JP2022110379A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、弾球遊技機に関する。 The present invention relates to a pinball game machine.
特許文献1に記載されているように、保留記憶の発生後、該保留記憶に基づく大当り抽選が行われる前に、該保留記憶に係るデータの判定を行い、判定結果に基づき該大当り抽選の結果を示唆する先読み演出を行うパチンコ機が知られている。
As described in
近年のパチンコ機は演出が多様化しており、様々な種類の先読み演出が行われると共に、先読み演出以外にも、大当り抽選の結果を示唆する様々な演出が行われる。そして、例えば、大当り抽選での当選の期待度が高いことを示す場合等には、先読み演出を含む様々な種類の演出が並行して行われる。その結果、遊技者を混乱させたり、演出の興趣が低下したりする恐れがある。 In recent years, pachinko machines have diversified effects, and various types of look-ahead effects are performed, and in addition to the look-ahead effects, various effects that suggest the result of a big win lottery are performed. Then, for example, when indicating that the expectation of winning in the jackpot lottery is high, various kinds of effects including a look-ahead effect are performed in parallel. As a result, there is a risk that the player will be confused or the interest in the performance will be reduced.
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、演出が複雑化するのを抑制しつつ、先読み演出を好適に行うことを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to suitably execute a look-ahead effect while suppressing the complication of the effect.
上記課題に鑑みてなされた請求項1に係る発明は、抽選での当選に起因して遊技者に有利な遊技を行うと共に、遊技の進行に応じて演出を行う弾球遊技機であって、遊技球が始動領域に進入すると、データを抽出して保留記憶として記憶する保留記憶手段と、保留記憶に係るデータに基づき抽選を行う抽選手段と、抽選が行われると、図柄の変動表示により該抽選の結果を報知する変動手段と、データに基づく抽選が行われる前に、該データの判定を行う判定手段と、判定手段による判定の結果に基づき、データに基づく抽選の当選を示唆する先読み演出を行う演出手段と、を備え、先読み演出に係るデータに対応する保留記憶を、対象保留記憶とし、対象保留記憶が生じた時に開始され、遊技者の触覚を介して行われる先読み演出を、初期予告とし、予め定められた演出状況である場合には、初期予告は行われず、初期予告が行われる場合の先読み演出におけるパターンとして、少なくとも第1~第3態様が設けられており、第1態様では、初期予告の開始後、1つ目の変動表示の開始後から、2つ目の変動表示の開始前までに、該初期予告の対象保留記憶についての新たな先読み演出が開始され、第2態様では、初期予告の開始後、2つ目の変動表示の開始以降に、該初期予告の対象保留記憶についての新たな先読み演出が開始され、第3態様では、初期予告の開始後、該初期予告の対象保留記憶についての先読み演出は行われず、第1態様の先読み演出における対象保留記憶に基づく抽選で当選することの期待度と、第2態様の先読み演出の期待度とは異なる。
The invention according to
上記構成によれば、予め定められた遊技状況である場合に保留記憶が発生しても、該保留記憶を対象とする初期予告は行われないため、多数の演出が並行して行われるのを抑制できる。このため、演出が複雑化するのを抑制でき、その結果、遊技者の混乱や、演出の興趣の低下を抑制できる。
また、先読み演出のパターンとして、初期予告が行われる第3態様と、初期予告に続いて先読み演出が行われる第1及び第2態様とが設けられており、第1態様と第2態様とでは期待度が異なる。このため、遊技者は、初期予告が行われた段階ではパターンを把握できず、期待度を把握できない。しかし、その後、遊技者は、初期予告に続いて先読み演出が行われるか否かや、該先読み演出が行われるタイミングを把握した段階でパターンを把握でき、初期予告に続く先読み演出のタイミングが判明すると、期待度を把握可能となる。
According to the above configuration, even if the reserved memory occurs in the predetermined game situation, the initial notice for the reserved memory is not performed, so that many effects are performed in parallel. can be suppressed. Therefore, it is possible to prevent the production from becoming complicated, and as a result, it is possible to prevent confusion of the player and a decrease in interest in the production.
In addition, as the pattern of the look-ahead effect, there are provided a third mode in which the initial notice is performed, and a first and second mode in which the look-ahead effect is performed following the initial notice. different expectations. Therefore, the player cannot grasp the pattern at the stage when the initial notice is given, and cannot grasp the degree of expectation. However, after that, the player can grasp the pattern at the stage of grasping whether or not the pre-reading effect will be performed following the initial notice and the timing of the pre-reading effect, and the timing of the pre-reading effect following the initial notice can be found. Then, the degree of expectation can be grasped.
このため、遊技者に対し、長期にわたって当選への期待感を持たせることができる。したがって、演出が複雑化するのを抑制しつつ、先読み演出を好適に行うことができる。 Therefore, it is possible to make the player expect to win for a long period of time. Therefore, the look-ahead effect can be favorably performed while suppressing the effect from becoming complicated.
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. It should be noted that the embodiments of the present invention are not limited to the following embodiments, and can take various forms as long as they belong to the technical scope of the present invention.
[Description of configuration]
(1) Overall Configuration As shown in FIG. 1, the
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠52には、演出により発光する横枠ランプ65及び上枠ランプ68が設けられている。横枠ランプ65及び上枠ランプ68には、LEDが設けられており、所定の発光色で点灯する。この他にも、前枠52には、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、遊技ボタン67が設けられている。
An
The
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,精算表示装置59が設けられている。
なお、図1の49は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠49に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
The
1 is a cylinder lock for locking the
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって右横には、普通図柄作動ゲート22が設置されている。普通図柄作動ゲート22を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行われる。
Further, as shown in FIG. 2, the
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して第1特別図柄(第1特図或いは特図1とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選(当否判定)が行われる第1始動口11が設置されている。また、センターケース5の右横であって、普通図柄作動ゲート22の直下には、遊技球の入球に起因して第2特別図柄(第2特図或いは特図2とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第2始動口12が設置されている。
Directly below the
第1始動口11は、左打ち(センターケース5の左側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(左打ち領域)に配置されていると共に、第2始動口12は、右打ち(センターケース5の右側を狙い打つこと)により発射された遊技球が主に流下する領域(右打ち領域)に配置されている。
このため、左打ちを行うことで第1始動口11を狙い打つことができると共に、右打ちを行うことで第2始動口12を狙い打つことができる。
The
Therefore, it is possible to target the first starting opening 11 by hitting left, and to hit the second starting opening 12 by hitting right.
なお、第1,第2始動口11,12の配置は、これに限定されることはなく、例えば、第1,第2始動口11,12を上下に並べてセンターケース5の下方に配置しても良いし、第1始動口11を右打ち領域に、第2始動口12を左打ち領域に配置しても良い。
第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。なお、閉鎖時であっても、稀に入球可能な構成としても良い。
The arrangement of the first and
The
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第1保留記憶として記憶されると共に、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第2保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
When a game ball enters the
The
また、センターケース5の下方においては、第1始動口11の右側であって、第2始動口12の下方には、特別電動役物からなる大入賞口20が設けられている。大入賞口20は、右打ちされた遊技球が主に入球する位置に配されている。無論、大入賞口20の配置は、これに限定されることはなく、例えば、左打ち領域に大入賞口20を配置しても良い。
Further, below the
遊技盤1における向かって左側の領域には、複数(例えば、7個程度)のLEDを備える第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置23及び第2特図保留数表示装置24が設置されている。また、遊技盤1における向かって右下の領域には、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
In the area on the left side of the
第1特図表示装置9では特図1が、第2特図表示装置10では特図2が表示されるが、第1,第2特図表示装置9,10は、これらの特図を表示する際の各LEDの点灯パターンを変則的なものとすることで、遊技者が特図の判別を不可能或いは困難とする。なお、第1,第2特図表示装置9,10を構成するLEDの並びを変則的なものとすることで、遊技者が表示された特図を判別することを不可能或いは困難としても良い。
Special figure 1 is displayed in the first special
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの演出画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで、第1,第2特図に対応する大当り抽選の結果を報知する図柄演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
In the
Also, the
また、センターケース5の下方であって、第1始動口11の左方には、一般入賞口25~27が配置されている。また、第2始動口12の下方(換言すれば、第1及び第2大入賞口20,21の右方)には、一般入賞口28が配置されており、これらは、常時遊技球が入球可能に構成されている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
Further, below the
A large number of game nails are planted in the
また、図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71,タンクレール72,払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、本実施形態では、払出装置は、球貸ボタン57の操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
Further, as shown in FIG. 3, the back side of the
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83,発射制御装置,電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図3では発射制御装置が記載されていないが、発射制御装置は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
Further, on the back side of the
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80,払出制御装置81,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83のいずれもCPU,ROM,RAM,入力ポート,出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84,電源基板にはCPU,ROM,RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU,ROM,RAM等を設けてもよい。
An external
(2) Electrical Configuration Next, the electrical configuration of the
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW22a、一般入賞口25~28に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW25a等からの検出信号が入力される。
また、このほかにも、大入賞口20に入球した遊技球を計数するためのカウントSW20aからの検出信号が入力される。
The
In addition to this, a detection signal from the count SW 20a for counting game balls entering the big winning
主制御装置80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号等に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置23,第2特図保留数表示装置24,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
The
In addition, the
さらに、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド20bを制御することで大入賞口20の開閉を制御すると共に、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
また、主制御装置80には、設定表示装置80aと、RAMクリアSW80bと、設定キーSW80cとが設けられている。設定表示装置80a、RAMクリアSW80b、及び、設定キーSW80cは、遊技者による視認や操作が不可能な位置に配置されており、内枠を開放することで、これらの視認及び操作が可能となる。
Furthermore, the
The
設定表示装置80aは、7セグメントLED表示器等を有する。詳細は後述するが、本実施形態のパチンコ機は、複数の設定値のうちの1つを選択する設定変更機能を備えており、選択された設定値に応じて大当り抽選で大当りとなる確率を段階的に変更可能となっている。設定表示装置80aは、現在の設定値を表示する。なお、設定表示装置80aを設けない構成としても良い。しかし、本実施形態のパチンコ機50では、一例として、設定変更機能が無効となっており、1段階の設定値のみを選択可能となっているため、大当り抽選で大当りとなる確率を変更できない。無論、設定変更機能を有効とし、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能としても良い。
The
また、RAMクリアSW80bは、主制御装置80のRAMを初期化(クリア)するためのスイッチである。また、RAMクリアSW80bは、設定値の変更(以後、設定変更とも記載)にも用いられる。
また、設定キーSW80cは、設定キーを挿入可能な部位である。設定キーSW80cは、ON状態とOFF状態とを有し、設定キーを設定キーSW80cに挿入して回すことで、ON状態とOFF状態との切り替えが可能となる。設定キーSW80cがON状態である場合に、大当りの設定変更が可能となる。
The RAM
Also, the setting
また、主制御装置80は、現在の設定値を記憶するための図示しない不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備える。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
The output signal from the
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。本実施形態においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
Two-way communication is possible between the
The
なお、払出制御装置81は、ガラス枠閉鎖SW45,内枠閉鎖SW46,球切れSW33,払出SW31,満杯SW32からの信号が入力され、満杯SW32により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW33により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ30を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW32,球切れSW33も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ30の駆動を再開させる。
The
また、払出制御装置81は、CRユニット端子板34を介してCRユニット56と交信することで払出モータ30を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW31に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板34は、精算表示装置59とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置59には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
Also, the
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施形態のパチンコ機50は遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
In addition, the
Although the
発射制御装置84は、発射モータ40を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW38からのタッチ信号、発射停止SW39から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW39を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
The
In addition to the
The rotation amount signal is output when the player operates the
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信する。なお、サブ統合制御装置83は、主制御装置80に対しデータを送信しない。そして、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
The
音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって横枠ランプ65及び上枠ランプ68を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、遊技ボタン67が接続されており、遊技者が遊技ボタン67を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
The function unit as the sound control device controls the sound output from the
A
また、サブ統合制御装置83には、触覚を介して遊技者に刺激を与える触覚デバイス69が接続されている。触覚デバイス69は、パチンコ機50における遊技者の体の一部と接触又は近接する部位に設けられる。具体的には、触覚デバイス69は、例えば、遊技ボタン67や、ジョグダイヤル等といった操作部や、発射ハンドル64や、パチンコ機50の枠に設けられても良い。
Also, the
そして、触覚デバイス69は、アクチュエータにより当該触覚デバイス69が設けられた部位を振動させることで、該部位に接触している遊技者の体の一部を振動させても良い。また、触覚デバイス69は、例えば、アクチュエータにより構成要素を突出させることで、該部位に接触又は近接する遊技者の体の一部を押圧しても良い。この他にも、触覚デバイス69は、例えば、該部位に接触又は近接する遊技者の体の一部に向けて風を吹き出すことで、触覚を介して遊技者に刺激を与えても良い。
Then, the
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
Two-way communication is possible between the
The effect
[動作の説明]
(1)設定変更機能について
上述したように、本実施形態のパチンコ機50は、設定変更機能を備えているものの、設定値が予め固定されており、設定値の変更はできない構成となっている。なお、複数の設定値のうちのいずれかを設定可能とし、設定値が高くなるに従い、大当りが発生する確率が高くなるようにしても良い。設定値は、主制御装置80における不揮発性メモリに保存される。主制御装置80は、電源投入時に不揮発性メモリに保存されている設定値をRAMに保存し、該設定値を現在の設定値とする。
[Explanation of operation]
(1) Setting change function As described above, the
パチンコ機50では、電源投入時におけるRAMクリアSW80b及び設定キーSW80cの操作により、設定変更が行われる。具体的には、RAMクリアSW80bがオンされており、且つ、設定キーSW80cがON状態である場合に、パチンコ機の電源が投入されると、主制御装置80は設定変更モードに移行する。設定変更モードでは、まず、現在の設定値が設定表示装置80aに表示され、RAMクリアSW80bが操作される度に、設定表示装置80aに表示される設定値が順番に変更する。そして、設定キーSW80cがOFF状態となるように操作されると、その時に設定表示装置80aに表示されていた設定値が、新たに、パチンコ機50の現在の設定値となる。この時、主制御装置80は、新たな現在の設定値を不揮発性メモリに保存すると共に、現在の設定値を示す設定値コマンドと、設定変更がなされた旨を示す設定変更コマンドとを、サブ統合制御装置83に送信する。
In the
(2)概要について
次に、本実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。パチンコ機50では、大当り抽選にて大当りに当選すると大当り遊技(換言すれば、特別遊技)が行われる。大当り遊技では、予め定められた総ラウンド数(一例として、4R又は10R)にわたって大入賞口20が開放される。そして、大当り遊技の終了後には、特典期間に移行し、予め定められた継続回数の大当り抽選が行われるまでの間、時短機能、又は、時短機能及び確変機能が作動する。
(2) Overview Next, the operation of the
なお、確変機能とは、大当り抽選で当選する確率を上昇させる機能である。以後、確変機能が作動した遊技状態を、確変状態又は高確率状態と記載し、確変機能が作動していない遊技状態を、低確率状態とも記載する。なお、低確率状態、高確率状態における大当り抽選で大当りとなる確率は、それぞれ、1/300、1/30である(図5(a)参照)。 Note that the variable probability function is a function that increases the probability of winning in a jackpot lottery. Hereinafter, the game state in which the variable probability function is activated is referred to as a variable probability state or a high probability state, and the gaming state in which the variable probability function is not activated is also referred to as a low probability state. The probabilities of winning the jackpot in the jackpot lottery in the low-probability state and the high-probability state are 1/300 and 1/30, respectively (see FIG. 5(a)).
一方、時短機能とは、第2特図の大当り抽選が行われる頻度を上昇させる機能である。具体的には、時短機能の作動時には、特別図柄表示装置での特図の変動表示時間が短くなる。本実施形態では、時短機能の作動時にはさらに電サポ機能が作動し、第2始動口12への入球が容易になる。すなわち、電サポ機能の作動時には、普通図柄抽選の当選確率が上昇すると共に、普通図柄抽選で当選した際の第2始動口12の開放時間が長くなり、さらに、普通図柄抽選がなされた際の普通図柄表示装置7での変動表示時間が短くなる。無論、時短機能の作動時に電サポ機能を作動させない構成としても良い。また、時短状態中、特図の変動表示時間を短縮すること無く、電サポ機能を作動させても良い。以後、時短機能が作動した遊技状態を、時短状態と記載する。また、確変機能及び時短機能が作動していない遊技状態を、通常状態とも記載する。
On the other hand, the time-saving function is a function that increases the frequency with which the big hit lottery of the second special figure is performed. Specifically, when the time saving function is activated, the variable display time of the special symbols on the special symbol display device is shortened. In this embodiment, when the time-saving function is activated, the electric sapo function is further activated, making it easier to enter the ball into the
特典期間は時短状態となるため、第2始動口12への入球が容易となり、第2特図の大当り抽選が行われる頻度が高くなる。このため、特典期間は右打ちを行い、第2始動口12への入球を狙う遊技が行われる。一方、時短状態でない場合には、第2始動口12への入球は困難となる。このため、時短状態でない場合には、左打ちを行い、第1始動口11への入球を狙う遊技が行われる。
Since the privilege period is in a time-saving state, it becomes easy to enter the ball into the
また、パチンコ機50では、大当りが発生した際に第1、第2特図表示装置9、10に確定表示される特図(以後、大当り図柄とも記載)として、複数の種類が設けられている。つまり、複数の種類の大当りが設けられており、大当り図柄により大当りの種類が定められる。そして、図5(b)、(c)に示すように、大当り図柄に応じて、大当り遊技の総ラウンド数と、大当り遊技後の特典期間での遊技状態が定められる。具体的には、特図1の各大当り図柄は、特1大当り図柄1、2に区分されると共に、特図2の各大当り図柄は、特2大当り図柄1~3に区分される。なお、これらの区分の各々は、複数の種類の大当り図柄を含んでいる。
Also, in the
そして、大当り図柄が特1大当り図柄2、又は、特2大当り図柄2、3である大当りは、確変大当りとして構成されており、確変大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能及び時短機能が作動する。一方、大当り図柄が特1大当り図柄1、又は、特2大当り図柄1である大当りは、通常大当りとして構成されており、通常大当りに起因して行われる大当り遊技後の特典期間では、確変機能は作動しないが時短機能が作動する。なお、特定の大当り図柄により大当りとなった場合には、大当り遊技終了後に特典期間に移行せず、大当り遊技後の遊技状態を通常状態としても良い。
The jackpot pattern of which is the special 1
また、大当り図柄が特1大当り図柄2及び特2大当り図柄2、3に属する場合には、特典期間の継続回数は100回となる。一方、大当り図柄が特1大当り図柄1及び特2大当り図柄1に属する場合には、特典期間の継続回数は、大当り図柄に応じて、20回、50回、100回のうちのいずれかに設定される。
なお、上記構成に限らず、本実施形態のパチンコ機50は、例えば、所謂一種二種混合機やリミッタ機等、様々なタイプのパチンコ機として構成され得る。なお、一種二種混合機として構成されたパチンコ機においては、大当り抽選で大当り又は小当りが発生し、小当りの発生により大入賞口の開放する小当り遊技が行われ、小当り遊技中に大入賞口に入球した遊技球が予め定められた特定領域に進入すると、大当り遊技が行われる。
Further, when the jackpot pattern belongs to the special 1
It should be noted that the
(3)時短機能について
本実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選に関して定められた時短開始条件が充足されると、大当り遊技を行うことなく時短状態に移行する。具体的には、時短当選が生じるか、又は、連続時短機能が作動すると、時短開始条件が充足される。
すなわち、本実施形態では、第1特図として時短図柄が設けられており、通常状態中、第1特図の変動表示にて時短図柄が確定表示されると、時短当選が発生して時短状態に移行する。一例として、時短当選の確率は、1/150となっている(図5(a)参照)。しかしながら、該確率は、適宜定められる。なお、該時短状態中に実行可能な大当り抽選の回数である継続回数は、一例として20回となっている。しかし、継続回数は適宜定められる。また、時短図柄は複数設けられていても良く、確定表示された時短図柄の種類に応じて継続回数が定められても良い。
(3) Time-saving function The
That is, in the present embodiment, a time-saving design is provided as the first special figure, and when the time-saving design is confirmed and displayed in the variable display of the first special figure during the normal state, a time-saving election occurs and the time-saving state transition to As an example, the probability of short-time winning is 1/150 (see FIG. 5(a)). However, the probability is determined as appropriate. In addition, the number of times of continuation, which is the number of times of the jackpot lottery that can be executed during the time saving state, is 20 times as an example. However, the number of times of continuation is appropriately determined. In addition, a plurality of time-saving patterns may be provided, and the number of times of continuation may be determined according to the type of the time-saving pattern that is confirmed and displayed.
なお、第1特図のみならず、第2特図にも時短図柄を設け、第2特図の大当り抽選でも時短当選が生じるようにしても良い。これにより、時短状態終了後における第2特図の残存保留に基づく大当り抽選が行われる際、大当り以外にも時短状態を獲得するチャンスが生じる。このため、大当りを発生すること無く時短状態が終了した場合であっても、時短状態が復活する望みを残すことができる。なお、残存保留とは、時短状態終了後に存在している、該時短状態中に生じた保留記憶を意味する。さらに、第2特図の時短当選での継続回数は、第1特図の時短当選での継続回数よりも多くても良い。また、第2特図の時短当選の確率は、第1特図の時短当選の確率よりも高くても良い。これにより、残存保留の消化により時短状態を獲得することへの期待感を高めることができる。 In addition, not only the first special symbol, but also the second special symbol may be provided with a time-saving design so that the time-saving winning may occur even in the big hit lottery of the second special symbol. As a result, when the jackpot lottery is performed based on the remaining retention of the second special symbol after the time saving state ends, there is a chance to obtain the time saving state in addition to the big win. Therefore, even if the time-saving state ends without a big win, the hope of reviving the time-saving state can be left. It should be noted that the remaining hold means a hold memory that exists after the end of the time saving state and occurs during the time saving state. Furthermore, the number of continuations in the time-saving election of the second special symbol may be greater than the number of continuations in the time-saving election of the first special symbol. Moreover, the probability of the time saving election of the second special symbol may be higher than the probability of the time saving election of the first special symbol. As a result, it is possible to increase the expectation of obtaining a time-saving state by digesting the remaining hold.
また、パチンコ機50は、低確率状態の継続中、大当り以外の抽選結果が得られた大当り抽選(換言すれば、大当り遊技を生じさせない大当り抽選)が連続的に発生した回数である連続回数が予め定められた上限回数に到達すると、連続時短機能が作動して時短機能が作動する。なお、上限回数は、一例として、800回であっても良い。なお、上限回数は、例えば750回から900回の範囲で適宜定められ得る。また、連続時短機能により時短状態に移行した場合、該時短状態の継続回数は、特典期間における時短状態の継続回数、及び、時短当選時に移行する時短状態の継続回数よりも多い。本実施形態では、連続時短機能の作動により移行した時短状態の継続回数は、一例として、1140回となっている。しかし、該継続回数は、一例として1140回以下の範囲で適宜定められ得る。
In addition, the
(4)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:no)、S15に処理を移行する。
(4) Main Routine First, the main routine of the
In S10,
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S70に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
In S15, the
On the other hand, when the affirmative determination is obtained in S10, the
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50)、始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、サブ統合制御装置83等にデータ及びコマンドを送信し、また、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S60)、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)を行う。
Then, the
なお、これ以外にも、遊技球の普通図柄作動ゲート22の通過に起因して普通図柄抽選等を行う普図当否判定処理や、普通電動役物(第2始動口12)を開放することで普図遊技を行う普図遊技処理等が行われる。
また、当否判定処理に続いて、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が行われる。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
In addition to this, normal pattern lottery etc. are performed due to the passage of the normal
In addition, following the success/failure determination process, a big-hit game process for playing a big-hit game is performed.
Further, in S70,
(5)始動口入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
(5) About starting opening winning confirmation processing Next, starting opening winning confirmation processing for detecting winning to the first and
S100では、主制御装置80は、第1始動口SW11aの検出信号に基づき、第1始動口11への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:no)、S115に処理を移行する。
S105では、主制御装置80は、第1始動口11に対応する特図についての保留記憶の数(第1保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S105:yes)、S115に処理を移行し、否定判定の場合は(S105:no)、S110に処理を移行する。
In S100, the
In S105,
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、大当り図柄を決定する大当り図柄決定用乱数や、図柄演出においてリーチとなるか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶すると共に、何個の第1保留記憶が生じているかを示す第1保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、S115に処理を移行する。
In S110, the
なお、S110では、主制御装置80は、第1保留記憶に係る大当り決定用乱数等(換言すれば、第1数値データ)が特定値であるか否かを判定することで、高確率状態である場合と低確率状態である場合との各々について、該第1保留記憶に基づく大当り抽選で大当りが生じるか否かや、該大当り抽選の結果を報知する図柄演出にて特定のリーチが生じるか否かや、時短当選が生じるか否かを判定する先読みを行う。そして、先読み結果を示す先読みコマンドを、サブ統合制御装置83に送信する。
In S110, the
なお、この他にも、例えば、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶する前に、該乱数に基づき先読みを行っても良いし、抽出した乱数を第1保留記憶のために設けられたメモリ領域とは別のメモリ領域に記憶し、該別のメモリ領域に記憶された乱数に基づき先読みを行っても良い。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:no)、本処理を終了する。
In addition to this, for example, before storing the extracted random number as the first reserved memory, prefetching may be performed based on the random number, or the extracted random number may be stored in a memory provided for the first reserved memory. It may be stored in a memory area separate from the area, and prefetching may be performed based on the random number stored in the separate memory area.
In S115, the
S120では、主制御装置80は、第2始動口12に対応する特図についての保留記憶の数(第2保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S120:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合は(S120:no)、S125に処理を移行する。
S125では、主制御装置80は、大当り決定用乱数や大当り図柄決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第2保留記憶として記憶すると共に、何個の第2保留記憶が生じているかを示す第2保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
In S120,
In S125, the
なお、主制御装置80は、第2保留記憶に係る大当り決定用乱数等(換言すれば、第2数値データ)に対し上述した先読みを行い、先読みコマンドをサブ統合制御装置83に送信しても良い。
(6)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8~12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
In addition, the
(6) Win/No Judgment Processing Next, the win/no judgment processing for performing a jackpot lottery using the jackpot determination random numbers related to the reserved memory will be described with reference to the flow charts of FIGS. Note that this process is executed from the main routine. Moreover, after the end of this process, a big win game process for performing a big win game is executed.
まず、図8に関して、S200では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:no)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:yes)、図11のS320に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:no)、S210に処理を移行する。
First, with reference to FIG. 8, at S200, the
In S205, the
S210では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:yes)、図12のS330に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:no)、図9のS215に処理を移行する。
続いて図9に関して、S215では、主制御装置80は、第1保留記憶及び第2保留記憶の有無を判定し、いずれかの保留記憶が存在する場合には(S215:yes)、S220に処理を移行すると共に、そうでない場合には(S215:no)、本処理を終了する。
In S210,
9, in S215,
S220では、主制御装置80は、第2保留記憶が存在する場合には、第2保留記憶のうち最先に生じたものを選択し、第2保留記憶が存在せず、第1保留記憶のみが存在する場合には、第1保留記憶のうち最先に生じたものを選択する。つまり、本実施形態では、第2保留記憶の優先消化が行われる。
S225では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S225:yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:no)、S235に処理を移行する。
In S220,
In S225, the
S230では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態に対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
一方、S235では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態で無い場合に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で大当りとなるか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
In S230, the
On the other hand, in S235, the
S240では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S240:yes)、S245に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S240:no)、図10のS265に移行する。
S245では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき大当り図柄を決定する。なお、大当り図柄決定用乱数に基づく決定の結果、第1特図,第2特図に対応する各大当り図柄は、予め定められた振分率に従いランダムに選択される。そして、S250に処理を移行する。
In S240,
In S245, the
S250では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数と変動パターンテーブルとに基づきに基づき特別図柄の変動時間等を決定する。具体的には、変動パターンテーブルには、特図の変動時間が登録されており、変動パターン決定用乱数に基づき変動パターンテーブルに登録されたいずれかの変動時間を選択することで、特図の変動時間が決定される。本実施形態では、時短機能の作動時に用いられる時短変動パターンテーブルと、時短機能の非作動時に用いられる通常変動パターンテーブルとが設けられている。そして、時短変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値は、通常変動パターンテーブルに登録されている変動時間の平均値よりも小さい。
In S250, the
また、本実施形態では、大当りと、連続時短機能の作動と、時短当選との3つの要因により時短状態に移行するが、各要因に対応する異なる時短変動パターンテーブルを設けても良い。さらに、各要因に対応する時短変動パターンテーブルとして、高確率状態に対応する時短変動パターンテーブルと、低確率状態に対応する時短変動パターンテーブルとを設けても良い。また、各時短変動パターンテーブルに登録された変動時間の平均値を、異なるものとしても良い。そして、時短状態中には、当該時短状態に移行する要因と、確変機能の作動の有無とに対応する時短変動パターンテーブルを用いて、特図の変動時間を決定しても良い。無論、時短状態中、当該時短状態に移行した要因に関わらず、同一の時短変動パターンテーブルが用いられるようにしても良い。 In addition, in this embodiment, the shift to the time saving state is made by three factors of the big hit, the operation of the continuous time saving function, and the time saving winning, but different time saving variation pattern tables corresponding to each factor may be provided. Furthermore, as the time saving variation pattern table corresponding to each factor, a time saving variation pattern table corresponding to the high probability state and a time saving variation pattern table corresponding to the low probability state may be provided. Moreover, the average value of the variation time registered in each time saving variation pattern table may be different. And, during the time saving state, using the time saving variation pattern table corresponding to the factors that shift to the time saving state and whether or not the probability variation function is operated, the variation time of the special figure may be determined. Of course, during the time saving state, the same time saving variation pattern table may be used irrespective of the factors that caused the transition to the time saving state.
続くS255では、主制御装置80は、大当り図柄に基づき、大当りの種類や、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技後の遊技状態や、特典期間における確変状態や時短状態の継続回数等を決定し、S260に処理を移行する。
一方、S240にて大当り抽選で外れたと判定された際に移行する図10のS265では、主制御装置80は、確変フラグがクリアされているか否かを判定し、続くS270では、連続カウンタが0より大きいか否かを判定する。そして、S265及びS270で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、S275に移行して連続カウンタをデクリメントすると共に、続くS280にて連続カウンタが0か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S280:yes)、連続時短機能を作動させるべく、S285に移行する。また、主制御装置80は、S265又はS270で否定判定が得られた場合、及び、S280で否定判定が得られた場合には、S295に移行する。
In subsequent S255, the
On the other hand, in S265 of FIG. 10, which is shifted when it is determined that the jackpot lottery is lost in S240, the
連続カウンタは、低確率状態の継続中、連続回数をカウントすると共に、連続回数が上限回数に達したか否かを判定するために用いられる。パチンコ機50の電源投入による初期化時や大当り発生時に、連続カウンタには上限回数が設定される。そして、連続回数が上限回数に到達すると、連続カウンタが0になり、連続時短機能が作動して時短状態に移行すると共に、連続時短機能の作動後は、新たに大当りが発生するまで連続カウンタに上限回数が設定されない。このため、一旦連続時短機能が作動すると、該作動により移行した時短状態が終了しても、新たに大当りが発生するまでは連続カウンタは0のままとなる。したがって、S270では、連続時短機能の作動による時短状態への移行済であるか否かが判定される。
The continuation counter counts the number of continuations during the continuation of the low-probability state, and is used to determine whether or not the number of continuations has reached the upper limit. At the time of initialization by turning on the power of the
S285では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。続くS290では、主制御装置80は、連続時短機能の作動、又は、時短当選により時短機能をさせるため、新たに移行する時短状態の継続回数を設定し、図9のS260に移行する。
In S285, the
一方、S295では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り決定用乱数に基づき、時短当選が発生したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S295:yes)、主制御装置80は、時短図柄を確定表示することを決定し(S300)、S305に移行する。なお、複数の種類の時短図柄が設けられている場合には、大当り決定用乱数、又は、大当り決定用乱数及び大当り図柄決定用乱数に基づき、確定表示する時短図柄の種類を決定しても良い。一方、否定判定の場合には(S295:no)、S310に移行する。
On the other hand, in S295, the
S305では、主制御装置80は、遊技状態が通常状態であるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S305:yes)、S285に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S305:no)、S310に移行する。
S310では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数や変動パターンテーブル等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定する。そして、続くS315では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、確変残り回数)を示すカウンタ、及び、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(以後、時短残り回数)を示すカウンタの更新等を行い、図9のS260に処理を移行する。
In S305, the
In S310, the
S260では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り抽選後の第1保留記憶の数を示す第1保留数コマンドと、大当り抽選後の第2保留記憶の数を示す第2保留数コマンドとを送信する。また、消化した保留記憶に対応する特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し特別図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させる。さらに、サブ統合制御装置83に対し、停止表示させる演出図柄を指示する図柄指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S260, the
続いて図11に関して、第1特図或いは第2特図の変動表示中に移行するS320では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S320:yes)、S325に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S320:no)、本処理を終了する。
S325では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
Subsequently, with regard to FIG. 11, in S320, which is shifted during the fluctuation display of the first special figure or the second special figure, the
In S325, the
続いて図12に関して、特図の確定表示中に移行するS330では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S330:yes)、S335に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S330:no)、本処理を終了する。
S335では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S340に処理を移行する。
Subsequently, with reference to FIG. 12, at S330, which is shifted to during the fixed display of the special figure, the
In S335,
S340では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S340:yes)、S345に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S340:no)、S380に処理を移行する。
S345では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグがセットされている場合には確変フラグをクリアし(S350)、その後、S355に処理を移行する。
In S340,
In S345, the
S355では、主制御装置80は、時短状態であることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグがセットされている場合には時短フラグをクリアし(S360)、その後、S365に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S365)、役物連続作動装置作動開始処理(S370)を実行すると共に、大当り抽選での当選を通知するコマンドや、大当り遊技の種類や特典内容等を通知するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S375)、本処理を終了する。
In S355,
Then, the
一方、S340にて否定判定が得られた場合に移行するS380では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグがセットされている場合には(S380:yes)、確変残り回数を参照する(S385)。そして、確変残り回数が0である場合には(S385:yes)、確変フラグをクリアし(S390)、S395に処理を移行する。
S395では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、時短フラグがセットされている場合には(S395:yes)、時短残り回数を参照する(S400)。そして、時短残り回数が0である場合には(S400:yes)、時短フラグをクリアし(S405)、S410に処理を移行する。
On the other hand, in S380, which is shifted when a negative determination is obtained in S340, the
In S395,
S410では、主制御装置80は、連続時短機能、又は、時短当選による時短機能の作動が開始されるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S410:yes)、S415に移行し、否定判定が得られた場合には(S410:no)、S430に移行する。
S415では、主制御装置80は、時短フラグをセットし、続くS420では、連続時短機能の作動、又は、時短当選により移行する時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数を設定し、S430に移行する。
In S410, the
In S415, the
S430では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、現在の遊技状態、及び、確変残り回数や時短残り回数を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
(7)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図13~16のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
In S430, the
(7) Big Win Game Processing Next, the big win game processing for performing the big win game will be described with reference to the flow charts of FIGS. It should be noted that this process is executed following the success/failure determination process.
S500では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S500:yes)、S510に処理を移行し、否定判定の場合には(S500:no)、本処理を終了する。
S510では、主制御装置80は、大入賞口20の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S510:yes)、図14のS550に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S510:no)、S515に処理を移行する。
In S500, the
In S510, the
S515では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S515:yes)、図15のS600に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S515:no)、S520に処理を移行する。
S520では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S520:yes)、図16のS645に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S520:no)、S525に処理を移行する。
In S515, the
In S520, the
S525では、主制御装置80は、大当り抽選で大当りとなった後、大当り遊技が開始されるまでに行われる大当り開始演出の演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S525:yes)、S530に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S525:no)、本処理を終了する。
S530では、主制御装置80は、大当り図柄に対応する開放パターンに従い大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行する(第1Rの大当り遊技を実行する)と共に、ラウンド数を示す開放カウンタに1を設定し(S535)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、第1Rが開始されることを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
At S525, the
At S530, the
続いて図14に関して、大入賞口20の開放中に移行するS550では、主制御装置80は、大入賞口20に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S550:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S550:no)、S555に処理を移行する。
S555では、主制御装置80は、開放パターンに応じて定められる大入賞口20の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S555:yes)、S560に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S555:no)、本処理を終了する。
Continuing with FIG. 14, at S550 during which the big winning
In S555, the
S560では、主制御装置80は、大入賞口20を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S565に処理を移行する。
S565では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図15に関して、各ラウンドのインターバル中に移行するS600では、主制御装置80は、開放カウンタと大当り遊技の開放パターンとに基づき、最終ラウンドに到達しているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S600:yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S600:no)、S615に処理を移行する。
In S560,
In S565, the
Subsequently, with reference to FIG. 15, at S600 during the interval of each round, the
S605では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行すると共に、開放カウンタをクリアし(S610)、本処理を終了する。
一方、S615では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S615:yes)、S620に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S615:no)、本処理を終了する。
In S605, the
On the other hand, in S615, the
S620では、主制御装置80は、大入賞口20を開放させる大入賞口開放処理を実行すると共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S625)、本処理を終了する。なお、この時、主制御装置80は、新たに開始されるラウンドを示すコマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
続いて図16に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS645では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S645:yes)、S650に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S645:no)、本処理を終了する。
In S620,
Continuing with FIG. 16, in S645, which shifts to the end effect of the jackpot game, the
続くS650,S655では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S660に処理を移行する。
S660では、主制御装置80は、大当り遊技後の遊技状態が確変状態且つ時短状態であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S660:yes)、S665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S660:no)、S680に処理を移行する。
In subsequent S650 and S655,
In S660, the
S665では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された確変状態や時短状態の継続回数等を設定する。また、確変フラグと時短フラグとをセットし(S670)、S695に処理を移行する。
一方、S680では、主制御装置80は、大当り遊技の終了後に時短状態となるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S680:yes)、S685に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S680:no)、S695に処理を移行する。
In S665, the
On the other hand, in S680, the
S685では、主制御装置80は、大当り図柄に応じて先に決定された時短状態の継続回数等を設定する。また、時短フラグをセットし(S690)、S695に処理を移行する。
S695,S700では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態、及び、確変状態や時短状態の継続回数を通知する状態指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
In S685, the
In S695, S700, the
(8)演出について
本実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選で大当りと時短当選とに当選する構成であるが、上述したように、本実施形態のパチンコ機50は、大当り抽選にて大当りと小当りと時短当選とに当選するパチンコ機としても構成され得る。さらに、本実施形態のパチンコ機50は、例えば、小当りが発生し、大当りが発生しないパチンコ機としても構成され得るし、時短当選が発生しないパチンコ機としても構成され得る。そして、以下の説明は、本実施形態の演出を、大当り抽選で大当りと時短当選とに当選するパチンコ機に限らず、大当り抽選で、大当り、小当り、及び時短当選のうちの少なくとも1つに当選するパチンコ機に適用する場合について説明しており、以下の説明における大当り抽選での当選とは、大当り、小当り、又は時短当選のいずれかに当選することを意味する。また、以後、大当り抽選で当選しないことを、ハズレと記載する。
(8) Effect The
パチンコ機50では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の演出画面やスピーカ66等を介して各種演出を行う。この他にも、演出は、例えば、触覚デバイス69により遊技者の触覚を介して行われても良いし、LEDを点灯させたり、導光板を発光させたり、スピーカ66から所定の音声を出力したり、役物を動かしたりすることで行われても良い。
In the
また、パチンコ機50は、複数の種類の演出モードを備えており、演出モードに応じた態様で、これらの演出が行われる。演出モードは、例えば、現在の遊技状態に応じて定められる。本実施形態では、一例として、通常状態中に移行する演出モードである通常モードと、時短状態且つ低確率状態、又は、時短状態且つ高確率状態である場合に移行する演出モードである特典モードとが設けられている。なお、本実施形態では、一例として、演出画面に熊の達吉という名称のキャラクタが表示され、これを用いた演出が行われる。
Moreover, the
具体的には、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの変動開始コマンド等に基づき、演出画面にて、大当り抽選の結果を報知する図柄演出を行う。図柄演出では、一例として、3つの演出図柄の変動表示が行われ、これらの演出図柄を全て停止表示した後、さらにこれらを確定表示することで、大当り抽選の結果が報知される。また、図柄演出の態様として、大当り抽選での当選(換言すれば、大当り抽選の結果)を示唆するリーチ演出が設けられている。なお、示唆するとは、所定の期待度(換言すれば、100%未満の所定の確率)にて大当り抽選で当選することを示すものであっても良いし、100%の確率で大当り抽選にて当選することを示すものであっても良い。そして、リーチ演出には、期待度の低いノーマルリーチや、期待度の高いSPリーチが設けられている。
Specifically, the
また、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からの保留数コマンド等に基づき、第1及び第2保留記憶に対応する保留図柄を演出画面に表示する保留演出を行う。さらに、保留記憶が消化された後には、該保留記憶に対応する保留図柄に替えて変動中図柄を表示する変動中演出が行われる。変動中演出は、消化された保留記憶に基づく大当り抽選に対応する図柄演出と並行して行われる。
Also, the
また、サブ統合制御装置83は、例えば、演出画面にて、図柄演出と共に、該図柄演出にて結果が報知される大当り抽選で当りが発生することを示唆する予告演出を行う。予告演出は、当選を示唆する大当り抽選の実行後に開始される。
また、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき、演出画面を介して、大当り遊技の進行状況を報知する大当り演出を行う。大当り演出は、例えば、大当り遊技の総ラウンド数や、大当り遊技後の遊技状態等に応じた態様で行われ、例えば、現在のラウンドや、大当り遊技にて遊技者が獲得した総賞球数や、大当り遊技における差玉数や、連チャン中に行われた大当り遊技での総賞球数や差玉数等が表示される。なお、差玉数とは、総賞球数から発射された遊技球数を引いた数を意味する。
In addition, the
In addition, the
さらに、サブ統合制御装置83は、例えば、主制御装置80から受信した第1又は第2保留記憶に対応する先読みコマンドが示す先読み結果に基づき、先読みコマンドに対応する保留記憶(以後、対象保留記憶とも記載)に基づく大当り抽選での当選を示唆する先読み演出を行う。先読み演出は、対象保留記憶の生成後、対象保留記憶に基づき行われた大当り抽選についての図柄演出(換言すれば、特図の変動表示)が終了するまでの期間におけるいずれかのタイミングに開始される。なお、対象保留記憶についての図柄演出中には先読み演出が開始されないようにしても良い。
Further, the
(9)先読み演出の詳細について
本実施形態では、先読み演出として、通常予告と初期予告との2種類が設けられている。通常予告は、対象保留記憶の発生時や、対象保留記憶の発生後に開始される。具体的には、通常予告は、対象保留記憶よりも先に生じた保留記憶(以後、先行保留記憶)に対応する図柄演出の開始と共に開始されても良いし、対象保留記憶に対応する図柄演出の開始時や、該図柄演出の実行中に開始されても良い。また、通常予告は、1又は複数の先行保留記憶に対応する図柄演出と共に行われる。本実施形態では、一例として、通常予告として、保留予告や、先読みゾーン予告や、図柄停止予告や、変動開始時予告が設けられている。
(9) Details of Look-ahead Effect In this embodiment, two types of look-ahead effects are provided: normal notice and initial notice. The normal notice is started when the target reserved memory occurs or after the target reserved memory occurs. Specifically, the normal notice may be started at the same time as the start of the pattern production corresponding to the reserved memory (hereinafter referred to as preceding reserved memory) that occurred prior to the target reserved memory, or the pattern production corresponding to the target reserved memory. or during execution of the symbol effect. In addition, the normal notice is performed together with a symbol effect corresponding to one or a plurality of pre-reserved memories. In this embodiment, as an example of the normal notice, a suspension notice, a look-ahead zone notice, a pattern stop notice, and a fluctuation start notice are provided.
保留予告では、対象保留記憶に対応する保留図柄として、大当り抽選での当選を示唆する先読み保留図柄が表示される。すなわち、期待度の異なる複数の種類の先読み保留図柄が設けられており、表示される先読み保留図柄の種類により期待度が示される。なお、保留予告により表示された先読み保留図柄に替えて別の先読み保留図柄を表示し、保留予告により示される期待度を向上させる(又は、低下させる)ようにしても良い。 In the pending notice, a look-ahead pending pattern suggesting winning in a jackpot lottery is displayed as a pending pattern corresponding to the target pending memory. That is, a plurality of types of prefetching reserved symbols with different expectations are provided, and the degree of expectation is indicated by the types of prefetching reserved symbols to be displayed. It should be noted that another prefetching reserved pattern may be displayed in place of the prefetching reserved pattern displayed by the reserved notice to improve (or reduce) the degree of expectation indicated by the reserved notice.
また、先読みゾーン予告は、特殊な演出モードに移行することにより行われる。なお、移行した演出モードの種類により、期待度が示されても良い。また、特殊な演出モード中は、リーチ演出が示す信頼度が向上しても良い。この場合、他の演出モードでは、遊技者は、リーチ演出が発生するか否かというよりは、むしろ期待度のより高いリーチ演出が発生することを期待して遊技を行うが、特殊な演出モードでは、リーチ演出の種類はあまり関係なく、リーチ演出が発生することを期待するようになる。なお、特殊な演出モード中は、リーチ演出に替えて又は加えて、例えば、予告演出等の他の演出の期待度も向上しても良い。
また、図柄停止予告では、先行保留記憶に対応する各図柄演出でハズレを報知する際、予め定められた組合せの演出図柄が確定表示される。なお、確定表示された演出図柄の組合せにより、期待度が示されても良い。
Also, the advance notice of the zone is performed by shifting to a special production mode. In addition, the degree of expectation may be indicated by the type of production mode to which the transition is made. Also, during the special effect mode, the reliability indicated by the ready-to-win effect may be improved. In this case, in other production modes, the player plays the game expecting that the ready-to-win production with a higher degree of expectation will occur rather than whether or not the ready-to-win production will occur. Then, regardless of the type of reach effect, the expectation is that the reach effect will occur. It should be noted that, during the special effect mode, instead of or in addition to the ready-to-win effect, for example, the degree of expectation of other effects such as an advance notice effect may also be improved.
In addition, in the design stop notice, when notifying a failure in each design performance corresponding to the preceding reserved storage, the performance design of a predetermined combination is confirmed and displayed. In addition, the degree of expectation may be indicated by the combination of the effect symbols that are confirmed and displayed.
また、変動開始時予告では、先行保留記憶に対応する各図柄演出に連動して、専用の演出が行われる。
この他にも、通常予告にて、対象保留記憶に基づく大当り抽選についての図柄演出の実行中に、該大当り抽選に対応する変動中図柄として、該大当り抽選での当選を示唆する先読み変動中図柄を表示しても良い。このような演出は、対象保留記憶に基づく図柄演出時に実行されるが、先読みコマンドに基づき演出を行うか否かや、演出の内容が決定されることから、先読み演出として扱うことができる。
具体的には、保留予告と同様、期待度の異なる複数の種類の先読み変動中図柄を設け、表示される先読み変動中図柄の種類により期待度を示しても良い。なお、変動中図柄を用いた通常予告は、対象保留記憶に対応する図柄演出の開始時や開始後に新たに開始されても良いし、保留予告に続いて行われても良い。すなわち、保留予告の実行中、対象保留記憶に対応する図柄演出が開始されると、該保留予告で表示されていた先読み保留図柄に対応する先読み変動中図柄を表示するようにしても良いし、該図柄演出の開始を契機として、期待度のより高い先読み保留図柄に対応する先読み変動中図柄を表示するようにしても良い。
In addition, in the notice at the start of fluctuation, a dedicated effect is performed in conjunction with each pattern effect corresponding to the preceding reserved memory.
In addition to this, in the normal notice, during the execution of the pattern production for the big hit lottery based on the target reserved memory, as the changing pattern corresponding to the big win lottery, the pre-reading changing pattern that suggests winning in the big win lottery. may be displayed. Such a performance is executed at the time of pattern performance based on the object reserved memory, but it can be treated as a look-ahead performance because whether or not to perform the performance and the contents of the performance are determined based on the look-ahead command.
Specifically, similar to the suspension notice, a plurality of types of pre-reading changing symbols with different expectations may be provided, and the degree of expectation may be indicated by the type of the displayed pre-reading changing symbols. It should be noted that the normal notice using the changing pattern may be newly started at the start or after the start of the pattern presentation corresponding to the target reserved memory, or may be performed following the reserved notice. That is, during execution of the suspension notice, when the pattern effect corresponding to the target suspension memory is started, the prefetching changing pattern corresponding to the prefetching suspension pattern displayed in the suspension notice may be displayed, Triggered by the start of the design effect, a prefetching changing design corresponding to a prefetching reserved design with a higher degree of expectation may be displayed.
(10)初期予告について
一方、初期予告は、対象保留記憶が生じた時(換言すれば、第1又は第2始動口11、12への入球時)に開始される。本実施形態では、一例として、初期予告として、発光予告や、音予告や、触覚予告や、エフェクト予告等が設けられている。
発光予告では、対象保留記憶を生じさせた入球が生じた始動口又はその付近に設けられたLEDが、所定の色で発光する。なお、発光予告では、始動口とは別の場所に設けられたLEDを発光させてもよい。
(10) About initial notice On the other hand, the initial notice is started when the target retention memory occurs (in other words, when the ball enters the first or second start opening 11, 12). In this embodiment, as an example of the initial notice, a light emission notice, a sound notice, a tactile notice, an effect notice, and the like are provided.
In the light emission advance notice, the LED provided at or near the starting opening where the ball that caused the target retention memory is emitted emits light in a predetermined color. In addition, in the light emission advance notice, an LED provided in a place different from the start port may be caused to emit light.
また、音予告では、スピーカ66を介して所定の音声(例えば、第1又は第2始動口11、12への特別な入球音や、サイレン音)が出力される。なお、音予告で入球音を出力する場合、入球音は第1又は第2始動口11、12への入球時に出力される。また、入球音は音予告以外でも出力されており、音予告として入球音を出力する場合には、他の入球音とは異なる音質、音量、タイミングで出力するのが好適である。
また、触覚予告では、触覚デバイス69により遊技者の触覚を介して行われる先読み演出である。本実施形態では、触覚予告は、一例として、パチンコ機50の少なくとも一部(例えば、遊技ボタン67や枠等)を振動させることにより行われる。
In addition, in the sound notice, a predetermined sound (for example, a special sound of a ball entering the first or
Further, the tactile notice is a pre-reading effect performed by the
また、エフェクト予告では、演出画面に所定の画像(例えば、雷等)を表示したり、演出画面に表示されている画像に変化を加えたりすることで、エフェクト表示が行われる。
なお、これらの初期予告において、例えば、LEDの発光色や、音声の種類や、振動パターンや、エフェクト表示の態様等により期待度が示されても良い。無論、上述したもの以外にも、対象保留記憶が生じた時に開始され、演出画面等を介して行われる先読み演出は、初期予告に該当し得る。
In addition, in the effect notice, effect display is performed by displaying a predetermined image (for example, thunder) on the effect screen or by adding a change to the image displayed on the effect screen.
In addition, in these initial notices, the degree of expectation may be indicated by, for example, the color of LED light, the type of sound, the vibration pattern, the mode of effect display, and the like. Of course, in addition to the above, a look-ahead effect that is started when a target pending memory occurs and that is performed via a effect screen or the like may correspond to the initial notice.
初期予告は、第1又は第2始動口11、12への入球と同時期に行われ、該入球後、直ちに終了しても良い。無論、これに限らず、初期予告は、第1又は第2始動口11、12への入球後も継続して行われても良い。具体的には、初期予告は、対象保留記憶に基づく大当り抽選に対応する図柄演出の開始時まで継続しても良いし、該図柄演出の終了時まで継続しても良い。また、初期予告は、対象保留記憶の発生時に最初に実行した後、所定のタイミングで散発的に実行されても良い。より詳しくは、初期予告は、最初の実行後、例えば、先行保留記憶に基づく大当り抽選が行われる度に実行されても良い。
The initial notice may be given at the same time as the ball enters the first or
そして、初期予告は、当該初期予告の開始タイミングが特定の演出状況である場合には、実行されない。なお、特定の演出状況とは、例えば、以下のものが考えられる。
(1)上記開始タイミングにて、先行保留記憶の先読み演出が実行されている場合。
(2)上記開始タイミングにて先行保留記憶の先読み演出は実行されていないが、先読み演出が既に行われた先行保留記憶が存在するか、又は、先読み演出が行われる予定である先行保留記憶が存在する。
Then, the initial notice is not executed when the start timing of the initial notice is in a specific effect situation. For example, the following situations are conceivable as specific production situations.
(1) At the above start timing, the prefetch effect of the pre-reservation storage is being executed.
(2) Although the prefetch effect of the prefetch effect is not executed at the above start timing, there is a preprocess reserve memory in which the prefetch effect has already been performed, or there is a preprocess storage that is scheduled to be performed. exist.
(3)上記開始タイミングにて実行されている図柄演出に対応する大当り抽選に対し、期待度の高い演出(例えば、SPリーチ等)が行われている場合。
(4)上記開始タイミングにて実行されている図柄演出に対応する大当り抽選に対し、期待度の高い演出が行われる予定である場合。
(5)上記開始タイミングにて実行されている図柄演出が終了するまでの残り時間が少ない場合。
(3) When a high-expectation performance (for example, SP ready-to-win) is being performed for the jackpot lottery corresponding to the symbol performance being executed at the start timing.
(4) When a high-expectation performance is scheduled to be performed for the jackpot lottery corresponding to the symbol performance being executed at the start timing.
(5) When the remaining time until the completion of the symbol effect executed at the above start timing is short.
つまり、第1又は第2始動口11、12への入球が生じた際の遊技状況が、(1)~(5)のうちの少なくとも1つに該当する場合には、該入球により生じる保留記憶に対応する初期予告は行われない。なお、上述した(1)~(5)のうちのいずれを特定の遊技状況とするかは、適宜定められ得る。すなわち、(1)~(5)のうちの全てを特定の遊技状況としても良いし、(1)~(5)のうちの一部を特定の遊技状況としても良い。
In other words, if the game situation when the ball enters the first or
なお、開始タイミングが特定の演出状況であることにより初期予告が開始されなかった場合には、対象保留記憶の発生後、一定期間が経過した際(例えば、先行保留記憶の消化時等)に、該初期予告に替えて通常予告が行われても良い。また、通常予告を対象保留記憶が生じた時に開始する場合においても、開始タイミングが特定の演出状況である場合には、該通常予告を行わないようにしても良い。この場合においても、対象保留記憶の発生後、一定期間が経過した際(例えば、先行保留記憶の消化時等)に、該通常予告を開始するようにしても良い。
また、例えば、保留記憶の数が所定数以下の場合を、特定の演出状況としてもよい。例えば、特図の変動表示が行われておらず、保留記憶も存在しない遊技状況で入球が発生した場合は、初期予告を行わないことが考えられる。保留記憶発生後、直ちに該保留記憶が消化されて大当り抽選が行われるため、先読み演出を行ったとしても、十分な演出効果が得られないためである。
In addition, if the initial notice is not started due to the start timing being in a specific production situation, after a certain period of time has passed after the occurrence of the target reserved memory (for example, when the preceding reserved memory is consumed), A normal notice may be given in place of the initial notice. Also, even in the case where the normal notice is started when the target reserved memory occurs, the normal notice may not be given if the start timing is in a specific performance situation. Also in this case, the normal notice may be started when a certain period of time has passed after the generation of the target reserved memory (for example, when the preceding reserved memory is consumed).
Further, for example, a case where the number of reserved memories is equal to or less than a predetermined number may be regarded as a specific effect situation. For example, when a ball is entered in a game situation in which no variable display of a special figure is performed and no reserved memory exists, it is conceivable that the initial notice is not performed. This is because, after the reserved memory is generated, the reserved memory is immediately consumed and the jackpot lottery is performed, so even if the look-ahead performance is performed, a sufficient performance effect cannot be obtained.
(12)先読み演出のパターンについて
本実施形態では、初期予告が行われる時の先読み演出のパターンとして、少なくとも第1~第3態様が設けられている。そして、第1~第3態様の各パターンは、初期予告の対象保留記憶に基づく大当り抽選で当選する期待度が、固有に定められる。
第1態様では、最初に初期予告が行われる(図17(a)参照)。その後、該初期予告の対象保留記憶の発生後、1つ目の図柄演出の開始後から、2つ目の図柄演出の開始前までに、該対象保留記憶についての新たな通常予告が開始される。換言すれば、対象保留記憶の発生後、最も古い先行保留記憶が消化された後から、2番目に古い先行保留記憶が消化される前までに、該対象保留記憶についての新たな通常予告が開始される。
(12) Patterns of Look-Ahead Effect In this embodiment, at least first to third modes are provided as patterns of look-ahead effect when the initial notice is given. For each of the patterns of the first to third modes, the degree of expectation for winning the jackpot lottery based on the target retention memory of the initial notice is uniquely determined.
In the first mode, an initial notice is first given (see FIG. 17(a)). After that, after the occurrence of the target reserved memory of the initial notice, a new normal notice for the target reserved memory is started after the start of the first pattern performance and before the start of the second pattern performance. . In other words, after the occurrence of the target reserved memory, after the oldest prior reserved memory is digested and before the second oldest prior reserved memory is digested, a new normal notice for the target reserved memory starts. be done.
また、第2態様においても、最初に初期予告が行われる(図17(b)参照)。その後、該初期予告の対象保留記憶の発生後、2つ目の図柄演出の開始後に、該対象保留記憶についての新たな通常予告が開始される。換言すれば、対象保留記憶の発生後、2番目に古い先行保留記憶が消化された後に、該対象保留記憶についての新たな通常予告が開始される。なお、第2態様においては、対象保留記憶の消化後、対象保留記憶に対応する図柄演出の実行中においても、通常予告が開始され得る。しかし、該通常予告は、図柄演出により対象保留記憶に基づく大当り抽選の結果が報知される前に開始されるのが好適である。第2態様によれば、初期予告の後の1つめの図柄演出の実行中に通常予告が開始されず、遊技者が落胆している時に、通常予告を開始できる。このため、遊技者の意表を突くことができ、遊技者の喜びを大きくすることができる。 Also in the second mode, the initial notice is given first (see FIG. 17(b)). After that, after the occurrence of the target reserved memory of the initial notice, and after the start of the second symbol performance, a new normal notice for the target reserved memory is started. In other words, after the occurrence of a target reserved memory, a new normal notice for that target reserved memory is initiated after the second oldest preceding reserved memory has been consumed. In addition, in the second aspect, after the target reserved memory is consumed, the normal notice can be started even during execution of the symbol effect corresponding to the target reserved memory. However, the normal notice is preferably started before the result of the jackpot lottery based on the target reserved memory is notified by the symbol effect. According to the second aspect, the normal notice is not started during execution of the first symbol performance after the initial notice, and the normal notice can be started when the player is disappointed. Therefore, it is possible to surprise the player and increase the joy of the player.
一方、第3態様では、最初に初期予告が行われ、その後、該初期予告の対象保留記憶についての通常予告は行わない(図18(a)参照)。
そして、第1及び第2態様の先読み演出が出現した場合の期待度は、第3態様の先読み演出が出現した場合の期待度よりも高い。なお、これとは反対に、第1及び第2態様の期待度は、第3態様の期待度よりも低くても良い。また、第1態様の先読み演出の期待度と、第2態様の先読み演出の期待度とは異なる。具体的には、第1態様の先読み演出の期待度は、第2態様の先読み演出の期待度よりも高くても良いし、反対に低くても良い。
On the other hand, in the third mode, the initial notice is given first, and then the normal notice for the target reserved memory of the initial notice is not given (see FIG. 18(a)).
The degree of expectation when the first and second aspects of the look-ahead effect appear is higher than the degree of expectation when the third aspect of the look-ahead effect appears. On the contrary, the expectations of the first and second modes may be lower than the expectations of the third mode. Further, the degree of expectation of the look-ahead effect in the first mode is different from the degree of expectation of the look-ahead effect in the second mode. Specifically, the degree of expectation for the look-ahead effect of the first aspect may be higher than the degree of expectation of the look-ahead effect of the second aspect, or may be lower.
上記構成によれば、第3態様の先読み演出が出現した場合であっても、遊技者は、1回目の図柄演出の開始後に通常予告が開始され、第1態様が出現することを期待できる。さらに、1回目の図柄演出の開始後に通常予告が行なわれなくても、2回目の図柄演出の開始以降に通常予告が開始され、第2態様が出現することを期待できる。このため、初期予告により、遊技者に対し、長期にわたって当選への期待感を持たせることができる。
(13)初期予告である音予告の具体例
上述したように、第1~第3態様の先読み演出の初期予告にて、音予告が行われても良い。この場合、遊技の進行状況を把握していない第3者は、音予告後、どのタイミングで通常予告が行われたかを把握するのが困難になる。その結果、第3者が第1、第2態様を判別するのが困難になり、第3者に先読み演出の期待度が把握されるのを抑制できる。
According to the above configuration, even when the look-ahead performance of the third mode appears, the player can expect the normal notice to start and the first mode to appear after the start of the first symbol performance. Furthermore, even if the normal notice is not given after the start of the first pattern performance, the normal notice is started after the start of the second pattern performance, and the appearance of the second mode can be expected. Therefore, the initial notice can make the player expect to win for a long period of time.
(13) Specific example of sound notice as initial notice As described above, a sound notice may be performed in the initial notice of the look-ahead effect of the first to third modes. In this case, it becomes difficult for a third party who does not know the progress of the game to grasp at what timing the normal notice was given after the sound notice. As a result, it becomes difficult for a third person to discriminate between the first and second modes, and it is possible to prevent the third person from grasping the degree of expectation of the look-ahead effect.
第1~第3態様における初期予告として音予告を行う場合、音予告で出力される音声は、一例として、始動口への入球を示す入球音であっても良い。そして、例えば、5種類の入球音1~5を設け、入球音1を先読み演出が行われない場合の始動口への入球に応じて出力し、入球音2~5を初期予告である音予告にて用いても良い(図18(b)参照)。
When the sound notice is performed as the initial notice in the first to third modes, the sound outputted in the sound notice may be, for example, a ball-entering sound indicating the ball entering the starting hole. For example, five types of ball entry sounds 1 to 5 are provided, and
すなわち、入球音2は第1~第3態様の初期演出としての音予告にて出力され、入球音2が出力される音予告が第3態様である場合には、期待度低とし、該音予告が第1又は第2態様である場合には、期待度中としても良い。
また、入球音3は第2、第3態様の初期演出として音予告にて出力され、入球音3が出力される音予告が第3態様である場合には、期待度中とし、該音予告が第2態様である場合には、期待度高としても良い。
That is, the ball-entering
In addition, the ball-entering
また、入球音4は第1、第3態様の初期演出としての音予告にて出力され、入球音4が出力される音予告が第3態様である場合には、期待度高とし、該音予告が第1態様である場合には、期待度超高としても良い。
一方、入球音5が出力される音予告は、当選確定(換言すれば、期待度100%)を示しても良い。また、該音予告は、第3態様のみで行われても良いし、第1~第3態様で行われても良い。
Also, the ball-entering
On the other hand, the sound notice that the
また、当選確定を示す音予告では、当選内容に応じて出力される入球音の種類を異なるものとしても良い。より詳しくは、大当り又は小当りの当選確定を示す音予告と、時短当選の当選確定を示す音予告とは、異なる入球音が出力されても良い。こうすることにより、当選確定を示す音予告が行われた際に、遊技者は当選の内容を把握できる。このため、時短当選の当選確定を示す音予告が行われた際、賞球の獲得を遊技者に期待させてしまうのを回避でき、時短当選の当選確定を示す音予告により遊技者を落胆させるのを抑制できる。 In addition, in the sound notice indicating winning determination, different types of ball-entering sounds may be output according to the details of winning. More specifically, different ball-entering sounds may be output for the sound notice indicating that the winning of the big or small win is confirmed and the sound notice indicating that the winning of the short-time winning is confirmed. By doing so, the player can grasp the content of the winning when the sound announcement indicating the determination of winning is performed. Therefore, it is possible to avoid making the player expect to win the prize ball when the sound notice indicating the confirmation of winning of the time-saving winning is performed, and discourage the player by the sound notice indicating the confirmation of winning of the time-saving winning. can be suppressed.
なお、音予告では、例えば、演出画面に所定の画像(例えば、図柄)を表示させたり、遊技盤1や枠に設けられたLEDを発光させたりすることで、映像を介して音声が出力されたことを示しても良い。このような構成によれば、パチンコ機50の音量が低い場合や、消音されている場合であっても、遊技者は音予告が行われたことを把握できる。また、他人に演出状況を把握され難くするため、パチンコ機50の音量を低くしたり、消音させたりしている場合であっても、遊技者が把握できる態様で音予告を行い、遊技者に期待度を示すことが可能となる。
In the sound notice, for example, a predetermined image (for example, a pattern) is displayed on the effect screen, or the LED provided on the
(14)初期予告である触覚予告の具体例
上述したように、第1~第3態様の先読み演出の初期予告にて、触覚予告が行われても良い。この場合、遊技の進行状況を把握していない第3者は、触覚予告後、どのタイミングで通常予告が行われたかを把握するのが困難になる。その結果、第3者が第1、第2態様を判別するのが困難になり、第3者に先読み演出の期待度が把握されるのを抑制できる。
(14) Specific Example of Tactile Notice as Initial Notice As described above, a tactile notice may be performed in the initial notice of the look-ahead effect of the first to third modes. In this case, it becomes difficult for a third party who does not know the progress of the game to grasp at what timing the normal notice was given after the tactile notice. As a result, it becomes difficult for a third person to discriminate between the first and second modes, and it is possible to prevent the third person from grasping the degree of expectation of the look-ahead effect.
この場合、触覚予告として、期待度の異なる複数の振動パターンが設けられる。具体的には、触覚デバイス69により生成される振動の種類として、振動1~5の5種類を設け、各振動を単独で用いたり、或いは、複数の振動を組み合わせたりすることで、触覚予告における振動パターンを形成しても良い。なお、一例として、振動1、4はショート態様、振動2、5はロング態様として構成されており、振動2、5は、振動1、4よりも振動の継続時間が長い。
In this case, a plurality of vibration patterns with different expectations are provided as the tactile notice. Specifically, five types of
本具体例では、図19に示すように、一例として、振動パターン1~6の6種類が設けられる。振動パターン1~3では、それぞれ、対象保留記憶の発生時に振動1~3が発生する。また、振動パターン4では、対象保留記憶の発生時に振動1が発生し、先行保留記憶の消化時に振動4が発生する。また、振動パターン5では、対象保留記憶の発生時に振動2が発生し、先行保留記憶の消化時に振動5が発生する。また、振動パターン6では、対象保留記憶の発生時に振動1が発生した後、先行保留記憶の消化時に振動4が発生し、さらにその後、先行保留記憶の消化時に振動5が発生する。
In this specific example, six types of
そして、振動パターン1、2は、第1~第3態様における初期予告としての触覚予告に用いられ得る。振動パターン1は、第3態様として用いられた場合は期待度低となり、第1又は第2態様として用いられた場合には期待度中となる。また、振動パターン2は、第3態様として用いられた場合は期待度中となり、第1又は第2態様として用いられた場合には期待度高となる。
一方、振動パターン3~6は、第1~第3態様ではない初期予告に用いられ、振動パターン3は当選確定を示す。また、振動パターン4は期待度中を示し、振動パターン5、6は期待度大を示す。
こうすることにより、第3態様における初期予告として振動1を含む触覚予告が行われる場合において、振動1の後に続いて通常予告が行われなくても、振動4や振動5が生じれば、期待度中や期待度高が示される。このため、通常予告を行うことなく初期予告の期待度を高めることができ、通常予告を行うことなく、遊技者に対し長期にわたって当選への期待感を持たせることができる。
On the other hand,
By doing this, when the tactile
(15)先読み演出処理について
次に、先読み演出を行う先読み演出処理について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的に実行される。
S800では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から先読みコマンドを受信したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S800:yes)、S805に移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S800:no)、S825に移行する。
(15) About look-ahead effect processing Next, look-ahead effect processing for performing a look-ahead effect will be described with reference to the flowchart of FIG. 20 . Note that this process is periodically executed by the
In S<b>800 , the
S805では、サブ統合制御装置83は、新たに受信した先読みコマンドに基づき、該先読みコマンドに対応する保留記憶を対象保留記憶とする先読み演出を行うか否かを判定する。具体的には、先読みコマンドが示す先読み結果に応じた確率で抽選を行い、先読み演出を行うか否かを決定する。そして、先読み演出を行う場合には、抽選により、先読み結果に応じて先読み演出の内容(換言すれば、先読み演出の期待度)を決定する。この時、先読み演出のパターンが決定され、初期予告や通常予告を行うか否かや、通常予告の開始タイミングが決定される。
In S805, based on the newly received prefetch command, the
S810では、サブ統合制御装置83は、S805での決定内容に基づき、新たに受信した先読みコマンドに対応する保留記憶を対象とする初期予告を開始するか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S810:yes)、S815に移行する。一方、否定判定が得られた場合には(S810:no)、S825に移行する。
S815では、サブ統合制御装置83は、現在の演出状況が特定の演出状況であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S815:yes)、初期予告を行うことなく、S825に移行する。なお、この場合、後のタイミングで、初期予告に替えて通常予告を行っても良い。一方、否定判定が得られた場合には(S815:no)、初期予告を開始し(S820)、S825に移行する。
In S810, the
In S815, the
S825では、サブ統合制御装置83は、新たに受信した先読みコマンドに対応する保留記憶よりも先に生じた保留記憶についてのS805での決定内容に基づき、該保留記憶を対象とする通常予告の開始タイミングが到来したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S825:yes)、通常予告を開始し(S830)、本処理を終了する。なお、通常予告は、先読みコマンドの受信時に限らず、様々なタイミングで開始され得る。一方、否定判定が得られた場合には(S825:no)、本処理を終了する。
In S825, the
[他の実施形態]
(1)上記実施形態のパチンコ機50は、例えば、普通図柄抽選での当選に起因して行われる普図遊技にて遊技者に多くの賞球を付与するパチンコ機としても構成され得る。この場合、普通図柄抽選に対応して、上記実施形態と同様にして先読み演出を含む各種演出を行うようにしても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
[Other embodiments]
(1) The
(2)上記実施形態のパチンコ機50を、連続時短機能が設けられていない構成としても良いし、時短当選が発生しない構成としても良い。つまり、時短当選の発生と、連続時短機能の作動とのうちの一方により、時短状態に移行する構成としても良いし、時短当選及び連続時短機能が設けられていない構成としても良い。このような場合であっても、同様の効果が得られる。
(2) The
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
上記実施形態のパチンコ機50が弾球遊技機の一例に相当し、第1並びに第2始動口11、12、及び普通図柄作動ゲート22が、始動領域の一例に相当し、サブ統合制御装置83等が演出手段の一例に相当する。
[Correspondence with Claims]
Correspondence between the terms used in the description of the above embodiment and the terms used in the description of the claims will be shown.
The
また、始動口入賞確認処理のS110、S125が、保留記憶手段及び判定手段の一例に相当する。
また、当否判定処理のS230、S235が抽選手段の一例に相当し、S260、S325が変動手段の一例に相当し、S415、S420が移行手段の一例に相当する。
また、先読み演出処理のS820、S830が、演出手段の一例に相当する。
Further, S110 and S125 of the start opening winning confirmation process correspond to an example of the reservation storage means and the determination means.
Further, S230 and S235 of the success/failure determination process correspond to an example of lottery means, S260 and S325 correspond to an example of variation means, and S415 and S420 correspond to an example of transition means.
S820 and S830 of the look-ahead effect processing correspond to an example of effect means.
1…遊技盤、3…遊技領域、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…第1特図表示装置、10…第2特図表示装置、11…第1始動口、12…第2始動口、20…大入賞口、22…普通図柄作動ゲート、50…パチンコ機、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置。 1... Game board, 3... Game area, 5... Center case, 6... Production pattern display device, 7... Normal pattern display device, 8... Normal pattern pending number display device, 9... First special figure display device, 10... Second 2 special figure display device, 11... first starting port, 12... second starting port, 20... big winning opening, 22... normal symbol operation gate, 50... pachinko machine, 80... main control device, 81... payout control device, 82... Production pattern control device, 83... Sub-integrated control device.
Claims (1)
遊技球が始動領域に進入すると、データを抽出して保留記憶として記憶する保留記憶手段と、
前記保留記憶に係る前記データに基づき前記抽選を行う抽選手段と、
前記抽選が行われると、図柄の変動表示により該抽選の結果を報知する変動手段と、
前記データに基づく前記抽選が行われる前に、該データの判定を行う判定手段と、
前記判定手段による判定の結果に基づき、前記データに基づく前記抽選の当選を示唆する先読み演出を行う演出手段と、を備え、
前記先読み演出に係る前記データに対応する前記保留記憶を、対象保留記憶とし、
前記対象保留記憶が生じた時に開始され、遊技者の触覚を介して行われる前記先読み演出を、初期予告とし、
予め定められた演出状況である場合には、前記初期予告は行われず、
前記初期予告が行われる場合の前記先読み演出におけるパターンとして、少なくとも第1~第3態様が設けられており、
前記第1態様では、前記初期予告の開始後、1つ目の前記変動表示の開始後から、2つ目の前記変動表示の開始前までに、該初期予告の前記対象保留記憶についての新たな前記先読み演出が開始され、
前記第2態様では、前記初期予告の開始後、2つ目の前記変動表示の開始以降に、該初期予告の前記対象保留記憶についての新たな前記先読み演出が開始され、
前記第3態様では、前記初期予告の開始後、該初期予告の前記対象保留記憶についての前記先読み演出は行われず、
前記第1態様の前記先読み演出における前記対象保留記憶に基づく前記抽選で当選することの期待度と、前記第2態様の前記先読み演出の前記期待度とは異なること、
を特徴とする弾球遊技機。 A pinball game machine that performs a game that is advantageous to a player due to winning in a lottery and performs an effect according to the progress of the game,
a pending storage means for extracting data and storing it as pending storage when the game ball enters the starting area;
Lottery means for performing the lottery based on the data related to the reserved storage;
when the lottery is performed, a variable means for notifying the result of the lottery by means of a variable display of symbols;
determining means for determining the data before the lottery based on the data;
a performance means for performing a pre-reading performance suggesting winning of the lottery based on the data based on the result of determination by the determination means;
The reserved memory corresponding to the data related to the look-ahead effect is a target reserved memory,
The pre-reading effect that is started when the target reserved memory occurs and is performed via the player's tactile sense is an initial notice,
In the case of a predetermined production situation, the initial notice is not performed,
At least first to third aspects are provided as patterns in the look-ahead effect when the initial notice is performed,
In the first aspect, after the start of the initial notice, after the start of the first change display, and before the start of the second change display, the target reserved memory of the initial notice is newly updated. The look-ahead effect is started,
In the second aspect, after the start of the initial notice, after the start of the second variable display, the new look-ahead effect for the target reserved memory of the initial notice is started,
In the third aspect, after the start of the initial notice, the look-ahead effect for the target reserved memory of the initial notice is not performed,
The degree of expectation of winning the lottery based on the target reservation memory in the look-ahead effect of the first mode is different from the expectation level of the look-ahead effect of the second mode,
A pinball game machine characterized by
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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