JP2022142798A - 通話解析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プライバシー保護とシステムリソースの問題により迷惑電話対策のシステムを導入することが困難であること。【解決手段】本発明の通話解析装置100は、相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得する取得部121と、発話状況情報に基づいて発呼側電話機と着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する算出部122と、偏り情報に基づいて発呼側電話機と着呼側電話機との間における通話の種別を判別する判別部123と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、通話解析方法、通話解析装置、プログラムに関する。
商品のセールスや勧誘、詐欺行為、さらには単なる嫌がらせ、などを目的としたいわゆる迷惑電話が増加しており、効果的な対策が望まれている。迷惑電話対策の一つとして、例えば、特許文献1で記載されているように、通話に出現する所定のキーワードを検出し、かかるキーワードの検出数に基づいて、迷惑電話であるか否かを判断することが行われている。
特開2017-50658号公報
上述したように、迷惑電話対策では、通話中の会話自体の意味を把握すべく自然言語処理や音声認識を利用するなど、会話の内容を分析する方法が取られている。しかしながら、このような会話の内容を分析する方法では、利用者のプライバシー保護の観点から導入が難しい、という問題が生じる。また、自然言語処理や音声認識などを行うことから、システムリソースへの影響が大きくなり、導入が困難である、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、プライバシー保護とシステムリソースの問題により迷惑電話対策のシステムを導入することが困難である、ことを解決することができる通話解析方法を提供することにある。
本発明の一形態である通話解析方法は、
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である通話解析装置は、
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得する取得部と、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する算出部と、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する判別部と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
処理を実行させる、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、プライバシーを保護し、システムリソースの増加を抑制して、迷惑電話対策のシステムを導入することができる。
本発明の実施形態1における電話交換機の構成を示すブロック図である。 図1に開示した電話機間における発話状況の一例を示す図である。 図1に開示した電話機間における発話状況の一例を示す図である。 図1に開示した電話機間における発話状況の一例を示す図である。 図1に開示した電話機間における発話状況の一例を示す図である。 図1に開示した電話交換機の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した電話交換機の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における通話解析装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における通話解析装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における通話解析装置の動作を示すフローチャートである。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。図1は、電話交換機の構成を説明するための図である。図2乃至図5は、電話機間における発話状況を説明するための図である。図6乃至図7は、電話交換機の処理動作を説明するための図である。
[構成]
本発明における電話交換機10は、例えば、企業内に設置されるものであり、外部の利用者20の電話機21と、企業内の従業員30の電話機31と、を通話接続するためのものである。特に、本実施形態における電話交換機10は、外部の利用者20の電話機21から企業内の従業員30の電話機31への外線着信時における通話を解析することと、解析結果に基づいて後の外線着信の接続制御を行うこと、に特徴を有する。但し、本発明の電話交換機10は、必ずしも企業内に設置されることに限定されず、いかなる場所に設置されてもよい。
上記電話交換機10は、演算装置と記憶装置とを備えた1台又は複数台の情報処理装置にて構成される。そして、電話交換機10は、図1に示すように、呼制御部11、音声処理部12、通話解析装置13、を備えており、さらに、通話解析装置13は、取得部14、算出部15、判別部16、を備えている。呼制御部11、音声処理部12、及び、通話解析装置13が備える取得部14、算出部15、判別部16は、演算装置が記憶装置に格納された各機能を実現するためのプログラムを実行することにより、実現することができる。また、電話交換機10は、記憶装置により構成されたデータベース17を備える。なお、通話解析装置13は、必ずしも電話交換機10内に装備されていることに限定されず、電話交換機10を構成する情報処理装置とは異なる別の情報処理装置で構成されていてもよく、電話交換機10とネットワークを介して接続されていてもよい。以下、各構成について詳述する。
上記呼制御部11(接続制御部)は、外部の利用者20の電話機21と、企業内の従業員30の電話機31と、の通話接続を制御する機能を有する。ここで、本実施形態では、主に、外部の利用者20が発呼側となり、企業内の従業員30が着呼側となる場合を説明する。このため、以下では、外部の利用者の電話機を発呼側電話機21(第一電話機)と呼び、企業内の従業員30の電話機を着呼側電話機31(第二電話機)と呼ぶこととする。そして、呼制御部11は、外部の利用者20の発呼側電話機21から外線着信があった際には、発呼側電話機21の電話番号と、発呼先となる企業内の従業員30の着呼側電話機31の電話番号とを取得し、これら電話機21,31間の接続制御を行う。例えば、呼制御部11は、発呼側電話機21からの発呼に応じて、発呼先となる電話番号の着呼側電話機31を呼び出し、当該着呼側電話機31が応答した場合に、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間で通話可能なよう接続する。
上記音声処理部12(接続制御部)は、発呼側電話機21と着呼側電話機31とを通話可能なよう接続している際に、発呼側電話機21又は着呼側電話機31に入力された音声を、相手側の電話機から出力するよう処理する。
上記通話解析装置13の取得部14は、上述した呼制御部11及び音声処理部12から、相互に通話接続されている発呼側電話機21と着呼側電話機31とのそれぞれにおける発話状況を表す発話状況情報を取得する。例えば、取得部14は、発話状況情報として、発呼側電話機21の電話番号と、着呼側電話機31の電話番号と、通話開始時刻と、通話終了時刻と、発呼側電話機21からの発話音声である発呼側音声データと、着呼側電話機31からの発話音声である着呼側音声データと、を取得する。そして、取得部14は、上記通話開始時刻と通話終了時刻とに基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間の全体の通話時間を表す全体通話時間情報を、発話状況情報として取得する。
さらに、取得部14は、発呼側音声データ及び着呼側音声データから、それぞれの発話回数を表す発話回数情報と、発話時間を表す発話時間情報と、を発話状況情報として取得する。具体的に、取得部14は、発呼側音声データ及び着呼側音声データのそれぞれについて、無音箇所で区切られており、連続して発話が行われている発話区間を抽出し、通話全体における発話区間の総数を発話回数情報として取得し、通話全体における発話区間の合計時間を発話時間情報として取得する。ここで、図2の上段に、外部の利用者20の発呼側電話機21から企業内の従業員30に向けた発話を示し、図2の下段に、企業内の従業員30の着呼側電話機31から外部の利用者20に向けた発話を示し、横方向に時間、縦方向に発話区間を表している。この場合、外部の利用者20の発呼側電話機21からの発話回数情報Aは「4」となり、発話時間情報は各発話区間の時間「at」をすべて加算して「At」となる。また、企業内の従業員30の着呼側電話機31からの発話回数情報Bは「4」となり、発話時間情報は各発話区間の時間「bt」をすべて加算した「Bt」となる。なお、図2の例では、全体通話時間情報は「N」であることとする。
上記通話解析装置13の算出部15は、上述したように取得した発話状況情報に基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する。ここで、発話方向は、外部の利用者20が発呼側電話機21から着呼側電話機31に音声を発した方向と、企業側の従業員30が着呼側電話機31から発呼側電話機21に音声を発した方向と、に分けられる。そして、発話方向の偏りは、本実施形態では、着呼側電話機31からの発話回数に対する発呼側電話機21からの発話回数の割合を、発話回数の偏りとし、着呼側電話機31と発呼側電話機21とからの発話時間に対する発呼側電話機21からの発話時間の割合を、発話時間の偏り、として算出する。
具体的に、算出部15は、発呼側電話機21の発話回数情報Aと着呼側電話機31の発話回数情報Bとから、下記の数式(1)にて発話回数の偏りαを算出する。
α=A/B・・・(1)
例えば、上述した図2の例において、発呼側電話機21の発話回数情報Aが「4」、着呼側電話機31の発話回数情報Bが「4」と同数である場合には、発話回数の偏りαが「1」となる。このため、αの値が「1」から離れるほど、どちらかに発話回数が偏っていると判断できる。つまり、上記の数式(1)の場合には、発呼側電話機21の発話回数情報Aが着呼側電話機31の発話回数情報Bよりも大きいほどαが1よりも大きくなり、発呼側電話機21の発話回数情報Aが着呼側電話機31の発話回数情報Bよりも小さいほどαが1よりも小さくなる。
また、算出部15は、発呼側電話機21の発話時間情報Atと着呼側電話機31の発話時間情報Btとから、下記の数式(2)にて発話時間の偏りβを算出する。
β=At/(At+Bt)・・・(2)
例えば、発呼側電話機21の発話時間情報Atと着呼側電話機31の発話時間情報Btが等しい場合には、発話時間の偏りβが「0.5」となる。このため、βの値が「0.5」から離れるほど、どちらかに発話時間が偏っていると判断できる。つまり、上記の数式(2)の場合には、発呼側電話機21の発話時間情報Atが着呼側電話機31の発話時間情報Btよりも大きいほどβが0.5よりも大きくなり、発呼側電話機21の発話時間情報Atが着呼側電話機31の発話時間情報Btよりも小さいほどβが0.5よりも小さくなる。
また、算出部15は、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間の全体の通話時間に対する発話が無音である無音時間の割合γを算出する。具体的に、算出部15は、まず、全体の通話時間を表す全体通話時間情報Nと、発呼側電話機21の発話時間情報Atと、着呼側電話機31の発話時間情報Btとから、下記の数式(3)にて無音時間Mを算出する。その後、算出部15は、算出した無音時間Mと全体通話時間情報Nとを用いて、下記の数式(4)にて無音時間Mの全体の通話時間に対する割合γを算出する。
M=N-(At+Bt)・・・(3)
γ=M/N={N-(At+Bt)}/N・・・(4)
このため、無音時間Mが長いほど、割合γの値が「1」に近づくこととなる。
上記通話解析装置13の判別部16は、上述したように算出した発話方向の偏りα,βや無音時間の割合γに基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間における通話の種別を判別する。ここで、通話の種別として、例えば、「通常電話」、「迷惑電話」、「無言電話」が設定されており、それぞれの種別に判別する基準として、発話方向の偏りである発話回数の偏りαや発話時間の偏りβ、無音時間の割合γの値が設定されていることとする。
例えば、種別「迷惑電話」と判別する基準として、発話回数の偏りαが「5以上」、あるいは、発話時間の偏りβが「0.7以上」、あるいは、発話回数の偏りαが「2以上」かつ発話時間の偏りβが「0.8以上」、といった値が設定される。一例として、判別部16は、図3に示すように、発呼側電話機21からの発話回数が多く、発話回数の偏りαが「5」となっている場合には、種別「迷惑電話」と判別する。また、図3に示すように、発呼側電話機21からの発話時間が長く、発話時間の偏りβが「0.7」となっている場合には、種別「迷惑電話」と判別する。また、判別部16は、図4に示すように、発呼側電話機21からの連続した発話が長いことから、発話回数の偏りαが「2」と小さいものの、発話時間の偏りβが「0.8」となっている場合には、種別「迷惑電話」と判別する。このように、判別部16は、発話回数の偏りαと発話時間の偏りβとのうち、いずれか一方の値から通話の種別を判別してもよく、両方の値から通話の種別を判別してもよい。
また、種別「無言電話」と判別する基準として、例えば、発話時間の偏りβが「0.1以下」、あるいは、無音時間の割合γが「0.9以上」といった値が設定される。一例として、判別部16は、図5に示すように、発呼側電話機21からの発話は一切なく、発話時間の偏りβが「0」であったり、あるいは、無音時間の割合γが「0.9」となっている場合には、種別「無言電話」と判別する。なお、種別「無言電話」と判別する基準として、発話回数の偏りαを加えたり、上述した各偏りα,βと割合γを組み合わせてもよい。一例として、種別「無言電話」と判別する基準として、発話回数の偏りαが「0.1以下」としてもよい。
なお、判別部16は、通話の種別が、上述した「迷惑電話」、「無言電話」に該当しない場合には、「通常電話」と判別する。そして、判別部16は、通話の種別が「迷惑電話」、「無言電話」であると判別した場合には、通話の種別共に、発呼側電話機21の電話番号をデータベース17(記憶部)に登録する。このとき、判別部16は、既にデータベース17内に、同一の通話種別と共に同一の電話番号が登録されている場合には、その登録回数も併せて登録しておき、通算の登録回数が閾値(例えば、5回)を超えている場合には、着信拒否リストに登録する。
ここで、上述した呼制御部11の機能について、さらに説明する。呼制御部11は、新たに外線着信があると、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号を取得し、かかる電話番号とデータベース17に登録されている電話番号とを比較する。そして、比較結果に基づいて、新たな外線着信の接続制御を行う。例えば、呼制御部11は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号が、データベース17に等速されており、さらに着信拒否リストにも登録されている場合には、着信を拒否する。また、呼制御部11は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号が、データベース17には登録されているが、着信拒否リストには登録されておらず、「迷惑電話」などの通話の種別と共に登録されている場合には、かかる通話の種別を着呼側電話機31に表示するなど通知しつつ、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間を通話接続するよう制御する。
[動作]
次に、上述した電話交換機10の動作を、主に図6乃至図7のフローチャートを参照して説明する。はじめに、図6のフローチャートを参照して、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間で通話が行われているときに、かかる通話を解析する処理について説明する。
まず、電話交換機10は、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間で行われている通話中の発話状況を取得する(ステップS1)。具体的に、電話交換機10は、発話状況情報として、発呼側電話機21の電話番号と、着呼側電話機31の電話番号と、通話開始時刻と、通話終了時刻と、発呼側電話機21からの発話音声である発呼側音声データと、着呼側電話機31からの発話音声である着呼側音声データと、を取得する。
そして、電話交換機10は、通話開始時刻と通話終了時刻とに基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間の全体の通話時間を表す全体通話時間情報を発話状況情報として取得する。さらに、電話交換機10は、発呼側音声データ及び着呼側音声データから、それぞれの発話回数を表す発話回数情報と、発話時間を表す発話時間情報と、を発話状況情報として取得する。一例として、電話交換機10は、図2に示すように、全体通話時間情報「N」を取得し、発呼側電話機21の発話回数情報「A(4回)」と発話時間情報「At」を取得し、着呼側電話機31の発話回数情報「B(4回)」と発話時間情報「Bt」を取得する。
続いて、電話交換機10は、上述したように取得した発話状況情報に基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する(ステップS2)。例えば、電話交換機10は、発呼側電話機21の発話回数情報Aと着呼側電話機31の発話回数情報Bとから、上述した数式(1)にて発話回数の偏りαを算出する。また、電話交換機10は、発呼側電話機21の発話時間情報Atと着呼側電話機31の発話時間情報Btとから、上述した数式(2)にて発話時間の偏りβを算出する。また、電話交換機10は、全体通話時間情報Nと発呼側電話機21の発話時間情報Atと着呼側電話機31の発話時間情報Btとから、上述した数式(3)、(4)を用いて、全体の通話時間に対する発話が無音である無音時間の割合γを算出する。
続いて、電話交換機10は、算出した発話回数の偏りα、発話時間の偏りβ、無音時間の割合γに基づいて、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間における通話の種別を判別する。特に、電話交換機10は、通話の種別が「迷惑電話」か「無言電話」であるかを判別する(ステップS3)。例えば、電話交換機10は、発話回数の偏りαが、発呼側電話機21からの発話回数が極端に多い場合を示す値となっていたり、発話時間の偏りβが、発呼側電話機21からの発話時間が極端に長い場合を表す値となっている場合には、通話の種別を「迷惑電話」と判別する。また、電話交換機10は、無音時間の割合γが、無音時間が極端に長い場合を示す値となっている場合には、通話の種別を「無言電話」と判別する。
そして、電話交換機10は、通話の種別が「迷惑電話」、「無言電話」であると判別した場合には(ステップS3でYes)、通話の種別と共に、発呼側電話機21の電話番号をデータベース17に登録する(ステップS4)。このとき、電話交換機10は、既にデータベース17内に、同一の通話種別と共に同一の電話番号が登録されており、その通算の登録回数が閾値を超えている場合には、着信拒否リストに登録する。
次に、図7のフローチャートを参照して、新たに外線着信があった場合の動作を説明する。電話交換機10は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号を取得し(ステップS11)、かかる電話番号とデータベース17に登録されている電話番号とを比較する(ステップS12)。電話交換機10は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号が、データベース17に登録されており(ステップS12でYes)、かつ、着信拒否リストに登録されている場合には(ステップS13でYes)、着信を拒否する。一方で、電話交換機10は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号が、データベース17に「迷惑電話」などの通話の種別と共に登録されており(ステップS12でYes)、着信距離リストには登録されていない場合には(ステップS13でNo)、通話の種別を着呼側電話機31に表示するなど通知しつつ(ステップS14)、発呼側電話機21と着呼側電話機31との間を通話接続するよう制御する(ステップS15)。なお、電話交換機10は、発呼してきた発呼側電話機21の電話番号がデータベース17に登録されていない場合には(ステップS12でNo)、そのまま発呼側電話機21と着呼側電話機31との間を通話接続するよう制御する(ステップS15)。
以上のように、本発明によると、電話機21,31からの発話の有無や回数、時間などを用いて、通話の種別を判別することができる。このため、通話内容を解析する必要が無く、プライバシーを保護しつつ、解析装置の開発や運用が不要となり、容易に迷惑電話対策のシステムを導入することができる。また、迷惑電話をしてきた電話番号を自動登録して、次の着信時に着信拒否をすることができ、利便性の向上を図ることができる。
なお、上記では、判別する通話の種別として、迷惑電話や無言電話を一例に挙げて説明しているが、他の種別を設定して判別してもよい。例えば、電話会議中の通話を一定時間ごとに区分けし、かかる区分けした期間毎に、上述した発話回数の偏りα、発話時間の偏りβ、無音時間の割合γを算出することで、これらの値から、通話の盛り上がり区間や盛り下がり区間、無言区間などを判別することができる。また、内線電話機の通話から無音時間の割合γを算出することで、電話機の故障を検出することもできる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図8乃至図10を参照して説明する。図8乃至図9は、実施形態2における通話解析装置の構成を示すブロック図であり、図10は、通話解析装置の動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、上述した実施形態で説明した通話解析装置及び通話解析方法の構成の概略を示している。
まず、図8を参照して、本実施形態における通話解析装置100のハードウェア構成を説明する。通話解析装置100は、一般的な情報処理装置にて構成されており、一例として、以下のようなハードウェア構成を装備している。
・CPU(Central Processing Unit)101(演算装置)
・ROM(Read Only Memory)102(記憶装置)
・RAM(Random Access Memory)103(記憶装置)
・RAM103にロードされるプログラム群104
・プログラム群104を格納する記憶装置105
・情報処理装置外部の記憶媒体110の読み書きを行うドライブ装置106
・情報処理装置外部の通信ネットワーク111と接続する通信インタフェース107
・データの入出力を行う入出力インタフェース108
・各構成要素を接続するバス109
そして、通話解析装置100は、プログラム群104をCPU101が取得して当該CPU101が実行することで、図9に示す取得部121と算出部122と判別部123とを構築して装備することができる。なお、プログラム群104は、例えば、予め記憶装置105やROM102に格納されており、必要に応じてCPU101がRAM103にロードして実行する。また、プログラム群104は、通信ネットワーク111を介してCPU101に供給されてもよいし、予め記憶媒体110に格納されており、ドライブ装置106が該プログラムを読み出してCPU101に供給してもよい。但し、上述した取得部121と算出部122と判別部123とは、これらを実現させるための専用の電子回路で構築されるものであってもよい。
なお、図8は、通話解析装置100である情報処理装置のハードウェア構成の一例を示しており、情報処理装置のハードウェア構成は上述した場合に限定されない。例えば、情報処理装置は、ドライブ装置106を有さないなど、上述した構成の一部から構成されてもよい。
そして、通話解析装置100は、上述したようにプログラムによって構築された取得部121と算出部122と判別部123との機能により、図10のフローチャートに示す通話解析方法を実行する。
図10に示すように、通話解析装置100は、
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し(ステップS101)、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し(ステップS102)、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する(ステップS103)、
という処理を実行する。
本発明は、以上のように構成されることにより、相互に通話接続されている電話機からのの発話状況を取得して、発話方向の偏りを算出することで、通話の種別を判別することができる。このため、通話内容を解析する必要が無く、プライバシーを守りつつ、解析装置の開発や運用が不要となり、容易に迷惑電話対策のシステムを導入することができる。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、上述した取得部121と算出部122と判別部123との機能のうちの少なくとも一以上の機能は、ネットワーク上のいかなる場所に設置され接続された情報処理装置で実行されてもよく、つまり、いわゆるクラウドコンピューティングで実行されてもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における通話解析方法、通話解析装置、電話交換機、プログラムの構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
通話解析方法。
(付記2)
付記1に記載の通話解析方法であって、
前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話回数を表す発話回数情報を取得し、
前記発話回数情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の回数の偏りを前記偏り情報として算出する、
通話解析方法。
(付記3)
付記1に記載の通話解析方法であって、
前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出する、
通話解析方法。
(付記4)
付記2に記載の通話解析方法であって、
前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出し、
前記発話の時間の偏りと前記発話の回数の偏りとからなる前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
通話解析方法。
(付記5)
付記3又は4に記載の通話解析方法であって、
前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における全体の通話時間を表す全体通話時間情報を取得し、
前記全体通話時間情報と前記発話時間情報とに基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とからの発話が無音である無音時間の全体の通話時間に対する割合を算出し、
前記無音時間の割合に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
通話解析方法。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の通話解析方法であって、
前記発呼側電話機の電話番号を取得し、
判別した通話の種別に基づいて、当該通話の種別に関連付けて前記発呼側電話機の電話番号を記憶部に記憶する、
通話解析方法。
(付記7)
付記6に記載の通話解析方法であって、
第一電話機から第二電話機に対する発呼に応じて、前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御すると共に、
発呼してきた前記第一電話機の電話番号と前記記憶部に記憶された電話番号とを比較し、比較結果に基づいて前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する、
通話解析方法。
(付記8)
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得する取得部と、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する算出部と、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する判別部と、
を備えた通話解析装置。
(付記9)
付記8に記載の通話解析装置であって、
前記取得部は、前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話回数を表す発話回数情報を取得し、
前記算出部は、前記発話回数情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の回数の偏りを前記偏り情報として算出する、
通話解析装置。
(付記10)
付記8に記載の通話解析装置であって、
前記取得部は、前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
前記算出部は、前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出する、
通話解析装置。
(付記11)
付記9に記載の通話解析装置であって、
前記取得部は、前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
前記算出部は、前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出し、
前記判別部は、前記発話の時間の偏りと前記発話の回数の偏りとからなる前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、判別部と、
通話解析装置。
(付記12)
付記10又は11に記載の通話解析装置であって、
前記取得部は、前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における全体の通話時間を表す全体通話時間情報を取得し、
前記算出部は、前記全体通話時間情報と前記発話時間情報とに基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とからの発話が無音である無音時間の全体の通話時間に対する割合を算出し、
前記判別部は、前記無音時間の割合に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
通話解析装置。
(付記13)
付記8乃至12のいずれかに記載の通話解析装置であって、
前記取得部は、前記発呼側電話機の電話番号を取得し、
前記判別部は、判別した通話の種別に基づいて、当該通話の種別に関連付けて前記発呼側電話機の電話番号を記憶部に記憶する、
通話解析装置。
(付記14)
付記8乃至13のいずれかに記載の通話解析装置を備えた電話交換機であって、
第一電話機から第二電話機に対する発呼に応じて、前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する接続制御部を備え、
前記接続制御部は、発呼してきた前記第一電話機の電話番号と前記記憶部に記憶された電話番号とを比較し、比較結果に基づいて前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する、
電話交換機。
(付記15)
情報処理装置に、
相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
処理を実行させるためのプログラム。
10 電話交換機
11 呼制御部
12 音声処理部
13 通話解析装置
14 取得部
15 算出部
16 判別部
17 データベース
21 発呼側電話機
31 着呼側電話機
100 通話解析装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 プログラム群
105 記憶装置
106 ドライブ装置
107 通信インタフェース
108 入出力インタフェース
109 バス
110 記憶媒体
111 通信ネットワーク
121 取得部
122 算出部
123 判別部

Claims (10)

  1. 相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
    前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
    前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
    通話解析方法。
  2. 請求項1に記載の通話解析方法であって、
    前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話回数を表す発話回数情報を取得し、
    前記発話回数情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の回数の偏りを前記偏り情報として算出する、
    通話解析方法。
  3. 請求項1に記載の通話解析方法であって、
    前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
    前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出する、
    通話解析方法。
  4. 請求項2に記載の通話解析方法であって、
    前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話時間を表す発話時間情報を取得し、
    前記発話時間情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とのそれぞれからの発話の時間の偏りを前記偏り情報として算出し、
    前記発話の時間の偏りと前記発話の回数の偏りとからなる前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
    通話解析方法。
  5. 請求項3又は4に記載の通話解析方法であって、
    前記発話状況情報として、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における全体の通話時間を表す全体通話時間情報を取得し、
    前記全体通話時間情報と前記発話時間情報とに基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機とからの発話が無音である無音時間の全体の通話時間に対する割合を算出し、
    前記無音時間の割合に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
    通話解析方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の通話解析方法であって、
    前記発呼側電話機の電話番号を取得し、
    判別した通話の種別に基づいて、当該通話の種別に関連付けて前記発呼側電話機の電話番号を記憶部に記憶する、
    通話解析方法。
  7. 請求項6に記載の通話解析方法であって、
    第一電話機から第二電話機に対する発呼に応じて、前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御すると共に、
    発呼してきた前記第一電話機の電話番号と前記記憶部に記憶された電話番号とを比較し、比較結果に基づいて前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する、
    通話解析方法。
  8. 相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得する取得部と、
    前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出する算出部と、
    前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する判別部と、
    を備えた通話解析装置。
  9. 請求項8に記載の通話解析装置を備えた電話交換機であって、
    前記通話解析装置の前記取得部は、前記発呼側電話機の電話番号を取得し、
    前記通話解析装置の前記判別部は、判別した通話の種別に基づいて、当該通話の種別に関連付けて前記発呼側電話機の電話番号を記憶部に記憶し、
    さらに、第一電話機から第二電話機に対する発呼に応じて、前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する接続制御部を備え、
    前記接続制御部は、発呼してきた前記第一電話機の電話番号と前記記憶部に記憶された電話番号とを比較し、比較結果に基づいて前記第一電話機と前記第二電話機との間の通話接続を制御する、
    電話交換機。
  10. 情報処理装置に、
    相互に通話接続されている発呼側電話機と着呼側電話機とのそれぞれからの発話状況を表す発話状況情報を取得し、
    前記発話状況情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における発話方向の偏りを表す偏り情報を算出し、
    前記偏り情報に基づいて、前記発呼側電話機と前記着呼側電話機との間における通話の種別を判別する、
    処理を実行させるためのプログラム。


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