JP2022137786A - 避雷器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バネ型の温度ヒューズの動作空間を確保しつつ密封性も得られる避雷器を提供すること。【解決手段】 避雷器本体2と、開口部を有し内部に避雷器本体を収納するケース3と、避雷器本体に接続されたリード線4と、リード線を挿通させた貫通孔を有し開口部の開口端よりも内側に配されて開口部を閉塞する蓋部材5とを備え、避雷器本体が、リード線に接続されている回路基板6と、回路基板に分離器を介して接続されたバリスタとを備え、分離器が、回路基板に接続されバリスタが発熱した際に一定以上の温度で回路基板から開離されてリード線とバリスタとの電気的接続を切り離すバネ型温度ヒューズであり、蓋部材が、その外面上に充填された樹脂で形成された樹脂封止部9によりケースと蓋部材との間が密閉されている。【選択図】図1
Description
本発明は、屋外設備の誘導雷サージ対策用等に好適な避雷器に関する。
屋外設備の誘導雷サージ対策用等の避雷器として、例えば特許文献1には、絶縁基板にバリスタ及び上記バリスタの発熱で溶断分離する温度ヒューズを搭載して成る本体部と、上記本体部を収納する外装ケースと、外装ケース内に収納された上記本体部を封止する封止樹脂を備えた避雷器であって、絶縁基板に搭載された上記バリスタ及び温度ヒューズを蓋部材で覆った状態で本体部を外装ケース内に収納すると共に、上記封止樹脂で本体部及び蓋部材を封止する避雷器が記載されている。
また、特許文献2には、絶縁基板に搭載されたバリスタ及び丸型・角型の温度ヒューズ等の電子部品に被せて使用される電子部品保護ケースであって、形状の上面壁、上記上面壁の四辺から垂設される正面壁、背面壁、右面壁、左面壁を有する本体部を備えると共に、上記本体部の内面に強度向上用のリブを形成した電子部品保護ケースが記載されている。この電子部品保護ケースは、外装ケース内に収納され、電子部品保護ケースの内部も含めて樹脂で封止されている。
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
上記従来の避雷器では、内部で溶断分離するタイプの温度ヒューズを使用しており、作動空間を必要としないため、樹脂で内部が封止されている。しなしながら、高耐量が要求されている屋外用の避雷器では、バネ型の温度ヒューズを使用するが、バネ型の温度ヒューズはバネ部材の作動空間が必要になり、密封性を確保するために樹脂で内部を充填する構造を採用することができないという問題があった。
上記従来の避雷器では、内部で溶断分離するタイプの温度ヒューズを使用しており、作動空間を必要としないため、樹脂で内部が封止されている。しなしながら、高耐量が要求されている屋外用の避雷器では、バネ型の温度ヒューズを使用するが、バネ型の温度ヒューズはバネ部材の作動空間が必要になり、密封性を確保するために樹脂で内部を充填する構造を採用することができないという問題があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、バネ型の温度ヒューズの動作空間を確保しつつ密封性も得られる避雷器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る避雷器は、避雷器本体と、開口部を有し内部に前記避雷器本体を収納するケースと、前記避雷器本体に接続されたリード線と、前記リード線を挿通させた貫通孔を有し前記開口部の開口端よりも内側に配されて前記開口部を閉塞する蓋部材とを備え、前記避雷器本体が、前記リード線に接続されている回路基板と、前記回路基板に分離器を介して接続されたバリスタとを備え、前記分離器が、前記回路基板に接続され前記バリスタが発熱した際に一定以上の温度で前記回路基板から開離されて前記リード線と前記バリスタとの電気的接続を切り離すバネ型温度ヒューズであり、前記蓋部材が、その外面上に充填された樹脂で形成された樹脂封止部により前記ケースと前記蓋部材との間が密閉されていることを特徴とする。
この避雷器では、蓋部材の外面上に充填された樹脂でケースと蓋部材との間を密閉した樹脂封止部を備えているので、ケースと蓋部材との隙間が樹脂で密閉されることで、ケースの密閉性が高くなり、屋外に設置しても内部の避雷器本体を雨等から保護することができる。また、密閉状態のケース内に高耐量のバネ型温度ヒューズである避雷器本体を収納することで、避雷器本体の作動空間を確保することができる。
第2の発明に係る避雷器は、第1の発明において、前記樹脂封止部が、前記貫通孔と前記リード線との間も密閉していることを特徴とする。
すなわち、この避雷器では、樹脂封止部が、貫通孔とリード線との間も密閉しているので、貫通孔とリード線との隙間も樹脂で密閉されることで、ケースの密封性がさらに高くなる。
すなわち、この避雷器では、樹脂封止部が、貫通孔とリード線との間も密閉しているので、貫通孔とリード線との隙間も樹脂で密閉されることで、ケースの密封性がさらに高くなる。
第3の発明に係る避雷器は、第1又は第2の発明において、前記蓋部材が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部を有していることを特徴とする。
すなわち、この避雷器では、蓋部材が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部を有しているので、蓋部材の外面上に樹脂を充填する際に、環状の外周壁部によって蓋部材上に充填した樹脂が溜まり易くなると共に、蓋部材の外周面とケースとの接触面が増え、蓋部材が傾き難くなる。
すなわち、この避雷器では、蓋部材が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部を有しているので、蓋部材の外面上に樹脂を充填する際に、環状の外周壁部によって蓋部材上に充填した樹脂が溜まり易くなると共に、蓋部材の外周面とケースとの接触面が増え、蓋部材が傾き難くなる。
第4の発明に係る避雷器は、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記ケースが、前記回路基板の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に前記分離器を前記ケースから離間させた状態で前記回路基板を支持する溝部を内面に有していることを特徴とする。
すなわち、この避雷器では、ケースが、回路基板の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に分離器をケースから離間させた状態で回路基板を支持する溝部を内面に有しているので、溝部により回路基板を支持して避雷器本体をケース内に保持すると共に、ケースから離間した分離器が作動空間を十分に確保でき、良好な開離動作が可能になる。また、ケース内に避雷器本体を挿入する際に溝部が回路基板のガイドとなって、容易に所定位置に設置することができる。
すなわち、この避雷器では、ケースが、回路基板の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に分離器をケースから離間させた状態で回路基板を支持する溝部を内面に有しているので、溝部により回路基板を支持して避雷器本体をケース内に保持すると共に、ケースから離間した分離器が作動空間を十分に確保でき、良好な開離動作が可能になる。また、ケース内に避雷器本体を挿入する際に溝部が回路基板のガイドとなって、容易に所定位置に設置することができる。
第5の発明に係る避雷器は、第1から第4の発明のいずれかにおいて、前記ケース及び前記蓋部材が、樹脂で形成されていることを特徴とする。
すなわち、この避雷器では、ケース及び蓋部材が、樹脂で形成されているので、互いに樹脂同士であるため、ケースと蓋部材と樹脂封止部との良好な接合性が得られると共に、互いの熱膨張差が少ないため、温度による隙間が生じ難い。
すなわち、この避雷器では、ケース及び蓋部材が、樹脂で形成されているので、互いに樹脂同士であるため、ケースと蓋部材と樹脂封止部との良好な接合性が得られると共に、互いの熱膨張差が少ないため、温度による隙間が生じ難い。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る避雷器によれば、蓋部材の外面上に充填された樹脂でケースと蓋部材との間を密閉した樹脂封止部を備えているので、避雷器本体の作動空間を確保した状態でケースの密閉性が高くなり、屋外に設置しても内部の避雷器本体を雨等から保護することができる。
したがって、本発明の避雷器では、高耐量で密閉性が高く、屋外設備の誘導雷サージ対策用の避雷器として好適である。
すなわち、本発明に係る避雷器によれば、蓋部材の外面上に充填された樹脂でケースと蓋部材との間を密閉した樹脂封止部を備えているので、避雷器本体の作動空間を確保した状態でケースの密閉性が高くなり、屋外に設置しても内部の避雷器本体を雨等から保護することができる。
したがって、本発明の避雷器では、高耐量で密閉性が高く、屋外設備の誘導雷サージ対策用の避雷器として好適である。
以下、本発明に係る避雷器の一実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態の避雷器1は、図1から図4に示すように、避雷器本体2と、開口部を一端に有し内部に避雷器本体2を収納するケース3と、避雷器本体2に接続されたリード線4と、リード線4を挿通させた貫通孔5aを有し開口部の開口端よりも内側に配されて開口部を閉塞する蓋部材5とを備えている。
上記避雷器本体2は、図5に示すように、リード線4に接続されている回路基板6と、回路基板6に分離器7を介して接続されたバリスタ8とを備えている。
上記分離器7及びバリスタ8は、回路基板6の上下面それぞれに同様に設けられている。
上記分離器7は、回路基板6に接続されバリスタ8が発熱した際に一定以上の温度で回路基板6から開離されてリード線4とバリスタ8との電気的接続を切り離すバネ型温度ヒューズである。
上記分離器7及びバリスタ8は、回路基板6の上下面それぞれに同様に設けられている。
上記分離器7は、回路基板6に接続されバリスタ8が発熱した際に一定以上の温度で回路基板6から開離されてリード線4とバリスタ8との電気的接続を切り離すバネ型温度ヒューズである。
分離器7は、先端に接点部10aを設け、基端が回路基板6に固定された金属等の導電性の板ばねである接点用バネ部材10を備えている。
上記接点用バネ部材10の基端は、回路基板6の回路を介してリード線4に接続される。
上記接点用バネ部材10の基端は、回路基板6の回路を介してリード線4に接続される。
上記接点部10aは、回路基板6上の回路パターンに低融点はんだで接着されている。
また、上記接点用バネ部材10は、低融点はんだが溶けた際に、接点部10aが回路基板6から離間する方向に付勢した状態で回路基板6に設置されている。すなわち、接点部10aは、バリスタ8で発生した熱によって回路基板6から開離するため、分離器7は、バリスタ8で発生した熱によって作動する温度ヒューズである。
また、上記接点用バネ部材10は、低融点はんだが溶けた際に、接点部10aが回路基板6から離間する方向に付勢した状態で回路基板6に設置されている。すなわち、接点部10aは、バリスタ8で発生した熱によって回路基板6から開離するため、分離器7は、バリスタ8で発生した熱によって作動する温度ヒューズである。
上記バリスタ8の一方の電極(図示略)は、導電性の接続部で回路基板6に接続されている。すなわち、バリスタ8は、回路基板6を介して接点部10aに接続されている。したがって、バリスタ8は、回路基板6,接点部10a及び接点用バネ部材10を介してリード線4に接続される。
また、バリスタ8の他方の電極(図示略)は、回路基板6上に設置された放電管11に接続されている。また、放電管11は、リード線4に接続される。
なお、上記低融点はんだは、バリスタ8が故障した際に発生する熱の温度に応じた融点の材料が採用される。
また、バリスタ8の他方の電極(図示略)は、回路基板6上に設置された放電管11に接続されている。また、放電管11は、リード線4に接続される。
なお、上記低融点はんだは、バリスタ8が故障した際に発生する熱の温度に応じた融点の材料が採用される。
上記蓋部材5は、ケース3の開口部内に嵌め込んで設置される。
また、蓋部材5は、その外面上に充填された樹脂で形成された樹脂封止部9によりケース3と蓋部材5との間が密閉されている。
なお、図1では、ケース3内に設置された避雷器本体2の回路基板6を仮想線(二点鎖線)で示し、バリスタ8や分離器7の図示は省略している。
上記樹脂封止部9は、図2に示すように、貫通孔5aとリード線4との間も密閉している。
また、蓋部材5は、その外面上に充填された樹脂で形成された樹脂封止部9によりケース3と蓋部材5との間が密閉されている。
なお、図1では、ケース3内に設置された避雷器本体2の回路基板6を仮想線(二点鎖線)で示し、バリスタ8や分離器7の図示は省略している。
上記樹脂封止部9は、図2に示すように、貫通孔5aとリード線4との間も密閉している。
上記蓋部材5は、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部5bを有している。
上記ケース3は、回路基板6の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に分離器7をケースから離間させた状態で回路基板6を支持する溝部3aを内面に有している。
上記ケース3及び蓋部材5は、樹脂で形成されている。
上記ケース3は、回路基板6の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に分離器7をケースから離間させた状態で回路基板6を支持する溝部3aを内面に有している。
上記ケース3及び蓋部材5は、樹脂で形成されている。
上記溝部3aは、ケース3内面に設けられ互いに上下に平行に延在した一対の突条部3bの間に形成されている。
これら溝部3a及び突条部3bは、ケース3の互いに対向する一対の内側側面及び開口部に対向する奥側内面に形成され、ケース3の底面と上面とのほぼ中間高さに配されている。したがって、ケース3内に避雷器本体2を挿入した際に、回路基板6の外周部が、ケース3の内側側面及び奥側内面の溝部3a内に嵌まって支持される。
これら溝部3a及び突条部3bは、ケース3の互いに対向する一対の内側側面及び開口部に対向する奥側内面に形成され、ケース3の底面と上面とのほぼ中間高さに配されている。したがって、ケース3内に避雷器本体2を挿入した際に、回路基板6の外周部が、ケース3の内側側面及び奥側内面の溝部3a内に嵌まって支持される。
また、蓋部材5の内面にも、図1及び図4に示すように、一対の突条部3bが形成されており、一対の突条部3bの間に溝部3aが形成されている。したがって、ケース3内に避雷器本体2を挿入した状態で蓋部材5により開口部を閉塞した際、蓋部材5内面の溝部3a内にも回路基板6の外周部が嵌まって支持される。
ケース3及び蓋部材5は、例えばポリカーボネートで形成されている。
また、樹脂封止部9の樹脂は、例えばエポキシ樹脂である。すなわち、ケース3の開口部に蓋部材5を嵌め込んだ状態で、蓋部材5の外面上に液状のエポキシ樹脂を流し込んで硬化させることで、樹脂封止部9を形成する。
上記回路基板6には、3本のリード線4が接続され、これらリード線4は外部の電源系統(図示略)に接続される。また、3本のリード線4に対応して貫通孔5aも3つ形成されている。
また、樹脂封止部9の樹脂は、例えばエポキシ樹脂である。すなわち、ケース3の開口部に蓋部材5を嵌め込んだ状態で、蓋部材5の外面上に液状のエポキシ樹脂を流し込んで硬化させることで、樹脂封止部9を形成する。
上記回路基板6には、3本のリード線4が接続され、これらリード線4は外部の電源系統(図示略)に接続される。また、3本のリード線4に対応して貫通孔5aも3つ形成されている。
このように本実施形態の避雷器1では、蓋部材5の外面上に充填された樹脂でケース3と蓋部材5との間を密閉した樹脂封止部9を備えているので、ケース3と蓋部材5との隙間が樹脂で密閉されることで、ケース3の密閉性が高くなり、屋外に設置しても内部の避雷器本体2を雨等から保護することができる。また、密閉状態のケース3内に高耐量のバネ型温度ヒューズである避雷器本体2を収納することで、避雷器本体2の作動空間を確保することができる。
また、樹脂封止部9が、貫通孔5aとリード線4との間も密閉しているので、貫通孔5aとリード線4との隙間も樹脂で密閉されることで、ケース3の密封性がさらに高くなる。
また、蓋部材5が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部5bを有しているので、蓋部材5の外面上に樹脂を充填する際に、環状の外周壁部5bによって蓋部材5上に充填した樹脂が溜まり易くなると共に、蓋部材5の外周面とケース3との接触面が増え、蓋部材5が傾き難くなる。
また、蓋部材5が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部5bを有しているので、蓋部材5の外面上に樹脂を充填する際に、環状の外周壁部5bによって蓋部材5上に充填した樹脂が溜まり易くなると共に、蓋部材5の外周面とケース3との接触面が増え、蓋部材5が傾き難くなる。
また、ケース3が、回路基板6の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に分離器7をケース3から離間させた状態で回路基板6を支持する溝部3aを内面に有しているので、溝部3aにより回路基板6を支持して避雷器本体2をケース3内に保持すると共に、ケース3から離間した分離器7が作動空間を十分に確保でき、良好な開離動作が可能になる。また、ケース3内に避雷器本体2を挿入する際に溝部3aが回路基板6のガイドとなって、容易に所定位置に設置することができる。
さらに、ケース3及び蓋部材5が、樹脂で形成されているので、互いに樹脂同士であるため、ケース3と蓋部材5と樹脂封止部9との良好な接合性が得られると共に、互いの熱膨張差が少ないため、温度による隙間が生じ難い。
さらに、ケース3及び蓋部材5が、樹脂で形成されているので、互いに樹脂同士であるため、ケース3と蓋部材5と樹脂封止部9との良好な接合性が得られると共に、互いの熱膨張差が少ないため、温度による隙間が生じ難い。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1…避雷器、2…避雷器本体、3…ケース、3a…溝部、4…リード線、5…蓋部材、5a…貫通孔、5b…外周壁部、6…回路基板、7…分離器、8…バリスタ、9…樹脂封止部
Claims (5)
- 避雷器本体と、
開口部を有し内部に前記避雷器本体を収納するケースと、
前記避雷器本体に接続されたリード線と、
前記リード線を挿通させた貫通孔を有し前記開口部の開口端よりも内側に配されて前記開口部を閉塞する蓋部材とを備え、
前記避雷器本体が、前記リード線に接続されている回路基板と、
前記回路基板に分離器を介して接続されたバリスタとを備え、
前記分離器が、前記回路基板に接続され前記バリスタが発熱した際に一定以上の温度で前記回路基板から開離されて前記リード線と前記バリスタとの電気的接続を切り離すバネ型温度ヒューズであり、
前記蓋部材が、その外面上に充填された樹脂で形成された樹脂封止部により前記ケースと前記蓋部材との間が密閉されていることを特徴とする避雷器。 - 請求項1に記載の避雷器において、
前記樹脂封止部が、前記貫通孔と前記リード線との間も密閉していることを特徴とする避雷器。 - 請求項1又は2に記載の避雷器において、
前記蓋部材が、外面側の外周縁に形成され前記外周縁に沿って外側に突出した環状の外周壁部を有していることを特徴とする避雷器。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の避雷器において、
前記ケースが、前記回路基板の外周部の少なくとも一部が嵌め込まれていると共に前記分離器を前記ケースから離間させた状態で前記回路基板を支持する溝部を内面に有していることを特徴とする避雷器。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の避雷器において、
前記ケース及び前記蓋部材が、樹脂で形成されていることを特徴とする避雷器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021037454A JP2022137786A (ja) | 2021-03-09 | 2021-03-09 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021037454A JP2022137786A (ja) | 2021-03-09 | 2021-03-09 | 避雷器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022137786A true JP2022137786A (ja) | 2022-09-22 |
Family
ID=83319720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021037454A Pending JP2022137786A (ja) | 2021-03-09 | 2021-03-09 | 避雷器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022137786A (ja) |
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2021
- 2021-03-09 JP JP2021037454A patent/JP2022137786A/ja active Pending
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