JP2022143374A - 媒体搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】滞留した媒体を容易に取り出すことができ、利便性を高くすることができるようにする。【解決手段】媒体搬送路において回転自在に配設され、媒体搬送路に沿って媒体を媒体搬送方向に搬送するための第1の媒体搬送ローラと、前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動自在に配設され、媒体を案内する開閉ガイドLwと、該開閉ガイドLwの開閉方向の移動と、前記第1の媒体搬送ローラの所定の方向の回転とを連動させる連動機構とを有する。媒体搬送路に滞留した媒体を容易に取り出すことができ、画像形成装置の利便性を高くすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、媒体搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、現像器によって静電潜像が現像されて感光体ドラム上にトナー像が形成されるようになっている。
そして、用紙カセットから給紙された媒体としての用紙が、媒体搬送装置としての用紙搬送装置によって媒体搬送路としての用紙搬送路を搬送され、感光体ドラムと転写ローラとの間においてトナー像が用紙に転写され、定着器において定着させられる(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、前記従来の用紙搬送装置においては、用紙搬送路においてジャムが発生して用紙が滞留することがあるが、滞留した用紙を取り出すのが困難な場合があり、プリンタの利便性が低くなってしまう。
本発明は、前記従来の用紙搬送装置の問題点を解決して、媒体搬送路に滞留した媒体を容易に取り出すことができ、利便性を高くすることができる媒体搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の媒体搬送装置においては、媒体搬送路において回転自在に配設され、媒体搬送路に沿って媒体を媒体搬送方向に搬送するための第1の媒体搬送ローラと、前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動自在に配設され、媒体を案内する開閉ガイドと、該開閉ガイドの開閉方向の移動と、前記第1の媒体搬送ローラの所定の方向の回転とを連動させる連動機構とを有する。
本発明によれば、媒体搬送装置においては、媒体搬送路において回転自在に配設され、媒体搬送路に沿って媒体を媒体搬送方向に搬送するための第1の媒体搬送ローラと、前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動自在に配設され、媒体を案内する開閉ガイドと、該開閉ガイドの開閉方向の移動と、前記第1の媒体搬送ローラの所定の方向の回転とを連動させる連動機構とを有する。
この場合、開閉ガイドが、前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動させられると、連動機構によって第1の媒体搬送ローラが所定の方向に回転させられるので、媒体搬送路に滞留した媒体を容易に取り出すことができ、画像形成装置の利便性を高くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、10はプリンタ、Csは該プリンタ10の外装体としての筐体である。該筐体Csは、前壁Wf、背壁Wr、頂壁Wt、底壁Wb、前壁Wf側からプリンタ10を見たときの左側に配設された図示されない左側壁、及び前壁Wf側からプリンタ10を見たときの右側に配設された図示されない右側壁を備える。
また、Bdは前記プリンタ10の本体、すなわち、装置本体であり、該装置本体Bdの下部に第1の媒体収容部としての用紙カセット11が配設され、該用紙カセット11に媒体としての用紙Pが収容される。そして、前記用紙カセット11の前端に隣接させて第1の給紙機構が配設され、該第1の給紙機構は、回転自在に配設され、回転に伴って用紙カセット11から用紙Pを繰り出す繰出部材としてのピックアップローラ12、該ピックアップローラ12によって繰り出された用紙Pを第1の媒体搬送路としての、かつ、用紙Pの一方の面に画像を形成する片面印刷用の媒体搬送路としての用紙搬送路Rt1に送るフィードローラ13、及び該フィードローラ13に当接させて配設され、用紙Pを1枚ずつ分離させるための分離部材としてのリタードローラ14を備える。第1の給紙機構によって給紙された用紙Pは、用紙搬送路Rt1に配設された第1の搬送部材としての搬送ローラ対m1に送られた後、第2の搬送部材としての搬送ローラ対(レジストローラ対)m2によって斜行が矯正され、画像形成部Q1に送られる。
また、前記前壁Wfには、第2の媒体収容部としての手差トレイ21が配設され、該手差トレイ21に、例えば、用紙カセット11に収容することができない用紙サイズの用紙Pが載置される。そして、前記手差トレイ21の前端に隣接させて第2の給紙機構が配設され、該第2の給紙機構は、回転自在に配設され、回転に伴って手差トレイ21から用紙Pを繰り出す繰出部材としてのピックアップローラ22、該ピックアップローラ22によって繰り出された用紙Pを前記用紙搬送路Rt1に送るフィードローラ23、及び該フィードローラ23に当接させて配設され、用紙Pを1枚ずつ分離させるための分離部材としてのリタードローラ24を備える。第2の給紙機構によって給紙された用紙Pは、前記搬送ローラ対m2によって斜行が矯正された後、画像形成部Q1に送られる。
該画像形成部Q1は、画像形成ユニット30、露光装置としてのLEDヘッド32、画像形成ユニット30に配設された像担持体としての感光体ドラム33と用紙搬送路Rt1を介して対向させて配設された転写部材としての転写ローラ34等を備える。
感光体ドラム33の表面が、図示されない帯電ローラによって一様に帯電させられた後、前記LEDヘッド32によって画像データに基づいて露光されると、感光体ドラム33の表面に潜像としての静電潜像が形成される。続いて、図示されない現像ローラによって現像剤としてのトナーが静電潜像に付着させられて静電潜像が現像され、感光体ドラム33の表面に現像剤像としてのトナー像が形成される。
前記用紙カセット11から用紙搬送路Rt1を搬送され、画像形成部Q1に供給された用紙Pは、感光体ドラム33と転写ローラ34との間の転写部を通過する際に、前記転写ローラ34によって、感光体ドラム33上に形成されたトナー像が転写させられる。
前記用紙搬送路Rt1における画像形成部Q1より下流側に定着装置としての定着器36が配設される。該定着器36は、第1の定着部材としての定着ローラ37及び第2の定着部材としてのバックアップローラ38を備え、定着器36に供給された用紙Pは、定着ローラ37とバックアップローラ38との間の定着部を通過する際に、用紙P上のトナー像が加熱され、溶融させられ、加圧されて定着させられる。定着器36において画像が形成された用紙Pは、定着器36の出口に隣接させて配設された第3の搬送部材としての搬送ローラ対m3によって定着器36から排出され、用紙搬送路Rt1に沿って第4の搬送部材としての搬送ローラ対m4によって搬送され、第5の搬送部材としての搬送ローラ対(排出ローラ対)m5によって排出口h1から装置本体Bd外に排出され、頂壁Wtに形成された第1のスタッカsk1に排出される。
ところで、前記プリンタ10においては、用紙Pの両面に画像を形成し、両面印刷を行うことができるだけでなく、装置本体Bdから用紙Pを、印刷面を下に向けてフェースダウンで排出することができるようになっている。
そのために、用紙搬送路Rt1における搬送ローラ対m3より下流側で、かつ、搬送ローラ対m3に隣接する箇所に分岐部pt1が形成され、該分岐部pt1から下流側に向けて分岐させて、第2の媒体搬送路としての、かつ、用紙Pを退避させるための退避用の媒体搬送路としての用紙搬送路Rt2が形成される。また、頂壁Wtに、用紙搬送路Rt2を開口させるための退避口h2が形成される。
そして、前記分岐部pt1に、用紙搬送路Rt1と用紙搬送路Rt2とを切り替えるための切替部材としてのセパレータSr1が揺動自在に配設される。該セパレータSr1は、図示されない退避用のドライバが駆動されることによって第1、第2の位置に置かれ、第1の位置で用紙搬送路Rt1と用紙搬送路Rt2とを遮断し、第2の位置で用紙搬送路Rt1と用紙搬送路Rt2とを連通させる。
該用紙搬送路Rt2には、前記分岐部pt1より下流側に所定の距離を置いて、第6の搬送部材としての退避ローラ対m6が、該退避ローラ対m6より下流側に第7の搬送部材としての退避ローラ対m7が配設される。
また、前記用紙搬送路Rt2における退避ローラ対m6より上流側で、かつ、退避ローラ対m6に隣接する箇所に分岐部pt2が形成され、該分岐部pt2から下流側に向けて分岐させて、第3の媒体搬送路としての、かつ、用紙Pを装置本体Bdからフェースアップで排出するためのフェースアップ排出用の媒体搬送路としての用紙搬送路Rt3が形成される。そして、背壁Wrに排出口h3が形成され、該排出口h3に隣接させて図示されない第2のスタッカが配設される。
前記用紙搬送路Rt3には、前記分岐部pt2より下流側で、かつ、分岐部pt2に隣接させて第8の搬送部材としての搬送ローラ対(排出ローラ対)m8が配設される。そして、退避ローラ対m6及び搬送ローラ対m8において、ピンチローラRoが共有にされ、図示されない反転用のモータを正回転させると、退避ローラ対m6及びピンチローラRoが用紙搬送路Rt2において用紙Pを下流側に向けて搬送し、反転用のモータを逆回転させると、搬送ローラ対m8及びピンチローラRoが用紙Pを用紙搬送路Rt3に送る。
さらに、前記用紙搬送路Rt2における前記分岐部pt2より下流側の所定の箇所に、分岐部pt2と所定の距離を置いて分岐部pt3が形成され、該分岐部pt3から上流側に向けて分岐させて、退避させられた用紙Pを前記用紙搬送路Rt1に戻すための第4の媒体搬送路としての、かつ、反転用の媒体搬送路としての用紙搬送路Rt4が形成される。
なお、分岐部pt3における用紙搬送路Rt4の傾斜角度は用紙搬送路Rt2の傾斜角度より大きくされる。したがって、用紙搬送路Rt2において分岐部pt3より下流側に退避させられた用紙Pを逆方向に搬送すると、用紙Pは自重で用紙搬送路Rt4に送られるので、用紙搬送路Rt2と用紙搬送路Rt4とはセパレータを使用することなく切り替えられる。
前記用紙搬送路Rt4には、前記分岐部pt3より下流側に、分岐部pt3と所定の距離を置いて、第9の搬送部材としての搬送ローラ対m9が、該搬送ローラ対m9より下流側に、第10の搬送部材としての搬送ローラ対m10が、該搬送ローラ対m10より下流側に、第11の搬送部材としての搬送ローラ対m11が配設される。
次に、前記プリンタ10の動作について説明する。
用紙Pの一方の面に画像を形成し、装置本体Bdからフェースダウンで用紙Pを排出する場合、前記用紙カセット11に収容された用紙Pは、第1の給紙機構によって用紙搬送路Rt1に給紙され、前記搬送ローラ対m1によって用紙搬送路Rt1を搬送され、搬送ローラ対m2によって斜行が矯正され、画像形成部Q1に送られる。
該画像形成部Q1において、用紙Pは、感光体ドラム33と転写ローラ34との間の転写部を通過する際に感光体ドラム33上のトナー像が転写され、前記定着器36において、トナー像が加熱され、加圧されて定着させられ、用紙Pの一方の面に画像が形成される。
続いて、用紙Pは、セパレータSr1の上を通り、用紙搬送路Rt1を搬送ローラ対m4によって搬送され、搬送ローラ対m5によって排出口h1から装置本体Bd外に排出されて第1のスタッカsk1に積載される。
一方、用紙Pの両面に画像を形成する場合、用紙カセット11から給紙された用紙Pは、搬送ローラ対m1によって用紙搬送路Rt1を搬送され、搬送ローラ対m2によって斜行が矯正され、画像形成部Q1に送られる。
そして、用紙Pは、画像形成部Q1においてトナー像が転写され、前記定着器36においてトナー像が定着させられ、用紙Pの一方の面に画像が形成される。
続いて、用紙Pは、セパレータSr1の下を通り、用紙搬送路Rt2に送られて搬送された後、退避ローラ対m6、m7によって更に搬送され、用紙搬送路Rt2において、前端を退避口h2から突出させて退避位置で停止させられた後、反転(スイッチバック)させられ、用紙搬送路Rt4に送られる。反転させられた用紙Pは、用紙搬送路Rt4を搬送ローラ対m9~m11によって搬送され、用紙搬送路Rt1に戻される。
そして、用紙Pは、再び用紙搬送路Rt1を搬送され、画像形成部Q1においてトナー像が転写され、定着器36においてトナー像が定着させられ、用紙Pの他方の面に画像が形成される。このようにして、両面に画像が形成された用紙Pは、用紙搬送路Rt1を搬送され、装置本体Bdから排出されて第1のスタッカsk1に積載される。
また、用紙Pの一方の面に画像を形成し、装置本体Bdからフェースアップで用紙Pを排出する場合、用紙カセット11から給紙された用紙Pは、画像形成部Q1において一方の面に画像が形成されると、用紙搬送路Rt2に送られた後、セパレータSr1の下を通り、用紙搬送路Rt3に送られ、搬送ローラ対m8によって排出口h3から装置本体Bd外に排出され、第2のスタッカに積載される。
ところで、前記プリンタ10の装置本体Bd内には、前記各用紙搬送路Rti(i=1、2、…、4)に搬送ローラ対mj(j=1、2、…、11)が配設され、各搬送ローラ対mjが回転させられることによって用紙Pが搬送されるが、例えば、所定の用紙搬送路Rtiにおいて何らかの理由でジャムが発生すると、搬送ローラ対mjによって用紙Pを搬送することができなくなり、用紙Pが用紙搬送路Rtiに滞留してしまう。その場合、滞留した用紙Pを除去するのが困難になると、プリンタ10の利便性が低くなってしまう。
例えば、本実施の形態においては、両面に画像を形成する場合、用紙Pが、定着器36を通過するたびに加熱され、加圧されてトナー像が定着させられるので、一方の面だけに画像が形成される場合より用紙Pがカールしやすく、特に、用紙搬送路Rt2、Rt4等においてジャムが発生する可能性が高い。
そこで、本実施の形態においては、用紙搬送路Rt4に媒体搬送装置としての後述される用紙搬送装置K(図1)が配設され、用紙搬送路Rt4に用紙Pが滞留したときに用紙搬送装置Kを操作することによって、滞留した用紙Pを取り出すことができるようになっている。
図1は本発明の第1の実施の形態における用紙搬送装置の斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における用紙搬送装置の側面図である。なお、図3はプリンタ10の左側壁側から用紙搬送装置Kの側面を見た図である。
図において、Kは用紙搬送装置、Rt4は用紙搬送路、Pは、該用紙搬送路Rt4に沿って媒体搬送方向である矢印A方向に搬送される用紙、m10は用紙搬送路Rt4における上流側に配設された搬送ローラ対、m11は用紙搬送路Rt4における下流側に配設された搬送ローラ対、Wbは底壁である。なお、図3においては、用紙カセット11(図2)が装置本体Bdから取り外された状態が示され、用紙搬送装置Kと底壁Wbとの間に、用紙搬送路Rt4から用紙Pを取り出すための作業スペースSpが形成される。
前記用紙搬送装置Kにおいて、搬送ローラ対m10は、用紙搬送路Rt4の上流側において回転自在に配設された第1の媒体搬送ローラを構成し、搬送ローラ対m11は、用紙搬送路Rt4の下流側において回転自在に配設された第2の媒体搬送ローラを構成する。
そして、前記搬送ローラ対m10、m11は、搬送用の駆動部としての図示されない搬送モータからの回転を受けて回転させられる駆動ローラDr、該駆動ローラDrと対向させて配設され、駆動ローラDrが回転するのに伴って回転させられる従動ローラとしての複数のピンチローラPr、及び各ピンチローラPrを所定の付勢力で駆動ローラDrに押し付ける付勢部材としての図示されないスプリングを備える。
そして、前記搬送ローラ対m10、m11は、搬送用の駆動部としての図示されない搬送モータからの回転を受けて回転させられる駆動ローラDr、該駆動ローラDrと対向させて配設され、駆動ローラDrが回転するのに伴って回転させられる従動ローラとしての複数のピンチローラPr、及び各ピンチローラPrを所定の付勢力で駆動ローラDrに押し付ける付勢部材としての図示されないスプリングを備える。
前記駆動ローラDrは、用紙搬送路Rt4の幅方向(用紙Pの幅方向)に延在させて回転自在に配設された第1の回転軸としての軸部sha、及び該軸部shaの軸方向に所定の間隔を置いて配設され、軸部shaに固定された複数の、本実施の形態においては、2個のローラRdを備える。そして、前記ピンチローラPrは、駆動ローラDrの各ローラRdに対応する箇所に配設された図示されないホルダ、該ホルダによって回転自在に配設された第2の回転軸としての軸部shb、及び該軸部shbに固定されたローラRuを備える。
また、UGは用紙搬送路Rt4の上側において用紙Pを案内する第1の案内部材としてのアッパガイド、LGは用紙搬送路Rt4の下側において用紙Pを案内する第2の案内部材としてのロワガイドであり、該ロワガイドLGの一部、本実施の形態においては、搬送ローラ対m10、m11間に、開閉ガイドLwが、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrの軸部shaを中心に揺動自在に、かつ、用紙搬送路Rt4に対して開閉方向に移動自在に配設される。そして、前記開閉ガイドLwは、ロワガイドLGと底壁Wbとの間の作業スペースSpにおいて、開閉方向に移動させられることによって、用紙搬送路Rt4に滞留した用紙Pを取り出すための開口としての後述される取出口hg(図5)を開閉する。
前記開閉ガイドLwは、操作者がロワガイドLGの所定の箇所に配設された操作部としてのレバー50を操作することによって、ロワガイドLGに固定されたり、ロワガイドLGから解放されたりする。
そして、51は、用紙搬送路Rt4におけるプリンタ10の右側壁側の縁部において、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrの軸部shaと同軸上に配設され、前記搬送モータと搬送ローラ対m10との間を断続する係脱部材としてのクラッチであり、該クラッチ51が係合されると、搬送モータの回転が搬送ローラ対m10に伝達され、クラッチ51が解放されると、搬送モータと搬送ローラ対m10との連結が切り離され、搬送モータの回転は搬送ローラ対m10に伝達されない。
また、54は、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrと搬送ローラ対m11の駆動ローラDrとを連結し、各駆動ローラDr間において回転を伝達する回転伝達装置としてのベルトユニットである。前記クラッチ51が係合されると、搬送モータの回転は、搬送ローラ対m10に伝達され、ベルトユニット54を介して搬送ローラ対m11に伝達される。前記クラッチ51が解放されると、搬送モータの回転は搬送ローラ対m10、m11のいずれにも伝達されない。
そして、前記ベルトユニット54は、用紙搬送路Rt4におけるプリンタ10の左側壁側の縁部に配設され、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrの軸部shaと同軸上に配設された第1の回転体としてのプーリ58、搬送ローラ対m11の駆動ローラDrの軸部shaと同軸上に配設された第2の回転体としてのプーリ59、及びプーリ58、59間を連結し、走行自在に張設された伝動部材としてのベルト61から成る。
本実施の形態においては、回転伝達装置として、プーリ58、59及びベルト61から成るベルトユニット54が使用されるが、一対の歯車、及び歯車間を連結し、走行自在に張設された伝動部材としてのタイミングベルトを使用することもできる。
そして、63は、用紙搬送路Rt4におけるプリンタ10の左側壁側の縁部に配設され、開閉ガイドLwの揺動運動を搬送ローラ対m11の駆動ローラDrの回転運動に変換する回転運動変換部材としてのラックアンドピニオンである。
該ラックアンドピニオン63は、装置本体Bdにおける開閉ガイドLwの揺動範囲内の所定の箇所に配設され、扇形の形状を有し、外周面に所定の数の歯が形成された第1の噛合部材としてのラック64、及び搬送ローラ対m11の軸部shaと同軸上において、前記ラック64と噛合自在に配設された第2の噛合部材としてのギヤ(ピニオンギヤ)65から成る。前記ラック64の、一方の端部、本実施の形態においては、上方の端部に、ギヤ65との噛合を開始する噛合開始端Esが、他方の端部、本実施の形態においては、下方の端部に、ギヤ65との噛合を解除する噛合解除端Eeが形成される。
したがって、ラック64とギヤ65とは、前記開閉ガイドLwが閉位置と開位置との間を移動させられているときに噛合させられ、開閉ガイドLwが閉位置及び開位置に置かれると、噛合が解除される。
ベルトユニット54及びラックアンドピニオンギヤ63は、開閉ガイドLwの開閉方向の移動と、前記搬送ローラ対m10の所定の方向の回転とを連動させる連動機構を構成し、該連動機構は、開閉ガイドLwが開閉方向に移動するのに伴って、搬送ローラ対m10を回転させ、用紙Pを前記矢印A方向に搬送したり、矢印A方向と反対方向に搬送したりする。
前記開閉ガイドLwが駆動ローラDrの軸部shaを中心に開方向に回動させられるのに伴って、ギヤ65及び搬送ローラ対m11の駆動ローラDrが、図3において時計回り方向に弧を描いて回動させられ、ギヤ65は、ラック64の噛合開始端Esに到達してから噛合解除端Eeに到達するまでの間、ラック64と一時的に噛合させられ、回転させられる。これにより、ギヤ65は、搬送ローラ対m11の駆動ローラDrを所定の量回転させ、ベルトユニット54を介して回転を搬送ローラ対m10の駆動ローラDrに伝達し、駆動ローラDrを回転させる。
さらに、68は、用紙搬送路Rt4におけるプリンタ10の右側壁側の縁部において駆動ローラDrの軸部shaと同軸上に配設され、操作者によって操作される回転操作部材としてのローレットである。ラック64とギヤ65との噛合が解除されているときに、操作者はローレット68を操作し、回転させることによって、搬送ローラ対m11の駆動ローラDrを回転させることができる。
次に、用紙搬送路Rt4に滞留した用紙Pを取り出す際の用紙搬送装置Kの動作について説明する。
まず、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から端部、本実施の形態においては、前端Paをわずかに前方に突出させた、第1の状態で滞留した場合について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における用紙が第1の状態で滞留したときの用紙搬送装置を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における用紙が第1の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための図である。
図において、Kは用紙搬送装置、Pは用紙、Rt4は用紙搬送路、m10、m11は搬送ローラ対、Prはピンチローラ、Drは駆動ローラ、UGはアッパガイド、LGはロワガイド、Lwは開閉ガイド、hgは取出口、Wbは底壁、Spは作業スペース、50はレバー、58、59はプーリ、61はベルト、64はラック、65はギヤである。
図4に示されるように、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から前端Paをわずかに前方に突出させた、第1の状態で滞留した場合、操作者は、クラッチ51(図1)を解放し、搬送モータと搬送ローラ対m10との連結を切り離し、搬送ローラ対m10、m11が自由に回転することができる状態にするとともに、装置本体Bdから用紙カセット11を取り出す。
続いて、操作者が、作業スペースSp内に手を挿入し、レバー50を操作し、図5に示されるように、開閉ガイドLwを図における時計回り方向に回転させる。開閉ガイドLwが所定の角度開かれ、ギヤ65がラック64の噛合開始端Esに到達すると、ラック64とギヤ65との噛合が開始され、開閉ガイドLwが更に開かれる間、ギヤ65がラック64の噛合解除端Eeに到達するまで、ラック64とギヤ65とはラック64の歯の数だけ噛合し続ける。
したがって、ラック64とギヤ65とが噛合している間、ギヤ65及びプーリ59が図5における時計回り方向である矢印B方向に回転させられ、ベルト61が走行させられてプーリ58及び搬送ローラ対m10の駆動ローラDrが時計回り方向である矢印C方向に回転させられるとともに、搬送ローラ対m10のピンチローラPrが反時計回り方向である矢印D方向に回転させられる。
その結果、用紙搬送路Rt4において滞留した用紙Pは矢印A方向に前進させられ、前端Paが、前記取出口hgに対応する位置に移動させられ、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から十分に前方に突出させられるので、操作者は、用紙Pの前端Paを掴み、用紙Pを取出口hgから取り出すことができる。
次に、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが搬送ローラ対m10、m11にわたって延在する、第2の状態で滞留した場合について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における用紙が第2の状態で滞留したときの用紙搬送装置を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における用紙が第2の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための図である。
図において、Kは用紙搬送装置、Pは用紙、Rt4は用紙搬送路、m10、m11は搬送ローラ対、Prはピンチローラ、Drは駆動ローラ、UGはアッパガイド、LGはロワガイド、Lwは開閉ガイド、hgは取出口、Wbは底壁、Spは作業スペース、50はレバー、58、59はプーリ、61はベルト、64はラック、65はギヤである。
図6に示されるように、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、搬送ローラ対m10、m11にわたって延在した第2の状態で滞留した場合、操作者は、クラッチ51を解放し、搬送モータと搬送ローラ対m10との連結を切り離す。
続いて、操作者が、レバー50を操作し、図7に示されるように、開閉ガイドLwを図における時計回り方向に回動させると、開閉ガイドLwが所定の角度開かれ、ギヤ65がラック64の噛合開始端Esに到達してから噛合解除端Eeに到達するまで、ラック64とギヤ65とが噛合し続ける。
したがって、ラック64とギヤ65とが噛合している間、ギヤ65及びプーリ59が矢印B方向に回転させられ、ベルト61が走行させられてプーリ58及び搬送ローラ対m10の駆動ローラDrが矢印C方向に回転させられるとともに、搬送ローラ対m10のピンチローラPrが矢印D方向に回転させられる。
その結果、用紙搬送路Rt4において滞留した用紙Pは矢印A方向に前進させられ、用紙Pの端部、本実施の形態においては、後端Pbが、前記取出口hgに対応する位置に移動させられ、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から十分に離れるので、操作者は用紙Pの後端Pbを掴み、用紙Pを取出口hgから取り出すことができる。
次に、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、開閉ガイドLwを開いても、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から前端Paを十分に突出させることができない、第3の状態で滞留した場合について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態における用紙が第3の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための図である。
図において、Kは用紙搬送装置、Pは用紙、Rt4は用紙搬送路、m10、m11は搬送ローラ対、Prはピンチローラ、Drは駆動ローラ、UGはアッパガイド、LGはロワガイド、Lwは開閉ガイド、hgは取出口、Wbは底壁、Spは作業スペース、50はレバー、58、59はプーリ、61はベルト、64はラック、68ローレットである。
用紙搬送路Rt4において用紙Pが第1の状態で滞留した場合、前述されたように、操作者は、クラッチ51を解放した後、開閉ガイドLwを回動させ、ベルトユニット54を作動させて搬送ローラ対m10を回転させることによって用紙Pを取り出すことができるが、用紙Pが第3の状態で滞留した場合、図に示されるように、レバー50が底壁Wbに当接するまで開閉ガイドLwを開いても、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から前端Paを十分に突出させることができない。
この場合、操作者が、作業スペースSp内においてローレット68を矢印E方向に回転させてベルトユニット54を作動させ、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrを回転させると、用紙Pは矢印A方向に前進させられ、搬送ローラ対m10の駆動ローラDrとピンチローラPrとのニップ部から十分に前方に突出させられる。これにより、操作者は用紙Pの前端Paを掴み、取出口hgから取り出すことができる。
次に、用紙搬送路Rt4において、開閉ガイドLwを開いても、用紙Pが、搬送ローラ対m10、m11にわたって延在する第4の状態で滞留した場合について説明する。
図9は本発明の第1の実施の形態における用紙が第4の状態で滞留したときの用紙搬送装置を示す図、図10は本発明の第1の実施の形態における用紙が第4の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための図である。
図において、Kは用紙搬送装置、Pは用紙、Rt4は用紙搬送路、m10、m11は搬送ローラ対、Prはピンチローラ、Drは駆動ローラ、UGはアッパガイド、LGはロワガイド、Lwは開閉ガイド、hgは取出口、Wbは底壁、Spは作業スペース、50はレバー、58、59はプーリ、61はベルト、64はラック、68ローレットである。
用紙搬送路Rt4において用紙Pが第2の状態で滞留した場合、前述されたように、操作者は、クラッチ51を解放した後、開閉ガイドLwを回動させ、ベルトユニット54を作動させて搬送ローラ対m10を回転させることによって用紙Pを取り出すことができるが、用紙Pが第4の状態で滞留した場合、図9に示されるように、レバー50が底壁Wbに当接するまで開閉ガイドLwを開いても、用紙Pが搬送ローラ対m10、m11にわたって延在させられていて、用紙Pを取り出すことができない。
この場合、操作者がローレット68を矢印F方向に回転させて、ベルトユニット54を作動させて搬送ローラ対m10の駆動ローラDrを反時計回り方向に回転させると、用紙搬送路Rt4において、搬送ローラ対m10によって用紙Pが矢印G方向に後退させられ、図10に示されるように、用紙Pの前端Paが搬送ローラ対m11のピンチローラPrの下方に現れる。これにより、操作者は用紙Pの前端Paを掴み、用紙Pを取出口hgから取り出すことができる。
このように、本実施の形態においては、開閉ガイドLwが、用紙搬送路Rt4に対して開閉方向に移動させられると、連動機構が連動して搬送ローラ対m10が所定の方向に回転させられるので、用紙搬送路Rt4に滞留した用紙Pを容易に取り出すことができる。したがって、プリンタ10の利便性を高くすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
この場合、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、搬送ローラ対m10、m11にわたって延在する第2の状態で滞留した場合について説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態における用紙が第2の状態で滞留したときの用紙搬送装置を示す図、図12は本発明の第2の実施の形態における用紙が第2の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための第1の図、図13は本発明の第2の実施の形態における用紙が第2の状態で滞留したときの用紙搬送装置の動作を説明するための第2の図である。
図において、Kは媒体搬送装置としての用紙搬送装置、Pは媒体としての用紙、Rt4は第4の媒体搬送路としての、かつ、反転用の媒体搬送路としての用紙搬送路、m10は第10の搬送部材としての、かつ、第1の媒体搬送ローラとしての搬送ローラ対、m11は第11の搬送部材としての、かつ、第2の媒体搬送ローラとしての搬送ローラ対、Prは従動ローラとしてのピンチローラ、Drは駆動ローラ、UGは第1の案内部材としてのアッパガイド、LGは第2の案内部材としてのロワガイド、Lwは開閉ガイド、hgは開口としての取出口、Wbは底壁、Spは作業スペース、50は操作部としてのレバー、58、59は第1、第2の回転体としてのプーリ、61は伝動部材としてのベルト、64は第1の噛合部材としてのラック、65は第2の噛合部材としてのギヤである。
この場合、前記ラック64は、装置本体Bdにおける開閉ガイドLwの揺動範囲内の所定の箇所に配設され、扇形の形状を有し、内周面に所定の数の歯が形成される。また、ラック64の、一方の端部、本実施の形態においては、上方の端部に、ギヤ65との噛合を開始する噛合開始端Esが、他方の端部、本実施の形態においては、下方の端部に、ギヤ65との噛合を終了する噛合解除端Eeが形成される。
図11に示されるように、用紙搬送路Rt4において、用紙Pが、搬送ローラ対m10、m11にわたって延在する第2の状態で滞留した場合、まず、操作者は、係脱部材としてのクラッチ51(図1)を解放し、搬送用の駆動部としての搬送モータと搬送ローラ対m10との連結を切り離す。
続いて、操作者が、レバー50を操作し、図12に示されるように、開閉ガイドLwを図における時計回り方向に回動させると、開閉ガイドLwが所定の角度開かれ、ギヤ65がラック64の噛合開始端Esに到達してから噛合解除端Eeに到達するまで、ラック64とギヤ65とが噛合し続ける。
したがって、ラック64とギヤ65とが噛合している間、ギヤ65及びプーリ59が反時計回り方向である矢印G方向に回転させられ、ベルト61が走行させられてプーリ58及び搬送ローラ対m10の駆動ローラDrが反時計回り方向である矢印H方向に回転させられるとともに、搬送ローラ対m10のピンチローラPrが時計回り方向である矢印I方向に回転させられる。
これにより、図13に示されるように、用紙搬送路Rt4において滞留した用紙Pは後退させられ、用紙Pの前端Paが搬送ローラ対m11のピンチローラPrの下方に現れるので、操作者は用紙Pの前端Paを掴み、用紙Pを取出口hgから取り出すことができる。
このように、本実施の形態においては、開閉ガイドLwが用紙搬送路Rt4に対して開方向に移動させられると、搬送ローラ対m10が用紙Pを搬送するときと反対の方向に回転させられるので、用紙搬送路Rt4に滞留した用紙Pを後退させて取り出すことができる。
前記各実施の形態においては、用紙搬送装置Kが搬送ローラ対m10、m11間に配設されるようになっているが、各用紙搬送路Rtiにおける任意の用紙搬送路において、任意の二つの搬送ローラ対mj間に配設することができる。
また、前記各実施の形態においては両面印刷を行うことができるプリンタ10について説明しているが、本発明を、用紙Pの一方の面に印刷を行うプリンタに適用することができる。
さらに、前記各実施の形態においてはプリンタ10について説明しているが、本発明を複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
54 ベルトユニット
63 ラックアンドピニオン
K 用紙搬送装置
Lw 開閉ガイド
m10 搬送ローラ対
P 用紙
Rt4 用紙搬送路
63 ラックアンドピニオン
K 用紙搬送装置
Lw 開閉ガイド
m10 搬送ローラ対
P 用紙
Rt4 用紙搬送路
Claims (13)
- (a)媒体搬送路において回転自在に配設され、媒体搬送路に沿って媒体を媒体搬送方向に搬送するための第1の媒体搬送ローラと、
(b)前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動自在に配設され、媒体を案内する開閉ガイドと、
(c)該開閉ガイドの開閉方向の移動と、前記第1の媒体搬送ローラの所定の方向の回転とを連動させる連動機構とを有することを特徴とする媒体搬送装置。 - (a)前記媒体搬送路は、前記開閉ガイドの開閉方向の移動に伴って開閉される開口を備え、
(b)前記開閉ガイドが開方向に移動させられる際に、前記連動機構は、前記第1の媒体搬送ローラを、媒体が前記媒体搬送方向に搬送されるよう回転させる請求項1に記載の媒体搬送装置。 - (a)前記媒体搬送路は、前記開閉ガイドの開閉方向の移動に伴って開閉される開口を備え、
(b)前記開閉ガイドが開方向に移動させられる際に、前記連動機構は、前記第1の媒体搬送ローラを、媒体が前記媒体搬送方向と反対方向に向かって搬送されるよう回転させる請求項1に記載の媒体搬送装置。 - 前記第1の媒体搬送ローラは、媒体の端部が前記開口に対応する位置に移動するように回転させられる請求項2又は3に記載の媒体搬送装置。
- 前記開閉ガイドは、前記第1の媒体搬送ローラの回転軸を中心に回動させられることによって、前記媒体搬送路に対して開閉方向に移動させられる請求項1~4のいずれか1項に記載の媒体搬送装置。
- (a)前記連動機構は、装置本体に配設された第1の噛合部材、及び該第1の噛合部材と噛合させられる第2の噛合部材を備え、
(b)該第2の噛合部材は、第1の噛合部材との噛合に伴って回転させられ、前記第1の媒体搬送ローラに回転を伝達する請求項1~5のいずれか1項に記載の媒体搬送装置。 - (a)前記媒体搬送路の、前記媒体搬送方向における前記第1の媒体搬送ローラより下流側に第2の媒体搬送ローラが配設され、
(b)前記第2の噛合部材は、第2の媒体搬送ローラの回転軸と同軸上に配設される請求項6に記載の媒体搬送装置。 - 前記第1、第2の噛合部材は、前記開閉ガイドが閉位置と開位置との間を移動させられているときに噛合させられ、開閉ガイドが閉位置及び開位置に置かれると、噛合が解除される請求項7に記載の媒体搬送装置。
- (a)前記第2の媒体搬送ローラは、駆動ローラ、及び該駆動ローラと対向させて配設された従動ローラを備え、
(b)前記駆動ローラは、前記開閉ガイドの開閉方向の移動に伴って移動させられる請求項7又は8に記載の媒体搬送装置。 - 前記第1、第2の媒体搬送ローラは伝動部材によって連結される請求項7~9のいずれか1項に記載の媒体搬送装置。
- 前記伝動部材は、前記第1の媒体搬送ローラの回転軸と同軸上に配設された第1の回転体と、前記第2の媒体搬送ローラの回転軸と同軸上に配設された第2の回転体との間に張設される請求項10に記載の媒体搬送装置。
- 前記第2の媒体搬送ローラの回転軸に、第2の回転体を回転させるための回転操作部材が配設される請求項11に記載の媒体搬送装置。
- 前記請求項1~12のいずれか1項に記載の媒体搬送装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021043849A JP2022143374A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | 媒体搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021043849A JP2022143374A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | 媒体搬送装置及び画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2021043849A Pending JP2022143374A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | 媒体搬送装置及び画像形成装置 |
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-
2021
- 2021-03-17 JP JP2021043849A patent/JP2022143374A/ja active Pending
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