JP2022141038A - 流動検知装置 - Google Patents

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武 内山
Takeshi Uchiyama
学 大海
Manabu Omi
陽子 篠原
Yoko Shinohara
彩子 野邉
Ayako Nobe
正之 須田
Masayuki Suda
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Abstract

【課題】流路に対する外力や振動などの影響を減少させ、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知できる流動検知装置の提供。【解決手段】流動検知装置1は、内部を流れる流体の圧力変化によって膨縮する流壁11を有する流路10と、流壁11の周囲の少なくとも一部を覆うと共に流壁11の膨縮に応じて容積変動する内層部21、及び、内層部21を包囲する非通気性の外層部22を有すると共に、外層部22に内層部21の容積変動に伴い内層部21内の気体が出入りする窓部23が設けられた受圧部20と、窓部23から出入りする気体によって撓み変形するカンチレバー32を有する圧力検出部30と、を備える。【選択図】図7

Description

本開示は、流動検知装置に関するものである。
下記特許文献1には、流体に非接触で流量異常を検知する流量異常検知装置が開示されている。この流量異常検知装置は、ローラポンプに接続された可撓性のチューブを、ヒンジで連結されたケース本体及び蓋部によって挟み込む。ケース本体には、歪みゲージが設けられ、当該歪みゲージをチューブの外表面に押し付けることで、チューブから受ける圧力を測定し、流量異常を検知している。
特開2018-132364号公報
ところで、微小流量の流動状態を検知する場合、チューブの変位は非常に小さく、例えば1μm以下の場合もある。上記従来技術のように、チューブに歪みゲージなどを押し付けてその変位を計測するセンサにおいては、信号レベルが小さくなり、外部からの外力や振動による変位の影響が相対的に大きくなる。そうすると、これがノイズ源となって、チューブの変位を精度よく検出できなくなる虞がある。つまり、センサそのものが高性能で高分解能であっても、外乱によりSN比が劣化して測定が困難なるという問題があった。
本開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、流路に対する外力や振動などの影響を減少させ、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知できる流動検知装置の提供を目的とする。
(1)本開示の一態様に係る流動検知装置は、内部を流れる流体の圧力変化によって膨縮する流壁を有する流路と、前記流壁の周囲の少なくとも一部を覆うと共に前記流壁の膨縮に応じて容積変動する内層部、及び、前記内層部を包囲する非通気性の外層部を有すると共に、前記外層部に前記内層部の容積変動に伴い前記内層部内の気体が出入りする窓部が設けられた受圧部と、前記窓部から出入りする前記気体によって撓み変形するカンチレバーを有する圧力検出部と、を備える。
本態様に係る流動検知装置によれば、内部を流れる流体の圧力変化によって流路の流壁が膨縮すると、当該流壁の周囲の少なくとも一部を覆う受圧部の内層部が容積変動し、当該内層部を覆う非通気性の外層部に設けられた窓部から気体が出入りする。そして、窓部から出入りする気体によってカンチレバーが撓み変形する。カンチレバーは、窓部から出入りする気体が微小であったとしても、そのガス圧に感度良く反応して撓み変形するため、流体の流動状態を高感度に検知することができる。
一方で、流路が外部から外力を受けたり、振動している場合、それのみでは流壁は膨縮しないため、受圧部の内層部は容積変動せず、カンチレバーは殆ど反応しない。
よって、本態様に係る流動検知装置によれば、流路に対する外力や振動などの影響を減少させ、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知できる。
(2)(1)の態様の流動検知装置において、前記内層部は、連通気泡を有する弾性体によって形成されていてもよい。
この場合には、内層部が流路の流壁を弾性的に支えることができる。また、流壁が膨縮した場合は、内層部がその膨縮に応じて弾性変形できる。さらに、内層部の弾性変形によって、流路の振動を減衰させることができる。
(3)(2)の態様の流動検知装置において、前記弾性体は、ポリウレタンフォームであってもよい。
この場合には、受圧部の内層部を低コストで作成できる。
(4)(1)から(3)のいずれかの態様の流動検知装置において、前記内層部は、前記流壁よりも軟質であってもよい。
この場合には、例えば、流壁が膨張する場合、流体の内圧によって流壁が厚み方向において潰れきる前に、流壁より軟質の内層部が潰れはじめるため、内層部の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を感度良く検知することができる。
(5)(1)から(4)のいずれかの態様の流動検知装置において、前記圧力検出部は、前記カンチレバーを挟んで前記窓部と連通する差圧室を形成するキャビティ筐体を備えてもよい。
この場合には、カンチレバーが外気からの影響を受け難くなるため、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知することができる。
(6)(1)から(5)のいずれかの態様の流動検知装置において、前記受圧部を前記流壁に押さえ付ける押圧部材を備えてもよい。
この場合には、受圧部の内層部が流壁に密着するため、流壁の膨縮に伴う内層部の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を感度良く検知することができる。
(7)(1)から(6)のいずれかの態様の流動検知装置において、前記受圧部は、前記流壁を囲う筒状部を備え、前記筒状部には、前記流路の長手方向に延びるスリットが形成されていてもよい。
この場合には、スリットを通して受圧部内に流路を挿入することができるので、流壁に対する受圧部の設置が容易になる。
(8)(1)から(7)のいずれかの態様の流動検知装置において、前記流壁の周囲が、前記受圧部及び前記圧力検出部を含む複数の流動検知ユニットによって囲まれていてもよい。
この場合には、流壁の周囲を複数の流動検知ユニットによって取り囲むため、流動検知ユニットの一つ当たりの受圧部の内層部の容積が少なくて済む。そうすると、流壁の膨縮に伴う内層部の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を感度良く検知することができる。
(9)(8)の態様の流動検知装置において、前記複数の流動検知ユニットは、前記流路を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット及び第2流動検知ユニットを含み、前記第1流動検知ユニット及び前記第2流動検知ユニットの前記圧力検出部から出力される信号を加算し、前記流路の振動ノイズを相殺する信号処理回路を備えてもよい。
この場合には、複数の流動検知ユニットに分けた結果、流路の振動ノイズを拾ってしまった場合であっても、流路を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット及び第2流動検知ユニットの圧力検出部から出力される信号を加算することで、流路の振動ノイズを相殺し、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知できる。
上記本開示の一態様によれば、流路に対する外力や振動などの影響を減少させ、流体の圧力変化に伴う流路の形状変化を高精度に検知できる流動検知装置を提供できる。
第1実施形態に係る流動検知装置の断面構成図である。 図1に示す矢視II-II断面図である。 第1実施形態に係るカンチレバーの構成例を示す平面図である。 第1実施形態に係るアナログ回路部の構成例を示す回路図である。 第1実施形態に係る流動検知装置において流路が外力や振動などにより受圧部に対して上側に変位した様子を示す図である。 第1実施形態に係る流動検知装置において流路が外力や振動などにより受圧部に対して右側に変位した様子を示す図である。 第1実施形態に係る流動検知装置において流路の流壁が内部を流れる流体の圧力変化によって膨らんだ様子を示す図である。 第1実施形態に係る流動検知装置において流路の流壁が内部を流れる流体の圧力変化によって縮んだ様子を示す図である。 第1実施形態に係る流動検知装置の出力波形データの一例を示す図である。 第2実施形態に係る流動検知装置の断面構成図である。 第3実施形態に係る流動検知装置の断面構成図である。 第4実施形態に係る流動検知装置の断面構成図である。 第4実施形態に係る信号処理回路の第1例を示す構成図である。 第4実施形態に係る信号処理回路の第2例を示す構成図である。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る流動検知装置1の断面構成図である。図2は、図1に示す矢視II-II断面図である。
流動検知装置1は、図1に示すように、流路10と、受圧部20と、圧力検出部30と、を備えている。
流路10は、内部を流れる流体の圧力変化によって膨縮する流壁11を有する。本実施形態の流路10は、可撓性及び弾性を少なくとも有する、いわゆる送液用チューブであって、一定の内径(断面積)で長尺に形成されている。なお、流体の種類や用途等に応じて、必要に応じて流壁11に酸化処理等の各種処理を施しても構わないし、耐熱性、透明性等の各種の特性を付加しても構わない。
流路10は、例えば、図示しない脈動ポンプに接続されている。脈動ポンプは、給水タンク内に貯留されている流体を吸込み、既知の基準周波数で脈動させながら吐出する、いわゆるローラポンプを例示できる。流路10は少なくとも可撓性及び弾性を有しているので、流壁11は、流体の脈動に応じて波打つように膨縮する。
受圧部20は、流壁11の周囲の少なくとも一部(第1実施形態では全周)を覆うと共に流壁11の膨縮に応じて容積変動する内層部21と、内層部21を覆う非通気性の外層部22と、を有する。外層部22には、内層部21の容積変動に伴い内層部21内の空気(気体)が出入りする窓部23が設けられている。なお、本実施形態のように、圧力検出部30にキャビティ筐体35があり、気密空間を形成できる場合には、内層部21内に空気ではない気体(例えば窒素ガス等)が充填されていても構わない。
内層部21及び外層部22は、流路10の中心軸Oと同心の筒状部20Aを形成している。内層部21は、連通気泡を有する弾性体によって形成されている。内層部21を形成する弾性体としては、ポリウレタンフォームを例示できる。この内層部21は、流体の内圧に応じて弾性変形できればよく、特に流壁11よりも軟質であると容積変動の応答性が高まるためより好ましい。
なお、内層部21は、流壁11の膨縮に応じて容積変動できれば、空間(中空)であっても良いし、繊維の隙間に空気を保持できる繊維クッションなどであっても良い。また、内層部21は、ゴムスポンジのような独立気泡のものをローラなどで圧壊することで連通気泡化したものであっても良い。
外層部22は、窓部23を除いて、内層部21の外表面の全体を覆っている。具体的に、外層部22は、図2に示すように、内層部21の外周面及び内層部21の長手方向における両端面を覆っている。窓部23は、外層部22の外周面の長手方向における中間位置に形成されている。
外層部22は、例えば、内層部21が軟質であるインテグラルスキンフォームやコーテッドウレタンなどのスキン層(表面層)であって、内層部21よりも硬く通気性がほとんどない。なお、外層部22は、非通気性を有し、受圧部20の外形を保てれば、硬質プラスチックや金属などであっても構わない。ここで言う「非通気性」とは、完全に空気を通さないところまでは必要ではなく、圧力検出部30が窓部23からの圧力変動を感知できる程度のものでよい。
図1に戻り、窓部23は、外層部22の外周面の一部に形成されている。窓部23からは、内層部21の表面、すなわち連通気泡が露出している。窓部23の周囲には、内層部21及び外層部22を含む筒状部20Aを保持する保持部材24が設けられている。保持部材24は、窓部23の周囲を気密に囲うとともに、圧力検出部30のセンサ基板31に接続されている。
圧力検出部30は、センサ基板31と、カンチレバー32と、アナログ回路部33と、デジタル処理部34と、キャビティ筐体35と、を備えている。
センサ基板31は、例えば、プリント回路基板である。センサ基板31には、厚み方向に貫通する貫通孔31aが形成されている。貫通孔31aは、保持部材24の内側に配置され、窓部23と連通している。
キャビティ筐体35は、有底筒状に形成され、センサ基板31において保持部材24が接続される側の面と反対側の面に、貫通孔31aを囲うように接続されている。カンチレバー32は、キャビティ筐体35の内側に配置されている。カンチレバー32は、キャビティ筐体35の内側において、貫通孔31aを囲うように接続された筒状のレバー支持部36の開口端に取り付けられている。
キャビティ筐体35は、カンチレバー32を挟んで、第1空気室30Aと第2空気室30Bとに区画されている。第1空気室30Aと第2空気室30Bとは、カンチレバー32に設けられた連通孔42を介して互いに連通している。受圧部20の窓部23及びセンサ基板31の貫通孔31aは、第2空気室30Bに連通している。第1空気室30Aは、カンチレバー32を挟んで第2空気室30Bと連通する差圧室(気密室)となっている。
図3は、第1実施形態に係るカンチレバー32の構成例を示す平面図である。
カンチレバー32は、例えば、SOI基板など半導体基板40に形成されている。半導体基板40には、ギャップG1およびギャップG2が設けられ、カンチレバー32のレバー本体41及びレバー支持部43が形成されている。なお、ギャップG1およびギャップG2は、第1空気室30Aと第2空気室30Bとを連通する連通孔42となる。
レバー本体41は、その基端部41bがレバー支持部43に接続されて片持ち支持されており、その先端部41aが自由端とされている。レバー本体41は、基端部41bから先端部41aに向けて一方向に延びる板状であり、キャビティ筐体35の第1空気室30Aと第2空気室30Bとの圧力差に応じて撓み変形する。
ギャップG1は、半導体基板40とレバー本体41の外周縁との間に形成された、半導体基板40を厚さ方向に貫通する平面視コ形状(C形状)の溝である。また、ギャップG2は、レバー本体41の基端部41bにおいて形成された、レバー本体41を厚さ方向に貫通する平面視コ形状(C形状)の溝である。ギャップG2は、レバー本体41の基端部41bにおいてレバー本体41の幅方向の中央部に配置されている。
レバー支持部43は、ギャップG2を挟んでレバー本体41の幅方向に並ぶように二個配置され、レバー本体41と半導体基板40とを接続すると共にレバー本体41を片持ち状態で支持している。2つのレバー支持部43のレバー本体41の幅方向における支持幅は、同等とされている。したがって、レバー本体41が撓み変形した際、一方のレバー支持部43に作用する単位面積当たりの応力と、他方のレバー支持部43に作用する単位面積当たりの応力とは同等となっている。
半導体基板40には、レバー本体41を含むようにピエゾ抵抗(抵抗素子)であるドープ層44(不純物半導体層)が形成されている。このドープ層44は、例えばリン等のドープ材(不純物)がイオン注入法や拡散法等の各種の方法によりドーピングされることで形成されている。ドープ層44のうち、レバー本体41が形成された部分(レバー支持部43に形成されている部分を含む)は、抵抗R1(差圧検出抵抗Rsen1)として機能する。
抵抗R1は、レバー支持部43の撓み量に応じて抵抗値が変化する。また、図示を省略するが、ドープ層44の上面には、ドープ層44よりも電気抵抗率が小さい導電性材料(例えば、Au(金)等)からなる電極が形成されている。この電極は、抵抗R1(差圧検出抵抗Rsen1)の第1端および第2端として機能する。
図1に戻り、アナログ回路部33は、レバー本体41の撓み変形に応じた変位を検出するアナログ処理を行う回路である。このアナログ回路部33は、AFE(アナログフロントエンド)である。アナログ回路部33は、キャビティ筐体35の内部、すなわち、第1空気室30Aに配置されている。
図4は、第1実施形態に係るアナログ回路部33の構成例を示す回路図である。
図4に示すように、アナログ回路部33は、ホイートストンブリッジ回路61と、差動増幅回路62と、を備えている。ホイートストンブリッジ回路61は、カンチレバー32が有する抵抗R1(差圧検出抵抗Rsen1)と、抵抗R2と、抵抗R3と、抵抗R4とを備えている。
抵抗R1(差圧検出抵抗Rsen1)は、第1端が基準電圧回路Vrefに、第2端がノードN1に接続されており、第1空気室30Aと第2空気室30Bの差圧に応じて抵抗が変化する。抵抗R1は、例えば、ピエゾ抵抗(ドープ層44)である。また、抵抗R2は、第1端がノードN1に、第2端が電源GNDに接続されている。
抵抗R3は、第1端が基準電圧回路Vrefに、第2端がノードN2に接続されている。抵抗R4は、第1端がノードN2に、第2端が電源GNDに接続されている。抵抗R1は、カンチレバー32内に構成されており、抵抗R3および抵抗R4は、カンチレバー32の外部に備えられた外付け抵抗である。
抵抗R2(参照抵抗Rref1)は、例えば、抵抗R1と温度特性が同一になるように形成された抵抗であり、カンチレバー32内に構成されてもよいし、カンチレバー32の近傍の外部に備えられてもよい。なお、抵抗R1と抵抗R2との温度特性を一致させることにより、アナログ回路部33は、温度変動による検出結果への影響を低減することができる。
差動増幅回路62は、例えば、計測アンプ(インスツルメンテーションアンプ)であり、ノードN1とノードN2との電位差を増幅して出力信号として出力する。この電位差は、ピエゾ抵抗の抵抗値変化に応じた値、すなわちカンチレバー32の変位に基づいた値となる。差動増幅回路62は、反転入力端子(-端子)がノードN1に接続され、非反転入力端子(+端子)がノードN2に接続されている。
図1に戻り、デジタル処理部34は、例えば、マイクロコントローラなどのデジタル処理回路であり、アナログ回路部33が検出した差圧に対応した出力波形データを、圧力変動情報に変換する。デジタル処理部34は、例えば、センサ基板31に実装(配置)されており、キャビティ筐体35の外部に配置されている。
続いて、上記構成の流動検知装置1における作用について、図5~図9を参照して説明する。
図5は、第1実施形態に係る流動検知装置1において流路10が外力や振動などにより受圧部20に対して上側に変位した様子を示す図である。
図5に示すように、流路10の中心軸O1が、受圧部20の中心軸O2に対して上側に距離D1だけ変位した場合、内層部21の上側は弾性変形して狭くなるが、内層部21の下側は広がるため、内層部21の全体としての断面積は変わらない。つまり、内層部21の容積変動が発生しないため、窓部23からは空気が出入りせず、カンチレバー32は殆ど反応しない。
図6は、第1実施形態に係る流動検知装置1において流路10が外力や振動などにより受圧部20に対して右側に変位した様子を示す図である。
図6に示すように、流路10の中心軸O1が、受圧部20の中心軸O2に対して右側に距離D2だけ変位した場合、内層部21の右側は弾性変形して狭くなるが、内層部21の左側は広がるため、内層部21の全体としての断面積は変わらない。つまり、内層部21の容積変動が発生しないため、窓部23からは空気が出入りせず、カンチレバー32は殆ど反応しない。なお、流路10が上下左右以外の斜め方向などに変位した場合も同様である。
図7は、第1実施形態に係る流動検知装置1において流路10の流壁11が内部を流れる流体の圧力変化によって膨らんだ様子を示す図である。
図7に示すように、流路10の流壁11が内部を流れる流体の圧力変化によって膨らんだ場合、内層部21は圧縮され、その断面積が小さくなる。そうすると、内層部21の連通気泡内の空気が窓部23から押し出され、カンチレバー32が撓み変形する。
すなわち、流路10の流壁11が膨張して受圧部20の内層部21が圧縮され、断面積の面積が小さくなると、窓部23から空気が押し出され、第2空気室30Bの圧力が高くなる。そうすると、カンチレバー32が第1空気室30Aと第2空気室30Bの差圧を検出し、流路10の内圧の高まりに伴う流路10の形状変化を検知できる。
図8は、第1実施形態に係る流動検知装置1において流路10の流壁11が内部を流れる流体の圧力変化によって縮んだ様子を示す図である。
図8に示すように、流路10の流壁11が内部を流れる流体の圧力変化によって縮んだ場合(図7に示す状態から元の状態に戻った場合)、内層部21は復元変形し、その断面積が元の大きさに戻る。そうすると、窓部23から内層部21内に空気が取り込まれ、第1空気室30Aと第2空気室30Bの差圧が緩和されると共に、カンチレバー32が元の形状に復元変形する。
図9は、第1実施形態に係る流動検知装置1の出力波形データの一例を示す図である。図9において、縦軸は電圧[V]であり、横軸は時間[sec]である。
図9に示すように、脈動ポンプが作動した初期流動状態では、脈動ポンプによる脈流の影響で流路10の内圧が変化し、流壁11が脈動するため、その脈動に同期した周期的な圧力変化の出力波形データが得られる。
一方、流動検知装置1の下流側において流路10に詰まりが発生した場合、詰まり発生直後から流路10の内圧が上昇し、脈動の出力波形データも大きくなる。この出力波形データの大きさを見ることにより、流路10の詰まりの有無や流動状態を推定することが可能となる。
流動検知装置1は、上述した図5及び図6に示すように、外力や振動によるノイズを排除できるためSN比が向上し、流路10内の流動状態(詰まりなど)による流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を高精度で検出できる。したがって、特に微小流量の流動状態を精度良く検知することが可能になる。
以上のように、本実施形態に係る流動検知装置1は、内部を流れる流体の圧力変化によって膨縮する流壁11を有する流路10と、流壁11の周囲の少なくとも一部を覆うと共に流壁11の膨縮に応じて容積変動する内層部21、及び、内層部21を包囲する非通気性の外層部22を有すると共に、外層部22に内層部21の容積変動に伴い内層部21内の空気が出入りする窓部23が設けられた受圧部20と、窓部23から出入りする空気によって撓み変形するカンチレバー32を有する圧力検出部30と、を備える。
この流動検知装置1によれば、内部を流れる流体の圧力変化によって流路10の流壁11が膨縮すると、当該流壁11の周囲の少なくとも一部を覆う受圧部20の内層部21が容積変動し、当該内層部21を覆う非通気性の外層部22に設けられた窓部23から空気が出入りする。そして、窓部23から出入りする空気によってカンチレバー32が撓み変形する。カンチレバー32は、窓部23から出入りする空気が微小であったとしても、その空気圧に感度良く反応して撓み変形するため、流体の流動状態を高感度に検知することができる。
一方で、流路10が外部から外力を受けたり、振動している場合、それのみでは流壁11は膨縮しないため、受圧部20の内層部21は容積変動せず、カンチレバー32は殆ど反応しない。
よって、本態様に係る流動検知装置1によれば、流路10に対する外力や振動などの影響を減少させ、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を高精度に検知できる。
また、本実施形態の流動検知装置1において、内層部21は、連通気泡を有する弾性体によって形成されている。この構成によれば、内層部21が流路10の流壁11を弾性的に支えることができる。また、流壁11が膨縮した場合は、内層部21がその膨縮に応じて弾性変形できる。さらに、内層部21の弾性変形によって、流路10の振動を減衰させることができる。
また、本実施形態の流動検知装置1において、弾性体は、ポリウレタンフォームである。この構成によれば、受圧部20の内層部21を低コストで作成できる。
また、本実施形態の流動検知装置1において、内層部21は、流壁11よりも軟質である。この構成によれば、例えば、上述した図7に示すように、流壁11が膨張する場合、流体の内圧によって流壁11が厚み方向において潰れきる前に、流壁11より軟質の内層部21が潰れはじめるため、内層部21の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を感度良く検知することができる。
また、本実施形態の流動検知装置1において、圧力検出部30は、図1に示すように、カンチレバー32を挟んで窓部23と連通する差圧室となる第1空気室30Aを形成するキャビティ筐体35を備える。この構成によれば、カンチレバー32が外気からの影響を受け難くなるため、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を高精度に検知することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図10は、第2実施形態に係る流動検知装置1の断面構成図である。
図10に示すように、第2実施形態の流動検知装置1は、受圧部20を流壁11に押さえ付ける押圧部材50を備えている。押圧部材50は、一対の押圧片51を備えている。
押圧片51は、固定部51aと、可動部51bと、蝶番51cと、被締結部51dと、を備えている。固定部51aは、保持部材24の外側において、センサ基板31に固定されている。可動部51bは、固定部51aの上端部に蝶番51cを介して連結されている。可動部51bは、受圧部20の外周面と同一若しくは略同一の曲率の円弧形状を有している。
被締結部51dは、可動部51bの上端部に設けられ、他方の押圧片51の被締結部51dに対し、ボルト52及びナット53を介して締結されている。ボルト52及びナット53は、一対の押圧片51が受圧部20を押え付ける加圧の大きさを調整できるようになっている。
上記構成の第2実施形態によれば、受圧部20を流壁11に押さえ付ける押圧部材50を備えているので、受圧部20の内層部21が流壁11に密着し、流壁11の膨縮に伴う内層部21の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を感度良く検知することができる。
また、受圧部20は、押圧部材50によって外形の変位が抑制されるため、内層部21において流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化(膨張・収縮)をダイレクトに検知し易くなる。さらに、ボルト52及びナット53で押圧部材50の締め付け具合を最適化することができるので、受圧部20の内径のばらつきを吸収できる。さらに、受圧部20が露出していないので、受圧部20に直接作用する外力によるノイズを回避できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図11は、第3実施形態に係る流動検知装置1の断面構成図である。
図11に示すように、第3実施形態の受圧部20は、流壁11を囲う筒状部20Aに、流壁11から脱着可能な流路10の長手方向に延びるスリット20Bが形成されている。
すなわち、第3実施形態の受圧部20の筒状部20Aは、筒状部20Aの周方向の一部が、流路10の長手方向に沿って端から端まで割れている。なお、スリット20Bの内壁面は、非通気性の外層部22で覆われている。第3実施形態の受圧部20は、スリット20Bを除き、流壁11の周囲の略全体を覆っている。
また、第3実施形態では、一対の押圧片51の間に、スペーサ54が挟み込まれている。スペーサ54は、例えば、ボルト52が挿通可能な孔部が形成され、スペーサ54の厚みを変えることで、押圧部材50による受圧部20に対する加圧の大きさを調整し、固定できるようになっている。
上記構成の第3実施形態によれば、受圧部20は、流壁11を囲う筒状部20Aを備え、筒状部20Aには、流壁11から脱着可能な流路10の長手方向に延びるスリット20Bが形成されているため、流壁11に対する受圧部20の設置が容易になる。すなわち、受圧部20が割れているので、流壁11の上から被せる形で受圧部20を取り付けることができる。つまり、流路10の端部から受圧部20を取り付ける手間が解消される。
また、第3実施形態では、一対の押圧片51の間に、スペーサ54が挟み込まれているため、押圧部材50による受圧部20に対する加圧の大きさを調整し易くなる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図12は、第4実施形態に係る流動検知装置1の断面構成図である。
図12に示すように、第4実施形態の流動検知装置1は、受圧部20及び圧力検出部30を含む複数の流動検知ユニット2を備え、これら複数の流動検知ユニット2によって流壁11の周囲を取り囲んでいる。なお、図12に示す例では、流動検知装置1は、2つの流動検知ユニット2を備えているが、3つ以上の流動検知ユニット2を備えていても構わない。
流動検知装置1は、流路10を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bを備えている。第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bは、半円弧状の受圧部20と、圧力検出部30と、上述した押圧部材50を構成するカップリング55と、をそれぞれ備えている。
半円弧状の受圧部20は、流路10を挟んで対向配置され、流壁11の周囲の少なくとも一部(第4実施形態では略全周)を覆っている。カップリング55は、受圧部20の外周面と同一若しくは略同一の曲率の半円弧形状を有している。第1流動検知ユニット2Aと第2流動検知ユニット2Bのカップリング55は、スペーサ54を挟みボルト52及びナット53を介して締結され、受圧部20を押え付ける加圧の大きさを調整できるようになっている。
流動検知装置1は、第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bのそれぞれの圧力検出部30から出力される信号を処理する信号処理回路70を備えている。
図13は、第4実施形態に係る信号処理回路70の第1例を示す構成図である。
図13に示すように、第1流動検知ユニット2Aのカンチレバー32が有する抵抗R1と、第2流動検知ユニット2Bのカンチレバー32が有する抵抗R4を、同じホイートストンブリッジ回路61に組み込んでもよい。
抵抗R1は、第1端が基準電圧回路Vrefに、第2端がノードN1に接続されている。抵抗R1は、第1流動検知ユニット2Aのカンチレバー32の可変するピエゾ抵抗(ドープ層44)である。また、抵抗R2は、第1端がノードN1に、第2端が電源GNDに接続されている。
抵抗R3は、第1端が基準電圧回路Vrefに、第2端がノードN2に接続されている。抵抗R4は、第1端がノードN2に、第2端が電源GNDに接続されている。抵抗R4は、第2流動検知ユニット2Bのカンチレバー32の可変するピエゾ抵抗(ドープ層44)である。
差動増幅回路62は、ノードN1とノードN2との電位差を増幅して出力信号として出力する。この電位差は、ピエゾ抵抗の抵抗値変化に応じた値、すなわちカンチレバー32の変位に基づいた値となる。差動増幅回路62は、反転入力端子(-端子)がノードN1に接続され、非反転入力端子(+端子)がノードN2に接続されている。
図14は、第4実施形態に係る信号処理回路70の第2例を示す構成図である。
また、図14に示すように、第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bの圧力検出部30から出力される信号を加算回路71で加算し、流路10の振動ノイズを相殺してもよい。
図14に示す例では、第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bのそれぞれが、ホイートストンブリッジ回路61と、差動増幅回路62と、を備えている。差動増幅回路62は、第1流動検知ユニット2Aと第2流動検知ユニット2Bのセンサ感度が同じになるようにゲインを調整できるようになっている。例えば、流路10の振動ノイズが検出された場合、その振動ノイズが最小になるようにゲインを調整しても良い。
上記構成の第4実施形態によれば、図12に示すように、流壁11の周囲が、受圧部20及び圧力検出部30を含む複数の流動検知ユニット2によって囲まれている。このように、流壁11の周囲を複数の流動検知ユニット2によって取り囲むことで、流動検知ユニット2の一つ当たりの受圧部20の内層部21の容積が少なくて済む。そうすると、流壁11の膨縮に伴う内層部21の容積変動の応答性が良くなり、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を感度良く検知することができる。
また、複数の流動検知ユニット2は、流路10を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bを含み、図14に示すように、第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bの圧力検出部30から出力される信号を加算し、流路10の振動ノイズを相殺する信号処理回路70を備えてもよい。この構成によれば、複数の流動検知ユニット2に分けた結果、流路10の振動ノイズを拾ってしまった場合であっても、流路10を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット2A及び第2流動検知ユニット2Bの圧力検出部30から出力される信号を加算することで、流路10の振動ノイズを相殺し、流体の圧力変化に伴う流路10の形状変化を高精度に検知できる。
以上、本開示の好ましい実施形態を記載し説明してきたが、これらは本開示の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本開示の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本開示は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
例えば、上記実施形態では、ホイートストンブリッジ回路61を利用して、カンチレバー32の抵抗値変化を検出したが、この場合に限定されるものではない。カンチレバー32の抵抗値変化を検出できれば、検出回路をどのように構成しても構わない。
また、上記実施形態では、圧力検出部30がキャビティ筐体35を備える構成を例示したが、例えば流動検知装置1が外気の影響が殆ど無い空間に配置される場合には、キャビティ筐体35が無くても構わない。
1…流動検知装置
2…流動検知ユニット
2A…第1流動検知ユニット
2B…第2流動検知ユニット
10…流路
11…流壁
20…受圧部
20A…筒状部
20B…スリット
21…内層部
22…外層部
23…窓部
30…圧力検出部
30A…第1空気室(差圧室)
30B…第2空気室
32…カンチレバー
35…キャビティ筐体
50…押圧部材
70…信号処理回路

Claims (9)

  1. 内部を流れる流体の圧力変化によって膨縮する流壁を有する流路と、
    前記流壁の周囲の少なくとも一部を覆うと共に前記流壁の膨縮に応じて容積変動する内層部、及び、前記内層部を包囲する非通気性の外層部を有すると共に、前記外層部に前記内層部の容積変動に伴い前記内層部内の気体が出入りする窓部が設けられた受圧部と、
    前記窓部から出入りする前記気体によって撓み変形するカンチレバーを有する圧力検出部と、を備える、ことを特徴とする流動検知装置。
  2. 前記内層部は、連通気泡を有する弾性体によって形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の流動検知装置。
  3. 前記弾性体は、ポリウレタンフォームである、ことを特徴とする請求項2に記載の流動検知装置。
  4. 前記内層部は、前記流壁よりも軟質である、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の流動検知装置。
  5. 前記圧力検出部は、前記カンチレバーを挟んで前記窓部と連通する差圧室を形成するキャビティ筐体を備える、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の流動検知装置。
  6. 前記受圧部を前記流壁に押さえ付ける押圧部材を備える、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の流動検知装置。
  7. 前記受圧部は、前記流壁を囲う筒状部を備え、
    前記筒状部には、前記流路の長手方向に延びるスリットが形成されている、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の流動検知装置。
  8. 前記流壁の周囲が、前記受圧部及び前記圧力検出部を含む複数の流動検知ユニットによって囲まれている、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の流動検知装置。
  9. 前記複数の流動検知ユニットは、前記流路を挟んで対向配置された第1流動検知ユニット及び第2流動検知ユニットを含み、
    前記第1流動検知ユニット及び前記第2流動検知ユニットの前記圧力検出部から出力される信号を加算し、前記流路の振動ノイズを相殺する信号処理回路を備える、ことを特徴とする請求項8に記載の流動検知装置。
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