JP2022152258A - 車両用灯具 - Google Patents

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由希子 北澤
Yukiko Kitazawa
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Abstract

【課題】コーナリングランプと、ターン連動の路面描画灯を一体化した車両用灯具を提供する。【解決手段】本発明の車両用灯具1は、複数のLED21を備えた光源ユニット2と、光源ユニット2を異なる複数の照明パターンで点灯させる制御部3を備える。異なる複数の照明パターンとしては、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンPwと、ターン連動の路面描画灯として機能する第二照明パターンPaを設ける。制御部3が光源ユニット2を制御し、コーナリングランプおよび路面描画灯の照明パターンで照明することによって、これらのランプを一体化できる。【選択図】図1

Description

本発明は、コーナリングランプおよび路面を照射して図形や文字を描画する路面描画灯を一体化した車両用灯具に関する。
従来、車両の斜め前方路面を照明して右左折時にドライバーの視野を確保するためのコーナリングランプや、路面照射により図形や文字を描画し、車両の走行状態を周囲の人物に報知・警告する路面描画灯が提案されている。例えば、特許文献1には、車両の斜め前方路面の上方空間のグレア光を抑制したコーナリングランプの発明が提案されている。特許文献2には、異なる複数箇所へ、運転者や運転者以外の人物に向けて、報知・警告用の図形や文字を表示する車両用表示システムの発明が提案されている。
特開2009-48898号公報 特開2020-185997号公報
ところで、ドライバーの視野を確保するためのコーナリングランプと、車両の旋回(ターン)を車両周辺の人物に報知するターン連動の路面描画灯とは、各々目的は異なるものの主に交差点などを右左折するときに点灯され、同時に使用されることが多い。このため、一体化し、省スペース化を図りたいという要望があった。
そこで、本発明の目的は、コーナリングランプおよび路面描画灯を一体化した車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用灯具は、複数の発光素子を含む光源ユニットと、光源ユニットを異なる複数の照明パターンで点灯させる制御手段と、を備え、照明パターンが、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンと、路面描画灯として機能する第二照明パターンと、を含むことを特徴とする。
このとき、制御手段は、第一照明パターン点灯中に第二照明パターンを点灯させる場合に、第一照明パターンを減光または消灯することが好ましい。また、制御手段は、第一照明パターン点灯中に第二照明パターンを点灯させる場合に、第二照明パターンを徐々に点灯させることも可能である。
複数の発光素子は、マトリクス状に配設してもよい。
光源ユニットからの光を反射する凹面状のリフレクタを設け、光源ユニットが、一の発光素子を他の発光素子から遮蔽するシェードを含むように構成することも可能である。あるいは、光源ユニットからの光を投影する投影レンズをさらに設けてもよい。その他、光源ユニットからの光を反射する可動式リフレクタを設けてもよい。
本発明の車両用灯具によれば、複数の発光素子を含む光源ユニットを備え、該光源ユニットを、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンおよび路面描画灯として機能する第二照明パターンとして点灯させるように構成したため、コーナリングランプおよび路面描画灯を一体化し、また、配線も統一でき、省スペース化を図ることができる。
本発明の一実施形態を示す車両用灯具の照明状態を表す概要図である。 コーナリングランプと路面描画灯の照明範囲を示す模式図である。 点滅時の電流値制御を示すタイミングチャートである。 凹面状リフレクタを用いた照明方法を示す模式図である。 投影レンズを用いた照明方法を示す模式図である。 可動式リフレクタを用いた照明方法を示す模式図である。 本発明の変形例を示す車両用灯具の照明状態を表す概要図である。
以下、本発明を車両用灯具に具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、特に記載のない場合においては、「点灯」には「点滅」を含む。
図1に示す車両用灯具1は、複数の発光素子としてのLED21を含む光源ユニット2と、光源ユニット2を異なる複数の照明パターンで点灯させる制御部3を備える。なお、車両用灯具1は、図示されない灯具ボディおよび透光カバーを備え、光源ユニット2は、灯具ボディおよび透光カバーにより形成される灯室内に収容されている。
照明パターンには、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンPwと、ターン連動の路面描画灯として機能する第二照明パターンPaが含まれる。コーナリングランプは、車両51の旋回時に、ドライバーの視界を確保するためのランプであり、主に白色光が用いられる。一方、路面描画灯は、車両51の動作や状態を車両51の周辺の人物52に報知または警告するために、路面に文字や図形を表示するためのランプであり、主にアンバー光が用いられる。コーナリングランプおよび路面描画灯は、照明範囲全体を点滅させたり、シーケンスで点滅させたりすることが可能である。
図2に示すように、第一照明パターンPwの照明範囲Awは、車両正面を0°とした場合に、車両正面から車両側方30°~80°の範囲であり、第二照明パターンPaの照明範囲Aaは、車両正面から車両側方30°~60°の範囲である。照明範囲Aw,Aaは、少なくとも一部が重畳する。
下記の表1に示すように、制御部3は、方向指示器を点灯するスイッチ11と、コーナリングランプを点灯するスイッチ12と、路面描画灯を点灯するスイッチ13のON/OFF状態に基づいて、第一,第二照明パターンPw,Paの点灯、消灯を制御する。制御部3は、方向指示器のスイッチ11がOFFの場合には、スイッチ12,13の状態に関わらず、第一,第二照明パターンPw,Paを消灯する。なお、スイッチ11,12,13は、車両51の運転席などに搭載される。
Figure 2022152258000002
光源ユニット2のLED21としては、第一照明パターンPwの光を出射するLED21wと、第二照明パターンPaの光を出射するLED21aが選択できる(図4~6参照)。LED21wは、コーナリングランプとしての白色光Lwを出射し、LED21aは、ターン連動の路面描画灯光としてのアンバー光Laを出射するように構成されている。このとき、LED21w,21aは、複数行×複数列のマトリクス状に配設し、より自由度の高い配光を行うことが可能である。
図3は、スイッチ11,12,13がいずれもON(表1のCASE1)の場合の、制御部3による21w,21aの電流値ON/OFF制御をタイミングチャートにより示したものである。電流値ON/OFFは、1分間に60~120回程度の周期で行われる。第一,第二照明パターンPw,Paをいずれも点灯させる場合には、制御部3は、LED21w,21aの電流値のON/OFFを相互に反転するように制御する。また、このとき、制御部3は、LED21wの電流値は緩やかに立ち上げ、LED21aの電流値は瞬時に立ち上げるように制御する。路面描画への切り替え感を際立たせるとともに、コーナリングランプを調光し、違和感を抑制するためである。
また、制御部3は、スイッチ11,12,13がいずれもON(表1のCASE1)の場合に、LED21wを減光する。第二照明パターンPaとの境界付近、つまり、LED21aに隣接するLED21wのみ減光するように制御することも可能である。
続いて、図4~6に基づいて、車両用灯具1の変形例について説明する。図4の車両用灯具1はリフレクタ4を備え、リフレクタ4は、LED21からの光を反射する凹面状の反射面4aを備えている。また、LED21wおよびLED21aの間には、LED21wをLED21aから遮蔽するシェード23が設けられている。シェード23を設けたことにより、LED21aから出射したアンバー光LaがLED21wに向かうことを防止でき、路面描画をくっきりと表示することができる。
図5の車両用灯具1は、鉛直方向に列設したLED21と、LED21からの光Lを照明範囲Aw,Aaに投影する投影レンズ5を備える。LED21wをLED21aから遮蔽するシェード23をさらに設け、白色光Lwにアンバー光Laが混ざらないように構成しても良い。投影レンズ5は、LED21から出射した光を、コーナリングランプ用および/または路面描画灯用に配光する。投影レンズ5を用いたことにより、LED21の配設方法の自由度が高まり、車両用灯具1をより小型化できる。
図6の車両用灯具1は、LED21からの光Lを照明範囲Aw,Aaに向けて投影する回転リフレクタ6を備える。回転リフレクタ6は、凹面状の反射面6aが軸R回りに回転する可動式リフレクタであり、同方向からの入射光を異なる向きに反射させ、広範囲に光を投影することができる。回転リフレクタ6に代えて、MEMSミラーを選択することができる。
ここで、マトリクス状に配設したLED21は、各LED21から出射する光を白色光とアンバー光とに相互に切り替えることができる。このため、LED21の光の色を切り替えつつ、可動式リフレクタと組み合わせ、車両51の旋回程度に応じて照明範囲Aaの範囲内で第二照明パターンPaの形状を自由に変形させることができる。この場合には、第二照明パターンPaのバリエーション自在に変更し、車両51の周辺の人物Pに対して、より効果的に車両51の接近を報知・警告することが可能となる。
したがって、この実施形態の車両用灯具1によれば、光源ユニット2が、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンPwと、ターン連動の路面描画灯として機能する第二照明パターンPaで点灯するため、コーナリングランプおよびターン連動路面描画灯を一体化できる。また、第一照明パターンPwおよび第二照明パターンPaを両方とも点灯させる場合には、路面描画灯として機能する第二照明パターンPaをより際立つように調整するため、車両51の周辺の人物Pに対して、より効果的な報知や警告が可能となる。
次に、本発明の変形例について図7に基づいて説明する。この変形例では、制御部3は、第一照明パターンPwは車両51の旋回方向(図7矢印)のみ点灯し、第二照明パターンPaは車両51の両側方に向けて点灯する。また、制御部3は、旋回方向以外の方向に向けて点灯した第二照明パターンPaを、交差点に頭出ししたときに消灯する。
ここで、「頭出し」とは、横断歩道前などで一旦停止し、徐行しつつ交差点に進入した後に、再度安全確認のために一旦停止するといった二段階停止のことをいう。車両51が頭出ししたときには、車両51の周辺の人物52や自転車53は、車両51の姿を直接確認できるため、旋回方向以外の第二照明パターンPaは消灯することができる。
頭出ししたことを検知するには、例えば、ナビゲーション情報やセンサー情報に基づいて交差点を検知したことを示す交差点検知信号や、車両51の交差点への頭出しを検知したことを示す頭出し検知信号などの検知信号を用いる。検知信号を受信した制御部3は、受信した検知信号に基づいて旋回方向以外の第二照明パターンPaのみを消灯する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、路面描画を矢印や点線に変更したり、点滅させたり、シーケンシャルに点灯するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 車両用灯具
2 光源ユニット
3 制御部
4 リフレクタ(a:反射面)
5 投影レンズ
6 回転リフレクタ(a:反射面)
11 スイッチ(方向指示器)
12 スイッチ(コーナリングランプ)
13 スイッチ(路面描画灯)
21 LED(w:白色、a:アンバー)
23 シェード
L 光(w:白色、a:アンバー)
Pw 第一照明パターン
Pa 第二照明パターン
A 照明範囲
R 回転軸

Claims (7)

  1. 複数の発光素子を含む光源ユニットと、前記光源ユニットを異なる複数の照明パターンで点灯させる制御手段と、を備え、
    前記照明パターンが、コーナリングランプとして機能する第一照明パターンと、路面描画灯として機能する第二照明パターンと、を含む車両用灯具。
  2. 前記制御手段は、前記第一照明パターン点灯中に前記第二照明パターンを点灯させる場合に、
    前記第一照明パターンを減光または消灯する請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記制御手段は、前記第一照明パターン点灯中に前記第二照明パターンを点灯させる場合に、
    前記第二照明パターンを徐々に点灯させる請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 複数の前記発光素子は、マトリクス状に配設された請求項1~3のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  5. 前記光源ユニットからの光を反射する凹面状のリフレクタを備え、
    前記光源ユニットが、一の前記発光素子を他の前記発光素子から遮蔽するシェードを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  6. 前記光源ユニットからの光を投影する投影レンズを備えた請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  7. 前記光源ユニットからの光を反射する可動式リフレクタを備えた請求項1~4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
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