JP2022125875A - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理装置の動作方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理装置の動作方法 Download PDF

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哲史 岡本
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大輝 兼市
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Abstract

Figure 2022125875000001
【課題】シェアリングカーサービスにおいてオンデマンド利用に供する車両の管理を効率化する。
【解決手段】情報処理装置は、通信部と、前記通信部を介して他の装置と情報を送受する制御部とを有し、前記制御部は、オオンデマンド用の待機場所にて待機する第1の車両の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、保管場所で保管される第2の車両の利用可能時間が前記基準時間以上である場合、前記第1の車両に前記保管場所へ移動するよう第1の指示を送り、前記第2の車両に前記待機場所へ移動するよう第2の指示を送る。
【選択図】図16A

Description

本開示は、情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理装置の動作方法に関する。
カーシェアリングサービスの普及が進み、カーシェアリングサービスに用いられる車両を管理する様々な技術が提案されている。
例えば特許文献1は、カーシェアリングにおける車両管理とレンタカーにおける車両管理とを融合させることで、車両を合理的に融通し合うことが可能な車両管理システムを開示している。
特開2017-102553号公報
待機場所に待機するシェアリングカーを、その場での申込みにより利用するオンデマンド利用において、車両の管理方法に改善の余地がある。
以下では、シェアリングカーサービスにおいてオンデマンド利用に供する車両の管理を効率化する手段が開示される。
本開示における情報処理装置は、通信部と、前記通信部を介して他の装置と情報を送受する制御部とを有し、前記制御部は、オンデマンド用の待機場所にて待機する第1の車両の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、保管場所で保管される第2の車両の利用可能時間が前記基準時間以上である場合、前記第1の車両に前記保管場所へ移動するよう第1の指示を送り、前記第2の車両に前記待機場所へ移動するよう第2の指示を送る。
本開示における情報処理装置の動作方法は、通信部と、前記通信部を介して他の装置と情報を送受する制御部とを有する情報処理システムの動作方法であって、前記制御部が、オンデマンド用の待機場所にて待機する第1の車両の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、保管場所で保管される第2の車両の利用可能時間が前記基準時間以上である場合、前記第1の車両に前記保管場所へ移動するよう第1の指示を送り、前記第2の車両に前記待機場所へ移動するよう第2の指示を送るステップを含む。
本開示によれば、シェアリングカーサービスにおいてオンデマンド利用に供する車両の管理を効率化することが可能となる。
情報処理システムの構成を示す図である。 駐車エリアの一例を示す図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 車両の構成を示すブロック図である。 予約利用における情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。 オンデマンド利用における情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。 オンデマンド利用に供する車両の補充の例を示す図である。 オンデマンド利用に供する車両を補充するときの情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート図である。 利用可能車種と車両を選択するときの情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート図である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 オンデマンド利用に供する車両を入れ替えるときの情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート図である。 オンデマンド利用に供する車両を入れ替えるときの情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート図である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。 車種及び車両の予約状況を示す予約テーブルの例である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における情報処理システム1の構成を示す図である。情報処理システム1は、ユーザに車両30によるカーシェアリングサービスを提供するシステムである。図2は、車両30が保管され又は待機する駐車エリア2について説明するための図である。図1及び図2を参照して、情報処理システム1の構成及び概要を説明する。
情報処理システム1は、ネットワーク50を介して互いに通信可能に接続される、それぞれ一以上の情報処理装置10、端末装置20、及び車両30を有する。
情報処理装置10は、例えば、サーバとして機能するように構成されたコンピュータであって、例えば、汎用のPC(Personal Computer)等である。情報処理装置10は、例えば、駐車エリア2に設置されるカメラ及びセンサ等から取得したデータに基づいて、駐車エリア2おける車両30の状況を監視する。情報処理装置10は、端末装置20及び車両30と、ネットワーク50を介して通信し、カーシェアリングサービスに用いられる車両30を管理する。
端末装置20は、カーシェアリングサービスを利用するユーザが使用する端末装置であって、例えば、スマートフォン又はタブレット等である。
車両30は、カーシェアリングサービスに用いられる車両であって、例えば、ガソリン車、ディーゼル車、HV(Hybrid Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)、又はFCV(Fuel Cell Vehicle)等の任意の種類の自動車である。車両30は、例えばAVP(Automated Valet Parking)の機能を有する、自動運転が可能な車両である。例えば、車両30は、ユーザがカーシェアリングサービスを利用する際に、ユーザが車両30に乗車する場所に自動で移動したり、ユーザが降車すると所定の位置に自動で移動したりすることが可能である。
ネットワーク50は、例えば移動体通信網及びインターネット等を含むネットワークである。
図2は、第1~第3の3つの駐車エリア2の例を示す(以下、第1~第3駐車エリアを区別しない場合は駐車エリア2と総称する)。駐車エリア2は、ユーザが利用していない車両30が保管され又は待機するためのスペースであって、例えば、カーシェアリングサービスのユーザ等が居住する集合住宅の地下に設けられる。複数の駐車エリア2がここに示すように重複して設けられてもよいし、分離されて設けられてもよい。更に、複数の駐車エリア2が、同じ集合住宅の地下でなくても、異なる集合住宅の地下に分離して、あるいは数十メートル~数百メートル程度分散した敷地に設けられてもよい。各駐車エリア2は、それぞれ一以上のバックヤード201、乗降場202及びオンデマンド待機所203を、任意の態様で有する。各駐車エリア2が単独でバックヤード201、乗降場202及びオンデマンド待機所203を有してもよいし、二以上の駐車エリアがバックヤード201、乗降場202及びオンデマンド待機所203の一以上を共有してもよい。ここでは、3つの駐車エリア2がバックヤード201を共有し、乗降場202とオンデマンド待機所203をそれぞれ有する態様が示される。
情報処理システム1が提供するカーシェアリングサービスにおいて、ユーザは、予約利用及びオンデマンド利用のいずれの利用形態でも車両30を利用可能である。予約利用は、駐車エリア2内の保管場所、すなわちバックヤード201で保管される車両30をユーザが事前に予約して利用する利用形態である。バックヤード201は、保管される車両30を整備するための、例えば、車両30のバッテリを充電する設備、車両30を清掃するための設備等を有する。乗降場202は、ユーザが予約利用する車両30に乗り降りするスペースである。一方、オンデマンド利用は、駐車エリア2内における車両30のオンデマンド用の待機場所、すなわちオンデマンド待機所203にユーザが出向き、そこで待機している車両30に対してユーザが利用申込みを行い、そのまま即時にユーザが車両30を利用する利用形態である。
情報処理装置10は、駐車エリア2に保管され又は待機するそれぞれ一以上の車両30が対応する、一以上の車種を管理する。一以上の車種と、各車種に対応する一以上の車両30とを管理することによって、情報処理装置10は、ユーザの用途に応じた車種の車両30を、予約利用、オンデマンド利用いずれの利用態様ででもユーザに提供することが可能となる。車両30は、予約利用専用又はオンデマンド利用専用に固定されるわけではなく、予約利用用又はオンデマンド利用向けに、情報処理装置10により動的に割り当てられる。例えば、情報処理装置10は、予約利用のための予約がされていない車両30をオンデマンド利用向けに割り当てて、その車両30にバックヤード201からオンデマンド待機所203へ移動するよう指示を送ったり、オンデマンド利用されていない車両30を予約利用向けに割り当てて、その車両30にオンデマンド待機所203からバックヤード201へ移動するよう指示を送ったりする。
本実施形態では、情報処理装置10は、駐車エリア2内の保管場所、すなわちバックヤード201で保管される複数の車両30の車種毎の予約状況に基づいて、利用可能時間が他の車種より長い車種(利用可能車種という)を選択し、利用可能車種に対応する車両30に駐車エリア2内のオンデマンド用の待機場所、すなわちオンデマンド待機所203に移動するよう指示を送る。このようにして、情報処理装置10は、駐車エリア2内の限られた台数の車両30を予約利用又はオンデマンド利用向けに最適に配分し、オンデマンド利用に供する車両30を確実に確保できる。よって、オンデマンド利用に供する車両30の管理の効率化が可能となる。
ユーザが予約利用又はオンデマンド利用によりカーシェアリングを利用する際、概略次のような動作が行われる。
予約利用の場合、ユーザは、端末装置20を用いて、情報処理装置10に、予約利用を申し込むための申込情報を送信する。申込情報は、希望する車種、利用開始日時、返却予定日時及び希望する乗車場所の情報を含む。ユーザは、乗車場所として、例えば、乗降場202の他に、ユーザの住居の前等、任意の場所を指定する。情報処理装置10は、利用開始日時の所定時間前までに、ユーザが指定した乗車場所にユーザが希望した車種の車両30が到着するように、その予約利用に割り当てられた車両30を配車する。車両30は情報処理装置10から受信した指示に応じて、自動運転によりユーザが指定した乗車場所に向かう。
オンデマンド利用の場合、ユーザは、オンデマンド待機所203まで出向き、オンデマンド待機所203に待機している車両30がある場合、その車両30のオンデマンド利用を申し込む。ユーザは、端末装置20を操作して、オンデマンド利用を申し込むための申込情報を情報処理装置10に送信する。申込情報は、返却予定日時の情報を含む。オンデマンド利用の場合、ユーザは、車種及び乗車場所を予め選択することなく、オンデマンド待機所203に待機している車両30を利用するので、利用開始日時の情報は不要である。車両30には、オンデマンド利用の申込みに必要な情報を含む2次元コードが貼付される。ユーザは、オンデマンド待機所203に待機している車両30に貼付された2次元コードを端末装置20で撮影する。端末装置20は、2次元コードに含まれる情報を情報処理装置10に送信する。2次元コードは、例えば車両30を特定するための識別情報を含む。これにより、情報処理装置10は、オンデマンド利用される車両30を特定して管理する。
図3を参照して、本実施形態における情報処理装置10の構成を説明する。
情報処理装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを備える。
通信部11は、ネットワーク50に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部11は、LAN(Local Area Network)に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、情報処理装置10は、通信部11を介してネットワーク50に接続される。通信部11は、ネットワーク50を介して多様な情報を送信及び受信する。通信部11は、ネットワーク50を介して、端末装置20及び車両30と通信可能である。
記憶部12は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限定されない。記憶部12は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部12は、情報処理装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部12は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及び通信部11によって受信された各種情報等を記憶してもよい。記憶部12に記憶された情報は、例えば通信部11を介してネットワーク50から受信される情報で更新可能であってもよい。記憶部12の一部は、情報処理装置10の外部に設置されていてもよい。その場合、外部に設置される記憶部12の一部は、例えば任意のインタフェースを介して情報処理装置10と接続される。
入力部13は、ユーザ入力を検出して、ユーザの操作に基づく入力情報を取得する一以上の入力用インタフェースを含む。例えば、入力部13は、物理キー、静電容量キー、出力部14のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力を受け付けるマイク等を含むが、これに限定されない。
出力部14は、情報を出力してユーザに通知する一以上の出力用インタフェースを含む。例えば、出力部14は、情報を画像で出力するディスプレイ、情報を音声で出力するスピーカ等を含むが、これに限定されない。
制御部15は、一以上のプロセッサ、一以上の専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)若しくはGPU(Graphics Processing Unit)等の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)である。制御部15は、情報処理装置10の各部を制御しながら、情報処理装置10の動作に関わる処理を実行する。
図4を参照して、本実施形態における端末装置20の構成を説明する。
端末装置20は、通信部21と、記憶部22と、入力部23と、出力部24と、制御部25と、カメラ26とを備える。
通信部21は、ネットワーク50に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部21は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)及び5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、端末装置20は、通信部21を介してネットワーク50に接続される。通信部21は、ネットワーク50を介して多様な情報を送信及び受信する。通信部21は、ネットワーク50を介して、情報処理装置10及び車両30と通信可能である。
記憶部22は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限定されない。記憶部22は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部22は、端末装置20の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部22は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、及び通信部21によって受信された各種情報等を記憶してもよい。記憶部22に記憶された情報は、例えば通信部21を介してネットワーク50から受信される情報で更新可能であってもよい。記憶部22の一部は、端末装置20の外部に設置されていてもよい。その場合、外部に設置される記憶部22の一部は、任意のインタフェースを介して端末装置20と接続されてよい。
入力部23は、ユーザ入力を検出して、ユーザの操作に基づく入力情報を取得する一以上の入力用インタフェースを含む。例えば、入力部23は、物理キー、静電容量キー、出力部24のディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力を受け付けるマイク等であるが、これらに限定されない。
出力部24は、情報を出力してユーザに通知する一以上の出力用インタフェースを含む。例えば、出力部24は、情報を画像で出力するディスプレイ、又は情報を音声で出力するスピーカ等を含むが、これに限定されない。
制御部25は、一以上のプロセッサ、一以上の専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPU等の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASICである。制御部25は、端末装置20の各部を制御しながら、端末装置20の動作に関わる処理を実行する。
カメラ26は、画像を撮影することが可能なカメラである。
図5を参照して、本実施形態における車両30の構成を説明する。
車両30は、通信装置31と、制御装置32と、位置情報取得装置33とを備える。通信装置31、制御装置32及び位置情報取得装置33は、例えばCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク又は専用線を介して、互いに通信可能に接続される。
通信装置31は、ネットワーク50に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信装置31は、LTE、4G及び5G等の移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでもよい。本実施形態において、車両30は、通信装置31を介してネットワーク50に接続される。通信装置31は、ネットワーク50を介して多様な情報を送信及び受信する。通信装置31は、ネットワーク50を介して、情報処理装置10、端末装置20及び車両30と通信可能である。
制御装置32は、一以上のプロセッサ、一以上の専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPU等の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASICである。制御装置32は、車両30の各部を制御しながら、車両30の動作に関わる処理を実行する。
位置情報取得装置33は、任意の衛星測位システムに対応する一以上の受信機を含む。例えば、位置情報取得装置33は、GPS(Global Positioning System)受信機を含んでもよい。位置情報取得装置33は、車両30の位置の測定値を位置情報として取得する。位置情報は、例えば住所、緯度、経度、及び高度等を含む。
上述のように構成される情報処理装置10は、任意のタイミングで車両30から車両30の車種及び車体を特定する情報と位置情報とを取得し、各車両30を予約利用又はオンデマンド利用向けに動的に割り当てて管理する。例えば、情報処理装置10の制御部15は、バックヤード201及び各オンデマンド待機所203における車両30の配置状況、バックヤード201及び各オンデマンド待機所203において各車両30が対応する車種、車種ごとの予約状況といった情報を、記憶部12に格納し随時更新することで、管理する。かかる管理のための動作の詳細について、図6~図15を参照して説明する。
図6は、予約利用を管理する情報処理装置10動作手順例を示すフローチャート図である。端末装置20の入力部23が、予約利用を希望するユーザから、予約利用を希望する旨の入力を受け付け、制御部25が、予約利用を希望する旨の情報を、通信部21を介して情報処理装置10に送信すると、図6の手順が実行される。
情報処理装置10の制御部15は、端末装置20が送信した、予約利用を希望する旨の情報を、通信部11を介して取得する(ステップS101)。
制御部15は、車両30の車種ごとに、利用可能時間を算出する(ステップS102)。利用可能時間は、各車種に対応する車両30の利用可能な時間のうち、最大の時間である。制御部15は、車両30の次回の予約までの空き時間から、リーディングタイムとダウンタイムとを減算して、利用可能時間を算出する。リーディングタイムは、予約された車両30をユーザが希望する乗車場所まで配車するための見込み時間として設定される時間であって、例えば30分等である。ダウンタイムは、ユーザが車両30を利用した後、その車両30を次のユーザが利用可能となるまでのサービス提供停止時間として設定される時間であって、車両30を充電するための時間、車両30を清掃するための時間、車両30を点検するための時間等を考慮して任意に設定された時間である。ダウンタイムは、車種ごとに異なってもよい。制御部15は、車両30の予約利用が可能となる利用開始日時を、現在時刻からリーディングタイムだけ後の時間として算出する。制御部15は、利用可能時間が任意に設定された上限(例えば、1週間又は2週間)を上回る場合に、利用可能時間の上限の値を利用可能時間として算出してもよい。制御部15は、車種ごとに利用可能時間を算出し、同一車種に複数の空いている車両30がある場合、その複数の空いている車両30について算出した利用可能時間のうち最も利用可能時間が長くなる車両30の利用可能時間を、その車種の利用可能時間として選択する。
制御部15は、車種ごとの利用可能時間の情報を、通信部11を介して端末装置20に送信する(ステップS103)。
端末装置20の制御部25は、車種ごとの利用可能時間の情報を取得すると、車種ごとの利用可能時間の情報を出力部24に表示させる。
車種ごとの利用可能時間の情報を確認したユーザは、端末装置20の入力部23に、車両30を予約利用するための申込情報を入力する。ユーザは、例えば、車種、利用開始日時、返却予定日時及び乗車場所の情報を入力する。制御部25は、ユーザが入力した申込情報を、通信部21を介して情報処理装置10に送信する。
情報処理装置10の制御部15は、端末装置20が送信した申込情報を、通信部11を介して取得する(ステップS104)。
制御部15は、取得した申込情報に車両30を紐付ける(ステップS105)。ここで、車両30を紐付けるとは、取得した申込情報に基づく予約利用で利用される車両30を特定することを意味する。車両30の紐付けの詳細については後述する。
制御部15は、利用開始日時の所定時間前までに希望の乗車場所に車両30が到着するように、車両30を配車する(ステップS106)。所定時間は、例えば10分である。例えば、利用開始日時が1月1日10時であり、所定時間が10分である場合、制御部15は、1月1日9時50分までに希望の乗車場所に車両30が到着するように、車両30を配車する。車両30は、制御部15からの配車の指示を受信すると、自動運転で、ユーザが希望する乗車場所に向かう。
制御部15は、配車した車両30にユーザが乗車するための認証情報を、通信部11を介して端末装置20に送信する(ステップS107)。
ユーザは、利用開始日時に希望の乗車場所に行き、その乗車場所に停まっている車両30に対して、端末装置20が取得した認証情報によって認証処理をすることで、車両30の利用を開始することができる。
車両30の利用を終了したユーザは、任意の場所で車両30から降車する。ユーザは、例えば駐車エリア2の乗降場202で降車してもよいし、その他の場所で降車してもよい。ユーザが降車すると、車両30は、自動運転で駐車エリア2のバックヤード201に戻る。
図7は、オンデマンド利用を管理するときの情報処理装置10の動作手順例を示すフローチャート図である。オンデマンド利用を希望するユーザが任意の駐車エリア2のオンデマンド待機所203に出向き、端末装置20のカメラ26で、オンデマンド待機所203に待機している車両30に貼付される2次元コードを撮影し、制御部25が、2次元コードに含まれる情報を、通信部21を介して情報処理装置10に送信すると、図7の手順が実行される。
情報処理装置10の制御部15は、端末装置20が送信した、オンデマンド利用を希望する旨の情報を、通信部11を介して取得する(ステップS201)。
制御部15は、車両30の利用可能時間を算出する(ステップS202)。ここで、制御部15が利用可能時間を算出する車両30は、端末装置20が2次元コードを撮影した車両30である。制御部15は、車両30の次回の予約までの空き時間からダウンタイムを減算して、利用可能時間を算出する。制御部15は、車両30のオンデマンド利用が可能となる利用開始日時を、現在時刻として算出する。制御部15は、オンデマンド利用としての利用可能時間を算出する際、利用可能時間が任意に設定される上限(例えば、12時間等)を上回る場合、利用可能時間の上限の値を、利用可能時間として算出してもよい。
制御部15は、算出した利用可能時間の情報を、通信部11を介して端末装置20に送信する(ステップS203)。
端末装置20の制御部25は、オンデマンド待機所203に停まっている車両30の利用可能時間の情報を取得すると、利用可能時間の情報を出力部24に表示させる。
オンデマンド待機所203に停まっている車両30の利用可能時間の情報を確認したユーザは、端末装置20の入力部23に、車両30をオンデマンド利用するための申込情報を入力する。図12に、ユーザが申込情報を入力する際に、出力部24が表示する画面の一例を示す。図12に示すように、ユーザは、返却予定日時の情報を入力する。制御部25は、ユーザが入力した申込情報を、通信部21を介して情報処理装置10に送信する。
情報処理装置10の制御部15は、端末装置20が送信した申込情報を、通信部11を介して取得する(ステップS204)。
制御部15は、オンデマンド待機所203に停まっている車両30にユーザが乗車するための認証情報を、通信部11を介して端末装置20に送信する(ステップS205)。
ユーザは、オンデマンド待機所203に停まっている車両30に対して、端末装置20が取得した認証情報によって認証処理をすることで、車両30の利用を開始する。
車両30の利用を終了したユーザは、任意の場所で車両30から降車する。ユーザは、例えば駐車エリア2の乗降場202で降車してもよいし、その他の場所で降車してもよい。ユーザが降車すると、車両30は、自動運転で駐車エリア2のバックヤード201に戻る。
図6、図7で示した手順により、情報処理装置10は予約利用、オンデマンド利用を管理する。オンデマンド待機所203に待機すべき車両30の台数は、機会利益を最大化すべく予め任意に設定される。しかし、オンデマンド利用に一以上の車両30が供されると、その分オンデマンド待機所203において利用可能な車両30が不足する。よって、車両30の不足による機会損失を最小化すべく、情報処理装置10はオンデマンド利用に供する車両30を補充する。
図8は、オンデマンド利用に供する車両30の情報処理装置10による補充動作を模式的に説明する図である。図8には、図2で示した駐車エリア2を例に、第1~第3の各駐車エリア2のオンデマンド待機所203における車両30の待機状況と、バックヤード201における車両30の保管状況とが示される。例えば、第1~第3の各駐車エリア2では、車種A、B、C、D及びEの各車種5台ずつ、合計25台の車両30がオンデマンド待機所203とバックヤード201に分配される。例えば、第1~第3の各駐車エリア2のオンデマンド待機所203は、それぞれ2台、合計6台の車両30が待機するよう構成される。ここでは、第1~第3の各駐車エリア2のオンデマンド待機所203に、それぞれ、車種C及びE、車種A及びE、車種D及びEの車両30が、各車種につき1台ずつ待機していたところ、車種Eの車両30がオンデマンド利用中にあって(矢印6A)、オンデマンド待機所203において1台の不足が生じている状況が示される。バックヤード201には、車種A、B、C、D及びEの車両30が、それぞれ4台、5台、4台、4台及び2台、合計19台保管されており、情報処理装置10は、第3駐車エリア2のオンデマンド待機所203における車種Eの不足を補充すべく、適宜、バックヤード201の車両30を1台、オンデマンド利用向けに割り当てて、その車両30にオンデマンド待機所203へ移動するよう(矢印6B)指示を送る。
かかる車両30の補充は、各駐車エリア2において、その駐車エリア2のオンデマンド待機所203に、その駐車エリア2のバックヤード201からなされる。また、異なる駐車エリア2のバックヤード201から車両30が補充されてもよい。本実施形態では、第1~第3駐車エリア2がバックヤード201を共有するので、各駐車エリア2のオンデマンド待機所203に、共通のバックヤード201から車両30が補充される。
バックヤード201に保管される車両30は、予約利用に供されるので、予約利用への配車に支障がないようにしつつ、オンデマンド利用向けの車両30を補充することが望ましい。そこで、情報処理装置10は、バックヤード201で保管される車種の予約状況に応じて、オンデマンド待機所203へ補充する車種及び車両30を決定する。その動作手順を以下において説明する。
図9は、情報処理装置10がオンデマンド利用に供する車両30を補充するときの動作手順例を示すフローチャート図である。図9の手順は、ユーザにより車両30がオンデマンド利用され、オンデマンド待機所203に車両30の不足が生じたとき、すなわち図7のステップS205の後に実行される。例えば、制御部15は、ステップS205で送信した認証情報をもとに、その車両30がオンデマンド利用によりオンデマンド待機所203から移動したことを、車両30からの位置情報により確認すると、図9の手順を実行する。なお、図9の手順は、1台の車両30がオンデマンド待機所203で不足するごとに、不足が生じたオンデマンド待機所203が属する駐車エリア2において、対応するバックヤード201で保管される車両30を対象に、実行される。
制御部15は、バックヤード201に保管される車両30の車種ごとに、予約状況に基づき利用可能時間を算出する(ステップS302)。ここにおける利用可能時間は、予約利用向けに保管される車種がオンデマンド利用向けに割り当てられた場合に利用可能な時間であって、各車種に対応する車両30の利用可能な時間のうち、最大の時間である。制御部15は、車両30の次回の予約までの空き時間から、リーディングタイムとダウンタイムとを減算して、利用可能時間を算出する。リーディングタイムは、車両30がバックヤード201からオンデマンド待機所203まで移動するための見込み時間として設定される時間であって、バックヤード201とオンデマンド待機所203との距離に応じて異なり、例えば数分~30分である。ダウンタイムは、ユーザが車両30を利用した後、その車両30を次のユーザが利用可能となるまでのサービス停止時間として設定される時間であって、車両30を充電するための時間、車両30を清掃するための時間、車両30を点検するための時間等を考慮して任意に設定された時間である。ダウンタイムは、車種ごとに異なってもよい。制御部15は、車両30のオンデマンド利用が可能となる利用開始日時を、現在時刻からリーディングタイムだけ後の時間として算出する。制御部15は、利用可能時間が任意に設定された上限(例えば、12時間等)を上回る場合に、利用可能時間の上限の値を利用可能時間として算出してもよい。制御部15は、車種ごとに利用可能時間を算出し、同一車種に複数の空いている車両30がある場合、その複数の空いている車両30について算出した利用可能時間のうち最も利用可能時間が長くなる車両30の利用可能時間を、その車種の利用可能時間として選択する。
図11は、制御部15が車両30を管理するための予約テーブルの例を示す。この予約テーブルには、車種A、Bごとに、それぞれ5台の車両30、つまり車両a、b、c、d及びe、並びに、車両f、g、h、i及びjの予約状況が、横軸を時間軸として示される。例えば、車種Aの車両a、b及びc、並びに車種Bの車両iが、現在時刻時点でオンデマンド利用に供されており、車両a、b及びiが待機中であり、車両cが利用中である。車両cは、翌日まで利用される予定であり、ダウンタイムDTの後、空き状態となる。車種Aの車両d及びeは、現在時刻時点で空き状態であり、72時間先まで使用可能である。車種Bの車両fは、間欠的に連続して予約されており、その状況が予約ブロックとして示される。車両g及びhは、それぞれ同日の午後及び深夜以降予約されている。車両jは、現在時刻時点から24時間空き状態で使用可能であり、その後予約されている。かかる状況において、制御部15は、車種Aの利用可能時間として、車両d又はeの利用可能時間72時間を選択し、車種Bの利用可能時間として、車両jにおける24時間を選択する。
図9に戻ると、次に制御部15は、利用可能車種と利用可能車種に対応する補充用の車両30を選択する(ステップS304)。
図10は、図9のステップS304の詳細な手順を示すフローチャート図である。制御部15は、1つの車種が最も長い利用時間を有する場合(ステップS402のYes)、その車種を利用可能車種として選択する(ステップS403)。図11の例では、車種Aの利用可能時間は72時間であり、車種Bの利用可能時間は24時間であるので、制御部15は、車種Aを利用可能車種として選択する。そして、図10に戻り、制御部15はステップS410に進む。
複数の車種が最も長い利用可能時間を有する場合(ステップS402のNo)、制御部15は、最も長い利用時間を有する複数の車種において対応する空き状態の車両30の数が異なるかを判断する(ステップS404)。空き状態の車両30の数が異なる場合(ステップS404のYes)、制御部15は、最も多い車両30を有する車種を、利用可能車種として選択する(ステップS405)。そうすることで、オンデマンド利用向けに車両30を補充した直後にその車種に予約が入り、その予約に対応できなくなるといったリスクを低減することが可能となる。例えば、図12に示す、車種Bの車両jの利用可能時間が72時間である点が図11の予約テーブルとは異なる予約テーブルでは、車種A、Bともに利用可能時間が72時間である。ここで、車種Aに対応する空き状態の車両は車両d、eの2台であり、一方車種Bに対応する空き状態の車両は車両jの1台であるので、制御部15は、空き状態の車両が多い方の車種Aを利用可能車種として選択する。そして、制御部15は図10のステップS410に進む。
最も長い利用時間を有する複数の車種において対応する空き状態の車両30の数が同じ場合(ステップS404のNo)、制御部15は、車種間でダウンタイムの設定時間が異なるかを判断する(S406)。車種間でダウンタイムの設定時間が異なる場合(ステップS406のYes)、制御部15は、ダウンタイムの設定時間が短い方の車種を、利用可能車種として選択する(ステップS407)。補充した車種は稼働率が高い蓋然性が高いところ、ダウンタイム設定時間が短い車種を補充することで、その車種の稼働率を最大化することが可能となる。例えば、図13に示す、車種Bの車両iの利用可能時間が72時間である点が図12の予約テーブルとは異なる予約テーブルでは、車種A、Bともに、利用可能時間が72時間であり、対応する空き状態の車両は車両d、e、及び車両i、jの2台である。ここで、車種Aのダウンタイム設定時間が3時間、車種Bのダウンタイム設定時間が1時間とすると、制御部15は、ダウンタイム設定時間が短い方の車種Bを利用可能車種として選択する。そして、制御部15は、図10のステップS410に進む。
車種間でダウンタイムの設定時間が同じ場合(ステップS406のNo)、制御部15は、予め任意に設定される優先順位で、利用可能車種を選択する(ステップS408)。そして、制御部15はステップS410に進む。
制御部15は、選択した車種において、基準時間以上の利用可能時間を有する車両30がある場合(ステップS410のYes)、制御部15は、基準時間以上の利用可能時間を有する車両30のなかで、前回の利用時からの経過時間が最も長い車両30を補充用の車両30として選択して(ステップS411)、図10の手順を終了する。基準時間は、利用の発生がある程度の蓋然性で見込める、任意に設定される1~3時間程度の時間であって、例えば、2時間である。
図14は、車種Cについての予約テーブルの例を示す。この予約テーブルには、車種Cの5台の車両30、つまり車両k、l、m、n及びoの予約状況が、横軸を時間軸として示される。ここでは、車両30のうち、車両k、l及びがそれぞれ0.5時間、2.0時間の利用可能時間を有する。例えば、車種Cが利用可能車種として選択された場合において、制御部15は、基準時間2時間以上の利用時間を有する車両oを補充用の車両30として選択する。仮に、車種Cにおいて、車両o以外に2時間以上の利用時間を有する車両30が存在する場合、制御部15は、前回の利用時からの経過時間が最も長い車両30を補充用の車両30として選択する。そうすることで、車両30間での稼働率、ひいては稼働の負荷による損耗を平準化することが可能となる。
図10に戻り、基準時間以上の利用可能時間を有する車両30がない場合(ステップS410のNo)、制御部15は、オンデマンド利用向けの車両30の補充を中止して(ステップS412)、図10の手順を終了する。例えば、図15に示す、車両oの利用可能時間が0.5時間である点が図14の予約テーブルとは異なる予約テーブルでは、2時間以上の利用時間を有する車両30が存在しないので、制御部15は、オンデマンド利用向けの車両30の補充を中止する。
車両30がオンデマンド利用向けに待機する際、利用の発生がある程度の蓋然性で見込める時間待機しないと、補充が無駄になるおそれがあるところ、利用可能時間が基準時間を満たす車両30がない場合に補充を中止することで、かかる無駄のリスクを低減することが可能となる。なお、補充が中止される場合、図10の手順の対象となった駐車エリア2からの車両30の補充がなされない。
図9に戻り、ステップS304を実行した結果、利用可能車種、補充用の車両30が選択された場合(ステップS306のYes)、制御部15は、選択した補充用の車両30へ向けて補充指示を送出する(ステップS310)。補充指示は、車両30が不足しているオンデマンド待機所203へ、補充用の車両30を移動させる指示である。補充指示は、補充用の車両30を特定する情報、オンデマンド待機所203を特定する情報、オンデマンド待機所203において待機すべき地点の情報等を含む。補充指示を受信した車両30は、補充指示に応じてオンデマンド待機所203へ移動する。
利用可能車種、補充用の車両30が選択されなかった場合(ステップS306のNo)、制御部15は、他の駐車エリアに対するステップS302及びS304の処理が未処理かを判断する(ステップS307)。未処理の場合(ステップS307のYes)、制御部15は、処理対象の駐車エリア2を未処理の駐車エリア2の1つに切り替え(ステップS308)、切り替えた駐車エリア2に対し、ステップS302及びステップS304を実行する。別の駐車エリア2においてステップS304を実行した結果、利用可能車種、補充用の車両30が選択された場合(ステップS306のYes)、制御部15は選択した補充用の車両30へ向けて補充指示を送出する(ステップS310)。このようにして、オンデマンド待機所203に車両30が補充され、機会損失のリスクを最小化することが可能となる。ただし、いずれの駐車エリア2においても利用可能車種、補充用の車両30が選択されなかった場合(ステップS307のNo)、制御部15は、図9の手順を終了する。その場合、オンデマンド待機所203に車両30の補充はなされない。
オンデマンド待機所203に車両30の補充はなされなかった場合であっても、情報処理装置10の制御部15は、図9の手順を、例えば、任意の周期(例えば、数分~数十分間隔)、又は、バックヤード201に車両30が帰還するごとのタイミングに実行する。そうすることで、バックヤード201に補充用として条件を満たす車両30が発生し次第、可及的速やかに、オンデマンド待機所203に車両30を補充することが可能となる。
上述のように、本実施形態における情報処理装置10において、制御部15は、ユーザからの車両30の利用に対する申込情報を、予約利用としての申込情報と、オンデマンド利用としての申込情報とのいずれかで取得する。そして、情報処理装置10は、オンデマンド待機所203に車種、車両30の不足が生じたとしても、予約利用に支障がないようにしながら、バックヤード201から車種、車両30を補充することが可能となる。よって、オンデマンド利用に供する車両30の管理の効率化が可能となる。
上述において、オンデマンド待機所203における車両30がオンデマンド利用によりオンデマンド待機所203から不在となり、オンデマンド待機所203における車両30が不足する場合を例として、バックヤード201から車両30を補充する方法について説明した。以下では、バックヤード201から車両30を補充する契機が発生する更なる例を説明する。
一実施例において、情報処理装置10の制御部15は、オンデマンド用の待機場所、つまりオンデマンド待機所203にて待機する車両30の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、バックヤード201、つまり保管場所で保管される車両30の利用可能時間が基準時間以上である場合、オンデマンド待機所203の車両30にバックヤード201へ移動するよう指示を送り、バックヤード201の車両30にオンデマンド待機所203へ移動するよう指示を送る。ここにおいて、基準時間は、図10のステップS410で補充用の車両30の選定に用いた基準時間であって、オンデマンド利用の提供を保障する最低の時間であり、例えば2時間、1.5時間等である。このように、オンデマンド待機所203における車両30がオンデマンド利用によって不足する場合のみならず、時間経過に伴い利用可能時間が短くなることを契機として、バックヤード201から車両30を補充するとともに利用時間が短くなった車両30を予約利用向けに割り当ててバックヤード201へ移動させる。すなわち、情報処理装置10は、車両30の入替えを行う。
また、情報処理装置10の制御部15は、オンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間が基準時間以上であっても、バックヤード201の車両30の利用可能時間が変更されてオンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間を上回った場合、車両30の入替えを行う。バックヤード201にて保管される車両30において、予約利用のための予約がキャンセルされたり、予約利用された車両30が予定より早く利用が終了したりして、予期せぬ利用可能時間が発生した場合に、バックヤード201においてオンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間より利用可能時間が長い車両30が発生しうる。そのような場合にも、情報処理装置10は、車両30の入替えを行う。
このようにして、車両30の入替えを行うことで、オンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間を常時一定以上とすることができ、オンデマンド利用による機会利益を最大化することが可能となる。
図16A、16Bは、実施例における情報処理装置10の動作手順例を説明するためのフローチャート図である。
図16Aの手順は、任意の周期(例えば、数分~数十分周期)で実行される。
制御部15は、オンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間を算出する(ステップS501)。図6で示した手順により情報処理装置10が予約利用を管理する結果として、オンデマンド待機所203にて待機するオンデマンド利用向けに割り当てられた車両30にも将来の予約が入る場合がある。制御部15は、予約テーブルと各車両30の位置情報とから、オンデマンド待機所203にて待機するオンデマンド利用向け車両30を特定し、その車両30の現在時刻における利用可能時間を、次回の予約までの空き時間からダウンタイムを減算して、利用可能時間を算出する。
制御部15は、オンデマンド待機所203における車両30のうち、利用可能時間が基準時間を下回る車両がある場合(ステップS502のYes)、その車両を入替え対象車両として特定する(ステップS504)。例えば、図17に示す、車種Dの車両p、q、r、s及びtについての予約テーブルでは、処理時Tにおいて車両p、q及びrが利用中であり、車両s及びtが利用可能時間を有する。ここで、車両sの処理時T以降の利用可能時間は基準時間を下回り、車両tの処理時T移行の利用可能時間は基準時間以上であるので、制御部15は、車両sを入替え対象車両として特定する。
制御部15は、入替え対象車両として特定した車両30ごとに、車両の入替えを行い(ステップS506)、図16Aの手順を終了する。
図16Bの手順は、図16AのステップS506の詳細な手順である。
制御部15は、入替え対象車両として特定した車両30の全てに対し入替え処理が終了するまでの間(ステップS602のNo)、各車両30に対しステップS603及びステップS604を実行する。制御部15は、入替え対象車両として特定した車両30を予約利用向けとして割り当て、その車両30へ向けてバックヤード201に移動するよう指示を送る(ステップS603)。そして、制御部15は、予約利用向けに割り当てた車両30の代わりを補充すべく、図10の手順を含む図9の手順を実行する。その際、制御部15は、図10のステップS410では、利用可能時間が基準時間以上の車両30を選定する。入替え対象車両として特定した車両30の全てに対し入替え処理が終了すると(ステップS602のYes)、制御部15は、図16Bの手順を終了する。
図16AのステップS502に戻り、利用可能時間が基準時間を下回る車両がない場合(ステップS502のNo)、制御部15はバックヤード201にて保管される車両30において、利用可能時間がオンデマンド待機所203で待機する車両30の利用可能時間を上回る車両30が有るか否かを判断する(ステップS507)。制御部15は、バックヤード201に保管される車両30ごとに、次回の予約までの空き時間から、リーディングタイムとダウンタイムとを減算して、利用可能時間を算出する。そして、制御部15は、バックヤード201の各車両30の利用可能時間と、オンデマンド待機所203の各車両30の利用可能時間とを比較する。
バックヤード201にて保管される車両30において、利用可能時間がオンデマンド待機所203で待機する車両30の利用可能時間を上回る車両30が有る場合(ステップS507のYes)、例えば、予約利用のための予約がキャンセルされたり、予約利用された車両30が予定より早く利用が終了したりして、予期せぬ利用可能時間が発生していた場合、その車両30と、その車両30の利用可能時間より短い利用時間のオンデマンド待機所203の車両30との、入替えを実行する(ステップS508)。例えば、制御部15は、オンデマンド待機所203で最も利用可能時間が短い車両30を予約利用向けとして割り当て、その車両30へ向けてバックヤード201に移動するよう指示を送り、バックヤード201で最も利用可能時間が長い車両30をオンデマンド利用向けとして割り当て、その車両30へ向けてオンデマンド待機所203に移動するよう指示を送る。
例えば、図18に示す、車種Aの車両a、b、c、d及びe、並びに、車種Bの車両f、g、h、i及びjの予約状況を示す予約テーブルでは、車種Aの車両c、d及びeがオンデマンド利用向け、他の車両が予約利用向けに割り当てられている。オンデマンド向けの車両のうち、処理時Tにおいて、車種Aの車両cはオンデマンド利用中であり、車両d、eが待機中であって、それぞれ2.0時間、2.5時間の利用可能時間を有している。予約利用向けの車両のうち、処理時Tにおいて、車種Aの車両a及びb、車種Bの車両f、g、iが予約されており、車両hが0.5時間の利用可能時間を有しており、車両jは、予約がキャンセルされたことにより、6時間の利用可能時間を有している。かかる状況において、制御部15は、車種Aの車両d及びeの利用可能時間より、車種Bの車両jの利用可能時間が長いので、車両e、dのうちで利用可能時間が短い車両dと、車両jとを入れ替える。なお、オンデマンド用に割り当てられた車両30において、同じ利用時間の長さの複数の入替え対象の車両30がある場合、例えば、予め定めた車種間の優先順位、対応する車種に設定されるダウンタイムの時間が短い順、対応する車種の他の車両30の台数が少ない順といった優先順位に従って、入替え対象の車両30を決定する。一方、予約利用向けに割り当てられた車両30において、同じ利用時間の長さの複数の入替え対象の車両30がある場合、例えば、予め定めた車種間の優先順位、対応する車種に設定されるダウンタイムの時間が短い順、対応する車種の他の車両30の台数が多い順といった優先順位に従って、入替え対象の車両30を決定する。
制御部15は、オンデマンド待機所203で待機する車両30の最も短い利用可能時間がバックヤード201にて保管される車両30の最も長い利用可能時間以上となる(ステップS507のNo)まで、ステップS508を繰り返す。
バックヤード201にて保管される車両30において、利用可能時間がオンデマンド待機所203で待機する車両30の利用可能時間を上回る車両30がない場合(ステップS507のNo)、制御部15は、図16Aの手順を終了する。
このようにして、車両30の入替えを行うことで、オンデマンド待機所203における車両30の利用可能時間を常時一定以上とすることができ、オンデマンド利用による機会利益を最大化することが可能となる。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の複数のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の複数のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
例えば、上述した実施形態において情報処理装置10において実行される一部の処理動作が、端末装置20において実行されてもよい。
例えば、上述した実施形態において端末装置20において実行される一部の処理動作が、情報処理装置10において実行されてもよい。
例えば、スマートフォン又はコンピュータ等の汎用の電子機器を、上述した実施形態における情報処理装置10として機能させる構成も可能である。具体的には、実施形態における情報処理装置10等の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、電子機器のメモリに格納し、電子機器のプロセッサによってそのプログラムを読み出して実行させる。したがって、本実施形態における開示は、プロセッサが実行可能なプログラムとしても実現可能である。
上述した実施形態において、カーシェアリングサービスに利用可能な車両30の車種が複数ある場合を説明したが、車両30の車種は1種類であってもよい。
1 情報処理システム
2 駐車エリア
10 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
15 制御部
20 端末装置
21 通信部
22 記憶部
23 入力部
24 出力部
25 制御部
26 カメラ
30 車両
31 通信装置
32 制御装置
33 位置情報取得装置
50 ネットワーク
201 バックヤード
202 乗降場
203 オンデマンド待機所

Claims (20)

  1. 通信部と、
    前記通信部を介して他の装置と情報を送受する制御部とを有し、
    前記制御部は、オンデマンド用の待機場所にて待機する第1の車両の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、保管場所で保管される第2の車両の利用可能時間が前記基準時間以上である場合、前記第1の車両に前記保管場所へ移動するよう第1の指示を送り、前記第2の車両に前記待機場所へ移動するよう第2の指示を送る、
    情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記第1の車両の利用可能時間が前記基準時間以上であっても前記第2の車両の利用可能時間が変更されて前記第1の車両の利用可能時間を上回った場合、当該第1の車両に前記第1の指示を送り、当該第2の車両に前記第2の指示を送る、
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記制御部は、前記保管場所で保管される複数の車両の車種毎の予約状況に基づいて各車種の利用可能時間を求め、他の車種より長い利用時間を有する利用可能車種に対応する車両のなかから前記第2の車両を選択する、
    情報処理装置。
  4. 請求項3において、
    前記制御部は、前記第保管場所で保管される車両が他の車種より多いことを更なる条件として前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記制御部は、利用の準備に必要なダウンタイムの設定時間が他の車種より短いことを更なる条件として前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置。
  6. 請求項3~5のいずれかにおいて、
    前記制御部は、更に、所定の優先順位に従って前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置。
  7. 請求項3~6のいずれかにおいて、
    前記制御部は、前回の利用時からの経過時間が前記利用可能車種に対応する他の車両より長いことを更なる条件として前記第2の車両を選択する、
    情報処理装置。
  8. 請求項7において、
    前記制御部は、前記第2の車両を選択しない場合、当該第2の車両の代わりに、別の保管場所に保管されて前記利用可能車種に属し前記経過時間が前記基準時間以上である第3の車両に、前記第2の指示を送る、
    情報処理装置。
  9. 請求項7において、
    前記制御部は、前記第3の車両を選択しない場合、前記第1、第2の指示の送出を中止する、
    情報処理装置。
  10. 情報処理装置により実行されることで、当該情報処理装置に請求項1~9のいずれかに記載の情報処理装置として動作させる、
    プログラム。
  11. 請求項1~9のいずれかに記載の情報処理装置と第1、第2の車両とを有する、情報処理システム。
  12. 通信部と、前記通信部を介して他の装置と情報を送受する制御部とを有する情報処理装置の動作方法であって、
    前記制御部が、オンデマンド用の待機場所にて待機する第1の車両の利用可能時間が基準時間を下回ったときに、保管場所で保管される第2の車両の利用可能時間が前記基準時間以上である場合、前記第1の車両に前記保管場所へ移動するよう第1の指示を送り、前記第2の車両に前記待機場所へ移動するよう第2の指示を送るステップを含む、
    情報処理装置の動作方法。
  13. 請求項12において、
    前記制御部が、前記第1の車両の利用可能時間が前記基準時間以上であっても前記第2の車両の利用可能時間が変更されて前記第1の車両の利用可能時間を上回った場合、当該第1の車両に前記第1の指示を送り、当該第2の車両に前記第2の指示を送る、
    情報処理装置の動作方法。
  14. 請求項12又は13において、
    前記制御部が、前記保管場所で保管される複数の車両の車種毎の予約状況に基づいて各車種の利用可能時間を求め、他の車種より長い利用時間を有する利用可能車種に対応する車両のなかから前記第2の車両を選択する、
    情報処理装置の動作方法。
  15. 請求項14において、
    前記制御部が、前記第保管場所で保管される車両が他の車種より多いことを更なる条件として前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置の動作方法。
  16. 請求項14又は15において、
    前記制御部が、利用の準備に必要なダウンタイムの設定時間が他の車種より短いことを更なる条件として前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置の動作方法。
  17. 請求項14~16のいずれかにおいて、
    前記制御部が、更に、所定の優先順位に従って前記利用可能車種を選択する、
    情報処理装置の動作方法。
  18. 請求項14~17のいずれかにおいて、
    前記制御部が、前回の利用時からの経過時間が前記利用可能車種に対応する他の車両より長いことを更なる条件として前記第2の車両を選択する、
    情報処理装置の動作方法。
  19. 請求項18において、
    前記制御部が、前記第2の車両を選択しない場合、当該第2の車両の代わりに、別の保管場所に保管されて前記利用可能車種に属し前記経過時間が前記基準時間以上である第3の車両に、前記第2の指示を送る、
    情報処理装置の動作方法。
  20. 請求項18において、
    前記制御部が、前記第3の車両を選択しない場合、前記第1、第2の指示の送出を中止する、
    情報処理装置の動作方法。

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