JP2022127704A - 巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は巻線型ロータを有するレゾルバの温度変化環境下での安定した角度検出精度向上を目的とする。【解決手段】ステータ巻線3Aを備えた輪状レゾルバステータ3を嵌合するステータケース1と、前記輪状レゾルバステータ3の内側に設けられ、ロータ巻線4Aを有する輪状レゾルバロータ4と、軸受11を介して前記ステータケース1に対して回転自在に設けられたレゾルバシャフト8と、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバにおいて、前記ステータケース1に対する前記輪状レゾルバステータ3の嵌合は、数μmのギャップGを介して行われ、前記レゾルバシャフト8に対する前記輪状レゾルバロータ4の嵌合は、数μmのギャップGを介して行われ、前記ステータ巻線3Aと前記ロータ巻線4Aにはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線3A、4Aの表面50のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法に関し、特に、輪状レゾルバステータ及び輪状レゾルバロータを、ステータケース及びレゾルバシャフトに緩め嵌合させ、かつ、ステータ巻線及びロータ巻線の表面のみにエポキシ樹脂のコーティングを形成することにより、温度変化環境下での検出精度向上を得るための新規な改良に関する。
従来、用いられていたレゾルバとして、例えば、特許文献1の構成においては、ロータは回転軸に固定されていると共に、ステータは、ハウジングに嵌合されている。
さらに、前記ステータに形成された多数の突出磁極には、ステータ巻線が巻回されている。
特開2020-89104号公報
従来のレゾルバは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ステータに設けられた突出磁極、及び、回転軸に設けられたロータにおいては、各々、温度環境下での各素材の線膨張係数の違いで発生する熱歪み、周知のビラリ効果によって検出精度の悪化を招いていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、輪状レゾルバステータ及び輪状レゾルバロータを、ステータケース及びレゾルバシャフトに緩め嵌合させ、かつ、ステータ巻線及びロータ巻線の表面のみにエポキシ樹脂のコーティングを形成することにより、温度変化環境下での検出精度向上を得るようにした巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明による巻線型ロータを有するレゾルバは、ステータ巻線を備えた輪状レゾルバステータを嵌合によって有するステータケースと、前記輪状レゾルバステータの内側に設けられ、ロータ巻線を有する輪状レゾルバロータと、前記輪状レゾルバロータを嵌合によって有し、軸受を介して前記ステータケースに対して回転自在に設けられたレゾルバシャフトと、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバにおいて、前記ステータケースに対する前記輪状レゾルバステータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記レゾルバシャフトに対する前記輪状レゾルバロータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記ステータ巻線と前記ロータ巻線にはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線の表面のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されている構成であり、また、前記ステータケースと前記レゾルバシャフトとの間には、前記ロータ巻線に電気的に接続された回転トランスが設けられている構成であり、また、前記ステータ巻線の軸方向に沿う断面で見て、一方の一端部と前記ステータケースとの間には、ステータ巻線固定用樹脂部が設けられ、前記ロータ巻線の軸方向に沿う断面で見て、前記一端部とは反対側である他端部と前記レゾルバシャフトとの間には、ロータ巻線固定用樹脂部が設けられている構成であり、また、前記ステータ巻線固定用樹脂部と前記ロータ巻線固定用樹脂部は、シリコンよりなる構成であり、また、前記ステータケースに設けられたステータ固定用樹脂部により、前記輪状レゾルバステータが前記ステータケースに固定され、前記レゾルバシャフトに設けられたロータ固定用樹脂部により、前記レゾルバロータが前記レゾルバシャフトに固定されている構成であり、また、前記ステータ固定用樹脂部と前記ロータ固定用樹脂部は、シリコンよりなる構成であり、また、本発明によるレゾルバの製造方法は、ステータ巻線を備えた輪状レゾルバステータを嵌合によって有するステータケースと、前記輪状レゾルバステータの内側に設けられ、ロータ巻線を有する輪状レゾルバロータと、前記輪状レゾルバロータを嵌合によって有し、軸受を介して前記ステータケースに対して回転自在に設けられたレゾルバシャフトと、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバを用い、前記ステータケースに対する前記輪状レゾルバステータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記レゾルバシャフトに対する前記輪状レゾルバロータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記ステータ巻線と前記ロータ巻線にはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線の表面のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されている方法であり、また、前記ステータケースと前記レゾルバシャフトとの間には、前記ロータ巻線に電気的に接続された回転トランスが設けられている方法であり、また、前記ステータ巻線の軸方向に沿う断面でみて、一方の一端部と前記ステータケースとの間には、ステータ巻線固定用樹脂部が設けられ、前記ロータ巻線の軸方向に沿う断面で見て、前記一端部とは反対側である他端部と前記レゾルバシャフトとの間には、ロータ巻線固定用樹脂部が設けられている方法であり、また、前記ステータ巻線固定用樹脂部と前記ロータ巻線固定用樹脂部は、シリコンよりなる方法であり、また、前記ステータケースに設けられたステータ固定用樹脂部により、前記輪状レゾルバステータが前記ステータケースに固定され、前記レゾルバシャフトに設けられたロータ固定用樹脂部により、前記輪状レゾルバロータが前記レゾルバシャフトに固定されている方法であり、また、前記ステータ固定用樹脂部と前記ロータ固定用樹脂部は、シリコンよりなる方法である。
本発明による巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ステータ巻線を備えた輪状レゾルバステータを嵌合によって有するステータケースと、前記輪状レゾルバステータの内側に設けられ、ロータ巻線を有する輪状レゾルバロータと、前記輪状レゾルバロータを嵌合によって有し、軸受を介して前記ステータケースに対して回転自在に設けられたレゾルバシャフトと、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバにおいて、前記ステータケースに対する前記輪状レゾルバステータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記レゾルバシャフトに対する前記輪状レゾルバロータの嵌合は、数μmのギャップを介して行われ、前記ステータ巻線と前記ロータ巻線にはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線の表面のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されていることにより、輪状レゾルバステータ及び輪状レゾルバロータがステータケース及びレゾルバシャフトに対して緩めの嵌め合い(嵌合)となり、組立後の位置調整が容易となる。また、ステータ巻線及びロータ巻線は含浸をせずエポキシ樹脂のコーティングであるため、温度環境下での熱膨張係数の違いで発生する熱歪み、ビラリ効果による検出精度の悪化を防止できる。
また、前記ステータケースと前記レゾルバシャフトとの間には、前記ロータ巻線に電気的に接続された回転トランスが設けられていることにより、巻線型の輪状レゾルバロータを用いることができる。
また、前記ステータ巻線の軸方向に沿う断面で見て、一方の一端部と前記ステータケースとの間には、ステータ巻線固定用樹脂部が設けられ、前記ロータ巻線の軸方向に沿う断面で見て、前記一端部とは反対側である他端部と前記レゾルバシャフトとの間には、ロータ巻線固定用樹脂部が設けられている構成としたことにより、組立後に、ロータとステータの原点調整をし、各固定用樹脂部が固化すると、ロータとステータの位置決めを固定することができる。
また、前記ステータ巻線固定用樹脂部と前記ロータ巻線固定用樹脂部は、シリコンよりなることにより、固化するまでの時間とその固化してからの剛性が最適でロータとステータとの固定を十分に行うことができる。
また、前記ステータケースに設けられたステータ固定用樹脂部により、前記レゾルバステータが前記ステータケースに固定され、前記レゾルバシャフトに設けられたロータ固定用樹脂部により、前記レゾルバロータが前記レゾルバシャフトに固定されていることにより、レゾルバの検出精度を向上させることができる。
また、前記ステータ固定用樹脂部と前記ロータ固定用樹脂部は、シリコンよりなることにより、シリコンの固化時間がレゾルバの組立に最適である。
本発明の実施の形態による巻線型ロータを有するレゾルバを示す縦断面図である。 図1の軸中心Eによる要部を拡大して示す半断面拡大断面図である。 図1の要部の拡大概略断面図である。
本発明による巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法は、輪状レゾルバステータ3及び輪状レゾルバロータ4を、ステータケース1及びレゾルバシャフト8に対して数μmのギャップGを介して緩め嵌合Cさせ、さらに、ステータ巻線3A及びロータ巻線4Aの表面50のみにエポキシ樹脂のコーティングを形成することにより、温度変化環境下での検出精度向上を得ることである。
以下、図面と共に本発明による巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、レゾルバケースを兼ねるステータケースであり、このステータケース1は全体形状がカップ型をなし、かつ、その内壁1aに形成された内周溝2内には、ステータ巻線3Aを有する輪状レゾルバステータ3が、緩め嵌合C、すなわち、数μm(ベストモードは実験の結果、5μmが最適)のギャップGを伴って嵌合されている。
従って、前記輪状レゾルバステータ3は、前記ステータケース1に対して緩め嵌合Cを介して取付けられ、前記輪状レゾルバステータ3の内側には、ロータ巻線4Aを有する輪状レゾルバロータ4が軸接続部8Mを有するレゾルバシャフト8の延長部5Bの外周溝5内に前述のギャップGを介して緩め嵌合されている。すなわち、前述の緩め嵌合Cは、数μm(ベストモードは実験の結果、5μmであった)のギャップG(前記外周溝5と前記輪状レゾルバロータ4の内周面4aとの差)を介して緩め嵌合Cが行われている。
前記ステータケース1の内方へ向けて延びる延設部10の内側と前記レゾルバシャフト8の外側との間には、直列一対構成の軸受11が配設され、この軸受11の内輪(インナーレース)11Aには前記レゾルバシャフト8が係合し、この軸受11の外輪(アウターレース)11Bには前記ステータケース1の延設部10が係合し、前記ステータケース1に対して前記レゾルバシャフト8が前記軸受11を介して回転自在に設けられている。
前記ステータ巻線3A及びロータ巻線4Aに対しては、周知の温度環境下での線膨張係数の違いで発生する熱歪み、ビラリ効果が検出精度の悪化を招く恐れがあり、この現象を避けるために、前述のように、従来の嵌合(H6/h6等の嵌め合い)に代って、前述の緩め嵌合Cとし、前記各巻線3A、4Aにはワニスによるコイル含浸は全く用いず、各巻線4A、3Aの表面のみにエポキシ樹脂で薄く膜状に塗布したコーティング50が形成されている。
前述のように、エポキシ樹脂によるコーティングを行うことにより、前述の熱歪み、ビラリ効果による検出精度の低下を防止することができる。
前記ステータケース1とレゾルバシャフト8との間には、周知の巻線型の回転トランス20が配設され、例えば、ステータ巻線3Aへの励磁信号の供給により、前記ロータ巻線4Aから得られたレゾルバ信号は、周知のM結合により前記ステータ巻線3Aから取り出されて、前記回転トランス20を経て図示しないコントローラの方へ送信できるように構成されている。
尚、輪状レゾルバロータ4が巻線型でない場合は、回転トランス20は不要となる。また、スリップリングを用いた場合は、この回転トランス20は不要となる。
図3は、前述の図1の構成の要部を説明が容易となるように、概略的に示す模式断面図である。
図3において、前記ステータケース1の中央位置に形成された第1孔1A内には、前記輪状レゾルバステータ3を支持、固定するためのシリコンからなるステータ固定用樹脂部30が充填されている。
また、前記ステータ巻線3Aの前記軸方向Pに沿う断面で見て、一方の一端部51と前記ステータケース1との間には、シリコンからなるステータ巻線固定用樹脂部31が設けられている。
前記ロータ巻線4Aの軸方向Pに沿う断面で見て、前記一端部51とは反対側である他方に位置する他端部52と前記レゾルバシャフト8との間には、シリコンからなるロータ巻線固定用樹脂部32が設けられている。
また、前記レゾルバシャフト8の中央位置に形成された第2孔8A内には、前記輪状レゾルバロータ4を支持、固定するためのシリコンからなるロータ固定用樹脂部33が設けられている。
前述のように、組立直後は、前記輪状レゾルバステータ3が前記ギャップGを介して前記ステータケース1の内周溝2に緩め嵌合Cされ、前記輪状レゾルバロータ4が前記レゾルバシャフト8の外周溝5に緩め嵌合Cされていることにより、この状態で図示しない治具を用いて輪状レゾルバステータ3をわずかに回転させ、前記ステータケース1に対する輪状レゾルバステータ3の原点位置を調整することができる。
さらに、前述と同様に、ギャップGを介して、前記輪状レゾルバロータ4を、図示しない治具によってわずかに回転させ、前記レゾルバシャフト8に対する輪状レゾルバロータ4の回転位置決めの調整を行うことができる。
本発明による巻線型ロータを有するレゾルバ及びその製造方法は、ステータケースの内周溝に対して輪状レゾルバステータを緩め嵌合させると共に、レゾルバシャフトの外周溝に対して輪状レゾルバロータを緩め嵌合させ、ステータ巻線及びロータ巻線にはワニスの含浸は適用せず、その表面のみにエポキシ樹脂のコーティングを施すことにより、温度変化環境下での検出精度の向上を計ることができる。
尚、前述のステータ固定用樹脂部30、ステータ巻線固定用樹脂部31、ロータ巻線固定用樹脂部32及びロータ固定用樹脂部33は何れもシリコンからなり、温度環境印加後にシリコン接着する工程を用いている。
従って、緩め嵌合としているため、熱サイクル印加し、位置安定(センタリング)させるのが目的になっている。参考例として、本出願人が実施している熱サイクルとしては、-60℃~+85℃、×2サイクルで、前記ステータ3とロータ4のセンタリングを完了することができる。
1 ステータケース(レゾルバケース)
1A 第1孔
1a 内壁
2 内周溝
3 輪状レゾルバステータ
3A ステータ巻線
4 輪状レゾルバロータ
4A ロータ巻線
4a 内周面
5 外周溝
5B 延長部
8 レゾルバシャフト
8A 第2孔
8M 軸接続部
10 延設部
11 軸受
11A 内輪(インナーレース)
11B 外輪(アウターレース)
20 回転トランス
30 ステータ固定用樹脂部
31 ステータ巻線固定用樹脂部
32 ロータ巻線固定用樹脂部
33 ロータ固定用樹脂部
50 表面(コーティング)
51 一端部
52 他端部
C 緩め嵌合
E 軸中心
G ギャップ
P 軸方向

Claims (12)

  1. ステータ巻線(3A)を備えた輪状レゾルバステータ(3)を嵌合によって有するステータケース(1)と、前記輪状レゾルバステータ(3)の内側に設けられ、ロータ巻線(4A)を有する輪状レゾルバロータ(4)と、前記輪状レゾルバロータ(4)を嵌合によって有し、軸受(11)を介して前記ステータケース(1)に対して回転自在に設けられたレゾルバシャフト(8)と、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバにおいて、
    前記ステータケース(1)に対する前記輪状レゾルバステータ(3)の嵌合は、数μmのギャップ(G)を介して行われ、前記レゾルバシャフト(8)に対する前記輪状レゾルバロータ(4)の嵌合は、数μmのギャップ(G)を介して行われ、前記ステータ巻線(3A)と前記ロータ巻線(4A)にはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線(3A,4A)の表面(50)のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されていることを特徴とする巻線型ロータを有するレゾルバ。
  2. 前記ステータケース(1)と前記レゾルバシャフト(8)との間には、前記ロータ巻線(4A)に電気的に接続された回転トランス(20)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の巻線型ロータを有するレゾルバ。
  3. 前記ステータ巻線(3A)の軸方向(P)に沿う断面で見て、一方の一端部(51)と前記ステータケース(1)との間には、ステータ巻線固定用樹脂部(31)が設けられ、前記ロータ巻線(4A)の軸方向(P)に沿う断面で見て、前記一端部(51)とは反対側である他端部(52)と前記レゾルバシャフト(8)との間には、ロータ巻線固定用樹脂部(32)が設けられている構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の巻線型ロータを有するレゾルバ。
  4. 前記ステータ巻線固定用樹脂部(31)と前記ロータ巻線固定用樹脂部(32)は、シリコンよりなることを特徴とする請求項3記載の巻線型ロータを有するレゾルバ。
  5. 前記ステータケース(1)に設けられたステータ固定用樹脂部(30)により、前記輪状レゾルバステータ(3)が前記ステータケース(1)に固定され、前記レゾルバシャフト(8)に設けられたロータ固定用樹脂部(33)により、前記輪状レゾルバロータ(4)が前記レゾルバシャフト(8)に固定されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の巻線型ロータを有するレゾルバ。
  6. 前記ステータ固定用樹脂部(30)と前記ロータ固定用樹脂部(33)は、シリコンよりなることを特徴とする請求項5記載の巻線型ロータを有するレゾルバ。
  7. ステータ巻線(3A)を備えた輪状レゾルバステータ(3)を嵌合によって有するステータケース(1)と、前記輪状レゾルバステータ(3)の内側に設けられ、ロータ巻線(4A)を有する輪状レゾルバロータ(4)と、前記輪状レゾルバロータ(4)を嵌合によって有し、軸受(11)を介して前記ステータケース(1)に対して回転自在に設けられたレゾルバシャフト(8)と、から構成される巻線型ロータを有するレゾルバを用い、
    前記ステータケース(1)に対する前記輪状レゾルバステータ(3)の嵌合は、数μmのギャップ(G)を介して行われ、前記レゾルバシャフト(8)に対する前記輪状レゾルバロータ(4)の嵌合は、数μmのギャップ(G)を介して行われ、前記ステータ巻線(3A)と前記ロータ巻線(4A)にはワニスを浸透させる含浸が形成されてなく、前記各巻線(3A,4A)の表面(50)のみは、エポキシ樹脂によるコーティングが形成されていることを特徴とする巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
  8. 前記ステータケース(1)と前記レゾルバシャフト(8)との間には、前記ロータ巻線(4A)に電気的に接続された回転トランス(20)が設けられていることを特徴とする請求項7記載の巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
  9. 前記ステータ巻線(3A)の軸方向(P)に沿う断面で見て、一方の一端部(51)と前記ステータケース(1)との間には、ステータ巻線固定用樹脂部(31)が設けられ、前記ロータ巻線(4A)の軸方向(P)に沿う断面で見て、前記一端部(51)とは反対側である他端部(52)と前記レゾルバシャフト(8)との間には、ロータ巻線固定用樹脂部(32)が設けられていることを特徴とする請求項7又は8記載の巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
  10. 前記ステータ巻線固定用樹脂部(31)と前記ロータ巻線固定用樹脂部(32)は、シリコンよりなることを特徴とする請求項9記載の巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
  11. 前記ステータケース(1)に設けられたステータ固定用樹脂部(30)により、前記輪状レゾルバステータ(3)が前記ステータケース(1)に固定され、前記レゾルバシャフト(8)に設けられたロータ固定用樹脂部(33)により、前記輪状レゾルバロータ(4)が前記レゾルバシャフト(8)に固定されていることを特徴とする請求項7ないし9の何れか1項に記載の巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
  12. 前記ステータ固定用樹脂部(30)と前記ロータ固定用樹脂部(33)は、シリコンよりなることを特徴とする請求項11記載の巻線型ロータを有するレゾルバの製造方法。
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