JP2022147731A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがテレマティクスサービスをより容易に利用する技術を提供する。【解決手段】車両を特定する情報及びサービスを利用するユーザを特定する情報を含む、サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得することと、サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得した後に、車両が起動されたことをトリガとして、サービスの利用を開始する処理を実行することと、を実行する制御部を備える情報処理装置。【選択図】図7

Description

本開示は、情報処理装置に関する。
販売店にメール配信用の端末装置が設けられ、ユーザの自動車に車載端末が設けられ、両者の間で情報センターを介して案内メールを含めた情報の授受を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2005-073045号公報
本開示の目的は、ユーザがテレマティクスサービスをより容易に利用する技術を提供することにある。
本開示の態様の一つは、
車両を特定する情報及びサービスを利用するユーザを特定する情報を含む、前記サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得することと、
前記サービスの利用を開始する依頼に関する情報を前記第一の端末から取得した後に、前記車両が起動されたことをトリガとして、前記サービスの利用を開始する処理を実行することと、
を実行する制御部を備える情報処理装置である。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理装置における処理をコンピュータが実行する情報処理方法、その情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、そのプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、ユーザがテレマティクスサービスをより容易に利用することができる。
実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。 実施形態に係るシステムを構成する車両、販売店端末、及び、サーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 サーバの機能構成を例示した図である。 車両情報DBに格納される車両情報のテーブル構成を例示した図である。 車両の機能構成を例示した図である。 販売店端末の機能構成を例示した図である。 システムの全体の処理を示すシーケンス図である。 サーバが実行する利用開始処理のフローチャートである。 サーバがユーザにテレマティクスサービスを提供する処理のフローチャートである。
本開示の態様の一つである情報処理装置は、車両を特定する情報及びサービスを利用するユーザを特定する情報を含む、サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得することと、サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得した後に、車両が起動されたことをトリガとして、サービスの利用を開始する処理を実行することと、を実行する制御部を備える。
車両を特定する情報及びサービスを利用するユーザを特定する情報を紐付けされた状態で取得することで、例えば、車両の所有者であるユーザを特定することができる。さらには、車両においてサービスを利用するユーザを特定することができる。サービスは、例えばテレマティクスサービスである。
サービスの利用を開始する依頼に関する情報は、ユーザがサービスを利用するための初期設定をするために必要となる情報を含む。第一の端末は、車載端末以外の端末であって、例えば、車両の販売店において従業員が利用する端末であってもよく、車内に持ち込むことのない端末であってもよい。
そして、制御部は、車両が起動されたことをトリガとして、サービスの利用を開始する処理を実行する。車両が起動されたことには、車両が走行可能な状態に移行したこと、及び、車両に備わる機器に電力の供給が開始されたことを含む。車両が起動されたこととは、例えば、電子キーを所持したユーザが車両の起動スイッチを押した場合、電子キーを所持したユーザが車両に乗った場合、物理キーによってイグニッションスイッチ又はアクセサリスイッチがONになった場合などを例示できる。このような場合に、ユーザがサービスの利用を開始するための操作をすることなく、制御部がサービスの利用を開始する処理を実行する。これにより、ユーザは、自身で端末を操作することなく、サービスが利用可能となる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るシステム1の概略構成を示す図である。システム1は、車両10の購入時に販売店端末20においてテレマティクスサービス(以下、単にサービスともいう。)の利用登録をすることにより、車両10の初回起動時または起動毎にユーザがサービスの利用手続きをしなくても、ユーザがサービスを利用可能となるシステムである。車両10の購入時に販売店端末20では、ユーザに関する情報と車両10に関する情報とが紐付けされ、それらの情報がサーバ30へ送信される。
ここで、従来では、販売店においてユーザが車両の契約とサービスの契約とを行い、販売店においてユーザと車両との紐付けを行い、さらに、利用開始時には、ユーザ自身が車両で利用開始手続きを行っていた。そのため、車内の端末でユーザが利用を開始する操作が必要となり、販売店とユーザとで二回の処理を行う必要があった。一方、本開示に係るシステム1では、販売店において1回の処理を行うことで、ユーザがサービスを利用可能になる。
図1の例では、システム1は、車両10、販売店端末20、及び、サーバ30を含む。販売店端末20は車両10の販売店において例えば従業員が利用する端末である。また、車両10は、ユーザが所有する車両である。車両10、販売店端末20、及び、サーバ30は、ネットワークN1によって相互に接続されている。なお、ネットワークN1は、例
えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
図2に基づいて、車両10、販売店端末20、及び、サーバ30のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係るシステム1を構成する車両10、販売店端末20、及び、サーバ30のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
サーバ30は、一般的なコンピュータの構成を有している。サーバ30は、車両10に乗っているユーザに対してサービスを提供する。サーバ30は、プロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、及び、通信部304を有する。これらは、バスにより相互に接続される。なお、プロセッサ301が、本開示に係る制御部に相当する。
プロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ301は、サーバ30を制御し、様々な情報処理の演
算を行う。主記憶部302は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部303は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハ
ードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。
補助記憶部303には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部303に格納されたプログラムをプロセッサ301が主記憶部302の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をサーバ30が実現する。主記憶部302および補助記憶部303は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、サーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部303に格納される情報は、主記憶部302に格納されてもよい。また、主記憶部302に格納される情報は、補助記憶部303に格納されてもよい。
通信部304は、ネットワークN1経由で車両10、及び、販売店端末20と通信を行う手段である。通信部304は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
次に、販売店端末20について説明する。販売店端末20は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)といった小型のコンピュータである。なお、販売店端末20は本開示に係る第一の端末の一例である。販売店端末20は、プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、入力部204、出力部205、及び、通信部206を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、及び、通信部206については、サーバ30のプロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、及び、通信部304と同様であるため、説明を省略する。
入力部204は、従業員が行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、または、マイク等である。出力部205は、従業員に対して情報を提示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パネル、スピーカ、ランプ等である。入力部204及び出力部205は
、1つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
次に、車両10について説明する。車両10は、プロセッサ101、主記憶部102、
補助記憶部103、タッチパネル104、スピーカ105、及び、通信部106を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、及び、通信部106については、販売店端末20のプロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、及び、通信部206と同様であるため、説明を省略する。
タッチパネル104は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、ユーザに対して情報を提示する手段でもある。タッチパネル104は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、または、EL(Electroluminescence)パネル等を含むことができる。
スピーカ105は、車内に音を流す装置である。
次に、サーバ30の機能について説明する。図3は、サーバ30の機能構成を例示した図である。サーバ30は、機能構成要素として、制御部31、及び、車両情報DB32を備える。サーバ30のプロセッサ301は、主記憶部302上のコンピュータプログラムにより、制御部31の処理を実行する。なお、制御部31の処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
車両情報DB32は、プロセッサ301によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部303に記憶されるデータを管理することで構築される。車両情報DB32は、例えば、リレーショナルデータベースである。
制御部31は、販売店端末20から利用開始要求を受信する。利用開始要求は、サービスの利用を開始する要求である。利用開始要求には、販売店を特定するための情報(販売店ID)、車両10に関する情報及びユーザに関する情報が含まれる。制御部31は、利用開始要求を受信すると、利用開始処理を実行する。利用開始処理において、ユーザに関する情報を車両10に関する情報と紐付けして車両情報DB32に格納する。
図4は、車両情報DB32に格納される車両情報のテーブル構成を例示した図である。車両情報テーブルは、車両ID、ユーザID、販売店ID、及び、契約コンテンツの各フィールドを有する。車両IDフィールドには、車両10を特定するための情報(車両ID)が入力される。ユーザIDフィールドには、ユーザを特定するための情報(ユーザID)が入力される。販売店IDフィールドには、販売店を特定するための情報(販売店ID)が入力される。契約コンテンツフィールドにはユーザが契約しているコンテンツを判断可能な情報が入力される。コンテンツは、例えば、天気予報を音声で伝えるもの、ニュースを音声で伝えるもの、タッチパネル104にインターネットブラウザを表示させるもの、または、オペレータとの通話を可能にするものなどが含まれる。コンテンツの契約は、車両10の購入時に販売店で行うことができるが、その後にユーザがタッチパネル104に表示されるメニュー画面から追加することもできる。
また、制御部31は、利用開始処理において車両10に対して開通指令を送信する。開通指令は、車両10とサーバ30との通信を可能とするための処理を車両10が行うための指令である。例えば、車両10においてサービスを利用可能とするためのアプリケーションソフトウェアを送信し、車両10にインストールさせる。別法として、制御部31は、車両10の補助記憶部103に記憶されてはいるが実行がロックされているアプリケーションソフトウェアのロックを外すような指令を送信してもよい。車両10で実行されるアプリケーションソフトウェアは、例えば、車両10が起動されるとサーバ30との通信を確立する。そして、制御部31は、車両10から起動情報を受信する。起動情報は、車両10が起動したことを示す情報であり、例えば、車両IDが含まれる。起動情報を受信すると、制御部31は、利用開始判定を実施する。利用開始判定は、コンテンツが利用可
能であるか否かを判定するものであり、車両情報DB32に格納されている契約コンテンツに基づいて行われる。
制御部31は、車両情報DB32に格納されている契約コンテンツに基づいて、契約コンテンツを車両10のタッチパネル104に表示させるための情報を送信する。その後、制御部31は、車両10からコンテンツを利用する要求(コンテンツ利用要求)を受信すると、そのコンテンツに応じた情報を車両10へ送信する。
次に、車両10の機能について説明する。図5は、車両10の機能構成を例示した図である。車両10は、機能構成要素として、制御部11を備える。車両10のプロセッサ101は、主記憶部102上のコンピュータプログラムにより、制御部11の処理を実行する。
制御部11が、サーバ30から開通指令を受信すると、例えば、開通指令に含まれるアプリケーションソフトウェアをインストールする。このアプリケーションソフトウェアは、車両10の起動毎にサーバ30との通信を確立させる。したがって、制御部11は、車両10が起動される度にサーバ30と通信する。なお、車両10の起動とは、少なくとも、コンテンツが利用可能な状態になることを含み、所謂アクセサリモード(車両10の駆動はできないが各種機器に電力が供給されるモード)になることを含む。別法として、車両10の起動には、所謂イグニッションスイッチがONになることを含んでいてもよい。さらに別法として、ユーザが車両10のスタートスイッチを押したときに、車両10が起動したと考えてもよい。
制御部11は、車両10の起動後に、サーバ30から契約コンテンツ(利用可能なコンテンツとしてもよい。)に関する情報を受信する。この情報に基づいて、制御部11は、利用可能なコンテンツのメニュー画面をタッチパネル104に表示させる。このメニュー画面では、利用可能なコンテンツに対応するタッチボタンが表示される。このタッチボタンをユーザがタッチすることにより、制御部11は、そのコンテンツの利用の要求をサーバ30へ送信する。その要求に応じてサーバ30から送られる情報を、制御部11は、ユーザに提供する。例えば、メニュー画面で天気予報のタッチボタンをユーザがタップした場合には、サーバ30から車両10へ天気予報に関する情報が送られる。車両10では、例えば、制御部11が、スピーカ105から音声で天気予報を流す。
次に、販売店端末20の機能について説明する。図6は、販売店端末20の機能構成を例示した図である。販売店端末20は、機能構成要素として、制御部21を備える。販売店端末20のプロセッサ201は、主記憶部202上のコンピュータプログラムにより、制御部21の処理を実行する。
販売店端末20は、販売店の従業員が車両10に対応するユーザの情報を入力すると、車両10にユーザを紐付ける。そして、車両10に関する情報及びユーザに関する情報をサーバ30へ送信する。販売店端末20には、車両10に関する情報として、車両IDが入力される。また、販売店端末20には、ユーザに関する情報として、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、契約するコンテンツ、クレジットカード番号、パスワード、または、PINコードなどを入力してもよい。また、このときに、ユーザに対してユーザIDを発行してもよい。なお、ユーザIDには、メールアドレスを用いてもよい。
次に、システム1の全体の処理について説明する。図7は、システム1の全体の処理を示すシーケンス図である。販売店の従業員が販売店端末20の入力部204にユーザに関する情報及び車両10に関する情報を入力することにより、販売店端末20は、ユーザ情報及び車両情報を取得する(S10)。そして、販売店端末20においてユーザと車両1
0とが紐付けされ、サーバ30へこれらの情報と共に利用開始要求が送信される(S11)。利用開始要求には、コンテンツの利用を開始することを要求していることを表す情報が含まれる。
利用開始要求を受信したサーバ30は、利用開始処理を実行する(S12)。利用開始処理では、車両10に対応した契約コンテンツに関する情報が車両情報DB32に格納される。また、利用開始処理においてサーバ30から車両10へ開通指令が送信される(S13)。この開通指令を受信した車両10では、例えばアプリケーションソフトウェアがインストールされて、サーバ30と通信が可能な状態となる。
そして、ユーザが例えばスタートスイッチを押すことにより車両10が起動されると(S14)、車両10からサーバ30へ起動情報が送信される(S15)。起動情報は、車両10が起動されたことを表す情報であり、車両IDが紐付けされている。起動情報を受信したサーバ30は、利用開始判定を実施する(S16)。すなわち、車両10が起動されたことをトリガとして、サービスの利用を開始する処理を実行する。利用開始判定では、車両10に対してサービスを提供してもよいか否かを判定する。サーバ30は、車両情報DB32の情報に基づいて、車両10に対してサービスを提供してもよいか否かを判定し、サービスを提供してもよいと判定した場合には、利用可能なコンテンツに関する情報を送信する(S17)。
車両10が利用可能なコンテンツに関する情報を受信すると、利用可能なコンテンツをタッチパネル104にメニュー表示する(S18)。ユーザがメニュー表示されているコンテンツのタッチボタンをタップすると、タップしたボタンに対応するコンテンツの利用要求が車両10からサーバ30へ送信される(S19)。サーバ30は、要求されたコンテンツに対応する情報を車両10へ送信する(S20)。このコンテンツに対応する情報は、サーバ30がコンテンツに応じた情報を提供する他のサーバから取得してもよい。そして、車両10において、コンテンツに対応したサービスが提供される(S21)。
次に、サーバ30における処理について説明する。図8は、サーバ30が実行する利用開始処理のフローチャートである。図8に示した処理は、サーバ30において所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS101において制御部31は、販売店端末20から利用開始要求を受信したか否か判定する。ステップS101で肯定判定された場合にはステップS102へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102において制御部31は、利用開始要求に係るユーザ及び車両10が登録可能であるか否か判定する。制御部31は、例えば、利用開始要求が正規の販売店端末20から送信されたか否かを判定する。このときに、制御部31は、利用開始要求に含まれる販売店IDと、補助記憶部303に記憶されている販売店IDとを照合する。また、制御部31は、ユーザが有料のコンテンツの利用を希望している場合には、例えば、クレジットカード会社のサーバにアクセスしてクレジットカードの認証を行う。そして、クレジットカードの認証が成功した場合に、登録可能であると判定する。また、車両10が、正規の車両であるか判定してもよい。例えば、盗難車として登録されている車両10では、登録可能ではないと判定する。ステップS102において肯定判定された場合にはステップS103へ進み、否定判定された場合にはステップS105へ進む。
ステップS103において制御部31は、利用開始要求に含まれる情報を車両情報DB32に格納する。そして、ステップS104において制御部31は、車両10へ開通指令を送信する。開通指令は、例えば、車両10に対してコンテンツに関する情報を送受信す
るための回線を開くことを指示する情報である。一方、ステップS105において制御部31は、販売店端末20へ登録不可情報を送信する。登録不可情報は、該当するユーザまたは車両10ではコンテンツを利用することができないことを示す情報である。登録不可情報が販売店端末20で受信されると、販売店端末20の出力部205には、例えば、登録ができないことを示す画像が表示させる。
次に、図9は、サーバ30がユーザにテレマティクスサービスを提供する処理のフローチャートである。図9に示した処理は、サーバ30において所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS201において制御部31は、車両10から起動情報を受信したか否か判定する。ステップS201で肯定判定された場合にはステップS202へ進み、否定判定された場合にはステップS204へ進む。ステップS202において制御部31は、利用開始判定を行う。利用開始判定は、車両10で利用可能なコンテンツを判定するものである。利用可能コンテンツは、ユーザが利用可能なコンテンツであり、ユーザが契約しているコンテンツである。利用可能なコンテンツは、車両情報DB32に格納されているため、制御部31は、車両情報DB32の情報を読み込む。ステップS203において制御部31は、利用可能コンテンツを車両10へ送信する。
ステップS204において制御部31は、車両10からコンテンツ利用要求を受信したか否か判定する。コンテンツ利用要求は、ユーザが車両10のタッチパネル104でタップしたコンテンツを利用する要求である。ステップS204で肯定判定された場合にはステップS205へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップS205において制御部31は、要求されたコンテンツに関する情報を車両10へ送信する。例えば、天気予報が要求された場合には、天気に関する音声データまたは画像データを車両10へ送信する。
以上説明したように本実施形態によれば、販売店端末20でテレマティクスサービスの利用手続きが完了するので、ユーザが車両10においてテレマティクスサービスの利用を開始する手続きを行わなくても、テレマティクスサービスを利用することができる。したがって、ユーザがテレマティクスサービスをより容易に利用することができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、販売店端末20の機能の一部または全部を車両10が有していてもよい。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよ
い。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 システム
10 車両
20 販売店端末
30 サーバ
301 プロセッサ
302 主記憶部
303 補助記憶部
304 通信部

Claims (1)

  1. 車両を特定する情報及びサービスを利用するユーザを特定する情報を含む、前記サービスの利用を開始する依頼に関する情報を第一の端末から取得することと、
    前記サービスの利用を開始する依頼に関する情報を前記第一の端末から取得した後に、前記車両が起動されたことをトリガとして、前記サービスの利用を開始する処理を実行することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
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