JP2022129777A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】ナイアシンアミドを高含有する化粧料であって、べたつき感がなく、塗布後に肌になじませる際に感じられるキシミ感を抑制し、さらに保湿性に優れた化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】次の(A)及び(B)を含有する化粧料。(A)ナイアシンアミド 3質量%以上(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した、酸化エチレンの平均モル数が10~30であるポリオキシエチレングリセリン【選択図】なし
Description
本発明は、ナイアシンアミドを高含有する化粧料に関する。
ナイアシンアミドは、別名ニコチンアミド(nicotinamide)/ナイアシン/ビタミンB3とも呼ばれる、ニコチン酸のアミド化合物である。ナイアシンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである。ナイアシンアミドが欠乏するとペラグラなどの欠乏症となる。ナイアシンアミドは、外用薬の成分としてニキビ(尋常性ざ瘡)の治療や、美容目的で化粧品に配合される。日本では、医薬部外品の化粧品に、シワ改善の有効成分(リンクルナイアシン)、美白作用の有効成分(ニコチン酸アミド)として承認されている。
ナイアシンアミドは、上記の通りシワ改善の有効成分としてスキンケア化粧料等にしばしば配合されてきた。シワ改善、肌のハリ感や弾力を付与するためには、3~7質量%ほどの高い配合が求められる。しかし、ナイアシンアミドを高含有すると使用感が低下することが知られており、経験的には3質量%以上含有すると使用感の低下が認識された。例えば、塗布中に感じられるべたつき感、および塗布後肌に馴染ませる際に感じられるキシミ感などが代表的である。一般的にこうした化粧料のべたつき感やキシミなどの使用感を改善するためには、各種油剤、増粘剤、保湿剤、界面活性剤などの成分を組み合わせて配合することで改善させることが試みられている。
ところが、ナイアシンアミドを高含有する化粧料は、このような成分を含有することで一時的に使用感が改善しても、塗布後に一定時間が経過すると、キシミなどの好ましくない使用感が、再度顕著に感じられることが指摘されている。
このような中、ナイアシンアミドを高含有した化粧料の技術が開示されている。
ところが、ナイアシンアミドを高含有する化粧料は、このような成分を含有することで一時的に使用感が改善しても、塗布後に一定時間が経過すると、キシミなどの好ましくない使用感が、再度顕著に感じられることが指摘されている。
このような中、ナイアシンアミドを高含有した化粧料の技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、ナイアシンアミドと、プロピレングリコールまたはポリプロピレングリコールを含有させた、べたつかず、油のような肌馴染みの良さと、ハリ感等の仕上がり実感に優れた化粧料が記載されている。
また、特許文献2には、ナイアシンアミドを高含有し、さらに水溶性多糖類、両親媒性の化合物を含有する化粧料が記載されている。ナイアシンアミドによる組成物の粘度安定性の不良が改善されている。
しかし、従来技術では、ある程度べたつきは改善しているものの、キシミ感が改善しているとは言い難い。ナイアシンアミドを高含有し、べたつき、キシミの無い、優れた使用感の化粧料が求められている。
しかし、従来技術では、ある程度べたつきは改善しているものの、キシミ感が改善しているとは言い難い。ナイアシンアミドを高含有し、べたつき、キシミの無い、優れた使用感の化粧料が求められている。
本発明は、ナイアシンアミドを高含有する化粧料であって、べたつき感がなく、塗布後に肌になじませる際に感じられるキシミ感を抑制し、さらに保湿性に優れた化粧料を提供することを課題とする。
本発明は以下の構成である。
(1)次の(A)及び(B)を含有する化粧料。
(A)ナイアシンアミド3質量%以上
(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が10~30であるポリオキシエチレングリセリン
(2)(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が12~26である(1)に記載の化粧料。
(3)(B)ポリオキシエチレングリセリンがグリセレス-12、グリセレス-18、グリセレス-20及びグリセレス-26から選ばれる1以上を含むものである(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)さらに(C)ジグリセリン及び/又はベタインを含有する(1)~(3)のいずれかに記載の化粧料。
(1)次の(A)及び(B)を含有する化粧料。
(A)ナイアシンアミド3質量%以上
(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が10~30であるポリオキシエチレングリセリン
(2)(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が12~26である(1)に記載の化粧料。
(3)(B)ポリオキシエチレングリセリンがグリセレス-12、グリセレス-18、グリセレス-20及びグリセレス-26から選ばれる1以上を含むものである(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)さらに(C)ジグリセリン及び/又はベタインを含有する(1)~(3)のいずれかに記載の化粧料。
本発明により、ナイアシンアミドを高含有する化粧料であって、べたつき感、キシミ感がなく、保湿性に優れた化粧料が提供される。
本願明細書において、「べたつき感」とは、化粧料を肌に塗布する際に粘りつくような不快感のある使用感を感じる状態の官能評価をいう。
また本願明細書において「キシミ感」とは、肌に指を滑らせた際に、肌の表面と指の間に強い摩擦感を与え、滑らかさのない使用感を感じる状態の官能評価をいう。
また本願明細書において「キシミ感」とは、肌に指を滑らせた際に、肌の表面と指の間に強い摩擦感を与え、滑らかさのない使用感を感じる状態の官能評価をいう。
本発明は、(A)成分としてナイアシンアミドを3質量%以上、(B)成分として、ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が10~30のポリオキシエチレングリセリンを含有する化粧料に関する。
本発明の化粧料に含有される成分について説明する。
<(A)成分 ナイアシンアミド>
本発明の(A)成分であるナイアシンアミドは、ニコチン酸のアミド化合物であり、別名ニコチン酸アミド(ビタミンB3/ナイアシン)ともいう水溶性ビタミンである。ナイアシンアミドは、天然物からの抽出物であっても良いし、公知の方法によって合成した物でも良い。具体的には、日本薬局方に収載されているものを用いることができる。ナイアシンアミドには、シワ改善効果に加えて血行促進作用や、肌荒れ改善作用、メラニン生成抑制作用や美白効果が知られている。
<(A)成分 ナイアシンアミド>
本発明の(A)成分であるナイアシンアミドは、ニコチン酸のアミド化合物であり、別名ニコチン酸アミド(ビタミンB3/ナイアシン)ともいう水溶性ビタミンである。ナイアシンアミドは、天然物からの抽出物であっても良いし、公知の方法によって合成した物でも良い。具体的には、日本薬局方に収載されているものを用いることができる。ナイアシンアミドには、シワ改善効果に加えて血行促進作用や、肌荒れ改善作用、メラニン生成抑制作用や美白効果が知られている。
本発明の化粧料において、(A)成分の含有量は、3質量%以上である。本発明の化粧料は、目的に応じてシワ改善化粧料とすることができる。医薬部外品に近いレベルの肌のシワの改善効果を得るためには、(A)成分の含有量は、化粧料全量に対して、3質量%以上であり、好ましくは3~10質量%、より好ましくは3~7質量%、特に好ましくは5~7質量%である。
<(B)成分 ポリオキシエチレングリセリンに付加している酸化エチレンの平均モル数が10~30であるポリオキシエチレングリセリン>
本発明の化粧料に含まれる(B)成分であるポリオキシエチレングリセリンは、グリセリンとポリエチレングリコールのエーテルである。
ポリオキシエチレングリセリンに付加している酸化エチレンの結合モル数は、当該化合物の一分子当たり10~30、好ましくは12~26結合したものであれば、本発明に使用可能である。このような化合物としては、グリセレス―26(酸化エチレンの平均付加モル数26)、グリセレス―20(酸化エチレンの平均付加モル数20)、グリセレス―18(酸化エチレンの平均付加モル数18)、グリセレス―12(酸化エチレンの平均付加モル数12)を具体的に例示できる。特にグリセレス―26又はグリセレス―12が好ましい。
グリセレス―26、グリセレス―20、グリセレス―18、グリセレス―12は、化粧水、エッセンス、ローション等の水系基礎化粧品では、感触改良剤として市販されており、これを使用することができる。
本発明の化粧料において、(B)成分の含有量は、他の含有成分とのバランスによって適宜設定できる。(B)成分は、3質量%以上の高濃度のナイアシンアミドを含有した本発明の化粧料の塗布時のべたつきを解消し、さらに塗布後のキシミを解消する。(B)成分の含有量は、化粧料全量に対して、0.5~15質量%が好ましく、1~10質量%がより好ましく、1~5質量%が特に好ましい。
本発明の化粧料に含まれる(B)成分であるポリオキシエチレングリセリンは、グリセリンとポリエチレングリコールのエーテルである。
ポリオキシエチレングリセリンに付加している酸化エチレンの結合モル数は、当該化合物の一分子当たり10~30、好ましくは12~26結合したものであれば、本発明に使用可能である。このような化合物としては、グリセレス―26(酸化エチレンの平均付加モル数26)、グリセレス―20(酸化エチレンの平均付加モル数20)、グリセレス―18(酸化エチレンの平均付加モル数18)、グリセレス―12(酸化エチレンの平均付加モル数12)を具体的に例示できる。特にグリセレス―26又はグリセレス―12が好ましい。
グリセレス―26、グリセレス―20、グリセレス―18、グリセレス―12は、化粧水、エッセンス、ローション等の水系基礎化粧品では、感触改良剤として市販されており、これを使用することができる。
本発明の化粧料において、(B)成分の含有量は、他の含有成分とのバランスによって適宜設定できる。(B)成分は、3質量%以上の高濃度のナイアシンアミドを含有した本発明の化粧料の塗布時のべたつきを解消し、さらに塗布後のキシミを解消する。(B)成分の含有量は、化粧料全量に対して、0.5~15質量%が好ましく、1~10質量%がより好ましく、1~5質量%が特に好ましい。
<(C)成分 ジグリセリン及び/又はベタイン>
本発明の化粧料は、さらに(C)成分としてジグリセリン及び/又はベタインを含有することが好ましい。
(C)ジグリセリン及び/又はベタインを、(B)と共に、さらに含有させることで、本発明の化粧料の塗布時のべたつき感と塗布後のキシミ感をより効果的に解消することができる。
本発明の化粧料において、(C)成分は、(B)成分と組み合わせて含有することで、3質量%以上の高濃度のナイアシンアミドに由来する、本発明の化粧料の塗布時のべたつきをより一層解消し、さらに塗布後のキシミをより一層解消するので、含有することが好ましい。
本発明の化粧料は、さらに(C)成分としてジグリセリン及び/又はベタインを含有することが好ましい。
(C)ジグリセリン及び/又はベタインを、(B)と共に、さらに含有させることで、本発明の化粧料の塗布時のべたつき感と塗布後のキシミ感をより効果的に解消することができる。
本発明の化粧料において、(C)成分は、(B)成分と組み合わせて含有することで、3質量%以上の高濃度のナイアシンアミドに由来する、本発明の化粧料の塗布時のべたつきをより一層解消し、さらに塗布後のキシミをより一層解消するので、含有することが好ましい。
本発明の化粧料において、(C)成分を配合する場合は、(A)成分及び(B)成分、並びに他の含有成分とのバランスによって適宜設定できる。(C)成分の含有量は、化粧料全量に対して、0.1~15質量%が好ましく、0.3~10質量%がより好ましく、0.5~3質量%が特に好ましい。
(任意成分)
本発明の化粧料は、(A)、(B)、(C)成分以外に油性基材を含有することができる。油性基剤としては、例えば、ヒマシ油、綿実油、胡麻油、ホホバ油、オリーブ油、カカオ脂等の植物油脂;モクロウ、液状ラノリン等のラノリン、キャンデリラロウ、ミツロウ、カルナウバロウ等のロウ;ワセリン、流動パラフィン、固形パラフィン等のパラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマー、プラスチベース等の高級炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸及びそれらのエステル、ベースワックス、天然高分子、水添ポリイソブテンが挙げられる。なかでもエステル油が好ましく、中でもペンタエリトリット脂肪酸エステル化合物、リンゴ酸エステル化合物が好ましい。
本発明の化粧料は、(A)、(B)、(C)成分以外に油性基材を含有することができる。油性基剤としては、例えば、ヒマシ油、綿実油、胡麻油、ホホバ油、オリーブ油、カカオ脂等の植物油脂;モクロウ、液状ラノリン等のラノリン、キャンデリラロウ、ミツロウ、カルナウバロウ等のロウ;ワセリン、流動パラフィン、固形パラフィン等のパラフィン、スクワラン、オレフィンオリゴマー、プラスチベース等の高級炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸及びそれらのエステル、ベースワックス、天然高分子、水添ポリイソブテンが挙げられる。なかでもエステル油が好ましく、中でもペンタエリトリット脂肪酸エステル化合物、リンゴ酸エステル化合物が好ましい。
また、本発明の化粧料は、(A)、(B)、(C)成分以外にポリオール化合物、界面活性剤、高級アルコール、増粘剤、キレート剤、防腐剤及びシリコーンからなる群より選択される少なくとも1種の基剤を更に含んでもよい。
本発明の化粧料は、本発明の効果を損なわない範囲で増粘剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、他の機能性成分(生理活性成分)、香料、色素、溶剤、天然物の抽出物を含んでもよい。
本発明の化粧料は、本発明の効果を損なわない範囲で増粘剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、他の機能性成分(生理活性成分)、香料、色素、溶剤、天然物の抽出物を含んでもよい。
(ポリオール化合物)
ポリオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、ブチレングリコール(BG)、ポリエチレングリコール、ブチルエチルプロパンジオール、ポリプロピレングリコール共重合体、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン等が挙げられる。中でも、ブチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン及びソルビトールからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
ポリオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、ブチレングリコール(BG)、ポリエチレングリコール、ブチルエチルプロパンジオール、ポリプロピレングリコール共重合体、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ソルビトール、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン等が挙げられる。中でも、ブチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン及びソルビトールからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
(界面活性剤)
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンオレイン酸エステル、高級脂肪酸石けん、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N-アシルアミノ酸塩、アシルN-メチルタウリン塩等のアニオン界面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤;コカミドプロピルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン、2-アルキル-N-カルボキシ-N-ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤;グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン誘導体(例えば、リゾレシチン)、ポリオキシエチレン型(例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル等)、多価アルコールエステル型、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体等の非イオン界面活性剤が挙げられる。中でも、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンオレイン酸エステル、高級脂肪酸石けん、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N-アシルアミノ酸塩、アシルN-メチルタウリン塩等のアニオン界面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤;コカミドプロピルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドジメチルアミノ酢酸ベタイン、2-アルキル-N-カルボキシ-N-ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤;グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン誘導体(例えば、リゾレシチン)、ポリオキシエチレン型(例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル等)、多価アルコールエステル型、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体等の非イオン界面活性剤が挙げられる。中でも、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、及びポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
(高級アルコール)
高級アルコールとしては、例えば、セタノール、ベヘニルアルコール、イソヘキサデシルアルコールが挙げられる。中でも、ベヘニルアルコールが好ましい。
高級アルコールとしては、例えば、セタノール、ベヘニルアルコール、イソヘキサデシルアルコールが挙げられる。中でも、ベヘニルアルコールが好ましい。
(増粘剤)
増粘剤は、例えば、ポリアクリル酸、カラギーナン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレングリコールジステアリン酸エステル、アクリル酸系ポリマー、セルロース系天然ポリマー、エタノール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ミリスチン酸カリウムが挙げられる。中でも、アクリル酸系ポリマー、キサンタンガム、及びセルロース系天然ポリマーからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
増粘剤は、例えば、ポリアクリル酸、カラギーナン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレングリコールジステアリン酸エステル、アクリル酸系ポリマー、セルロース系天然ポリマー、エタノール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ミリスチン酸カリウムが挙げられる。中でも、アクリル酸系ポリマー、キサンタンガム、及びセルロース系天然ポリマーからなる群より選択される少なくとも1種が好ましい。
(キレート剤)
キレート剤としては、例えば、エチドロン酸、エデト酸三ナトリウム等のエチレンジアミン四酢酸(誘導体)が挙げられる。中でも、エチレンジアミン四酢酸が好ましい。
キレート剤としては、例えば、エチドロン酸、エデト酸三ナトリウム等のエチレンジアミン四酢酸(誘導体)が挙げられる。中でも、エチレンジアミン四酢酸が好ましい。
(防腐剤)
防腐剤としては、パラベン、フェノキシエタノールがあげられる。パラベンとしては例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンが挙げられる。
防腐剤としては、パラベン、フェノキシエタノールがあげられる。パラベンとしては例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンが挙げられる。
(シリコーン)
シリコーンとしては、例えば、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、シクロペンタシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、シリコンフルイド、シリコーンゴム、シリコーン油が挙げられる。
シリコーンとしては、例えば、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、シクロペンタシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、シリコンフルイド、シリコーンゴム、シリコーン油が挙げられる。
本発明の化粧料は、乳液、クリーム、化粧水、又はジェルとすることができるが、中でも化粧水に代表される水を80~99質量%含有する化粧料にすると、本発明の優れた使用感(べたつき、キシミがない)が十分に実感されるので好ましい。
以下に実施例、比較例を示し、本発明を具体的に説明する。
<実施例1、比較例1~8の組成による化粧料の比較試験>
1.試験方法
下記の表1に示す組成の化粧料を常法により調製した。なお表1は、化粧料全量を100質量%とする質量%で表示した。
<実施例1、比較例1~8の組成による化粧料の比較試験>
1.試験方法
下記の表1に示す組成の化粧料を常法により調製した。なお表1は、化粧料全量を100質量%とする質量%で表示した。
実施例1は(A)ナイアシンアミドを5質量%含有し、(B)ポリオキシエチレングリセリン(酸化エチレン平均モル数が26)であるグリセレス―26を5質量%含む組成である。
一方、比較例1は、(B)成分のグリセレス―26を水に置き換えた組成である。同様に、比較例2はグリセリン5質量%、比較例3はジプロピレングリコール(DPG)5質量%、比較例4はペンチレングリコール5質量%、比較例5はグルコース3質量%、比較例6はベタイン2質量%、比較例7はメチルグルセス―10を5質量%、それぞれを置き換えた組成である。比較例8は、(B)成分のグリセレス―26を、ジグリセリン3質量%に置き換えた組成である。
一方、比較例1は、(B)成分のグリセレス―26を水に置き換えた組成である。同様に、比較例2はグリセリン5質量%、比較例3はジプロピレングリコール(DPG)5質量%、比較例4はペンチレングリコール5質量%、比較例5はグルコース3質量%、比較例6はベタイン2質量%、比較例7はメチルグルセス―10を5質量%、それぞれを置き換えた組成である。比較例8は、(B)成分のグリセレス―26を、ジグリセリン3質量%に置き換えた組成である。
実施例1、比較例1及び比較例2~8の化粧料は、以下の基準で肌に塗布して評価を行った。なお官能評価は、熟練した専門の官能評価員5名により、塗布後の使用感を協議して決定した。
■塗布中のべたつきの評価
化粧料を皮膚に適量塗布し、指で円を描くように馴染ませる際に発生するべたつき感について官能評価を行った。比較評価基準組成として比較例1の処方(以下標準品という)の化粧料を用いて、この標準品の感触より改善されているかどうか判断した。
○=標準品で感じられるべたつきが感じられなかった。
△=標準品よりもべたつきは抑制されていると感じられた。ただし僅かにべたつきを感じる。
×=標準品と同等かそれ以上のべたつきを感じた。
化粧料を皮膚に適量塗布し、指で円を描くように馴染ませる際に発生するべたつき感について官能評価を行った。比較評価基準組成として比較例1の処方(以下標準品という)の化粧料を用いて、この標準品の感触より改善されているかどうか判断した。
○=標準品で感じられるべたつきが感じられなかった。
△=標準品よりもべたつきは抑制されていると感じられた。ただし僅かにべたつきを感じる。
×=標準品と同等かそれ以上のべたつきを感じた。
■塗布後のキシミ感の評価
化粧料を皮膚に十分に馴染ませてから5分放置し、塗布部位を指で軽く擦るようにしてキシミの官能評価を行った。標準品と比較し、そのキシミ感よりも改善されているかどうか判断した。
○=標準品で感じられるキシミが感じられなかった。
△=標準品よりもキシミが抑制されていると感じられた(ただし僅かにキシミを感じる)。
×=標準品と同等かそれ以上の強いキシミを感じた。
化粧料を皮膚に十分に馴染ませてから5分放置し、塗布部位を指で軽く擦るようにしてキシミの官能評価を行った。標準品と比較し、そのキシミ感よりも改善されているかどうか判断した。
○=標準品で感じられるキシミが感じられなかった。
△=標準品よりもキシミが抑制されていると感じられた(ただし僅かにキシミを感じる)。
×=標準品と同等かそれ以上の強いキシミを感じた。
■保湿性の評価
あらかじめ3cm×3cmの枠で囲った皮膚部位に各試験化粧料を2滴(約0.1mL)垂らし、十分に馴染ませてから5分放置した。その後、塗布部位を、角層水分量測定装置「SKICON 200EX3(株式会社ヤヨイ製)」を用いて、当該部位の水分量測定を行った。なお測定値の小数点以下は四捨五入した。また測定は全て室温23℃、湿度50%に保たれた恒温恒湿室内で行い、測定の前に0.5% SDS水溶液で前腕部を洗浄し、15分間馴化を行った。
各試験試料を塗布したときの角層水分量測定結果は、μSで表示した。
また、発明の効果を確認するため、比較例1の処方(標準品)を滴下した皮膚の測定値を基準(基準値)とし、この基準値と各試験試料を塗布した部位の水分量測定値の変化量を求めた。
なお変化量(%)は次の計算式によった。
変化量(%)={皮膚水分量測定値(μS)/比較例1滴下皮膚の水分値(基準値のμS)}×100-100
また、保湿性の評価基準は、次の通りとした。
◎:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値より大幅に増加した(基準値より水分量が15%以上増加)。
○:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値よりやや増加した(基準値より水分増加量が6%を超え15%未満である)。
△:試験試料を塗布した場合の測定値と基準値がほぼ同じ(基準値と比較した水分量の変化量が±6%未満)。
×:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値より下回る(基準値より水分量が6%以上減少した)。
あらかじめ3cm×3cmの枠で囲った皮膚部位に各試験化粧料を2滴(約0.1mL)垂らし、十分に馴染ませてから5分放置した。その後、塗布部位を、角層水分量測定装置「SKICON 200EX3(株式会社ヤヨイ製)」を用いて、当該部位の水分量測定を行った。なお測定値の小数点以下は四捨五入した。また測定は全て室温23℃、湿度50%に保たれた恒温恒湿室内で行い、測定の前に0.5% SDS水溶液で前腕部を洗浄し、15分間馴化を行った。
各試験試料を塗布したときの角層水分量測定結果は、μSで表示した。
また、発明の効果を確認するため、比較例1の処方(標準品)を滴下した皮膚の測定値を基準(基準値)とし、この基準値と各試験試料を塗布した部位の水分量測定値の変化量を求めた。
なお変化量(%)は次の計算式によった。
変化量(%)={皮膚水分量測定値(μS)/比較例1滴下皮膚の水分値(基準値のμS)}×100-100
また、保湿性の評価基準は、次の通りとした。
◎:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値より大幅に増加した(基準値より水分量が15%以上増加)。
○:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値よりやや増加した(基準値より水分増加量が6%を超え15%未満である)。
△:試験試料を塗布した場合の測定値と基準値がほぼ同じ(基準値と比較した水分量の変化量が±6%未満)。
×:試験試料を塗布した場合の測定値が基準値より下回る(基準値より水分量が6%以上減少した)。
2.試験結果
各項目の評価結果は、表1の下段に示す通りであった。すなわち、実施例1は、ナイアシンアミド配合によるべたつき感が抑制されていると感じられた。またキシミは、感じられず、さらに保湿性も、標準より水分量が6~14%増加した。
一方、比較例2はわずかにべたつき感が改善したがキシミ感は悪化した。比較例3、4はべたつき感が改善したが、キシミ感は悪化した。比較例5は、べたつき感、キシミ感がともに悪化した。比較例6、7はべたつき感及びキシミ感が改善していた。比較例8はべたつき感は改善せず、キシミ感が改善していた。
実施例1と比較例2~8を対比すると、実施例1はべたつき感が改善し、キシミ感が明らかに改善され、さらに保湿感が改善した。
すなわち、5質量%のナイアシンアミドにより生じるべたつき感、キシミ感を改善し、保湿感を改善するには、ポリオキシエチレングリセリン(酸化エチレン平均モル数が26)であるグリセレス―26を5質量%含有させることが最も効果的であった。
各項目の評価結果は、表1の下段に示す通りであった。すなわち、実施例1は、ナイアシンアミド配合によるべたつき感が抑制されていると感じられた。またキシミは、感じられず、さらに保湿性も、標準より水分量が6~14%増加した。
一方、比較例2はわずかにべたつき感が改善したがキシミ感は悪化した。比較例3、4はべたつき感が改善したが、キシミ感は悪化した。比較例5は、べたつき感、キシミ感がともに悪化した。比較例6、7はべたつき感及びキシミ感が改善していた。比較例8はべたつき感は改善せず、キシミ感が改善していた。
実施例1と比較例2~8を対比すると、実施例1はべたつき感が改善し、キシミ感が明らかに改善され、さらに保湿感が改善した。
すなわち、5質量%のナイアシンアミドにより生じるべたつき感、キシミ感を改善し、保湿感を改善するには、ポリオキシエチレングリセリン(酸化エチレン平均モル数が26)であるグリセレス―26を5質量%含有させることが最も効果的であった。
<実施例1~6の処方による試験>
1.試験方法
実施例1の処方にさらに(C)成分を含有する効果試験を行うため、下記の表2に示す組成の化粧料を調製した。なお表2は、化粧料全量を100質量%とする質量%で表示した。
1.試験方法
実施例1の処方にさらに(C)成分を含有する効果試験を行うため、下記の表2に示す組成の化粧料を調製した。なお表2は、化粧料全量を100質量%とする質量%で表示した。
実施例2の組成は、(A)成分としてナイアシンアミドを5質量%、(B)成分としてグリセレス―26を実施例1と比較して3質量%に減量し、(C)成分としてジグリセリンを2質量%含有する組成である。
実施例3は、実施例2の組成の(C)ジグリセリンをベタインに置換した組成である。
実施例4は(B)成分としてグリセレス―12を3質量%含有し、(C)成分としてジグリセリンを3質量%含有する組成である。
実施例5は、実施例4の組成の(C)ジグリセリンをベタインに置換した組成である。
実施例6は、(A)成分のナイアシンアミドを3質量%に減量し、(B)成分としてグリセレス―26を3質量%、さらに(C)ジグリセリン及びベタインを各0.5質量%含有する組成である。
実施例3は、実施例2の組成の(C)ジグリセリンをベタインに置換した組成である。
実施例4は(B)成分としてグリセレス―12を3質量%含有し、(C)成分としてジグリセリンを3質量%含有する組成である。
実施例5は、実施例4の組成の(C)ジグリセリンをベタインに置換した組成である。
実施例6は、(A)成分のナイアシンアミドを3質量%に減量し、(B)成分としてグリセレス―26を3質量%、さらに(C)ジグリセリン及びベタインを各0.5質量%含有する組成である。
2.試験結果
試験例1と同様に、比較例1の組成を標準品として用いて同様に官能評価試験及び保湿性の評価を行った。結果を表2の下段に示した。
(C)成分であるジグリセリン及び/又はベタインを、(A)ナイアシンアミドと共に含有する((A)(B)(C)の3成分を含有する)実施例2~6は、(C)成分を含有しない実施例1の化粧料よりも、べたつき感がさらに改善した。また保湿性がより高まることが判明した。
つまり、実施例1の塗布中のべたつき(△評価)は、実使用上は問題となるレベルではないが、より使用感の品質レベルを高めたいとき(べたつき感の低減、保湿感アップ)には、本発明の(A)成分と(B)成分を含有する化粧料の組成に加えて、さらに(C)成分であるジグリセリン及び/又はベタインを含有させるとよいことが分かった。
試験例1と同様に、比較例1の組成を標準品として用いて同様に官能評価試験及び保湿性の評価を行った。結果を表2の下段に示した。
(C)成分であるジグリセリン及び/又はベタインを、(A)ナイアシンアミドと共に含有する((A)(B)(C)の3成分を含有する)実施例2~6は、(C)成分を含有しない実施例1の化粧料よりも、べたつき感がさらに改善した。また保湿性がより高まることが判明した。
つまり、実施例1の塗布中のべたつき(△評価)は、実使用上は問題となるレベルではないが、より使用感の品質レベルを高めたいとき(べたつき感の低減、保湿感アップ)には、本発明の(A)成分と(B)成分を含有する化粧料の組成に加えて、さらに(C)成分であるジグリセリン及び/又はベタインを含有させるとよいことが分かった。
以下に各種化粧料の処方を示す。
<処方例1 化粧液>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
ブチレングリコール(BG) 5
ジグリセリン 1.5
ベタイン 0.5
グリセレス-26 3
エチルへキシルグリセリン 0.05
ペンチレングリコール 2
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
0.05
変性コーンスターチ 0.4
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
水酸化K 0.2
クエン酸 0.02
クエン酸Na 0.1
精製水 残差
得られた化粧液の肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
<処方例1 化粧液>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
ブチレングリコール(BG) 5
ジグリセリン 1.5
ベタイン 0.5
グリセレス-26 3
エチルへキシルグリセリン 0.05
ペンチレングリコール 2
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
0.05
変性コーンスターチ 0.4
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
水酸化K 0.2
クエン酸 0.02
クエン酸Na 0.1
精製水 残差
得られた化粧液の肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
<処方例2 アイクリーム>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
ジプロピレングリコール(DPG) 5
グリセリン 8
グリセレス-26 3
ベタイン 0.5
カルボマーK 0.07
ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)
10
トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル
4
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 4
マカデミア種子油 4
ホホバ種子油 4
スクワラン 4
ジメチコン 4
アラキルアルコール 1.5
べへニルアルコール 0.5
トコフェロール 0.03
水添レシチン 1
精製水 残差
得られたアイクリームの肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
ジプロピレングリコール(DPG) 5
グリセリン 8
グリセレス-26 3
ベタイン 0.5
カルボマーK 0.07
ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)
10
トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル
4
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル 4
マカデミア種子油 4
ホホバ種子油 4
スクワラン 4
ジメチコン 4
アラキルアルコール 1.5
べへニルアルコール 0.5
トコフェロール 0.03
水添レシチン 1
精製水 残差
得られたアイクリームの肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
<処方例3 油中水型日焼け止めクリーム>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
酸化チタン 9.5
水酸化アルミニウム 1.6
ハイドロゲンジメチコン 0.7
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.5
PEG-9ジメチコン 1
PEG-10ジメチコン 1.5
シクロペンタシロキサン 17
ジステアルジモニウムヘクトライト 0.5
パルミチン酸デキストリン 1
イソノナン酸イソトリデシル 5
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 2
シリカ 0.6
ブチレングリコール(BG) 6
グリセレス-26 4
ベタイン 0.5
精製水 残差
得られた日焼け止めクリームによる肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
酸化チタン 9.5
水酸化アルミニウム 1.6
ハイドロゲンジメチコン 0.7
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.5
PEG-9ジメチコン 1
PEG-10ジメチコン 1.5
シクロペンタシロキサン 17
ジステアルジモニウムヘクトライト 0.5
パルミチン酸デキストリン 1
イソノナン酸イソトリデシル 5
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 2
シリカ 0.6
ブチレングリコール(BG) 6
グリセレス-26 4
ベタイン 0.5
精製水 残差
得られた日焼け止めクリームによる肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
<処方例4 洗い流しパック>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
エチルヘキサン酸セチル 47
ステアリン酸ポリグリセリル-10 10
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10 4
グリセレス-26 2
ベタイン 0.50
精製水 残差
得られた洗い流しパック化粧料の、肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
エチルヘキサン酸セチル 47
ステアリン酸ポリグリセリル-10 10
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10 4
グリセレス-26 2
ベタイン 0.50
精製水 残差
得られた洗い流しパック化粧料の、肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
<処方例5 下地クリーム>
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
酸化チタン 10
シクロペンタシロキサン 10
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 7
ブチレングリコール(BG) 6
イソノナン酸イソトリデシル 4
タルク 3
グリセレス-26 2
ジグリセリン 1
ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール 3
ジメチコン 3
PEG-10ジメチコン 1.5
酸化亜鉛 2
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1
トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 1
塩化Na 0.5
PEG-9ジメチコン 1
アクリレーツクロスポリマー 1
水酸化アルミニウム 0.5
マイカ 0.5
ステアリン酸 0.5
ペンチレングリコール 0.5
ジステアルジモニウムヘクトライト 1
PEG/PPG-19/19ジメチコン 0.2
酸化鉄 1.5
水 残差
得られた下地クリームは、肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
配合量(質量%)
ナイアシンアミド 5
酸化チタン 10
シクロペンタシロキサン 10
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 7
ブチレングリコール(BG) 6
イソノナン酸イソトリデシル 4
タルク 3
グリセレス-26 2
ジグリセリン 1
ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール 3
ジメチコン 3
PEG-10ジメチコン 1.5
酸化亜鉛 2
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1
トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 1
塩化Na 0.5
PEG-9ジメチコン 1
アクリレーツクロスポリマー 1
水酸化アルミニウム 0.5
マイカ 0.5
ステアリン酸 0.5
ペンチレングリコール 0.5
ジステアルジモニウムヘクトライト 1
PEG/PPG-19/19ジメチコン 0.2
酸化鉄 1.5
水 残差
得られた下地クリームは、肌のハリ感、べたつき感、キシミ感、保湿性のいずれの評価も良好であった。
Claims (4)
- 次の(A)及び(B)を含有する化粧料。
(A)ナイアシンアミド 3質量%以上
(B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が10~30であるポリオキシエチレングリセリン - (B)ポリオキシエチレングリセリンに付加した酸化エチレンの平均モル数が12~26である請求項1に記載の化粧料。
- (B)ポリオキシエチレングリセリンがグリセレス-12、グリセレス-18、グリセレス-20及びグリセレス-26から選ばれる1以上を含むものである請求項1又は2に記載の化粧料。
- さらに(C)ジグリセリン及び/又はベタインを含有する請求項1~3のいずれかに記載の化粧料。
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---|---|---|---|
JP2021028592A JP2022129777A (ja) | 2021-02-25 | 2021-02-25 | 化粧料 |
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JP2021028592A JP2022129777A (ja) | 2021-02-25 | 2021-02-25 | 化粧料 |
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