JP2022135580A - マイクロ波終端器 - Google Patents

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Abstract

【課題】広帯域化と小型化とを実現可能とするマイクロ波終端器を得ること。【解決手段】マイクロ波終端器10は、マイクロ波信号が入力される入力端子8と、地導体に短絡された第1端13と、第1端13とは逆側の第2端14とを有する薄膜抵抗1と、第2端14の全体に接する第1辺15と、第1辺15とは逆側の第2辺16とを有する第1の伝送線路4と、一端が第2辺16の中心部につながれ、かつ他端が入力端子8につながれた第2の伝送線路7と、一端が第2辺16のうち中心部以外の部分につながれ、かつ他端が地導体に短絡されたショートスタブ5と、を備える。薄膜抵抗1の寸法は、第1の伝送線路4から薄膜抵抗1の第1端13の側を見込んだアドミッタンスについて、マイクロ波信号の中心周波数における規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる寸法である。【選択図】図1

Description

本開示は、マイクロ波回路に用いられるマイクロ波終端器に関する。
マイクロ波回路には、マイクロ波帯の高周波信号であるマイクロ波信号を吸収するマイクロ波終端器が広く使用されている。マイクロ波終端器の構造として、伝送線路と地導体との間に薄膜抵抗が接続された構造が知られている。マイクロ波回路が適用される装置の大電力化に伴い、マイクロ波終端器には高い耐電力が要求されている。マイクロ波終端器には、終端可能なマイクロ波信号の周波数帯域を広くすること、すなわち広帯域化と、構成の小型化とが要求されることもある。
特許文献1には、薄膜抵抗の終端側を見込んだ規格化インピーダンスの実部が1Ω以下かつ虚部が0Ωとなる寸法の薄膜抵抗を有し、伝送線路とオープンスタブとによるインピーダンス整合がなされるマイクロ波終端器が開示されている。薄膜抵抗の終端側とは、薄膜抵抗のうち地導体に短絡された第1端とは逆側の第2端から第1端の側とする。特許文献1にかかるマイクロ波終端器は、薄膜抵抗の周波数特性を伝送線路とオープンスタブとにより打ち消すことによって広帯域化が可能となる。また、特許文献1にかかるマイクロ波終端器は、伝送線路とオープンスタブとからなる1段の整合回路による広帯域整合が可能であるため、多段の整合回路が必要である場合に比べて回路構成を小型化できる。
特開2013-187839号公報
しかしながら、薄膜抵抗の寸法を、薄膜抵抗の終端側を見込んだ規格化インピーダンスの実部が1Ω以下かつ虚部が0Ωとなる寸法にするためには、薄膜抵抗の寸法には厳しい条件が課せられることとなる。薄膜抵抗の寸法の条件が厳しくなることによって、マイクロ波終端器の設計の自由度が低くなる。この場合、マイクロ波終端器以外の部品とともに実装される際の制約に合うようにマイクロ波終端器の寸法を決定することが困難であることによって、マイクロ波終端器は、構成の小型化が困難となる。このため、特許文献1の技術によると、マイクロ波終端器は、広帯域化と小型化との実現が困難であるという問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、広帯域化と小型化とを実現可能とするマイクロ波終端器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるマイクロ波終端器は、裏面に地導体を具備した誘電体基板の表面に設けられるマイクロ波終端器である。本開示にかかるマイクロ波終端器は、マイクロ波信号が入力される入力端子と、地導体に短絡された第1端と、第1端とは逆側の第2端とを有する薄膜抵抗と、第2端の全体に接する第1辺と、第1辺とは逆側の第2辺とを有する第1の伝送線路と、一端が第2辺の中心部につながれ、かつ他端が入力端子につながれた第2の伝送線路と、一端が第2辺のうち中心部以外の部分につながれ、かつ他端が地導体に短絡されたショートスタブと、を備える。薄膜抵抗の寸法は、第1の伝送線路から薄膜抵抗の第1端の側を見込んだアドミッタンスについて、マイクロ波信号の中心周波数における規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる寸法である。
本開示にかかるマイクロ波終端器は、広帯域化と小型化とを実現することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるマイクロ波終端器が設けられている誘電体基板の上面図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器が設けられている誘電体基板の断面図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器におけるアドミッタンスの周波数特性について説明するための第1の図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器におけるアドミッタンスの周波数特性について説明するための第2の図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器におけるインピーダンスの周波数特性について説明するための図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器の反射特性の一例を示す図 実施の形態1にかかるマイクロ波終端器における薄膜抵抗の寸法とマイクロ波終端器の周波数特性との関係について説明するための図
以下に、実施の形態にかかるマイクロ波終端器を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10が設けられている誘電体基板2の上面図である。図2は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10が設けられている誘電体基板2の断面図である。図2に示す断面は、図1に示すII-II線における断面である。
マイクロ波終端器10は、誘電体基板2の表面11に設けられている。誘電体基板2の裏面12には地導体9が設けられている。誘電体基板2には、誘電体基板2を貫くスルーホール3,6が形成されている。マイクロ波終端器10は、矩形状の薄膜抵抗1と、マイクロ波信号が入力される入力端子8と、入力端子8と薄膜抵抗1とをつなぐ第1の伝送線路4および第2の伝送線路7と、第1の伝送線路4につながれたショートスタブ5とを有する。
図1に示すII-II線は、薄膜抵抗1、第1の伝送線路4、第2の伝送線路7および入力端子8の各中心を通る直線である。II-II線の方向は、マイクロ波終端器10が有する伝送線路、すなわち第1の伝送線路4および第2の伝送線路7からなる伝送線路の方向である。以下、II-II線の方向を、伝送線路の方向と称する。また、以下の説明にて、マイクロ波終端器10の各部の幅とは、図1に示す平面において伝送線路の方向に垂直な方向の幅とする。また、マイクロ波終端器10の各部の長さとは、伝送線路の方向における長さとする。
薄膜抵抗1は、地導体9に短絡された第1端13と、第1端13とは逆側の第2端14とを有する。誘電体基板2のうち第1端13の隣に、3個のスルーホール3が形成されている。第1端13は、各スルーホール3を介して地導体9に接続されている。
第1の伝送線路4の幅は、薄膜抵抗1の幅と同じである。第1の伝送線路4の幅は、第2の伝送線路7の幅よりも大きい。第1の伝送線路4のインピーダンスは、第2の伝送線路7のインピーダンスよりも低い。第1の伝送線路4は、第2端14の全体に接する第1辺15と、第1辺15とは逆側の第2辺16とを有する。ショートスタブ5の幅は、第1の伝送線路4の幅よりも小さい。
第2の伝送線路7の一端は、第2辺16の中心部につながれている。第2の伝送線路7の他端は、入力端子8につながれている。第2の伝送線路7の長さ、すなわち第2の伝送線路7の一端と他端との間の長さは、マイクロ波信号の波長の4分の1である。第2の伝送線路7の長さとは、第2の伝送線路7の電気長とする。ショートスタブ5の一端は、第2辺16のうち幅方向における1つの端部につながれている。すなわち、ショートスタブ5の一端は、第2辺16のうち中心部以外の部分につながれている。ショートスタブ5の他端は、地導体9に短絡されている。
誘電体基板2のうちショートスタブ5の他端の隣に、1個のスルーホール6が形成されている。ショートスタブ5の他端は、スルーホール6を介して地導体9に接続されている。図2には、図2に示す断面よりも紙面奥側にあるスルーホール6を破線により表している。位置Paは、第2辺16と第2の伝送線路7の一端との接続点の位置である。位置Pbは、第2の伝送線路7の他端と入力端子8との接続点の位置である。位置Paおよび位置Pbは、伝送線路の方向における位置とする。
次に、マイクロ波終端器10の動作について説明する。入力端子8へ入力されたマイクロ波信号は、第2の伝送線路7およびショートスタブ5によりインピーダンス整合された薄膜抵抗1へ入力される。薄膜抵抗1においてマイクロ波信号が熱エネルギーに変換されることによって、マイクロ波信号はマイクロ波終端器10で終端する。
次に、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10により広帯域化および小型化が実現可能となる原理について説明する。図3は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10におけるアドミッタンスの周波数特性について説明するための第1の図である。図4は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10におけるアドミッタンスの周波数特性について説明するための第2の図である。図5は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10におけるインピーダンスの周波数特性について説明するための図である。
図3および図4には、アドミッタンスを表すスミスチャート、すなわちアドミッタンスチャートを示す。図3のアドミッタンスチャートには、ショートスタブ5が接続されていない状態にて位置Paから第1端13の側を見込んだアドミッタンスの周波数特性の一例を示す。図4のアドミッタンスチャートには、ショートスタブ5が接続された状態にて位置Paから第1端13の側を見込んだアドミッタンスの周波数特性の一例を示す。図5には、インピーダンスを表すスミスチャート、すなわちインピーダンスチャートを示す。図5のインピーダンスチャートには、位置Pbから第1端13の側を見込んだインピーダンスの周波数特性の一例を示す。
ここで、薄膜抵抗1、ショートスタブ5および第2の伝送線路7の各々の寸法を決定する手法について説明する。寸法とは、幅および長さとする。
薄膜抵抗1の寸法には、位置Paから第1の伝送線路4を介して第1端13の側を見込んだアドミッタンスについて、マイクロ波信号の中心周波数fcにおける規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる寸法が選択される。図3において斜線が付された領域は、規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる領域である。この場合において、位置Paから第1端13の側を見込んだアドミッタンスの周波数特性は、図3に示すような周波数特性となる。
薄膜抵抗1の寸法が決定されてから、ショートスタブ5の寸法が決定される。ショートスタブ5の寸法には、位置Paから第1の伝送線路4を介してショートスタブ5の側および第1端13の側を見込んだアドミッタンスについて、中心周波数fcにおける規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0Sとなる寸法が選択される。この場合において、位置Paから第1端13の側を見込んだアドミッタンスの周波数特性は、図4に示すような周波数特性となる。
薄膜抵抗1の寸法とショートスタブ5の寸法とが決定されてから、第2の伝送線路7の寸法が決定される。第2の伝送線路7の寸法には、位置Pbから第2の伝送線路7および第1の伝送線路4を介して第1端13の側を見込んだインピーダンスについて、中心周波数fcにおける規格化インピーダンスの実部が1Ω付近かつ虚部が0Ω付近となる寸法が選択される。この場合において、位置Pbから第1端13の側を見込んだインピーダンスの周波数特性は、図5に示すような周波数特性となる。
実施の形態1では、マイクロ波終端器10は、ショートスタブ5の誘導性と第2の伝送線路7の位相進み特性によって、薄膜抵抗1における規格化インピーダンスの実部を1Ω付近かつ虚部を0Ω付近にさせることができる。これにより、マイクロ波終端器10は、広帯域におけるインピーダンス整合が可能となり、広帯域において良好な反射特性を実現できる。
図6は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10の反射特性の一例を示す図である。図6に示すグラフの縦軸は反射特性、横軸は比帯域を表す。マイクロ波終端器10の反射特性が-25dB以下となる比帯域幅は、マイクロ波信号の中心周波数fcに対して50%程度である。これにより、マイクロ波終端器10が広範な周波数帯域において良好な反射特性が得られていることが分かる。
図7は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10における薄膜抵抗1の寸法とマイクロ波終端器10の周波数特性との関係について説明するための図である。ここでは、薄膜抵抗1の幅をW、薄膜抵抗1の長さをLとして、W/Lの値を変化させた場合における周波数特性について説明する。図7に示すアドミッタンスチャートには、W/L=0.3,0.5,0.7,1.0,3.9の各々についてのアドミッタンスの周波数特性の例を示す。
上記の特許文献1に開示されている従来技術の場合において、薄膜抵抗1に要求されるインピーダンスの条件を満足させることができるW/Lは、例えば3.9と決定される。かかるインピーダンスの条件と同じ条件は、実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10では、W/Lを、0.3,0.5,0.7,1.0のいずれの値としても満足可能である。実施の形態1にかかるマイクロ波終端器10では、W/Lが一定の値に制約される従来技術の場合に比べて薄膜抵抗の寸法の条件が緩和される。すなわち、実施の形態1によると、薄膜抵抗1の寸法を高い自由度で決定することが可能となる。
近年のマイクロ波送受信モジュールの多くは、パッケージ内における高周波のアイソレーションを確保するために、パッケージの幅が細くされている。このため、マイクロ波終端器10には、伝送線路の方向に長い形状が要求されることが増えている。ただし、上記の従来技術の場合、薄膜抵抗1が伝送線路の方向よりも幅方向に長い形状となることから、マイクロ波終端器10の形状を伝送線路の方向に長い形状とするためにはマイクロ波終端器10の構成を大型にする必要があった。
実施の形態1によると、マイクロ波終端器10は、薄膜抵抗1の形状を、幅方向よりも伝送線路の方向に長い形状とすることができる。マイクロ波終端器10は、伝送線路の方向に長い形状を、小型な構成によって実現できる。また、マイクロ波終端器10以外の部品とともにマイクロ波終端器10が実装される際の制約に合うように、マイクロ波終端器10の寸法を容易に決定することも可能となる。このため、マイクロ波終端器10の設計自由度を高くすることもできる。
図7によると、W/Lが小さくなるに従い、スミスチャート上の軌跡が短くなっている。スミスチャート上の軌跡が短いほど、周波数によるインピーダンスのずれが小さいことから、図7によると、W/Lが小さいほどインピーダンスの周波数特性が広帯域になる。このため、薄膜抵抗1の形状を、幅方向よりも伝送線路の方向に長くするほど、反射特性の広帯域化が望める。マイクロ波終端器10は、薄膜抵抗1が伝送線路の方向よりも幅方向に長い形状にできることによって、構成の小型化のみならず、広帯域化も可能となる。
実施の形態1によると、マイクロ波終端器10において、薄膜抵抗1の寸法は、第1の伝送線路4から第1端13の側を見込んだアドミッタンスについて、中心周波数fcにおける規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる寸法である。マイクロ波終端器10は、このように薄膜抵抗1を決定することで、ショートスタブ5と第2の伝送線路7とによって図3から図5に示すようにスミスチャート上における最も短い経路で、規格化インピーダンスの実部を1Ω付近かつ虚部を0Ω付近にさせることができる。このため、マイクロ波終端器10は、広帯域において良好な反射特性を実現できる。また、薄膜抵抗1の寸法を高い自由度で決定可能となることによって、薄膜抵抗1の寸法を、マイクロ波終端器10の構成に対する要求または制約に対応可能な寸法とすることができる。また、薄膜抵抗1の寸法を、マイクロ波終端器10の小型化を実現可能な寸法とすることができる。以上により、マイクロ波終端器10は、広帯域化と小型化とを実現することができるという効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、本開示の内容の一例を示すものである。実施の形態の構成は、別の公知の技術と組み合わせることが可能である。本開示の要旨を逸脱しない範囲で、実施の形態の構成の一部を省略または変更することが可能である。
1 薄膜抵抗、2 誘電体基板、3,6 スルーホール、4 第1の伝送線路、5 ショートスタブ、7 第2の伝送線路、8 入力端子、9 地導体、10 マイクロ波終端器、11 表面、12 裏面、13 第1端、14 第2端、15 第1辺、16 第2辺。

Claims (5)

  1. 裏面に地導体を具備した誘電体基板の表面に設けられるマイクロ波終端器であって、
    マイクロ波信号が入力される入力端子と、
    前記地導体に短絡された第1端と、前記第1端とは逆側の第2端とを有する薄膜抵抗と、
    前記第2端の全体に接する第1辺と、前記第1辺とは逆側の第2辺とを有する第1の伝送線路と、
    一端が前記第2辺の中心部につながれ、かつ他端が前記入力端子につながれた第2の伝送線路と、
    一端が前記第2辺のうち前記中心部以外の部分につながれ、かつ他端が前記地導体に短絡されたショートスタブと、
    を備え、
    前記薄膜抵抗の寸法は、前記第1の伝送線路から前記薄膜抵抗の前記第1端の側を見込んだアドミッタンスについて、前記マイクロ波信号の中心周波数における規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0S以下となる寸法であることを特徴とするマイクロ波終端器。
  2. 前記ショートスタブの寸法は、前記第2辺から前記ショートスタブの側および前記薄膜抵抗の前記第1端の側を見込んだアドミッタンスについて、前記中心周波数における規格化アドミッタンスの実部が1S以上かつ虚部が0Sとなる寸法であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波終端器。
  3. 前記第2の伝送線路の寸法は、前記第2の伝送線路の前記一端から前記薄膜抵抗の前記第1端の側を見込んだインピーダンスについて、前記中心周波数における規格化インピーダンスの実部が1Ωかつ虚部が0Ωとなる寸法であることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロ波終端器。
  4. 前記第2の伝送線路の前記一端と前記他端との間の長さは、前記中心周波数における波長の4分の1であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のマイクロ波終端器。
  5. 前記ショートスタブの前記他端は、前記誘電体基板を貫いたスルーホールを介して前記地導体に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のマイクロ波終端器。
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