JP2022128052A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弾球遊技機に関する。 The present invention relates to a pinball game machine.
大当り遊技の終了後に、始動口への入球頻度が増加する時短機能や、大当り抽選での当選確率が向上する確変機能を作動させることで、遊技者に有利な特典状態に移行するパチンコ機が知られている。このようなパチンコ機では、一般的に、例えば、特図の変動表示の回数が上限に達するという終了条件や、大当り抽選に当選するという終了条件が充足されると、一律に特典状態が終了する。 A pachinko machine that transitions to a privilege state advantageous to a player by activating a time-saving function that increases the frequency of entering a ball into a starting hole after the end of a jackpot game and a variable probability function that increases the probability of winning a jackpot lottery. Are known. Generally, in such a pachinko machine, when the end condition that the number of variable displays of special symbols reaches the upper limit or the end condition that the jackpot lottery is won is satisfied, the privilege state is uniformly ended. .
これに対し、特許文献1のパチンコ機では、上述した終了条件に加え、第1特図の変動表示の回数と第2特図の変動表示の回数とのうちの少なくとも一方が上限に達するという終了条件が充足されると、特典状態が終了して通常状態に移行する。このため、特典状態中の遊技によりその継続期間に変化が生じ、遊技の興趣を高めることができる。
On the other hand, in the pachinko machine of
しかしながら、特許文献1のパチンコ機では、特典状態の終了条件が複数設けられているものの、特典状態の終了後は、特典状態を終了させた終了条件に関わらず遊技が進行し、特典状態の終了条件の違いが遊技に反映されない。このため、遊技者は、特典状態の終了条件が複数設けられていることを実感するのが困難であった。
ここで、特典状態中、特定の終了条件が充足された場合には、始動口への入球頻度や大当り抽選での当選確率を調整することで、特典状態を終了させつつも、通常状態よりは遊技者に有利な遊技が行われるようにすることも考えられる。しかし、このような構成を有する場合、特典状態中の遊技によって遊技者に付与される利益が大きく変動する恐れがある。
However, in the pachinko machine of
Here, when a specific end condition is satisfied during the privilege state, by adjusting the frequency of entering the ball into the starting port and the winning probability in the jackpot lottery, the privilege state is terminated, but the It is also conceivable that a game that is advantageous to the player is played. However, with such a configuration, there is a risk that the profit given to the player by playing during the privilege state will fluctuate greatly.
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技者に付与される利益が変動するのを抑制しつつ、特典状態が終了した要因の違いを遊技者に実感させることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and aims to make the player realize the difference in the factors that caused the privilege state to end while suppressing fluctuations in the profit given to the player.
上記課題に鑑みてなされた請求項1に係る発明は、抽選での当選に起因して、複数のラウンドにわたって大入賞口を開放する大当り遊技が行われると共に、遊技状態として、通常状態と、通常状態よりも有利な遊技が行われる少なくとも1つの特典状態とが設けられている弾球遊技機であって、大当り遊技の開始に起因して特典状態を終了させる終了手段と、遊技の進行に応じて演出を行う演出手段と、を備え、終了手段は、さらに、予め定められた特典状態である第1状態である場合には、複数の終了条件のうちのいずれかが充足されると該第1状態を終了させ、予め定められた遊技状態である第2状態に移行し、演出手段は、第2状態中に行われた遊技に起因して行われる演出の内容を、該第2状態に移行する直前の第1状態が終了する際に充足された終了条件に応じて定める。
In the invention according to
上記構成によれば、特典状態である第1状態の終了条件が複数設けられているため、第1状態中の遊技に応じて第1状態の継続期間が変動し、遊技の興趣が高まる。そして、第1状態を終了させた終了条件に応じて、第1状態の終了後に移行する第2状態の演出の内容が変化する。したがって、遊技者に付与される利益が変動するのを抑制しつつ、特典状態が終了した要因の違いを遊技者に実感させることができる。 According to the above configuration, since a plurality of conditions for ending the first state, which is the privilege state, are provided, the duration of the first state varies according to the game being played during the first state, increasing the interest in the game. Then, depending on the end condition for ending the first state, the contents of the effect of the second state to be shifted after the end of the first state are changed. Therefore, it is possible to allow the player to realize the difference in the factors that caused the privilege state to end, while suppressing fluctuations in the profit given to the player.
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠70が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠70に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. It should be noted that the embodiments of the present invention are not limited to the following embodiments, and can take various forms as long as they belong to the technical scope of the present invention.
[Description of configuration]
(1) Overall Configuration As shown in FIG. 1, the
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠52には、演出により発光する横枠ランプ及び上枠ランプ65が設けられている。横枠ランプ及び上枠ランプ65には、LEDが設けられており、所定の発光色で点灯する。この他にも、前枠52には、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55には、遊技ボタン67及びジョグダイヤル68と、十字キー69とが設けられている。
An
The
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,精算表示装置59が設けられている。
なお、図1の49は、前枠52及び前記内枠70を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠49に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠70が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
The
1 is a cylinder lock for locking the front frame 52 and the
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって右横には、普通図柄作動ゲート22が設置されている。普通図柄作動ゲート22を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行われる。
Further, as shown in FIG. 2, the
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して第1特別図柄(第1特図或いは特図1とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選(当否判定)が行われる第1始動口11が設置されている。また、センターケース5の右横であって、普通図柄作動ゲート22の直下には、遊技球の入球に起因して第2特別図柄(第2特図或いは特図2とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第2始動口12が設置されている。
Directly below the
第1始動口11は、左打ち(センターケース5の左側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(左打ち領域)に配置されていると共に、第2始動口12は、右打ち(センターケース5の右側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(右打ち領域)に配置されている。
このため、左打ちを行うことで第1始動口11を狙い打つことができると共に、右打ちを行うことで第2始動口12を狙い打つことができる。
The
Therefore, it is possible to target the first starting opening 11 by hitting left, and to hit the second starting opening 12 by hitting right.
なお、第1,第2始動口11,12の配置は、これに限定されることはなく、例えば、第1,第2始動口11,12を上下に並べてセンターケース5の下方に配置しても良いし、第1始動口11を右打ち領域に、第2始動口12を左打ち領域に配置しても良い。
第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。なお、閉鎖時であっても、稀に入球可能な構成としても良い。
The arrangement of the first and
The
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第1保留記憶として記憶されると共に、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第2保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
When a game ball enters the
The
また、センターケース5の下方においては、第1始動口11の右側であって、第2始動口12の下方には、特別電動役物からなる大入賞口20が設けられている。大入賞口20は、右打ちされた遊技球が主に入球する位置に配されている。無論、大入賞口20の配置は、これに限定されることはなく、例えば、左打ち領域に大入賞口20を配置しても良い。
Further, below the
遊技盤1における向かって左側の領域には、複数(例えば、7個程度)のLEDを備える第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置23及び第2特図保留数表示装置24が設置されている。また、遊技盤1における向かって右下の領域には、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
In the area on the left side of the
第1特図表示装置9では特図1が、第2特図表示装置10では特図2が表示されるが、第1,第2特図表示装置9,10は、これらの特図を表示する際の各LEDの点灯パターンを変則的なものとすることで、遊技者が特図の判別を不可能或いは困難とする。なお、第1,第2特図表示装置9,10を構成するLEDの並びを変則的なものとすることで、遊技者が表示された特図を判別することを不可能或いは困難としても良い。
Special figure 1 is displayed in the first special
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの演出画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで、第1,第2特図に対応する大当り抽選の結果を報知する図柄演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
In the
Also, the
また、センターケース5の下方であって、第1始動口11の左方には、一般入賞口25~27が配置されている。また、第2始動口12の下方(換言すれば、第1及び第2大入賞口20,21の右方)には、一般入賞口28が配置されており、これらは、常時遊技球が入球可能に構成されている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
Further, below the
A large number of game nails are planted in the
また、図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71,タンクレール72,払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、本実施形態では、払出装置は、球貸ボタン57の操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
Further, as shown in FIG. 3, the back side of the
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83,発射制御装置84,電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置84,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図3では発射制御装置84が記載されていないが、発射制御装置84は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
Further, on the back side of the
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータ87へ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板85等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84,電源基板85にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
An external
(2) Electrical Configuration Next, the electrical configuration of the
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW22a、一般入賞口25~28に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW25a等からの検出信号が入力される。
また、このほかにも、大入賞口20に入球した遊技球を計数するためのカウントSW20aからの検出信号が入力される。
The
In addition to this, a detection signal from the count SW 20a for counting game balls entering the big winning
主制御装置80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号等に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置23,第2特図保留数表示装置24,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
The
In addition, the
さらに、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド20bを制御することで大入賞口20の開閉を制御すると共に、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
また、主制御装置80には、設定表示装置80aと、RAMクリアSW80bと、設定キーSW80cとが設けられている。設定表示装置80a、RAMクリアSW80b、及び、設定キーSW80cは、遊技者による視認や操作が不可能な位置に配置されており、内枠を開放することで、これらの視認及び操作が可能となる。
Furthermore, the
The
設定表示装置80aは、7セグメントLED表示器等を有する。詳細は後述するが、本実施形態のパチンコ機50は、複数の設定値(一例として、設定1~6の6段階)のうちの1つを選択する設定変更機能を備えており、選択された設定値に応じて大当り抽選で大当りとなる確率を段階的に変更可能となっている。設定表示装置80aは、現在の設定値を表示する。なお、設定表示装置80aを設けない構成としても良い。本実施形態のパチンコ機50では、設定変更機能が有効となっており、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能となっている。しかしながら、例えば、設定変更機能を搭載しつつもこれを無効とし、1段階の設定値のみを選択可能としても良い。
The
また、RAMクリアSW80bは、主制御装置80のRAMを初期化(クリア)するためのスイッチである。また、RAMクリアSW80bは、設定値の変更(以後、設定変更とも記載)にも用いられる。
また、設定キーSW80cは、設定キーを挿入可能な部位である。設定キーSW80cは、ON状態とOFF状態とを有し、設定キーを設定キーSW80cに挿入して回すことで、ON状態とOFF状態との切り替えが可能となる。設定キーSW80cがON状態である場合に、大当りの設定変更が可能となる。
The RAM
Also, the setting
また、主制御装置80は、現在の設定値を記憶するための図示しない不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備える。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
The output signal from the
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。本実施形態においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
Two-way communication is possible between the
The
なお、払出制御装置81は、ガラス枠閉鎖SW45,内枠閉鎖SW46,球切れSW33,払出SW31,満杯SW32からの信号が入力され、満杯SW32により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW33により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ30を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW32,球切れSW33も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ30の駆動を再開させる。
The dispensing
また、払出制御装置81は、CRユニット端子板34を介してCRユニット56と交信することで払出モータ30を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW31に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板34は、精算表示装置59とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置59には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
Also, the
CRユニット56に挿入可能なプリペイドカードには、球貸しを行うために遊技者が支払った金銭の残金を示す金額情報を記憶可能となっている。払出制御装置81は、球貸ボタン57が操作されると、CRユニット56に対し球貸しを指示する球貸しコマンドを送信する。一方、CRユニット56は、球貸しコマンドを受信すると、CRユニット56に挿入されているプリペイドカードの金額情報が示す残金が所定金額以上であれば、金額情報を更新し、金額情報が示す残金を減少させ、払出制御装置81に対し応答コマンドを送信する。そして、応答コマンドを受信した払出制御装置81は、払出装置を制御し、遊技者に対し、残金の減少額に応じた数の持球を貸し出す。
A prepaid card that can be inserted into the
なお、プリペイドカードには、さらに、遊技者の持球数を示す持球情報が記憶可能となっていても良い。この場合、払出制御装置81は、遊技者からの指示に応じて、CRユニット56に対し持球の付与を指示する持球コマンドを送信する。一方、CRユニット56は、持球コマンドを受信すると、CRユニット56に挿入されているプリペイドカードの持球情報が示す持球数が所定数以上であれば、持球情報を更新し、持球情報が示す持球数を減少させ、払出制御装置81に対し応答コマンドを送信する。そして、応答コマンドを受信した払出制御装置81は、払出装置を制御し、遊技者に対し、減少させた分に相当する数の持球を付与する。
It should be noted that the prepaid card may further store ball holding information indicating the number of balls held by the player. In this case, the
さらに、払出制御装置81は、精算ボタン58が操作されると、CRユニット56に対し精算コマンドを送信する。そして、CRユニット56は、精算コマンドを受信すると、挿入されているプリペイドカードを排出する。この時、プリペイドカードが持球情報を記憶可能であれば、払出制御装置81は、CRユニット56に対し、精算コマンドと共に遊技者の持玉数を送信しても良い。そして、CRユニット56は、プリペイドカードに記憶されている持球情報を更新し、払出制御装置81から受信した持玉数を精算コマンドの受信前の持球情報が示す持球数に加算した後、プリペイドカードを排出しても良い。
Further, the
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施形態のパチンコ機50は遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
In addition, the
Although the
発射制御装置84は、発射モータ40を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW38からのタッチ信号、発射停止SW39から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW39を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
The
In addition to the
The rotation amount signal is output when the player operates the
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信する。なお、サブ統合制御装置83は、主制御装置80に対しデータを送信しない。そして、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
The
音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって横枠ランプ及び上枠ランプ65を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、遊技ボタン67、ジョグダイヤル68、及び十字キー69が接続されており、遊技者が遊技ボタン67、ジョグダイヤル68、及び十字キー69を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
The function unit as the sound control device controls the sound output from the
Also, the
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
Two-way communication is possible between the
The effect
[動作の説明]
(1)設定変更機能について
上述したように、本実施形態のパチンコ機50では、設定値は、主制御装置80における不揮発性メモリに保存されており、主制御装置80は、電源投入時に不揮発性メモリに保存されている設定値をRAMに保存し、該設定値を現在の設定値とする。
[Explanation of operation]
(1) Setting change function As described above, in the
パチンコ機50では、電源投入時におけるRAMクリアSW80b及び設定キーSW80cの操作により、設定変更が行われる。具体的には、RAMクリアSW80bがオンされており、且つ、設定キーSW80cがON状態である場合に、パチンコ機50の電源が投入されると、主制御装置80は設定変更モードに移行する。設定変更モードでは、まず、現在の設定値が設定表示装置80aに表示され、RAMクリアSW80bが操作される度に、設定表示装置80aに表示される設定値が順番に変更する。そして、設定キーSW80cがOFF状態となるように操作されると、その時に設定表示装置80aに表示されていた設定値が、新たに、パチンコ機50の現在の設定値となる。この時、主制御装置80は、新たな現在の設定値を不揮発性メモリに保存すると共に、現在の設定値を示す設定値コマンドと、設定変更がなされた旨を示す設定変更コマンドとを、サブ統合制御装置83に送信する。
In the
(2)概要について
次に、本実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。パチンコ機50では、大当り抽選にて大当りに当選すると大当り遊技が行われる。大当り遊技では、予め定められた総ラウンド数にわたって大入賞口20が開放される。そして、大当り遊技の終了後には、遊技者に有利な遊技が行われる特典期間(換言すれば、特典状態)に移行し、予め定められた終了条件が充足されるまでの間、時短機能、又は、時短機能及び確変機能が作動する。また、特典状態中、確変機能のみを作動させるようにしても良い。
(2) Overview Next, the operation of the
なお、確変機能とは、大当り抽選で当選する確率を上昇させる機能である。以後、確変機能が作動した遊技状態を、確変状態又は高確率状態と記載し、確変機能が作動していない遊技状態を、低確率状態とも記載する。また、低確率状態、高確率状態における大当り抽選で大当りとなる確率は、図5(a)に示すように、現在の設定値に応じて定められる。 Note that the variable probability function is a function that increases the probability of winning in a jackpot lottery. Hereinafter, the game state in which the variable probability function is activated is referred to as a variable probability state or a high probability state, and the gaming state in which the variable probability function is not activated is also referred to as a low probability state. Also, the probability of winning a big win in the jackpot lottery in the low-probability state and the high-probability state is determined according to the current set value, as shown in FIG. 5(a).
一方、時短機能とは、第2特図の大当り抽選が行われる頻度を上昇させる機能である。具体的には、時短機能の作動時には、特別図柄表示装置での特図の変動表示時間が短くなる。本実施形態では、時短機能の作動時にはさらに電サポ機能が作動し、第2始動口12への入球が容易になる。すなわち、電サポ機能の作動時には、普通図柄抽選の当選確率が上昇すると共に、普通図柄抽選で当選した際の第2始動口12の開放時間が長くなり、さらに、普通図柄抽選がなされた際の普通図柄表示装置7での変動表示時間が短くなる。無論、時短機能の作動時に電サポ機能を作動させない構成としても良い。また、時短状態中、特図の変動表示時間を短縮すること無く、電サポ機能を作動させても良い。以後、時短機能が作動した遊技状態を、時短状態と記載する。また、確変機能及び時短機能が作動していない遊技状態を、通常状態とも記載する。
On the other hand, the time-saving function is a function that increases the frequency with which the big hit lottery of the second special figure is performed. Specifically, when the time saving function is activated, the variable display time of the special symbols on the special symbol display device is shortened. In this embodiment, when the time-saving function is activated, the electric sapo function is further activated, making it easier to enter the ball into the
特典期間は時短状態となるため、第2始動口12への入球が容易となり、第2特図の大当り抽選が行われる頻度が高くなる。このため、特典期間は右打ちを行い、第2始動口12への入球を狙う遊技が行われる。一方、時短状態でない場合には、第2始動口12への入球は困難となる。このため、時短状態でない場合には、左打ちを行い、第1始動口11への入球を狙う遊技が行われる。
Since the privilege period is in a time-saving state, it becomes easy to enter the ball into the
また、パチンコ機50では、大当りが発生した際に第1、第2特図表示装置9、10に確定表示される特図(以後、大当り図柄とも記載)として、複数の種類が設けられている。つまり、複数の種類の大当りが設けられており、大当り図柄により大当りの種類が定められる。そして、図5(b)、(c)に示すように、大当り図柄に応じて、大当り遊技の総ラウンド数と、大当り遊技後の特典期間での遊技状態が定められる。具体的には、特図1の各大当り図柄は、特1大当り図柄1~3に区分されると共に、特図2の各大当り図柄は、特2大当り図柄1~3に区分される。なお、これらの区分の各々は、1又は複数の種類の大当り図柄を含んでいる。
Also, in the
そして、大当り図柄が特1大当り図柄1である大当りは、突確大当りとして構成されている。確変大当りに起因して行われる大当り遊技は、総ラウンド数が少なく(一例として、2R)、各ラウンドの継続時間は短くなっており、該大当り遊技で獲得可能な賞球数は少なくなっているが、該大当り遊技後には特典状態に移行し、確変機能及び時短機能が作動する。このため、突確大当りが発生することで、大当り遊技が行われることなく、特典状態に移行したかのように見せかけることができる。なお、突確大当りと同様に大当り遊技で獲得可能な賞球数が少なく、大当り遊技後に時短機能が作動する突時大当りを設けても良い。また、第2特図の大当り抽選での大当りとして、突確大当りや突時大当りを設けても良い。
A big win with a special 1
また、大当り図柄が特1大当り図柄3、又は、特2大当り図柄2、3である大当りは、確変大当りとして構成されており、確変大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能及び時短機能が作動する。一方、大当り図柄が特1大当り図柄2、又は、特2大当り図柄1である大当りは、通常大当りとして構成されており、通常大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能は作動しないが時短機能が作動する。なお、特定の大当り図柄により大当りとなった場合には、大当り遊技終了後に特典期間に移行せず、大当り遊技後の遊技状態を通常状態としても良い。
In addition, the big hits in which the jackpot pattern is the special 1
そして、特典状態は、当該特典状態中に行われた大当り抽選にて大当りが発生し、大当り遊技が行われることにより終了する。この他にも、大当り図柄が特1大当り図柄1、3及び特2大当り図柄2、3に属する大当りにより移行する特典状態(換言すれば、確変状態且つ時短状態)の終了条件は、特典状態中に行われた大当り抽選の回数が、予め定められた継続回数(一例として、100回)に達するというものである。一方、大当り図柄が特1大当り図柄2及び特2大当り図柄1に属する大当りにより移行する特典状態(換言すれば、時短状態)の終了条件は、大当り遊技が行われるという条件以外にも、1つ又は複数設けられている。時短状態における複数の終了条件については、後述する。
Then, the privilege state ends when a big win occurs in a big win lottery performed during the privilege state and a big win game is played. In addition, the end condition of the privilege state (in other words, the probability change state and time saving state) where the jackpot pattern shifts due to the jackpot belonging to the special 1
また、本実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選にてさらに小当りに当選する。なお、小当りが発生する確率は、一例として、1/25である(図5(a)参照)。また、小当り発生時には小当り遊技が行われ、小当り遊技では、一例として、大入賞口20が2回にわたって開放される。この場合、小当りに当選した際に第1、第2特図表示装置9、10に確定表示される小当り図柄として、複数の種類の小当り図柄が設けられていても良い。そして、詳細は後述するが、小当り図柄の一部は特定小当り図柄として構成されており、小当り発生時に特定小当り図柄が表示される確率は、一例として、1/2となっている。無論、パチンコ機50は、大当り抽選で小当りに当選しない構成であっても良いし、第2特図の大当り抽選でのみ小当りに当選する構成であっても良い。
In addition, the
(3)時短機能について
本実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選に関して定められた時短開始条件が充足されると、大当り遊技を行うことなく時短状態に移行する。なお、該時短状態もまた、上述した特典状態に該当する。また、該時短状態中は、確変機能は作動しないことを念のため付言しておく。具体的には、時短当選が生じるか、又は、連続時短機能が作動すると、時短開始条件が充足される。
(3) Time-saving function The
すなわち、本実施形態では、第1特図として時短図柄が設けられており、通常状態中、第1特図の変動表示にて時短図柄が確定表示されると、時短当選が発生して大当り遊技を行うことなく時短状態に移行する。一例として、時短当選の確率は、1/150となっている(図5(a)参照)。しかしながら、該確率は、適宜定められる。また、該時短状態の終了条件については、後述する。 That is, in the present embodiment, a time-saving design is provided as the first special figure, and when the time-saving design is confirmed and displayed in the variable display of the first special figure during the normal state, time-saving winning occurs and a big hit game is played. Shift to a time-saving state without performing As an example, the probability of short-time winning is 1/150 (see FIG. 5(a)). However, the probability is determined as appropriate. Moreover, the end condition of the time saving state will be described later.
なお、第1特図のみならず、第2特図にも時短図柄を設け、第2特図の大当り抽選でも時短当選が生じるようにしても良い。これにより、時短状態終了後における第2特図の残存保留に基づく大当り抽選が行われる際、大当り以外にも時短状態を獲得するチャンスが生じる。このため、大当りを発生すること無く時短状態が終了した場合であっても、時短状態が復活する望みを残すことができる。なお、残存保留とは、時短状態終了後に存在している、該時短状態中に生じた保留記憶を意味する。さらに、第2特図の時短当選での継続回数は、第1特図の時短当選での継続回数よりも多くても良い。また、第2特図の時短当選の確率は、第1特図の時短当選の確率よりも高くても良い。これにより、残存保留の消化により時短状態を獲得することへの期待感を高めることができる。 In addition, not only the first special symbol, but also the second special symbol may be provided with a time-saving design so that the time-saving winning may occur even in the big hit lottery of the second special symbol. As a result, when the jackpot lottery is performed based on the remaining retention of the second special symbol after the time saving state ends, there is a chance to obtain the time saving state in addition to the big win. Therefore, even if the time-saving state ends without a big win, the hope of reviving the time-saving state can be left. It should be noted that the remaining hold means a hold memory that exists after the end of the time saving state and occurs during the time saving state. Furthermore, the number of continuations in the time-saving election of the second special symbol may be greater than the number of continuations in the time-saving election of the first special symbol. Moreover, the probability of the time saving election of the second special symbol may be higher than the probability of the time saving election of the first special symbol. As a result, it is possible to increase the expectation of obtaining a time-saving state by digesting the remaining hold.
また、パチンコ機50は、低確率状態の継続中、大当り以外の抽選結果が得られた大当り抽選(換言すれば、大当り遊技を生じさせない大当り抽選)が連続的に発生した回数である連続回数が予め定められた上限回数に到達すると、連続時短機能が作動して大当り遊技を行うことなく時短機能が作動する。なお、上限回数は、一例として、800回であっても良い。なお、上限回数は、例えば750回から900回の範囲で適宜定められ得る。また、連続時短機能により移行した時短状態の終了条件については、後述する。
In addition, the
なお、本実施形態では、時短状態中に連続回数が上限回数に到達しても、現在の時短状態をそのまま継続し、該時短状態の残り回数が維持される。しかし、これに限らず、時短状態中に連続回数が上限回数に到達した場合には、例えば、現在の時短状態の残り回数を、連続時短機能の作動により付与される時短状態の継続回数とし、該時短状態が新たに付与されるようにしても良い。この他にも、この場合には、例えば、現在の時短状態の残り回数に、連続時短機能の作動により付与される時短状態の継続回数を加算し、現在の時短状態の残り回数を上乗せしても良い。 In addition, in this embodiment, even if the number of consecutive times reaches the upper limit number of times during the time saving state, the current time saving state is continued as it is, and the remaining number of times of the time saving state is maintained. However, not limited to this, if the number of consecutive times reaches the upper limit number of times during the time saving state, for example, the remaining number of times of the current time saving state is the number of times of continuation of the time saving state given by the operation of the continuous time saving function, The time saving state may be newly provided. In addition to this, in this case, for example, the number of times the current time-saving state remains, and the number of times the time-saving state continues, which is given by the operation of the continuous time-saving function. Also good.
(4)時短状態の終了条件について
本実施形態では、確変機能が作動していない時短状態として、大当り抽選での大当りにより移行する第1時短状態と、連続時短機能の作動により移行する第2時短状態と、時短当選により移行する第3時短状態の3種類が設けられている。上述したように、第1~第3時短状態は、大当り遊技の開始に起因して終了するが、これ以外にも、第1及び第3時短状態の終了条件は複数設けられており、これらの終了条件のうちのいずれかが充足されると、遊技状態は通常状態となる。なお、これらの終了条件は、いずれも、時短状態中、第2始動口12を狙い打つ遊技により充足され得る条件となっている。また、第1又は第3時短状態の終了後に移行する通常状態においては、終了の要因となった終了条件に関わらず、特図の変動時間の平均値や、大当り抽選での当選確率は同一であるということを念のため付言しておく。
(4) About end conditions of the time saving state In this embodiment, as a time saving state in which the variable probability function is not activated, the first time saving state that shifts due to the big hit in the jackpot lottery and the second time saving state that shifts due to the operation of the continuous time saving function There are three types of state and a third time-saving state that shifts by time-saving election. As described above, the first to third time saving states end due to the start of the jackpot game, but in addition to this, a plurality of termination conditions for the first and third time saving states are provided. When any one of the termination conditions is satisfied, the game state becomes a normal state. In addition, all of these termination conditions are conditions that can be satisfied by a game aiming at the
具体的には、第1及び第3時短状態の終了条件として、第1又は第3時短状態中に行われた大当り抽選の回数が、予め定められた継続回数に達するという第1終了条件が設けられる。本実施形態では、大当り抽選の回数とは、一例として、第1特図の大当り抽選の回数と、第2特図の大当り抽選の回数との総和を意味する。しかし、これに限らず、例えば、第1及び第2特図の大当り抽選の各々に対応して継続回数が定められていても良い。すなわち、「(A)第1特図の大当り抽選の回数が第1継続回数に達する」か、又は、「(B)第2特図の大当り抽選の回数が第2継続回数に達する」と、第1及び第3時短条件が終了しても良い。この場合、(A)又は(B)が充足されることを1つの条件とみなし、該条件を第1終了条件としても良いし、(A)、(B)を別の終了条件とみなしても良い。 Specifically, as the conditions for ending the first and third time-saving states, a first end condition is provided in which the number of times of the jackpot lottery performed during the first or third time-saving states reaches a predetermined number of continuations. be done. In this embodiment, the number of jackpot lotteries means, for example, the sum of the number of jackpot lotteries of the first special symbol and the number of jackpot lotteries of the second special symbol. However, not limited to this, for example, the number of continuations may be determined corresponding to each of the jackpot lotteries of the first and second special symbols. That is, "(A) the number of the first special jackpot lottery reaches the first number of continuations", or "(B) the number of the second special jackpot lottery reaches the second number of continuations", The first and third time saving conditions may end. In this case, the satisfaction of (A) or (B) may be regarded as one condition, and this condition may be regarded as the first termination condition, or (A) and (B) may be regarded as separate termination conditions. good.
本実施形態では、第1時短状態の第1終了条件の継続回数は、一例として100回となっている(図5(b)、(c)参照)。なお、該継続回数を複数設け、大当り抽選の際に確定表示された大当り図柄に応じて、継続回数を決定する構成としても良い。一方、第3時短状態中においては、第1終了条件の継続回数は、一例として20回となっている。なお、時短当選の際に確定表示される時短図柄として複数の種類が設けられていても良く、このような場合には、確定表示された時短図柄の種類に応じて継続回数が定められても良い。 In the present embodiment, the number of continuations of the first end condition of the first time saving state is 100 times as an example (see FIGS. 5B and 5C). It should be noted that a configuration may be adopted in which a plurality of numbers of continuations are provided, and the number of continuations is determined according to the jackpot symbol that is confirmed and displayed at the time of the jackpot lottery. On the other hand, during the third time saving state, the number of continuations of the first end condition is, for example, 20 times. It should be noted that there may be a plurality of types of time-saving patterns that are displayed when winning a time-saving election. good.
さらに、第1終了条件に加え、例えば、第1又は第3時短状態中に小当りが発生した回数が4回に達するという終了条件(以後、第2終了条件)と、第1又は第3時短状態中に上述した特定小当り図柄が確定表示された回数が2回に達するという終了条件(以後、第3終了条件)と、第1又は第3時短状態中に生じた普通図柄抽選での当選回数が50回に達したという終了条件(以後、第4終了条件)とが設けられている。なお、第2~第4終了条件のうちの一部が設けられない構成としても良いし、第2~第4終了条件に替えて又は加えて、他の終了条件が設けられていても良い。 Furthermore, in addition to the first end condition, for example, the end condition (hereinafter referred to as the second end condition) that the number of times the small hit occurred during the first or third time saving state reaches four times, and the first or third time saving The end condition (hereinafter referred to as the third end condition) that the number of times that the above-mentioned specific small winning pattern is confirmed and displayed during the state reaches two times, and the winning in the normal pattern lottery that occurred during the first or third time saving state A termination condition that the number of times has reached 50 (hereinafter referred to as a fourth termination condition) is provided. It should be noted that some of the second to fourth termination conditions may be omitted, or other termination conditions may be provided instead of or in addition to the second to fourth termination conditions.
なお、上述した第2~第4終了条件における小当りの回数、特定小当り図柄が確定表示される回数、普通図柄抽選での当選回数は、一例であり、これらの回数は、適宜定められ得る。しかし、これらの回数は、第1又は第3時短状態中、第1終了条件が充足される時期と、第2~第4終了条件が充足されると予測される時期との間に過度な隔たりが生じないように設定されるのが好適である。 In addition, the number of small hits in the above-mentioned second to fourth end conditions, the number of times that the specific small winning pattern is confirmed and displayed, and the number of winning times in the normal pattern lottery are examples, and these numbers can be determined as appropriate. . However, there is an excessive gap between the time when the first end condition is satisfied and the time when the second to fourth end conditions are expected to be satisfied during the first or third time saving state. is preferably set so as not to cause
なお、第1時短状態のうちの一部に対し複数の終了条件を設け、他の第1時短状態については第1終了条件のみを設けるようにしても良い。この場合、例えば、第1時短状態に移行する要因となった大当りにて特定の大当り図柄が確定表示された時には、複数の終了条件が設けられるようにしても良いし、抽選により、複数の終了条件を設けるか否かを決定するようにしても良い。また、例えば、第1時短状態の継続回数に応じて、複数の終了条件を設けるか否かを決定しても良い。 In addition, you may make it provide several end conditions with respect to one part of 1st time saving states, and provide only 1st end conditions about other 1st time saving states. In this case, for example, when a specific jackpot pattern is confirmed and displayed in the jackpot that caused the shift to the first time-saving state, a plurality of termination conditions may be provided, or a plurality of termination conditions may be determined by lottery. You may make it determine whether to provide conditions. Further, for example, it may be determined whether or not to provide a plurality of end conditions according to the number of times the first time saving state continues.
同様にして、第3時短状態のうちの一部に対し複数の終了条件を設け、他の第3時短状態については第1終了条件のみを設けるようにしても良い。この場合、例えば、複数の時短図柄が設けられているのであれば、第3時短状態に移行する要因となった時短当選にて特定の時短図柄が確定表示された時には、複数の終了条件が設けられるようにしても良いし、抽選により、複数の終了条件を設けるか否かを決定するようにしても良い。 Similarly, a plurality of end conditions may be provided for some of the third time saving states, and only the first end condition may be provided for other third time saving states. In this case, for example, if a plurality of time-saving patterns are provided, when a specific time-saving pattern is confirmed and displayed in the time-saving election that caused the transition to the third time-saving state, a plurality of end conditions are provided. Alternatively, a lottery may be used to determine whether or not to provide a plurality of end conditions.
一方、第2時短状態の終了条件は1つのみ設けられており、該終了条件の充足により、遊技状態が通常状態となる。該終了条件は、第2時短状態中に行われた大当り抽選の回数が、予め定められた継続回数(一例として、1140回)に達するというものである。なお、該継続回数は、1140回以下の範囲で適宜定められ得る。
また、第1及び第3時短状態の双方又は一方の終了条件を、第1終了条件のみとしても良い。また、第2時短状態に対し、第1又第3時短状態の終了条件と同様にして、複数の終了条件を設けても良い。
On the other hand, only one end condition of the second time saving state is provided, and the game state becomes the normal state by satisfying the end condition. The termination condition is that the number of times of the big win lottery performed during the second time saving state reaches a predetermined number of times of continuation (eg, 1140 times). Note that the number of continuations can be appropriately determined within a range of 1140 times or less.
Moreover, both or one of the first and third time saving states may be terminated only by the first termination condition. Moreover, you may provide several end conditions with respect to a 2nd time saving state like the end conditions of a 1st or 3rd time saving state.
(5)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:no)、S15に処理を移行する。
(5) Main Routine First, the main routine of the
In S10,
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S70に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
In S15, the
On the other hand, when the affirmative determination is obtained in S10, the
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50)、始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、サブ統合制御装置83等にデータ及びコマンドを送信し、また、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S60)、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)を行う。
Then, the
なお、これ以外にも、遊技球の普通図柄作動ゲート22の通過に起因して普通図柄抽選等を行う普図当否判定処理や、普通電動役物(第2始動口12)を開放することで普図遊技を行う普図遊技処理等が行われる。
また、当否判定処理に続いて、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が行われる。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
In addition to this, normal pattern lottery etc. are performed due to the passage of the normal
In addition, following the success/failure determination process, a big-hit game process for playing a big-hit game is performed.
Further, in S70,
(6)始動口入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
(6) About starting entrance winning confirmation processing Next, FIG. 7 describes the starting entrance winning confirmation processing for detecting winning to the first and second starting entrances 11 and 12 and performing pending storage etc. according to the winning. will be described with reference to the flowchart of This process is configured as a subroutine called from the winning confirmation process executed from the main routine.
S100では、主制御装置80は、第1始動口SW11aの検出信号に基づき、第1始動口11への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:no)、S115に処理を移行する。
S105では、主制御装置80は、第1始動口11に対応する特図についての保留記憶の数(第1保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S105:yes)、S115に処理を移行し、否定判定の場合は(S105:no)、S110に処理を移行する。
In S100, the
In S105,
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、大当り図柄を決定する大当り図柄決定用乱数や、図柄演出においてリーチとなるか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶すると共に、何個の第1保留記憶が生じているかを示す第1保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、S115に処理を移行する。
In S110, the
なお、S110では、主制御装置80は、第1保留記憶に係る大当り決定用乱数等(換言すれば、第1数値データ)が特定値であるか否かを判定することで、高確率状態である場合と低確率状態である場合との各々について、該第1保留記憶に基づく大当り抽選で大当りが生じるか否かや、該大当り抽選の結果を報知する図柄演出にて特定のリーチが生じるか否かや、時短当選が生じるか否かを判定する先読みを行う。そして、先読み結果を示す先読みコマンドを、サブ統合制御装置83に送信する。
In S110, the
なお、この他にも、例えば、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶する前に、該乱数に基づき先読みを行っても良いし、抽出した乱数を第1保留記憶のために設けられたメモリ領域とは別のメモリ領域に記憶し、該別のメモリ領域に記憶された乱数に基づき先読みを行っても良い。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:no)、本処理を終了する。
In addition to this, for example, before storing the extracted random number as the first reserved memory, prefetching may be performed based on the random number, or the extracted random number may be stored in a memory provided for the first reserved memory. It may be stored in a memory area separate from the area, and prefetching may be performed based on the random number stored in the separate memory area.
In S115, the
S120では、主制御装置80は、第2始動口12に対応する特図についての保留記憶の数(第2保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S120:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合は(S120:no)、S125に処理を移行する。
S125では、主制御装置80は、大当り決定用乱数や大当り図柄決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第2保留記憶として記憶すると共に、何個の第2保留記憶が生じているかを示す第2保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
In S120,
In S125, the
なお、主制御装置80は、第2保留記憶に係る大当り決定用乱数等(換言すれば、第2数値データ)に対し上述した先読みを行い、先読みコマンドをサブ統合制御装置83に送信しても良い。
(7)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8~12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
In addition, the
(7) Win/No Judgment Processing Next, the win/no judgment processing for performing a jackpot lottery using the jackpot determination random numbers related to the reserved memory will be described with reference to the flow charts of FIGS. Note that this process is executed from the main routine. Moreover, after the end of this process, a big win game process for performing a big win game is executed.
まず、図8に関して、S200では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:no)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:yes)、図11のS320に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:no)、S210に処理を移行する。
First, with reference to FIG. 8, at S200, the
In S205, the
S210では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:yes)、図12のS330に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:no)、図9のS215に処理を移行する。
続いて図9に関して、S215では、主制御装置80は、第1保留記憶及び第2保留記憶の有無を判定し、いずれかの保留記憶が存在する場合には(S215:yes)、S220に処理を移行すると共に、そうでない場合には(S215:no)、本処理を終了する。
In S210,
9, in S215,
S220では、主制御装置80は、第2保留記憶が存在する場合には、第2保留記憶のうち最先に生じたものを選択し、第2保留記憶が存在せず、第1保留記憶のみが存在する場合には、第1保留記憶のうち最先に生じたものを選択する。つまり、本実施形態では、第2保留記憶の優先消化が行われる。
S225では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S225:yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:no)、S235に処理を移行する。
In S220,
In S225, the
S230では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態に対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りや小当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
一方、S235では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態で無い場合に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りや小当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
In S230, the
On the other hand, in S235, the
S240では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S240:yes)、S245に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S240:no)、図10のS265に移行する。
S245では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき大当り図柄を決定する。なお、大当り図柄決定用乱数に基づく決定の結果、第1特図,第2特図に対応する各大当り図柄は、予め定められた振分率に従いランダムに選択される。そして、S250に処理を移行する。
In S240,
In S245, the
S250では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数と変動パターンテーブルとに基づきに基づき特別図柄の変動時間等を決定する。具体的には、変動パターンテーブルには、特図の変動時間が登録されており、変動パターン決定用乱数に基づき変動パターンテーブルに登録されたいずれかの変動時間を選択することで、特図の変動時間が決定される。本実施形態では、時短機能の作動時に用いられる時短変動パターンテーブルと、時短機能の非作動時に用いられる通常変動パターンテーブルとが設けられている。そして、時短変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値は、通常変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値よりも小さい。
In S250, the
また、本実施形態では、大当りと、連続時短機能の作動と、時短当選との3つの要因により時短状態に移行するが、各要因に対応する異なる時短変動パターンテーブルを設けても良い。さらに、各要因に対応する時短変動パターンテーブルとして、高確率状態に対応する時短変動パターンテーブルと、低確率状態に対応する時短変動パターンテーブルとを設けても良い。また、各時短変動パターンテーブルに登録された変動時間の平均値を、異なるものとしても良い。そして、時短状態中には、当該時短状態に移行する要因と、確変機能の作動の有無とに対応する時短変動パターンテーブルを用いて、特図の変動時間を決定しても良い。無論、時短状態中、当該時短状態に移行した要因に関わらず、同一の時短変動パターンテーブルが用いられるようにしても良い。 In addition, in this embodiment, the shift to the time saving state is made by three factors of the big hit, the operation of the continuous time saving function, and the time saving winning, but different time saving variation pattern tables corresponding to each factor may be provided. Furthermore, as the time saving variation pattern table corresponding to each factor, a time saving variation pattern table corresponding to the high probability state and a time saving variation pattern table corresponding to the low probability state may be provided. Moreover, the average value of the variation time registered in each time saving variation pattern table may be different. And, during the time saving state, using the time saving variation pattern table corresponding to the factors that shift to the time saving state and whether or not the probability variation function is operated, the variation time of the special figure may be determined. Of course, during the time saving state, the same time saving variation pattern table may be used irrespective of the factors that caused the transition to the time saving state.
続くS255では、主制御装置80は、大当り図柄に基づき、大当りの種類や、大当り遊技内容や、大当り遊技後の遊技状態や、特典期間における確変状態や時短状態の継続回数等を決定し、S260に処理を移行する。なお、大当り遊技内容とは、例えば、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技における各ラウンド間のインターバル時間や、大当り遊技の最後の最終ラウンドの終了後、役物連続作動装置及び条件装置を停止させるまでの時間であるエンディング時間等であっても良い。また、主制御装置80のROMには、パチンコ機50で提供される各種類の大当り遊技内容が登録されたテーブルが記憶されていても良い。そして、主制御装置80は、該テーブルにアクセスし、大当り図柄に対応する大当り遊技の内容を決定するようにしても良い。
In subsequent S255, the
一方、S240にて大当り抽選で外れたと判定された際に移行する図10のS265では、主制御装置80は、確変フラグがクリアされているか否かを判定し、続くS270では、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、S265及びS270で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、S275に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS280にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S280:yes)、連続時短機能を作動させるべく、S285に移行する。また、主制御装置80は、S265又はS270で否定判定が得られた場合、及び、S280で否定判定が得られた場合には、S295に移行する。
On the other hand, in S265 of FIG. 10, which is shifted when it is determined that the jackpot lottery is lost in S240, the
連続カウンタは、低確率状態の継続中、連続回数をカウントすると共に、連続回数が上限回数に達したか否かを判定するために用いられる。パチンコ機50の電源投入による初期化時や大当り発生時に、連続カウンタには上限回数が設定される。そして、連続回数が上限回数に到達すると、連続カウンタが0になり、連続時短機能が作動して時短状態に移行すると共に、連続時短機能の作動後は、新たに大当りが発生するまで連続カウンタに上限回数が設定されない。このため、一旦連続時短機能が作動すると、該作動により移行した時短状態が終了しても、新たに大当りが発生するまでは連続カウンタは0のままとなる。したがって、S270では、連続時短機能の作動による時短状態への移行済であるか否かが判定される。
The continuation counter counts the number of continuations during the continuation of the low-probability state, and is used to determine whether or not the number of continuations has reached the upper limit. At the time of initialization by turning on the power of the
S285では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。続くS290では、主制御装置80は、連続時短機能の作動、又は、時短当選により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、図9のS260に移行する。
In S285, the
一方、S295では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り決定用乱数に基づき、時短当選が発生したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S295:yes)、主制御装置80は、時短図柄を確定表示することを決定し(S300)、S305に移行する。なお、複数の種類の時短図柄が設けられている場合には、大当り決定用乱数、又は、大当り決定用乱数及び大当り図柄決定用乱数に基づき、確定表示する時短図柄の種類を決定しても良い。一方、否定判定の場合には(S295:no)、S310に移行する。
On the other hand, in S295, the
S305では、主制御装置80は、遊技状態が通常状態であるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S305:yes)、S285に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S305:no)、S310に移行する。
S310では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。そして、続くS315では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、確変残り回数)を示すカウンタ、及び、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、時短残り回数)を示すカウンタの更新等を行う。なお、時短残り回数は、上述した第1又は第3時短状態における第1終了条件が充足したかどうかを判定するために用いられる。また、主制御装置80は、大当り抽選で小当りが発生した場合には、小当り図柄決定用乱数等に基づき確定表示する小当り図柄の種類を決定すると共に、小当りが発生した回数を示す小当りカウンタや、特定の種類の小当り図柄が確定表示される回数を示す小当り図柄カウンタを更新する。なお、これらのカウンタは、上述した第1又は第3時短状態における第1、第2終了条件が充足したかどうかを判定するために用いられる。そして、主制御装置80は、図9のS260に処理を移行する。
In S305, the
In S310, the
S260では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り抽選後の第1保留記憶の数を示す第1保留数コマンドと、大当り抽選後の第2保留記憶の数を示す第2保留数コマンドとを送信する。また、消化した保留記憶に対応する特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し特別図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させる。さらに、サブ統合制御装置83に対し、停止表示させる演出図柄を指示する図柄指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S260, the
続いて図11に関して、第1特図或いは第2特図の変動表示中に移行するS320では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S320:yes)、S325に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S320:no)、本処理を終了する。
S325では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
Subsequently, with regard to FIG. 11, in S320, which is shifted during the fluctuation display of the first special figure or the second special figure, the
In S325, the
続いて図12に関して、特図の確定表示中に移行するS330では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S330:yes)、S335に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S330:no)、本処理を終了する。
S335では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S340に処理を移行する。
Subsequently, with reference to FIG. 12, at S330, which is shifted to during the fixed display of the special figure, the
In S335,
S340では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S340:yes)、S345に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S340:no)、S380に処理を移行する。
S345では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグがセットされている場合には確変フラグをクリアし(S350)、その後、S355に処理を移行する。
In S340,
In S345, the
S355では、主制御装置80は、時短状態であることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグがセットされている場合には時短フラグをクリアし(S360)、その後、S365に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S365)、役物連続作動装置作動開始処理(S370)を実行すると共に、大当り抽選での当選を通知するコマンドや、大当り遊技の種類や特典内容等を通知するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S375)、本処理を終了する。
In S355,
Then, the
一方、S340にて否定判定が得られた場合に移行するS380では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグがセットされている場合には(S380:yes)、確変残り回数を参照する(S385)。そして、確変残り回数が0である場合には(S385:yes)、確変フラグをクリアし(S390)、S395に処理を移行する。
S395では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、時短フラグがセットされている場合には(S395:yes)、時短残り回数を参照する(S400)。そして、時短残り回数が0である場合には(S400:yes)、時短フラグをクリアし(S405)、S410に処理を移行する。なお、第1又は第3時短状態中において、第1終了条件が充足したか否かの判定は、S400にて行われる。
On the other hand, in S380, which is shifted when a negative determination is obtained in S340, the
In S395,
また、時短残り回数が0でない場合(S400:no)、S403に移行し、第1又は第3時短状態である場合には、上述した小当りカウンタや小当り図柄カウンタに基づき、第2、第3終了条件が充足されたか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S403:yes)、S405に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S403:no)、S410に移行する。 In addition, when the number of times of time saving remaining is not 0 (S400: no), the process proceeds to S403, and when it is in the first or third time saving state, based on the above-described small winning counter or small winning symbol counter, the second, 3 Determine whether or not the termination condition is satisfied. When the affirmative determination is obtained (S403: yes), the process proceeds to S405, and when the negative determination is obtained (S403: no), the process proceeds to S410.
S410では、主制御装置80は、連続時短機能、又は、時短当選による時短機能の作動が開始されるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S410:yes)、S412に移行し、否定判定が得られた場合には(S410:no)、S430に移行する。
S412では、主制御装置80は、時短フラグが0か否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合(換言すれば、時短状態でない場合)には、S415に移行し、否定判定が得られた場合には、S430に移行する。
In S410, the
In S412,
S415では、主制御装置80は、時短フラグをセットし、続くS420では、連続時短機能の作動、又は、時短当選により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を設定し、S430に移行する。
S430では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、現在の遊技状態、及び、確変残り回数や時短残り回数を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。なお、第1終了条件の充足により第1又は第3時短状態が終了する場合には、S430にて送信される状態指定コマンドにより、第1又は第3時短状態から通常状態に移行したことが通知される。
In S415, the
In S430, the
また、第1又は第3時短状態から通常状態に移行した場合に送信される状態指定コマンドでは、時短状態が終了する要因となった終了条件が示される。このため、S430にて送信される、第1又は第3時短状態の終了を示す状態指定コマンドでは、該時短状態は第1時短条件により終了した旨が示される。無論、第1又は第3時短状態中、第2、第3終了条件が充足された場合においても、同様にして、状態指定コマンドにより該時短状態が終了する旨がサブ統合制御装置83に通知される。この場合においても、状態指定コマンドにより、該時短状態を終了させた終了条件が支援される。
In addition, in the state designation command transmitted when the first or third time saving state is shifted to the normal state, the termination condition that causes the time saving state to end is indicated. Therefore, in the state designation command indicating the end of the first or third time saving state, which is transmitted in S430, it is indicated that the time saving state has ended according to the first time saving condition. Of course, even when the second and third end conditions are satisfied during the first or third time saving state, the
(8)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図13~16のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
S500では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S500:yes)、S510に処理を移行し、否定判定の場合には(S500:no)、本処理を終了する。
(8) About big-hit game processing Next, the big-hit game processing for performing a big-hit game will be described with reference to the flow charts of FIGS. It should be noted that this process is executed following the success/failure determination process.
In S500, the
S510では、主制御装置80は、大入賞口20の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S510:yes)、図14のS550に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S510:no)、S515に処理を移行する。
S515では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S515:yes)、図15のS600に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S515:no)、S520に処理を移行する。
In S510, the
In S515, the
S520では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S520:yes)、図16のS645に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S520:no)、S525に処理を移行する。
S525では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りとなった後、大当り遊技が開始されるまでに行われる大当り開始演出の演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S525:yes)、S530に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S525:no)、本処理を終了する。
In S520, the
At S525, the
S530では、主制御装置80は、大当り図柄に対応する開放パターンに従い大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行する(第1Rの大当り遊技を実行する)と共に、ラウンド数を示す開放カウンタに1を設定し(S535)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、第1Rが開始されることを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
At S530, the
続いて図14に関して、大入賞口20の開放中に移行するS550では、主制御装置80は、大入賞口20に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S550:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S550:no)、S555に処理を移行する。
S555では、主制御装置80は、開放パターンに応じて定められる大入賞口20の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S555:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S555:no)、本処理を終了する。
Continuing with FIG. 14, at S550 during which the big winning
In S555, the
S560では、主制御装置80は、大入賞口20を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S565に処理を移行する。
S565では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図15に関して、各ラウンドのインターバル中に移行するS600では、主制御装置80は、開放カウンタと大当り遊技の開放パターンとに基づき、最終ラウンドに到達しているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S600:yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S600:no)、S615に処理を移行する。
In S560,
In S565, the
Subsequently, with reference to FIG. 15, at S600 during the interval of each round, the
S605では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行し、大当り終了演出の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信すると共に、開放カウンタをクリアし(S610)、本処理を終了する。なお、この時、大当り遊技のエンディング時間が開始される。
一方、S615では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S615:yes)、S620に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S615:no)、本処理を終了する。
In S605, the
On the other hand, in S615, the
S620では、主制御装置80は、大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行すると共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S625)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、新たに開始されるラウンドを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
続いて図16に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS645では、主制御装置80は、最終ラウンド終了後、エンディング時間(換言すれば、大当り終了演出時間)が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S645:yes)、S650に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S645:no)、本処理を終了する。
In S620,
Subsequently, with reference to FIG. 16, at S645 where the transition is made to the end effect of the big win game, the
続くS650,S655では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S660に処理を移行する。
S660では、主制御装置80は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態且つ時短状態であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:yes)、S665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S660:no)、S680に処理を移行する。
In subsequent S650 and S655,
In S660, the
S665では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された確変状態や時短状態の継続回数等を設定する。また、確変フラグと時短フラグとをセットし(S670)、S695に処理を移行する。
一方、S680では、主制御装置80は、大当り遊技の終了後に時短状態となるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S680:yes)、S685に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S680:no)、S695に処理を移行する。
In S665, the
On the other hand, in S680, the
S685では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された時短状態の継続回数等を設定する。また、時短フラグをセットし(S690)、S695に処理を移行する。
S695,S700では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態、及び、確変状態や時短状態の継続回数を通知する状態指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S685, the
In S695 and S700, the
(9)演出について
パチンコ機50では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面800やスピーカ66等を介して各種演出を行う(図17(a)参照)。具体的には、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの変動開始コマンド等に基づき、演出画面800にて、大当り抽選の結果を報知する図柄演出801を行う。図柄演出801では、一例として、3つの演出図柄の変動表示が行われ、これらの演出図柄を全て停止表示した後、さらにこれらを確定表示することで、大当り抽選の結果が報知される。また、図柄演出801の態様として、大当り抽選での当選を示唆又は報知するリーチが設けられている。また、リーチには、大当り抽選で大当りとなることへの期待度(換言すれば、確率)の低いノーマルリーチや、期待度の高いSPリーチが設けられている。
(9) Effect In the
また、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの保留数コマンド等に基づき、第1及び第2保留記憶に対応する保留図柄を演出画面800に表示する保留演出810を行う。また、保留記憶が消化された場合には、該保留記憶に対応する保留図柄に替えて変動中図柄を表示する変動中演出805が行われる。
この他にも、サブ統合制御装置83は、例えば、演出画面800にて、図柄演出801と共に、該図柄演出801にて結果が報知される大当り抽選で大当りが発生することを示唆又は報知する予告演出を行っても良い。
Also, the
In addition, for example, the
また、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した第1又は第2保留記憶に対応する先読みコマンドに基づき、対象保留記憶に基づく大当り抽選の結果を示唆又は報知する先読み演出を行う。なお、先読み演出は、例えば、保留図柄として、対象保留記憶に基づく大当り抽選で当選することの期待度を示す先読み保留図柄を表示することにより行われても良い。
Further, the
また、サブ統合制御装置83は、上述した演出の1つとして、主制御装置80からのコマンドに基づき、演出画面800を介して、大当り遊技の進行状況を報知する大当り演出を行う。大当り演出は、例えば、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技後の遊技状態等に応じた態様で行われ、例えば、現在のラウンドや、大当り遊技にて遊技者が獲得した総賞球数や、大当り遊技における差玉数や、連チャン中に行われた大当り遊技での総賞球数や差玉数等が表示される。なお、差玉数とは、総賞球数から発射された遊技球数を引いた数を意味する。
In addition, the
また、パチンコ機50は、複数の種類の演出モードを備えており、上述した図柄演出等の各種演出は、現在の演出モードに応じた演出態様で行われる。各演出モードには、例えば、固有のモチーフやコンセプト(例えば、山、海等)が定められており、現在の演出モードのモチーフに応じて、演出画面800における背景画像や、登場するキャラクタや、リーチ演出等の態様も定められる。演出モードは、例えば、遊技者からの指示に応じて定められても良いし(詳細は後述する)、遊技者からの指示に限らず、例えば遊技状態の変化等に応じて自発的に切り替わっても良い。
In addition, the
(10)特定期間について
上述したように、本実施形態のパチンコ機50では、大当りに起因して移行する第1時短状態と、時短当選により移行する第3時短状態とには、複数の終了条件が設けられる。そして、これらの終了条件のうちのいずれかが充足されたことにより第3時短状態が終了し、遊技状態が通常状態になると、特定期間に移行する。なお、特定期間は、例えば、大当り抽選で大当りや時短当選が生じた場合には終了する。また、特定期間は、例えば、当該特定期間中、予め定められた上限回数(一例として、20回)の大当り抽選が行われるまで継続しても良いし、上限回数を設けず、大当りや時短当選が生じるまで継続するようにしても良い。そして、特定期間に行われた遊技に起因して行われる演出の内容は、当該特定期間に移行する直前の第3時短状態を終了させた終了条件に応じて定められる。
(10) About a specific period As described above, in the
すなわち、例えば、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて、特定期間中に、予め定められた特定演出が行われるか否かを決定しても良い。具体的には、特定演出とは、例えば、パチンコ機50の現在の設定値を示唆する演出であっても良い。また、特定演出では、現在の設定値を100%の信頼度で正確に示しても良いし、100%未満の所定の確率の信頼度で現在の設定値を示しても良い。具体的には、特定演出820にて複数のキャラクタのうちのいずれかを表示し、表示されたキャラクタの種類により、現在の設定値を示唆しても良い(図17(b)参照)。無論、この他にも、特定演出は、例えば、予告演出や、保留演出や、変動中演出や、先読み演出等として構成されていても良い。
That is, for example, it may be determined whether or not a predetermined specific effect is to be performed during the specific period according to the end condition for ending the third time saving state. Specifically, the specific effect may be, for example, an effect suggesting the current set value of the
また、例えば、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて、特定期間中に行われる特定演出の内容を定めても良い。具体的には、特定演出として現在の設定値を示唆する演出が行われる場合であれば、例えば、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて、特定演出における信頼度を定めても良い。より詳しくは、例えば、第1終了条件にて第3時短状態が終了した場合には、特定演出の信頼度を100%としても良いし、他の終了条件にて第3時短状態が終了した場合には、該信頼度を50%としても良い。この他にも、特定演出として、予告演出や保留演出や変動中演出や先読み演出等が行われる場合には、例えば、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて、これらの演出に登場するキャラクタ等を定めても良い。 Further, for example, the content of the specific effect to be performed during the specific period may be determined according to the end condition for ending the third time saving state. Specifically, if an effect that suggests the current set value is performed as the specific effect, for example, the reliability in the specific effect may be determined according to the end condition that ends the third time saving state. . More specifically, for example, when the third time saving state ends in the first end condition, the reliability of the specific effect may be set to 100%, or when the third time saving state ends in another end condition Alternatively, the reliability may be set to 50%. In addition to this, as a specific effect, if a notice effect, a pending effect, a change effect, a prefetch effect, etc. are performed, for example, depending on the end condition that ended the third time saving state You may decide the character etc. which do.
また、特定演出にて現在の設定値を示唆する場合、特定演出は、特定期間中、予め定められた開始条件が充足された場合に行われても良い。開始条件とは、例えば、図柄演出にてリーチが行われた後、該図柄演出にて大当り抽選で大当りにならないことが示される(以後、リーチハズレと記載)という条件であっても良い(図17(b)参照)。無論、これに限らず、開始条件とは、例えば、特定の種類の予告演出や保留演出や変動中演出や先読み演出が行われるという条件であっても良いし、例えば、特定期間における大当り抽選や、保留記憶の発生や、普図抽選等に起因して行われた抽選に当選するという条件であっても良い。 Further, when suggesting the current set value in the specific effect, the specific effect may be performed when a predetermined start condition is satisfied during the specific period. The start condition may be, for example, a condition in which, after a reach is performed in a pattern effect, it is indicated that the big win lottery will not result in a big win in the pattern effect (hereinafter referred to as reach loss) (Fig. 17). (b)). Of course, not limited to this, the start condition may be, for example, a condition that a specific type of advance notice effect, suspension effect, fluctuation effect, or prefetch effect is performed, or, for example, a jackpot lottery in a specific period , It may be a condition that you win a lottery made due to the occurrence of reserved memory or a general drawing lottery.
この他にも、例えば、特定期間には、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて異なる演出モードに移行し、演出モードに応じた態様で、上述した図柄演出等の各種演出を行うようにしても良い。
なお、第3時短状態の終了時には、演出画面800にて、通常状態への移行を示すエンディング演出が行われても良いが、このような演出は、特定期間における遊技に起因するものでは無いため、特定演出には該当しないことを念のため付言しておく。
In addition to this, for example, during a specific period, it shifts to a different production mode according to the end condition that ends the third time saving state, and various productions such as the above-mentioned pattern production are performed in a manner according to the production mode. You can do it.
It should be noted that, at the end of the third time-saving state, an ending effect indicating a transition to the normal state may be performed on the
また、第3時短状態に替えて又は加えて、遊技状態が第1時短状態から通常状態に移行した場合に、特定期間に移行しても良い。また、第2時短状態に複数の終了条件が設けられている場合には、遊技状態が第1時短状態から通常状態に移行した場合に、特定期間に移行しても良い。
つまり、本実施形態のパチンコ機50は、確変機能が作動していない時短状態として、終了条件が1つであるものと、終了条件が複数あり、充足された終了条件に応じて時短状態終了後の演出が異なるものと、終了条件が複数あるが、充足された終了条件に関わらず、時短状態終了後の演出が同じであるものとが設けられている。
Alternatively, instead of or in addition to the third time-saving state, when the game state shifts from the first time-saving state to the normal state, the specific period may be entered. Moreover, when a plurality of termination conditions are provided in the second time saving state, when the game state shifts from the first time saving state to the normal state, it may shift to a specific period.
That is, the
(11)特定期間処理について
次に、特定期間の開始、終了させると共に、特定演出を行う特定期間処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的に実行される。
S900では、サブ統合制御装置83は、特定期間か否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S900:Yes)、S905に移行し、否定判定が得られた場合には(S900:No)、S930に移行する。
(11) Specific Period Processing Next, specific period processing for starting and ending a specific period and performing a specific effect will be described with reference to the flowchart of FIG. Note that this process is periodically executed by the
In S900, the
S905では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンドに基づき、特定演出の開始条件が充足されたか否かを判定する。具体的には、例えば、図柄演出でリーチハズレとなることが開始条件である場合には、リーチハズレとなる変動開始コマンドによる図柄演出の実行中、図柄確定コマンドを受信した際に、開始条件が充足されたとみなしても良い。そして、肯定判定が得られた場合には(S905:Yes)、S910に移行し、否定判定が得られた場合には(S905:No)、S920に移行する。
In S905, the
S910では、サブ統合制御装置83は、後述するS935にて判定された、現在の特定期間の直前の第3時短状態の終了時に充足された終了条件が、一例として第1終了条件であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S910:Yes)、特定演出を開始し(S915)、S920に移行する。一方、否定判定が得られた場合には(S910:No)、S920に移行する。このため、第2~第4終了条件の充足により第3時短状態が終了した場合には、特定演出が開始されない。
In S910, the
なお、特定期間には、第3時短状態を終了させた終了条件に応じて異なる演出モードに移行する構成の場合、S905~S915の処理は省略され、特定期間の開始と共に、第3時短状態を終了させた終了条件に応じた演出モードに移行する。
S920では、サブ統合制御装置83は、特定期間に行われた大当り抽選の回数が上限回数に達したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S920:Yes)、特定期間を終了し(S925)、本処理を終了する。一方、否定判定が得られた場合には(S920:No)、本処理を終了する。
It should be noted that, in the specific period, in the case of a configuration that shifts to a different production mode according to the end condition that ends the third time saving state, the processing of S905 to S915 is omitted, and with the start of the specific period, the third time saving state It shifts to the production mode according to the termination condition that has been terminated.
In S920, the
一方、S930では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した状態指定コマンドに基づき、第3時短状態が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S930:Yes)、S935に移行し、否定判定が得られた場合には(S930:No)、本処理を終了する。
S935では、サブ統合制御装置83は、第3時短状態が終了した際に受信した状態指定コマンドに基づき、第3時短状態の終了時に充足された終了条件を判定する。そして、特定期間に移行し(S940)、本処理を終了する。
On the other hand, in S<b>930 , the
In S935, the
[他の実施形態]
(1)上記実施形態のパチンコ機50は、例えば、所謂一種二種混合機として構成されたパチンコ機や、リミッタ機能が設けられたパチンコ機や、V入賞タイプとして構成されたパチンコ機等、時短機能が搭載された様々なタイプのパチンコ機として構成され得る。このような場合であっても、同様の効果が得られる。
[Other embodiments]
(1) The
(2)上記実施形態のパチンコ機50において、確変状態に対し、時短状態と同様にして複数の終了条件を設けると共に、これらの終了条件の充足により確変状態が終了した場合には、同一の遊技状態(例えば、通常状態や時短状態)に移行するようにしても良い。そして、上記実施形態と同様、確変状態の終了後に特定期間に移行すると共に、確変状態を終了させた終了条件に応じて特定演出を行うようにしても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
(2) In the
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
上記実施形態のパチンコ機50が弾球遊技機の一例に相当し、サブ統合制御装置83が演出手段の一例に相当する。
[Correspondence with Claims]
Correspondence between the terms used in the description of the above embodiment and the terms used in the description of the claims will be shown.
The
また、第3時短状態が第1状態の一例に相当し、通常状態が第2状態の一例に相当する。
また、当否判定処理のS405が、終了手段の一例に相当する。
Moreover, a 3rd time saving state corresponds to an example of a 1st state, and a normal state corresponds to an example of a 2nd state.
Also, S405 of the success/failure determination process corresponds to an example of a termination means.
1…遊技盤、3…遊技領域、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…第1特図表示装置、10…第2特図表示装置、11…第1始動口、12…第2始動口、20…大入賞口、22…普通図柄作動ゲート、50…パチンコ機、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置。 1... Game board, 3... Game area, 5... Center case, 6... Production pattern display device, 7... Normal pattern display device, 8... Normal pattern pending number display device, 9... First special figure display device, 10... Second 2 special figure display device, 11... first starting port, 12... second starting port, 20... big winning opening, 22... normal symbol operation gate, 50... pachinko machine, 80... main control device, 81... payout control device, 82... Production pattern control device, 83... Sub-integrated control device.
Claims (1)
前記大当り遊技の開始に起因して前記特典状態を終了させる終了手段と、
遊技の進行に応じて演出を行う演出手段と、を備え、
前記終了手段は、さらに、予め定められた前記特典状態である第1状態である場合には、複数の終了条件のうちのいずれかが充足されると該第1状態を終了させ、予め定められた前記遊技状態である第2状態に移行し、
前記演出手段は、前記第2状態中に行われた遊技に起因して行われる前記演出の内容を、該第2状態に移行する直前の前記第1状態が終了する際に充足された前記終了条件に応じて定めること、
を特徴とする弾球遊技機。 A jackpot game is performed over a plurality of rounds by winning a lottery, and a normal state and at least one privilege state in which a game more advantageous than the normal state is performed as the game state. A pinball game machine provided with
End means for ending the privilege state due to the start of the jackpot game;
and a production means for producing production according to the progress of the game,
The terminating means further terminates the first state when any one of a plurality of termination conditions is satisfied in the case of the first state which is the predetermined privilege state, The game state is the second state,
The effect means changes the content of the effect performed due to the game performed during the second state to the end that is satisfied when the first state immediately before shifting to the second state ends. determined according to the conditions;
A pinball game machine characterized by
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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