JP2022136598A - 電力変換装置の駆動制御装置 - Google Patents

電力変換装置の駆動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置において、各スイッチング素子部の発熱量を抑えつつ均一化する。【解決手段】 駆動制御装置1は、スイッチング素子の駆動制御を行うアクティブ駆動制御部10および20を制御する指令値演算部30を有する。アクティブ駆動制御部10および20は、ターンオンするスイッチング素子のターンオン開始から始まる第1期間において、第1指令値DHr1およびDLr1に従ってスイッチング素子に流れる電流の変化率を制御し、第1期間に後続する第2期間において、第2指令値DHr2およびDLr2に従ってスイッチング素子に流れる電流の変化率を制御する。指令値演算部30は、2個のスイッチング素子部の温度に基づいて、第2指令値DHr2およびDLr2を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置の駆動制御装置に関する。
電力変換装置において、パワースイッチング素子のスイッチングに伴って発生する損失を低減するための技術としてアクティブ駆動制御がある。この技術は例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示の技術では、パワースイッチング素子のゲート電圧等を検出し、その検出値に基づいて、パワースイッチング素子のゲート駆動抵抗あるいは駆動電流を制御する。この制御では、例えばスイッチ素子のオン/オフによってゲート駆動抵抗あるいは駆動電流が2段階(例えば抵抗値小→大へ)或いは3段階(例えば抵抗値小→大→小)に制御される。このようにターンオン期間中にゲート駆動抵抗あるいは駆動電流を変化させることで、パワースイッチング素子のスイッチング損失の低減を行っている。
特許第5186095号
しかし、特許文献1に開示の技術では、ゲート電圧等を測定する電圧検出器やゲート駆動抵抗の切り替え手段の電気部品の精度誤差により、パワースイッチング素子のゲート駆動抵抗あるいは駆動電流の切り替えタイミングや駆動電流にバラつきが生じる。そのため、上側パワースイッチング素子と下側パワースイッチング素子とが直列接続された電力変換装置では、上側および下側のパワースイッチング素子のターンオン損失低減量が異なり、各パワースイッチング素子の温度がアンバランスとなる。この結果、発熱の多い側のパワースイッチング素子の寿命が短くなることが懸念される。また、パワースイッチング素子の温度アンバランスを前提に余裕をもった設計にした場合には、電力変換装置が性能を十分に発揮できない問題が生じる。
この発明は以上に説明した課題に鑑みてなされたものであり、2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置において、各スイッチング素子部の発熱量を抑えつつ均一化することを目的とする。
この発明の一態様である電力変換装置の駆動制御装置は、スイッチング素子と前記スイッチング素子に逆並列接続されたダイオードとを各々含む2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置の駆動制御装置において、前記駆動制御装置は、前記スイッチング素子の駆動制御を行うアクティブ駆動制御部を制御する指令値演算部を有し、前記アクティブ駆動制御部は、ターンオンするスイッチング素子のターンオン開始から始まる第1期間において、第1指令値に従って前記スイッチング素子に流れる電流の変化率を制御し、前記第1期間に後続する第2期間において、第2指令値に従って前記スイッチング素子に流れる電流の変化率を制御するものであり、前記指令値演算部は、前記2個のスイッチング素子部の温度に基づいて、前記第2指令値を制御することを特徴とする。
この発明によれば、2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置において、各スイッチング素子部のスイッチング損失を低減しつつ、各スイッチング素子部の発熱量を均一化し、スイッチング素子部の温度に起因する故障率の低下および素子寿命の均一化を実現することができる。
この発明の一実施形態である駆動制御装置を備えた電力変換装置の構成を示す回路図である。 同実施形態におけるアクティブ駆動制御の動作例を示す波形図である。 同実施形態における指令値演算部の第1の例の構成を示すブロック図である。 同第1の例を採用した実施形態の動作例を示す波形図である。 同指令値演算部の第2の例の一部の構成を示すブロック図である。 同指令値演算部の第3の例の一部の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1はこの発明の一実施形態である駆動制御装置1を備えた電力変換装置100の構成を示す回路図である。電力変換装置100において、上側スイッチング素子部110は、図示しない直流電源の正極に接続された高電位電源線101と、図示しない負荷に接続された出力線103との間に接続されている。また、下側スイッチング素子部120は、同直流電源の負極に接続された低電位電源線102と、同出力線103との間に接続されている。
このように電力変換装置100では、高電位電源線101と低電位電源線102との間に、上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120が直列接続されている。電力変換装置100は、この直列接続された上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120を介して、出力線103に接続された負荷に電力を供給する。
上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120は、上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子121を各々含む。これらの上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子121は、各々MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor;金属酸化膜半導体構造の電界効果トランジスタ)であり、SiC、GaN等のワイドギャップ半導体素子により構成されている。上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング121には、上側ダイオード112および下側ダイオード122が各々逆並列接続されている。
温度検出器131は、上側スイッチング素子部110の温度STa1を検出する。温度検出器132は、下側スイッチング素子部120の温度STa2を検出する。
駆動制御装置1には、図示しない上位装置から上側パワースイッチング素子111についての駆動指令DHaと下側パワースイッチング素子112についての駆動指令DLaが供給される。駆動制御装置1は、これらの駆動指令DHaおよびDLaと、上側スイッチング素子部110の温度STa1と、下側スイッチング素子部120の温度STa2とに基づき、上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子部121の駆動制御を行う装置である。
図1に示すように、駆動制御装置1は、上側アクティブ駆動制御部10と、下側アクティブ駆動制御部20と、指令値演算部30とを含む。
上側アクティブ駆動制御部10は、駆動指令DHaに応じて、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせるゲート電圧Vgまたはターンオフさせるゲート電圧Vgを上側パワースイッチング素子111に出力する装置である。また、下側アクティブ駆動制御部20は、駆動指令DLaに応じて、下側パワースイッチング素子121をターンオンさせるゲート電圧Vgまたはターンオフさせるゲート電圧Vgを下側パワースイッチング素子121に出力する装置である。
本実施形態において、上側アクティブ駆動制御部10は、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる際、ターンオン開始後の期間を初期のモード1(すなわち、第1期間)と後続のモード2(すなわち、第2期間)に分け、モード1および2の各々において、上側パワースイッチング素子111に与えるゲート電圧Vgを制御する。ここで、モード2は、例えば上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる場合に、下側ダイオード122において逆回復が始まるタイミング以降の期間である。
さらに詳述すると、上側アクティブ駆動制御部10には、上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率dId/dt(すなわち、時間微分)に関する指令値として、モード1に対応した第1指令値DHr1とモード2に対応した第2指令値DHr2が指令値演算部30から供給される。
上側アクティブ駆動制御部10は、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる際、モード1では上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率dId/dtが第1指令値DHr1に従うように上側パワースイッチング素子111に供給するゲート電圧Vgを制御し、モード2では上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率dId/dtが第2指令値DHr2に従うように上側パワースイッチング素子111に供給するゲート電圧Vgを制御する。
同様に下側アクティブ駆動制御部20には、下側パワースイッチング素子121に流れるドレイン電流Idの変化率に関する指令値として、モード1に対応した第1指令値DLr1とモード2に対応した第2指令値DLr2が指令値演算部30から供給される。下側アクティブ駆動制御部10は、下側パワースイッチング素子121をターンオンさせる際、モード1では第1指令値DLr1に従って下側パワースイッチング素子121に供給するゲート電圧Vgを制御し、モード2では第2指令値DLr2に従って下側パワースイッチング素子121に供給するゲート電圧Vgを制御する。
指令値演算部30は、上側アクティブ駆動制御部10と下側アクティブ駆動制御部20を制御する装置である。さらに詳述すると、指令値演算部30は、上側スイッチング素子部110の温度STa1と、下側スイッチング素子部120の温度STa2とに基づき、上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120に対する各指令値を演算する装置である。
ここで、指令値演算部30の機能の詳細な説明に先立ち、図2を参照し、本実施形態において行われるアクティブ駆動制御を説明する。図2には、下側パワースイッチング素子121がオフの状態において、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる場合の各部の波形が示されている。
駆動指令DHaがオンとなり、上側パワースイッチング素子111のターンオンが指示されると、上側アクティブ駆動制御部10は、上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率に関する指令値DHrを第1指令値DHr1とし、モード1に対応したアクティブ駆動制御を開始する。すなわち、上側アクティブ駆動制御部10は、第1指令値DHr1に従って上側パワースイッチング素子111に与えるゲート電圧Vgを制御する。
このゲート電圧Vgの制御に関しては、各種の態様があり得る。ある好ましい態様では、各種の第1指令値DHr1に対応付けて設けられた複数種類のゲート駆動抵抗の中から指令値演算部30から供給される第1指令値DHr1に対応付けられたゲート駆動抵抗が選択され、上側パワースイッチング素子111におけるゲート電圧Vgの入力経路に挿入される。他の好ましい態様では、ゲート駆動抵抗の代わりに、パワースイッチング素子のゲート容量を充電する電流値の異なった複数種類の電流源が用いられる。
モード1に対応したアクティブ駆動制御が開始されると、少し遅れて上側パワースイッチング素子111のゲート電圧Vgが上昇を開始し、このゲート電圧Vgが上側パワースイッチング素子111の閾値電圧Vthを越えると、上側パワースイッチング素子111にドレイン電流Idが流れ始める。
そして、ゲート電圧Vgが上昇するのに従ってドレイン電流Idが増加する。また、ゲート電圧Vgが上昇するのに従って上側パワースイッチング素子111のオン抵抗が減少し、ドレイン-ソース間電圧Vdsが低下する。そして、上側パワースイッチング素子111のオン抵抗の減少の影響よりも、上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの増加の影響が大きくなると、ドレイン-ソース間電圧Vdsは、低下が止まり、上昇へと転ずる。
還流側の素子であるスイッチング素子部120では、ターンオン開始前から下側ダイオード122に還流電流Ifが流れている。モード1において、上側パワースイッチング素子111にドレイン電流Idが流れ始め、このドレイン電流Idが下側ダイオード122に供給されることにより、下側ダイオード122に流れる還流電流Ifが減少する。そして、還流電流Ifは、やがて0になる。モード1では、下側ダイオード122は順方向バイアスされ、その両端間電圧Vfは所定の電圧値を維持する。以上がモード1での動作である。
上側アクティブ駆動制御部10は、下側ダイオード122の還流電流Ifが0になるタイミングにおいて、モード2に対応したアクティブ駆動制御を開始する。すなわち、上側アクティブ駆動制御部10は、上側パワースイッチング素子111に流れる電流Idの変化率に関する指令値DHrを第2指令値DHr2とし、第2指令値DHr2に従って上側パワースイッチング素子111に与えるゲート電圧Vgを制御する。通常、第2指令値DHr2は、第1指令値DHr1より低い値とされる。
モード1からモード2への移行タイミングを決定する方法に関しては各種の態様があり得る。ある好ましい態様では、下側ダイオード122に流れる還流電流Ifを検出し、還流電流Ifが0になるタイミングにおいてモード1からモード2に移行する。他の好ましい態様では、上側パワースイッチング素子111のゲート電圧Vgを検出し、ゲート電圧Vgが所定値に達したタイミングにおいて還流電流Ifが0になったとみなし、モード1からモード2に移行する。さらに他の好ましい態様では、ターンオン開始から所定時間が経過したタイミングにおいて、還流電流Ifが0になったとみなし、モード1からモード2に移行する。
モード2において、還流側の素子である下側スイッチング素子部120では、上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idが下側ダイオード122に供給され、逆回復電流Ifとして下側ダイオード122に流れる。この逆回復電流Ifは、順方向バイアスされている期間に下側ダイオード122に蓄積された少数キャリアを消滅させる逆方向の電流である。
下側ダイオード122に流れる逆回復電流Ifは、モード2において増加し、ピークに達した後、減少する。逆回復電流Ifが流れ始めてから少し遅れて下側ダイオード122の両端間電圧(この場合、逆方向電圧)Vfが上昇する。そして、この逆方向電圧Vfが逆回復サージ電圧VAKとなる。
以上、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる動作を説明したが、下側パワースイッチング素子121をターンオンさせる動作も同様である。
以上説明した動作において、モード1では、上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率dId/dtを大きくすることにより、上側パワースイッチング素子111のターンオン損失を小さくすることができる。また、モード2では、上側パワースイッチング素子111に流れるドレイン電流Idの変化率dId/dtを小さくすることにより、下側ダイオード122に発生する逆回復サージ電圧VAKを小さくすることができる。そこで、アクティブ駆動制御では、第1指令値を大きくし、かつ、第2指令値を小さくすることにより、ターンオン損失の低減と逆回復サージ電圧VAKの抑制の両立を図っている。
しかしながら、電力変換装置100では、各々を構成する素子の製造ばらつき等により上側アクティブ駆動制御部10および下側アクティブ駆動制御部20の特性に差(例えばゲート駆動抵抗やその切換タイミングの差)が生じると、上側スイッチング素子部110と下側スイッチング素子部120の発熱量に差が生じる。この場合、上側スイッチング素子部110と下側スイッチング素子部120のうち発熱量の多い一方が高温になり易く、他方よりも壊れやすく、あるいは寿命が短くなる問題が発生する。
そこで、本実施形態における指令値演算部30は、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2が同じになるように、上側アクティブ駆動制御部10に対する第1指令値DHr1および第2指令値DHr2と、下側アクティブ駆動制御部20に対する第2指令値DLr1および第2指令値DLr2とを制御することで、この問題を解決している。
図3は本実施形態における指令値演算部30の第1の例である指令値演算部30aの構成を示すブロック図である。図3に示すように、指令値演算部30aは、モード1での上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子121のターンオン損失を十分に低減できるように最適化された第1指令値である第1基準値Dr1defを記憶している。また、指令値演算部30aは、モード2において上側ダイオード112および下側ダイオード122に発生する逆回復サージ電圧VAKを適切に抑制できるように最適化された第2指令値である第2基準値Dr2defを記憶している。第1基準値Dr1defは、上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子121の特性から設定する値であり、例えば4kA/μs等にしてよい。第2基準値Dr2defも、上側パワースイッチング素子111および下側パワースイッチング素子121の特性から設定する値であるが、第1基準値Dr1defよりも小さい2kA/μs等にしてよい。
本実施形態において、指令値演算部30aは、第1基準値Dr1defを上側アクティブ駆動制御部10に対する第1指令値DHr1および下側アクティブ駆動制御部20に対する第1指令値DLr1として出力する。すなわち、本実施形態において、指令値演算部30aは、モード1に対応した第1指令値DHr1およびDLr1を、上側スイッチング素子部110の温度STa1および下側スイッチング素子部120の温度STa2に依存させず一定に保つ。
一方、指令値演算部30aは、次のように上側スイッチング素子部110の温度STa1および下側スイッチング素子部120の温度STa2に基づいて、第2基準値Dr2defからモード2における第2指令値DHr2およびDLr2を演算する。
減算器300は、上側スイッチング素子部110の温度STa1から下側スイッチング素子部120の温度信号STa2を減算し、減算結果を出力する。例えば減算器300では、温度STa1が温度STa2より高い場合に正の値、温度STa2が温度STa1より高い場合は負の値を出力する。PI演算器301は、減算器300の減算結果に比例要素Pおよび積分要素Iを作用させて出力する。上下限リミタ302は、PI演算器301の出力信号が所定の上限値LMHを上回る場合は上限値LMHを、PI演算器301の出力信号が所定の下限値LMLを下回る場合は下限値LMLを、PI演算器301の出力信号が上限値LMHと下限値LMLの間の場合はPI演算器301の出力信号を出力する。このとき上限値LMHおよび下限値LMLはパワースイッチング素子の損失や温度から決めてもよい。
上限リミタ303は、上下限リミタ302の出力信号が正の場合は0を、上下限リミタ302の出力信号が負の場合は上下限リミタ302の出力信号を加算器305に出力する。加算器305は、第2基準値Dr2defに対して上限リミタ303の出力信号を加算し、上側アクティブ駆動制御部10に対する第2指令値DHr2として出力する。
また、下限リミタ304は、上下限リミタ302の出力信号が正の場合は上下限リミタ302の出力信号を、上下限リミタ302の出力信号が負の場合は0を減算器306に出力する。減算器306は、第2基準値Dr2defから下限リミタ304の出力信号を減算し、下側アクティブ駆動制御部20に対する第2指令値DLr2として出力する。
以上の構成において、上側スイッチング素子部110の温度STa1が下側スイッチング素子部120の温度STa2よりも高い場合、両温度の差分に応じた正の値を第2基準値Dr2defから減算した値が、下側アクティブ駆動制御部20に対する第2指令値DLr2として出力され、第2基準値Dr2defが上側アクティブ駆動制御部10に対する第2指令値DHr2として出力される。
逆に下側スイッチング素子部120の温度STa2が上側スイッチング素子部110の温度STa1よりも高い場合、両温度の差分に応じた負の値を第2基準値Dr2defに加算した値が、上側アクティブ駆動制御部10に対する第2指令値DHr2として出力され、第2基準値Dr2defが下側アクティブ駆動制御部20に対する第2指令値DLr2として出力される。
このように本実施形態では、上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120のうち温度が低い方に対応した第2指令値を第2基準値Dr2defから減少させる制御が行われる。
図4は指令値演算部30として第1の例である指令値演算部30aを採用した電力変換装置100の動作例を示す波形図である。前掲図2と同様、図4には、下側パワースイッチング素子121がオフの状態において、上側パワースイッチング素子111をターンオンさせる場合の各部の波形が示されている。また、図4には上側スイッチング素子部110の温度STa1が下側スイッチング素子部120の温度STa2よりも低い場合の各部の波形が破線で示されている。
上述したようにモード1では、上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの変化率did/dtを大きくすることで上側パワースイッチング素子111のターンオン損失を低減し、モード2では上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの変化率did/dtを小さくすることで逆回復サージ電圧VAKを低減することが可能となる。
ここで、逆回復サージ電圧VAKは、下側ダイオード122に流れる逆回復電流Ifが0であるときの上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの変化率dId/dtにより決定され、モード1での電流変化率dId/dtは、逆回復サージ電圧VAKに関与しない。
そこで、本実施形態では、上側スイッチング素子部110の温度STa1および下側スイッチング素子部120の温度STa2によらずモード1における第1指令値DHr1およびDLr1が最適値である第1基準値Dr1defに維持される。このようにすることで、上側パワースイッチング素子111のターンオン損失が低減される。
次に、モード2では、ターンオン側である上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの変化率dId/dtを小さくすると、上側パワースイッチング素子111のスイッチング時間が長くなるためにターンオン損失は増加する。その一方、上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idの変化率dId/dtが小さくなると、環流側の下側ダイオード122に発生する逆回復サージ電圧VAkが低下する。このようにモード2において、上側パワースイッチング素子111のターンオン損失と下側ダイオード122の逆回復損失は、一方が増加すれば他方が減少するトレードオフ関係にある。
ここで、例えば上側スイッチング素子部110の温度STa1が下側スイッチング素子部120の温度STa2よりも低い場合には、上側スイッチング素子部110の損失よりも下側スイッチング素子部120の損失を減らすことが好ましい。そのようにすることで、上側スイッチング素子部110の発熱量よりも下側スイッチング素子部120の発熱量が減り、両者の温度が近づくからである。
そこで、この例では、温度の低い上側スイッチング素子部110に対応した上側アクティブ駆動部10に対する第2指令値DHr2を第2指令値DHr2’に低下させている(破線表示)。
このようにすることで、ターンオン側である上側パワースイッチング素子111のドレイン電流Idおよびドレイン-ソース間電圧Vdsは、波形の時間勾配がより緩やかなドレイン電流Id’およびドレイン-ソース間電圧Vds’となる(破線表示)。この結果、上側パワースイッチング素子111のターンオン損失は増加する。
一方、環流側である下側スイッチング素子部120では、下側ダイオード122の両端間電圧Vfおよび逆回復電流Ifが、波形の時間勾配がより緩やかな両端間電圧Vf’および逆回復電流If’となる(破線表示)。この結果、逆回復サージ電圧VAKが逆回復サージ電圧VAK’に低下し、逆回復損失が減少する。
このため、上側スイッチング素子部110の発熱量よりも下側スイッチング素子部120の発熱量が減り、両者の温度が近づく。
以上のように、本実施形態によれば、2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置において、各スイッチング素子部のスイッチング損失を低減しつつ、各スイッチング素子部の発熱量を均一化し、スイッチング素子部の温度に起因する故障率の低下および素子寿命の均一化を実現することができる。
次に図5を参照し、指令値演算部30の第2の例について説明する。この第2の例では、第1の例(図3)における減算器300からPI演算器301までの区間が図5に示す構成に置き換えられる。
この第2の例において、絶対値演算器307は、減算器300から得られる温度STa1およびSTa2の差分の絶対値を算出する。コンパレータ308は、絶対値演算器307により算出された絶対値を所定の閾値thcと比較し、前者が後者以上である場合にTrueを、そうでない場合はFalseを出力する。スイッチ309は、コンパレータ308の出力信号がTrueである場合、すなわち、温度STa1およびSTa2の差分の絶対値が閾値thcを上回っている場合に減算器300の出力信号をPI演算器301に出力し、そうでない場合には0をPI演算器301に出力する。他の部分の動作は第1の例と同様である。
この第2の例によれば、指令値演算部は、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2との差分が閾値thc以上である場合に、第2指令値DHr2またはDLr2の調整を行う。従って、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2との間に僅かな差分が発生することにより第2指令値DHr2またはDLr2の調整が頻繁に行われるのを防止し、駆動制御装置1の動作を安定化させることができる。
次に図6を参照し、指令値演算部30の第3の例について説明する。この第3の例では、第1の例(図3)における減算器300からPI演算器301までの区間が図6に示す構成に置き換えられる。
この第3の例において、最大値演算器310は、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2とを比較し、高い温度をコンパレータ308に出力する。コンパレータ308は、最大値演算器310が出力する温度と所定の閾値thdを比較し、最大値演算器310が出力する温度が高い場合はTrueを、閾値thdが高い場合はFalseをスイッチ309に出力する。ここで、閾値thdは、例えば150℃等にしてもよい。
スイッチ309は、コンパレータ308の出力がTrueの場合は減算器300の出力信号を、コンパレータ308の出力がFalseの場合は0をPI演算器301に出力する。他の部分の動作は第1の例と同様である。
この第3の例によれば、指令値演算部は、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2のうちの一方、具体的には両者のうち高い方の温度がある閾値以上である場合に、第2指令値DHr2またはDLr2の調整を行う。従って、上側スイッチング素子部110と下側スイッチング素子部120に温度差があっても、各々のスイッチング素子の温度がスイッチング素子の特性に影響がない期間に第2指令値DHr2またはDLr2の調整が頻繁に行われるのを防止し、駆動制御装置1の動作を安定化させることができる。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)指令値演算部の第3の例(図6)では、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2のうちの高い方の温度が閾値thcより高い場合に第2指令値DHr2またはDLr2を調整した。しかし、そのようにする代わりに、上側スイッチング素子部110または下側スイッチング素子部120の一方、例えば上側スイッチング素子部110の温度STa1が閾値thcより高い場合に第2指令値DHr2またはDLr2を調整してもよい。
(2)指令値演算部に関し、上述した第2の例と第3の例を組み合わせてもよい。すなわち、上側スイッチング素子部110の温度STa1と下側スイッチング素子部120の温度STa2の一方の温度が閾値thcより高く、かつ、両温度の差分が閾値thcより高い場合に第2指令値DHr2またはDLr2を調整する。この態様によれば、上側スイッチング素子部110および下側スイッチング素子部120発熱量が全体的に多く、かつ、両者の発熱量の差が大きく、発熱量の調整の必要性が高い期間に限定して第2指令値DHr2またはDLr2の調整が行われる。従って、駆動制御装置1の動作がより安定したものになる。
(3)この発明は、DC/DCコンバータ等、インバータ以外の電力変換装置に適用してもよい。
(4)上記実施形態では、指令値演算部30を上側アクティブ駆動部10および下側アクティブ駆動部20とともに駆動制御装置1内に設けた。しかし、そのようにする代わりに、上側アクティブ駆動部10および下側アクティブ駆動部20を有しておらず、指令値演算部30を有する駆動制御装置を、電力変換装置100とは別体の装置として設けてもよい。
(5)上記実施形態では、パワースインチング素子の例としてMOSFETを挙げたが、パワースイッチング素子はこれに限定されるものではなく、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等の他のパワースイッチング素子であってもよい。
100……電力変換装置、1……駆動制御装置、101……高電位電源線、102……低電位電源線、103……出力線、110……上側スイッチング素子部、120……下側スイッチング素子部、111……上側パワースイッチング素子、112……上側ダイオード、121……下側パワースイッチング素子、122……下側ダイオード、131,132……温度検出器、10……上側アクティブ駆動制御部、20……下側アクティブ駆動制御部、30,30a……指令値演算部、300,306……減算器、301……PI演算器、302……上下限リミタ、303……上限リミタ、304……下限リミタ、305……加算器、307……絶対値演算部、308……コンパレータ、309……スイッチ、310……最大値演算部。

Claims (6)

  1. スイッチング素子と前記スイッチング素子に逆並列接続されたダイオードとを各々含む2個のスイッチング素子部が直列接続された電力変換装置の駆動制御装置において、
    前記駆動制御装置は、前記スイッチング素子の駆動制御を行うアクティブ駆動制御部を制御する指令値演算部を有し、
    前記アクティブ駆動制御部は、ターンオンするスイッチング素子のターンオン開始から始まる第1期間において、第1指令値に従って前記スイッチング素子に流れる電流の変化率を制御し、前記第1期間に後続する第2期間において、第2指令値に従って前記スイッチング素子に流れる電流の変化率を制御するものであり、
    前記指令値演算部は、前記2個のスイッチング素子部の温度に基づいて、前記第2指令値を制御することを特徴とする駆動制御装置。
  2. 前記指令値演算部は、前記第1指令値を、前記温度によらず所定の値に制御することを特徴とする請求項1記載の駆動制御装置。
  3. 前記指令値演算部は、前記2個のスイッチング素子部のうち温度の低い方に対応したアクティブ駆動制御部へ出力する第2指令値を減少させることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動制御装置。
  4. 前記指令値演算部は、前記2個のスイッチング素子部の各々の温度の差分がある閾値以上である場合、前記第2指令値を調整することを特徴とする請求項3に記載の駆動制御装置。
  5. 前記指令値演算部は、前記2個のスイッチング素子部の各々の温度の一方がある閾値以上である場合、前記第2指令値を調整することを特徴とする請求項3または4に記載の駆動制御装置。
  6. 前記スイッチング素子はワイドギャップ半導体素子を含むことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の駆動制御装置。
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