JP2022144969A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリセルの信頼性の劣化を抑制する半導体装置及び製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置の製造方法において、基板11の上方の絶縁膜12上に、複数の犠牲層と複数の絶縁層14とを交互に含む積層膜を形成する。積層膜と絶縁膜12とを貫通するメモリホールH1を、メモリホール内に、絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3及びチャネル半導体層2の一部を、順に形成する。次に、メモリホールの底部から、絶縁膜5a、電荷蓄積膜、トンネル絶縁膜及びチャネル半導体層の一部をエッチングにより除去した後、メモリホール内に、チャネル半導体層の残部とコア絶縁膜とを順に形成する。空洞H2内の絶縁層14及び絶縁膜5aの表面に、絶縁膜5bを形成する。絶縁膜5bの表面に、バリアメタル層6a及び電極材層6bを順に形成する。その結果、絶縁膜12上に、複数の電極層6と複数の絶縁層14とを交互に含む積層膜S2が形成される。【選択図】図8
Description
本発明の実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体記憶装置としてメモリセルを3次元に配置したNANDフラッシュメモリが知られている。このNANDフラッシュメモリでは、複数の電極層と絶縁層が交互に積層された積層体にこの積層体を貫通するメモリホールが設けられている。このメモリホール内に、ブロック絶縁膜、電荷蓄積膜、トンネル絶縁膜、および半導体層(チャネル層)を設けることで、複数のメモリセルが直列に接続されたメモリストリングが形成される。電荷蓄積膜に保持される電荷の量を制御することでメモリセルにデータが記憶される。
このように構成された半導体装置において、書き込みおよび消去動作を繰り返して行うことにより、電荷蓄積膜およびトンネル絶縁膜に欠陥が生じ、これらの欠陥を介して電荷蓄積膜に蓄積された電荷の一部がチャネル方向、若しくは隣接セル方向に抜けてしまう問題がある。このため、メモリセルの信頼性が劣化する。
本実施形態は、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することのできる半導体装置およびその製造方法を提供する。
本実施形態の半導体装置は、絶縁層と導電層が交互に第1方向に沿って積層された積層体と、前記積層体内に前記第1方向に沿って配置された半導体層と、前記積層体と前記半導体層との間に前記第1方向に沿って配置された第1絶縁膜と、前記積層体と前記第1絶縁膜との間に前記第1方向に沿って配置された第2絶縁膜と、前記積層体と前記第2絶縁膜との間に前記第1方向に沿って配置された第3絶縁膜と、第1部分および第2部分を有する第4絶縁膜であって、前記第1部分は前記導電層と前記第3絶縁膜との間に配置され、前記第2部分は前記導電層と前記絶縁層との間に前記第1方向に交差する第2方向に沿って配置されかつ前記第1部分と接続する前記第4絶縁膜と、を備え、前記第4絶縁膜の第1部分、前記第3絶縁膜、前記第2絶縁膜、および前記第1絶縁膜における重水素の平均濃度が、前記第2絶縁膜>前記第1絶縁膜>前記第1部分>前記第3絶縁膜の順序で低くなっている。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1乃至図20において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の半導体装置の構造を示す斜視図である。図1の半導体装置は、例えば3次元型のNANDメモリである。
図1は、第1実施形態の半導体装置の構造を示す斜視図である。図1の半導体装置は、例えば3次元型のNANDメモリである。
図1の半導体装置は、コア絶縁膜1と、チャネル半導体層2と、トンネル絶縁膜3と、電荷蓄積膜4と、ブロック絶縁膜5と、電極層6とを備えている。ブロック絶縁膜5は、絶縁膜5aと、絶縁膜5bとを含んでいる。電極層6は、バリアメタル層6aと、電極材層6bとを含んでいる。絶縁膜5aは第1絶縁膜の例であり、トンネル絶縁膜3は第2絶縁膜の例であり、チャネル半導体層2は第1半導体層の例である。トンネル絶縁膜3、電荷蓄積膜4、およびブロック絶縁膜5は、セル積層膜とも呼ばれる。
本実施形態の半導体装置は、基板上に複数の電極層と複数の絶縁層とが交互に積層されており、これらの電極層および絶縁層内にメモリホールH1が設けられている。図1は、これらの電極層のうちの1つの電極層6を示している。これらの電極層は例えば、NANDメモリのワード線として機能する。図1は、基板の表面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、基板の表面に垂直なZ方向とを示している。本明細書においては、+Z方向を上方向として取り扱い、-Z方向を下方向として取り扱う。-Z方向は、重力方向と一致していてもよいし、重力方向とは一致していなくてもよい。
コア絶縁膜1、チャネル半導体層2、トンネル絶縁膜3、電荷蓄積膜4、および絶縁膜5aは、メモリホールH1内に形成されており、NANDメモリのメモリセルを構成している。絶縁膜5aは、メモリホールH1内の電極層および絶縁層の表面に形成され、電荷蓄積膜4は、絶縁膜5aの表面に形成されている。電荷蓄積膜4は、外側の側面と内側の側面との間に電荷を蓄積することが可能である。トンネル絶縁膜3は、電荷蓄積膜4の表面に形成され、チャネル半導体層2は、トンネル絶縁膜3の表面に形成されている。チャネル半導体層2は、メモリセルのチャネルとして機能する。コア絶縁膜1は、チャネル半導体層2内に形成されている。
絶縁膜5aは、例えばSiO膜(シリコン酸化膜)である。電荷蓄積膜4は、例えばSiN膜(シリコン窒化膜)である。トンネル絶縁膜3は例えば、SiON膜(シリコン酸窒化膜)である。チャネル半導体層2は、例えばポリシリコン層である。コア絶縁膜1は、例えばシリコン酸化膜である。
絶縁膜5b、バリアメタル層6a、および電極材層6bは、互いに隣接する絶縁層間に形成されており、上側の絶縁層の下面と、下側の絶縁層の上面と、絶縁膜5aの側面とに順に形成されている。絶縁膜5bは例えば、酸化アルミニウムなどの金属絶縁膜である。バリアメタル層6aは、例えばチタン窒化膜である。電極材層6bは、例えばW(タングステン)層である。
図2乃至図5および図8は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
まず、基板11の上方に絶縁膜12を形成し、絶縁膜12上に複数の犠牲層13と複数の絶縁層14とを交互に形成する(図2)。その結果、絶縁膜12上に、複数の犠牲層13と複数の絶縁層14とを交互に含む積層膜S1が形成される。基板11は例えば、シリコン基板などの半導体基板である。絶縁膜12は、例えばシリコン酸化膜(SiO)である。犠牲層13は例えばシリコン窒化膜(SiN)であり、絶縁層14は例えばシリコン酸化膜(SiO)である。
次に、積層膜S1と絶縁膜12とを貫通するメモリホールH1を形成する(図2)。その結果、基板11と絶縁膜12との間に設けられた層の上面が、メモリホールH1内に露出する。この層の詳細については後述する。
次に、メモリホールH1内に、絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3、およびチャネル半導体層2の一部を順に形成する(図3)。次に、メモリホールH1の底部から、絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3、およびチャネル半導体層2の当該一部をエッチングにより除去した後、メモリホールH1内に、チャネル半導体層2の残部とコア絶縁膜1とを順に形成する(図3)。その結果、メモリホールH1内の積層膜S1および絶縁膜12の側面に、絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3、チャネル半導体層2、およびコア絶縁膜1が順に形成される。
次に、積層膜S1内にスリット(図示せず)を形成し、このスリットを利用してリン酸などの薬液により犠牲層13を除去する。その結果、絶縁層14間に複数の空洞H2が形成される(図4)。
次に、これらの空洞H2内の絶縁層14および絶縁膜5aの表面に、酸化アルミニウムを含む絶縁膜5bを形成する(図5)。その結果、絶縁膜5aと絶縁膜5bとを含むブロック絶縁膜5が形成される。続いて、重水(D2O)を用いて、例えば1000℃以上の熱負荷条件下で、RTP(Rapid Thermal Processing)を行う。これにより、酸化アルミニウム(AlO)を含む絶縁膜5bの結晶化および膜質の改善を行うとともに、図6に示すように、セル積層膜、例えば電荷蓄積膜4およびトンネル絶縁膜3中へ重水素(D)を導入する。なお、図6は、一つの空洞H2における重水素(D)導入の様子を示す断面図である。
重水素(D)導入後の深さ方向の濃度分布を図7に示す。横軸は、AlOを含む絶縁膜5bからX方向の深さ(デプス)、すなわちX方向の距離を示す。すなわち、AlOを含む絶縁膜5bの表面から、絶縁膜5b、SiOを含む絶縁膜5a、SiNを含む電荷蓄積膜4、SiONを含むトンネル絶縁膜3、およびチャネル半導体層2のそれぞれの深さ方向の距離を示す。縦軸は重水素(D)の濃度を示す。
図7からわかるように、主としてSiNを含む電荷蓄積膜4およびSiONを含むトンネル絶縁膜3に重水素(D)が導入される。そして、セル積層膜中の重水素(D)の平均濃度は、
電荷蓄積膜4>トンネル絶縁膜>絶縁膜5b>絶縁膜5a
の順序で低くなる。換言すると、電荷蓄積膜4、電荷蓄積膜4とトンネル絶縁膜3の界面、トンネル縁膜3の順で低くなる。ここで、各膜の平均濃度とは、対応する膜の深さ方向に沿って濃度分布を積分し、積分値を対応する膜の厚さ(X方向の厚さ)で割った値である。なお、SiNを含む電荷蓄積膜4とSiONを含むトンネル絶縁膜3との境界は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)分析におけるSiN強度とO強度分析曲線から判断可能である。
電荷蓄積膜4>トンネル絶縁膜>絶縁膜5b>絶縁膜5a
の順序で低くなる。換言すると、電荷蓄積膜4、電荷蓄積膜4とトンネル絶縁膜3の界面、トンネル縁膜3の順で低くなる。ここで、各膜の平均濃度とは、対応する膜の深さ方向に沿って濃度分布を積分し、積分値を対応する膜の厚さ(X方向の厚さ)で割った値である。なお、SiNを含む電荷蓄積膜4とSiONを含むトンネル絶縁膜3との境界は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)分析におけるSiN強度とO強度分析曲線から判断可能である。
以上説明したことにより、本実施形態のように、電荷蓄積膜4とトンネル絶縁膜3との界面を重水素(D)で終端した構造を形成することができる。書き込み/消去動作を繰り返し行うと、電荷蓄積膜4およびトンネル絶縁膜3中には欠陥が生じ、電荷蓄積層4に直積された電荷の一部がその欠陥から抜けてしまう。これは、データの消失の原因となる。電荷蓄積層4およびトンネル絶縁膜3の欠陥は、メモリセル形成時に意図的に、或いは意図せずに導入された水素(H)が書き込み/消去動作による電気的ストレスによって脱離することで生じると考えられている。
SiN膜およびSiON膜は、重水素(D)が膜中に導入されると、膜中のN-H結合がN-D結合に置換される。N-D結合はN-H結合に比べて電気的ストレス耐性が極めて強い。すなわち、結合欠陥となる箇所を重水素(D)で置換することによって電気的ストレスに対して強固な結合にすることができる。従って、電荷蓄積層4およびトンネル絶縁膜3中のN-H結合減少させ、N-D結合を増大させることができれば、書き込み/消去動作による電荷蓄積層4およびトンネル絶縁膜3の劣化を抑制することができる。また、書き込み時や読み出し時における誤書込みを抑制することができる。また、繰り返し書き込み消去動作をする際においても、信頼性劣化を抑制する効果を得ることが可能となる。従って、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することが可能な半導体装置を得ることができる。
このように重水(D2O)を用いてRTPを行った後は、通常のプロセスを用いて、これらの空洞H2内の絶縁膜5bの表面に、バリアメタル層6a、および電極材層6bを順に形成する(図8)。その結果、各空洞H2内に、バリアメタル層6aと電極材層6bとを含む電極層6が形成され、絶縁膜12上に、複数の電極層6と複数の絶縁層14とを交互に含む積層膜S2が形成される。犠牲層13を除去して絶縁膜5b、バリアメタル層6a、および電極材層6bを形成する処理は、リプレイス処理と呼ばれる。
このようにして、本実施形態の半導体装置が製造される(図8)。図1は、図8に示す半導体装置の一部を示している。
以上説明したように、本実施形態によれば、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することが可能な半導体装置を得ることができる。
(第1変形例)
第1実施形態においては、セル積層膜中の重水素(D)の導入は、重水(D2O)を用いている。第1実施形態の第1変形例においては、重水(D2O)と重水素(D2)ガスの混合ガスを用いる。それ以外は第1実施形態の製造工程と同様に行う。
第1実施形態においては、セル積層膜中の重水素(D)の導入は、重水(D2O)を用いている。第1実施形態の第1変形例においては、重水(D2O)と重水素(D2)ガスの混合ガスを用いる。それ以外は第1実施形態の製造工程と同様に行う。
SiN膜中の拡散性に関して、D2O分子はD2分子よりも低い活性化エネルギーで水素(H)と重水素(D)の置換を可能するが、拡散速度が遅いため、SiN膜中の置換においては良好な反応性を示すが、SiON膜中の置換においてはD2分子を用いた反応の方が優位性を示す。そこで、第1変形例のように、重水(D2O)と重水素(D2)ガスの混合ガスを用いることで、電荷蓄積膜4の層中およびトンネル絶縁膜3の膜中において、N-H結合からN-D結合への置換を容易にすることができる。すなわち、第1変形例は、第1実施形態よりも、電気的ストレスに対してより強固な結合にすることができる。
以上説明したことにより、第1変形例は、第1実施形態で得られたメモリセルの信頼性改善効果と同等の効果が得られる。
また、本変形例において、重水(D2O)と重水素(D)との分圧比を60%以下にすることで電極層6に含まれるタングステン(W)や電荷蓄積層(SiN)との酸化選択性を備えることも可能となる。これにより、メモリホール形成時に誤ってタングステン(W)が露出した構造においても異常酸化させることなくかつ電荷蓄積層4を食い込み酸化せることなく、AlOの結晶化、酸化改質、セル積層膜中への重水素(D)の導入を行うことができる。なお、酸化アニール雰囲気として、重水(D2O)と重水素(D2)ガスの混合した場合が最も重水素(D)の導入の観点では望ましい。なお、このとき、窒素(N2)を用いてでチャンバー内の圧力を制御しても良い。この第1変形例においても、900℃以上のRTPを行う。重水のみの場合と比較して、同じ処理時間で少なくとも100℃の熱負荷の低減が可能となる。
(第2変形例)
第1実施形態の第2変形例においては、セル積層膜中の重水素(D)の導入に、重水(D2O)ガスと水素(H2)ガスの混合ガスを用いる。これ以外は、第1実施形態と同様に行う。第1変形例と同様に、重水(D2O)の分圧が100torr以上確保できているのであれば重水素(D)の導入において問題ない。この第1変形例においても第1実施形態の同様の効果を得ることができる。なお。本変形例においては、RTPの熱負荷を低減する効果は得られず第1実施形態と同等の熱負荷を必要とする。
なお、第1の実施形態で説明した、重水(D2O)を用いたアニール処理を、「ウェット酸化」を呼ぶことがある。
第1実施形態の第2変形例においては、セル積層膜中の重水素(D)の導入に、重水(D2O)ガスと水素(H2)ガスの混合ガスを用いる。これ以外は、第1実施形態と同様に行う。第1変形例と同様に、重水(D2O)の分圧が100torr以上確保できているのであれば重水素(D)の導入において問題ない。この第1変形例においても第1実施形態の同様の効果を得ることができる。なお。本変形例においては、RTPの熱負荷を低減する効果は得られず第1実施形態と同等の熱負荷を必要とする。
なお、第1の実施形態で説明した、重水(D2O)を用いたアニール処理を、「ウェット酸化」を呼ぶことがある。
(第2実施形態)
第2実施形態による半導体装置の製造方法について、図9および図10を参照して説明する。
第2実施形態による半導体装置の製造方法について、図9および図10を参照して説明する。
第1実施形態および第1変形例ならびに第2変形例においては、絶縁膜5bを形成した後、重水(D2O)を含むガスを用いてRTPを行うことにより、絶縁膜5bを介してセル積層膜中に重水素(D)を導入して、メモリセルの信頼性の劣化を抑制している。
これに対して、第2実施形態では、電荷蓄積膜4から不純物(例えばCl元素(塩素))を低減する熱処理を行うことにより、メモリセルの信頼性の劣化を抑制する。
第1実施形態における図5に示す工程まで、第1実施形態と同様の工程を行い、空洞H2にAlOを含む絶縁膜5bを形成する。続いて、図9に示すように、水素(H2)ガスまたは重水素(D2)ガスで希釈した重水(D2O)を用いて、ウェット酸化を行う。このウェット酸化は、縦型アニール炉または枚葉型RTP装置を用いて行い、熱処理雰囲気は800℃~1100℃の範囲で行う。なお、上記ウェット酸化を行う前にAlOを含む絶縁膜5bの結晶化を行うアニールを行ってもよい。
続いて、図10に示すように、ラジカル酸化を行う。このラジカル酸化は、OH*またはOD*と、酸素ラジカル(O*)を用いて加熱炉またはRTPで行われる。熱処理雰囲気は800℃~1100℃の範囲で行う。また、酸素ラジカル(O*)は、プラズマ発生機構を用いて酸素(O2)ガスから形成してもよい。
続いて、図9に示すように、水素(H2)ガスまたは重水素(D2)ガスで希釈した重水(D2O)を用いて、ウェット酸化を行う。
このような処理を行うことにより、SiNを含む電荷蓄積膜4から不純物Cl元素(塩素)を低減することが可能となる。
その後は、第1実施形態と同様の工程を行うことにより、図8に示す半導体装置を得ることができる。
図21に、酸化アルミニウムを含むブロック絶縁膜5に対して、ラジカル酸化を行った場合の不純物(Cl)の濃度プロファイルを破線で示し、重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)したときの不純物(Cl)の濃度プロファイルを一点鎖線で示し、ラジカル酸化後に重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)したときの不純物(Cl)の濃度プロファイルを実線で示す。図21からわかるように、ラジカル酸化後に重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)を行うと、荷電中心位置であるブロック絶縁膜(BLK)との界面付近の電荷蓄積層(CT)中から不純物Clが低減される。これにより、電荷蓄積層中の電子トラップ準位が深化され、電荷保持特性の改善が見込まれる。
図22に、酸化アルミニウムを含むブロック絶縁膜5に対して、ラジカル酸化を行った場合の不純物(Cl)の濃度プロファイルを破線で示し、重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)したときの不純物(Cl)の濃度プロファイルを一点鎖線で示し、重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)後にラジカル酸化したときの不純物(Cl)の濃度プロファイルを実線で示す。図22からわかるように、重水素(D2)希釈したD2O酸化(ウェット酸化)後にラジカル酸化を行うと、ブロック絶縁膜の酸化アルミニウムおよび酸化シリコンから不純物(Cl)の濃度が低減されている。これにより、電荷蓄積層の膜質が改善され、バックトンネリング特性が改善され、電荷保持特性が向上する。
以上説明したように、第2実施形態によれば、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。
(変形例)
第2実施形態では、熱処理をウェット酸化処理、ラジカル酸化処理、ウェット酸化処理の順序で行った。この変形例においては、ラジカル酸化処理、ウェット酸化処理、ラジカル酸化処理の順序で行う。この第1変形例も、SiNを含む電荷蓄積膜4から不純物Cl元素(塩素)を低減することが可能となり、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。なお、第1変形例において、ラジカル酸化処理の前に、AlOを含む絶縁膜5bの結晶化を行うアニールを行ってもよい。
第2実施形態では、熱処理をウェット酸化処理、ラジカル酸化処理、ウェット酸化処理の順序で行った。この変形例においては、ラジカル酸化処理、ウェット酸化処理、ラジカル酸化処理の順序で行う。この第1変形例も、SiNを含む電荷蓄積膜4から不純物Cl元素(塩素)を低減することが可能となり、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。なお、第1変形例において、ラジカル酸化処理の前に、AlOを含む絶縁膜5bの結晶化を行うアニールを行ってもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態の半導体装置について、図11乃至図18を参照して説明する。図11乃至図18は第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
第3実施形態の半導体装置について、図11乃至図18を参照して説明する。図11乃至図18は第3実施形態の半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図11は、図4に示す工程で積層膜S1内にスリット(H5)が形成された後、かつ、図4の工程で犠牲層13が除去される前の断面を示している。図11は、メモリホールH1内に順に形成された絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3、チャネル半導体層2、およびコア絶縁膜1を示している。図11の絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、およびトンネル絶縁膜3は、メモリホールH1の底部から除去されておらず、残留している。このような構造は例えば、積層膜S1が厚い場合に採用される。
図11はさらに、基板11の上方に順に形成された絶縁膜21と、金属層22aと、下部半導体層22bと、絶縁膜23と、半導体層24と、絶縁膜25と、上部半導体層22cと、絶縁膜26と、ゲート層27とを示している。本実施形態の絶縁膜12は、図2の工程にて、基板11の上方にこれらの絶縁膜や層を介して形成される。絶縁膜21は、例えばシリコン酸化膜である。金属層22aは、例えばW層である。下部半導体層22bは、例えばポリシリコン層である。絶縁膜23は、例えばシリコン酸化膜である。半導体層24は、例えばポリシリコン層である。絶縁膜25は、例えばシリコン酸化膜である。上部半導体層22cは、例えばポリシリコン層である。絶縁膜26は、例えばシリコン酸化膜である。ゲート層27は、例えばポリシリコン層である。金属層22a、下部半導体層22b、および上部半導体層22cは、ソース線22を構成する。すなわち、チャネル半導体層2はソース線22に電気的に接続される。ここで、AとBが電気的に接続されるとは、AとBが直接接続されてもよいし、導電体を介して間接的に接続されてもよいことを意味する。
本実施形態のメモリホールH1は、図2の工程にて、積層膜S1、絶縁膜12、ゲート層27、絶縁膜26、上部半導体層22c、絶縁膜25、半導体層24、および絶縁膜23を貫通して、下部半導体層22bに達するように形成される。絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、トンネル絶縁膜3、チャネル半導体層2、およびコア絶縁膜1は、図3の工程にて、このメモリホールH1内に順に形成される。
図11に示す工程では、積層膜S1、絶縁膜12、ゲート層27、絶縁膜26、上部半導体層22c、および絶縁膜25を貫通して半導体層24に達するように、スリットH5が形成される。スリットH5は、第1凹部の例である。図11の工程ではさらに、スリットH5の側面および底面に、絶縁膜28が形成される。絶縁膜28は、例えばSiN膜である。
次に、スリットH5の底部から絶縁膜28をエッチングにより除去し、スリットH5を用いたウェットエッチングにより半導体層24を除去する(図12)。その結果、絶縁膜25と絶縁膜23との間に空洞H6が形成される。次に、スリットH5と空洞H6とを用いたCDE(Chemical Dry Etching)により、絶縁膜25および絶縁膜23を除去すると共に、空洞H6内に露出した絶縁膜5a、電荷蓄積膜4、およびトンネル絶縁膜3を加工する(図10)。その結果、空洞H6の体積が拡大すると共に、空洞H6内にチャネル半導体層2の側面が露出する。
次に、空洞H6内に中間半導体層22dを形成する(図13)。その結果、下部半導体層22bと上部半導体層22cとの間に中間半導体層22dが形成され、金属層22a、下部半導体層22b、中間半導体層22d、および上部半導体層22cを順に含むソース線22が形成される。中間半導体層22dは例えば、リン(P)がドープされたポリシリコン層である。ソース線22は、中間半導体層22dによりチャネル半導体層2と電気的に接続される。
次に、スリットH5から絶縁膜28を除去する(図14)。その結果、積層膜S1の側面がスリットH5内に露出する。
次に、スリットH5内に水蒸気(H2O)を供給し、酸化処理を行う(図15)。この結果、スリットH5内に露出した上部半導体層22c、中間半導体層22d、およびゲート層27の表面が水蒸気により酸化され、図16に示すように、上部半導体層22cの表面の酸化により形成された酸化膜22e(例えばSiO膜)と、中間半導体層22dの表面の酸化により形成された酸化膜22f(例えばSiO膜)と、ゲート層27の表面の酸化により形成された酸化膜27a(例えばSiO膜)が生じる。
次に、スリットH5を利用して、リン酸などの薬液により犠牲層13を除去する。その結果、絶縁層14間に複数の空洞H2が形成される(図17)。なお、上部半導体層22c、中間半導体層22d、およびゲート層27は、酸化膜22e、22f、27aにより覆われているため、図17の工程では除去されない。
次に、空洞H2内の絶縁層14および絶縁膜5aの表面に、AlOを含む絶縁膜5bを形成する(図18)。この後、第1実施形態およびその変形例のいずれかで説明した熱処理を行うことにより、絶縁膜5bを介して、SiOを含む絶縁膜5a、SiNを含む電荷蓄積膜4、SiONを含むトンネル絶縁膜3に重水素(D)を導入する(図19)。
次に、空洞H2内の絶縁膜5bの表面にバリアメタル層6a、および電極材層6bを順に形成する(図20)。その結果、絶縁膜5aと絶縁膜5bとを含むブロック絶縁膜5が形成される。さらには、各空洞H2内に、バリアメタル層6aと電極材層6bとを含む電極層6が形成され、絶縁膜12上に、複数の電極層6と複数の絶縁層14とを交互に含む積層膜S2が形成される。次に、スリットH5内に絶縁膜29が形成される(図20)。絶縁膜29は、例えばシリコン酸化膜である。
このようにして、第3実施形態の半導体装置が製造される(図20)。図1は、図20に示す半導体装置の一部を示している。この第3実施形態の半導体装置も第1実施形態と同様にメモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。
なお、この第3実施形態において、図19に示す重水素(D)を導入する熱処理工程の代わり、第2実施形態で説明した熱処理、すなわち図9および図10に示す熱処理を繰り返す熱処理を行ってもよい。この場合、第2実施形態と同様に、電荷蓄積膜4中の不純物濃度低下させることが可能となり、メモリセルの信頼性の劣化を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・コア絶縁膜、2・・・チャネル半導体層、2a・・・半導体層、2b・・・半導体層、3・・・トンネル絶縁膜、4・・・電荷蓄積膜、5・・・ブロック絶縁膜、5a・・・絶縁膜、5b・・・絶縁膜、6・・・電極層、6a・・・バリアメタル層、6b・・・電極材層、11・・・基板、12・・・絶縁膜、13・・・犠牲層、14・・・絶縁層、15・・・絶縁膜、16・・・電極層、16a・・・酸化膜、17・・・接続層、7a・・・酸化膜、18・・・絶縁膜、21・・・絶縁膜、22・・・ソース線、22a・・・金属層、22b・・・下部半導体層、22c・・・上部半導体層、22d・・・中間半導体層、22e・・・酸化膜、22f・・・酸化膜、23・・・絶縁膜、24・・・半導体層、25・・・絶縁膜、26・・・絶縁膜、27・・・ゲート層、27a・・・酸化膜、28・・・絶縁膜、29・・・絶縁膜
Claims (11)
- 絶縁層と導電層が交互に第1方向に沿って積層された積層体と、
前記積層体内に前記第1方向に沿って配置された半導体層と、
前記積層体と前記半導体層との間に前記第1方向に沿って配置された第1絶縁膜と、
前記積層体と前記第1絶縁膜との間に前記第1方向に沿って配置された第2絶縁膜と、
前記積層体と前記第2絶縁膜との間に前記第1方向に沿って配置された第3絶縁膜と、
第1部分および第2部分を有する第4絶縁膜であって、前記第1部分は前記導電層と前記第3絶縁膜との間に配置され、前記第2部分は前記導電層と前記絶縁層との間に前記第1方向に交差する第2方向に沿って配置されかつ前記第1部分と接続する前記第4絶縁膜と、
を備え、前記第4絶縁膜の第1部分、前記第3絶縁膜、前記第2絶縁膜、および前記第1絶縁膜における重水素の平均濃度が、
前記第2絶縁膜>前記第1絶縁膜>前記第1部分>前記第3絶縁膜
の順序で低くなっている半導体装置。 - 前記第2方向に沿って配置された第1配線を更に備え、前記半導体層は前記第1配線に電気的に接続される請求項1記載の半導体装置。
- 前記第2絶縁膜は窒化シリコンを含み、前記第1絶縁膜は酸窒化シリコンを含み、前記第4絶縁膜は酸化アルミニウムを含む請求項1または2記載の半導体装置。
- 犠牲層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体内に前記第1方向に沿った第1絶縁膜、第2絶縁膜、第3絶縁膜、および半導体層を前記第1方向に交差する第2方向に順次形成し、
前記犠牲層を除去するとともに前記絶縁層の除去された領域の表面に第4絶縁膜を形成し、
熱処理を行うことにより、前記第4絶縁膜を介して前記第3絶縁膜、前記第2絶縁膜、および前記第1絶縁膜に重水素(D)を導入し、
前記犠牲層が除去された領域に導電層を埋め込む
ことを含む半導体記憶装置の製造方法。 - 前記熱処理は、重水(D2O)を用いたRTPを含む請求項4記載の半導体装置の製造方法。
- 前記熱処理は、重水(D2O)および重水素(D)ガスの混合ガスを用いたRTPを含む請求項4記載の半導体装置の製造方法。
- 前記熱処理は、重水(D2O)および水素(H)ガスの混合ガスを用いたRTPを含む請求項4記載の半導体装置の製造方法。
- 前記重水素(D)を導入後の前記第4絶縁膜、前記第3絶縁膜、前記第2絶縁膜、および前記第1絶縁膜中における前記重水素(D)の平均濃度は、
前記第2絶縁膜>前記第1絶縁膜>前記第4絶縁膜>前記第3絶縁膜
の順序で低くなっている請求項4乃至7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2絶縁膜は窒化シリコンを含み、前記第1絶縁膜は酸窒化シリコンを含み、前記第4絶縁膜は酸化アルミニウムを含む請求項4乃至8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
- 犠牲層と絶縁層とが交互に第1方向に積層された積層体内に前記第1方向に沿った第1絶縁膜、第2絶縁膜、第3絶縁膜、および半導体層を前記第1方向に交差する第2方向に順次形成し、
前記犠牲層を除去するとともに前記絶縁層の除去された領域の表面に第4絶縁膜を形成し、
第1熱処理、第2熱処理、および前記第1熱処理の順序で処理を行い、
前記犠牲層が除去された領域に導電層を埋め込む
ことを含み、
前記第1熱処理は、重水(D2O)を重水素(D2)ガスまたは水素(H2)ガスで希釈したウェット酸化処理、および酸素ラジカル(O*)と、OH*ラジカルまたはOD*ラジカルとの混合ガスを用いたラジカル酸化処理のいずれか一方であり、前記第2熱処理は、前記ウェット酸化処理および前記ラジカル酸化処理の他方である、半導体装置の製造方法。 - 前記第2絶縁膜は窒化シリコンを含み、前記第1絶縁膜は酸窒化シリコンを含み、前記第4絶縁膜は酸化アルミニウムを含む請求項10記載の半導体装置の製造方法。
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