JP2022135431A - 金型セットアップ情報作成装置、金型セットアップ情報作成方法、及び金型セットアップ情報作成用プログラム - Google Patents

金型セットアップ情報作成装置、金型セットアップ情報作成方法、及び金型セットアップ情報作成用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の作業効率向上を図る金型ステージレイアウトを作成する。【解決手段】一態様の金型セットアップ情報作成装置は、展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定部と、各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択部と、選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成部と、を備え、金型ステージレイアウト情報作成部は、各曲げ工程間のワークの予想移動量を算出する移動量算出部と、予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定部と、予想移動量が規定移動量を超えると判定した場合に、予想移動量よりも少ない移動量となるように曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、金型セットアップ情報作成装置、金型セットアップ情報作成方法、及び金型セットアップ情報作成用プログラムに関する。
板金等の板材(ワーク)の曲げ加工においては、一般的にパンチとダイをセットとした曲げ金型をプレスブレーキ等の加工装置に取り付けて、被加工物をパンチとダイとで挟んで加圧し塑性変形させることにより曲げ加工が行われている。このような曲げ加工に先立って、板材の材質、板厚、及び曲げ条件等を考慮した曲げ線を含む被加工物(製品)の展開図が作成される。そして、作成された展開図データに基づいて板材の切断等が行われ、曲げ加工前のワークが成形される。また、展開図データに基づいて、曲げ加工の曲げ順、曲げ金型の長さ及びその配置(レイアウト)等が決定される。
被加工物を成形するのに複数の曲げを含む場合は、加工性の良好な曲げ順を選択して金型の長さ及び配置を決める必要があるが、これらの処理を自動的に行う金型セットアップ情報作成装置は従来から知られている(特許文献1参照)。この金型セットアップ情報作成装置では、展開図データに基づいて曲げ加工順番を決定し、各曲げ工程で使用する曲げ金型を選択し、各曲げ工程における曲げ線の両端のギャップ長さと干渉物量とを算出している。
また、各曲げ工程における曲げ線の長さに対応して計算上の使用金型長さを算出し、金型データベースに登録されている使用金型長さと本数とを組み合わせて、計算上の使用金型長さ及びギャップ長さに関連する所定の条件を満たす金型ステージ情報を作成している。そして、最終的には、作成した複数の金型ステージのマテハン作業を考慮した取付位置を決定するための金型ステージのレイアウト情報を作成している。
この金型セットアップ情報作成装置で作成されたレイアウト情報に基づく金型ステージレイアウトは、基本的には使用する曲げ金型の本数をなるべく少なくしつつも、多くの曲げ加工を実行可能とすることを目的としている。このため、金型ステージの追加をなるべく避けるように作成される。
したがって、既出の曲げ加工で使用された金型ステージに対して影響(干渉)を与えず、金型ステージの長さを変更(延長)させることを繰り返し行うことで、金型ステージを作成していくことが行われている。そして、この方法による金型ステージ変更でも加工不可能と判断されたときに金型ステージの追加が行われ、最終的に金型ステージレイアウトが作成されている。
特開2007-61879号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された金型セットアップ情報作成装置による金型ステージレイアウトの作成では、金型ステージの追加条件が金型ステージの長さ変更(延長)による加工影響(干渉)の有無に関わることしか判断材料に用いていない。このため、作業者(ユーザ)の移動を考慮したマテハン(マテリアルハンドリング)作業のし易さは一切考慮されておらず、加工状況によっては長い金型ステージの端から端へと大きな移動が発生してしまうことがある。この場合、作業者にとって作業効率が悪化するおそれがある。
本発明の一態様は、作業者の作業効率向上を図る金型ステージレイアウトを作成することができる金型セットアップ情報作成装置、金型セットアップ情報作成方法、及び金型セットアップ情報作成用プログラムである。
本発明の一態様に係る金型セットアップ情報作成装置は、展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定部と、前記各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択部と、前記選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成部と、を備え、前記金型ステージレイアウト情報作成部は、各曲げ工程間の前記ワークの予想移動量を算出する移動量算出部と、前記予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定部と、前記予想移動量が前記規定移動量を超えると判定した場合に、前記予想移動量よりも少ない移動量となるように前記曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正部と、を含む。
本発明の一態様に係る金型セットアップ情報作成装置によれば、展開図データに基づき決定されたワークの曲げ加工順番について、各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型が選択され、選択された曲げ金型の取付位置を決定する際に、各曲げ工程間のワークの予想移動量を算出する。また、予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定し、予想移動量が規定移動量を超えると判定した場合に、予想移動量よりも少ない移動量となるように曲げ金型の取付位置を修正する。このため、ワークの移動量が軽減され、これに伴う作業者の作業効率が向上する。
を備える。
本発明の一態様によれば、作業者の作業効率向上を図る金型ステージレイアウトを作成することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る金型セットアップ情報作成装置の基本的構成を示す説明図である。 図2は、金型セットアップ情報作成装置を用いたシステムの概略的な構成を示す説明図である。 図3は、金型セットアップ情報作成装置の機能的構成を示す説明図である。 図4は、展開図データに基づくワークの曲げ線の一例を示す説明図である。 図5は、図4の各曲げ線の長さの一例を示す図である。 図6は、図4に示すワークの通常レイアウト作成時の金型ステージのレイアウト、ワーク配置及びそれに伴う移動量を説明するための工程図である。 図7は、加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウト判定処理を説明するためのフローチャートである。 図8は、UI画面の一例を示す説明図である。 図9は、移動量判定処理を説明するためのフローチャートである。 図10は、図4に示すワークの加工移動量を考慮したレイアウト作成時の金型ステージのレイアウト、ワーク配置及びそれに伴う移動量を説明するための工程図である。 図11は、レイアウト判定処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態に係る金型セットアップ情報作成装置、金型セットアップ情報作成方法、及び金型セットアップ情報作成用プログラムを詳細に説明する。ただし、以下の実施の形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、以下の実施の形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合及び一部の構成要素が省略されている場合がある。
[金型セットアップ情報作成装置の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る金型セットアップ情報作成装置の基本的構成を示す説明図である。図2は、金型セットアップ情報作成装置を用いたシステムの概略的な構成を示す説明図である。図3は、金型セットアップ情報作成装置の機能的構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る金型セットアップ情報作成装置1は、展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定部2と、各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択部3と、選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成部4と、を備え、金型ステージレイアウト情報作成部4は、各曲げ工程間のワークの予想移動量を算出する移動量算出部5と、予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定部6と、予想移動量が規定移動量を超えると判定した場合に、予想移動量よりも少ない移動量となるように曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正部7と、を含む。
なお、展開図データは、図示しないCAD(computer aided design)システムからの図形データであり、ワークの形状、ワークの板厚、ワークの曲げ線の長さ等の各種情報を含んでいる。展開図データは、後述する記憶部8に格納及び一時記憶され得る。本実施形態の金型セットアップ情報作成装置1は、本出願人が既に提案した特開2007-61879号公報に開示された金型セットアップ情報作成装置が実現する機能の全てを実現することができるように構成されている。
図2に示すように、金型セットアップ情報作成装置1は、汎用のワークステーションやパーソナルコンピュータにより構成され、実際にワークを曲げ加工する実機としてのプレスブレーキ9等にデータ通信可能に構成されている。金型セットアップ情報作成装置1では、例えば展開図データに基づき加工の不可や干渉等の状況を回避しながら算出された各曲げ工程の曲げ長さ、使用する曲げ金型(使用金型)、金型長さ、金型ステージの間隔や金型レイアウト、曲げ加工位置、及び加工手順(曲げ順)等の加工シミュレーションが作成され得る。
そして、例えば使用者(ユーザ)が作成された加工シミュレーションを良しと判断した場合、金型セットアップ情報作成装置1からは、この加工シミュレーションに基づく金型長さ、金型ステージの間隔や金型レイアウト等の金型セットアップ情報を含むCAM(computer aided manufacturing)データが、加工情報としてプレスブレーキ9等に出力される。プレスブレーキ9等では、この加工情報に基づいて、金型セットアップ情報に従った金型レイアウト(曲げ金型の取り付け)が行われ、曲げ加工が実施される。
図3に示すように、金型セットアップ情報作成装置1は、より詳細には、展開図データを入力する入力部10と、ワークの曲げ線の位置、長さ、ワークの形状及び板厚等を含む展開図データを記憶する記憶部8と、を備える。なお、入力部10は、入力インタフェース(I/F)、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイスを含む。また、記憶部8には、例えば少なくとも金型番号及び金型長さの情報を含み、各種の曲げ金型を識別可能な金型情報が登録された金型データベース(DB)が格納されている。この金型DBは、外部の装置や記録媒体に構築されていても良い。また、記憶部8には、本実施形態に係る金型セットアップ情報作成用プログラムも格納され、この金型セットアップ情報作成用プログラムが、金型セットアップ情報作成装置1に備えられたCPU等の中央演算処理装置に読み出されて起動されることにより、本実施形態に係る金型セットアップ情報作成方法が実現される。
また、金型セットアップ情報作成装置1は、展開図データに基づいて、曲げ加工順番を決定し、使用する曲げ金型を選択する選択・決定部11を備える。この選択・決定部11には、上記曲げ順決定部2及び金型選択部3の機能が含まれる。すなわち、選択・決定部11において、曲げ順決定部2は、展開図データに基づいて、この展開図上で同一直線上に配列された複数の曲げ線に対する平行曲げを含む曲げ線に対する曲げ加工順番を決定する。また、金型選択部3は、決定された曲げ加工順番に基づく各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する。
さらに、金型セットアップ情報作成装置1は、抽出・検出部12を備える。抽出・検出部12は、記憶部8に記憶された展開図データから板厚、曲げ線の長さ、曲げの片伸び値等の数値を抽出する。また、抽出・検出部12は、展開図上の任意に選択された曲げに対する先行する曲げと、この選択された曲げの対象でない領域とによる、選択された曲げに対する障害形態を検出する。
また、金型セットアップ情報作成装置1は、算出部13を備える。算出部13は、選択・決定部11で決定された各曲げ工程において、ワークにおける加工対象となる曲げ線の両端の未干渉領域であるギャップ長さと、干渉領域である干渉物量とを算出する。また、算出部13は、各曲げ工程において、ワークにおける加工対象となる曲げ線の長さに応じた計算上の使用金型の長さ(使用金型長さ)を算出する。
また、金型セットアップ情報作成装置1は、各種情報及びCAMデータを作成する作成部14を備える。この作成部14には、上記金型ステージレイアウト情報作成部4の機能が含まれる。作成部14は、金型DBに登録されている金型情報に基づいて、使用金型長さと金型本数とを組み合わせることによって、算出された計算上の使用金型長さとギャップ長さとに関連する所定の条件を満たす金型ステージ情報を作成する。
なお、金型ステージ情報は、所定の条件を満たす使用金型長さと金型本数の組み合わせのうち、例えば最も金型本数が少なくなる組み合わせにより作成されると良い。金型ステージ情報は、例えばパンチ金型に関するものである場合、パンチ金型がプレスブレーキ9等のパンチホルダに装着可能である取付位置及び金型長さを割り付ける情報である。
また、作成部14において、金型ステージレイアウト情報作成部4は、作成された金型ステージ情報に基づいて、複数の金型ステージを取付位置に配置する、すなわち取付位置を決定するレイアウト情報を作成する。金型ステージレイアウト情報作成部4は、通常レイアウト作成時には、例えば金型ステージの取付位置が一連の曲げ工程間におけるワークの移動量を最小とすべく配置されるようなレイアウト情報を作成する。ここで、移動量とは、金型ステージの左右方向へのワークの移動に伴う距離のことを言う。
一方、金型ステージレイアウト情報作成部4は、加工に伴う移動量(加工移動量)を考慮したレイアウト作成時には、特定の加工ステージ(特定ステージ)を追加するか否かを判断するために、移動量算出部5により各曲げ工程間のワークの予想移動量を算出し、移動量判定部6により予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する。そして、予想移動量が規定移動量を超えると判定した場合に、レイアウト修正部7により予想移動量よりも少ない移動量となるように曲げ金型の取付位置を修正した上でレイアウト情報を作成する。
すなわち、具体的な内容については後述するが、金型ステージレイアウト情報作成部4のレイアウト修正部7は、修正した移動量の算出基準となった前曲げ工程(前工程)と次曲げ工程(次工程)とで使用する曲げ金型を、元の金型ステージとは離隔された別の金型ステージとして設置し直すように取付位置を修正する。
なお、図1に示すように、金型ステージレイアウト情報作成部4は、ワークの各曲げ工程における曲げ長さを複数のクラスに分類する分類部4aを更に含み、移動量判定部6は、分類部4aによって所定のクラスに分類された部分の曲げ工程へ移行する際の予想移動量、又は、所定のクラスに分類された部分の曲げ工程から移行する際の予想移動量を用いて判定を行うように構成され得る。そして、金型ステージレイアウト情報作成部4は、種々のレイアウト情報に基づく加工シミュレーションを実施し得る。
その他、作成部14は、例えば金型ステージレイアウト情報作成部4にて作成されたレイアウト情報に基づき配置される複数の金型ステージのうち、各金型ステージ間に干渉物量が連続して存在しない金型ステージを1つの(単一の)金型ステージに再作成する機能を備えていても良い。金型ステージの再作成においては、公知であるため詳述は省略するが、パンチ金型とダイ金型とがそれぞれ独立して作成されても良い。
さらに、金型セットアップ情報作成装置1は、各種情報を出力する出力部15と、各種情報を表示装置の表示画面上に表示する表示部16と、を備える。出力部15は、出力インタフェース(I/F)を含み、上記各構成部で得られた金型長さ、金型ステージの間隔や金型レイアウト等の金型セットアップ情報を含むCAMデータを、ワーク加工用データとして外部に出力する。表示部16は、ディスプレイやタッチパネル等の表示装置により構成され、例えば表示画面上に各種情報を入力可能な後述するユーザインタフェース画面(UI画面)を表示する。
次に、この金型セットアップ情報作成装置1の動作について説明する。
まず、レイアウト情報の作成に際して、曲げ加工が施されるワークの一例について説明する。
図4は、展開図データに基づくワークの曲げ線の一例を示す説明図である。図5は、図4の各曲げ線の長さの一例を示す図である。図6は、図4に示すワークの通常レイアウト作成時の金型ステージのレイアウト、ワーク配置及びそれに伴う移動量を説明するための工程図である。
CADシステムにおいて生成された展開図データには、上述したようなワークの形状情報の他に、各曲げ線の位置及び長さを定める曲げ線情報が含まれている。例えば図4に示すような長尺帯状のワークWの場合、曲げ線情報には、番号(1)~(5)が割り当てられた曲げ線21,22,23,24,25の位置及び長さが含まれているとする。
図5に示すように、番号(1)の曲げ線21は、長さ1398.20mmに規定され、番号(2)の曲げ線22は、長さ1500.00mmに規定されている。また、番号(3)の曲げ線23は、長さ1495.77mmに規定され、番号(4)及び番号(5)の曲げ線24,25は、それぞれ長さ148.20mmに規定されている。
このように構成されたワークWを、選択・決定部11~作成部14において通常レイアウト作成を行って加工情報を作成した場合、加工シミュレーションによると、図6(a)~(e)に示す第1工程~第5工程において、単一の長曲げ専用の加工ステージである金型ステージ30がレイアウトされる。また、番号(1)→番号(2)→番号(3)→番号(4)→番号(5)の曲げ順で曲げ線21~25が曲げ加工されるように、ワークWが配置される。
ここで、通常レイアウト作成では、例えば入力部10を介してハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等で構成された記憶部8に入力され一時記憶された展開図データに基づき、金型DBから金型番号、形状、保有する分割長さ、各分割長さに対する所有本数等の金型情報が取得される。選択・決定部11では、曲げ順決定部2により展開図データに含まれる各曲げ線21~25に対して、曲げ順が決定され、金型選択部3により各曲げ順毎に使用する曲げ金型が選択される。
曲げ順決定部2では、展開図データの形状情報を用いて内部モデルを生成し、パーツモデルとの干渉チェックによって、適合する金型番号を選択して、各曲げ線21~25に対する曲げ加工順番を決定する。そして、この曲げ加工順番を各曲げ線21~25の属性データに付加すると共に、独立して曲げ順情報を作成する。
このとき、曲げ順決定部2は、例えば同一直線上に配列された複数の曲げ線を同時に曲げる平行曲げが実行できるか否かについても判定しても良い。平行曲げが実行できる場合には、一組の平行曲げとなる複数の曲げ線に同一の曲げ順番を付与するようにしても良い。曲げ順決定部2は、公知のいわゆる曲げ順プランナーの機能を実現する。
抽出・検出部12では、展開図データから板厚、各曲げ線21~25の長さ(線長)、曲げの片伸び値が抽出される。また、曲げ線21~25を選択し、この選択された曲げ線21~25の両端部に曲げの障害があるか否か、すなわち各曲げ線21~25毎に、それぞれの端部に曲げの障害が有るか否かが、障害の状況と共に判定される。判定された障害の状況によって障害状況パラメータが設定されると共に、各曲げ線21~25の端部から障害までの延長線の長さ(距離)が算出される。
算出部13では、上記の曲げ順決定時、及び後述する使用金型長さ算出時に用いるために、各曲げ工程において加工対象となる曲げ線21~25の両端の未干渉領域の長さであるギャップ長さ(曲げ線の両端から障害物までの距離)が算出される。また、干渉領域の長さである干渉物量も算出される。
このように、曲げ順決定、金型選択及び未干渉・干渉物量の算出においては、金型情報、製品情報に含まれる形状情報を用いて内部モデルを生成し、干渉チェックを行いながら、適合する金型番号の選択及び曲げ順が決定される。また、曲げ順決定時には、各曲げ工程におけるギャップ長さの情報も出力される。
算出部13では、使用金型長さが、ギャップ長さ及び内R値を考慮して計算される。使用金型長さは、例えば対象となる曲げ線の両端に干渉物がない場合は、曲げ線よりも長く、所定値(金型長さの基準長さ単位で求まる値)で割り切れる最小長さとする。また、対象となる曲げ線の片側に干渉物がある場合は、曲げ線よりも長く、所定値で割り切れる最小長さとする。
なお、このとき、曲げオフセット位置(干渉物から金型端までの距離)を計算する際に、内R値が考慮される。内R値がワークWの板厚以上である場合は、内R分のクリアランスを取った位置に曲げ金型をオフセットする。内R値がワークWの板厚より小さい場合は、板厚分のクリアランスを取った位置に曲げ金型をオフセットする。
さらに、対象となる曲げ線の両端に干渉物がある場合は、干渉物内寸(曲げ長さ+左右ギャップ長さ)からクリアランス分を引いた長さを所定値で割ったときの商の整数値(例えば、小数点以下を切り捨てた数値)×所定値の値を使用金型長さとする。このとき、クリアランスを計算する際に、内R値が考慮される。
なお、クリアランス、内R値の算出等については、特開2007-61879号公報に開示されている算出方法を採用することができるため、ここでは説明を省略する。なお、使用金型長さを計算するには、実際のワークWの曲げ加工に利用される曲げ金型の供給されている各種長さを考慮した上で、最大となる金型長さ(最大金型長さ)の範囲で計算される。
作成部14では、金型DBに登録されている使用金型長さと本数とを組み合わせることにより、上述した計算上の使用金型長さとギャップ長さに関連する所定の条件を満たす金型ステージ情報が作成される。このとき、算出部13で計算された計算上の使用金型長さとギャップ長さに基づく金型ステージの共有化が図られる。
すなわち、各曲げ工程におけるギャップ長さを考慮して、同一の(単一の)金型ステージで曲げ可能な工程がまとめられる。その結果、各金型ステージにおける曲げ範囲と最小の左右ギャップ長さが計算される。これに基づき、各曲げ線21~25に共通して使用可能な金型ステージ、又は共通して使用不可の金型ステージが選定され得る。
ただし、実際には、金型DBに登録されている使用金型長さと本数のデータに基づいて、この中から使用可能な使用金型長さと本数を組み合わせて上記の計算上の各金型ステージの長さに合わせる必要がある。すなわち、上記の計算上の各金型ステージの長さ以上で、且つ最大金型長さ以下となるように使用金型長さと本数を組み合わせる必要がある。
このとき、可能な限り上記の計算上の各金型ステージの長さに近づけると共に、使用金型の組合せ本数を少なくすることが優先されるように、すなわち、最大金型長さの範囲内で最小分割本数となる金型長さが、特開2007-61879号公報に開示されている「金型の最小分割本数処理」のように計算されると良い。
このようにして作成された金型ステージ情報に基づいて、作成部14の金型ステージレイアウト情報作成部4は、複数の金型ステージを取付位置に配置するレイアウト情報を作成する。上記の通常レイアウト作成により、単一の金型ステージ30がレイアウトされた図6に示す加工シミュレーションによる工程では、次のように曲げ加工が行われる。
まず、図6(a)に示すように、第1工程では、ワークWの曲げ線21が金型ステージ30にセットされ、曲げ加工が行われる。このとき、作業者は金型ステージ30の左右方向の中央付近に位置してワークWをセットすると仮定する。次に、図6(b)に示すように、第2工程では、ワークWの曲げ線22が金型ステージ30にセットされ、曲げ加工が行われる。この第2工程における前工程(第1工程)からの移動量は、ワークWが上記左右方向に移動することはないので、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量算出部5で算出される第1工程及び第2工程間のワークWの予想移動量としては、0.00mmとなる。
次いで、図6(c)に示すように、第3工程では、ワークWの曲げ線23が金型ステージ30にセットされて曲げ加工が行われるので、第2工程と同じくワークWが上記左右方向に移動することはない。このため、第3工程における前工程(第2工程)からの移動量は、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量算出部5で算出される第2工程及び第3工程間の予想移動量としては、同様に0.00mmとなる。そして、図6(d)に示すように、第4工程では、ワークWの曲げ線24が、例えば金型ステージ30の向かって右端側にセットされ、曲げ加工が行われる。この第4工程における前工程(第3工程)からの移動量は、図中白抜き矢印Rで示すように、ワークWが左右方向の中央付近から右端側に移動するので、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量算出部5で算出される第3工程及び第4工程間の予想移動量としては、例えば761.61mmとなる。
最後に、図6(e)に示すように、第5工程では、ワークWの曲げ線25が、例えば金型ステージ30の向かって左端側にセットされ、曲げ加工が行われる。この第5工程における前工程(第4工程)からの移動量は、図中白抜き矢印Lで示すように、ワークWが左右方向の右端側から左端側に移動するので、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量算出部5で算出される第4工程及び第5工程間の予想移動量としては、例えば1523.22mmとなる。なお、移動量算出部5によって算出される予測移動量とは、例えば前工程のワークWの設置位置から次工程のワークWの設置位置までの距離のことを言う。ここで、ワークWの設置位置には、その工程で曲げる曲げ線の中心位置が配置されるものとする。したがって、例えば曲げ加工時にワークWと金型ステージ30との干渉がない場合(例えば、第1工程~第3工程)には、ワークWの設置位置は、その金型ステージ30の中心位置となる。また、例えば曲げ加工時にワークWと金型ステージ30との干渉を考慮して、その金型ステージ30の端部にワークWを寄せて設置する場合(例えば、第4工程及び第5工程)には、ワークWの設置位置は、金型ステージ30の端部と曲げ線の端部の位置を合わせた位置から許容量を考慮した曲げ線位置の中心となる。なお、許容量は、干渉物となるワークWのフランジの内R、干渉する対象(パンチ、ダイ)の寸法、干渉物の範囲、隣接する金型ステージの有無、曲げ線長さ、ワークWの板厚、後述するUI画面を介して入力可能な各種パラメータ(各種情報)等を考慮して算出され得る。
このように、通常レイアウト作成の加工情報による曲げ加工では、金型ステージの追加は発生しないものの、例えば第4工程から第5工程にかけて、図中白抜き矢印Lで示すような大きなワークWの移動が発生する(移動量が大きくなる)。このため、作業者にとっては非常に作業効率が悪くなってしまう場合があった。
これに対し、金型ステージレイアウト情報作成部4は、加工移動量を考慮したレイアウト作成を行うことにより、予想移動量が規定移動量を超えるような大きなワークWの移動が発生すると判断された場合に、ワークWの移動量を軽減可能なレイアウト情報を作成し得る。これにより、本実施形態の金型セットアップ情報作成装置1では、作業者の作業効率の向上を図ることができるような金型ステージのレイアウトを実現する金型セットアップ情報を作成し、これを含む加工情報を出力可能に構成されている。
図7は、加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウト判定処理を説明するためのフローチャートである。図8は、UI画面の一例を示す説明図である。
図7に示すように、加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウトを判定するため、作成部14の金型ステージレイアウト情報作成部4は、上述した各構成部により作成された金型ステージ情報に基づき、既に作成され例えば記憶部8に一時記憶されている通常レイアウト作成時の既存のレイアウト情報を取得する(ステップS10)。
次に、例えば入力部10を介して入力された作業者からの操作入力の有無等に基づいて、この既存のレイアウト情報に含まれる各種パラメータ(金型レイアウトに関するパラメータ、ワークWの配置に関するパラメータ等)の判定処理がONであるか否かが判断され(ステップS11)、判定処理がOFFであると判断された場合(ステップS11のNO)は、通常レイアウト作成により作成される通常のレイアウト情報を使用した金型レイアウトやワークWの配置が行われる金型セットアップ情報が作成され(ステップS17)、出力部15によりこれを含む加工情報を出力して、処理を終了する。
一方、判定処理がONであると判断された場合(ステップS11のYES)は、既存のレイアウト情報の各種パラメータにより設定される各種項目が、加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウト判定に適合するかの判断・判定処理が行われる。各種項目の判断・判定処理においては、例えば、金型レイアウトが適合するか否か、配置されるワークWが適合するか否か、及び干渉物量が適合するか否か等が判断・判定される。各種項目がOKではない場合(ステップS12のNO)は、上記ステップS17に移行して上記のように通常のレイアウト情報が使用される。
各種項目がOKである場合(ステップS12のYES)は、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量判定部6による移動量判定処理が行われる。この移動量判定処理においては、作業者の移動量に関する意向を汲み取ることができるように、図8に示す表示部16の表示画面上に表示されたUI画面40を介して、移動量判定処理に用いられる各種パラメータを設定入力することができる。
UI画面40は、例えば図8に示すように、移動量判定処理に基づく「加工移動量によるステージ追加」処理の実行を指示するためのチェックボックス41と、各種パラメータの項目を表示する項目表示領域42と、を備える。また、UI画面40は、項目表示領域42に表示された、分類部4aによるクラス分類の「分類基準長さ」を指定するための指定枠43と、最長曲げ線長さ「BLmax」を指定するための指定枠44と、を備える。さらに、UI画面40は、項目表示領域42に表示された、長曲げ線長さ最小/短曲げ線長さ最大(BL(L)min/BL(S)max)の「長さ比」を指定するための指定枠45と、移動量判定の基準となる「規定移動量」を指定するための指定枠欄46と、を備える。
ここで、分類基準長さとは、作業者が長い曲げ線と短い曲げ線とを判別するための基準となる長さのことを言う。また、最長曲げ線長さとは、縮尺が異なる同形状のワークWを混同せずに、移動量を考慮する必要のあるワークWを対象として振り分けるための長さのことを言う。さらに、長さ比とは、ワークWにおいて曲げ加工を施す際に明らかに移動量が大きくなるものを振り分けるための比率のことを言う。
このように、金型セットアップ情報作成装置1は、少なくとも曲げ長さを複数のクラスに分類するための分類基準を(項目表示領域42に)表示可能に構成されたUI画面40を表示する表示部16を備え、分類基準は、(分類基準長さとして)UI画面40(の指定枠43)を介して指定可能に構成されている。また、規定移動量は、UI画面40(の指定枠46)を介して設定可能に構成されている。
図8に示す例では、図4に示すワークW内の曲げ線21~25を、複数のクラスとして長曲げ線及び短曲げ線(長/短)に分類する分類基準長さは、指定枠43において「750.00(mm)」に指定されている。また、最長曲げ線長さは、指定枠44において「1300.00(mm以上)」に指定されている。さらに、長曲げ線に分類されたもののうちの長さ最小値と、短曲げ線に分類されたもののうちの長さ最大値との長さ比(長曲げ線長さ最小/短曲げ線長さ最大)は、指定枠45において「5(以上)」に指定されている。また、規定移動量は、指定枠46において「650.00(mm以上)」に設定されている。なお、分類基準長さ及び規定移動量は、絶対値として作業者が任意に設定し得るが、プレスブレーキ9等の各部寸法等に基づいて、自動的に相対値が設定されても良い。
金型ステージレイアウト情報作成部4の分類部4aは、上記チェックボックス41においてチェックがなされ、「加工移動量によるステージ追加」処理の実行が指示されているので、UI画面40の指定枠43において指定された数値(750.00(mm))に基づき、ワークWの各曲げ線21~25を長曲げ線又は短曲げ線に分類する。このような分類によると、番号(1)の曲げ線21、番号(2)の曲げ線22、及び番号(3)の曲げ線23は、それぞれ指定された数値よりも長いので、長曲げ線に分類される。一方、番号(4)及び番号(5)の曲げ線24,25は、それぞれ指定された数値よりも短いので、短曲げ線に分類される。分類部4aによる分類は、移動量判定処理に先立って予め行われている。
図9は、移動量判定処理を説明するためのフローチャートである。
上述した各種項目がOKである場合(ステップS12のYES)は、図9に示すように、移動量判定処理において、まず、既存のレイアウト情報を含む加工情報が全体で1段取りであるか否かが判定される。1段取りであるか否かの判定は、1回の一連の曲げ加工の中での移動量を判別するために設けられている。多段取りが許容されるのであれば、そもそも移動量を考慮せずに金型ステージのレイアウトを適宜工夫して曲げ加工を行うことができるからである。
全体で1段取りではないと判定された場合(ステップS20のNO)は、上述したステップS17に移行して上記のように通常のレイアウト情報が使用される。全体で1段取りであると判定された場合(ステップS20のYES)は、各曲げ線21~25の曲げ順が、「加工移動量によるステージ追加」に適する曲げ順であるか否かが判定される。ここで、「加工移動量によるステージ追加」に適する曲げ順とは、長曲げ線に分類された曲げ線21~23を全て曲げ加工した後に、短曲げ線に分類された曲げ線24,25を曲げ加工する曲げ順のことを指す。
曲げ順がOKではないと判定された場合(ステップS21のNO)は、上記ステップS17に移行する。曲げ順がOKであると判定された場合(ステップS21のYES)は、例えば短曲げ専用の加工ステージ(特定ステージ)の作成の有無が判定される。特定ステージの作成が有ると判定された場合(ステップS22のNO)は、1段取りにおけるステージ追加がなされているので、上記ステップS17に移行する。
一方、特定ステージの作成が無いと判定された場合(ステップS22のYES)は、1段取りにおけるステージ追加がなされていないので、長曲げ線に分類された曲げ線21~23のうち、最長の曲げ線長さが、UI画面40の指定枠44において指定された設定値以上であるか否かが判定される。
最長曲げ線長さが設定値未満であると判定された場合(ステップS23のNO)は、上記ステップS17に移行する。具体的には、図4のワークWにおいては、番号(2)の曲げ線22の長さが1500.00mmで最長であり、指定枠44における設定値(1300.00mm)以上となるため、この判定条件を満たす(ステップS23のYES)こととなる。
さらに、長曲げ線に分類された曲げ線21~23のうちの最小の曲げ線長さと、短曲げ線に分類された曲げ線24,25のうちの最大の曲げ線長さとで表される長さ比(長曲げ線長さ最小/短曲げ線長さ最大)が、UI画面40の指定枠45において指定された設定値以上であるか否かが判定される。
長さ比が設定値未満であると判定された場合(ステップS24のNO)は、上記ステップS17に移行する。具体的には、図4のワークWにおいては、番号(1)の曲げ線21の長さが1398.20mmで長曲げ線の中で最小であり、番号(4)の曲げ線24の長さが148.20mmで短曲げ線の中で最小であるので、長さ比は9.43となる。なお、番号(5)の曲げ線25も番号(4)の曲げ線24と同一長さであるが、この判定処理では例えば番号の若い方が優先的に選択され得る。このように、長さ比が9.43で指定枠45における設定値(5)以上となるため、この判定条件を満たす(ステップS24のYES)こととなる。
最後に、金型ステージレイアウト情報作成部4の移動量算出部5により算出された、上述した予想移動量のうち、例えば最も移動量が大きいものが、UI画面40の指定枠46において設定された設定値以上であるか否かが判定される。予想移動量が設定値未満であると判定された場合(ステップS25のNO)は、上記ステップS17に移行する。具体的には、上述した第4工程及び第5工程間の予想移動量が1523.22mmで最も大きく、指定枠46における設定値(650.00mm)以上となり、予想移動量が設定値以上であると判定される(ステップS25のYES)ので、この判定条件を満たすこととなる。このため、移動量判定処理での移動量は「大」と判定され(ステップS13のYES)、最終的に予想移動量が規定移動量を超えたと判定した結果となるので、ワークWの移動量を考慮した(ステージ追加を伴う)加工情報を作成するために、図7のステップS14へ移行する。なお、移動量が「大」ではない(移動量が「小」)と判定された場合(ステップS13のNO)は、上記ステップS17に移行する。
なお、移動量判定部6は、判定に用いる予想移動量として、例えば分類部4aにより短曲げ線と分類されたワークWの部分の曲げ工程へ移行する際の予想移動量(ここでは、第3工程から第4工程、又は第4工程から第5工程の予想移動量が該当する。)を優先的に用いて判定を行い得る。また、移動量判定部6は、判定に用いる予想移動量として、例えば分類部4aにより短曲げ線と分類されたワークWの部分の曲げ工程から移行する際の予想移動量(ここでは、第4工程から第5工程の予想移動量が該当する。)を優先的に用いて判定を行い得る。このように、長曲げ線に分類された部分に関する移動量を除外し、短曲げ線に分類された部分に関する移動量に着目することで、判定に関する演算負担を軽減し、効率的に移動量判定を行うことができる。
図7に戻り、移動量判定処理による移動量「大」との判定結果を受けて、金型ステージレイアウト情報作成部4のレイアウト修正部7により、レイアウト情報の修正が行われる(ステップS14)。すなわち、ステップS14では、上述した予想移動量よりも少ない移動量となるように、曲げ金型(の金型ステージ)の取付位置が修正され、レイアウト情報が作成される。本実施形態では、例えば特定ステージが追加されるように曲げ金型の取付位置が修正される。
図10は、図4に示すワークの加工移動量を考慮したレイアウト作成時の金型ステージのレイアウト、ワーク配置及びそれに伴う移動量を説明するための工程図である。
図10に示すように、金型ステージレイアウト情報作成部4は、修正されたレイアウト情報に基づく加工シミュレーションを実施する。この加工シミュレーションによると、通常レイアウト作成時と比較して、図10(a)~(e)に示す第1工程~第5工程において、金型ステージ30の右側に、特定ステージとしての短曲げ専用の加工ステージが追加レイアウトされる。曲げ順は変わらず番号(1)→番号(2)→番号(3)→番号(4)→番号(5)の順番となり、このような工程で曲げ線21~25が曲げ加工されるように、ワークWが配置される。
まず、図10(a)~(c)に示すように、第1工程~第3工程では、図6(a)~(c)で示した第1工程~第3工程と同様に、ワークWの曲げ線21~23がそれぞれ金型ステージ30にセットされ、曲げ加工が行われる。このとき、作業者は金型ステージ30の左右方向の中央付近に位置してワークWをセットするので、ワークWが上記左右方向に移動することはない。したがって、第1~第3工程の各工程における前工程からの移動量は、移動量算出部5で算出される予想移動量としては、0.00mmとなる。
次に、図10(d)に示すように、第4工程では、ワークWの曲げ線24が金型ステージ30の右隣の金型ステージ(特定ステージ)31の右端側にセットされ、曲げ加工が行われる。この第4工程における前工程(第3工程)からの移動量は、ワークWが金型ステージ30の左右方向の中央付近から右隣の金型ステージ31の右端側に移動するので、移動量算出部5で算出される第3工程及び第4工程間の予想移動量としては、例えば1126.61mmとなる。
最後に、図10(e)に示すように、第5工程では、ワークWの曲げ線25が、例えば金型ステージ31の向かって左端側にセットされ、曲げ加工が行われる。この第5工程における前工程(第4工程)からの移動量は、ワークWが金型ステージ31の右端側から左端側に移動するので、移動量算出部5で算出される第4工程及び第5工程間の予想移動量としては、例えば53.22mmとなる。
したがって、加工移動量を考慮したレイアウト作成時の加工情報による曲げ加工では、金型ステージ30に対して金型ステージ31が追加されるものの、通常レイアウト作成時と比較して、次のように移動量は低減される。すなわち、第3工程から第4工程にかけての移動量は、761.61mm→1126.61mmとなるため365.00mm増加するが、第4工程から第5工程にかけての移動量は、1523.22mm→53.22mmとなるため1470.00mm減少する。このため、1段取りにおけるワークWの全体としての移動量は相対的に軽減されて小さくなる。したがって、これに伴う作業者の移動も軽減され、作業効率が向上することが期待される。
なお、図10に示した加工シミュレーションは、表示部16の表示画面上に各工程(第1工程~第5工程)を表示することで作業者が視認可能に構成されている。したがって、加工シミュレーションにより提示される曲げ加工が作業者の希望にそぐわない場合は、レイアウト情報の作成のやり直し等、種々の対応を採ることが可能である。
図11は、レイアウト判定処理を説明するためのフローチャートである。
上記のように、金型ステージレイアウト情報作成部4のレイアウト修正部7により修正されたレイアウト情報が作成された後は、このレイアウト情報に基づくレイアウト判定処理が行われる。レイアウト判定処理では、上記ステップS12における各種項目の判断・判定処理が並行して行われると共に、上述した移動量判定部6での移動量判定処理における1段取りであるか否かの判定及び曲げ順の判定と同様の判定処理(YES,NOの判定結果も同じ)が行われる。したがって、図11においてはこれらの判定処理の説明は省略する。
すなわち、全体で1段取りであると判定され(ステップS20のYES)、曲げ順がOKであると判定された(ステップS21のYES)後に、さらに特定ステージの作成が有ると判定された場合(ステップS22のNO)は、移動量を軽減するための特定ステージ(短曲げ専用の加工ステージ)の作成がなされたことを意味する。
したがって、図11に示すように、まず、特定ステージ(金型ステージ31)の配置位置が金型ステージ30の右側であるか否かを判定する。この右側であるか否かの判定は、通常、曲げ加工においては左右方向の左側から右側に工程が進んで行くことに起因する。ただし、作業者が左側配置を望んでいる場合は、配置位置が左側であるか否かを判定すれば良い。
特定ステージの配置位置が金型ステージ30の右側ではないと判定された場合(ステップS30のNO)は、上述したステップS17に移行する。特定ステージの配置位置が金型ステージ30の右側であると判定された場合(ステップS30のYES)は、金型ステージ30,31のレイアウト配置範囲が、例えばプレスブレーキ9等の対象機械のステージレイアウト配置範囲内であるか否かを判定する。なお、ステージレイアウト配置範囲とは、対象機械において、金型ステージのレイアウト配置が許容される範囲のことを言う。
レイアウト配置範囲が範囲内ではないと判定された場合(ステップS31のNO)は、上記ステップS17に移行する。レイアウト配置範囲が範囲内であると判定された場合(ステップS31のYES)は、ワークWの加工配置範囲(ワーク加工配置範囲)が、例えばプレスブレーキ9等の対象機械のワーク加工配置範囲内であるか否かを判定する。なお、ワーク加工配置範囲とは、対象機械において、ワークWの曲げ加工を行う際にワークWの配置が許容される範囲のことを言う。
ワーク加工配置範囲が範囲内ではないと判定された場合(ステップS32のNO)は、上記ステップS17に移行する。ワーク加工配置範囲が範囲内であると判定された場合(ステップS32のYES)は、このレイアウト判定処理の判定条件を満たすこととなる。このため、レイアウト判定処理でのレイアウト判定はOKであると判定され(ステップS15のYES)、図7に示すように、作成部14は、加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウト作成により作成された、修正されたレイアウト情報を使用する(ステップS16)ように決定し、図7に示す加工移動量を考慮した金型ステージのレイアウト判定処理を終了する。なお、レイアウト判定はOKではないと判定された場合(ステップS15のNO)は、ステップS17に移行して通常のレイアウト情報を使用するように決定する。
なお、ステップS16の後は修正されたレイアウト情報を用いて、またステップS17の後は通常のレイアウト情報を用いて、作成部14は上述した金型セットアップ情報を含むCAMデータを作成する。金型セットアップ情報作成装置1は、このようにして作成されたCAMデータを、出力部15を介してプレスブレーキ9等に出力する。
以上述べたように、本実施形態の金型セットアップ情報作成装置1によれば、1段取りの一連の曲げ加工におけるワークWの移動量に着目し、この移動量に伴う作業者の移動量の軽減を考慮した金型ステージのレイアウト(ステージ追加を含む)と、ワークWの配置を自動的に行うことが可能となる。
これにより、作業者の曲げ加工に伴う作業の移動量を通常よりも削減することができ、作業効率及び生産性の向上を図ることができる。また、移動量を軽減したレイアウト作成を自動的に行うので、全て手動で行う場合に比べて、人が介入することによる人為的ミスを極力少なくし、作業者の怪我や機械の故障の発生等を効果的に回避させることが可能となる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記の実施形態では、長曲げ線、短曲げ線等の特定の特徴を持つワークWの曲げ加工において、長曲げ専用の加工ステージがレイアウトされた特定の金型レイアウトとワーク配置に対して、加工移動量を考慮した移動量判定を伴うレイアウト作成を行って、敢えて特定ステージを追加することで移動量軽減を可能とする金型レイアウトとワーク配置を実現するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、特定の特徴を持つワークW、特定の金型レイアウト及びワーク配置に拘わらずに、上述した実施形態の金型セットアップ情報作成装置1では、移動量軽減を図る金型レイアウト及びワーク配置を実現することも可能である。
なお、本実施形態で説明した金型セットアップ情報作成方法は、予め用意された金型セットアップ情報作成用プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。この金型セットアップ情報作成用プログラムは、HDD、SSD、CD-ROM、DVD、メモリーカード等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行されると共に、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であっても良い。
1 金型セットアップ情報作成装置
2 曲げ順決定部
3 金型選択部
4 金型ステージレイアウト情報作成部
4a 分類部
5 移動量算出部
6 移動量判定部
7 レイアウト修正部
8 記憶部
10 入力部
11 選択・決定部
12 抽出・検出部
13 算出部
14 作成部
15 出力部
16 表示部
21~25 曲げ線
40 UI画面

Claims (15)

  1. 展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定部と、
    前記各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択部と、
    前記選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成部と、
    を備え、
    前記金型ステージレイアウト情報作成部は、
    各曲げ工程間の前記ワークの予想移動量を算出する移動量算出部と、
    前記予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定部と、
    前記予想移動量が前記規定移動量を超えると判定した場合に、前記予想移動量よりも少ない移動量となるように前記曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正部と、
    を含む、金型セットアップ情報作成装置。
  2. 前記レイアウト修正部は、修正した移動量の算出基準となった前曲げ工程と次曲げ工程とで使用する曲げ金型を、元の金型ステージとは離隔された別の金型ステージとして設置し直すように前記取付位置を修正する
    請求項1記載の金型セットアップ情報作成装置。
  3. 前記金型ステージレイアウト情報作成部は、前記ワークの各曲げ工程における曲げ長さを複数のクラスに分類する分類部を更に含み、
    前記移動量判定部は、前記分類部によって所定のクラスに分類された部分の曲げ工程へ移行する際の前記予想移動量、又は、前記所定のクラスに分類された部分の曲げ工程から移行する際の前記予想移動量を用いて前記判定を行う
    請求項1又は2記載の金型セットアップ情報作成装置。
  4. 少なくとも前記曲げ長さを前記複数のクラスに分類するための分類基準を表示可能に構成されたUI画面を表示する表示部を備え、
    前記分類基準は、前記UI画面を介して指定可能に構成されている
    請求項3記載の金型セットアップ情報作成装置。
  5. 前記規定移動量は、前記UI画面を介して設定可能に構成されている
    請求項4記載の金型セットアップ情報作成装置。
  6. 曲げ順決定部によって展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定工程と、
    金型選択部によって前記各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択工程と、
    金型ステージレイアウト情報作成部によって前記選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成工程と、
    を備え、
    前記金型ステージレイアウト情報作成工程は、
    移動量算出部によって各曲げ工程間の前記ワークの予想移動量を算出する移動量算出工程と、
    移動量判定部によって前記予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定工程と、
    レイアウト修正部によって前記予想移動量が前記規定移動量を超えると判定した場合に、前記予想移動量よりも少ない移動量となるように前記曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正工程と、
    を含む、金型セットアップ情報作成方法。
  7. 前記レイアウト修正工程では、修正した移動量の算出基準となった前曲げ工程と次曲げ工程とで使用する曲げ金型を、元の金型ステージとは離隔された別の金型ステージとして設置し直すように前記取付位置を修正する
    請求項6記載の金型セットアップ情報作成方法。
  8. 前記金型ステージレイアウト情報作成工程は、分類部によって前記ワークの各曲げ工程における曲げ長さを複数のクラスに分類する分類工程を更に含み、
    前記移動量判定工程では、前記分類工程で所定のクラスに分類された部分の曲げ工程へ移行する際の前記予想移動量、又は、前記所定のクラスに分類された部分の曲げ工程から移行する際の前記予想移動量を用いて前記判定を行う
    請求項6又は7記載の金型セットアップ情報作成方法。
  9. 表示部によって少なくとも前記曲げ長さを前記複数のクラスに分類するための分類基準を表示可能に構成されたUI画面を表示する表示工程を備え、
    前記分類基準は、前記UI画面を介して指定可能に構成されている
    請求項8記載の金型セットアップ情報作成方法。
  10. 前記規定移動量は、前記UI画面を介して設定可能に構成されている
    請求項9記載の金型セットアップ情報作成方法。
  11. 展開図データに基づいたワークの曲げ加工順番を決定する曲げ順決定処理と、
    前記各曲げ順毎の曲げ工程で使用する曲げ金型を選択する金型選択処理と、
    前記選択された曲げ金型の取付位置を決定する金型ステージレイアウト情報作成処理と、
    を金型セットアップ情報作成装置に実行させ、
    前記金型ステージレイアウト情報作成処理は、
    各曲げ工程間の前記ワークの予想移動量を算出する移動量算出処理と、
    前記予想移動量が予め定められた規定移動量を超えるか否かを判定する移動量判定処理と、
    前記予想移動量が前記規定移動量を超えると判定した場合に、前記予想移動量よりも少ない移動量となるように前記曲げ金型の取付位置を修正するレイアウト修正処理と、
    を含む、金型セットアップ情報作成用プログラム。
  12. 前記レイアウト修正処理では、修正した移動量の算出基準となった前曲げ工程と次曲げ工程とで使用する曲げ金型を、元の金型ステージとは離隔された別の金型ステージとして設置し直すように前記取付位置を修正する
    請求項11記載の金型セットアップ情報作成用プログラム。
  13. 前記金型ステージレイアウト情報作成処理は、前記ワークの各曲げ工程における曲げ長さを複数のクラスに分類する分類処理を更に含み、
    前記移動量判定処理では、前記分類処理で所定のクラスに分類された部分の曲げ工程へ移行する際の前記予想移動量、又は、前記所定のクラスに分類された部分の曲げ工程から移行する際の前記予想移動量を用いて前記判定を行う
    請求項11又は12記載の金型セットアップ情報作成用プログラム。
  14. 少なくとも前記曲げ長さを前記複数のクラスに分類するための分類基準を表示可能に構成されたUI画面を表示する表示処理を備え、
    前記分類基準は、前記UI画面を介して指定可能に構成されている
    請求項13記載の金型セットアップ情報作成用プログラム。
  15. 前記規定移動量は、前記UI画面を介して設定可能に構成されている
    請求項14記載の金型セットアップ情報作成用プログラム。
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