様画像を示す図である。 図8は、実施形態の第2変形例に係る模様画像を示す図である。 図9は、実施形態の第2変形例に係る模様画像を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係る車両用表示装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図3を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用表示装置に関する。図1は、実施形態に係る車両用表示装置の概略構成を示す図、図2は、実施形態の第一画像を示す図、図3は、実施形態の第二画像を示す図である。
図1に示すように、実施形態の車両用表示装置1は、画像表示装置20および制御部4を有する。車両用表示装置1は、車両100に搭載される表示装置である。例示された車両用表示装置1は、インストルメントパネル101に配置されたメータ装置である。車両用表示装置1は、車両100のアイポイントEPに対して車両前方の位置であって、かつアイポイントEPから視認可能な位置に配置される。アイポイントEPは、ドライバの目の位置として予め定められた位置である。また、アイポイントEPは、車両100のアイボックスの内部の位置である。
画像表示装置20は、第一表示機構2および第二表示機構3を有する。制御部4は、第一表示機構2および第二表示機構3を制御する制御回路を有する。制御部4は、第一表示機構2による表示内容、および第二表示機構3による表示内容を制御する。制御部4は、例えば、画像を生成する生成部を含む。生成部は、第一表示機構2によって表示させる画像である第一画像5A、および第二表示機構3によって表示させる画像である第二画像5Bを生成する。
例示された第一表示機構2は、TFT-LCD(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display)等の液晶表示装置である。第一表示機構2は、アイポイントEPと対向する表示面2aを有している。つまり、ドライバは、第一表示機構2の表示面2aに表示された実像を視認する。
例示された第二表示機構3は、表示装置31およびコンバイナ32を有する。表示装置31は、例えば、TFT-LCD等の液晶表示装置である。表示装置31は、画像を表示する表示面31aを有する。表示面31aは、コンバイナ32に対して上方に配置されており、かつ下方を向いている。コンバイナ32は、入射する光の一部を透過させ、かつ入射する光の他の一部を反射するように構成されている。
コンバイナ32は、反射面32aを有する。反射面32aは、表示装置31の表示面31aと対向しており、かつ表示面31aに対して傾斜している。反射面32aは、表示装置31から入射する表示光の一部をアイポイントEPに向けて反射する。第二表示機構3は、表示面31aによって反射させる表示光によって虚像VIを表示する。ドライバは、コンバイナ32よりも車両前方の位置で結像する虚像VIを視認する。また、コンバイナ32は、第一表示機構2から入射する表示光の少なくとも一部をアイポイントEPに向けて透過させる。ドライバは、コンバイナ32を透過した表示光によって表示面2aの実像を視認する。
例示された車両用表示装置1では、虚像VIの結像位置は、第一表示機構2の表示面2aよりも車両前方の位置である。つまり、視線方向VDにおいて、第一表示機構2によって表示される実像の位置と、第二表示機構3によって表示される虚像VIの位置とが異なる。第一表示機構2は、アイポイントEPから見た視線方向VDの第一の位置に実像である第一画像5Aを表示する。第二表示機構3は、視線方向VDの第二の位置に虚像VIである第二画像5Bを表示する。表示光60は、第一画像5Aの表示光および第二画像5Bの表示光を含む。つまり、ドライバは、表示光60によって、互いに重なる第一画像5Aおよび前記第二画像5Bを視認する。本実施形態の車両用表示装置1は、以下に説明するように、第一画像5Aおよび第二画像5Bによって立体感や奥行き感を演出することができる。
図2には、第一表示機構2によって表示される第一画像5Aの一例が示されている。図3には、第二表示機構3によって表示される第二画像5Bの一例が示されている。第二画像5Bは、アイポイントEPから見て第一画像5Aよりも遠い位置で結像する画像である。言い換えると、第一画像5Aは相対的に手前側に表示され、第二画像5Bは相対的に奥側に表示される。画像表示装置20は、例えば、第一画像5Aの全体と、第二画像5Bの全体とが重なるように構成される。
制御部4は、図2および図3に示すように、模様画像10を第一画像5Aおよび第二画像5Bの両方に表示させる。模様画像10は、奥行き感や立体感を演出する画像である。模様画像10は、第一画像5Aに表示される第一模様画像11と、第二画像5Bに表示される第二模様画像12と、を含む。第一模様画像11および第二模様画像12は、アイポイントEPから見て重なるように表示される。また、第一模様画像11および第二模様画像12は、相互に類似し、かつ同一ではない画像である。第一模様画像11および第二模様画像12は、例えば、共通のモチーフに基づく画像である。車両用表示装置1は、相互に類似する第一模様画像11および第二模様画像12を重ねて表示することで、奥行き感や立体感をドライバに感じさせることができる。
制御部4は、図2および図3に示すように、第一表示機構2および第二表示機構3によってメニューアイコン群6を表示させる。メニューアイコン群6は、第一画像5Aおよび第二画像5Bにおける右側の端部に表示される。メニューアイコン群6は、第一アイコン6A、第二アイコン6B、第三アイコン6C、第四アイコン6D、および第五アイコン6Eを有する。
各アイコン6A,6B,6C,6D,6Eは、搭乗者に情報を示す情報画像である。より詳しくは、メニューアイコン群6は、現在アクティブであるメニューを表示する。選択されているメニューに対応するアイコンは、第一画像5Aに表示され、選択されていないメニューに対応するアイコンは、第二画像5Bに表示される。言い換えると、メニューアイコン群6の各アイコンのうち、アクティブであるメニューに対応するアイコンが手前側に表示される。
例えば、図2および図3に示すように、アクティブなメニューに対応する第三アイコン6Cは、第一画像5Aに表示され、かつ第二画像5Bには表示されない。一方、アクティブでない第一アイコン6A、第二アイコン6B、第四アイコン6D、および第五アイコン6Eは、第二画像5Bに表示され、かつ第一画像5Aには表示されない。本実施形態の車両用表示装置1は、個々のアイコン6A,6B,6C,6D,6Eを第一画像5Aおよび第二画像5Bの何れか一方に表示させることで、アイコン6A,6B,6C,6D,6Eの視認性を向上させる。
比較例として、アクティブである第三アイコン6Cを第一画像5Aおよび第二画像5Bの両方に表示させた場合を検討する。この場合、ドライバの目の位置が変化すると、視差により、第一画像5Aに表示された第三アイコン6Cと、第二画像5Bに表示された第三アイコン6Cとにずれが生じて視認性が低下する。これに対して、本実施形態の車両用表示装置1は、アイコン6A,6B,6C,6D,6Eの視認性を向上させてドライバに対して適切に情報を表示することができる。
模様画像10の詳細について説明する。図2に示すように、第一模様画像11は、第一画像5Aの第一領域51に表示される。本実施形態の第一領域51は、上部第一領域51Uおよび下部第一領域51Dを有する。上部第一領域51Uは、第一画像5Aにおける画像縦方向GHの上部に位置する領域である。下部第一領域51Dは、第一画像5Aにおける画像縦方向GHの下部に位置する領域である。第一模様画像11は、上部画像11Uおよび下部画像11Dを含む。上部画像11Uは、上部第一領域51Uに表示される。下部画像11Dは、下部第一領域51Dに表示される。
上部画像11Uは、水中から見た水面を模した画像である。上部画像11Uは、水面の波や水面から水中に差し込む光を表現している。例示された上部画像11Uの形状は、略逆三角形の形状である。画像横方向GWにおける上部画像11Uの幅は、画像縦方向GHに沿って下方へ向かうに従って狭くなる。言い換えると、上部画像11Uの形状は、画像横方向GWの中央部が下側に向けて膨らんだ形状である。
上部画像11Uは、明暗のグラデーションや色彩のグラデーションを有している。上部画像11Uのグラデーションは、水面の波の形状や、水中に差し込む光を表現している。例示された上部画像11Uは、画像縦方向GHの下方へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、例示された上部画像11Uは、画像横方向GWの中央から端部へ向かうに従って暗くなるグラデーションを有する。また、個々の波や光線は、グラデーションを有しており、エッジがぼかされている。
下部画像11Dは、水底や海底を模した画像である。下部画像11Dは、水中に差し込んだ光によって照らされた水底や海底を表現している。例示された下部画像11Dの形状は、略三角形の形状である。画像横方向GWにおける下部画像11Dの幅は、画像縦方向GHに沿って上方へ向かうに従って狭くなる。
下部画像11Dは、明暗のグラデーションや色彩のグラデーションを有している。下部画像11Dのグラデーションは、水面の波による光の揺らめきを表現している。例示された下部画像11Dは、画像縦方向GHの上方へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、例示された下部画像11Dは、画像横方向GWの中央から端部へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、下部画像11Dは、エッジをぼかすグラデーションを有する。
図3に示すように、第二模様画像12は、第二画像5Bの第二領域52に表示される。第二領域52は、上部第二領域52Uおよび下部第二領域52Dを有する。上部第二領域52Uは、第二画像5Bにおける画像縦方向GHの上部に位置する領域である。上部第二領域52Uは、アイポイントEPから見た場合に上部第一領域51Uと重なる。下部第二領域52Dは、第二画像5Bにおける画像縦方向GHの下部に位置する領域である。下部第二領域52Dは、アイポイントEPから見た場合に下部第一領域51Dと重なる。
第二模様画像12は、上部画像12Uおよび下部画像12Dを含む。上部画像12Uは、上部第二領域52Uに表示される。上部画像12Uは、第一画像5Aの上部画像11Uと重ねて表示される。下部画像12Dは、下部第二領域52Dに表示される。下部画像12Dは、第一画像5Aの下部画像11Dと重ねて表示される。
上部画像12Uは、水中から見た水面を模した画像である。上部画像12Uは、水面の波や水面から水中に差し込む光を表現している。例示された上部画像12Uの形状は、略逆三角形の形状である。
上部画像12Uは、明暗のグラデーションや色彩のグラデーションを有している。上部画像12Uのグラデーションは、水面の波の形状や、水中に差し込む光を表現している。例示された上部画像12Uは、画像縦方向GHの下方へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、例示された上部画像12Uは、画像横方向GWの中央から端部へ向かうに従って暗くなるグラデーションを有する。また、個々の波や光線は、グラデーションを有しており、エッジがぼかされている。
上部画像12Uは、第一画像5Aの上部画像11Uと類似し、かつ上部画像11Uと同一ではない画像である。上部画像11U,12Uは、共通のモチーフに基づいているが、互いに異なっている。すなわち、上部画像11Uおよび上部画像12Uは、車両100のアイボックス内のどの位置から見ても一致しないように、形状、色彩、明暗、および位置の少なくとも一つが異なっている。
本実施形態では、上部画像11Uが主としてアイポイントEPから見て手前側の水面を表現し、上部画像12Uが主としてアイポイントEPから見て奥側の水面を表現している。また、上部画像11Uは、アイボックス内のどの位置から見ても上部画像12Uの上端部と重なるように配置される。従って、上部画像11U,12Uは、アイボックス内のどの位置から見ても互いに重なって奥行き感のある立体的な画像を構成する。
上部画像11Uおよび上部画像12Uは、何れも明暗が交互に繰り返されるグラデーションを有する。一方で、上部画像11Uおよび上部画像12Uにおける明暗のパターンは、それぞれ適度な不規則性を有している。これにより、上部画像11Uおよび上部画像12Uが重なった場合に、両者が完全に一致することがない。上部画像11Uおよび上部画像12Uは、協働して奥行き感のある明暗や色彩のグラデーションを形成する。更に、この明暗や色彩のグラデーションは、目の位置に応じて様々に変化する。よって、上部画像11U,12Uは、効果的に奥行き感を演出することができる。
制御部4は、上部画像11Uにおける相対的に明るい部分と、上部画像12Uにおける相対的に明るい部分とを重ねて表示させる。これにより、上部画像11Uと上部画像12Uとの連続性や一体性が向上し、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。制御部4は、上部画像11Uにおける相対的に暗い部分と、上部画像12Uにおける相対的に暗い部分とを重ねて表示させる。これにより、上部画像11Uと上部画像12Uとの連続性や一体性が向上し、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。
第二模様画像12の下部画像12Dは、水底や海底を模した画像である。下部画像12Dは、水中に差し込んだ光によって照らされた水底や海底を表現している。例示された下部画像12Dの形状は、略三角形の形状である。画像横方向GWにおける下部画像12Dの幅は、画像縦方向GHに沿って上方へ向かうに従って狭くなる。
下部画像12Dは、明暗のグラデーションや色彩のグラデーションを有している。下部画像12Dのグラデーションは、水面の波による光の揺らめきを表現している。例示された下部画像12Dは、画像縦方向GHの上方へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、例示された下部画像12Dは、画像横方向GWの中央から端部へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有する。また、下部画像12Dは、エッジをぼかすグラデーションを有する。
下部画像12Dは、第一画像5Aの下部画像11Dと類似し、かつ下部画像11Dと同一ではない画像である。下部画像11D,12Dは、共通のモチーフに基づいているが、互いに異なっている。すなわち、下部画像11Dおよび下部画像12Dは、車両100のアイボックス内のどの位置から見ても一致しないように、形状、色彩、明暗、および位置の少なくとも一つが異なっている。
本実施形態では、下部画像11Dが主としてアイポイントEPから見て手前側の底面を表現し、下部画像12Dが主としてアイポイントEPから見て奥側の底面を表現している。また、下部画像11Dは、アイボックス内のどの位置から見ても下部画像12Dの下端部と重なるように配置される。従って、下部画像11D,12Dは、アイボックス内のどの位置から見ても互いに重なって奥行き感のある立体的な画像を構成する。
下部画像11Dおよび下部画像12Dは、何れも明暗が交互に繰り返されるグラデーションを有する。一方で、下部画像11Dおよび下部画像12Dにおける明暗のパターンは、それぞれ適度な不規則性を有している。これにより、下部画像11Dおよび下部画像12Dが重なった場合に、両者が完全に一致することがない。下部画像11Dおよび下部画像12Dは、協働して奥行き感のある明暗や色彩のグラデーションを形成する。更に、この明暗や色彩のグラデーションは、目の位置に応じて変化する。よって、下部画像11Dおよび下部画像12Dは、効果的に奥行き感を演出することができる。
制御部4は、下部画像11Dにおける相対的に明るい部分と、下部画像12Dにおける相対的に明るい部分とを重ねて表示させる。これにより、下部画像11Dと下部画像12Dとの連続性や一体性が向上し、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。制御部4は、下部画像11Dにおける相対的に暗い部分と、下部画像12Dにおける相対的に暗い部分とを重ねて表示させる。これにより、下部画像11Dと下部画像12Dとの連続性や一体性が向上し、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。
図3に示すように、上部画像12Uおよび下部画像12Dは、それぞれ消失点へ向けて収束する形状を有している。更に、上部画像12Uおよび下部画像12Dは、それぞれ消失点へ向かうに従って徐々に暗くなるグラデーションを有している。よって、本実施形態の模様画像10は、効果的に奥行き感を演出することができる。
制御部4は、図2および図3に示すように、第一表示機構2および第二表示機構3によって模様選択アイコン群7を表示させる。模様選択アイコン群7は、第一画像5Aおよび第二画像5Bにおける左側の端部に表示される。模様選択アイコン群7は、第一アイコン7A、第二アイコン7B、第三アイコン7C、第四アイコン7D、および第五アイコン7Eを有する。
各アイコン7A,7B,7C,7D,7Eは、搭乗者に情報を示す情報画像である。模様選択アイコン群7は、現在選択されている背景模様を表示する。選択されている模様に対応するアイコンは、第一画像5Aに表示され、選択されていない模様に対応するアイコンは、第二画像5Bに表示される。図2に示すように、選択されている模様に対応する第三アイコン7Cは第一画像5Aにのみ表示される。一方、選択されていない模様に対応するアイコン7A,7B,7D,7Eは、第二画像5Bにのみ表示される。
以上説明したように、本実施形態の車両用表示装置1は、画像表示装置20と、制御部4と、を有する。画像表示装置20は、車両100に搭載され、第一表示機構2および第二表示機構3を有する。制御部4は、画像表示装置20を制御する。第一表示機構2は、車両100のアイポイントEPから見た視線方向VDの第一の位置に第一画像5Aを表示する。第二表示機構3は、視線方向VDの第二の位置に、第一画像5Aと重なる第二画像5Bを表示する。
制御部4は、情報を示す情報画像を第一画像5Aおよび第二画像5Bの何れかに表示させる。制御部4は、奥行き感を演出する模様画像10を第一画像5Aおよび第二画像5Bの両方に表示させる。模様画像10は、第一模様画像11および第二模様画像12を含む。第一模様画像11は、第一表示機構2によって第一画像5Aの第一領域51に表示される画像である。第二模様画像12は、第二表示機構3によって第二画像5Bの第二領域52に表示される画像である。
第一領域51および第二領域52は、アイポイントEPから見た場合に重なる領域である。第一模様画像11および第二模様画像12は、相互に類似し、かつ同一ではない画像である。本実施形態の車両用表示装置1は、相互に類似する第一模様画像11および第二模様画像12を視線方向VDの異なる位置に、かつ重ねて表示させることで、統一感のある画像によって奥行き感を演出することができる。
第一模様画像11および第二模様画像12が同一の画像である場合、目の位置に応じて両者が完全に重なることもあれば、両者がずれて見えることもある。その結果、搭乗者に違和感を与えることになる。これに対して、本実施形態の車両用表示装置1によれば、第一模様画像11と第二模様画像12とが類似しつつ互いに異なっていることで、搭乗者に違和感を与えにくい。
本実施形態の第一模様画像11および第二模様画像12は、何れも明暗のグラデーションを有する画像である。制御部4は、第一模様画像11における相対的に明るい部分と、第二模様画像12における相対的に明るい部分とを重ねて表示させる。よって、本実施形態の車両用表示装置1は、模様画像10の統一感および奥行き感を向上させることができる。
なお、第一模様画像11および第二模様画像12のモチーフは、例示されたモチーフには限定されない。第一模様画像11および第二模様画像12は、例えば、渦模様の画像や星雲を模した画像であってもよい。
情報を示す情報画像は、メニューアイコン群6の画像や模様選択アイコン群7の画像には限定されない。情報画像は、例えば、メータの画像、走行速度を示す画像、システムチェックの画像、シフトポジションの画像、走行距離の画像、オドメータの画像、航続可能距離の画像、ナビゲーション画像、警告画像、道路標識の画像等であってもよい。
情報画像は、模様画像10に重ねて表示されてもよい。例えば、情報画像は、模様画像10における相対的に暗い部分に重ねて表示される。この場合、模様画像10のグラデーションは、情報画像の視認性を確保できるように設定される。
第一表示機構2および表示装置31は、液晶表示装置には限定されない。第一表示機構2および表示装置31は、例えば、レーザ光によって透過性のスクリーンに画像を生成する装置であってもよい。
本実施形態では、第一模様画像11が実像であり、第二模様画像12が虚像であったが、これとは逆に、第一模様画像11が虚像で、かつ第二模様画像12が実像であってもよい。第一模様画像11および第二模様画像12の両方が虚像であってもよいし、第一模様画像11および第二模様画像12の両方が実像であってもよい。車両用表示装置1は、三つ以上の画像を重ねて表示させてもよい。この場合、車両用表示装置1は、実像または虚像を表示させる第三表示機構を有することが望ましい。制御部4は、第三表示機構によって第三画像を表示させる。第三画像は、第一模様画像11および第二模様画像12と重なる第三模様画像を含む画像である。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図4は、実施形態の第1変形例に係る第一模様画像および第二模様画像を示す図、図5および図6は、実施形態の第1変形例に係る模様画像を示す図である。
図4に示すように、実施形態の第1変形例に係る第一模様画像11および第二模様画像12は、複数の光の筋を有するテクスチャである。第一模様画像11は、第一画像5Aの第一領域51に表示される。第二模様画像12は、第二画像5Bの第二領域52に表示される。第一領域51および第二領域52は、アイポイントEPから見た場合に重なる領域である。第1変形例では、第一領域51の全体と第二領域52の全体とが重なっていてもよい。なお、第一画像5Aおよび第二画像5Bには、メニューアイコン群6や模様選択アイコン群7等の情報画像も表示される。
複数の光の筋は、画像横方向GWに沿って延在しており、かつ互いに交差している。光の筋は、それぞれ波状に湾曲している。つまり、第一模様画像11および第二模様画像12は、蛇行しながら交差する複数の筋をモチーフとしており、相互に類似した画像である。また、以下に説明するように、第一模様画像11および第二模様画像12は同一ではない画像である。第一模様画像11および第二模様画像12は、アイボックス内のどの位置から見ても一致しないように、形状、色彩、明暗、および位置の少なくとも一つが異なっている。
第一模様画像11では、多数の光の筋が画像横方向GWの中央部において交差している。第二模様画像12では、複数の光の筋が各所において交差している。つまり、第一模様画像11および第二模様画像12において、光の筋の交差箇所がずれている。交差箇所のずれ量は、例えば、アイボックス内のどの位置から見ても交差箇所が重ならないように設定される。
制御部4は、第一模様画像11における相対的に明るい部分と、第二模様画像12における相対的に明るい部分とを重ねて表示させる。第一模様画像11における明るい部分は、画像横方向GWにおける中央部分である。第二模様画像12における明るい部分は、画像横方向GWにおける中央部分である。第一模様画像11および第二模様画像12における明るい部分同士が重なって表示されることで、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。制御部4は、第一模様画像11における相対的に暗い部分と、第二模様画像12における相対的に暗い部分とを重ねて表示させる。例えば、制御部4は、第一模様画像11における画像横方向GWの端部と、第二模様画像12における画像横方向GWの端部とを重ねて表示させる。第一模様画像11および第二模様画像12における暗い部分同士が重なって表示されることで、アイポイントEPから見た場合の奥行き感が向上する。
第一模様画像11および第二模様画像12は、互いに重なるように表示される。例示された第二模様画像12の中心位置は、画像縦方向GHにおいて第一模様画像11の中心位置に対してずれている。例えば、第二模様画像12の中心位置は、第一模様画像11の中心位置に対して消失点に近い位置に設定される。一例として、第一模様画像11および第二模様画像12が画像縦方向GHの下部に表示される場合、第二模様画像12は第一模様画像11に対して上側にずらして配置される。
第一模様画像11および第二模様画像12は、明暗のグラデーションや色彩のグラデーションを有している。第一模様画像11および第二模様画像12の光の筋は、画像横方向GWの中央から端部へ向かうに従って暗くなるグラデーションを有する。また、それぞれの光の筋は、画像縦方向GHにおいて中心線の位置が最も明るくなるグラデーションを有する。言い換えると、光の筋は、エッジをぼかすグラデーションを有する。例示された模様画像10では、第一模様画像11が第二模様画像12よりも全体的に明るい。この明るさの違いは、模様画像10における奥行き感を際立たせることができる。
図5には、アイボックス内の第一の目の位置から見た場合の合成画像5が示されている。合成画像5は、第一画像5Aと、第二画像5Bとを重ねて見た画像である。模様画像10は、第一模様画像11と、第二模様画像12とを重ねて見た画像である。模様画像10は、第一模様画像11および第二模様画像12が互いに重なって構成された奥行き感のある画像である。図6には、アイボックス内の第二の目の位置から見た場合の合成画像5が示されている。第二の目の位置は、例えば、第一の目の位置に対して車幅方向にずれた位置である。図5および図6から明らかなように、第一模様画像11および第二模様画像12は、アイボックス内のどの位置から見た場合であっても協働して統一感のある模様を構成する。また、模様画像10における明暗や色彩のグラデーションは、目の位置に応じて変化する。よって、第1変形例の第一模様画像11および第二模様画像12は、効果的に奥行き感や立体感を演出することができる。
[実施形態の第2変形例]
実施形態の第2変形例について説明する。図7は、実施形態の第2変形例に係る第一模様画像および第二模様画像を示す図、図8および図9は、実施形態の第2変形例に係る模様画像を示す図である。
図7に示すように、実施形態の第2変形例に係る第一模様画像11および第二模様画像12は、複数の要素画像8を有する画像である。複数の要素画像8は、共通の形状を有しており、かつ分散して配置される。例えば、第一模様画像11では、複数の要素画像8が第一領域51に分散して配置されている。第二模様画像12では、複数の要素画像8が第二領域52に分散して配置されている。第一模様画像11および第二模様画像12は、共通の形状を有する要素画像8によって構成される点で類似している。なお、第一画像5Aおよび第二画像5Bには、メニューアイコン群6や模様選択アイコン群7等の情報画像も表示される。
例示された要素画像8は、雪片を模した画像である。各要素画像8は、円形状を有しており、かつ共通の大きさを有する。第一模様画像11の要素画像8は、例えば、互いに重ならないように分散して配置される。第二模様画像12の要素画像8は、例えば、互いに重ならないように分散して配置される。第一模様画像11および第二模様画像12の要素画像8は、画像縦方向GHの上側に位置する要素画像8U、および画像縦方向GHの下側に位置する要素画像8Dを有する。
第一模様画像11および第二模様画像12は、明暗のグラデーションを有する。制御部4は、例えば、第一模様画像11において、上側に位置する要素画像8Uを相対的に明るく表示させ、下側に位置する要素画像8Dを相対的に暗く表示させる。制御部4は、例えば、第二模様画像12において、上側に位置する要素画像8Uを相対的に明るく表示させ、下側に位置する要素画像8Dを相対的に暗く表示させる。制御部4は、画像縦方向GHの下方へ向かうに従って要素画像8を徐々に暗くさせてもよい。
また、少なくとも一部の要素画像8は、要素画像8の内部においてグラデーションを有する。要素画像8は、画像縦方向GHの上側から下側へ向かうに従って暗くなるグラデーションを有する。このグラデーションにより、それぞれの要素画像8において奥行き感や立体感が演出される。また、要素画像8の縁部にグラデーションが施されてもよい。この場合、縁部のグラデーションは、要素画像8の中心から離れるに従って暗くなるグラデーションであることが好ましい。縁部のグラデーションにより、要素画像8のエッジがぼかされる。
第一模様画像11および第二模様画像12は、アイボックス内のどの位置から見ても一致しないように、形状、色彩、明暗、および位置の少なくとも一つが異なっている。以下の説明では、第一模様画像11の要素画像8を「第一の要素画像81」と称することがある。また、第二模様画像12の要素画像8を「第二の要素画像82」と称することがある。
図8には、第一の目の位置から見た場合の合成画像5が示されている。図8に示すように、第一の要素画像81および第二の要素画像82は、互いに別の画像として認識されるように配置されている。すなわち、第一の要素画像81と第二の要素画像82とが同一の要素画像8であると誤認されないように、第一の要素画像81の中心位置は、第二の要素画像82の中心位置から十分に離れている。例えば、第一の要素画像81の中心位置から第二の要素画像82の中心位置までの距離は、要素画像8の半径の長さよりも大きい。
図9には、第二の目の位置から見た場合の合成画像5が示されている。図9に示すように、第一の要素画像81および第二の要素画像82は、互いに別の画像として認識されるように配置されている。アイボックス内の他の目の位置から見た場合においても同様であり、第一の要素画像81および第二の要素画像82は、同一の画像として認識されないように配置されている。従って、アイボックス内のどの位置から見ても第一の要素画像81および第二の要素画像82は、互いに別の画像として認識される。言い換えると、第一模様画像11は、第二模様画像12と同一ではない画像であり、第二模様画像12と完全に重なることはない。
図8および図9から明らかなように、第一模様画像11および第二模様画像12は、アイボックス内のどの位置から見た場合であっても協働して統一感のある模様を構成する。また、模様画像10における明暗や色彩のグラデーションは、目の位置に応じて変化する。よって、第2変形例の第一模様画像11および第二模様画像12は、効果的に奥行き感や立体感を演出することができる。
以上説明したように、実施形態の第2変形例において、第一模様画像11は、共通の形状を有する複数の要素画像8を含む画像である。複数の要素画像8は、第一領域51に分散して配置されている。第二模様画像12は、複数の要素画像8を含む画像であって、かつ複数の要素画像8が第二領域52に分散して配置されている。第2変形例の模様画像10は、統一感のある画像によって奥行き感を演出することができる。
第2変形例において、複数の要素画像8は、相対的に明るく表示される要素画像8と、相対的に暗く表示される要素画像8と、を含む。第2変形例の模様画像10は、複数の要素画像8における明暗の違いによって奥行き感を演出することができる。
第2変形例において、制御部4は、画像縦方向GHの上側に位置する要素画像8Uを相対的に明るく表示させ、画像縦方向GHの下側に位置する要素画像8Lを相対的に暗く表示させる。第2変形例の制御部4は、画像縦方向GHにおける明暗の分布によって奥行き感を演出する。
第2変形例において、一つの要素画像8が明暗のグラデーションを有していてもよい。このようなグラデーションにより、奥行き感が向上する。
制御部4は、画像縦方向GHの上から下へ向けて要素画像8を移動させてもよい。この場合の要素画像8の軌跡は、例えば、降る雪の軌跡を模したものであってもよい。
要素画像8は、雪を模した画像には限定されない。要素画像8は、雨粒を模した画像や、桜等の花びらを模した画像、葉っぱを模した画像等であってもよい。要素画像8は、光の筋や、直線、曲線、多角形等の幾何学模様であってもよい。制御部4は、要素画像8が奥行き方向に移動して見えるような演出を行なってもよい。例えば、制御部4は、要素画像8がアイポイントEPに向けて近づいてくるように見せる演出として、要素画像8の大きさ、位置、形状等を変化させてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 車両用表示装置
2 第一表示機構
3 第二表示機構
4 制御部
5:合成画像、 5A:第一画像、 5B:第二画像
6:メニューアイコン群、 6A:第一アイコン、 6B:第二アイコン
6C:第三アイコン、 6D:第四アイコン、 6E:第五アイコン
7:模様選択アイコン群、 7A:第一アイコン、 7B:第二アイコン
7C:第三アイコン、 7D:第四アイコン、 7E:第五アイコン
8:要素画像、 8D:下側に位置する要素画像 8U:上側に位置する要素画像
10 模様画像
11:第一模様画像、 11U:上部画像、 11D:下部画像
12:第二模様画像、 12U:上部画像、 12D:下部画像
20 画像表示装置
31:表示装置、 31a:表示面、 32:コンバイナ、 32a:反射面
51:第一領域、 51U:上部第一領域、 51D:下部第一領域
52:第二領域、 52U:上部第二領域、 52D:下部第二領域
60 表示光
81:第一の要素画像、 82:第二の要素画像
100:車両、 101:インストルメントパネル
EP:アイポイント、 VD:視線方向
GW:画像横方向、 GH:画像縦方向

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、第一表示機構および第二表示機構を有する画像表示装置と、
    前記画像表示装置を制御する制御部と、
    を備え、
    前記第一表示機構は、前記車両のアイポイントから見た視線方向の第一の位置に第一画像を表示し、
    前記第二表示機構は、前記視線方向の第二の位置に、前記第一画像と重なる第二画像を表示し、
    前記制御部は、情報を示す情報画像を前記第一画像および前記第二画像の何れかに表示させ、かつ奥行き感を演出する模様画像を前記第一画像および前記第二画像の両方に表示させ、
    前記模様画像は、前記第一表示機構によって前記第一画像の第一領域に表示される第一模様画像と、前記第二表示機構によって前記第二画像の第二領域に表示される第二模様画像と、を含み、
    前記第一領域および前記第二領域は、前記アイポイントから見た場合に重なる領域であり、
    前記第一模様画像および前記第二模様画像は、相互に類似し、かつ同一ではない画像である
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記第一模様画像および前記第二模様画像は、何れも明暗のグラデーションを有する画像であり、
    前記制御部は、前記第一模様画像における相対的に明るい部分と、前記第二模様画像における相対的に明るい部分とを重ねて表示させる
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第一模様画像は、共通の形状を有する複数の要素画像を含む画像であって、かつ複数の前記要素画像が前記第一領域に分散して配置されており、
    前記第二模様画像は、複数の前記要素画像を含む画像であって、かつ複数の前記要素画像が前記第二領域に分散して配置されている
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 複数の前記要素画像は、相対的に明るく表示される前記要素画像と、相対的に暗く表示される前記要素画像と、を含む
    請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記制御部は、画像縦方向の上側に位置する前記要素画像を相対的に明るく表示させ、画像縦方向の下側に位置する前記要素画像を相対的に暗く表示させる
    請求項3に記載の車両用表示装置。
  6. 一つの前記要素画像が明暗のグラデーションを有する
    請求項3から5の何れか1項に記載の車両用表示装置。
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