JP2022124471A - 殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】殺菌作業を行う者の安全性が確保でき、負担を軽減することができる殺菌装置を提供する。【解決手段】殺菌装置10は、殺菌処理を行う殺菌部20と、殺菌部20を搭載して走行する走行部30と、殺菌部20による殺菌処理および走行部30の走行を制御する制御部40とを備えている。制御部40の走行制御部が、記憶部に格納された地図情報に基づいて設定された走行経路に従って走行部に走行を指示し、殺菌制御部が走行経路にて処理地点に到達したときに殺菌部に殺菌処理を指示する。そのため、本発明の殺菌装置は、日中でも夜間でも自走して所望とする場所での殺菌処理を自動的に行うことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、自走式の殺菌装置に関するものである。
細菌やウィルスは、感染症の原因になることから、殺菌することが重要である。特に、感染症患者が収容された病棟などは定期的な殺菌作業により清浄性を保つ必要がある。殺菌範囲が広い病棟では、様々な箇所での殺菌作業は手間が掛かる。そこで、移動しながら殺菌する殺菌装置が特許文献1にて知られている。
特許文献1に記載の殺菌装置は、殺菌対象物に赤外線を照射する近赤外線ランプヒータと、殺菌対象物に紫外線を照射する深紫外線照射装置と、オゾンを発生させて脱臭するオゾン発生器と、殺菌対象物に沿って移動させる走行輪とを備え、オゾン発生器が、異臭を抑えるために発生させるオゾンを走行輪に向かって吐出させることによって、走行輪に殺菌処理を施す、というものである。
また、この特許文献1の殺菌装置には、操作ロッドの端部に、使用者が把持することが可能なハンドグリップを備えていると共に、運転指令部としてのコントローラが設けられていることにより、操作ロッドを装置本体から取り外した状態でも、コントローラと装置本体のコントロールユニットとの無線通信によって、駆動モーターや近赤外線ランプヒータ、深紫外線照射装置、オゾン発生器に運転指令を与えることができ、装置本体が自動で自走機構により移動することが記載されている。
特開2019-103816号公報
この特許文献1に記載の殺菌装置では、運転司令部としてのコントローラを操作して、装置本体のコントロールユニットとの無線通信することにより、駆動モーターや近赤外線ランプヒータ、深紫外線照射装置、オゾン発生器に運転指令を与えている。そのため、走行の指示は、装置本体から近くのコントローラを持つ作業者が行わなくてはならない。従って、感染症患者が収容された病棟などでは、病棟内で作業者が作業の指示を殺菌装置に出す必要があることから、作業者が感染症に罹患するおそれがある。従って、安全性の確保が重要である。
また、日中の殺菌作業は診療や看護、介護に少なからず邪魔になることから、夜間に行われるのが望ましいが、深夜の殺菌作業は作業者の負担になる。
そこで本発明は、殺菌作業を行う者の安全性が確保でき、負担を軽減することができる殺菌装置を提供することを目的とする。
本発明の殺菌装置は、殺菌処理を行う殺菌部と、前記殺菌部を搭載して走行する走行部と、前記殺菌部による殺菌処理および前記走行部の走行を制御する制御部とを備え、前記制御部は、地図情報が格納された記憶部と、前記地図情報に基づいて設定された走行経路に従って前記走行部に走行を指示する走行制御部と、前記走行経路にて処理地点に到達したときに前記殺菌部に殺菌処理を指示する殺菌制御部とを備えたことを特徴としたものである。
本発明の殺菌装置によれば、走行制御部が、記憶部に格納された地図情報に基づいて設定された走行経路に従って走行部に走行を指示し、殺菌制御部が走行経路にて処理地点に到達したときに殺菌部に殺菌処理を指示する。そのため、本発明の殺菌装置は、日中でも夜間でも自走して所望とする場所での殺菌処理を自動的に行うことができる。
前記制御部は、複数の地図情報を切り替えて前記記憶部に設定する登録部を備え、
前記走行制御部は、前記登録部により切り替え選択された地図情報に基づいて設定された走行経路に従って前記走行部に走行を指示するものとすることができる。
走行制御部が選択された地図情報に基づく走行経路に従って走行を指示するので、エリアが異なる複数箇所の殺菌処理を行うことができる。
前記制御部は、殺菌処理を開始するために、初期位置から走行開始する日時が開始日時情報としてスケジュール情報に含んで前記記憶部に設定する登録部を備え、前記走行制御部は、前記スケジュール情報に基づいて初期位置からの走行を前記走行部に指示することができる。
殺菌制御部は、開始日時情報に基づいて走行を開始するため、殺菌処理を深夜に行う場合で、操作するユーザーが不在でも殺菌処理を開始することができる。
前記登録部は、複数のスケジュール情報を前記記憶部に設定し、前記走行制御部は、前記複数のスケジュール情報に基づいて前記走行部に走行を指示するものとすることができる。走行制御部が複数のスケジュール情報に基づいて走行を指示するので、複数の開始日時が設定できるので、1日複数回の殺菌作業を行うことができる。
前記制御部は、前記処理地点にて殺菌処理を行う際の殺菌時間を殺菌時間情報として前記記憶部に設定する登録部を備え、前記殺菌制御部は、前記殺菌時間情報に基づいた殺菌時間により殺菌処理を行うことができる。
殺菌制御部は、殺菌時間情報に基づいた殺菌時間により殺菌処理を行うため、移動先の殺菌場所の広さに応じた殺菌処理を行うことができる。
前記制御部は、前記処理地点にて殺菌処理を行う際の停止角度が停止角度情報として前記記憶部に設定する登録部を備え、前記走行制御部は、前記処理地点に到達したときに前記停止角度情報に基づいて前記走行部に停止を指示することができる。
走行制御部は、停止角度情報に基づいて殺菌方向を制御することができるので、所望とする方向に向かって殺菌処理ができる。
前記制御部は、前記殺菌部による殺菌度合いを前記記憶部に設定する登録部を備え、
前記殺菌制御部は、前記記憶部に設定された殺菌度合いに基づいて前記殺菌部による殺菌作業を行うものとすることができる。
放出量が設定できるため、人がいるエリアや不在のエリアなどに合わせて最適なオゾンの放出量が設定できる。
前記登録部は、殺菌処理を開始するために、初期位置から走行開始する日時が開始日時情報としてスケジュール情報に、前記殺菌部による殺菌度合いを関連付けて前記記憶部に設定し、前記殺菌制御部は、前記処理地点に到達したときに、前記記憶部に設定された殺菌度合いに基づいて前記殺菌部による殺菌作業を行うものとすることができる。
殺菌制御部が処理地点に到達したときの放出量が設定できるため、人がいるエリアや不在のエリアなどに合わせて最適なオゾンの放出量が設定できる。
人を検知すると殺菌作業を停止するための人感センサと、前記人感センサの有効または無効を前記記憶部に設定する登録部を備え、前記殺菌制御部は、前記人感センサが無効であれば前記人感センサが人を検知しても、殺菌作業を継続するものとすることができる。
殺菌制御部が、人がいてもオゾンの放出を中止することなく、継続することができるので、柔軟な殺菌作業を行うことができる。
前記殺菌作業を行うときに周囲の人に接近を報知する報知部を備えたものとすることができる。昼間の有人環境下で殺菌作業が行われるときに、接近を認知させることができる。
本発明の殺菌装置は、日中でも夜間でも自走して所望とする場所での殺菌処理を自動的に行うことができるので、殺菌作業を行う者の安全性が確保でき、負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態1に係る殺菌装置を示す図であり、(A)は前方から見た斜視図、(B)は後方から見た斜視図である。 図1に示す殺菌装置のカバーを外した状態の図であり、(A)は前方から見た斜視図、(B)は後方から見た斜視図である。 図1に示す殺菌装置の制御部を説明するための図である。 地図情報を説明するための図であり、(A)はLIDARにより取得した地図情報の図、(B)は自己位置推定用地図として使用される地図情報の図、(C)は走行用地図として使用される地図情報の図である。 経路設定をするための設定画面の一例の図であり、(A)は初期状態で待機場を入力することを説明するための図、(B)は殺菌処理のポイントの一覧の図である。 スケジュール設定画面の一例を示す図である。 図1に示す殺菌装置が走行経路に従って走行して、殺菌処理をすることを説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る殺菌装置を示す図である。 図8に示す殺菌装置の制御部による走行経路設定画面を説明するための図であり、(A)はマップAに切り替える例の図、(B)はマップBに切り替える例の図である。 図8に示す殺菌装置の制御部によるスケジュール設定画面を説明するための図である。 図8に示す殺菌装置の制御部による放出量設定画面を説明するための図である。 図8に示す殺菌装置の制御部による人感センサ設定画面を説明するための図である。 図8に示す殺菌装置の制御部による報知設定画面を説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る殺菌装置を図面に基づいて説明する。
図1(A)および同図(B)に示す殺菌装置10は、殺菌対象となる施設内を自走して殺菌処理を行うものである。
殺菌装置10は、装置本体100(図2参照)が、前面カバー11と、右側面カバー12と、左側面カバー13と、背面カバー14と、天面パネル15とにより覆われている。
図2(A)および同図(B)に示すように、装置本体100は、殺菌処理を行う殺菌部20と、殺菌部20を搭載して走行する走行部30と、殺菌部20による殺菌処理および走行部30の走行を制御する制御部40と、装置本体100の電源となる電池部50とを備えている。
装置本体100は、支柱部61と梁部62とが組み上げられた骨組63に棚部64が支持されることで、装置本体100が上下方向に沿って3つに区画されている。
装置本体100の最下部には走行部30が配置され、中段部には電池部50が配置され、上段部には殺菌部20と制御部40とが配置されている。
殺菌部20は、例えば、オゾンを発生するオゾナイザーとすることができる。殺菌部20は、電源部21と、発生部22と、放出部23と、吸引部24とを備えている。
電源部21は、オゾナイザーが交流電源により動作するために、走行部30に搭載された電池部50による直流を、交流に変換するインバータである。発生部22は、オゾンを発生するものである。オゾンの発生は、各種のオゾンの発生方式が採用できるが、本実施の形態の発生部22は、無声放電方式を採用している。
放出部23は、図示しないファンからの送風により、オゾンを含む空気を筒状の吹き出し口23a,23aから放出する。殺菌装置10では、吹き出し口23a,23aは装置の後方を向いているため、後方への殺菌処理が積極的に行われる。
吸引部24は、人感センサ24aにより人を検知すると、オゾンの放出から、周囲空気の吸引をフィルタ24bから行うことで殺菌作業を停止してオゾンの除去を図る。
走行部30は、2つ駆動車輪31,31と、2つの従動車輪32,32とを備えている。駆動車輪31,31は、前部に取り付けられ、直径が従動車輪32,32より大きく形成され、モーターにより駆動される固定車である。従動車輪32,32は、後部に取り付けられ、方向が変更自在な自在車である。
図3に示すように、制御部40は、無線部41と、地図制御部42と、登録部43と、走行制御部44と、殺菌制御部45と、記憶部46とを備えている。
無線部41は、各種の端末装置と無線通信によりデータを送信したり受信したりする。
各種の端末装置は、エンジニアである作業者が、地図情報を生成するために、殺菌対象となる範囲に殺菌装置10を走行させるために操作する第1端末装置T1、作業者が、地図情報の確認や、地図情報の編集、自動起動の有効無効の変更などのために操作する第2端末装置T2、施設の関係者であるユーザーが、殺菌処理のスケジュール設定や、電池残量の確認、殺菌処理の結果確認などのために操作する第3端末装置T3である。
第1端末装置T1は、殺菌装置10の走行を容易に行うために、例えば、ジョイスティックを備えたゲーム用のコントローラ(ゲームパッド)とすることができる。また、第2端末装置T2は、手軽に持ち運べ、地図情報生成の確認や、地図情報の編集、各種の設定変更が容易にできるよう、例えば、ノートブック型コンピュータとすることができる。更に、第3端末装置T3は、手軽に持ち運べるために軽量な、例えば、タブレット型コンピュータとすることができる。
無線部41は、第1端末装置T1と通信するために、BLUETOOTH(登録商標)または2.4GHzワイヤレス接続の機能を有する。また、無線部41は、第2端末装置T2および第3端末装置T3と通信するためのWiFi(登録商標)の機能を有する。
この無線通信は、各種の端末装置と接続できれば、他の通信方式でもよい。
地図制御部42は、装置本体100の前面に配置されたレーザースキャナ42r(図1(A)および図2(A)参照)から得られた測距情報に基づいてLIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)により地図情報を生成すると共に、第2端末装置T2との通信により地図情報の編集を行う機能を有する。
登録部43は、殺菌処理を開始するために、初期位置から走行開始する日時を開始日時情報としてスケジュール情報に含めて記憶部46に設定する。また、登録部43は、殺菌時間を殺菌時間情報として、殺菌処理するときの停止角度を停止角度情報として、殺菌情報に含めて記憶部46に設定する。
走行制御部44は、第1端末装置T1(ゲームパッド)からの指示に従って、走行部30を走行させる。また、走行制御部44は、地図情報に基づいて設定された走行経路に従って走行部30に走行を指示する。また、走行制御部44は、走行時に、図1(A)に示すレーザースキャナ42rや、前面や側面に配置された超音波ソナー42uからの情報に基づいて走行部30に回避を指示する。走行制御部44は、地図制御部42が地図情報を生成するときには、第1端末装置T1からの指示に従って走行部30を走行させる。
殺菌制御部45は、走行制御部44から走行経路にて処理地点に到達したことが通知されると、殺菌部20に殺菌処理を指示する。
記憶部46は、地図情報、スケジュール情報、殺菌情報、殺菌装置10のステイタス情報などの各種のデータが格納される。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る殺菌装置10の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
まず、作業者は、図3に示すゲームパッドである第1端末装置T1を操作して走行制御部44に指示することで、図1に示す殺菌装置10を移動させて、走行経路周囲の地図情報を地図制御部42(図3参照)により生成する。この地図情報は、第2端末装置T2により確認できる。
例えば、第2端末装置T2に表示された、図4(A)に示す地図情報M1では、壁や障害物がマッピングされている中央部分に対し、不明領域でまで広く地図化されている。そのため、作業者は、必要な大きさにトリミングを行う。
また、図4(A)に示す地図情報M1では、人の脚や、たまたまその場所に置かれていた椅子の脚など、通常はその場所にない、不要な障害物データDが映りこんでいる。これらの障害物データDが残っていると殺菌装置10が何もないのにその障害物を避けようとして、通行に支障が出る。そのため、作業者は、壁や柱のような、常にその場所にあるもの以外の一時的にその場所にあった障害物データDを削除する。
このように作成された、図4(B)に示す地図情報M2は、自己位置推定用地図として使用され、図3に示す地図制御部42により記憶部46に格納される。
次に、壁はないが、その先は別の部屋になっており、殺菌処理の対象外になっているなどの理由で、走行禁止とする場合がある。そうした場合に、作業者は、第2端末装置T2を操作して、図4(C)に示すように、走行可領域A1と走行不可領域A2との境界を規制線Lとして追加した地図情報M3を作図する。この地図情報M3は、走行用地図として使用され、図3に示す地図制御部42により記憶部46に格納される。
このように地図情報M2,M3が生成されると、次に、作業者は、走行経路や殺菌処理の位置の設定を行う。
設定にあたっては、まず、作業者が、第3端末装置T3にて殺菌装置10にアクセスして、地図情報M3を表示させると共に、設定画面を表示させる。
そして、作業者が、第3端末装置T3を操作して、初期位置となるポイントと、殺菌処理するポイントを含む走行経路の各ポイントの座標を表示させながら、設定画面にて、走行開始となる初期位置から走行経路を辿り、初期位置に戻ってくるまでの各ポイントの設定を行う。
例えば、図5(A)に示す走行経路設定画面P1では、最初に種別欄R11に初期位置となる「待機場」を設定し、座標入力欄R12に初期位置の座標(X座標,Y座標)を入力する。そして追加ボタンB11を押下することで登録される。
殺菌処理を行わず通過点としてのポイントを設定するときには、種別欄R11に「経路設定」を選択して、座標入力欄R12に通過するポイントの座標を入力する。そして、追加ボタンB11を押下する。
また、ポイントが殺菌処理を行う処理地点であるときには、種別欄R11に「オゾン発生」を選択して、座標入力欄R12に殺菌処理するポイントの座標を入力する。そして、角度入力欄R13に殺菌処理するときの殺菌装置10の停止角度を入力して、追加ボタンB11を押下する。
このようにして登録されたポイントは、図5(B)に示すように、一覧表示される。
例えば、図5(B)に示す一覧表示では、名称「教室1」として示された座標で、60分の殺菌時間による殺菌処理が行われることを示している。ここで、角度表示欄R14に80°が示されている。この角度は、停止した殺菌装置10がオゾンを放出して殺菌処理を行う向きを、地図情報のX軸方向を基準に反時計回りで定義したものである。この殺菌時間は殺菌時間情報として、角度は停止角度情報として殺菌情報に含めて、登録部43により記憶部46に格納される。
なお、本実施の形態では、地図情報のX軸方向を基準としているが、Y軸方向を基準としたり、進行方向を基準としたりしてもよい。
このようにして、走行経路と殺菌処理を行う位置の設定が完了すると、殺菌処理を行うスケジュールを設定する。スケジュール設定は、ユーザーが第3端末装置T3(図3参照)を操作することで、登録部43によりスケジュール設定画面とスケジュール情報とを記憶部46から読み出させ、第3端末装置T3に表示することで、行うことができる。
図6に示すスケジュール設定画面P2では、2020年11月30日のスケジュールを示している。このスケジュール設定画面P2にて、初期位置から走行を開始する時間を設定する「開始時刻」と、殺菌処理の殺菌時間を設定する「時間」と、設定が有効か無効かを設定するチェックボックスとが表示されている。
スケジュール設定画面P2の例では、11月30日の開始時刻が23:00に設定されており、ポイント1では60分のオゾン放出が有効であり、ポイント2では通過点であるため30分のオゾン放出が無効であることが設定されている。記憶部46には、11月30日23:00が開始日時情報として登録部43によりスケジュール情報に含めて格納される。
このようにして走行経路、殺菌処理の位置、殺菌処理のスケジュールなどの設定が完了すると、運用に入ることができる。
図3に示す走行制御部44は、スケジュール情報を記憶部46から読み出し、現在の日時が開始日時情報となると、待機場(初期位置)からの走行を走行部30(図2(A)および同図(B)参照)に指示する。
そして、走行制御部44は、記憶部46から地図情報M2,M3(図4(B)および同図(C)参照)を読み出し、地図情報に基づいて設定された走行経路に従って走行部30に走行を指示する。
例えば、図7に示すように、走行経路Rが、初期位置である「待機場」からポイントAを示す座標(Xa,Ya)へ、次に、ポイントAの座標からポイントBの座標(Xb,Yb)へ、そして、ポイントBからポイントC~ポイントFを順次通過して、待機場へ戻るように設定されているものとする。また、殺菌処理が、ポイントBとポイントDにて実施するように設定されているものとする。
殺菌装置10は、このように設定された走行経路Rに従って、待機場からポイントA~ポイントFを辿って待機場に移動する。殺菌処理が設定された処理地点であるポイントBに殺菌装置10が到達すると、殺菌制御部45が殺菌部20に殺菌処理を指示する。また、ポイントDに到達すると、同様に、殺菌制御部45が殺菌部20に殺菌処理を指示する。
このように、走行制御部44が地図情報に基づいて設定された走行経路Rに従って走行部30に走行を指示し、殺菌制御部45が走行経路Rにて処理地点に到達したときに殺菌部20に殺菌処理を指示する。そのため、日中でも夜間でも自走して所望とする場所での殺菌処理を自動的に行うことができるので、殺菌装置10は、殺菌作業を行うユーザーの安全性が確保でき、負担を軽減することができる。
殺菌制御部45は、殺菌時間情報に基づいた殺菌時間により殺菌処理を行うため、移動先の殺菌場所の広さに応じた殺菌処理を行うことができる。
また、殺菌制御部45は、図6に示すように走行を開始する開始日時情報に基づいて走行を開始するため、殺菌処理を深夜に行う場合で、殺菌装置10を操作するユーザーが不在でも殺菌処理を開始することができるので、ユーザーを過酷な労働から開放することができる。
そして、図7に示すポイントBでは、停止角度情報が示す停止角度θが270°であるとすると、X軸方向を基準に反時計回りに270°回転した姿勢で停止する。本実施の形態に係る殺菌装置10では、吹き出し口23a,23aが装置の後方を向いているため、ポイントCへの方向に向かって左方を殺菌することができる。
このように走行制御部44は、停止角度情報に基づいて殺菌方向を制御することができるので、所望とする方向に向かって殺菌処理ができる。
また、例えば、部屋内の中央に殺菌装置10が位置して周囲全体を殺菌処理する場合でも、部屋内の中央にいくつかのポイント(処理地点)を設定して、0°から359°の間にて所定角度ごとに停止角度情報を設定すれば、部屋中央から周囲の全方向に向かって殺菌処理を行うことができるので、広い範囲を殺菌処理することができる。
また、走行時に、レーザースキャナ42rや、前面や側面に配置された超音波ソナー42uからの情報に基づいて、走行制御部44が走行部30に回避を指示するので、レーザー光や超音波により障害物があっても検出でき、またレーザー光を透過させる透明なガラス板が障害物であっても超音波により検知することができる。従って、確実に障害物を回避することができる。
なお、本実施の形態1では、殺菌部20はオゾンにより殺菌処理を行うものであったが、例えば、殺菌部は、紫外線を照射したり、殺菌剤を散布したりして、装置周囲を殺菌処理するものであってもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る殺菌装置を図面に基づいて説明する。
図8に示す実施の形態2に係る殺菌装置10Aは、実施の形態1に係る殺菌装置10(図3参照)に以下の機能が追加されたものである。
(1)複数マップ切り替え機能
(2)複数スケジュール切り替え機能
(3)オゾン放出量設定機能
(4)人感センサ有効無効切り替え機能
(5)鳴動機能
なお、図8においては、図3と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本実施の形態2に係る殺菌装置10Aの制御部40Aは、無線部41と、地図制御部42と、登録部43Aと、走行制御部44Aと、殺菌制御部45Aと、記憶部46とを備えている。
登録部43Aと走行制御部44Aと殺菌制御部45Aとは、実施の形態1での機能の他、実施の形態2での機能を備えている。
殺菌制御部45Aは、殺菌部20の他、報知部70に接続されている。
報知部70は、例えば、音声が鳴動するスピーカーや、発光するランプとすることができるが、本実施の形態2ではスピーカーとしている。
<(1)複数マップ切り替え機能の説明>
まず、複数の地図情報が複数設定できることを説明する。
図8に示すゲームパッドである第1端末装置T1を操作して走行制御部44Aに指示することで、殺菌装置10Aを移動させて、地図制御部42により複数の地図情報を生成させる。そして、登録部43Aは、複数箇所の地図情報を記憶部46に格納する。
複数の地図情報は、例えば、病院施設や商業施設の1階と2階などとすることができる。
次に、第3端末装置T3にて殺菌装置10Aにアクセスして、地図情報を表示させると共に、設定画面を表示させ、走行経路や殺菌処理の位置の設定を行うが、このとき、図9(A)および同図(B)に示すように、切り替え画面P3には、2つの地図情報を示す「マップA」と「マップ」とを切り替えるための地図名入力欄R31が設けられている。
地図情報の下方には、「設定」ボタンB31と「キャンセル」ボタンB32とが表示されている。
「設定」ボタンB31が押下されると、登録部43Aが、選択された地図を示す地図情報に、選択されたことを示す情報を付与して記憶部46に格納する。
このように複数の地図情報が設定できるので、殺菌装置10Aは地図情報を切り替えて運用可能な状態とすることで、エリアが異なる複数箇所の殺菌処理を行うことができる。
<走行経路や殺菌位置の設定の説明>
異なる複数の地図情報が生成されると、次に、作業者は、それぞれの地図情報に対応させて、例えば、図5(A)および同図(B)に示す走行経路設定画面P1にて、走行経路や殺菌処理の位置の設定を行うことができる。
<(2)複数スケジュール切り替え機能の説明>
次に、本実施の形態2では、実施の形態1にて説明した、図6に示すスケジュール設定画面P2により設定される開始日時(開始日時情報を含むスケジュール情報)が、複数設定できることを説明する。
例えば、第3端末装置T3にて殺菌装置10Aにアクセスして表示させた、図10に示すスケジュール設定画面P4では、「追加設定するスケジュール予定」と表示された開始日時設定欄R41が表示されている。図10に示す例では、開始日時設定欄R41に「2022年2月1日21:00」と入力されている。
開始日時設定欄R41の下方には、スケジュール表示欄R42が表示されており、開始日時設定欄R41により設定された開始日時が複数表示されている。
図10に示すスケジュール設定画面P4の例では、開始日時として、2022年2月1日では、9時、12時、18時の3回が設定されており、21時で、1日4回目を設定しようとしている。
そして、スケジュール表示欄R42の下方には、「設定」ボタンB41と「キャンセル」ボタンB42とが表示されている。
開始日時設定欄R41に入力された開始日時を設定するときには、「設定」ボタンB41を押下し、設定を取り消すときには、スケジュール表示欄R42に表示された開始日時を選択して「キャンセル」ボタンB42を押下する。
この開始日時は、登録部43Aにより、複数の地図情報のうち、切り替え画面P3にて選択された地図情報に関連付けられて記憶部46に格納される。
このように、複数の開始日時が設定できるので、1日複数回の殺菌作業を行うことができる。
<(3)オゾン放出量設定機能の説明>
次に、殺菌制御部45Aにより殺菌部20に指示される殺菌処理の殺菌度合いを、図11に示す放出量設定画面P5にて、設定することができることを説明する。
本実施の形態2では、殺菌部20がオゾンを放出するものとしているので、放出量設定画面P5では、オゾンの放出量が設定できる。
例えば、第3端末装置T3にて殺菌装置10Aにアクセスして表示させた、図11に示す例では、「小」から「最大」まで4段階のラジオボタンB53が表示されており、放出量を選択的に設定できる。
そして、4段階のラジオボタンB53の下方には、「設定」ボタンB51と「キャンセル」ボタンB52とが表示されている。
ラジオボタンB53により「小」から「最大」まで4段階の放出量が設定され、「設定」ボタンB51が押下されると、登録部43Aは、ラジオボタンB53により選択された放出量を記憶部46に格納する。
殺菌制御部45Aは、オゾンを放出するときは、この設定された放出量を参照して殺菌部20に指示する。
このように、放出量が設定できるため、人がいるエリアや不在のエリアなどに合わせて最適なオゾンの放出量が設定できる。
また、図9に示す切り替え画面P3にて設定される地図情報ごとに放出量が設定できることにより、無人のエリアでは放出量を増加させ、人が多いエリアでは放出量を減少させることができる。
また、図10に示すスケジュール設定画面P4にて設定される開始日時ごとに関連付けられた放出量が設定できることにより、夜間の無人環境下ではオゾンの放出量を増加させ、昼間の人がいる環境下ではオゾンの放出量を減少させることができる。
更に、放出量は、地図情報ごと、および開始日時ごとの組み合わせにより設定可能とすることにより、放出量を細やかに制御することが可能である。
<(4)人感センサ有効無効切り替え機能の説明>
次に、人感センサ24a(図2(B)参照)の有効と無効とを切り替えることが、図12に示す人感センサ設定画面P6にて設定することができることを説明する。
例えば、第3端末装置T3にて殺菌装置10Aにアクセスして表示させた、図12に示す人感センサ設定画面P6では、図5(B)における走行経路設定画面P1にて登録される殺菌処理を行うポイントが表示され、このポイントごとに設定用のラジオボタンB63が表示されている。
ラジオボタンB63の下方には、「設定」ボタンB61と「キャンセル」ボタンB62が表示されている。
人感センサ設定画面P6にて、それぞれの殺菌作業を行うポイントで人感センサを有効とするか無効とするかの選択を行うことができ、「設定」ボタンB61が押下されると、登録部43Aが走行経路の殺菌作業を行うポイントに関連付けて記憶部46に格納する。
実施の形態1では、人感センサ24aにより人を検知すると、放出部23からのオゾンの放出を停止し、吸引部24により、オゾンの放出から、周囲空気の吸引をフィルタ24bから行い、オゾンの除去を図り、無人環境下でのオゾンの放出を行ってる。
しかし、本実施の形態2では、殺菌作業を行う(オゾン放出)ポイントによっては、人感センサの無効が指示されていることにより、殺菌制御部45Aは、人がいてもオゾンの放出を中止することなく、継続することができるので、柔軟な殺菌作業を行うことができる。
<(5)鳴動機能の説明>
次に、殺菌装置10Aが走行していることを周囲の人に報知することを、図13に示す報知設定画面P7にて設定できることを説明する。
例えば、第3端末装置T3にて殺菌装置10Aにアクセスして表示させた、図13に示す報知設定画面P7では、図10に示すスケジュール設定画面P4に登録されている開始日時の中の一つが表示されている。
この開始日時に対応して「音を鳴らす」か否かを設定するラジオボタンB73が表示されている。ラジオボタンB73の下方には、「設定」ボタンB71と「キャンセル」ボタンB72が表示されている。
スケジュール設定画面P4にて表示されている開始日時にて開始される殺菌作業のときに、報知部70から音声を鳴動させたいときには、ラジオボタンB73を「ON」の状態に設定して、「設定」ボタンB71を押下する。「設定」ボタンB71が押下されると、登録部43Aが、開始日時(開始日時情報)に音声を鳴らすことを示す情報を関連付けて記憶部46に格納する。
そうすることで、開始日時から開始される殺菌作業時に、殺菌制御部45Aが、報知を報知部70へ通知されることで、報知部70から音声が鳴動される。
このようにして、殺菌作業時に報知部70により周囲の人に接近が報知されるので、昼間の有人環境下で殺菌装置10Aにより殺菌作業が行われるときに、接近を認知させることができるので、無音走行時の出合い頭での人との衝突を回避することができる。
なお、本実施の形態2では、報知部70が音声を鳴動するスピーカーであったが、光の点灯または点滅を発生するランプとしたり、スピーカーとランプの両方としたりすることができる。
本発明の殺菌装置は、施設の殺菌に好適であり、特に、医療施設や介護施設など衛生的な環境を維持することが必要な施設に最適である。
10,10A 殺菌装置
100 装置本体
11 前面カバー
12 右側面カバー
13 左側面カバー
14 背面カバー
15 天面パネル
20 殺菌部
21 電源部
22 発生部
23 放出部
23a 吹き出し口
24 吸引部
24a 人感センサ
24b フィルタ
30 走行部
31 駆動車輪
32 従動車輪
40,40A 制御部
41 無線部
42 地図制御部
42r レーザースキャナ
42u 超音波ソナー
43,43A 登録部
44,44A 走行制御部
45,45A 殺菌制御部
46 記憶部
50 電池部
61 支柱部
62 梁部
63 骨組
64 棚部
70 報知部
L 規制線
T1 第1端末装置
T2 第2端末装置
T3 第3端末装置
M1,M2,M3 地図情報
D 障害物データ
A1 走行可領域
A2 走行不可領域
P1 走行経路設定画面
P2,P4 スケジュール設定画面
P3 切り替え画面
P5 放出量設定画面
P6 人感センサ設定画面
P7 報知設定画面
R11 種別欄
R12 座標入力欄
R13 角度入力欄
R14 角度表示欄
R31 地図名入力欄
R41 開始日時設定欄
R42 スケジュール表示欄
B11 追加ボタン
B31,B41,B51,B61,B71 「設定」ボタン
B32,B42,B52,B62,B72 「キャンセル」ボタン
B53,B63,B73 ラジオボタン
A~F ポイント
R 走行経路

Claims (10)

  1. 殺菌処理を行う殺菌部と、前記殺菌部を搭載して走行する走行部と、前記殺菌部による殺菌処理および前記走行部の走行を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、地図情報が格納された記憶部と、前記地図情報に基づいて設定された走行経路に従って前記走行部に走行を指示する走行制御部と、前記走行経路にて処理地点に到達したときに前記殺菌部に殺菌処理を指示する殺菌制御部とを備えた殺菌装置。
  2. 前記制御部は、複数の地図情報を切り替えて前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記走行制御部は、前記登録部により切り替え選択された地図情報に基づいて設定された走行経路に従って前記走行部に走行を指示する請求項1記載の殺菌装置。
  3. 前記制御部は、殺菌処理を開始するために、初期位置から走行開始する日時が開始日時情報としてスケジュール情報に含んで前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記走行制御部は、前記スケジュール情報に基づいて初期位置からの走行を前記走行部に指示する請求項1または2記載の殺菌装置。
  4. 前記登録部は、複数のスケジュール情報を前記記憶部に設定し、
    前記走行制御部は、前記複数のスケジュール情報に基づいて前記走行部に走行を指示する請求項3記載の殺菌装置。
  5. 前記制御部は、前記処理地点にて殺菌処理を行う際の殺菌時間を殺菌時間情報として前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記殺菌制御部は、前記殺菌時間情報に基づいた殺菌時間により殺菌処理を行う請求項1から4のいずれかの項に記載の殺菌装置。
  6. 前記制御部は、前記処理地点にて殺菌処理を行う際の停止角度が停止角度情報として前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記走行制御部は、前記処理地点に到達したときに前記停止角度情報に基づいて前記走行部に停止を指示する請求項1から5のいずれかの項に記載の殺菌装置。
  7. 前記制御部は、前記殺菌部による殺菌度合いを前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記殺菌制御部は、前記記憶部に設定された殺菌度合いに基づいて前記殺菌部による殺菌作業を行う請求項1から6のいずれかの項に記載の殺菌装置。
  8. 前記登録部は、殺菌処理を開始するために、初期位置から走行開始する日時が開始日時情報としてスケジュール情報に、前記殺菌部による殺菌度合いを関連付けて前記記憶部に設定し、
    前記殺菌制御部は、前記処理地点に到達したときに、前記記憶部に設定された殺菌度合いに基づいて前記殺菌部による殺菌作業を行う請求項7記載の殺菌装置。
  9. 人を検知すると殺菌作業を停止するための人感センサと、前記人感センサの有効または無効を前記記憶部に設定する登録部を備え、
    前記殺菌制御部は、前記人感センサが無効であれば前記人感センサが人を検知しても、殺菌作業を継続する請求項1から8のいずれかの項に記載の殺菌装置。
  10. 前記殺菌作業を行うときに周囲の人に接近を報知する報知部を備えた請求項1から9記載の殺菌装置。
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