JP2022146278A - ヘッドホン - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングの外面に開口するマイク孔を有してもタッチノイズが小さいヘッドホンを提供する。【解決手段】ヘッドホンは、スピーカユニットSPと、マイクユニットと、スピーカユニットSP及びマイクユニットを収容するハウジング11と、外音をマイクユニットで集音するためにハウジング11の外面11aに開口したマイク孔21とを有する本体部1と、端部に本体部1が連結されたヘッドバンド14と、を備える。本体部1は、外面11aにおいてマイク孔21を挟み外面11aから突出して形成された一対の突出部2T2、2T3とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドホンに関する。
ヘッドホンとして、ヒアスルー機能又はノイズキャンセル機能を有するものがある。ヒアスルー機能は、聴取目的の音声と外音とを混合して聴取できる、或いは聴取目的の音声を一時的にミュートして外音のみを聴取できる機能である。また、ノイズキャンセル機能は、漏入する外音を打ち消して、実質的に聴取目的の音声のみを聴取できる機能である。
ヒアスルー機能又はノイズキャンセル機能を有するヘッドホンは、外音を集音するマイクを備えている。
特許文献1には、第2実施形態として、外音である周辺音を集音するマイクをハウジングに備えたヘッドホンが記載されている。マイクは、特許文献1の図5に示されるように、ハウジングの外周部に備えられている。
特開2019-087869号公報
特許文献1の第2実施形態のようなハウジングにマイクを有する構造は、通常、マイクはハウジングの内側に配置され、ハウジングにはマイクと外部空間とを連通する貫通孔であるマイク孔を設けるのが一般的である。すなわち、ハウジングの外面にはマイク孔が開口している。
一方、ハウジングにおける外音を集音する位置は、ヘッドホンの装着者の呼気音及び装着者の動作に伴って生じる音の影響をできるだけ受けにくい位置とすることが望まれる。そのため、一般的に、マイクはハウジングの上部に配置される。例えば、ヘッドホンが頭頂部に掛けるヘッドバンドを有するいわゆるオーバーヘッド型の場合、ハウジングにおけるマイクの配置位置はヘッドバンドの連結部の近傍とされる。
また、ハウジングの外面は、頭部に装着したヘッドホンの装着位置を調整する場合などにおいて、ハウジングを掴む装着者の手の指が特に掛かりやすい場所である。
一般に、マイク孔に指が接触すると、耳障りな大きいタッチノイズが発生することが知られており、このタッチノイズを小さくすることが望まれている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ハウジングの外面に開口するマイク孔を有してもタッチノイズが小さいヘッドホンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の1)の構成を有する。
1) スピーカユニットと、マイクユニットと、前記スピーカユニット及び前記マイクユニットを収容するハウジングと、外音を前記マイクユニットで集音するために前記ハウジングの外面に開口したマイク孔とを有する本体部と、
端部に前記本体部が連結されたヘッドバンドと、
を備え、
前記本体部は、前記外面において前記マイク孔を挟み第1の方向に沿って前記外面から突出して形成された一対の突出部を有しているヘッドホンである。
本発明の一態様によれば、ハウジングの外面に開口するマイク孔を有してもタッチノイズが小さい、という効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係るヘッドホンであるヘッドホン91を、使用者が頭部H1に装着した後、装着位置を手で微調整している状態を示す斜視図である。 図2は、ヘッドホン91の左側の本体部1Lを後方左斜め下方から見た斜視図である。 図2の矢視Ya図であって、本体部1Lのハウジング11に備えられた集音部2を法線方向の外方から見た図である。 図3におけるS4-S4位置での断面図である。 図3におけるS5-S5位置での断面図である。 集音部2に指H2が接触した状態を示す断面図である。 ヘッドホン91と比較例とにおける指接触ノイズの周波数と音圧dBとの関係を示すグラフである。 集音部2の変形例1である集音部2Aを示す斜視図である。 集音部2の変形例2である集音部2Bを示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係るヘッドホンを、実施例のヘッドホン91により説明する。ヘッドホン91は、ヘッドバンド14を有するオーバーヘッド型であり、ヒアスルー機能及びノイズキャンセル機能を備えている。ヘッドホン91は、無線で音声信号を受信しハウジング11の内部に収容したスピーカユニットSP(図2参照)から音声を出力する。
図1は、使用者がヘッドホン91を頭部H1に装着した後、装着位置を手で微調整している状態を示す斜視図である。以下の説明における前後左右上下の各方向を、図1に矢印で示された方向に規定する。
ヘッドホン91は、左右一対の本体部1,ヘッドバンド14,及び本体部1とヘッドバンド14とを連結するピボットシャフト13を備えている。
一対の本体部1は、右耳に宛がう本体部1Rと左耳に宛がう本体部1Lとの組である。ヘッドバンド14は、使用者の頭頂部H1aに載せられる。ピボットシャフト13は、ヘッドバンド14の端部に対し所定の角度範囲で揺動可能なように本体部1を連結している。図1では、本体部1Lに連結するピボットシャフト13のみ示されている。
本体部1L及び本体部1Rは、左右対称構造なので、構成及び形状は、代表として本体部1Lによって説明する。
図2は、本体部1Lを後方斜め左下方から見た斜視図である。
図1及び図2に示されるように、本体部1Lは、扁平の略円錐台状のハウジング11と、ハウジング11における頭部側となる端部に着脱自在に装着されたイヤパッド12とを有する。
図2において、ハウジング11は、樹脂によって平面視で概ね円形又は楕円形となる扁平の略錐台状に形成されている。樹脂例はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)である。
ハウジング11の右面はバッフルボード(不図示)で塞がれている。バッフルボードにはスピーカユニットSPが取り付けられており、スピーカユニットSPから右方に向け音声が出力される。ハウジング11の内部には、基板部113が収容されている。
基板部113は、通信部,音声処理部,及び駆動部(いずれも不図示)を有する。通信部は、外部機器と無線通信を行い、音声信号を受信する。音声処理部は、受信した音声信号と、マイクユニット31(図4参照)で集音された外音の信号とを適宜処理してSP出力信号を生成し、駆動部に向け出力する。駆動部は、音声処理部から入来したSP出力信号を増幅し、スピーカユニットSPから音声として外部に出力させる。
図2に示されるように、ハウジング11の外面に含まれる側周面11aには、使用者が電源入切、機能切替、などを指操作するための複数の操作ノブ111が、露出して配置されている。
ハウジング11には、ピボットシャフト13が、側周面11aの連結部P1で連結されている。
側周面11aにおける連結部P1に近接する後方側の部位には、集音部2が設けられている。集音部2はマイク孔21を有する。
集音部2について、図3~図5を参照して説明する。
図3は、図2の矢視Ya図であって、集音部2を法線方向の外方から見た図である。図4は、図3におけるS4-S4位置での断面図であり、図5は、図3におけるS5-S5位置での断面図である。
集音部2は、外観上、マイク孔21,一対の土手部22,23,及び底部24,を含んで構成されている。また、図4に示されるように、集音部2は、ハウジング11の内部構造として、マイクボックス11b,マイクユニット31,マイクケース32,キャップ112を含んで構成されている。
ハウジング11の側周面11aには、マイク孔21が内径約1.5mmの円形の貫通孔として開口している。
以下の説明の便宜のため、図3におけるマイク孔21の中心を中心C21としたときに、中心C21を通るハウジング11の厚さ方向の直線を厚さ方向線CL2Hとし、中心C21を通り厚さ方向線CL2Hに直交する直線を厚さ直交線CL2Yとし、中心C21を通り紙面に直交する側周面11aの法線を法線CL2Vとする。
厚さ直交線CL2Yの延びる方向を第1の方向と称し、厚さ方向線CL2Hを第2の方向と称する。
マイク孔21を挟んでその左側と右側とには、それぞれ側周面11aから径方向の外方に突出する突出部2T2と突出部2T3とが形成されている。この例において突出部2T2は土手状に隆起形成された土手部22であり、突出部2T3は土手状に隆起形成された土手部23である。
土手部22及び土手部23は、厚さ方向線CL2Hと厚さ直交線CL2Yとが交わる位置であるマイク孔21の中心C21に対応した位置で、側周面11aからの突出量が最も大きい最大高さとなる。最大高さは、土手部22と土手部23とで同じであり、例えば約1.2mmである。
土手部22と土手部23とは、図3において厚さ直交線CL2Yに対し概ね左右対称形状に形成されている。
土手部22,23の高さHt(図4参照)は、厚さ直交線CL2Yに沿ってマイク孔21から離れるに従って徐々に低くなっている。
図3において、土手部22及び土手部23は、最大高さ位置の幅である幅W2及び幅W3がそれぞれ約0.5mmである。また、土手部22と土手部23との厚さ直交線CL2Y方向における先端位置での間隔(W-〔W2+W3〕)は、概ね2.5mmである。
図3の厚さ直交線CL2Y方向において、土手部22と土手部23とは平行に形成され、土手部22及び土手部23の高さHtが0(ゼロ)になる位置の、図3における長さLは、約8.5mmである。
図2の厚さ方向線CL2H方向において、土手部22及び土手部23の高さHtが0(ゼロ)になる位置の幅は、約6.5mmである。
土手部22と土手部23との間のマイク孔21の開口部分を含む領域である底部24は、図4に示されるように、ハウジング11の側周面11aを、平面状となるようにわずかにカットして形成された部位である。底部24は、カットされずに集音部2以外の周面と連続する曲面状の周面であってもよい。
底部24と、土手部22及び土手部23とで囲まれた空間を空間Vとする(図3~5参照)。
図3及び図5に示されるように、土手部22,23は、左右外側の側周面11aに接続する外側面22a,23aよりも、底部24に接続する内側面22b,23bの方が急峻な斜面(垂直に近い斜面)となっている。
マイク孔21の開口縁部21aには、R部21bによるR付けが施されて、エッジではなく滑らかに広がるように開口している
図4に示されるように、集音部2は、ハウジング11の内面に、マイクボックス11b,マイクユニット31,マイクケース32,及びキャップ112を有する。
マイクボックス11bは、ハウジング11と一体的に、図4の下方に向け円環状に突出形成した周壁である。
マイクユニット31は、扁平の円筒状を呈し、一方の面が、音を取り込む集音面31aとなっている。他方の面である背面31bには端子31cを有し、端子31cにはコード311の一端側が電気的に接続されている。コード311の他端側は、基板部113のマイク入力部(不図示)に接続されている。
マイクケース32は、ゴムなどの遮音性を有する材料で円包状に形成されている。マイクケース32の内側空間に、マイクユニット31を集音面31aが奥側となるように入れ込むことで背面31bの端子31c近傍を除き覆われて収容される。マイクケース32と、マイクケース32に包まれたマイクユニット31とでマイクアッセンブリ3が構成される。
マイクケース32は、奥壁部321の中央に開口部32aが形成されており、収容したマイクユニット31の集音面31aが露出するようになっている。
マイクケース32は、マイクユニット31を収容した状態でマイクボックス11bに、ほぼ隙間なく収められている。
そのため、ハウジング11内のスピーカユニットSPなどからの音は、マイクケース32で遮音されてマイクユニット31にほとんど到達せず、マイクユニット31は、マイク孔21を除き音響的に遮蔽されている。
これにより、マイクユニット31は、外音を良好に集音することができる。
マイクボックス11bにおける図4の下端となる開口部は、樹脂で形成されたキャップ112によって塞がれている。キャップ112には貫通孔112aが形成さており、コード311は貫通孔112aを通して外側に延出する。
図4に示されるように、外音は、空間Vからマイク孔21に進入し、マイク孔21を通過した後、マイクケース32の開口部32aを通過し、マイクユニット31の集音面31aからその内部に進入して集音される。
上述の集音部2を備えたヘッドホン91は、図1に示されるように、ハウジング11を手で掴んだときに、ハウジング11の側周面11aに指が接触する。
図6は、ハウジング11を掴む指H2がちょうど集音部2に掛かって接触した状態を示す断面図である。
指H2の指腹部H2aが土手部22,23に乗る状態となって、さらに指H2にハウジング11を掴む強い力が加わると、柔らかい指腹部H2aが土手部22,23を押し付けて凹む。この状態で、一対の土手部22,23の間隔は指腹部H2aの凹み具合に対して十分に狭いので、指腹部H2aがマイク孔21の開口縁部21aに接触することはない。すなわち、マイク孔21に指腹部H2aが接触しないので、マイク孔21への接触により生じるタッチノイズは実質的に生じない。
また、図6に示される状態で指H2が動かされて指腹部H2aが摺動した場合、擦れ音が発生するが、その擦れ音は土手部22,23の頂部で生じる。すなわち、擦れ音の発生位置は、マイクユニット31の集音面31aに対しマイク孔21の開口縁部21aよりも遠い位置にある。そのため、仮に擦れ音が生じても、マイクユニット31に集音される音量は、土手部22,23がない場合と比べて十分小さい音量となる。
また、マイク孔21の開口縁部21aにはR部21bが形成されている。そのため、例えば小さい指が土手部22,23の間に傾けられながら押し込まれて開口縁部21aに接触できたとしても、生じる接触音は、縁部が面取りのない鋭いエッジに接触した場合の接触音とは異なり、外音は、中音域の音が減衰した聴感上で刺激の少ない音としてマイクユニット31に集音される。
また、ヘッドホン91は、ハウジング11に土手部22,23が形成されていることにより、指H2の指腹Haがマイク孔21に届かず、マイク孔21を塞ぐことはない。すなわち、マイク孔21の内部空間は、常に土手部22,23の間の空間Vと連通している。
仮に土手部22,23が形成されていないと、指H2によってマイク孔21が塞がれる可能性があり、この場合マイク孔21の内部空間が密閉される。マイク孔21には柔らかい指腹部H2aが若干入り込んでいる。
そのため、この指H2がマイク孔21を塞いだままが若干動くと、マイク孔21に指腹部H2aの入り込み量が微妙に変化する。すなわち、マイク孔21内の容量が微妙に変化する。この容量変化は大きな圧力変化となってマイクユニット31にノイズとして集音されてしまう。
ヘッドホン91は、このような、マイク孔21が指腹部H2aで塞がれることでマイク孔21内に密閉空間が形成され、指腹部H2aの微小の位置変化に伴う圧力変動に由来するタッチノイズは生じない。
図7は、ハウジング11の集音部2に対し指H2を掛けた状態で発生するタッチノイズの周波数と音圧との関係を、実施例と比較例とについて示したグラフである。
実施例は、集音部2に土手部22及び土手部23と、R部21bを付与したマイク孔21とを有するハウジング11を備えたヘッドホン91である。
比較例は、土手部22及び土手部23が形成されてなくハウジング11の側周面11aに単にR部21bを付与したマイク孔21が開口しているヘッドホンである。すなわち、実施例は、比較例に対し、土手部22及び土手部23を有する点のみで異なる。
実施例における指H2の集音部2への接触状態は、図6に示される状態であり、比較例における指H2は、不図示であるがマイク孔21の開口縁部21aに指H2が接触している状態である。
図7に示されるように、実施例の実線で示されるタッチノイズの特性は、60Hzから10000Hzまでの周波数帯域において、破線で示される従来例の特性よりも小さい音圧になっていることがわかる。特に、実施例は、300Hz前後で30dB以上、1000Hz前後で25dB以上比較例より小さくなっており、土手部22,23を設けることによるタッチノイズの音圧低減効果が顕著である。
以上詳述したように、ヘッドホン91は、ハウジング11の側周面11aにマイク孔21が開口していてもタッチノイズが小さい。
以上詳述した実施例は、その構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
集音部2の土手部22,23は、周方向に連続した形状で形成された突部でなくてもよい。集音部2は、図8に示される変形例1の集音部2A、或いは図9に示される変形例2の集音部2Bであってもよい。
図8は、変形例1の集音部2Aの外観を示す斜視図である。集音部2Aは、実施例の集音部2における突出部2T2,2T3として、土手部22,23の替わりに、周方向(矢印DR1)に沿って突出高さが波状に変化する突状部22A,23Aを有している。
突状部22A及び突状部23Aは、それぞれハウジング11の幅方向に延びるように隆起したリブ22Aa~22Ag及びリブ23Aa~23Agを有する。
突状部22A及び突状部23Aは、マイク孔21に最も近いリブ22Ad,23Adの高さが最も高く、リブ22Ad,23Adから遠いリブほど高さが小さく(低く)なっている。
図9は、変形例2の集音部2Bの外観を示す斜視図である。集音部2Bは、実施例における突出部2T2,2T3として、土手部22,23の替わりに、周方向に沿って並び突出する複数の柱群部22B,23Bを有している。
柱群部22B,23Bは、それぞれハウジング11の周方向(矢印DR2)に離隔して突出するよう立設された複数の突柱部22Ba~22Bf,23Ba~23Bfを有する。
柱群部22B及び柱群部23Bは、マイク孔21に最も近い突柱部22Bc,22Bd,23Bc,23Bdの高さが最も高く、これらから遠い柱部ほど高さが小さく(低く)なっている。
集音部2Aは、周方向に隣接するリブ同士の間隔及び周方向と直交する方向に対向するリブ同士の間隔が、指腹部H2aの凹み度合に対し十分小さく、集音部2Aに指H2が押し付けられても指腹部H2aがマイク孔21の開口縁部21aにできるだけ接触しないようになっている。
集音部2Bは、周方向に隣接する柱部同士の間隔及び周方向と直交する方向に対向する柱部同士の間隔が、指腹部H2aの変形度合に対し十分小さく、集音部2Bに指H2が押し付けられても指腹部H2aがマイク孔21の開口縁部21aにできるだけ接触しないようになっている。
これにより、変形例1の集音部2Aを備えたヘッドホン91A及び変形例2の集音部2Bを備えたヘッドホン91Bは、マイク孔21がハウジング11に開口していてもタッチノイズが小さい。
実施例における土手部22及び土手部23の延在方向は、周方向でなくてもよく、周方向に直交する方向或いは周方向に斜向する方向であってもよい。変形例2におけるリブ22Aa~22Ag及びリブ23Aa~23Ag、並びに、変形例3における突柱部22Ba~22Bf及び突柱部23Ba~23Bfについても同様である。
実施例,変形例1,及び変形例2は、可能な範囲で自由に組み合わせることができる。
ハウジング11の外形形状は錐台状でなくてもよく、例えば椀状であってもよい。マイク孔21は、ハウジング11が錐台状の場合、外面である側周面11aに開口するものに限定されず、他の外面(上面)に開口していてもよい。マイク孔21は、ハウジング11が椀状の場合、外面に開口する孔となる。
1,1L,1R 本体部
11 ハウジング
11a 側周面
11b マイクボックス
111 操作ノブ
112 キャップ
113 基板部
12 イヤパッド
13 ピボットシャフト
14 ヘッドバンド
2,2A,2B 集音部
2T2,2T3 突出部
21 マイク孔
21a 開口縁部
21b R部
22,23 土手部
22a,23a 外側面
22b,23b 内側面
22A,23A 突状部
22Aa~22Ag,23Aa~23Ag リブ
22B,23B 柱群部
22Ba~22Bf,23Ba~23Bf 突柱部
24 底部
3 マイクアッセンブリ
31 マイクユニット
31a 集音面
31b 背面
31c 端子
311 コード
32 マイクケース
32a 開口部
321 奥壁部
91 ヘッドホン
C21 中心
CL2H 厚さ方向線
CL2Y 厚さ直交線
CL2V 法線
Ht 高さ
H1 頭部
H1a 頭頂部
H2 指
H2a 指腹部
P1 連結部
SP スピーカユニット
V 空間
W 幅

Claims (5)

  1. スピーカユニットと、マイクユニットと、前記スピーカユニット及び前記マイクユニットを収容するハウジングと、外音を前記マイクユニットで集音するために前記ハウジングの外面に開口したマイク孔とを有する本体部と、
    端部に前記本体部が連結されたヘッドバンドと、
    を備え、
    前記本体部は、前記外面において前記マイク孔を挟み第1の方向に沿って前記外面から突出して形成された一対の突出部を有しているヘッドホン。
  2. 前記一対の突出部のそれぞれは、前記マイク孔から離れるに従って高さが小さくなるよう土手状に形成された土手部である請求項1記載のヘッドホン。
  3. 前記一対の突出部のそれぞれは、前記マイク孔から離れるに従って高さが小さくなるよう前記第1の方向と直交する第2の方向に延びて隆起した複数のリブの群である請求項1記載のヘッドホン。
  4. 前記一対の突出部のそれぞれは、前記マイク孔から離れるに従って高さが小さくなるよう立設された複数の突柱部の群である請求項1記載のヘッドホン。
  5. 前記ハウジングは錐台状であり、
    前記マイク孔は、前記ハウジングの前記錐台状の側周面に開口している請求項1~4のいずれか1項に記載のヘッドホン。
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