JP2022149756A - クランプ治具及び研削方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022149756000001
【課題】被加工物が載置される載置テーブルによって被加工物を吸引することなく、載置テーブルに被加工物を保持させることが可能なクランプ治具及びこのクランプ治具を用いて載置テーブルに保持される被加工物の研削方法を提供する。
【解決手段】被加工物と接触する可動部材によって、載置テーブルに載置された被加工物の移動を抑制する。すなわち、載置テーブルに被加工物を吸引させることなく、載置テーブルに被加工物を保持させる。その結果、被加工物が厚く、かつ/又は、その面の表面粗さが大きい場合であっても、テープを被加工物に貼着する必要がないため、この被加工物を用いて製造されるデバイスの製造コストの増加を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被加工物が載置される円盤状の載置テーブルを囲繞するように載置テーブルに装着されるクランプ治具及びこのクランプ治具を用いて載置テーブルに保持される被加工物の研削方法に関する。
低温同時焼成セラミックス(Low Temperature Co-fired Ceramics:LTCC)基板は、高周波モジュール等のデバイスが製造される基板として用いられている。このLTCC基板等の被加工物は、研削装置において研削されることがある。
研削装置は、一般的に、被加工物の一方の面側を保持する保持面を有するチャックテーブルと、円環状に離散して配置された複数の研削砥石を有する研削ホイールとを備える(例えば、特許文献1参照)。そして、この研削装置においては、チャックテーブルと研削ホイールとを回転させながら、被加工物の一方の面の裏面である他方の面に複数の研削砥石を接触させることで、被加工物の他方の面側が研削される。
特開2020-25989号公報
チャックテーブルは、一般的に、その保持面近傍の空間に負圧を生じさせて被加工物の一方の面を吸引することができる。そして、吸引された被加工物の一方の面がチャックテーブルの保持面に密着することによって、被加工物がチャックテーブルに保持される。ただし、被加工物が厚く、かつ/又は、被加工物の一方の面の表面粗さが大きい場合には、チャックテーブルの保持面近傍の空間に負圧が生じても、被加工物の保持面と被加工物の一方の面とが十分に密着しないことがある。
この場合、被加工物の保持面と被加工物の一方の面との隙間に絶えず気体が流入するため、チャックテーブルの保持面近傍の空間の圧力を所望の負圧に維持することができない。その結果、チャックテーブルによって被加工物を保持することが不可能又は困難になるおそれがある。
他方、外周部をリングフレームに貼着したテープの中央部を被加工物の一方の面に貼着することで、このような被加工物をチャックテーブルに保持させることができる。すなわち、吸引されたテープがチャックテーブルの保持面に密着することによって、このテープを介して被加工物をチャックテーブルに保持させることができる。ただし、この場合には、テープ等を用意し、テープを被加工物の一方の面に貼着することが必要になるため、被加工物を用いて製造されるデバイスの製造コストが増加する。
この点に鑑み、本発明の目的は、被加工物が載置される載置テーブルによって被加工物を吸引することなく、載置テーブルに被加工物を保持させることが可能なクランプ治具及びこのクランプ治具を用いて載置テーブルに保持される被加工物の研削方法を提供することである。
本発明の一側面によれば、被加工物が載置される円盤状の載置テーブルを囲繞するように該載置テーブルに装着されるクランプ治具であって、円環状の枠体と、該枠体を該載置テーブルに固定する固定部と、該枠体の上に配設された複数のクランプ部と、を備え、該複数のクランプ部のそれぞれは、該枠体の径方向に沿って移動可能な可動部材と、該可動部材の該枠体の径方向に沿った移動を制限する移動制限部材と、を有するクランプ治具が提供される。
本発明のクランプ治具においては、該可動部材は、強磁性体を含み、該移動制限部材は、マグネットを含むことが好ましい。
本発明の他の側面によれば、該クランプ治具の該固定部を用いて該クランプ治具を該載置テーブルに装着する装着ステップと、該被加工物を該載置テーブルに載置する載置ステップと、該装着ステップ及び該載置ステップの後に、該複数のクランプ部のそれぞれに含まれる該可動部材を該枠体の径方向内側に移動させ、該可動部材の先端面を該被加工物の側面に接触させた状態で、該移動制限部材によって該可動部材の該枠体の径方向外側への移動を制限することで、該載置テーブルに該被加工物を保持させる被加工物保持ステップと、該被加工物保持ステップの後に、該被加工物を研削する研削ステップと、を備える研削方法が提供される。
本発明においては、枠体の径方向に沿って内側に移動させることで被加工物に接触させた可動部材の外側への移動を移動制限部材によって制限することができる。これにより、被加工物と接触する可動部材によって、載置テーブルに載置された被加工物の移動を抑制することができる。
すなわち、本発明においては、載置テーブルに被加工物を吸引させることなく、載置テーブルに被加工物を保持させることができる。その結果、被加工物が厚く、かつ/又は、被加工物の一方の面の表面粗さが大きい場合であっても、テープを被加工物の一方の面に貼着する必要がないため、この被加工物を用いて製造されるデバイスの製造コストの増加を抑制することができる。
図1(A)は、クランプ治具の一例を模式的に示す上面図であり、図1(B)は、クランプ治具の一例を模式的に示す正面図である。 図2は、研削装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図3は、研削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。 図4(A)は、装着ステップの様子を模式的に示す上面図であり、図4(B)は、装着ステップの様子を模式的に示す正面図である。 図5(A)は、載置ステップの様子を模式的に示す上面図であり、図5(B)は、載置ステップの様子を模式的に示す正面図である。 図6(A)は、被加工物保持ステップの様子を模式的に示す上面図であり、図6(B)は、被加工物保持ステップの様子を模式的に示す正面図である。 図7(A)は、クランプ治具の他の例を模式的に示す上面図であり、図7(B)は、クランプ治具の他の例を模式的に示す正面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1(A)は、本発明のクランプ治具の一例を模式的に示す上面図であり、図1(B)は、本発明のクランプ治具の一例を模式的に示す正面図である。図1(A)及び図1(B)に示されるクランプ治具2は、円環状の枠体4を有する。
枠体4は、後述する円盤状の載置テーブルを囲繞した状態で載置テーブルに固定される。換言すると、枠体4の内径は、この載置テーブルの直径よりも長く、また、枠体4は、この載置テーブルの側面に枠体4の内側面が対向した状態で載置テーブルに固定される。なお、枠体4の材料に制限はない。例えば、枠体4は、金属材料又はセラミックス等からなる。
さらに、枠体4には、その外側面から内側面までを貫通する4つのねじ穴が設けられている。これらのねじ穴は、枠体4の周方向に沿って概ね等間隔に設けられている。そして、各ねじ穴には、枠体4の径方向(第1方向)に沿って延在するボルト(固定部)6が挿入されている。なお、ボルト6の材料に制限はない。例えば、ボルト6は、金属材料又はセラミックス等からなる。
ボルト6は、六角形状の溝が頭頂面に形成された円柱状の頭部6aと、頭部6aの頭頂面の逆側に固定され、かつ、枠体4のねじ穴に設けられたねじ山に対応するねじ山が外周面に設けられた円柱状の軸部6bとを有する。そして、各ねじ穴には、軸部6bの少なくとも一部が挿入されている。
なお、頭部6a及び軸部6bは、ねじ穴にボルト6を螺合する際の回転軸が頭部6a及び軸部6bの中心を通るように設けられている。また、軸部6bの回転軸に沿った長さは、例えば、頭部6aの回転軸に沿った長さよりも長い。また、軸部6bの回転軸に直交する方向に沿った幅(直径)は、頭部6aの回転軸に直交する方向に沿った幅(直径)よりも短い。
4つのボルト6のそれぞれは、後述の載置テーブルにクランプ治具2を装着する際に利用される。具体的には、各ねじ穴に軸部6bが挿入された枠体4の内側面が載置テーブルの側面に対向した状態でボルト6が締まる方向に各ボルト6を回転させることで、各ボルト6の軸部6bの先端面(頭部6aに固定された面の逆側に位置する面)を載置テーブルの側面に接触させる。これにより、載置テーブルを囲繞するように枠体4が固定される。すなわち、クランプ治具2が載置テーブルに装着される。
また、枠体4に設けられた4つのねじ穴のそれぞれの上方に位置する枠体4の上面には、クランプ部8が設けられている。すなわち、枠体4の上面には4つのクランプ部8が設けられており、各クランプ部8は、枠体4の周方向に沿って概ね等間隔に設けられている。クランプ部8は、枠体4に固定され、かつ、枠体4の内側面よりも枠体4の径方向内側に突出する直方体状の基部10を有する。なお、基部10の材料に制限はない。例えば、基部10は、金属材料又はセラミックス等からなる。
基部10には、その外側面から内側面までを貫通し、かつ、その上面において開口する溝10aが設けられている。この溝10aは、第1方向と直交する断面において、上面に近づくほど枠体4の接線方向(第2方向)に沿った幅が減少する部分を含む。すなわち、この溝10aにおいては、その底面の第2方向に沿った幅が最も広く、基部10の上面に設けられた開口の第2方向に沿った幅が最も狭い。
溝10aの底面と枠体4の上面との間に位置する基部10の下部には、平板状のマグネット(移動制限部材)10bが内蔵されている。このマグネット10bは、永久磁石を含む。また、溝10aの底面には、可動部材12の一部が挿入されている。この可動部材12は、溝10aの底面に接触する下面を有する足部12aを有する。なお、足部12aは、強磁性体を含む。
足部12aの第1方向に沿った長さは、基部10の第1方向に沿った長さよりも短い。また、この足部12aは、第1方向と直交する平面において、その下面から遠ざかるほど幅が減少する下部と、幅が概ね一定な上部とを有する。そして、足部12aの上部の第2方向に沿った幅は、基部10の上面に設けられた開口の第2方向に沿った幅よりも短い。
また、足部12a全体の第1方向及び第2方向に直交する方向(第3方向)に沿った厚さは、溝10aの第3方向に沿った深さよりも長い。また、足部12aの下部の第3方向に沿った厚さは、溝10aの第3方向に沿った深さよりも短い。そのため、足部12aの上部は、基部10から上方に突出する。
さらに、足部12aの上端部には、直方体状の被把持部12bが固定されている。具体的には、被把持部12bは、第1方向に沿って延在し、その外側の端部が足部12aの上端部に固定されている。なお、被把持部12bの材料に制限はない。例えば、被把持部12bは、金属材料又はセラミックス等からなる。
被把持部12bの第1方向に沿った長さは、基部10の第1方向に沿った長さよりも長い。また、被把持部12bの第2方向に沿った幅は、基部10の上面に設けられた開口の第2方向に沿った幅よりも広い。この被把持部12bは、オペレータが可動部材12を第1方向に沿って移動させる際に把持される。
例えば、オペレータは、被把持部12bを把持して、足部12aの下面を溝10aの底面の内側の端部に接触させるように、可動部材12を枠体4の径方向内側に向けて移動させることができる。また、オペレータは、被把持部12bを把持して、可動部材12を基部10から分離させる(可動部材12を溝10aから抜き取る)ように、可動部材12を枠体4の径方向外側に向けて移動させることもできる。
被把持部12bの内側の端部には、平板状の接触部12cが固定されている。なお、接触部12cの材料に制限はない。例えば、接触部12cは、樹脂等の柔軟な弾性材料からなる。接触部12cの第2方向に沿った幅は、被把持部12bの第2方向に沿った幅よりも長い。また、接触部12cの第3方向に沿った厚さは、例えば、被把持部12bの第3方向に沿った厚さに概ね等しい。
接触部12cの内側の面(可動部材12の先端面)は、後述する載置テーブルにクランプ治具2が装着された状態で、この載置テーブルに載置される被加工物の側面に対向する。そして、この状態で、オペレータが被把持部12bを把持して可動部材12を枠体4の径方向内側に向けて移動させることによって、可動部材12の先端面を載置テーブルに載置される被加工物の側面に接触させることができる。
図2は、クランプ治具2が装着される載置テーブルを含む研削装置の一例を模式的に示す斜視図である。なお、図2に示されるX軸方向(前後方向)及びY軸方向(左右方向)は、水平面上において互いに直交する方向であり、また、Z軸方向(上下方向)は、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)である。
図2に示される研削装置14は、各構成要素を支持する基台16を有する。基台16の上面にはX軸方向に沿って延在する長手部を有する開口16aが形成されている。開口16aの内部には、ボールねじ式のX軸方向移動機構(不図示)が配置されている。X軸方向移動機構は、X軸方向に沿って延在する一対のガイドレール(不図示)を有する。
一対のガイドレールの上部には、一対のガイドレールに沿ってスライド可能な態様でX軸移動プレート(不図示)が連結されている。また、一対のガイドレールの間には、X軸方向に沿って延在するねじ軸(不図示)が配置されている。ねじ軸の一端部には、ねじ軸を回転させるためのモータ(不図示)が連結されている。
ねじ軸の螺旋状の溝が形成された表面には、回転するねじ軸の表面を転がるボールを収容するナット部(不図示)が設けられ、ボールねじが構成されている。すなわち、ねじ軸が回転するとボールがナット部内を循環してナット部がX軸方向に沿って移動する。また、このナット部は、X軸移動プレート(不図示)の下面側に固定されている。そのため、モータでねじ軸を回転させれば、ナット部とともにX軸移動プレートがX軸方向に沿って移動する。
X軸移動テーブル上には、テーブルカバー18が設けられている。また、テーブルカバー18の前方及び後方には、X軸方向移動機構の上側を覆い、X軸方向に沿う蛇腹状の防塵防滴カバー20が設けられている。そして、X軸方向移動機構によってX軸移動テーブルをX軸方向に沿って移動させると、テーブルカバー18がX軸移動テーブルと共に移動し、かつ、移動するテーブルカバー18に合わせて防塵防滴カバー20が伸縮する。
テーブルカバー18上には、載置テーブル22が設けられている。載置テーブル22は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料又はセラミックスからなる枠体24を有する。枠体24は、円盤状の底壁と、この底壁の外周部から上方に延在する円環状の側壁とを有する。そして、底壁及び側壁によって枠体24の上面側に凹部が画定されている。
この凹部には、セラミックスからなる円盤状のポーラス板26が固定されている。ポーラス板26の上面(載置テーブル22の保持面)は、円錐の側面に相当する形状に構成されている。ポーラス板26の下面側は、例えば、枠体24の内部に設けられた流路(不図示)及びバルブ(不図示)を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。
この吸引源が動作した状態でバルブを開けば、ポーラス板26の上面には負圧が生じる。また、載置テーブル22はモータ等の回転駆動源(不図示)に接続されている。この回転駆動源が動作すると、載置テーブル22は、その保持面の中心を通り、かつ、Z軸方向又はZ軸方向から僅かに傾いた方向に沿う直線を回転軸として回転する。
また、開口16aの前端近傍には、研削条件等を入力するための操作パネル28が設けられている。また、開口16aの後端近傍には、上方に延在する直方体状の支持構造30が設けられている。支持構造30の前面側(すなわち、操作パネル28側)には、Z軸方向移動機構32が設けられている。Z軸方向移動機構32は、Z軸方向に沿って延在する一対のZ軸ガイドレール34を備える。
一対のZ軸ガイドレール34の前面側には、一対のZ軸ガイドレール34に沿ってスライド可能な態様でZ軸移動プレート36が連結されている。また、一対のZ軸ガイドレール34の間には、Z軸方向に沿って延在するねじ軸38が配置されている。ねじ軸38の一端部には、ねじ軸38を回転させるためのモータ40が連結されている。
ねじ軸38の螺旋状の溝が形成された表面には、回転するねじ軸38の表面を転がるボールを収容するナット部(不図示)が設けられ、ボールねじが構成されている。すなわち、ねじ軸38が回転するとボールがナット部内を循環してナット部がZ軸方向に沿って移動する。また、このナット部は、Z軸移動プレート36の裏面側に固定されている。そのため、モータ40でねじ軸38を回転させれば、ナット部とともにZ軸移動プレート36がZ軸方向に沿って移動する。
Z軸移動プレート36の前面側には、支持具42が設けられている。支持具42は、研削ユニット44を支持している。研削ユニット44は、支持具42に固定された円筒状のスピンドルハウジング46を有する。スピンドルハウジング46には、Z軸方向に沿って延在する円柱状のスピンドル48が、回転可能な状態で部分的に収容されている。
スピンドル48の上端部には、スピンドル48を回転させるためのモータ50が連結されている。スピンドル48の下端部は、スピンドルハウジング46から露出しており、この下端部には、ステンレス鋼等の金属材料で形成された円盤状のホイールマウント52の上部が固定されている。
ホイールマウント52の下部には、ホイールマウント52と概ね等しい径を備える環状の研削ホイール54が装着されている。研削ホイール54は、ステンレス鋼等の金属材料で形成された円環状のホイール基台56を有する。ホイール基台56の下面側には、複数の研削砥石58が固定されている。
複数の研削砥石58のそれぞれは、直方体状であり、ホイール基台56の周方向に沿って離散して配置されている。さらに、研削ホイール54の近傍又はその内部には、被加工物を研削する際に研削面に水等の研削液を供給するノズル(不図示)が設けられている。そして、モータ50が動作すると、Z軸方向又はZ軸方向から僅かに傾いた方向に沿う直線を回転軸としてスピンドル48、ホイールマウント52及び研削ホイール54が回転する。
図3は、研削装置14における被加工物の研削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。図3に示される研削方法においては、まず、クランプ治具2を載置テーブル22に装着する(装着ステップ:S1)。図4(A)は、装着ステップ(S1)の様子を模式的に示す上面図であり、図4(B)は、装着ステップ(S1)の様子を模式的に示す正面図である。
装着ステップ(S1)においては、まず、枠体4が載置テーブル22を囲繞するようにクランプ治具2を配置する。例えば、載置テーブル22の枠体24の上面と、クランプ治具2の枠体4の上面とが同一平面上に位置付けられるようにクランプ治具2を配置する。
次いで、4つのボルト6のそれぞれをボルト6が締まる方向に回転させて、各ボルト6の軸部6bの先端面を枠体24の外側面(載置テーブル22の側面)に接触させる(図4(A)及び図4(B)参照)。これにより、クランプ治具2が載置テーブル22に装着される。
装着ステップ(S1)が完了すれば、被加工物を載置テーブル22に載置する(載置ステップ:S2)。図5(A)は、載置ステップ(S2)の様子を模式的に示す上面図であり、図5(B)は、載置ステップ(S2)の様子を模式的に示す正面図である。載置ステップ(S2)においては、被加工物11の一方の面の中心を載置テーブル22の保持面(ポーラス板26の上面)の中心に合わせるように、被加工物11を載置テーブル22に載置する。
なお、被加工物11は、例えば、正十六角柱状の形状を有するLTCC基板である。また、被加工物11は、クランプ治具2のクランプ部8よりも厚い。例えば、クランプ部8の厚さが2mm程度であれば、被加工物11の厚さは3mm~10mm程度である。また、被加工物11は、16個の側面のうちの4つのそれぞれがクランプ部8の可動部材12の先端面(接触部12cの内側の面)に対向するように載置テーブル22に載置される(図5(A)及び図5(B)参照)。
載置ステップ(S2)が完了すれば、クランプ治具2を用いて載置テーブル22に被加工物11を保持させる(被加工物保持ステップ:S3)。図6(A)は、被加工物保持ステップ(S3)の様子を模式的に示す上面図であり、図6(B)は、被加工物保持ステップ(S3)の様子を模式的に示す正面図である。
被加工物保持ステップ(S3)においては、クランプ部8の可動部材12の先端面を被加工物11の側面に接触させる。具体的には、オペレータが可動部材12の被把持部12bを把持して、可動部材12の先端面が被加工物11の側面に接触するまで、可動部材12を枠体4の径方向内側に向けて移動させる(図6(A)及び図6(B)参照)。
この時、強磁性体を含む可動部材12の足部12aは、永久磁石を含むマグネット10bによって吸着されているので、オペレータは、所定の大きさを超える力で可動部材12を移動させる。また、その先端面が被加工物11の側面に接触した可動部材12も同様にマグネット10bによって吸着される。
すなわち、その先端面が被加工物11の側面に接触した可動部材12に所定の大きさ以下の力が加えられても可動部材12は移動しない。これにより、可動部材12の枠体4の径方向外側への移動を制限することができる。その結果、被加工物11の載置テーブル22上での移動が抑制され、載置テーブル22に被加工物11を保持させることができる。
被加工物保持ステップ(S3)が完了すれば、被加工物11を研削する(研削ステップ:S4)。研削ステップ(S4)においては、まず、被加工物11の上方に研削ホイール54が位置付けられるようにX軸方向移動機構が載置テーブル22を移動させる。次いで、回転駆動源が載置テーブル22を回転させ、かつ、モータ50が研削ホイール54を回転させる。
次いで、載置テーブル22と研削ホイール54とを回転させたまま、複数の研削砥石58の下面と被加工物11の上面とが接触するように、Z軸方向移動機構32が研削ホイール54を下降させる。これにより、被加工物11の上面側を複数の研削砥石58によって研削することができる。
上述した研削方法においては、枠体4の径方向に沿って内側に移動させることで被加工物11と接触する接触部12cを有する可動部材12の足部12aがマグネット10bによって吸着される。これにより、接触部12cが被加工物11と接触する可動部材12によって、載置テーブル22に載置された被加工物11の移動を抑制することができる。
すなわち、上述した研削方法においては、載置テーブル22に被加工物11を吸引させることなく、載置テーブル22に被加工物11を保持させることができる。その結果、被加工物11が厚く、かつ/又は、被加工物11の一方の面の表面粗さが大きい場合であっても、テープを被加工物11の一方の面に貼着する必要がないため、この被加工物11を用いて製造されるデバイスの製造コストの増加を抑制することができる。
さらに、クランプ治具2は、ボルト6を用いて載置テーブル22に装着されているため、載置テーブル22から容易に着脱可能である。また、クランプ治具2においては、可動部材12を基部10から分離させることができる。そのため、枠体4を載置テーブル22に固定したままで、載置テーブル22において、クランプ治具2を使用せずに被加工物11を研削することもできる。
すなわち、枠体4を載置テーブル22に固定したまま、ポーラス板26の下面側に接続する吸引源を用いて載置テーブル22が被加工物11を吸引保持した状態での被加工物11の研削(例えば、薄仕上げ研削)を行うこともできる。これにより、クランプ治具2を用いる場合には、このように被加工物11を吸引保持した状態での被加工物11の研削と、クランプ治具2を用いて載置テーブル22に被加工物11を保持させた状態での被加工物11の研削とを切り替える際の手間を低減できる。
また、クランプ治具2においては、第1方向に沿った所定の範囲内において可動部材12を移動させることができるため、種々のサイズを有する被加工物11を載置テーブル22に保持させることができる。
なお、上述したクランプ治具2及び研削方法は本発明の一態様であって、本発明は上述したクランプ治具又は研削方法に限定されない。例えば、クランプ治具2のクランプ部は、枠体4の径方向に沿って移動可能であり、かつ、被加工物11の枠体4の径方向外側への移動を制限することが可能であれば、どのような構造であってもよい。
図7(A)は、図1(A)及び図1(B)に示されるクランプ部8と異なる構造を有するクランプ部を備えるクランプ治具の一例を模式的に示す上面図であり、図7(B)は、このクランプ治具の一例を模式的に示す正面図である。
なお、以下では、図1(A)及び図1(B)に示されるクランプ治具2と共通する構成要素についての説明は省略する。また、後述する第1方向、第2方向及び第3方向は、上記同様、枠体4の径方向、枠体4の接線方向、及び、第1方向及び第2方向に直交する方向をそれぞれ意味する。
図7(A)及び図7(B)に示されるクランプ治具60は、4つのクランプ部62を備える。各クランプ部62は、枠体4に設けられた4つのねじ穴のそれぞれの上方に位置する枠体4の上面に設けられている。すなわち、枠体4の上面には4つのクランプ部62が設けられており、各クランプ部62は、枠体4の周方向に沿って概ね等間隔に設けられている。
クランプ部62は、枠体4に固定され、かつ、枠体4の内側面よりも枠体4の径方向内側に突出する直方体状の基部64を有する。なお、基部64の材料に制限はない。例えば、基部64は、金属材料又はセラミックス等からなる。
基部64には、その上面において開口する円柱状のねじ穴が設けられ、このねじ穴には、ボルト(移動制限部材)66が挿入されている。なお、ボルト66の材料に制限はない。例えば、ボルト66は、金属材料又はセラミックス等からなる。
ボルト66は、六角形状の溝が頭頂面に形成された円柱状の頭部66aと、頭部66aの頭頂面の逆側に固定され、かつ、基部64のねじ穴に設けられたねじ山に対応するねじ山が外周面に設けられた円柱状の軸部66bとを有する。そして、基部64のねじ穴には、軸部66bの少なくとも一部が挿入されている。
なお、頭部66a及び軸部66bは、ねじ穴にボルト66を螺合する際の回転軸が頭部66a及び軸部66bの中心を通るように設けられている。また、軸部66bの回転軸に沿った長さは、例えば、頭部66aの回転軸に沿った長さよりも長い。また、軸部66bの回転軸に直交する方向に沿った幅(直径)は、頭部66aの回転軸に直交する方向に沿った幅(直径)よりも短い。
ボルト66の頭部66aと基部64との間には、可動部材68が設けられている。具体的には、可動部材68は、第1方向に沿って延在する直方体状の被把持部68aを有する。この被把持部68aには、その上面から下面までを貫通し、かつ、第1方向に沿って延在する貫通孔68bが設けられている。そして、この貫通孔68bには、ボルト66の軸部66bが通されている。
なお、被把持部68aの材料に制限はない。例えば、被把持部68aは、金属材料又はセラミックス等からなる。また、被把持部68aに設けられた貫通孔68bの第2方向に沿った幅は、ボルト66の頭部66aの第2方向に沿った幅(直径)よりも短く、かつ、その軸部66bの第2方向に沿った幅(直径)よりも長い。
そのため、軸部66bが貫通孔68bを通じて基部64のねじ穴に螺合され、かつ、頭部66aが被把持部68aに接触していない状態においては、可動部材68は、第1方向に沿った所定の範囲内で移動可能であるが、基部64から分離することはない。他方、頭部66aが被把持部68aに接触するまでボルト66が締まる方向にボルト66を回転させれば、可動部材68が基部64に固定される。
例えば、オペレータは、第1方向に沿って移動可能な可動部材68の被把持部68aを把持して、所望の位置に可動部材12を移動させた後、ボルト66を締めて、可動部材68を基部64に固定することができる。すなわち、オペレータは、第1方向に沿った所定の範囲内の所望の位置に可動部材68を固定することができる。
被把持部68aの内側の端部には、平板状の接触部68cが固定されている。なお、接触部68cの材料に制限はない。例えば、接触部68cは、樹脂等の柔軟な弾性材料からなる。接触部68cの第2方向に沿った幅は、被把持部68aの第2方向に沿った幅よりも長い。また、接触部68cの第3方向に沿った厚さは、例えば、被把持部68aの第3方向に沿った厚さに概ね等しい。
接触部68cの内側の面(可動部材68の先端面)は、図2に示される研削装置14の載置テーブル22にクランプ治具60が装着された状態で、載置テーブル22に載置される被加工物の側面に対向する。そして、この状態で、オペレータが被把持部68aを把持して可動部材68を枠体4の径方向内側に向けて移動させることによって、可動部材68の先端面を載置テーブル22に載置される被加工物の側面に接触させることができる。
そのため、クランプ治具60を用いることで、図1(A)及び図1(B)に示されるクランプ治具2と同様に、被加工物11が載置される載置テーブル22によって被加工物11を吸引させることなく、載置テーブル22に被加工物11を保持させることができる。
さらに、クランプ治具60は、クランプ治具2と比較して、移動制限部材(ボルト66)によって可動部材68を固定する前の可動部材68の移動が容易に行える点で好ましい。他方、クランプ治具2は、クランプ治具60と比較して、移動制限部材(マグネット10b)によって可動部材12を固定する際の手間が不要な点で好ましい。
また、上述したクランプ治具2,60においては、4つのクランプ部8,62が設けられていたが、本発明のクランプ治具のクランプ部の個数は、4つに限定されず、複数であれば何個であってもよい。
また、上述したクランプ治具2,60においては、平坦な先端面(接触部12c,68cの内側の面)を有する可動部材12,68が設けられていたが、本発明のクランプ治具の可動部材の先端面の形状は、平坦でなくてもよい。例えば、円盤状の被加工物を載置テーブル22に保持させる場合には、この先端面が被加工物の曲率に対応する曲率を有する湾曲面であってもよい。
また、上述したクランプ治具2においては、マグネット10bに永久磁石が含まれていたが、本発明のクランプ治具のマグネットには、電磁石が含まれていてもよい。マグネットが永久磁石を含まず電磁石を含む場合には、電磁石に供給される電流を調整することによって、可動部材12を所望の位置へ容易に移動させ、その位置から枠体4の径方向外側への移動を容易に制限できる点で好ましい。他方、マグネットが電磁石を含まず永久磁石を含む場合には、クランプ治具の製造コストを低減できる点で好ましい。
また、上述したクランプ治具2,60においては、手動で移動する可動部材12,68が設けられていたが、本発明のクランプ治具は、可動部材12,68を移動させるエアシリンダ等のアクチュエータを含んでいてもよい。クランプ治具がこのようなアクチュエータを含む場合には、載置テーブルに載置された被加工物の近くでオペレータが作業を行うことに起因した被加工物の汚染を防止できる点で好ましい。他方、クランプ治具がこのようなアクチュエータを含まない場合には、クランプ治具の製造コストを低減できる点で好ましい。
また、上述した研削方法においては、クランプ治具2,60を用いて載置テーブル22にLTCC基板である被加工物11を保持させていたが、本発明の研削方法においては、被加工物はLTCC基板に限定されない。例えば、被加工物は、Si(シリコン)、SiC(炭化シリコン)又はGaN(窒化ガリウム)等の半導体材料からなるウェーハであってもよい。
また、上述した研削方法においては、装着ステップ(S1)の後に載置ステップ(S2)が行われていたが、本発明の研削方法においては、載置ステップ(S2)の後に装着ステップ(S1)が行われてもよい。その他、上述した実施形態にかかる構造及び方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 :クランプ治具
4 :枠体
6 :ボルト(6a:頭部、6b:軸部)
8 :クランプ部
10 :基部(10a:溝、10b:マグネット)
12 :可動部材(12a:足部、12b:被把持部、12c:接触部)
14 :研削装置
16 :基台(16a:開口)
18 :テーブルカバー
20 :防塵防滴カバー
22 :載置テーブル
24 :枠体
26 :ポーラス板
28 :操作パネル
30 :支持構造
32 :Z軸方向移動機構
34 :Z軸ガイドレール
36 :Z軸移動プレート
38 :ねじ軸
40 :モータ
42 :支持具
44 :研削ユニット
46 :スピンドルハウジング
48 :スピンドル
50 :モータ
52 :ホイールマウント
54 :研削ホイール
56 :ホイール基台
58 :研削砥石
60 :クランプ治具
62 :クランプ部
64 :基部
66 :ボルト(66a:頭部、66b:軸部)
68 :可動部材(68a:被把持部、68b:貫通孔、68c:接触部)

Claims (3)

  1. 被加工物が載置される円盤状の載置テーブルを囲繞するように該載置テーブルに装着されるクランプ治具であって、
    円環状の枠体と、
    該枠体を該載置テーブルに固定する固定部と、
    該枠体の上に配設された複数のクランプ部と、を備え、
    該複数のクランプ部のそれぞれは、
    該枠体の径方向に沿って移動可能な可動部材と、
    該可動部材の該枠体の径方向に沿った移動を制限する移動制限部材と、を有する
    ことを特徴とするクランプ治具。
  2. 該可動部材は、強磁性体を含み、
    該移動制限部材は、マグネットを含む請求項1に記載のクランプ治具。
  3. 請求項1又は2に記載のクランプ治具の該固定部を用いて該クランプ治具を該載置テーブルに装着する装着ステップと、
    該被加工物を該載置テーブルに載置する載置ステップと、
    該装着ステップ及び該載置ステップの後に、該複数のクランプ部のそれぞれに含まれる該可動部材を該枠体の径方向内側に移動させ、該可動部材の先端面を該被加工物の側面に接触させた状態で、該移動制限部材によって該可動部材の該枠体の径方向外側への移動を制限することで、該載置テーブルに該被加工物を保持させる被加工物保持ステップと、
    該被加工物保持ステップの後に、該被加工物を研削する研削ステップと、
    を備えることを特徴とする研削方法。
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