JP2022151280A - 衝撃吸収部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衝撃吸収部材10は、第1部材91と第2部材92との対向方向に沿って延びる軸線L1,L2をそれぞれ有する第1筒体20及び第2筒体40を備える。第1筒体20は、筒状の第1側壁22と、第1側壁22の第1部材91の側の端を閉塞する多角形状の第1底壁21とを有し、第1側壁22の第2部材92の側の端が開放されている。第2筒体40は、筒状の第2側壁42と、第2側壁42の第2部材92の側の端を閉塞する多角形状の第2底壁41とを有し、第2側壁42の第1部材91の側の端が開放されている。第1筒体20と第2筒体40とは、互いに隣り合って配置されている。第1側壁22と第2側壁42とは、各々の周方向の一部において互いに連結されている。
【選択図】図1
Description
筒状本体部の基端には、接合フランジが設けられている。接合フランジには、ボルト孔が設けられている。このボルト孔によって、衝撃吸収部材の基端が車両のフロントサイドフレームの前端の取付プレートに結合される。
こうした構成を備える衝撃吸収部材は、バンパリインフォースメントからフロントサイドフレームに向けて作用する衝撃力を、筒状本体部が軸線方向に圧縮変形されることによって吸収する。
図1に示すように、衝撃吸収部材10は、第1部材91と、第1部材91と対向して配置される第2部材92との間に設けられるとともに、第1部材91から第2部材92に向けて作用する衝撃力を吸収する部材である。
第1部材91と第2部材92とは、車両の前後方向に対向して配置される。以降において、第1部材91と第2部材92との対向方向を単に対向方向Aとして説明する。
第1筒体20は、対向方向Aに沿って延びる軸線L1を有する。第1筒体20は、筒状の第1側壁22と、第1側壁22の第1部材91の側の端を閉塞する多角形状の第1底壁21とを有する。第1側壁22は、第1底壁21の複数の辺に対応する複数の側面を有する。第1側壁22の第2部材92の側の端は、開放されている。第1筒体20は、対向方向Aにおいて第1底壁21に近づくほど先細状である。
3つの第2筒体40は、一列且つ等間隔に並んで設けられている。第2底壁41は、同一長さであり、且つ平行な2つの辺の組を4組有する八角形である。
図3に示すように、第2底壁41は、並び方向Bに沿って延びる2つの辺と、幅方向Cに沿って延びる2つの辺と、並び方向B及び幅方向Cの双方に対して傾斜して延びる4つの辺とを有する。
8つの第1筒体20は、以下のように配置されている。すなわち、並び方向Bにおいて4つの第1筒体20が等間隔に並設されるとともに、幅方向Cにおいて2つの第1筒体20が互いに間隔をおいて並設されている。
図3の左側及び右側に示すように、並び方向Bにおいてそれぞれ外側に位置するとともに幅方向Cにおいて互いに隣り合う第1筒体20同士は、幅方向Cに沿って延びる延出部23と第2側壁42とによって連結されている。第2側壁42と延出部23とは、並び方向Bに沿って延びる連結部24によって連結されている。
図1~図3に示すように、フランジ11は、第1側壁22の第2部材92の側の端から第1側壁22の外側に向かって突出している。
なお、図示は省略するが、第1側壁22には、第1部材91の側の端から第1側壁22の外側に向かって突出するステーが設けられている。このステーによって、衝撃吸収部材10が第1部材91に取り付けられる。
図4(a)に示すように、車両の衝突に伴って第1部材91から衝撃吸収部材10に対して衝撃力が作用すると、各筒体20,40には、まず、各筒体20,40の軸線L1,L2に直交する径方向外側に向かって力が作用する。
(1)衝撃吸収部材10は、互いに隣り合って配置された第1筒体20及び第2筒体40を備える。第1筒体20は、筒状の第1側壁22と、第1側壁22の第1部材91の側の端を閉塞する多角形状の第1底壁21とを有し、第1側壁22の第2部材92の側の端が開放されている。第2筒体40は、筒状の第2側壁42と、第2側壁42の第2部材92の側の端を閉塞する多角形状の第2底壁41とを有し、第2側壁42の第1部材91の側の端が開放されている。第1側壁22と第2側壁42とは、各々の周方向の一部において互いに連結されている。
(2)第1筒体20は、対向方向Aにおいて第1底壁21に近づくほど先細状である。第2筒体40は、対向方向Aにおいて第2底壁41に近づくほど先細状である。
こうした構成によれば、第1筒体20と第2筒体40とを近接して配置することができる。したがって、上記対向方向Aに直交する方向における衝撃吸収部材10の体格を小さくできる。
こうした構成によれば、2つの第1筒体20によって第2筒体40が両側から支えられる。これにより、第2筒体40の大きな変形及び横倒れを抑制することができる。したがって、衝撃吸収部材10の大きな変形及び横倒れを一層抑制できる。
こうした構成によれば、第2筒体40が上記八角形の筒状をなすため、第2筒体40による衝撃吸収性を好適に高めることができる。
上記実施形態は、例えば以下のように変更して実施することもできる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・並び方向Bにおいて第2筒体40を4つ以上設けるようにしてもよい。また、並び方向Bにおいて第2筒体40を1つまたは2つ設けるようにしてもよい。
・延出部23を省略することもできる。この場合、連結部24及び連通部25を省略することで第1底壁21は八角形となる。
例えば図5~図7に示す第1変形例の衝撃吸収部材10、図8~図10に示す第2変形例の衝撃吸収部材10、図11~図13に示す第3変形例の衝撃吸収部材10を採用することもできる。なお、これら変形例において上記実施形態の構成と同一または対応する構成には、同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
図5~図7に示すように、第1変形例の衝撃吸収部材10は、4つの第1筒体20と、1つの第2筒体40とを有している。第1筒体20は、正方形状の第1底壁21を有している。第2筒体40は、正方形状の第2底壁41を有している。第1筒体20は、第2筒体40を中心に十字状に配置されている。
<第2変形例>
図8~図10に示すように、第2変形例の衝撃吸収部材10は、基本的には、第1変形例の衝撃吸収部材10と同様な構成を有している。以下、第1変形例との相違点を中心に説明する。
(6)第1筒体20は、薄肉部22aを基点として座屈するようになる。また、第2筒体40は、薄肉部42aを基点として座屈するようになる。したがって、第2部材92に作用する初期荷重の増大を一層好適に抑制することができる。
図11~図13に示すように、第3変形例の衝撃吸収部材10は、4つの第1筒体20と、3つの第2筒体40とを有している。第1筒体20は、正六角形状の第1底壁21を有している。第2筒体40は、正六角形状の第2底壁41を有している。
第1筒体20は、第2筒体40の並び方向Dに交差する方向において第2筒体40の両側に隣り合って配置されている。
・第2筒体40は、少なくとも第1筒体20と隣り合って配置されているものであればよく、第2筒体40が2つの第1筒体20によって挟まれていないものであってもよい。
・第1部材91を、車両の後部に設けられるバンパリインフォースメントとし、第2部材92をリアサイドメンバとすることもできる。
11…フランジ
12…ボルト孔
20…第1筒体
21…第1底壁
22…第1側壁
22a…薄肉部
23…延出部
24…連結部
25…連通部
40…第2筒体
41…第2底壁
42…第2側壁
42a…薄肉部
91…第1部材
92…第2部材
Claims (5)
- 第1部材と、前記第1部材と対向して配置される第2部材との間に設けられるとともに、前記第1部材から前記第2部材に向けて作用する衝撃力を吸収する衝撃吸収部材であって、
前記第1部材と前記第2部材との対向方向に沿って延びる軸線をそれぞれ有する第1筒体及び第2筒体を備え、
前記第1筒体は、筒状の第1側壁と、前記第1側壁の前記第1部材の側の端を閉塞する多角形状の第1底壁と、を有し、前記第1側壁の前記第2部材の側の端が開放されており、
前記第2筒体は、筒状の第2側壁と、前記第2側壁の前記第2部材の側の端を閉塞する多角形状の第2底壁と、を有し、前記第2側壁の前記第1部材の側の端が開放されており、
前記第1筒体と前記第2筒体とは、互いに隣り合って配置されており、
前記第1側壁と前記第2側壁とは、各々の周方向の一部において互いに連結されている、
衝撃吸収部材。 - 前記第1筒体は、前記対向方向において前記第1底壁に近づくほど先細状であり、
前記第2筒体は、前記対向方向において前記第2底壁に近づくほど先細状である、
請求項1に記載の衝撃吸収部材。 - 前記第1側壁及び前記第2側壁は、各々の周方向の一部を共有している、
請求項1または請求項2に記載の衝撃吸収部材。 - 2つの前記第1筒体の間に、1つの前記第2筒体が配置されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の衝撃吸収部材。 - 前記第2底壁は、同一長さであり、且つ平行な2つの辺の組を4組有する八角形であり、
1つの前記第2筒体の周囲には、4つの前記第1筒体が配置されている、
請求項4に記載の衝撃吸収部材。
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