JP2022154661A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがFAX通信の実行指示を容易に行うことができる画像形成装置、その制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】FAX通信機能を備える画像形成装置100であって、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンを優先的に表示させる制御を行う。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
FAX通信機能を備える画像形成装置が知られている。例えば、FAX送信を行う場合、ユーザは、画像形成装置の操作部に表示されたホーム画面において、FAX通信を実現するアプリケーションを起動させるための操作ボタンを押下する必要がある。ここで、画像形成装置は、FAX通信機能の他に、コピー機能やスキャン機能等の複数の機能を備えている。ホーム画面には、上記操作ボタンの他に、FAX通信を実現するアプリケーションと異なる他のアプリケーションを起動させるための複数の操作ボタンが表示される。ホーム画面に表示し切れない操作ボタンは、ホーム画面の別のページに表示される。このため、ユーザは、所望の操作ボタンを探し出すために、ホーム画面のページを切り替える操作等を行う必要があり、使い勝手が悪い。これに対し、例えば、使用頻度に基づいて操作ボタンを並び替える技術が提案されている(特許文献1参照)。これにより、使用頻度が高い操作ボタンを上位に表示し、使用頻度が高い操作ボタンを探し出す手間を軽減して、ユーザの使い勝手を向上することができる。
しかしながら、上述したように使用頻度が高い操作ボタンを上位に表示すると、他の操作ボタンより使用頻度が低い操作ボタン、例えば、FAX通信を実現するアプリケーションを起動させるための操作ボタンが下位に表示される。その結果、FAX通信を実現するアプリケーションを起動させるための操作ボタンを探し出す手間が増え、FAX通信の実行指示を容易に行うことができなくなってしまう。
本発明の目的は、ユーザがFAX通信の実行指示を容易に行うことができる仕組みを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、FAX通信を実現させるアプリケーションを含む複数のアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、各前記アプリケーションを起動させるための複数のオブジェクトを含むホーム画面を前記画像形成装置の表示手段に表示させる表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのオブジェクトを優先的に表示させる制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがFAX通信の実行指示を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の構成を概略的に示す構成図である。
図1において、画像形成装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、パネル操作I/F105、オペレーションパネル106、スキャナI/F107、及びスキャナ108を備える。更に画像形成装置100は、プリンタI/F109、プリンタ110、モデム111、NCU112、及びハンドセット113を備える。なお、NCUは、Network Control Unitの略称である。CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、パネル操作I/F105、スキャナI/F107、プリンタI/F109、及びモデム111はシステムバス114を介して互いに接続されている。
画像形成装置100は、コピー機能、スキャン機能、及びFAX通信機能等の複数の機能を備え、各機能を実現するための複数のアプリケーションがインストールされている。例えば、画像形成装置100は、公衆電話網115に接続されたG3FAX116とFAX通信を行う。画像形成装置100は、FAX送信として、FAX自動送信及びFAX手動送信を行う。FAX自動送信では、画像形成装置100が交換機からの呼出信号やダイヤルトーン信号の監視を行い、着信と発信の衝突を回避して、発着呼衝突による誤接続や誤送信の発生を防止する。FAX手動送信では、ユーザが交換機からのダイヤルトーン信号やリングバックトーン信号を聞いて送信相手との接続を確認し、FAX送信を行う必要がある。
CPU101は、ROM102又はHDD104に記憶された制御プログラムに基づいて、システムバス114に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。ROM102は、CPU101が実行可能な制御プログラム等を記憶している。RAM103は、主としてCPU101の主メモリやワークエリア等として機能し、不図示の増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができる。HDD104は、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、及び編集ファイルを記憶する。また、HDD104は、後述する図3の履歴管理データベース300を記憶する。
パネル操作I/F105は、オペレーションパネル106と接続されている。パネル操作I/F105は、CPU101による指示に従ってオペレーションパネル106の表示制御を行い、また、オペレーションパネル106に入力された各種設定情報をCPU101へ出力する。スキャナI/F107は、スキャナ108と接続されている。スキャナI/F107は、スキャナ108から画像データを取得する。スキャナ108は、セットされた原稿を読み取って当該原稿の画像データを生成する。プリンタI/F109は、プリンタ110と接続されている。プリンタI/F109は、印刷対象となる画像データをプリンタ110へ出力する。プリンタ110は、プリンタI/F109から取得した画像データを用紙に印刷する。モデム111は、回線から受信したFAX手順信号や画像データ信号を復調する。また、モデム111は、変調したFAX手順信号や画像データ信号を回線へ送出する。NCU112は、リレー等で構成される回線制御部であり、パルスによる選択信号やフッキング等の信号を公衆電話網115へ送出する。ハンドセット113は、有線ケーブルで画像形成装置100と接続されている。ハンドセット113は、画像形成装置100を介して公衆電話網115に接続され、回線を捕捉して通話や発信操作を行うことができる。
図2は、図1のオペレーションパネル106に表示されるホーム画面200の一例を示す図である。ホーム画面200は、ユーザがアプリケーションを選択するための画面である。ホーム画面200には、例えば、アプリケーションを起動させるためのボタン(以下、「アプリボタン」という。)(オブジェクト)や、プリセットされた設定値を設定した状態でアプリケーションを起動させるアプリボタンが表示される。ホーム画面200におけるアプリボタンの表示順は、アプリボタンの使用回数に基づいて決定される。アプリボタンの使用回数は、HDD104に記憶されている図3の履歴管理データベース300に基づいて算出される。
図3は、図1のHDD104に記憶されている履歴管理データベース300の一例を示す図である。
履歴管理データベース300には、例えば、最大1000件の履歴データを登録可能である。履歴データは、画像形成装置100がジョブを実行した日付、実行したジョブの種別を示す情報、及び実行したジョブで用いられた設定値を含む。履歴管理データベース300に登録された履歴データの数が1000件を超えると、最も古い履歴データ(例えば、1件目の履歴データ)に最新の履歴データ(例えば、1001件目のデータ)が上書きされる。このように履歴管理データベース300には、最新の履歴データを含む過去1000件分の履歴データが登録されている。画像形成装置100は、履歴管理データベース300に登録された履歴データにおけるジョブの種別及び設定値に基づいて、対応するアプリボタンを特定し、特定したアプリボタンの使用回数をそれぞれ算出する。画像形成装置100は、算出した各アプリボタンの使用回数に基づいて、ホーム画面200におけるアプリボタンの表示順を決定する。例えば、図4に示すように、予め設定されたデフォルトのアプリボタンが1番目~3番目に表示され、4番目以降は、算出された使用回数が多い順に表示される。
本実施の形態では、上述したアプリボタンをホーム画面200上に3つまで表示可能であり、表示し切れないアプリボタンはホーム画面200の別のページに配置される。ユーザは、例えば、ホーム画面200におけるアプリボタンの表示領域をスワイプ操作することにより、別のページへスクロール可能である。
次に、本実施の形態におけるFAX通信について説明する。例えば、プリセットされた送信先にFAX送信を行う場合、ユーザは、ハンドセット113をオフフックし、ホーム画面200において設定値付き手動送信アプリボタンを選択する。設定値付き手動送信アプリボタンは、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンであり、予め登録された宛先等の設定値に基づいてFAX手動送信を実行する指示を受け付けるボタンである。ここで、上述したようにアプリボタンの使用回数に基づいて、ホーム画面200におけるアプリボタンの表示順が決定されると、上記FAX送信の実行を指示するための操作性が低下することがある。例えば、設定値付き手動送信アプリボタンの使用頻度が低く、このアプリボタンの表示順が下位の順、例えば、図4のように9番目に決定された場合、ユーザは、このアプリボタンに辿り着くまでにスワイプ操作を数回行う必要があり、操作性が非常に悪い。(例えば、図5を参照。)
このような課題を解決するために、本実施の形態では、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンを優先的に表示させる制御を行う。
図6は、図1の画像形成装置100によって実行されるFAX通信制御処理の手順を示すフローチャートである。図6のFAX通信制御処理は、CPU101がROM102に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図6において、まず、CPU101は、履歴管理データベース300に基づいてアプリボタンの表示順を決定し、決定した表示順でアプリボタンが表示されたホーム画面200をオペレーションパネル106に表示させる(ステップS601)。ステップS601では、アプリボタンの使用回数に基づいて決定された表示順、例えば、図4に示す表示順でアプリボタンが表示される。次いで、CPU101は、ユーザがハンドセット113をオフフックしたか否かを判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、ユーザがハンドセット113をオフフックしない場合、FAX通信制御処理は後述するステップS608へ進む。ステップS602の判別の結果、ユーザがハンドセット113をオフフックした場合、CPU101は、呼出信号の着信中であるか否かを判別する(ステップS603)。ステップS603の判別の結果、呼出信号の着信中でない場合、CPU101は、図7に示すように、設定値付き手動送信アプリボタンの表示順を先頭、つまり、1番目に設定する(ステップS604)。CPU101は、変更後の表示順に従ってアプリボタンの配列を変更したホーム画面200をオペレーションパネル106に表示させる。このホーム画面200の先頭、具体的に、このホーム画面200の左端には、図8に示すように、設定値付き手動送信アプリボタン801が表示される。なお、例えば、画像形成装置100において、設定値付き手動送信アプリボタンが登録されていない場合、設定値がプリセットされていない手動送信アプリボタンがホーム画面200に優先的に表示されても良い。このように、本実施の形態では、呼出信号の着信中でない場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、FAX手動送信の実行指示を受け付ける手動送信アプリボタンがホーム画面200に優先的に表示される。次いで、FAX通信制御処理は後述するステップS608へ進む。
ステップS603の判別の結果、呼出信号の着信中である場合、CPU101は、FAX自動受信モード(FAX自動受信機能)が有効及び無効の何れであるかを判別する(ステップS605)。ステップS605の判別の結果、FAX自動受信モードが無効である場合、CPU101は、手動受信アプリボタンの表示順を先頭、つまり、1番目に設定する(ステップS606)。手動受信アプリボタンは、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンであり、呼出信号の送信元からFAX通信によって送信されたデータを受信する処理の実行指示を受け付けるボタンである。CPU101は、変更後の表示順に従って、ホーム画面200をオペレーションパネル106に表示させる。このホーム画面200の先頭、具体的に、このホーム画面200の左端には、図9に示すように、手動受信アプリボタン901が表示される。このように本実施の形態では、呼出信号の着信中であってFAX自動受信モードが無効である場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、FAX受信の実行指示を受け付ける手動受信アプリボタンがホーム画面200に優先的に表示される。次いで、FAX通信制御処理は後述するステップS608へ進む。
ステップS605の判別の結果、FAX自動受信モードが有効である場合、CPU101は、手動受信アプリボタン及び設定値付き手動送信アプリボタンをホーム画面200に表示させない(ステップS607)。このように本実施の形態では、FAX自動受信モードが有効である場合、ユーザが使用する必要が無い手動受信アプリボタンがホーム画面200に表示されない。また、呼出信号の着信中であり且つFAX自動受信モードが有効である場合、発着呼衝突による誤送信を防止する観点で、設定値付き手動送信アプリボタンが表示されない。次いで、CPU101は、ユーザがオフフックしたハンドセット113を元に戻したか否かを判別する(ステップS608)。ステップS608では、ユーザがステップS602にてオフフックしたハンドセット113をオンフックした場合、CPU101は、ユーザがオフフックしたハンドセット113を元に戻したと判別する。一方、ユーザがステップS602にてオフフックしたハンドセット113を元に戻さずにハンドセット113のオフフック状態が継続している場合、CPU101は、ユーザがオフフックしたハンドセット113を元に戻さないと判別する。また、ステップS602の処理にてユーザがハンドセット113をオフフックしないと判別された場合も、CPU101は、ユーザがオフフックしたハンドセット113を元に戻さないと判別する。
ステップS608の判別の結果、ユーザがオフフックしたハンドセットを元に戻した場合、CPU101は、ホーム画面200をステップS601にて表示された元の表示内容に戻す(ステップS609)。このように本実施の形態では、上述した処理にて表示内容が変更されたホーム画面が、ユーザがハンドセットを元に戻したことに従って、元の表示内容、つまり、アプリボタンの使用回数に基づいて決定された表示順でアプリボタンが表示された内容に戻る。次いで、FAX通信制御処理は、ステップS610へ進む。
ステップS608の判別の結果、ユーザがオフフックしたハンドセットを元に戻さない場合、CPU101は、ホーム画面200において設定値付き手動送信アプリボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS610)。
ステップS610の判別の結果、ホーム画面200において設定値付き手動送信アプリボタンが押下されない場合、CPU101は、FAX通信機能を使用するためのFAXアプリボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS611)。
ステップS611の判別の結果、FAXアプリボタンが押下された場合、CPU101は、オペレーションパネル106にFAX画面(不図示)を表示させる(ステップS612)。FAX画面は、新規宛先や予め設定された宛先表を指定して画像形成装置100によるFAX自動送信の予約を行う画面である。FAX画面は、オンフックボタン、スタートボタン、及びFAX送信に関する設定を行うための複数の設定欄を備える。CPU101は、ユーザによるFAX画面の各設定欄への設定を受け付けると(ステップS613)、ユーザによる手動操作の開始指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS614)。ステップS614では、例えば、ユーザによるFAX画面のオンフックボタンの押下を検知した場合、又はユーザによるハンドセット113のオフフックを検知した場合、CPU101は、ユーザによる手動操作の開始指示を受け付けたと判別する。一方、上述した何れも検知しない場合、CPU101は、ユーザによる手動操作の開始指示を受け付けないと判別する。
ステップS614の判別の結果、ユーザによる手動操作の開始指示を受け付けない場合、CPU101は、FAX画面のスタートボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS615)。ステップS615の判別の結果、FAX画面のスタートボタンが押下されない場合、FAX通信制御処理は、ステップS613へ戻る。ステップS615の判別の結果、FAX画面のスタートボタンが押下された場合、CPU101は、FAX通信処理を行う(ステップS616)。ステップS616では、FAX画面にて設定された設定に基づいてFAX通信処理が行われる。その後、本処理は終了する。
ステップS614の判別の結果、ユーザによる手動操作の開始指示を受け付けた場合、又はステップS610の判別の結果、ホーム画面200において設定値付き手動送信アプリボタンが押下された場合、CPU101は、回線捕捉を行う。また、CPU101は、オペレーションパネル106にFAX手動画面(不図示)を表示させる(ステップS617)。FAX手動画面は、FAX手動送信に関するFAX通信設定を行うための画面である。FAX手動画面は、オンフックボタン、スタートボタン、及びFAX通信設定を行うための複数の設定欄を備える。CPU101は、ユーザによるFAX手動画面の各設定欄への設定を受け付けると(ステップS618)、回線に対して即時のダイヤル操作を行う。次いで、CPU101は、ユーザによる手動操作の中止指示を受け付けたか否かを判別する(ステップS619)。ステップS619では、例えば、ユーザによるFAX手動画面のオンフックボタンの押下を検知した場合、又はユーザによるハンドセット113のオンフックを検知した場合、CPU101は、ユーザによる手動操作の中止指示を受け付けたと判別する。一方、上述した何れも検知しない場合、CPU101は、ユーザによる手動操作の中止指示を受け付けないと判別する。
ステップS619の判別の結果、ユーザによる手動操作の中止指示を受け付けた場合、CPU101は、捕捉していた回線を開放し、ステップS612へ戻る。これにより、オペレーションパネル106の画面がFAX画面に切り替わる。
ステップS619の判別の結果、ユーザによる手動操作の中止指示を受け付けない場合、CPU101は、FAX手動画面のスタートボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS620)。ステップS620の判別の結果、FAX手動画面のスタートボタンが押下されない場合、FAX通信制御処理は、ステップS618へ戻る。ステップS620の判別の結果、FAX手動画面のスタートボタンが押下された場合、FAX通信制御処理はステップS616へ進む。ステップS616では、FAX画面及びFAX手動画面にて設定された設定に基づいてFAX通信処理が行われる。その後、本処理は終了する。
ステップS611の判別の結果、FAXアプリボタンが押下されない場合、CPU101は、手動受信アプリボタンが押下されたか否かを判別する(ステップS621)。ステップS621の判別の結果、手動受信アプリボタンが押下された場合、FAX通信制御処理はステップS616へ進む。ステップS616では、呼出信号の送信元からFAX通信によって送信されたデータを受信する処理が行われる。その後、本処理は終了する。
ステップS621の判別の結果、手動受信アプリボタンが押下されない場合、CPU101は、FAX自動受信モードが有効である状態で呼出信号を受信したか否かを判別する(ステップS622)。ステップS622の判別の結果、FAX自動受信モードが無効である場合、又はFAX自動受信モードが有効である状態で呼出信号を受信しない場合、本処理は終了する。ステップS622の判別の結果、自動受信モードが有効である状態で呼出信号を受信した場合、FAX通信制御処理はステップS616へ進む。ステップS616では、呼出信号の送信元からFAX通信によって送信されたデータを自動受信する処理が行われる。その後、本処理は終了する。
上述した実施の形態によれば、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンを優先的に表示させる制御が行われる。これにより、FAX通信を実現するアプリケーションを起動させるためのアプリボタンを探し出す手間を軽減することができ、もって、ユーザがFAX通信の実行指示を容易に行うことができる。
また、上述した実施の形態では、FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのアプリボタンは、FAX手動送信の実行指示を受け付ける手動送信アプリボタン、及びFAX受信の実行指示を受け付ける手動受信アプリボタンを含む。これにより、ユーザは、FAX手動送信やFAX受信の実行指示を容易に行うことができる。
上述した実施の形態では、呼出信号の着信中でない場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、設定値付き手動送信アプリボタンをホーム画面200の先頭に表示させる。ここで、呼出信号の着信が無く、ユーザがハンドセット113のオフフック操作を行った場合、このオフフック操作は、FAX手動送信の実行を指示するために行われた操作であると想定される。この場合、ホーム画面200の操作性を向上する観点で、ホーム画面200においてユーザが見つけ易い位置にFAX手動送信を指示するための設定値付き手動送信アプリボタンを表示させるのが好ましい。これに対し、本実施の形態では、呼出信号の着信中でない場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、設定値付き手動送信アプリボタンをホーム画面200の先頭に表示させる。これにより、FAX手動送信を指示する際の操作性を向上することができる。
また、上述した実施の形態では、FAX自動受信モードが無効であり且つ呼出信号の着信中である場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、手動受信ボタンをホーム画面200の先頭に表示させる。ここで、FAX自動受信モードが無効であり且つ呼出信号の着信中である際にユーザがハンドセット113のオフフック操作を行った場合、このオフフック操作は、FAX受信の実行を指示するために行われた操作であると想定される。この場合、ホーム画面200の操作性を向上する観点で、ホーム画面200においてユーザが見つけ易い位置にFAX受信を指示するための手動受信アプリボタンを表示させるのが好ましい。これに対し、本実施の形態では、FAX自動受信モードが無効であり且つ呼出信号の着信中である場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、手動受信ボタンをホーム画面200の先頭に表示させる。これにより、FAX受信を指示する際の操作性を向上することができる。
さらに、上述した実施の形態では、自動受信モードが有効であり且つ呼出信号の着信中である場合、ユーザによるハンドセット113のオフフック操作に従って、手動受信ボタン及び手動送信ボタンを非表示にする。これにより、ホーム画面200の操作性を低下させることなく、発着呼衝突による誤送信の発生を未然に防ぐことができる。
上述した実施の形態では、ハンドセット113のオンフック状態において、ホーム画面200におけるアプリボタンの表示順が各アプリボタンの使用回数に基づいて決定される。これにより、ハンドセット113がオンフック状態である場合に、アプリボタンの表示順を使用頻度に応じた順に並び変えることができ、ホーム画面200の操作性を向上することができる。
上述した実施の形態では、ハンドセット113は、画像形成装置100に有線ケーブルで接続されている。これにより、ハンドセット113が有線ケーブルで接続された画像形成装置において、FAX通信を実現するアプリケーションを起動させるための操作ボタンを探し出す手間を軽減することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、ハンドセット113は、Bluetooth等の近距離の無線通信(近距離無線通信)によって画像形成装置100に接続される携帯端末であってもよい。このような構成においても、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成装置
101 CPU
113 ハンドセット
200 ホーム画面
101 CPU
113 ハンドセット
200 ホーム画面
Claims (10)
- FAX通信を実現させるアプリケーションを含む複数のアプリケーションがインストールされた画像形成装置であって、
各前記アプリケーションを起動させるための複数のオブジェクトを含むホーム画面を前記画像形成装置の表示手段に表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのオブジェクトを優先的に表示させる制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのオブジェクトは、FAX手動送信の実行指示を受け付ける手動送信ボタン、及びFAX受信の実行指示を受け付ける手動受信ボタンを含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 呼出信号の着信中でない場合、前記表示制御手段は、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記手動送信ボタンを前記ホーム画面の先頭に表示させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- FAX自動受信機能を更に備え、
前記FAX自動受信機能が無効であり且つ呼出信号の着信中である場合、前記表示制御手段は、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記手動受信ボタンを前記ホーム画面の先頭に表示させることを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。 - 前記FAX自動受信機能が有効であり且つ呼出信号の着信中である場合、前記表示制御手段は、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記手動受信ボタン及び前記手動送信ボタンを非表示にすることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 前記表示制御手段は、前記画像形成装置のハンドセットのオンフック状態において、前記ホーム画面における前記複数のオブジェクトの表示順を前記複数のオブジェクトの各々の使用回数に基づいて決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置のハンドセットは、前記画像形成装置に有線ケーブルで接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置のハンドセットは、近距離の無線通信によって前記画像形成装置と接続された携帯端末であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- FAX通信を実現させるアプリケーションを含む複数のアプリケーションがインストールされた画像形成装置の制御方法であって、
各前記アプリケーションを起動させるための複数のオブジェクトを含むホーム画面を前記画像形成装置の表示手段に表示させる表示制御ステップを有し、
前記表示制御ステップは、ユーザによる前記画像形成装置のハンドセットのオフフック操作に従って、前記FAX通信を実現させるアプリケーションを起動させるためのオブジェクトを優先的に表示させる制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の画像形成装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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