JP2022150193A - 作業装置、作業システムおよび作業方法 - Google Patents

作業装置、作業システムおよび作業方法 Download PDF

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文明 八尋
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Abstract

【課題】中断した作業の再開時に時間のロスが生じることを防止して生産性を向上させることができる作業装置、作業システムおよび作業方法を提供することを目的とする。【解決手段】搭載作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、複数の光センサ18よる検出結果が作業の中断の前後で変化があったか否かに基づいて、基板が作業位置に位置しているか否かを判断する(ステップST13)。その結果、基板が作業位置に位置していないと判断した場合には、基板を作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を搬送部に行わせてから(ステップST14)搭載作業部に作業を再開させるが(ステップST14,ステップST17)、基板が作業位置に位置していると判断した場合には、搬送部に再位置決め動作を行わせることなく搭載作業部に作業を再開させる(ステップST17)。【選択図】図8

Description

本発明は、作業位置に位置決めしたワークに作業を施す作業装置、作業システムおよび作業方法に関する。
従来、ベルトコンベア等から成る搬送部によりワークを搬送して作業位置に位置決めし、その作業位置に位置決めしたワークに対して所要の作業を施す作業装置が知られている。このような作業装置の例としては、例えば、ワークとしての基板を搬入して位置決めし、その基板に部品を搭載する部品搭載装置を挙げることができる。このような作業装置におけるワークの作業位置への位置決めは、搬送部によるワークの搬送を開始した後、ワークが作業位置に到達したところで搬送部の動作を停止させることによって行うようにしている(例えば、下記の特許文献1参照)。
ところで、上記のような作業装置では作業の実行中、何らかの理由によって作業が中断される場合がある。この作業の中断の間に作業者がワークを手に取ったりすると、ワークが当初の位置(作業位置)からずれてしまい、作業の再開後にワークに対する正確な作業ができなくなってしまうおそれが生じる。このため作業装置では従来、作業が中断された場合には、その作業が再開される前に、ワークを改めて作業位置に位置決めする再位置決め動作を搬送部に行わせるようにしている。
特許第6617068号公報
しかしながら、中断した作業を再開させるたびに搬送部に再位置決め動作を行わせるのでは、結果的にワークが作業位置から移動していなかった場合には作業時間のロスとなり、その分、作業装置の生産性が低下するという問題点があった。
そこで本発明は、中断した作業の再開時に時間のロスが生じることを防止して生産性を向上させることができる作業装置、作業システムおよび作業方法を提供することを目的とする。
本発明の作業装置は、ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて、前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断部と、を備えた。
本発明の作業システムは、ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断部と、前記搬送部と前記作業部の作動を制御する作動制御部とを備え、前記作動制御部は、前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断された場合には、前記ワークを前記作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を前記搬送部に行わせたうえで前記作業部に作業を再開させ、前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していると判断された場合には前記搬送部に前記再位置決め動作を行わせることなく前記作業部に作業を再開させる。
本発明の作業方法は、ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、を備えた作業装置による作業方法であって、前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断された場合には、前記ワークを前記作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を前記搬送部に行わせてから前記作業部に作業を再開させ、前記判断工程で前記ワークが前記作業位置に位置していると判断された場合には前記搬送部に前記再位置決め動作を行わせることなく前記作業部に作業を再開させる作業再開工程と、を含む。
本発明によれば、中断した作業の再開時に時間のロスが生じることを防止して生産性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態における作業システムの概略構成図 本発明の一実施の形態における作業システムを構成する部品搭載装置の要部の斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置の要部の平面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置の制御系統を示すブロック図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える搬送部による基板の搬送動作を説明する平面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品搭載装置が中断した作業を再開する場合の基板の位置の例を示す平面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える判断部が使用する判断基準テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置による部品搭載作業の実行手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における作業システム1を示している。作業システム1は半田印刷機1A、部品搭載装置1B、検査装置1Cおよびホストコンピュータ1Dを備えている。半田印刷機1Aは基板KBに半田を印刷する装置であり、部品搭載装置1Bは半田印刷機1Aから受け取った基板KBに部品BHを搭載する装置である。検査装置1Cは部品搭載装置1Bから受け取った基板KBについて部品BHの検査を行う装置であり、ホストコンピュータ1Dは作業システム1を構成する装置の全体を統括制御する装置である。
作業システム1における部品搭載装置1Bは、本実施の形態における作業装置の一例を示すものである。部品搭載装置1Bは、図2および図3に示すように、基台11、搬送部12、パーツフィーダ13、搭載作業部14、基板カメラ15および部品カメラ16を備えている。搬送部12、パーツフィーダ13および搭載作業部14は、基台11内に設けられた制御装置17(図2および図4)によって制御されて作動し、基板カメラ15および部品カメラ16はそれぞれ、制御装置17によって制御されて撮像動作を行う。
図2および図3において、搬送部12は一対のベルトコンベア12aを備えている。一対のベルトコンベア12aは基台11上を水平方向に延びて配置されており、上流側から送られてきた基板KBを搬入し(図5(a)中に示す矢印A1)、その基板KBを搬送経路上に設定された所定の作業位置に位置決めする(図5(b))。作業位置に位置決めされた基板KBには後述するように部品BHが搭載される。部品BHの搭載作業が終了したら、搬送部12は基板KBを下流側に搬出する(図5(c)中に示す矢印A2)。以下、説明の便宜上、搬送部12による基板KBの搬送方向(図2および図3の作業者OPから見た左右方向)をX方向とし、上下方向をZ方向とする。また、X方向とZ方向の双方に直交する方向(作業者OPから見た前後方向)をY方向とする。
図3および図5(a)において、搬送部12には複数の光センサ18(先頭部検出センサ18aおよび後尾部検出センサ18b)が設けられている。各光センサ18は検査光LTを投光する投光器18Tと、投光器18Tが投光する検査光LTを受光する受光器18Jを備えている。投光器18Tは、投光する検査光LTが搬送部12を構成する2つのベルトコンベア12aの上方をY方向に横切る位置に設けられている。受光器18Jは投光器18TとY方向に対向する位置に設けられている。
受光器18Jは検査光LTを受光しているときにはオフとなり、検査光LTを受光していないときにはオンとなる。受光器18Jのオンオフ状態は制御装置17に通知される。このため制御装置17は受光器18Jのオンオフ状態に基づいて、基板KBが検査光LTを遮る位置に位置しているかどうかを検知することができる。
図5(a),(b),(c)において、先頭部検出センサ18aは、搬送部12により搬送される基板KBが作業位置に到達したときに基板KBの先頭部Eaを検出する位置に設けられている。すなわち先頭部検出センサ18aは、その検査光LTが、搬送部12によって搬送される基板KBが作業位置に到達したときに、その基板KBの先頭部Eaによって遮断される(先頭部検出センサ18aがオフからオンに切り替わる)位置に設けられている。
また、図5(a),(b),(c)に示すように、後尾部検出センサ18bは、検査光LTが、作業位置に位置した状態の基板KBの後尾部Ebよりもわずかに前方(下流側)の部分において遮断される位置に設けられている。すなわち後尾部検出センサ18bは、作業位置に位置した基板KBが下流側に若干移動したときに、その基板KBの後尾部Ebを検出し得る位置に設けられている。なお、後尾部検出センサ18bは、基板KBが作業位置に位置決めされる際、その基板KBの先頭部Eaによって検査光LTが横切られる前はオフであるが(図5(a)、基板KBの先頭部Eaによって検査光LTが横切られた後はオンになり、基板KBが作業位置に到達してその位置に停止された状態においてもオンの状態を維持する(図5(b))。
図2および図3に示すように、基台11にはフィーダベース11Fが設けられており、パーツフィーダ13はフィーダベース11Fに取り付けられている。フィーダベース11Fには複数のパーツフィーダ13をX方向に並べて取り付けることができる(図2および図3)。パーツフィーダ13は搬送部12に近い側の端部に部品供給口13Kを有しており、その部品供給口13Kに部品BHを連続的に供給する。
図2および図3において、搭載作業部14は、基台11に設置されたヘッド移動機構21と、ヘッド移動機構21によって移動される搭載ヘッド22を備えている。ヘッド移動機構21は基台11に固定されてY方向に延びた固定ビーム21Aと、固定ビーム21Aに一端が支持されてX方向に延びた可動ビーム21Bから構成されている。
図2および図3において、搭載ヘッド22は可動ビーム21Bに取り付けられている。可動ビーム21Bは固定ビーム21Aの延びる方向(Y方向)に移動自在であり、搭載ヘッド22は可動ビーム21Bの延びる方向(X方向)に移動自在である。このため搭載ヘッド22は基台11の上方領域を水平面内(XY面内)に移動することができる。
図2において、搭載ヘッド22は下方に延びた複数のノズル22Nを備えている。搭載ヘッド22は内蔵したノズル駆動機構(図示せず)によってノズル22Nを昇降させるとともに、Z方向に延びた上下軸まわりに回転させることができる。また搭載ヘッド22は、バルブ機構(図示せず)を通じてノズル22N内に真空圧を供給することで、そのノズル22Nの下端に吸着力を発生させることができる。
搭載作業部14は、搬送部12によって作業位置に位置決めされた基板KBに対して部品BHを搭載する作業(搭載ターン)を繰り返し施すことによって、基板KB上に設定された複数の目標搭載位置のそれぞれに部品BHを搭載していく。ひとつの搭載ターンはピックアップ動作、移動動作および搭載動作から成る。ピックアップ動作は、搭載ヘッド22がパーツフィーダ13の上方からノズル22Nを下降させつつノズル22Nの下端に部品BHを吸着させることで、パーツフィーダ13から部品BHを取り出す動作である。移動動作は、ピックアップ動作の後、搭載ヘッド22がヘッド移動機構21に駆動されて基板KBの上方に移動する動作である。搭載動作は、基板KBの上方に移動した搭載ヘッド22がノズル22Nを下降させつつ部品BHの吸着を解除させることで、目標搭載位置に部品BHを搭載する動作である。
基板カメラ15は搭載ヘッド22に取り付けられており、搭載ヘッド22と一体となって移動する。基板カメラ15は撮像視野を下方に向けており、作業位置に位置決めされた基板KBが備える2つの基板マークMKを上方から撮像する。基板カメラ15は、基板マークMKを撮像することによって基板マークMKの画像データを取得したら、その画像データを制御装置17に送信する。
図2および図3において、部品カメラ16は基台11上の搬送部12とフィーダベース11Fの間の領域に設けられている。搭載ヘッド22が搭載ターンの移動動作において、パーツフィーダ13の上方領域から基板KBの上方領域へ移動するとき、部品カメラ16はその部品BHを下方から撮像する。部品カメラ16は、部品BHを撮像することによって部品BHの画像データを取得したら、その画像データを制御装置17に送信する。
図4において、制御装置17は記憶部31、作動制御部32および判断部33を備えている。記憶部31は部品搭載作業の実行手順を規定した部品搭載プログラムのほか、基板KBに搭載する部品BHの種類や大きさ等の種々のデータ(部品データ)を記憶している。作動制御部32は記憶部31に記憶された部品搭載プログラムに従って部品搭載装置1Bの各部を作動させ、部品データに基づいて、部品搭載作業を実行する。
作動制御部32は、搬送部12によって基板KBを作業位置に位置決めするときは、先頭部検出センサ18aのオンオフ状態の変化に基づいて搬送部12を制御する。先頭部検出センサ18aは、搬送部12によって搬送される基板KBが作業位置に到達する前はオフであるが(図5(a))、基板KBが作業位置に到達したときにオンとなる(図5(b))。このため作動制御部32は、搬送部12が基板KBの搬入を始めた後、先頭部検出センサ18aがオフからオンに切り替わったときに搬送部12の動作(基板KBの搬送動作)を停止させることで、基板KBを作業位置に位置決めすることができる。
判断部33は、何らかの理由によって搭載作業部14による作業(搭載ターン)が中断された後、その中断された作業が再開される場合において、基板KB(作業の再開前の基板KB)が作業位置に位置しているか否かを判断する。具体的には、2つの光センサ18(先頭部検出センサ18aおよび後尾部検出センサ18b)による検出結果に基づいて、基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断する。
前述したように、先頭部検出センサ18aは、搬送部12により搬送される基板KBが作業位置に到達したときに基板KBの先頭部Eaを検出する位置に設けられており、後尾部検出センサ18bは、作業位置に位置した基板KBが下流側に移動したときに基板KBの後尾部Ebを検出する位置に設けられているので、基板KBが作業位置に位置決めされた後、その基板KBが作業位置に位置した状態を維持している場合には、先頭部検出センサ18aと後尾部検出センサ18bはともにオンの状態を維持する(図6(a))。
これに対し、基板KBが作業位置に位置決めされた後、その基板KBが作業位置の上流側に移動した場合には、後尾部検出センサ18bはオンを維持するが、先頭部検出センサ18aはオンからオフに切り替わる(図6(a)→図6(b)。)また、基板KBが作業位置に位置決めされた後、その基板KBが作業位置の下流側に移動した場合には、先頭部検出センサ18aはオンを維持するが、後尾部検出センサ18bはオンからオフに切り替わる(図6(a)→図6(c))。
図7は、2つの光センサ18(先頭部検出センサ18aおよび後尾部検出センサ18b)のオンオフの組み合わせと、その組み合わせに対応する基板KBの位置を示した判断基準テーブル33Tを示している。この判断基準テーブルは制御装置17に記憶されており(図4)、判断部33は、搭載作業部14による作業が中断された後、その中断された作業が再開される場合には、この判断基準テーブル33Tを用いて基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断する。具体的には、判断部33は、作業を再開する時点において、先頭部検出センサ18aと後尾部検出センサ18bがともにオンであったときには、基板KBが作業位置に位置した状態(図6(a))であると判断する。また、先頭部検出センサ18aがオフで後尾部検出センサ18bがオンであったときには、基板KBが作業位置より上流側にずれた状態(図6(b))であると判断する。また、先頭部検出センサ18aがオンで後尾部検出センサ18bがオフであったときには、基板KBが作業位置より下流側にずれた状態(図6(c))であると判断する。
このように本実施の形態において、複数(2つ)の光センサ18(先頭部検出センサ18aおよび後尾部検出センサ18b)は、搬送部12によって位置決めされたワークとしての基板KBを検出するワーク検出手段となっている。
次に、図8に示すフローチャート基づいて、部品搭載装置1Bによる部品搭載作業の実行手順(作業方法)を説明する。作動制御部32は、部品搭載作業を開始する場合には先ず、搬送部12を作動させることによって、上流側から供給される基板KBを受け取って搬入する(図5(a))。そして、先頭部検出センサ18aによって基板KBの先頭部Eaが検出されるタイミングで搬送部12の動作を停止させることで、基板KBを作業位置に位置決めする(ステップST1。基板位置決め工程)。
作動制御部32は、基板KBを作業位置に位置決めしたら、搭載作業部14を作動させて搭載ターンを実行する(ステップST2。作業実行工程)。作動制御部32はひとつの搭載ターンが終わるたびに、基板KBに搭載すべき最後の部品BHが基板KBに搭載されたかどうかを判断する(ステップST3)。そして、最後の部品BHが基板に搭載されていなかった場合にはステップST2に戻って搭載ターンを繰り返し実行する。
各搭載ターンでは、搭載ヘッド22の移動動作の間に部品カメラ16が撮像した部品BHの画像データが制御装置17に送られ、制御装置17はその部品BHについての部品認識を行う。この部品認識で得られるノズル22Nに対する部品BHの位置や姿勢等の情報は、搭載ターンの搭載動作で部品BHが基板KBに搭載される際に行われるノズル22Nの位置補正等に利用される。
作動制御部32は、ステップST3において、基板KBに搭載すべき最後の部品BHが基板KBに搭載されたと判断した場合には、搭載ターンを終了させる。そして搬送部12を作動させて、基板KBを下流側に搬出する(ステップST4。基板搬出工程)。これにより基板KBの1枚当たりの部品搭載作業が終了する。
上記のように搭載作業部14による作業(搭載ターン)が繰り返し行われている間において、その作業を中断させるための操作入力がなされた場合には、作動制御部32は搭載作業部14による作業を中断させたうえで(ステップST11。作業中断工程)、中断を解除する操作入力(解除入力)が作業者OP等によってなされるかどうかを監視する(ステップST12。解除入力監視工程)。そして、解除入力がなされたことを作動制御部32が検知した場合には、判断部33は、2つの光センサ18(先頭部検出センサ18aおよび後尾部検出センサ18b)による検出結果に基づいて、基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断する。すなわち判断部33は、作業が中断された後、作業が再開されるまでの間に複数(2つ)の光センサ18の検出結果に変化があったか否かに基づいて、基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断するようになっている(ステップST13。判断工程)。
判断部33は、ステップST13では、具体的には、基板KBの作業位置への位置決め時にオンになった先頭部検出センサ18aと後尾部検出センサ18bの一方がオフになっているか否かを調べる。その結果、2つの光センサ18の検出結果に変化があった場合、すなわち、先頭部検出センサ18aと後尾部検出センサ18bの一方がオフになっていた(オンからオフに変化していた)場合には、判断部33は、作業の中断の間に基板KBが作業位置から上流側または下流側に移動した状態となっている(すなわち基板KBは作業位置に位置していない)と判断し、作動制御部32は、搬送部12に、基板KBを改めて作業位置に位置(再位置決め)させる再位置決め動作を行わせる(ステップST14。再位置決め工程)。
この再位置決め動作は、基板KBを一旦上流側に移動させてから下流側に移動させ(図5(a)→図5(b))、先頭部検出センサ18aがオフからオンに切り替わったタイミングで搬送部12の動作を停止させることによって行う。ステップST14で搬送部12が基板KBの再位置決め動作を行ったら、作動制御部32は基板カメラ15を基板KBの上方に移動させ、基板カメラ15に基板KBが備える2つの基板マークMKを撮像することによって(ステップST15)、基板KBが作業位置に位置しているか否かを確認する(ステップST16)。その結果、基板KBが作業位置に位置していなかった場合には、何らかの機構的な異常があるとして作業をエラー終了させるが(ステップST17)、基板KBが作業位置に位置していた場合には、搭載作業部14に作業を再開させる(ステップST18。作業再開工程)。
作動制御部32は、搭載作業部14に作業を再開させた後、ステップST3で最後の部品BHが基板KBに搭載されたと判断した場合には、搭載ターンを終了させる。そして、搬送部12を作動させて基板KBを搬出する(ステップST4)。
一方、ステップST13において、2つの光センサ18の検出結果に変化がなかった場合、すなわち、先頭部検出センサ18aと後尾部検出センサ18bがともにオンであった(オンを維持していた)場合には、判断部33は、作業の中断の間に基板KBは作業位置から移動しなかった(すなわち基板KBは作業位置に位置している)と判断し、作動制御部32は、搬送部12に基板KBの再位置決め動作を行わせることなく基板カメラ15に基板マークMKを撮像させて(ステップST15)、基板KBが作業位置に位置しているか否かを確認する(ステップST16)。そして、作動制御部32は、基板KBが作業位置に位置していなかった場合には作業をエラー終了させ(ステップST17)、基板KBが作業位置に位置していた場合には、搭載作業部14に作業を再開させる(ステップST18。作業再開工程)。作動制御部32は、搭載作業部14に作業を再開させた後、最後の部品BHが基板KBに搭載されたと判断した場合には(ステップST3)、搭載ターンを終了させる。そして、搬送部12を作動させて、基板KBを搬出する(ステップST4)。
このように本実施の形態における部品搭載装置1Bでは、搭載作業部14による作業が中断された後、その作業が再開される前に、ワーク検出手段である2つの光センサ18による検出結果に基づいて(詳細には、作業が中断された後、作業が再開されるまでの間に2つの光センサ18の検出結果に変化があったか否かに基づいて)、基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断するようになっている(ステップST13)。そして、基板KBが作業位置に位置していないと判断した場合には、基板KBを作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を搬送部12に行わせたうえで作業を再開させ(ステップST13→ステップST14→ステップST15→ステップST16→ステップST18)、基板KBが作業位置に位置していると判断した場合には、搬送部12に再位置決め動作を行わせることなく作業を再開させるようになっている(ステップST13→ステップST15→ステップST16→ステップST18)。
すなわち本実施の形態における部品搭載装置1B(作業システム1、作業方法)では、中断された作業が再開される前に、基板KBが作業位置に位置しているか否かを調べるようになっており、その結果、作業の再開前の基板KBが作業位置に位置していなかった場合には従来通りに基板KBの再位置決め動作が行われたうえで作業が再開されるが、作業の再開前の基板KBが作業位置に位置していた場合には、基板KBの再位置決め動作が行われることなく作業が再開されるようになっている。このため、作業の中断の間に基板KBが作業位置から移動していなかった場合には不必要な基板KBの再位置決めは行われず、時間のロスが生じない。
以上説明したように、本実施の形態における部品搭載装置1B(作業システム1、作業方法)では、中断された作業が再開される前に、基板KBが作業位置に位置しているか否かを調べ、その結果、基板KBが作業位置に位置していなかった場合には基板KBを改めて作業位置に位置決めする再位置決め動作を行ったうえで作業を再開させるが、基板KBが作業位置に位置していた場合には再位置決めを行うことなく作業を再開させるようになっている。このため作業を再開させる際、作業の中断の間に基板KBが作業位置から移動していなかった場合にまで基板KBの再位置決めを行う無駄を省くことができ、中断した作業の再開時に時間のロスが生じるのを防止して、部品搭載装置1Bの生産性を向上させることができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態では、基板KBを搬送して作業位置に位置決めする搬送部12、搬送部12により作業位置に位置決めされた基板KBに対して作業を施す作業部としての搭載作業部14、搬送部12によって位置決めされた基板KBを検出するワーク検出手段(複数の光センサ18)、搭載作業部14による作業が中断された後、その作業が再開される前に、ワーク検出手段による検出結果に基づいて、基板KBが作業位置に位置しているか否かを判断する判断部33および搬送部12と搭載作業部14の作動を制御する作動制御部32の全てが部品搭載装置1Bに備えられた構成となっていたが、これらの構成は作業システム1の全体の何処かに備えられていればよい。例えば、上記構成のうちの判断部33がホストコンピュータ1Dに備えられている等であってもよい。
また、上述の実施の形態では、基板KBを搬送して作業位置に位置決めする搬送部12はベルトコンベア12aから成るものであったが、これは一例であり、搬送部12はベルトコンベア12aから成るものでなくてもよい。また、上述の実施の形態では、作業装置が部品搭載装置1Bであり、搬送部12が搬送するワークは基板KBであったが、作業装置は部品搭載装置1Bでなくてもよく、ワークは基板KBでなくてもよい。
中断した作業の再開時に時間のロスが生じることを防止して生産性を向上させることができる作業装置、作業システムおよび作業方法を提供する。
1 作業システム
1B 部品搭載装置(作業装置)
12 搬送部
14 搭載作業部(作業部)
18 光センサ(ワーク検出手段)
18a 先頭部検出センサ
18b 後尾部検出センサ
32 作動制御部
33 判断部
KB 基板(ワーク)
Ea 先頭部
Eb 後尾部

Claims (7)

  1. ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、
    前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、
    前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、
    前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて、前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断部と、
    を備えた作業装置。
  2. 前記搬送部と前記作業部の作動を制御する作動制御部を備え、前記作動制御部は、前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断された場合には、前記ワークを前記作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を前記搬送部に行わせたうえで前記作業部に作業を再開させ、前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していると判断された場合には前記搬送部に前記再位置決め動作を行わせることなく前記作業部に作業を再開させる、請求項1に記載の作業装置。
  3. 前記ワーク検出手段は複数の光センサを備え、前記判断部は、前記作業が中断された後、前記作業が再開されるまでの間に前記複数の光センサの検出結果に変化があったか否かに基づいて前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する、請求項1または2に記載の作業装置。
  4. 前記判断部は、前記作業が中断された後、前記作業が再開されるまでの間に前記複数の光センサの検出結果に変化がなかった場合には前記ワークが前記作業位置に位置していると判断し、前記作業が中断された後、前記作業が再開されるまでの間に前記複数の光センサの検出結果に変化があった場合には前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断する、請求項1または2に記載の作業装置。
  5. 前記複数の光センサは、前記搬送部により搬送される前記ワークが前記作業位置に到達したときに前記ワークの先頭部を検出する先頭部検出センサと、前記作業位置に位置した前記ワークが下流側に移動したときの前記ワークの後尾部を検出する後尾部検出センサとを含む、請求項3または4に記載の作業装置。
  6. ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、
    前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、
    前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、
    前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断部と、
    前記搬送部と前記作業部の作動を制御する作動制御部とを備え、
    前記作動制御部は、
    前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断された場合には、前記ワークを前記作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を前記搬送部に行わせたうえで前記作業部に作業を再開させ、前記判断部により前記ワークが前記作業位置に位置していると判断された場合には前記搬送部に前記再位置決め動作を行わせることなく前記作業部に作業を再開させる、作業システム。
  7. ワークを搬送して作業位置に位置決めする搬送部と、前記搬送部により前記作業位置に位置決めされた前記ワークに対して作業を施す作業部と、前記搬送部によって位置決めされた前記ワークを検出するワーク検出手段と、を備えた作業装置による作業方法であって、
    前記作業部による作業が中断された後、その作業が再開される前に、前記ワーク検出手段による検出結果に基づいて前記ワークが前記作業位置に位置しているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記ワークが前記作業位置に位置していないと判断された場合には、前記ワークを前記作業位置に改めて位置決めする再位置決め動作を前記搬送部に行わせてから前記作業部に作業を再開させ、前記判断工程で前記ワークが前記作業位置に位置していると判断された場合には前記搬送部に前記再位置決め動作を行わせることなく前記作業部に作業を再開させる作業再開工程と、
    を含む作業方法。
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