JP2022149729A - 保険管理システム、保険管理方法、及びプログラム - Google Patents

保険管理システム、保険管理方法、及びプログラム Download PDF

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Figure 2022149729000001
【課題】配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定する保険管理システム、保険管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】保険管理システムのサーバは、荷物の配達に関する各種情報をユーザ端末から受信しS701荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行いS704、ロボットが使用される場合、配達作業を行う配達業者の管理下にあるロボットが使用されるか、又は配達業者の管理下にないロボットが使用されるかを判定しS706、決定した保険の内容に基づいて保険加入UIを表示するためのデータを生成し、ユーザ端末へ送信するS709。
【選択図】図7

Description

本発明は、保険管理システム、保険管理方法、及びプログラムに関する。
荷物の配達サービスのユーザは、荷物を対象とする保険に加入する場合がある(非特許文献1)。また、配達作業の少なくとも一部を担うことが可能なロボットの技術が知られている。
"運送保険申込みのご案内・運送保険普通保険約款", [online], ヤマト運輸株式会社, [2021年2月2日検索], <URL:https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/agreement/pdf/y_16_hoken_hutuu.pdf>
保険事業を健全に運営するためには、予測される保険金支払額を考慮して保険の内容(保険料及び補償限度額などの条件)を決定する必要がある。また、配達作業にロボットが関与する場合としない場合とで、保険金支払額の予測に影響を与える要素(事故の発生確率など)が異なる可能性がある。しかしながら、現在、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定する技術は知られていない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う判定手段と、前記配達作業において前記荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容を決定する決定手段であって、当該決定される保険の内容は、前記配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる、決定手段と、を備えることを特徴とする保険管理システムを提供する。
本発明によれば、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
保険管理システム100の概念図。 ユーザ端末200の機能ブロック図。 サーバ300の機能ブロック図。 ユーザ端末200が実行する処理のフローチャート。 配達オプションUIの画面例を示す図。 保険加入UIの画面例を示す図。 サーバ300が実行する処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、保険管理システム100の概念図である。保険管理システム100は、ユーザ端末200及びサーバ300を含む。ユーザ端末200とサーバ300とは、例えばインターネットのような通信ネットワークを介して相互に接続される。ユーザ端末200は、荷物の配達を配達業者に依頼することを望むユーザが使用するコンピュータである。サーバ300は、配達業者が管理するコンピュータである。
なお、以下では、ユーザ端末200が実行する処理とサーバ300が実行する処理とを別々に説明するが、ユーザ端末200とサーバ300との間の役割分担は以下の説明に限定されない。例えば、ユーザ端末200が実行するものとして説明される処理の一部又は全部が、サーバ300によって実行されてもよい。反対に、サーバ300が実行するものとして説明される処理の一部又は全部が、ユーザ端末200によって実行されてもよい。また、図1に示す保険管理システム100においては、ユーザ端末200とサーバ300とが別々のブロックとして示されているが、ユーザ端末200とサーバ300とが一体化した構成を採用してもよい。また、サーバ300の機能は、配達業者が管理するサーバと保険業者が管理するサーバとに分かれていてもよい。換言すると、保険管理システム100の具体的なハードウェア構成は特に限定されないし、保険管理システム100を構成するハードウェア間の役割分担も特に限定されない。いかなる構成であれ、保険管理システム100が全体として以下に説明する機能を備え、以下に説明する処理を実行可能であればよい。
図2は、ユーザ端末200の機能ブロック図である。制御部201は、例えばCPU、ROM、及びRAMなどを含み、OSを含む各種プログラムを実行することによりユーザ端末200全体を制御する。操作部202は、例えばキーボード及びマウスのような入力デバイスを含み、ユーザによる入力操作を受け付ける。記憶部203は、例えばHDD及びSDDのような記録媒体を含み、OSを含む各種プログラムを記憶する。表示部204は、例えば液晶ディスプレイを含み、ユーザインタフェースや各種情報などを表示する。ネットワークI/F205は、ユーザ端末200が外部装置(サーバ300など)と通信するためのインタフェースである。
図3は、サーバ300の機能ブロック図である。制御部301は、例えばCPU、ROM、及びRAMなどを含み、OSを含む各種プログラムを実行することによりサーバ300全体を制御する。記憶部303は、例えばHDD及びSDDのような記録媒体を含み、OSを含む各種プログラムを記憶する。ネットワークI/F305は、サーバ300が外部装置(ユーザ端末200など)と通信するためのインタフェースである。
図4は、ユーザ端末200が実行する処理のフローチャートである。S401で、制御部201は、ネットワークI/F205を介してサーバ300にアクセスし、荷物の配達に関する各種情報をサーバ300へ送信する。ここで送信される情報は、例えば、依頼主の住所及び氏名、配達先の住所及び氏名、品名、並びに荷物の評価額などを含む。ユーザは、必要に応じて操作部202を操作することにより、サーバ300へ送信すべき情報を入力する。以下の説明では、品名が「電子ピアノ」であり、評価額が「100,000円」であるものとする。
S402で、制御部201は、サーバ300から、配達オプションを選択するためのユーザインタフェース(配達オプションUI)を表示するためのデータを受信する。S403で、制御部201は、S402において受信したデータに基づいて、表示部204に配達オプションUIを表示する。
図5は、配達オプションUIの画面例を示す図である。図5に示す配達オプションUI500は、配達作業にロボットを使用するか否かを選択するためのラジオボタン511及び512を含む。ユーザは、ロボットの使用を望む場合、ラジオボタン511を選択し、ロボットの使用を望まない場合、ラジオボタン512を選択する。ラジオボタン511が選択された場合、配達業者は、配達作業の少なくとも一部の工程においてロボットを使用する。例えば、配達先が集合住宅の中にある場合に、配達作業員は、集合住宅のエントランスにおいて荷物をロボットに積載し、エントランスから配達先の住戸までの配達をロボットに担わせることができる。
また、配達オプションUI500は、配達作業にロボットが使用される場合に、対象の荷物の配達作業を行う配達業者の管理下にあるロボットを使用するか、又は配達業者の管理下にないロボットを使用するかを選択するためのラジオボタン521及び522を含む。ユーザは、配達業者の管理下にあるロボットの使用を望む場合、ラジオボタン521を選択し、配達業者の管理下にないロボットの使用を望む場合、ラジオボタン522を選択する。配達業者の管理下にないロボットとは、例えば、配達先の集合住宅の管理組合、又は、対象の荷物の配達作業を行う配達業者とは別の配達業者の管理下にあるロボットである。例えば、配達先の集合住宅のエントランスに、配達業者の管理下にあるロボットと、配達先の集合住宅の管理組合の管理下にあるロボットとが設置されている場合を考える。この場合において、ラジオボタン521が選択されると、配達作業員は、エントランスにおいて配達業者の管理下にあるロボットに荷物を積載し、ラジオボタン522が選択されると、配達作業員は、エントランスにおいて管理組合の管理下にあるロボットに荷物を積載する。
なお、配達業者の管理下にないロボットとして複数の選択肢が存在する場合には、ユーザが複数の選択肢からロボットを選択可能なように配達オプションUI500を構成してもよい。また、配達オプションUI500からラジオボタン521及び522を削除して、配達作業にロボットを使用するか否かのみをユーザが選択可能なように配達オプションUI500を構成してもよい。
ユーザが配達オプションUI500において必要な選択を行った後に「次へ」ボタン552を操作すると、処理ステップはS403からS404へ遷移する。
S404で、制御部201は、配達オプションUI500におけるユーザによる選択の結果を示す情報(選択結果情報)をサーバ300へ送信する。
S405で、制御部201は、サーバ300から、保険に加入するか否かを選択するためのユーザインタフェース(保険加入UI)を表示するためのデータを受信する。S406で、制御部201は、S405において受信したデータに基づいて、表示部204に保険加入UIを表示する。
図6は、保険加入UIの画面例を示す図である。図6に示す保険加入UI600は、サーバ300により決定された保険の内容を含む。図6の例では、保険の内容は、保険料及び補償限度額を含む。しかしながら、保険の内容は、図6に示す例に限定されず、例えば、免責金額のような他の種類の条件を含んでもよい。保険の内容を決定する処理の詳細については、図7を参照して後述する。
また、保険加入UI600は、表示された内容の保険に加入するか否かを選択するためのラジオボタン611及び612を含む。ユーザは、保険に加入することを望む場合、ラジオボタン611を選択し、保険に加入することを望まない場合、ラジオボタン612を選択する。
ユーザが保険加入UI600において必要な選択を行った後に「次へ」ボタン652を操作すると、処理ステップはS406からS407へ遷移する。
S407で、制御部201は、保険加入UI600におけるユーザによる選択の結果を示す情報(選択結果情報)をサーバ300へ送信する。
図7は、サーバ300が実行する処理のフローチャートである。S701で、制御部301は、ネットワークI/F305を介してユーザ端末200からのアクセスを受け付け、荷物の配達に関する各種情報をユーザ端末200から受信する。荷物の配達に関する各種情報の詳細については、図4のS401を参照して説明した通りである。
S702で、制御部301は、S701において受信した各種情報に基づいて配達オプションUIを表示するためのデータを生成し、ユーザ端末200へ送信する。配達オプションUIの詳細については、図4のS403及び図5を参照して説明した通りである。
S703で、制御部301は、配達オプションUI500におけるユーザによる選択の結果を示す情報(選択結果情報)をユーザ端末200から受信する。
S704で、制御部301は、S703において受信した選択結果情報に基づき、荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う。ロボットが使用されない場合、処理ステップはS704に進み、ロボットが使用される場合、処理ステップはS706に進む。
S705で、制御部301は、配達作業にロボットが使用されないという条件の下で予測される保険金支払額を考慮して保険の内容(保険料及び補償限度額)を決定する。
一方、ロボットが使用される場合、S706で、制御部301は、S703において受信した選択結果情報に基づき、配達作業を行う配達業者の管理下にあるロボットが使用されるか、又は配達業者の管理下にないロボットが使用されるかを判定する。配達業者の管理下にないロボットが使用される場合、処理ステップはS707に進み、配達業者の管理下にあるロボットが使用される場合、処理ステップはS708に進む。
S707で、制御部301は、配達業者の管理下にないロボットが使用されるという条件の下で予測される保険金支払額を考慮して保険の内容(保険料及び補償限度額)を決定する。S707において決定される保険の内容は、S705において決定される保険の内容と、何らかの形で異なる。例えば、人間(配達作業員)よりもロボットの方が事故の発生確率が高く保険金支払額が高いことが予測される場合を考える。この場合、S707で、制御部301は、S705よりも高い保険料を決定したり、S705よりも低い補償限度額を決定したり、又はその両方を行ったりすることができる。反対に、使用されるロボットが極めて高性能で、人間(配達作業員)よりもロボットの方が事故の発生確率が低く保険金支払額が低いことが予測される場合もあり得る。この場合、S707で、制御部301は、S705よりも低い保険料を決定したり、S705よりも高い補償限度額を決定したり、又はその両方を行ったりすることができる。
一方、配達業者の管理下にあるロボットが使用される場合、S708で、制御部301は、配達業者の管理下にあるロボットが使用されるという条件の下で予測される保険金支払額を考慮して保険の内容(保険料及び補償限度額)を決定する。S708において決定される保険の内容は、S705において決定される保険の内容と、何らかの形で異なる。その理由は、人間(配達作業員)とロボットとの間に予測される保険金支払額の相違が存在するからであり、詳細はS707において説明したものと同様である。但し、S708において決定される保険の内容は、S707において決定される保険の内容とも、何らかの形で異なる。その理由は、配達業者の管理下にあるロボットと配達業者の管理下にないロボットとの間にも、予測される保険金支払額の相違が存在し得るからである。例えば、配達業者の管理下にないロボットよりも配達業者の管理下にあるロボットの方が管理状態の信頼性が高く、その結果、事故の発生確率が低く保険金支払額が低いことが予測される場合がある。この場合、S708で、制御部301は、S707よりも低い保険料を決定したり、S707よりも高い補償限度額を決定したり、又はその両方を行ったりすることができる。反対に、例えば配達先の集合住宅の管理組合の管理下にあるロボットが、その集合住宅の構造に最適化されており、その結果、管理組合の管理下にあるロボット(配達業者の管理下にないロボット)よりも配達業者の管理下にあるロボットの方が事故の発生確率が高く保険金支払額が高いことが予測される場合もあり得る。この場合、S708で、制御部301は、S707よりも高い保険料を決定したり、S707よりも低い補償限度額を決定したり、又はその両方を行ったりすることができる。
S705、S707、又はS708において保険の内容が決定された後に、S709で、制御部301は、決定された保険の内容に基づいて保険加入UIを表示するためのデータを生成し、ユーザ端末200へ送信する。保険加入UIの詳細については、図4のS406及び図6を参照して説明した通りであり、S705、S707、又はS708において決定された保険の内容を示す情報が、保険加入UIに含まれる。
S710で、制御部301は、保険加入UIにおけるユーザによる選択の結果を示す情報(選択結果情報)をユーザ端末200から受信する。
以上の処理により、配達作業において荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容が決定される。
なお、上の説明においては、配達業者の管理下にあるロボットが使用される場合(S708)と、配達業者の管理下にないロボットが使用される場合(S707)と、配達作業にロボットが使用されない場合(S705)とで、決定される保険の内容が異なるものとした。しかしながら、制御部301は、使用されるロボットが配達業者の管理下にあるか否かを考慮せずに、ロボットが使用されるか否かに基づいて保険の内容を決定してもよい。この場合、決定される保険の内容は、配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる。
また、上の説明においては、ロボットに関する選択(配達作業にロボットが使用されるか否か、及び配達業者の管理下にあるロボットが使用されるか否か)をユーザが行うものとしたが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、ロボットに関する選択を配達業者が行い、サーバ300は、配達業者による選択結果に基づいて保険の内容を決定してもよい。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、少なくとも以下の保険管理システム、保険管理方法、及びプログラムを開示している。
[項目1]
荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う判定手段と、
前記配達作業において前記荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容を決定する決定手段であって、当該決定される保険の内容は、前記配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる、決定手段と、
を備えることを特徴とする保険管理システム。
この実施形態によれば、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
[項目2]
前記配達作業にロボットを使用するか否かに関する、ユーザによる選択の結果を示す選択結果情報を取得する取得手段を更に備え、
前記判定手段は、前記選択結果情報に基づいて、前記判定処理を行う
ことを特徴とする項目1に記載の保険管理システム。
この実施形態によれば、配達作業にロボットを使用するか否かをユーザが選択することが可能になり、ユーザの選択結果に基づいて効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
[項目3]
前記判定処理は、前記配達作業に前記配達作業を行う配達業者の管理下にある第1のロボットが使用されるか、前記配達作業に前記配達業者の管理下にない第2のロボットが使用されるか、又は前記配達作業にロボットが使用されないかを判定することを含み、
前記決定手段により決定される保険の内容は、前記配達作業に前記第1のロボットが使用される場合と、前記配達作業に前記第2のロボットが使用される場合と、前記配達作業にロボットが使用されない場合とで異なる
ことを特徴とする項目1に記載の保険管理システム。
この実施形態によれば、配達作業にロボットが関与するか否かに加えて、ロボットが配達業者の管理下にあるか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
[項目4]
前記配達作業に前記第1のロボットを使用するか、前記配達作業に前記第2のロボットを使用するか、又は前記配達作業にロボットを使用しないかに関する、ユーザによる選択の結果を示す選択結果情報を取得する取得手段を更に備え、
前記判定手段は、前記選択結果情報に基づいて、前記判定処理を行う
ことを特徴とする項目3に記載の保険管理システム。
この実施形態によれば、配達作業にロボットを使用するか否かに加えて、配達業者の管理下にあるロボットを使用するか配達業者の管理下にないロボットを使用するかをユーザが選択することが可能になり、ユーザの選択結果に基づいて効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
[項目5]
前記選択のためのユーザインタフェースをディスプレイに表示する制御を行う制御手段を更に備える
ことを特徴とする項目2又は4に記載の保険管理システム。
この実施形態によれば、ロボットに関する選択をユーザが効率的に行うことが可能になる。
[項目6]
前記決定手段により決定される保険の内容は、保険料、補償限度額、及び免責金額の少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする項目1乃至5のいずれか1項に記載の保険管理システム。
この実施形態によれば、保険の内容として、保険料、補償限度額、及び免責金額の少なくともいずれかを決定することが可能になる。
[項目7]
保険管理システムが実行する保険管理方法であって、
荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う判定工程と、
前記配達作業において前記荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容を決定する決定工程であって、当該決定される保険の内容は、前記配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる、決定工程と、
を備えることを特徴とする保険管理方法。
この実施形態によれば、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
[項目8]
コンピュータを、項目1乃至6のいずれか1項に記載の保険管理システムの各手段として機能させるためのプログラム。
この実施形態によれば、配達作業にロボットが関与するか否かを考慮して効率的に保険の内容を決定することが可能となる。
なお、上述の実施形態において説明した各種機能を実装するソフトウェア及びハードウェアの具体的な構成については特に限定されない。技術的に可能である限り、任意のソフトウェア、任意のハードウェア、並びに任意のソフトウェア及び任意のハードウェアの任意の組合せが、上述の実施形態の範囲に含まれる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
100…保険管理システム、200…ユーザ端末、300…サーバ、301…制御部、303…記憶部、305…ネットワークI/F

Claims (8)

  1. 荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う判定手段と、
    前記配達作業において前記荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容を決定する決定手段であって、当該決定される保険の内容は、前記配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる、決定手段と、
    を備えることを特徴とする保険管理システム。
  2. 前記配達作業にロボットを使用するか否かに関する、ユーザによる選択の結果を示す選択結果情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記選択結果情報に基づいて、前記判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の保険管理システム。
  3. 前記判定処理は、前記配達作業に前記配達作業を行う配達業者の管理下にある第1のロボットが使用されるか、前記配達作業に前記配達業者の管理下にない第2のロボットが使用されるか、又は前記配達作業にロボットが使用されないかを判定することを含み、
    前記決定手段により決定される保険の内容は、前記配達作業に前記第1のロボットが使用される場合と、前記配達作業に前記第2のロボットが使用される場合と、前記配達作業にロボットが使用されない場合とで異なる
    ことを特徴とする請求項1に記載の保険管理システム。
  4. 前記配達作業に前記第1のロボットを使用するか、前記配達作業に前記第2のロボットを使用するか、又は前記配達作業にロボットを使用しないかに関する、ユーザによる選択の結果を示す選択結果情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記選択結果情報に基づいて、前記判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の保険管理システム。
  5. 前記選択のためのユーザインタフェースをディスプレイに表示する制御を行う制御手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の保険管理システム。
  6. 前記決定手段により決定される保険の内容は、保険料、補償限度額、及び免責金額の少なくともいずれかを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の保険管理システム。
  7. 保険管理システムが実行する保険管理方法であって、
    荷物の配達作業にロボットが使用されるか否かの判定処理を行う判定工程と、
    前記配達作業において前記荷物に発生する可能性のある損害を対象とする保険の内容を決定する決定工程であって、当該決定される保険の内容は、前記配達作業にロボットが使用されるか否かに応じて異なる、決定工程と、
    を備えることを特徴とする保険管理方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の保険管理システムの各手段として機能させるためのプログラム。
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""損害保険ジャパン リスクコンサルで事故予防を徹底 安心・安全な実証実験をサポート"", MATERIAL FLOW, vol. 第61巻, 第12号, JPN6023004086, 1 December 2020 (2020-12-01), pages 38 - 43, ISSN: 0004980760 *
松元 則雄: ""ドローン保険に大手損保3社が本腰 ロボット普及に向けて企業マッチングなども"", NIKKEI ROBOTICS, vol. 第6号, JPN6023004087, 10 December 2015 (2015-12-10), JP, pages 24 - 28, ISSN: 0005111184 *

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