JP2007068053A - ネットワークスキャナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用頻度の高いユーザの利便性を向上させること。
【解決手段】 はじめに、1クリックスタートキーが押下されたか判断し、設定キーが押下された場合(S11;N)、ユーザによる読取条件の入力がされたかを判断する(S12)。読取条件の入力がされた場合(S12;Y)、デフォルトの条件の設定を変更する(S13)。読取条件の入力がされない場合(S12;N)、宛先の入力がされたかを判断し、宛先の入力がされない場合(S14;N)、エラー表示を表示する(S15)。宛先の入力がされた場合(S14;Y)、この宛先を送信先に設定する。スタートキーが押下された場合(S16;Y)、または、1クリックスタートキーが押下された場合(S11;Y)、原稿の読取を開始する(S17)。画像処理を施した後、設定された宛先へ原稿の画像データを配信し(S18)、処理を終了する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、端末装置とネットワークを介して接続可能なネットワークスキャナ装置に関する。
近年、読み取りデータをネットワーク上のパーソナルコンピュータなどの端末装置に直接送信したり、読み取りデータをメールで送付したりすることができるネットワークスキャナ装置が普及している。
ネットワークスキャナ装置を用いて原稿の画像データを目的の宛先に配信させる場合には、次の手順によって処理が行われている。
まず、ユーザは、ネットワークスキャナ装置の原稿台に配信(送信)する原稿をセットする。
次に、ユーザは、原稿サイズや濃度設定などの読み取り条件を設定する。
続いて、ユーザは、メールアドレスやネットワークアドレスなどの宛先(送信先)を指定する。
これらの設定が終了した後、ユーザは、操作パネル上のスタートキーを押下して、原稿の読み取りを開始させる。
ネットワークスキャナ装置は、原稿の読み取り処理が終了した後、指定された宛先(送信先)へ原稿の画像データを配信(送信)する。
ネットワークスキャナ装置は、複数のユーザが共有することを前提としているため、画像の読み取り条件などには通常デフォルト設定(初期設定)がなされているものの、宛先(送信先)については、画像データを配信(送信)する都度入力するように構成されている。
ところでネットワークスキャナ装置を複数のユーザで共有して使用する場合、必ずしも全ユーザが均等な利用頻度となるとは限らない。つまり、ある特定のユーザのみが頻繁に利用するような環境も存在する。
そのような場合、ネットワークスキャナ装置のデフォルト設定を利用頻度の高い特定ユーザに合わせて設定する。
すると、この特定ユーザがそのデフォルト設定と同じ条件で使用する場合には、スタートキーを押下するのみで読み取りが可能となる。
このようにデフォルトを特定のユーザに合わせた設定とすることにより、特定のユーザに対する利便性は向上する。
しかしながら、宛先(送信先)までも特定のユーザに合わせてデフォルトの設定を行ってしまうと、特定のユーザ以外の通常ユーザは、宛先設定が必要なのに宛先入力を忘れてしまった場合でも、スタートキーを押下することができるため、誤ってデフォルトに設定されている宛先(送信先)へ画像データを配信してしまうおそれがある。
従来、ネットワークスキャナ装置において、上述したような画像データの誤送信の発生を抑制し、かつ、画像データを配信(送信)する度に必要な煩わしい情報の入力操作をなくして、ユーザにかかる負荷を軽減させるための技術が下記の特許文献に提案されている。
特開2001−76090公報
特許文献1には、所定のページ(先頭ページ)に記載されている宛先個人情報および読み取り条件情報を、読み取った画像データから抽出し、これらの抽出された情報に基づいて、次頁以降の画像データの読み取り処理および画像データの送信処理を実行する技術が提案されている。
このように、読み取った画像データから必要な情報を抽出することにより、ユーザがこれらの情報を手入力する手間を省くことができる。
しかしながら、上述した特許文献1において提案されている、ユーザによる手入力を省く機能を用いる場合には、宛先個人情報および読み取り条件情報を記載した所定のページを必ず用意しなければならない。
また、ネットワークスキャナ装置には、読み取った画像データから宛先個人情報および読み取り条件情報を抽出するための文字認識装置を搭載しなければならない。
そこで本発明は、簡単な構成によって、従来どおりの操作性を維持しつつ、利用頻度の高いユーザの利便性を向上させることができるネットワークスキャナ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明では、端末装置とネットワークを介して接続可能なネットワークスキャナ装置であって、特定の画像読取条件および特定の宛先情報の登録を受け付ける特定設定受付手段と、前記特定設定受付手段により受け付けられた前記特定の画像読取条件および前記特定の宛先情報を格納する特定設定記憶手段と、所定の専用ボタンの押下操作を認識する認識手段と、前記認識手段により前記所定の専用ボタンの押下操作が認識された場合、前記特定設定記憶手段に格納されている前記特定の画像読取条件に基づいて原稿画像の読取処理を実行する読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記原稿画像のデータを、前記特定設定記憶手段に格納されている前記特定の宛先情報を送信先に指定して送信する画像送信手段と、を備えることにより前記目的を達成する。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、複数の送信先のアドレス情報を格納するアドレス情報記憶手段を備え、前記特定設定受付手段は、前記アドレス情報記憶手段に格納されている複数の送信先のアドレス情報からの選択を受け付け、特定設定記憶手段は、受け付けた送信先のアドレス情報を前記特定の宛先情報として格納する。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記特定設定記憶手段に格納された前記特定の画像読取条件および前記特定の宛先情報を表示する特定設定表示手段を備える。
請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明において、前記特定の宛先情報は、複数の送信先のアドレス情報からなる。
請求項5記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の発明において、前記認識手段は、前記所定の専用ボタンがダブルクリックされたことを認識する。
請求項1記載の発明によれば、所定の専用ボタンの押下操作が認識された場合、登録されている特定の画像読取条件に基づいて原稿画像の読取処理を実行し、さらに読み取られた原稿画像のデータを登録されている特定の宛先情報を送信先に指定して送信することにより、ユーザは所定の専用ボタンの押下操作のみで、原稿の読取処理および画像の送信処理を行うことができるため、ユーザの作業効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、アドレス情報記憶手段に格納されている複数の送信先のアドレス情報からの選択を受け付けることにより、特定の宛先情報の登録・変更が容易になるため、利便性を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、特定設定表示手段を設けることにより、ユーザは、登録されている特定の画像読取条件および特定の宛先情報を、視覚的に容易に認識することができる。
請求項4記載の発明によれば、特定の宛先情報を複数の送信先のアドレス情報で構成することができるため、同一原稿画像を複数の宛先へ送信する際の作業効率を向上させることができる。
請求項5記載の発明によれば、ダブルクリックされたときに専用ボタンの押下操作を有効とすることができるため、専用ボタンの誤操作を抑制することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100の概略構成および接続形態の一例を示した図である。
なお、本実施の形態では、ネットワークスキャナ装置100単体について説明するが、このネットワークスキャナ装置100は、電子複写装置やファクシミリ装置等の機能を有する複合機に搭載されていてもよい。
図1に示すように、本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100は、CPU(中央演算処理装置)101、ROM(リード・オンリ・メモリ)102、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)103、操作部104、画像読み取り部105、画像処理部106およびネットワークI/F(インターフェース)107を備えている。これらの各ブロック(主要部)は、バスラインを介して互いに接続されている。
また、ネットワークスキャナ装置100は、ネットワークI/F107に接続されたLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク108を介して、複数のPC端末装置109に接続されている。
本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100では、読み取り画像の出力インターフェースとして、ネットワーク108が接続されている。
ネットワークスキャナ装置100において読み取られ(読み込まれ)た原稿の画像データは、ネットワーク108を介してPC端末装置109へ配信(送信)可能となっている。
CPU101は、ROM102に格納されている各種プログラムに基づいて、ネットワークスキャナ装置100の各部を制御する。そして、ネットワークスキャナ装置100としての基本動作処理を実行するとともに、特定設定の登録、特定設定の記憶、特定設定の読み出しなど特定設定に関する処理を実行する。
ROM102は、ネットワークスキャナ装置100の基本処理プログラム、後述する1クリックスタートキー203を利用する特定設定に関するプログラム、およびこれらの各処理を実行する際に必要な各種データを格納している。
RAM103は、CPU101のワークメモリとして利用され、ネットワークスキャナ装置100の動作制御を行う上で必要な各種データ、デジタル画像データ、特定設定の登録処理で登録された特定の画像読み取り条件および特定の宛先情報、複数の送信先情報(アドレス帳)等を格納する記憶手段として機能する。
なお、RAM103は、これらのデータを格納することが可能な十分な記憶領域を備えている。
図2は、操作部104の概略構成を示した図である。
図2に示すように、操作部104は、スタートキー204、ストップキー、テンキー等の各種キーおよび小型の表示部202を備えている。さらに、本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100では、この操作部104に1クリックスタートキー203が設けられている。この1クリックスタートキー203は、専用ボタンとして機能する。
表示部202には、各種メニュー画面、エラー表示、指示表示だけでなく、後述する1クリックスタートキー203に割り付けられた特定の読み取り条件の設定情報、および特定の宛先(送信先)情報が表示される。
図1の説明に戻り、画像読み取り部105は、CPU101の制御下で、読み取り面にセットされた原稿を主走査・副走査させて読み取るスキャナ装置である。
画像処理部106は、画像読み取り部105で読み取られた画像データに各種の画像処理(例えば、画像を明るくしたり、暗くしたり等の処理)を施す。
ネットワークI/F107は、CPU101の制御下で、PC端末装置109との間での各種コマンドおよび通信制御信号のやりとり等を制御する。
PC端末装置109は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ等が用いられ、装置本体、ディスプレイ、キーボード、マウス等を備えている。
PC端末装置109は、ネットワーク108に接続され、ネットワーク108を介してネットワークスキャナ装置100との間で各種コマンド、通信制御信号および各種データ等をジョブデータとして送信する。
また、PC端末装置109は、ネットワークスキャナ装置100から送信される原稿の画像データを受信する。
次に、このような構成を備えたネットワークスキャナ装置100における基本的な動作について説明する。
ネットワークスキャナ装置100は、ユーザによりセットされた原稿の画像を画像読み取り部105で読み取る。なお、画像読み取り部105による読み取り条件(原稿サイズ、色モード、解像度など)は、操作部104を介してユーザによって入力される。
画像読み取り部105において読み取られた原稿の画像データは、画像処理部106へ転送され、そこで所定の画像処理が施されデジタル画像データが生成される。
画像処理部106で生成されたデジタル画像データは、ネットワークI/F107へ送られる。
そして、ネットワークスキャナ装置100は、原稿のデジタル画像データを操作部104を介してユーザによって入力された任意のPC端末装置109の宛先へ、ネットワーク108を介して配信(送信)する。
本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100には、1クリックスタート機能が搭載されている。
1クリックスタート機能とは、予め1クリックスタートキー203に割り付けられている特定の画像読み取り条件および特定の宛先情報に基づいて、原稿画像の読み取り処理および送信処理を自動的に行う機能である。
1クリックスタート機能を利用して原稿の画像データを送信する場合には、予め1クリックスタートキー203に特定の画像読み取り条件および特定の宛先情報を登録する必要がある。
ここで1クリックスタートキー203に特定の画像読み取り条件および特定の宛先情報を登録する方法について説明する。
はじめに、操作部104における設定キーを押下して表示部202に設定メニューを表示させる。
表示された設定メニューから「1クリックスタート設定」を選択し、宛先(送信)登録画面を表示させる。
そして、1クリックスタートキーに割り当てる送信先(宛先)の情報、即ち特定の宛先情報を操作部104から入力する。
なお、送信先(宛先)の情報としては、メールアドレス、IPアドレス、MACアドレス等がある。
また、送信先の登録は、RAM103に格納されている予め登録されているアドレス帳を読み出し(呼び出し)て表示し、このアドレス帳から宛先を選択指定できるようにしてもよい。
アドレス帳からの選択指定が行われた場合、ネットワークスキャナ装置100は、その選択を受け付け、受け付けられた宛先の情報を特定の宛先情報と認識し、1クリックスタートキー203に割り付ける。
アドレス帳を利用することにより、1クリックスタートキー203の割り付け処理(設定・変更処理)を容易に行うことができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、1クリックスタートキー203に割り付け可能な送信先は、1件に限定されるものではなく、複数の宛先(送信先)を割り付けるようにしてもよい。
複数の宛先(送信先)を1クリックスタートキー203に割り付ける場合に、例えば、全社員、全部署員単位で行うと、連絡文書の回覧などを容易に行うことができる。
次に、1クリックスタートキー203に割り当てる読み取り条件の情報、即ち特定の読み取り条件情報を操作部104から入力する。
この特定の読み取り条件の設定では、原稿画像を読み取る際の諸条件、例えば、原稿サイズ、色モード(色数)、解像度、色補正の種類、中間調処理の有無、ドロップアウトカラーの指定、濃度補正(γ補正)の有無などを入力あるいは選択指定する。
ネットワークスキャナ装置100は、操作部104から入力された1クリックスタートキー203に割り当てる特定の宛先情報および特定の読み取り条件情報(読み取り設定情報)をRAM103に格納する。
次に、本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100における原稿画像の配信処理動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置100における原稿画像の配信処理動作の手順を示したフローチャートである。
ユーザによってネットワークスキャナ装置100の原稿台に原稿がセットされると、ネットワークスキャナ装置100は、原稿台に原稿がセットされたことを検知する。
次に、ネットワークスキャナ装置100は、操作部104における1クリックスタートキー203が押下されたか否かを判断する(ステップ11)。
ユーザが操作部104における設定キーを押下した場合、即ち1クリックスタートキー203の押下が検知されない場合(ステップ11;N)、ネットワークスキャナ装置100は、操作部104からユーザによる読み取り条件の入力がなされたか否かを判断する(ステップ12)。
ユーザによる読み取り条件の入力がなされた場合、即ちユーザによる読み取り条件の入力が検知された場合(ステップ12;Y)、ネットワークスキャナ装置100は、この読み取り条件の入力を受け付け、現在設定されている読み取り条件またはデフォルトの条件(初期条件)の設定を変更する(ステップ13)。
一方、ユーザによる読み取り条件の入力がなされない場合、即ちユーザによる読み取り条件の入力が検知されない場合(ステップ12;N)、ネットワークスキャナ装置100は、操作部104からユーザによる宛先(送信先)の入力がなされたか否かを判断する(ステップ14)。
ユーザによる宛先(送信先)の入力がなされない場合、即ち宛先(送信先)の入力が検知されない場合(ステップ14;N)、ネットワークスキャナ装置100は、エラー表示「宛先を入力してください」を操作部104の表示部202に表示し(ステップ15)、ステップ14の処理へ戻る。
ユーザによる宛先(送信先)の入力がなされた場合、即ち宛先(送信先)の入力が検知された場合(ステップ14;Y)、ネットワークスキャナ装置100は、この宛先(送信先)の入力を受け付け、原稿画像データの送信先に設定する。
次に、ネットワークスキャナ装置100は、操作部104における通常のスタートキー204が押下されたか否かを判断する(ステップ16)。
スタートキー204が押下されない場合、即ちスタートキー204の押下が検知されない場合(ステップ16;N)、ネットワークスキャナ装置100は、そのままスタートキー204が押下されるのを待つ状態(待機状態)を維持(保持)する。
スタートキー204が押下された場合、即ちスタートキー204の押下が検知された場合(ステップ16;Y)、および、ステップ11の処理において、ユーザが操作部104における1クリックスタートキー203を押下した場合、即ち1クリックスタートキー203の押下が検知された(ステップ11;Y)、ネットワークスキャナ装置100は、画像読み取り部105においてセットされた原稿の読み取りを開始する(ステップ17)。
なお、1クリックスタートキー203の押下が検知された場合には、予め設定(登録)されている特定の読み取り条件に基づいて原稿の読み取り処理が行われる。
この時、操作部104の表示部202は、読み取り条件の設定情報や宛先(送信先)の情報を表示する。1クリックスタートキー203の設定内容を表示部202に表示することにより、ユーザは設定内容を容易に視覚的に確認することができる。
そして、ネットワークスキャナ装置100は、読み取った原稿画像に対して指定された画像処理を画像処理部106において施した後、指定(設定)された宛先(送信先)へ原稿の画像データをネットワーク108を介して配信し(ステップ18)、処理を終了する。
なお、ステップ12においてユーザからの読み取り条件の入力が検知されない場合(ステップ12;N)、読み取り条件はデフォルトの条件(初期条件)の設定のままで処理を続行する。
このように本実施の形態によれば、1クリックスタート機能を用いることにより、特定の読み取り条件に基づく原稿の読み取り処理、および特定の宛先情報を送信先に指定して読み取った原稿画像データを送信する処理を、ユーザは、一度(1回)のキー操作のみでネットワークスキャナ装置100に実行させることができる。
これにより、画像データの配信時において、煩わしい読み取り条件や宛先(送信先)情報の入力処理を省くことができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
特に、ネットワークスキャナ装置100をある特定のユーザのみが頻繁に利用する環境においては、ネットワークスキャナ装置100の1クリックスタートキーの割り付け設定を、利用頻度の高い特定ユーザに合わせた設定とすることにより、頻繁に利用するユーザの作業効率を向上させることができる。
また、上述した頻繁に利用する特定のユーザ以外の通常ユーザは、通常のスタートキー204を利用することができるため、誤操作防止のエラー表示などの通常のシーケンスを利用することができる。
従って、頻繁に利用する特定ユーザの作業効率を向上させても、通常ユーザが誤操作し易くなるというようなデメリットをもたらすことはない。
本実施の形態では、操作部104における1クリックスタートキー203を一度押下(1クリック)することにより、1クリックスタート機能の利用が可能となるように設定されているが、1クリックスタート機能を有効にさせる方法は、これに限定されるものではない。
1クリックスタートキー203の誤操作、即ち、1クリックスタート機能を誤って利用してしまうことを防止するために、例えば、1クリックスタートキー203をダブルクリックした場合にのみ1クリックスタート機能を有効にさせるように設定してもよい。
このように設定することにより、原稿画像データの誤配信(誤送信)を防止することができる。
本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置の概略構成および接続形態の一例を示した図である。 操作部の概略構成を示した図である。 本実施の形態に係るネットワークスキャナ装置における原稿画像の配信処理動作の手順を示したフローチャートである。
符号の説明
100 ネットワークスキャナ装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 画像読み取り部
106 画像処理部
107 ネットワークI/F
108 ネットワーク
109 PC端末装置
202 表示部
203 1クリックスタートキー
204 スタートキー

Claims (5)

  1. 端末装置とネットワークを介して接続可能なネットワークスキャナ装置であって、
    特定の画像読取条件および特定の宛先情報の登録を受け付ける特定設定受付手段と、
    前記特定設定受付手段により受け付けられた前記特定の画像読取条件および前記特定の宛先情報を格納する特定設定記憶手段と、
    所定の専用ボタンの押下操作を認識する認識手段と、
    前記認識手段により前記所定の専用ボタンの押下操作が認識された場合、前記特定設定記憶手段に格納されている前記特定の画像読取条件に基づいて原稿画像の読取処理を実行する読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記原稿画像のデータを、前記特定設定記憶手段に格納されている前記特定の宛先情報を送信先に指定して送信する画像送信手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワークスキャナ装置。
  2. 複数の送信先のアドレス情報を格納するアドレス情報記憶手段を備え、
    前記特定設定受付手段は、前記アドレス情報記憶手段に格納されている複数の送信先のアドレス情報からの選択を受け付け、
    特定設定記憶手段は、受け付けた送信先のアドレス情報を前記特定の宛先情報として格納することを特徴とする請求項1記載のネットワークスキャナ装置。
  3. 前記特定設定記憶手段に格納された前記特定の画像読取条件および前記特定の宛先情報を表示する特定設定表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワークスキャナ装置。
  4. 前記特定の宛先情報は、複数の送信先のアドレス情報からなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のネットワークスキャナ装置。
  5. 前記認識手段は、前記所定の専用ボタンがダブルクリックされたことを認識することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のネットワークスキャナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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