JP2022151857A - エドキサバン口腔内崩壊錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、保存安定性に優れたエドキサバン口腔内崩壊錠、その製造方法、及びエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性の改善方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠は、薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であり、前記薬効成分含有顆粒が酸性アミノ酸を含むことを特徴とする。【選択図】なし

Description

本発明は、保存安定性に優れたエドキサバン口腔内崩壊錠、その製造方法、及びエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性の改善方法に関するものである。
エドキサバン(化学名:N-(5-クロロピリジン-2-イル)-N’-[(1S,2R,4S)-4-(ジメチルカルバモイル)-2-(5-メチル-4,5,6,7-テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4-c]ピリジン-2-カルボキサミド)シクロヘキシル]オキサミド)は、ヒトの活性化血液凝固第X因子(FXa)を競合的かつ選択的に阻害する(非特許文献1)。
エドキサバンを薬効成分として含む市販の製剤の形態として、唾液や少量の水により口中で速やかに崩壊して薬効成分を放出する口腔内崩壊錠が販売されている(非特許文献1)。本願出願人の研究者も、優れた崩壊特性を有し、苦味が低減された口腔内崩壊錠剤として、薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤含有混合物を含有する圧縮成形体である口腔内崩壊錠を開発している(特許文献1~4)。
しかし、口腔内崩壊錠は、その含有成分の親水性や吸湿性が高いため、保存時に硬度や形状が変化するという問題があった。例えば特許文献5には、速やかな崩壊性と溶解性を示し、口当たりが良好で、保存安定性に優れた口腔内崩壊錠であって、エドキサバンに加えて、フマル酸などの有機酸を含む口腔内崩壊錠が開示されている。
特許第5062871号公報 特許第5062872号公報 特許第5584509号公報 国際公開第2017/217494号パンフレット 国際公開第2018/101373号パンフレット
「リクシアナ(登録商標)錠15mg リクシアナ(登録商標)錠30mg リクシアナ(登録商標)錠60mg」添付文書
上述したように、薬効成分としてエドキサバンと有機酸を含む口腔内崩壊錠は知られているが、特許文献5に記載の実施例で実際に製造されている口腔内崩壊錠が含む有機酸はフマル酸のみであり、且つ錠剤の厚さや硬度は評価されているが、その経時的変化は評価されていない。
そこで本発明は、保存安定性に優れたエドキサバン口腔内崩壊錠、その製造方法、及びエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性の改善方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、エドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を混合して圧縮成形することにより口腔内崩壊錠を得る場合には、薬効成分含有顆粒にエドキサバンに加えて酸性アミノ酸を配合することにより、錠剤の形状の安定性が改善されることを見出して、本発明を完成した。
以下、本発明を示す。
[1] 薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であり、
前記薬効成分含有顆粒が酸性アミノ酸を含むことを特徴とするエドキサバン口腔内崩壊錠。
[2] 前記薬効成分含有顆粒中、前記エドキサバンに対して1質量%以上、20質量%以下の前記酸性アミノ酸を含む前記[1]に記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
[3] 前記酸性アミノ酸がL-アスパラギン酸である前記[1]または[2]に記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
[4] 前記薬効成分含有顆粒が、更に、2質量%水溶液の20℃における粘度が2.0mPa・s以上、6.0mPa・s以下であるヒドロキシプロピルセルロースを含む前記[1]~[3]のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
[5] 前記薬効成分含有顆粒が、更に、クロスカルメロースナトリウムを含む前記[1]~[4]のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
[6] 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である前記[1]~[5]のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
[7] エドキサバン口腔内崩壊錠を製造するための方法であって、
薬効成分としてエドキサバンおよび酸性アミノ酸を含む薬効成分含有顆粒を製造する工程、
賦形剤および崩壊剤を含む迅速崩壊性顆粒を製造する工程、及び
前記薬効成分含有顆粒、前記迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を混合して圧縮成形する工程を含むことを特徴とする方法。
[8] 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である前記[7]に記載の方法。
[9] 薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であるエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性を改善する方法であって、
前記薬効成分含有顆粒に酸性アミノ酸を配合することを特徴とする方法。
[10] 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である前記[9]に記載の方法。
本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠は、保存時における錠剤の厚さなどの形状や硬度の変化が抑制されており、保存安定性に優れている。よって本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠は、薬効成分としてエドキサバンを含有する製剤の一つの形態として、産業上非常に優れている。
図1は、本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠の溶出試験の結果を示すグラフである。 図2は、本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠の溶出試験の結果を示すグラフである。 図3は、本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠の溶出試験の結果を示すグラフである。
本発明に係る口腔内崩壊錠は、エドキサバンを薬効成分として含有する。エドキサバンの化学名はN-(5-クロロピリジン-2-イル)-N’-[(1S,2R,4S)-4-(ジメチルカルバモイル)-2-(5-メチル-4,5,6,7-テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4-c]ピリジン-2-カルボキサミド)シクロヘキシル]オキサミドであり、エドキサバンは以下の化学構造を有し、ヒトの活性化血液凝固第X因子(FXa)を競合的かつ選択的に阻害する。
Figure 2022151857000001
薬効成分としてエドキサバンの塩を用いてもよい。かかる塩としては、例えば、シュウ酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、安息香酸塩、トリフルオロ酢酸塩、酢酸塩、メタンスルホン酸塩、トシル酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩などの有機酸塩;塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などの無機酸塩;及び、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩などの酸性アミノ酸塩等が挙げられ、トシル酸塩が好ましい。また、エドキサバンまたはその塩は溶媒和物であってもよく、水和物が好ましく、一水和物がより好ましい。即ち、本開示において薬効成分である「エドキサバン」には、上記化学構造の化合物に加えて、その塩およびそれらの溶媒和物も含まれる。
原料であるエドキサバンの大きさは、適宜調整すればよい。例えば、体積基準の累積50%粒子径(D50)を1μm以上、70μm以下とすることができ、3μm以上、40μm以下が好ましい。よって、原料エドキサバンの結晶粒が大きい場合には、事前に粉砕することが好ましい。なお、本開示において体積基準の累積50%粒子径(D50)は、レーザー回折式粒度分布測定装置により体積基準で測定するものとする。
本発明に係る口腔内崩壊錠におけるエドキサバンの量や割合は、エドキサバンがその作用効果を発揮可能な範囲で適宜調整すればよい。例えば、1錠あたりのエドキサバンの量としては、1mg以上、100mg以下とすることができ、5mg以上が好ましく、10mg以上がより好ましく、また、80mg以下が好ましく、60mg以下がより好ましく、15±0.15mg、30±0.3mg、40±0.4mgまたは60±0.6mgがより更に好ましい。また、口腔内崩壊錠におけるエドキサバンの割合は、1質量%以上、50質量%以下とすることができ、2質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、10質量%以上がより更に好ましく、また、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、20質量%以下がより更に好ましい。なお、上記の量と割合は、原料としてエドキサバンの塩またはその溶媒和物を用いた場合には、カウンターアニオンや溶媒を除いたエドキサバン自体の量と割合とする。
本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠は、薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体である。
薬効成分含有顆粒は、薬効成分であるエドキサバンの他、賦形剤、崩壊剤、結合剤などの一般的成分に加えて、酸性アミノ酸を含む。
賦形剤は、製剤の成形性や服用し易さの向上のために薬効成分を希釈したり製剤を増量したりするために配合される添加剤である。賦形剤としては、例えば、マンニトール、結晶セルロース、乳糖、エチルセルロース、デンプン、デキストリン、白糖等が挙げられる。賦形剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。薬効成分含有顆粒における賦形剤の量は適宜調整すればよいが、例えば、薬効成分含有顆粒全体に対して10質量%以上、70質量%以下とすることができ、20質量%以上が好ましく、また、60質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましい。
崩壊剤は、水分を取り込んで錠剤の崩壊を促進させ、薬効成分が放出され易くするために配合される成分である。崩壊剤としては、特に制限されないが、例えば、クロスカルメロースナトリウム、カルメロース、デンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、カルメロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、軽質無水ケイ酸、クロスポビドン等が挙げられる。崩壊剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。薬効成分含有顆粒における崩壊剤の量や割合は、錠剤が服用後に良好に崩壊して薬効成分を放出できる範囲で適宜調整すればよい。例えば、薬効成分含有顆粒全体に対して1質量%以上、20質量%以下とすることができ、2質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、また、15質量%以下が好ましい。
薬効成分含有顆粒の崩壊剤の少なくとも一部として、クロスカルメロースナトリウム及び/又はカルメロースを配合することが好ましい。本発明者らによる実験的知見によれば、薬効成分含有顆粒の賦形剤の少なくとも一部としてクロスカルメロースナトリウム及びカルメロースから選択される少なくとも一方を配合することにより、胃中など低pH環境下におけるエドキサバンの溶出性が改善される。クロスカルメロースナトリウム及び/又はカルメロースの配合量は適宜調整すればよいが、例えば、薬効成分であるエドキサバン1質量部に対して0.01質量部以上、0.5質量部以下とすることができる。
結合剤は、各成分を結合し、顆粒や錠剤の強度を増すために加えられる成分である。結合剤としては、特に制限されないが、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ビニルピロリドン-ビニルアセテートコポリマー、ヒドロキシプロピルセルロースポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、エチルセルロース等を用いることができる。結合剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。薬効成分含有顆粒における結合剤の量や割合は、所望の顆粒強度や錠剤強度などに応じて適宜調整すればよい。例えば、薬効成分含有顆粒全体に対して0.1質量%以上、20質量%以下とすることができる。当該割合としては、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、2質量%以上がより更に好ましく、また、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。
薬効成分含有顆粒の結合剤の少なくとも一部として、ヒドロキシプロピルセルロースを配合することが好ましい。本発明者らによる実験的知見によれば、薬効成分含有顆粒の賦形剤の少なくとも一部としてヒドロキシプロピルセルロースを配合することにより、胃中など低pH環境下におけるエドキサバンの溶出性が改善される。ヒドロキシプロピルセルロースとしては、2質量%水溶液の20℃における粘度が2.0mPa・s以上、6.0mPa・s以下であるものが好ましく、2.0mPa・s以上、3.0mPa・s以下のものがより好ましい。ヒドロキシプロピルセルロースの配合量は適宜調整すればよいが、例えば、薬効成分であるエドキサバン1質量部に対して0.01質量部以上、0.5質量部以下とすることができる。
本発明では、薬効成分含有顆粒に酸性アミノ酸を配合することにより、保存時における錠剤の厚さや硬度の変化を抑制し、保存安定性に優れるエドキサバン口腔内崩壊錠を提供する。酸性アミノ酸としては、アスパラギン酸とグルタミン酸が挙げられる。酸性アミノ酸は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよいが、アスパラギン酸を好適に用いる。また、酸性アミノ酸としては、L-酸性アミノ酸が好ましい。
酸性アミノ酸の配合量は適宜調整すればよいが、例えば、薬効成分含有顆粒全体に対して0.1質量%以上、10質量%以下とすることができる。当該割合としては、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、1.5質量%以上がより更に好ましく、また、8質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、3質量%以下がより更に好ましい。また、酸性アミノ酸の配合量は、エドキサバンに対して1質量%以上、20質量%以下とすることができる。当該割合としては、1.5質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、4質量%以上がより更に好ましく、また、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がより更に好ましい。
薬効成分含有顆粒の大きさは、適宜調整すればよい。例えば平均粒子径(D50)を30μm以上、300μm以下とすることができ、50μm以上、200μm以下が好ましい。
迅速崩壊性顆粒は、口腔内で水分を吸収して本発明に係る口腔内崩壊錠の崩壊を迅速に促進し、薬効成分であるエドキサバンの放出を速めるための顆粒である。迅速崩壊性顆粒は、少なくとも賦形剤と崩壊剤を含む。その他、着色剤を含んでいてもよい。
迅速崩壊性顆粒に配合される賦形剤としては、薬効成分含有顆粒に配合される賦形剤と同様のものが挙げられるが、両者は同一であってもよいし互いに異なっていてもよい。迅速崩壊性顆粒における賦形剤の量は適宜調整すればよいが、例えば、迅速崩壊性顆粒全体に対して50質量%以上、95質量%以下とすることができ、60質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましく、また、90質量%以下がより好ましく、80質量%以下がより更に好ましい。
迅速崩壊性顆粒に配合される崩壊剤としては、薬効成分含有顆粒に配合される賦形剤と同様のものが挙げられるが、両者は同一であってもよいし互いに異なっていてもよい。迅速崩壊性顆粒における崩壊剤の量は適宜調整すればよいが、例えば、迅速崩壊性顆粒全体に対して10質量%以上、50質量%以下とすることができ、15質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、また、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。
迅速崩壊性顆粒は、結合剤を含んでいてもよい。迅速崩壊性顆粒に配合される結合剤としては、薬効成分含有顆粒に配合される結合剤と同様のものが挙げられるが、両者は同一であってもよいし互いに異なっていてもよい。迅速崩壊性顆粒における結合剤の量は適宜調整すればよいが、例えば、迅速崩壊性顆粒全体に対して0.1質量%以上、15質量%以下とすることができる。当該割合としては、1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、5質量%以上がより更に好ましく、また、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましい。
また、迅速崩壊性顆粒は、着色剤を含んでいてもよい。迅速崩壊性顆粒に配合される着色剤としては、特に制限されないが、例えば、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛などの金属酸化物;タルク;硫酸バリウム等が挙げられる。着色剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。着色剤の量や割合は、例えば迅速崩壊性顆粒または錠剤全体を着色できる範囲で適宜調整すればよく、極微量でもよいが、例えば、迅速崩壊性顆粒全体に対して0.01質量%以上、0.5質量%以下とすることができる。
迅速崩壊性顆粒の大きさは、適宜調整すればよい。例えば平均粒子径(D50)を30μm以上、200μm以下とすることができ、40μm以上、150μm以下が好ましい。
本発明に係るエドキサバン口腔内崩壊錠は、薬効成分含有顆粒と迅速崩壊性顆粒に加えて、少なくとも滑沢剤を含有する。滑沢剤は、薬効成分含有顆粒と迅速崩壊性顆粒との良好な混合を促進し、これらの混合物の打錠を容易にするものである。また、薬効成分含有顆粒および迅速崩壊性顆粒は、滑沢剤に加えて、賦形剤、崩壊剤、流動化剤、甘味料、香料などその他の添加剤と混合された上で打錠されてもよい。
滑沢剤は、各成分の表面に付着してその流動性を高めたり、各成分の装置への付着を抑制したりするために加えられる成分である。滑沢剤としては、特に制限されないが、例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク、水素添加植物油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等を用いることができる。滑沢剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよいが、ステアリン酸マグネシウムが好ましい。滑沢剤の量や割合は、打錠が良好に行える範囲で適宜調整すればよい。例えば、錠剤全体に対して0.01質量%以上、10質量%以下とすることができる。当該割合としては、0.2質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、また、5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。
薬効成分含有顆粒および迅速崩壊性顆粒と混合される賦形剤および崩壊剤としては、薬効成分含有顆粒および迅速崩壊性顆粒に配合される賦形剤および崩壊剤と同様のものが挙げられるが、両者は同一であってもよいし互いに異なっていてもよい。
流動化剤は、薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤に含まれる各成分の流動性を高め、これらが均一かつ迅速に混合されるよう添加される成分である。流動化剤としては、特に制限されないが、例えば、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、タルク等を用いることができる。流動化剤は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。
甘味料は、錠剤成分の苦み等の緩和のために配合される成分である。甘味料としては、特に制限されないが、例えば、アスパルテーム、サッカリン、エリスリトール、白糖等を用いることができる。甘味料は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。甘味料の量や割合は適宜調整すればよいが、例えば、錠剤全体に対して0.1質量%以上、10質量%以下とすることができ、0.2質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、また、5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。
香料は、錠剤に香気を付与する成分であり、香料としては、特に制限されないが、例えば、ペパーミントミクロン、ヨーグルト香料、ピーチ香料、グレープフルーツ香料、アップル香料、アセロラ香料、ウメ香料、ウメシュ香料、コーヒー香料、紅茶香料等を用いることができる。香料は一種のみ用いてもよいし、二種以上を組み合わせて併用してもよい。香料の量や割合は適宜調整すればよいが、香料は微量でも香気を発することができる一方で、多過ぎるとかえって投与され難くなるおそれがあるため、例えば、錠剤全体に対して0.5質量%以下など微量用いることが好ましい。
本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠は、前記成分構成を有する限り、一般的方法により製造することができる。例えば、本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠は、薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒を製造する工程;賦形剤および崩壊剤を含む迅速崩壊性顆粒を製造する工程;及び、前記薬効成分含有顆粒、前記迅速崩壊性顆粒、及び少なくとも滑沢剤を混合して圧縮成形する工程を含む方法により製造することができる。
薬効成分含有顆粒と迅速崩壊性顆粒は、薬効成分含有顆粒が薬効成分としてエドキサバンを含むものである限り、一般的な顆粒の製法に従って製造することができる。例えば、顆粒は、転動または流動させた微細な原料粉末に溶媒を噴霧して結合させる湿式造粒法や、原料粉末に滑沢剤を配合した上で圧力を負荷して板状などのバルク状に成形した後、粉砕し、整粒する乾式造粒法により製造することができ、湿式造粒法で製造することが好ましい。
次いで、薬効成分含有顆粒と迅速崩壊性顆粒に加えて、滑沢剤、及び必要に応じてその他の添加剤を混合し、更に打錠装置を使って錠剤に圧縮成形する。
本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠の水分含量は特に制限されないが、例えば、水分含量が5質量%以下となるよう各顆粒の製造条件などを調整することが好ましい。当該水分含量としては、3質量%以下が好ましい。当該水分含量の下限は特に制限されず、0質量%でもよいが、当該水分含量は例えば0.1質量%以上とすることができる。当該水分含量は、例えば、カールフィッシャー法により測定することができる。
本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠の硬度も特に制限されないが、例えば、当該硬度としては20N以上、100N以下が好ましい。当該硬度は、例えば、打錠圧により調整することができる。なお、本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠の保存中における硬度の低下は、薬効成分含有顆粒への酸性アミノ酸の配合により抑制されている。
本発明錠剤の大きさは、適宜調整すればよい。例えば錠剤の形状は経口で服用し易い円盤形やレンズ形などとし、その直径を4mm以上、10mm以下、厚さを2mm以上、5mm以下とすることができる。また、本発明錠剤の形状を楕円形または楕円様形にしてもよく、その場合の長径を10mm以上、15mm以下、厚さを5mm以上、10mm以下とすることができる。
本発明に係るエドキサバン含有口腔内崩壊錠の投与量は、患者の症状、重篤度、年齢、性別などに応じて適宜調整すればよいが、例えば、エドキサバンの投与量に換算して、1日あたり20mg以上、80mg以下を1回、又は2回に分けて投与すればよく、また、併用薬などに応じて投与量を減量または増量することができる。なお、エドキサバンとして塩や溶媒和物を投与した場合の量は、エドキサバンのみに換算するものとする。
前述したように、本発明者らは、口腔内崩壊錠を構成する薬効成分含有顆粒中に酸性アミノ酸を配合することにより、保存時における錠剤の厚さや硬度の変化が抑制され、口腔内崩壊錠の保存安定性が改善されることを見出している。そこで本発明では、薬効成分含有顆粒に酸性アミノ酸を配合することにより、薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であるエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性を改善する。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
実施例1: エドキサバン口腔内崩壊錠の製造と保存安定性試験
(1)エドキサバン口腔内崩壊錠の製造
表1に示す組成を有するエドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。
具体的には、エドキサバントシル酸塩水和物、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース(「HPC-SSL」日本曹達社製,2質量%水溶液の20℃における粘度:2.0~2.9mPa・s)、結晶セルロース、クロスポビドン、カルメロース、及びL-アスパラギン酸を撹拌造粒機に投入して混合した後、精製水をスプレーして造粒した。次いで、得られた粒子を解砕し、流動層造粒機を用いて乾燥した後に整粒して薬効成分含有顆粒を調製した。
また、D-マンニトール、エチルセルロース、及び軽質無水ケイ酸を流動層造粒機へ投入し、トウモロコシデンプンとクロスポビドンを精製水に分散させた分散液をスプレーした。得られた粒子を乾燥および整粒して、迅速崩壊性顆粒を調製した。
前記薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及びアスパルテームを混合し、更にステアリン酸マグネシウムを混合した後に打錠することにより、エドキサバン口腔内崩壊錠を得た。
また、比較のために、L-アスパラギン酸の代わりにフマル酸またはコハク酸を用いた以外は同様にして、比較例1,2のエドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。
Figure 2022151857000002
(2)保存安定性試験
得られた各錠剤を無包装のまま恒温恒湿槽(「SRH-30VEVJ2」ナガノサイエンス社製)に入れ、40℃,75%RHの条件で1ヵ月間維持した。
保存の前後において、錠剤硬度計(「TBH425TD」ERWEKA社製)を用いて錠剤の硬度を測定し、ダイヤルシックネスゲージ(尾崎製作所社製)を用いて錠剤の厚さを測定した。結果を表2に示す。
Figure 2022151857000003
表2に示される比較例1と比較例2の結果の通り、エドキサバン口腔内崩壊錠は親水性成分が多く特に高湿下で変質し易いため、相対湿度75%、40℃の条件下で1ヵ月保存した後、硬度が低下し、且つ錠厚が大きくなった。
それに対して、薬効成分含有顆粒に有機酸としてL-アスパラギン酸を配合した実施例1の錠剤は、同条件下で1ヵ月保存した後も硬度と錠厚の変化率が小さく、保存安定性に優れていることが明らかとなった。
実施例2,3: 崩壊剤の検討
(1)エドキサバン口腔内崩壊錠の製造
表3に示す組成を有するエドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。
具体的には、エドキサバントシル酸塩水和物、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース(「HPC-SSL」日本曹達社製,2質量%水溶液の20℃における粘度:2.0~2.9Pa・s)、L-アスパラギン酸、及び崩壊剤としてクロスポビドンまたはクロスカルメロースナトリウムを撹拌造粒機に投入して混合した後、精製水をスプレーして造粒した。次いで、得られた粒子を解砕し、流動層造粒機を用いて乾燥した後に整粒して薬効成分含有顆粒を調製した。
また、D-マンニトール、エチルセルロース、及び軽質無水ケイ酸を流動層造粒機へ投入し、トウモロコシデンプン、三二酸化鉄、及び崩壊剤としてクロスポビドンを精製水に分散させた分散液をスプレーした。得られた粒子を乾燥および整粒して、迅速崩壊性顆粒を調製した。
前記薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、クロスポビドン、アスパルテーム、及び香料を混合し、更にステアリン酸マグネシウムを混合した後に打錠することにより、エドキサバン口腔内崩壊錠を得た。なお、表3中、三二酸化鉄と香料の配合量は極少ないため、小計量および合計量には含めていない。
Figure 2022151857000004
(2)溶出試験
次に、第十八改正日本薬局方に従って、溶出試験を行った。具体的には、第十八改正日本薬局方 6.10溶出試験法 1.3.フロースルーセル法の装置に従って、試験液の貯槽、送液用ポンプ、フロースルーセル、恒温水槽を含むフロースルーセル法溶出試験器を用いた。
フロースルーセルの下部の円錐部分に直径約5mmのビーズを敷き、その上に直径約1mmのガラスビーズを敷いた。
錠剤ホルダーに錠剤を1錠ずつ載せ、37±0.5℃に調整したpH1.2の試験液を4mL/分の速度でフロースルーセル内に導入し、60分間後、紫外可視分光光度計により試験液試料中のエドキサバン量を測定した。結果を図1に示す。
図1に示される結果の通り、エドキサバン口腔内崩壊錠の薬効成分含有顆粒に配合される崩壊剤がクロスポビドンである場合とクロスカルメロースナトリウムである場合とでは、エドキサバンの総放出量はほぼ変わりないが、クロスカルメロースナトリウムである場合では胃内などの低pH環境下でエドキサバンをより早く放出することが分かった。
よって、胃内におけるエドキサバン口腔内崩壊錠からエドキサバンをより早く放出させたいときには、薬効成分含有顆粒に配合される崩壊剤としてクロスカルメロースナトリウムを用いることが好ましいことが明らかとなった。
実施例4,5: 崩壊剤の配合量の検討
組成を表4に示すものに変更した以外は実施例2,3(1)と同様にして、エドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。なお、表4中、三二酸化鉄と香料の配合量は極少ないため、小計量および合計量には含めていない。
Figure 2022151857000005
また、所定時間に試験液試料中のエドキサバン量を測定した以外は実施例2,3(2)と同様にして、溶出率を求めた。結果を図2に示す。
図2に示される結果の通り、エドキサバン口腔内崩壊錠の薬効成分含有顆粒に配合される崩壊剤であるクロスポビドンの量を2倍にしても、エドキサバンの低pH環境下での溶出性はほとんど変わらず、少なくとも本実験の範囲ではクロスポビドンの量はエドキサバンの溶出性に影響を与えないことが分かった。
実施例6,7: 結合剤の検討
薬効成分含有顆粒に配合される結合剤としてヒドロキシプロピルセルロース(「HPC-SSL」日本曹達社製)またはビニルピロリドン-ビニルアセテートコポリマー(「Kollidon(R) VA64」BASF社製)を用いた表5に示す組成に変更した以外は実施例2,3(1)と同様にして、エドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。なお、表5中、三二酸化鉄と香料の配合量は極少ないため、小計量および合計量には含めていない。
Figure 2022151857000006
また、実施例2,3(2)と同様にして、所定時間に試験液試料中のエドキサバン量を測定した。結果を図3に示す。
図3に示される結果の通り、薬効成分含有顆粒に配合される結合剤がビニルピロリドン-ビニルアセテートコポリマーであるエドキサバン口腔内崩壊錠に比べて、ヒドロシキプロピルセルロースであるエドキサバン口腔内崩壊錠からは、胃内などの低pH環境下でエドキサバンをより早く放出することが分かった。
よって、胃内におけるエドキサバン口腔内崩壊錠からエドキサバンをより早く放出させたいときには、薬効成分含有顆粒に配合される結合剤としてヒドロシキプロピルセルロースを用いることが好ましいことが明らかとなった。
実施例8,9
表6に示す組成を有するエドキサバン口腔内崩壊錠を製造した。
具体的には、エドキサバントシル酸塩水和物、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース(「HPC-SSL」日本曹達社製,2質量%水溶液の20℃における粘度:2.0~2.9Pa・s)、カルメロースまたはクロスカルメロースナトリウム、及びL-アスパラギン酸を撹拌造粒機に投入して混合した後、精製水をスプレーして造粒した。次いで、得られた粒子をスクリーン径6350μmで解砕し、流動層造粒機を用いて乾燥した後にスクリーン径1575μmで整粒して薬効成分含有顆粒を調製した。
また、D-マンニトール、エチルセルロース、及び軽質無水ケイ酸を流動層造粒機へ投入し、トウモロコシデンプン、クロスポビドン、及び三二酸化鉄を精製水に分散させた分散液をスプレーした。得られた粒子を乾燥および30M篩で整粒して、迅速崩壊性顆粒を調製した。
前記迅速崩壊性顆粒の一部、アスパルテーム、及び香料を混合し、30M篩で篩過し、倍散篩過末を得た。前記薬効成分含有顆粒と迅速崩壊性顆粒の残部を拡散式混合機で混合し、倍散篩過末とステアリン酸マグネシウムを混合し、ロータリー式打錠機で打錠することにより、エドキサバン口腔内崩壊錠を得た。なお、表6中、三二酸化鉄と香料の配合量は極少ないため、小計量および合計量には含めていない。
Figure 2022151857000007

Claims (10)

  1. 薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であり、
    前記薬効成分含有顆粒が酸性アミノ酸を含むことを特徴とするエドキサバン口腔内崩壊錠。
  2. 前記薬効成分含有顆粒中、前記エドキサバンに対して1質量%以上、20質量%以下の前記酸性アミノ酸を含む請求項1に記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
  3. 前記酸性アミノ酸がL-アスパラギン酸である請求項1または2に記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
  4. 前記薬効成分含有顆粒が、更に、2質量%水溶液の20℃における粘度が2.0mPa・s以上、6.0mPa・s以下であるヒドロキシプロピルセルロースを含む請求項1~3のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
  5. 前記薬効成分含有顆粒が、更に、クロスカルメロースナトリウムを含む請求項1~4のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
  6. 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である請求項1~5のいずれかに記載のエドキサバン口腔内崩壊錠。
  7. エドキサバン口腔内崩壊錠を製造するための方法であって、
    薬効成分としてエドキサバンおよび酸性アミノ酸を含む薬効成分含有顆粒を製造する工程、
    賦形剤および崩壊剤を含む迅速崩壊性顆粒を製造する工程、及び
    前記薬効成分含有顆粒、前記迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を混合して圧縮成形する工程を含むことを特徴とする方法。
  8. 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である請求項7に記載の方法。
  9. 薬効成分としてエドキサバンを含む薬効成分含有顆粒、迅速崩壊性顆粒、及び滑沢剤を含有する圧縮成形体であるエドキサバン口腔内崩壊錠の保存安定性を改善する方法であって、前記薬効成分含有顆粒に酸性アミノ酸を配合することを特徴とする方法。
  10. 前記エドキサバンが、エドキサバントシル酸塩またはその水和物である請求項9に記載の方法。
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