JP2022150839A - 継手部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストップリングを使用することなくスリーブを継手本体に取り付けられるようにした継手部材を提供する。【解決手段】継手部材10は、継手本体20と、継手本体の外周面上に配置されたスリーブ22と、スリーブを前方に付勢するスプリング24とを備える。継手本体20の外周面20aには径方向外側に突出した第1係止突部40が形成され、スリーブ22の内周面22aには径方向内側に突出した第2係止突部42が形成されている。第1係止突部40と第2係止突部42は、スリーブ22が継手本体20に対して第1回転位置にあるときには長手軸線Lの方向で重ならず、第2回転位置にあるときには長手軸線Lの方向で重なる。スリーブ22が第2回転位置にあるときには第2係止突部42が第1係止突部40に後方から係合して、スリーブ22のそれ以上前方への変位が阻止される。【選択図】図7A

Description

本発明は、対応する継手部材に着脱可能に連結される継手部材に関し、より詳細には、通路を画定する継手本体の外周面上に長手軸線の方向で変位可能に配置された筒状のスリーブを備える継手部材に関する。
このようなスリーブを備える継手部材において、スリーブは、継手本体の前方から継手本体の外周面上に同軸状に配置したあとにスリーブよりも前方の位置で継手本体の外周面上にストップリングを取り付けることにより、継手本体の外周面上に保持されるようになっている。スリーブと継手本体との間にはスリーブを前方に付勢するスプリングが配置されており、スプリングによって付勢されたスリーブはその前端が後付けされたストップリングに係合することによってそれ以上前方への変位が阻止される。(特許文献1)
特開2019-27562号公報
ストップリングの取り付けは、スプリングが圧縮された状態でスリーブを保持しながら、専用の工具や治具を使用して行なう必要があるため煩雑である。また、スリーブを保持するためだけの部品が必要となり、部品点数が増加する。さらには、継手部材を分解洗浄したり一部の部品を交換したりすることが必要になった際には、ストップリングを専用の工具や治具を使用して取り外す必要があり、やはり作業が煩雑である。
そこで本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、ストップリングを使用することなくスリーブを継手本体に取り付けられるようにした継手部材を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
対応する継手部材に着脱可能に連結される継手部材であって、
前端開口から後方に延びる通路を画定する継手本体であって、その外周面から径方向外側に突出した第1係止突部を有する継手本体と、
該継手本体の該外周面上に該継手本体に対して同軸状に配置され、該継手本体の長手軸線の方向で変位可能とされた筒状のスリーブであって、該第1係止突部よりも後方位置で該スリーブの内周面から径方向内側に突出した第2係止突部を有し、該第2係止突部は、該スリーブが該継手本体に対する第1回転位置にあるときには該第1係止突部に対して該継手本体の長手軸線の方向で重ならず、該スリーブが該継手本体に対する第2回転位置にあるときには該第1係止突部に対して該継手本体の長手軸線の方向で重なるようにされている、スリーブと、
該継手本体と該スリーブとの間に配置されて該スリーブを前方に付勢するスプリングと、
を備え、
該スリーブが該第2回転位置にあるときには、該第2係止突部が該第1係止突部に後方から係合して、該スリーブのそれ以上前方への変位が阻止されるようにされた、継手部材を提供する。
当該継手部材においては、継手本体に設けられた第1係止突部とスリーブに設けられた第2係止突部によってスリーブの前方への変位を阻止するようになっている。そのため、従来技術のようなストップリングを使用することなく組み立てることが可能となる。すなわち、スリーブを第1回転位置として第2係止突部が第1係止突部に長手軸線の方向で重ならないようにし、そのまま第2係止突部が第1係止突部を超えて後方となるまでスリーブを継手本体の外周面上で移動させ、スリーブを第2回転位置に回転させて第2係止突部が第1係止突部に長手軸線の方向で重なるようにすることにより、スリーブを継手本体の外周面上に取り付けることが可能となる。このようにストップリングを使用すること無くスリーブを継手本体に取り付けられるようにすることにより、部品点数を減らすことが可能となる。また、専用の工具や治具を必要とするストップリングの取り付け工程がなくなることにより、従来のものに比べて容易に組み立てができ、また分解も同様に容易に行なうことができる。
また、該第1及び第2係止突部がそれぞれ周方向で等間隔に複数配置されているようにすることができる。
さらに、該継手部材に取り付けられ、該第2回転位置とされた該スリーブに周方向で係合して該スリーブが該第1回転位置にまで回転することを防止するようにされた回転防止部材をさらに備えるようにすることができる。
このような回転防止部材を備えることで、スリーブが意図せず第1回転位置にまで回転して継手本体から外れてしまうことを防止することが可能となる。
また、該スリーブが該内周面から径方向内側に突出した回転防止突部をさらに有し、該回転防止部材がその前端から後方に延びて該回転防止突部を受け入れるスリットを有し、該回転防止突部が該スリットの側面に係合することにより該スリーブが該第2回転位置から該第1回転位置に回転することが防止されるようにすることができる。
さらに、該回転防止部材が、該継手本体の外側を該長手軸線の方向に延びる筒状外側部と、該継手本体の該通路内に延びる筒状内側部とを有し、該スリットは該筒状外側部に形成されており、該筒状内側部が該継手本体の該通路とともに流体通路を構成するようにすることができる。
また、該通路が弁座面を有し、該通路内において該弁座面と該筒状内側部との間に取り付けられた弁部材をさらに備えるようにすることができる。
具体的には、該回転防止部材が該継手本体にスナップフィットにより固定されるようにすることができる。
以下、本発明に係る継手部材の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係る雄型継手部材とそれと着脱可能に連結する雌型継手部材とからなる管継手の非連結状態における断面図である。 図1の管継手の連結状態における断面図である。 本発明の一実施形態に係る雄型継手部材の分解状態での斜視図である。ただし、簡略化のために雄型継手本体内に配置される弁部材等は省略している。 図3の雄型継手部材の長手軸線に沿う垂直平面上での断面図であり、継手部材の組み立て工程を示す第1の図である。 図4Aの雄型継手部材の長手軸線の周りで45度傾いた平面上での断面図である。 図4Aに示すようにスリーブが第1回転位置にある状態でのスリーブと雄型継手本体を前方から見た図である。 図3の雄型継手部材の長手軸線に沿う垂直平面上での断面図であり、雄型継手部材の組み立て工程を示す第2の図である。 図5Aの雄型継手部材の長手軸線の周りで45度傾いた平面上での断面図である。 図3の雄型継手部材の長手軸線に沿う垂直平面上での断面図であり、雄型継手部材の組み立て工程を示す第3の図である。 図6Aの雄型継手部材の長手軸線の周りで45度傾いた平面上での断面図である。 図6Aに示すようにスリーブが第2回転位置にある状態でのスリーブと雄型継手本体を前方から見た図である。 図3の雄型継手部材の長手軸線に沿う垂直平面上での断面図であり、雄型継手部材の組み立て工程を示す第4の図である。 図7Aの雄型継手部材の長手軸線の周りで45度傾いた平面上での断面図である。
本発明の一実施形態に係る雄型継手部材(継手部材)10は、図1及び図2に示すように雌型継手部材(対応する継手部材)12に着脱可能に連結されるように構成されている。
雄型継手部材10は、前端開口14から後端開口16にまで後方に延びる通路18を画定する筒状の雄型継手本体20と、雄型継手本体20の外周面20a上に雄型継手本体20に対して同軸状に配置されたスリーブ22と、スリーブ22を前方(図で見て左方)に付勢するように配置されたスプリング24とを備える。雄型継手部材10はさらに、雄型継手本体20の後方部分に固定されたアダプタ(回転防止部材)26を備える。アダプタ26は、その後端にチューブを取り付けるためのチューブ取付部28を有する。アダプタ26はさらに、雄型継手本体20の外側を長手軸線Lの方向に延びる筒状外側部30と、雄型継手本体20の通路18内に延びる筒状内側部32とを有し、筒状内側部32は雄型継手本体20の通路18とともに流体通路34を構成する。またアダプタ26は、後述するように、スリーブ22が雄型継手本体20上で周方向に回転するのを防止する役割も担っている。雄型継手本体20の通路18内には、雄型継手本体20の通路18に形成された弁座面36とアダプタ26の筒状内側部32との間に保持された弁部材38が設けられている。なお、本実施形態においては、雄型継手本体20及びスリーブ22は樹脂材料により形成されている。
雄型継手部材10の雄型継手本体20は、その外周面20aから径方向外側に突出した第1係止突部40を有する。またスリーブ22は、第1係止突部40よりも後方位置でその内周面22aから径方向内側に突出した第2係止突部42を有する。スリーブ22は、スプリング24によって前方に付勢されているが、第2係止突部42が第1係止突部40に後方(図で見て右方)から係合することによりそれ以上前方への変位が阻止されている。
雌型継手部材12は、前端開口44から後端開口46にまで後方に延びる通路48を画定する雌型継手本体50と、通路48内に配置された弁部材51とを備える。雌型継手本体50は、外側継手本体52と、外側継手本体52の内側に取り付けられた内側継手本体54と、外側継手本体52の内側で外側継手本体52と内側継手本体54との間に長手軸線Lの方向で挟まれて固定された中央継手本体56とからなっている。内側継手本体54が通路48の前方部分を画定し、中央継手本体56が通路48の中央部分を画定し、外側継手本体52が通路48の後方部分を画定している。外側継手本体52には係止穴58が形成され、内側継手本体54には係止突起60が形成されており、外側継手本体52と内側継手本体54とは係止穴58と係止突起60がスナップフィットすることにより相互に固定されている。雌型継手本体50は、内側継手本体54の一部である内側筒状部62と、外側継手本体52の一部であり内側筒状部62から径方向外側に離れて位置する外側筒状部64とを有している。内側筒状部62と外側筒状部64とによって、前方に開口した環状空間66が形成されている。内側筒状部62には径方向に貫通した施錠子保持孔68が形成されており、施錠子保持孔68内には施錠子70が径方向で変位可能に収容されている。なお、本実施形態においては、雌型継手本体50の内側継手本体54、外側継手本体52、及び中央継手本体56は樹脂材料により形成されている。
雌型継手本体50の前方部分に雄型継手本体20の前方部分を挿入して相互に嵌合することにより、図2に示すように雌型継手部材12と雄型継手部材10とは連結される。具体的には、雌型継手本体50の通路48内にその前端開口44から雄型継手本体20を挿入していくと、施錠子70と環状係止溝72とが径方向に整合した位置となり、スプリング24によって付勢されているスリーブ22の先端部分74が施錠子70を径方向外側から押えて、施錠子70が環状係止溝72を係止した状態に維持される。このようにして施錠子70が環状係止溝72を係止することにより、雌型継手部材12と雄型継手部材10とが連結された状態が維持される。なお、この連結状態においては、雌型継手本体50の弁部材51と雄型継手部材10の弁部材38とが長手軸線Lの方向で相互に当接してそれぞれ後方に変位し、雌側の通路48と雄側の通路18がそれぞれ開放されて連通した状態となる。
連結状態においてスリーブ22の先端部分74は、雌型継手本体50の環状空間66内に挿入されて雄型継手本体50に係合した状態となる。このとき本実施形態においては、スリーブ22の傾斜外周面74aが外側筒状部64の前端の内側角部76に線接触し、傾斜内周面74bは内側筒状部62の前端の外側角部78に近接した位置となるようにされている。ただし、上述の通り外側筒状部64を構成する外側継手本体52と内側筒状部62を構成する内側継手本体54とが別部材として形成されており、またスナップフィットにより相互に固定されているため、外側継手本体52と内側継手本体54との間には多少のガタツキが存在し、それによりスリーブ22の傾斜内周面74bが内側筒状部62の外側角部78に接触することもあり得る。他の実施形態において、スリーブ22の傾斜内周面74bが内側筒状部62の外側角部78に線接触し、傾斜外周面74aが外側筒状部64の内側角部76に近接した位置となるようにすることもできる。
上述のような連結状態において、雌型継手部材12と雄型継手部材10とが長手軸線Lに対して相互に曲げられるような力が作用すると、スリーブ22の傾斜外周面74aが外側筒状部64の内側角部76に押し付けられ、且つスリーブ22の傾斜内周面74bが内側筒状部62の外側角部78に押し付けられるようになる。例えば、雌型継手部材12の位置が固定された状態で雄型継手部材10に施錠子70付近の位置を中心に図で見て時計回りの方向に曲げられるような力が作用したとすると、スリーブ22の図で見て下側の位置では先端部分74が左下方向に変位して傾斜外周面74aが外側筒状部64の内側角部76にさらに強く押し付けられ、図で見て上側の位置では先端部分74が右下方向に変位して傾斜内周面74bが内側筒状部62の外側角部78に線接触して押し付けられるようになる。雄型継手部材10に反時計回りの方向に曲げられるような力が作用したとすると、スリーブ22の図で見て下側の位置では先端部分74が右上方向に変位して傾斜内周面74bが内側筒状部62の外側角部78に線接触して押し付けられ、図で見て上側の位置では先端部分74が左上方向に変位して傾斜外周面74aが外側筒状部64の内側角部76にさらに強く押し付けられるようになる。傾斜外周面74a及び傾斜内周面74bがそれぞれ周方向のどの位置で外側筒状部64及び内側筒状部62に押し付けられるようになるかは、雌型継手部材12と雄型継手部材10に対してどのような曲げ方向の力が作用するかによって異なることになる。当該実施形態においては、雌型継手部材12と雄型継手部材10が全体として樹脂材料により形成されていることもあり、スリーブ22の傾斜外周面74aと傾斜内周面74bがそれぞれ外側筒状部64の内側角部76と内側筒状部62の外側角部78とに線接触して強く押し付けられたときには、内側角部76と外側角部78がそれぞれ傾斜外周面74aと傾斜内周面74bにやや食い込む。これによりスリーブ22が雌型継手本体50に対して滑りにくくなり、より効果的に曲げを抑制することができる。
当該雄型継手部材10においては、図3及び図4A乃至4Cに示されるように、雄型継手本体20の外周面20a上において第1係止突部40は周方向で等間隔に4つ形成されている。またスリーブ22の第2係止突部42も同様に周方向で等間隔に4つ形成されている。スリーブ22の内周面22aにはさらに、第2係止突部42の後方で径方向内側に突出した回転防止突部80(図3、図4B)が設けられている。スリーブ22が雄型継手本体20に対して図示の第1回転位置にあるときには、スリーブ22の第2係止突部42は、第1係止突部40の間に形成される通り抜け凹部82と整合し、第1係止突部40に対しては長手軸線Lの方向で重ならないようになる。よって、スリーブ22をこの第1回転位置とすることにより、スリーブ22を雄型継手本体20の前方から第2係止突部42が第1係止突部40を長手軸線Lの方向で通過して第1係止突部40よりも後方となる図5A及び図5Bの位置にまで移動させることができる。このとき雄型継手本体20の外周面20a上に配置されているスプリング24は、スリーブ22の内周面22aに形成されている前方スプリング支持面84と、雄型継手本体20の外周面20aに形成されている後方スプリング支持面86との間で圧縮される。図5A及び図5Bの状態でスリーブ22を雄型継手本体20に対して45度回転させて図6A乃至図6Cに示す第2回転位置とすると、第2係止突部42が第1係止突部40に対して長手軸線Lの方向で重なるようになる。そうすると、スプリング24により前方に付勢されているスリーブ22は、図6Aに示すように第2係止突部42が第1係止突部40に後方から当接することにより、それ以上前方に変位することが阻止されて雄型継手本体20の外周面20a上に保持される。
雄型継手本体20はさらに、後端に4つの板状の固定部88を有し、固定部88には径方向外側に突出した係止突起90が設けられている。アダプタ26にはこれら係止突起90に対応する位置に係止穴92が形成されており、図7A及び図7Bに示すように係止突起90と係止穴92とがスナップフィットすることによりアダプタ26は雄型継手本体20に固定される。このときスリーブ22の回転防止突部80がアダプタ26に形成されたスリット94内に受け入れられた状態となり、回転防止突部80がスリット94の側面に係合することによりスリーブ22が第2回転位置から第1回転位置に回転することが防止される。すなわち、アダプタ26を取り付けることにより、スリーブ22が雄型継手本体20から着脱可能となる第1回転位置にまで回転することが防止されて、スリーブ22が雄型継手本体20から外れないようになる。なお、図3乃至図7Bにおいては、図1及び図2に示されている弁部材38が省略されているが、弁部材38はアダプタ26を雄型継手本体20に取り付ける際にアダプタ26とともに雄型継手本体20内に配置することができる。
当該雄型継手部材10においては、長手軸線Lの方向に変位可能なスリーブ22を従来のようなストップリングを使用することなく雄型継手本体20に取り付けることができるようになっている。そのため、部品点数を減らすことが可能となる。また、組み立て及び分解を従来のものに比べて容易に行なうことが可能となる。
以上に本発明の実施形態について説明をしたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、本発明に係る継手部材を雄型継手部材として構成しているが、雌型継手部材として構成することもできる。また、第1及び第2係止突部の数や配置は適宜変更することができる。さらには、スリーブの回転を防止するための回転防止部材は、流体通路の一部を画定するとともにチューブへの接続部も構成するアダプタとは別の部材として構成しても良い。または他の構造によりスリーブの回転を防止するようにしてもよい。
10 雄型継手部材(継手部材)
12 雌型継手部材(対応する継手部材)
14 前端開口
16 後端開口
18 通路
20 雄型継手本体
20a 外周面
22 スリーブ
22a 内周面
24 スプリング
26 アダプタ(回転防止部材)
28 チューブ取付部
30 筒状外側部
32 筒状内側部
34 流体通路
36 弁座面
38 弁部材
40 第1係止突部
42 第2係止突部
44 前端開口
46 後端開口
48 通路
50 雌型継手本体
51 弁部材
52 外側継手本体
54 内側継手本体
56 中央継手本体
58 係止穴
60 係止突起
62 内側筒状部
64 外側筒状部
66 環状空間
68 施錠子保持孔
70 施錠子
72 環状係止溝
74 先端部分
74a 傾斜外周面
74b 傾斜内周面
76 内側角部
78 外側角部
80 回転防止突部
82 通り抜け凹部
84 前方スプリング支持面
86 後方スプリング支持面
88 固定部
90 係止突起
92 係止穴
94 スリット
L 長手軸線

Claims (7)

  1. 対応する継手部材に着脱可能に連結される継手部材であって、
    前端開口から後方に延びる通路を画定する継手本体であって、その外周面から径方向外側に突出した第1係止突部を有する継手本体と、
    該継手本体の該外周面上に該継手本体に対して同軸状に配置され、該継手本体の長手軸線の方向で変位可能とされた筒状のスリーブであって、該第1係止突部よりも後方位置で該スリーブの内周面から径方向内側に突出した第2係止突部を有し、該第2係止突部は、該スリーブが該継手本体に対する第1回転位置にあるときには該第1係止突部に対して該継手本体の長手軸線の方向で重ならず、該スリーブが該継手本体に対する第2回転位置にあるときには該第1係止突部に対して該継手本体の長手軸線の方向で重なるようにされている、スリーブと、
    該継手本体と該スリーブとの間に配置されて該スリーブを前方に付勢するスプリングと、
    を備え、
    該スリーブが該第2回転位置にあるときには、該第2係止突部が該第1係止突部に後方から係合して、該スリーブのそれ以上前方への変位が阻止されるようにされた、継手部材。
  2. 該第1及び第2係止突部がそれぞれ周方向で等間隔に複数配置されている、請求項1に記載の継手部材。
  3. 該継手部材に取り付けられ、該第2回転位置とされた該スリーブに周方向で係合して該スリーブが該第1回転位置にまで回転することを防止するようにされた回転防止部材をさらに備える、請求項1又は2に記載の継手部材。
  4. 該スリーブが該内周面から径方向内側に突出した回転防止突部をさらに有し、該回転防止部材がその前端から後方に延びて該回転防止突部を受け入れるスリットを有し、該回転防止突部が該スリットの側面に係合することにより該スリーブが該第2回転位置から該第1回転位置に回転することが防止されるようにされた、請求項3に記載の継手部材。
  5. 該回転防止部材が、該継手本体の外側を該長手軸線の方向に延びる筒状外側部と、該継手本体の該通路内に延びる筒状内側部とを有し、該スリットは該筒状外側部に形成されており、該筒状内側部が該継手本体の該通路とともに流体通路を構成するようにされた、請求項4に記載の継手部材。
  6. 該通路が弁座面を有し、
    該通路内において該弁座面と該筒状内側部との間に取り付けられた弁部材をさらに備える、請求項5に記載の継手部材。
  7. 該回転防止部材が該継手本体にスナップフィットにより固定されるようにされた、請求項3乃至6の何れか一項に記載の継手部材。
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